【燦滅のノクゼリア】

Last-modified: 2025-11-24 (月) 23:20:01

概要

【深淵の咎人たち】第5弾として2025年9月16日(Ver.7.5.1期間)に実装されたボス。
系統は高難度系コンテンツ初の【植物系】
モーションは【真・災厄の王】の流用で、イバラが絡み合った集合体のボディに頭部は中央が口になっている青い花、背中には赤い葉と頭部のものより小さめで口がない青い花が2輪咲いている。
四肢や尾には薔薇の棘を思わせる鋭い突起物が無数に生えている。
 
まめちしきによると、指導者の理想に深く傾倒し、その実現のため自ら咎人となったらしい。
2回目の討伐後には青い羽が落ちており、主人公が手を伸ばすと半透明の天使が表示されるが、【ミレリー】はノクゼリアのかつての姿と推測している。
 
これまでの咎人たちはラテン語でそれぞれの色を表す言葉が名前の由来だったが、ノクゼリアはその法則性から外れている可能性がある。
ラテン語で青はcaeruleum(カタカナで表すならカエルレウム)だが、「ノクゼリア」とは一致する部分や似通った部分が見られない。
二つ名の燦滅(さんめつ)という言葉は一般的に存在しないが、まめちしきで「輝く光が消えること」と書かれている。
燦然と輝く光が滅する、という意味の造語だろう。
 
戦闘BGMは【死を賭して】

使用特技

※特筆のない限りつよさI(8人版)のもの。I(4人版)やIIとは異なる場合あり

燦滅のノクゼリア

  • 通常攻撃
  • 【燦滅爆雷】:対象周囲にIで660~690程度、IIで715~745程度の無属性ダメージ×2回
  • 【燦滅光】:前方直線範囲に9999±50程度の無属性ダメージ。I(4人版)では単発攻撃、I(8人版)とIIでは2回ヒットする
  • 【コーラルレイン】:対象周囲にIで1775~1825程度、IIで2375~2425程度の風属性呪文ダメージ
  • 【メイルストロム】:自身の周囲にIで2950~3050程度、IIで4150~4250程度の風属性呪文ダメージ
  • 【イオマータ】:対象周囲からランダムにIでおよそ500前後、IIで770前後の光属性呪文ダメージ×8回
  • 【燦然たる息吹】:前方扇状範囲にIで1350~1550程度、IIで1600~1800程度の無属性ブレスダメージ+【やけど】(45秒間、5秒おきに200ダメージ)+【守備力低下】【呪文耐性低下】2段階
  • 【ノクゼリアの槍】:前方円形範囲にIで950~1050程度、IIで1450~1550程度の無属性ダメージ+【呪い】(最大HP大ダウン)+【マヒ】+【混乱】+呪文耐性低下2段階
  • 【連撃】:対象周囲からランダムに物理ダメージ×4回。最後の一撃は威力が高い
  • 【呪災】:自身周囲に9999の無属性ダメージ×2回+【休み】+【被ダメージ増加】+【最大HP低下】(50%低下、I:30秒、II:60秒)
  • 【恨みのはどう】:IIでのみ使用。前方扇状におよそ750前後のダメージ+有利な状態変化解除+【眠り】+【攻撃力低下】・守備力低下2段階
  • 【青嵐の号令】:スピラソーンに対して使用。その後、効果を受けたスピラソーン1本が青嵐の解放を使用する
  • 【じひびき】:全体に9999の土属性ダメージ+有利な状態変化解除。ジャンプで回避可能。Iでは単発攻撃、IIでは2回ヒットする
  • 【爆裂の号令】:スピラソーンに対して使用。その後、全てのスピラソーンが爆裂の解放を使用する
  • 【いてつく雷鳴】:3つの雷を設置。一定時間後にIで525~575程度、IIで625~675程度の雷属性ダメージ+有利な状態変化解除+【感電】(I:3秒おきに最大HPの20%ダメージ、II:3秒おきに最大HPの30%ダメージ)
  • 【封還のわざわい】:対象4人の周囲にIで890~910程度、IIで1290~1310程度の無属性ダメージ×2回+【蘇生禁止】+【与ダメージ減少】(死亡後も効果が残る)。ダメージはスピラソーンと頭割りされ、スピラソーンの近くにいると「ザオトーン解除」により蘇生禁止と与ダメージ減少が解除される
    • 蘇生禁止の効果時間はI(8人版)で30秒、I(4人版)で60秒、IIで75秒
    • 与ダメージ減少の効果時間はI(8人版)で30秒、I(4人版)で60秒、IIで90秒
  • 【パラライズシャワー】:対象周囲に無属性ダメージ+【感電】
    • つよさIでは660~740程度のダメージ+3秒おきに最大HPの20%ダメージの感電
    • つよさIIでは低威力版と高威力版の2種類存在する。低威力版はつよさIと同じ性能、高威力版は810~890程度のダメージ+3秒おきに最大HPの30%ダメージの感電
  • 【悪意の絶叫】:自身周囲に【ふっとび】+有利な状態変化解除+【守備力ゼロ】+【移動速度低下】+呪文耐性低下2段階を与え、自身にかかっている不利な状態変化をすべて解除したうえで【テンションアップ】1段階を付与する。誰かが呪文耐性低下を受けた場合はさらに【攻撃時HP回復】【行動間隔短縮】2段階を付与する
  • 【イバラの牢獄】:自身にかかっている不利な状態変化をすべて解除し、一定時間フィールド全体に「呪文と特技による回復力減少」+【呪傷】を付与
    • 効果時間はIで75秒、IIで95秒
    • 回復量低下はIで-550、IIで-650
    • 呪傷はIで4秒おきに100ダメージ、IIで4秒おきに150ダメージ

【スピラソーン】
開幕からフィールド4方向に1本ずつ、計4本出現している。
当たり判定はなく、封還のわざわい以外でダメージを与えることはできない。

  • 【青嵐の解放】:青嵐の号令を受けると使用。自身以外の周囲に9999ダメージ×2回。以降、ソーンスプラッシュ→スパイクゾーンの順に使用
  • 【ソーンスプラッシュ】:対象周囲にIで535~565程度、IIで685~715程度の無属性ダメージ
  • 【スパイクゾーン】:青白く光る円を3つ設置。一定時間後におよそ1200前後の無属性ダメージ+休み+【猛毒】(90ダメージ)
  • 【爆裂の解放】:爆裂の号令を受けると4本全てが使用。黄色く光る円を足元に設置。一定時間後におよそ750前後の無属性ダメージ+休み+被ダメージ増加。この攻撃はノクゼリアにも当たる
  • 【ザオトーン解除】:封還のわざわいでダメージを与えた後、近くにいると使用。蘇生禁止と与ダメージ減少を解除

攻略

つよさI

4人版ではHP85万程度、全属性0.4倍、呪文耐性0.5倍。
8人版ではHP96万程度、全属性0.75倍、呪文耐性0.6倍。
有効な状態異常は【被ダメージ増加】【恐怖】【移動速度低下】などの敵側に耐性が存在しない状態異常のみである。これまでの強敵にも通る例のあった【猛毒】【与ダメージ減少】を含め、ほぼ全ての状態異常を無効化する。
 
高い属性耐性を持つ上に、呪文にも別枠の耐性を持つため【魔法使い】【竜術士】は不向き。
なお、この呪文耐性は【悲愴のウィリーデ】の物理耐性と違い被ダメージ補正枠ではないようで、【霊脈魔法陣】【災禍の陣】などとは乗算される模様。
属性耐性と呪文耐性も乗算の関係にあるので、被ダメージ補正がない場合の呪文ダメージは4人版で0.2倍、8人版で0.45倍となってしまう。
属性攻撃が主体になる【魔剣士】【ガーディアン】も煽りを受けてしまっている。
8人同盟バトルの定番とも言える【魔法戦士】についても、フォースで平時の火力を落としてしまうためオートマッチングでは厳禁である。PT全員が属性ベルトを装備し、【フォースブレイク】を最速で回しつつ、瞬間火力の高いCT特技を合わせるという状況であればプラスに働くためラクリマ稼ぎの高速周回で採用される例はあるが、PT全員に高い練度が求められるため野良では非現実的。
猛毒が全く通らないため、踊り子や猛毒を基軸とした仲間モンスターも厳しい。
そのため、アタッカー枠としては無属性で攻撃できる【武闘家】【バトルマスター】、ヤリ装備の【パラディン】【海賊】などが向いている。
特にパラディンは、【連撃】に対して鎧の高守備力や【におうだち】が噛み合い、【パラライズシャワー】【聖騎士の堅陣】【大ぼうぎょ】で受けられるため、戦況を安定させることができる。
変則構成ではあるが、【戦士】もアタッカーとして採用されることがある。この場合、デバフが全く効かないため、【ブレイブスラッシュ】の火力に期待した両手剣装備が基本となる。
 
ヒーラーはノクゼリア実装前から「【隠者】接待ボスではないか?」と予想されていた通り、やはり隠者が最適性。
高威力多段攻撃の燦滅爆雷、連撃、封還のわざわいに対して【トライアミュレット】が非常に有効。
イバラの牢獄は【ベホマラー】【めいそう】【ハッスルダンス】では連発しても呪傷のスリップダメージをケアしきれなくなるほど回復力が落ちるが、隠者の【ヒーリングドリーム】ならば回復力減少の影響を受けない。
トライアミュレットも併用すれば盤石で、まさに「隠者で対策して下さい」と言わんばかりの技設計である。
逆に隠者以外のヒーラーはかなり厳しい。特にオートマッチングでは隠者が入らないとイバラの牢獄に対処できずに詰むので、隠者以外のヒーラー枠になる職でオートマッチングに入るのは絶対に避けること。
 
中衛枠は燦然たる息吹対策ができる【レンジャー】や、感電対策の【プラズマリムーバー】と呪文対策の【マジックバリア】を併せ持つ【どうぐ使い】などが適任。この2職は【妖精たちのポルカ】【メディカルデバイス】、消費がネックだが、【どうぐ最適術】+【超やくそう】や道具発動時間短縮+【せかいじゅのしずく】でイバラの牢獄にも多少対抗可能な点も優れる。
 
耐性は呪文耐性は必須。少なくともコーラルレインで狙われても即死しない程度の耐性は必要。
盾を持てる職業はともかく、持てない職業の場合は体上は呪文耐性埋め以上が欲しい。呪文耐性21%+宝珠6%+【呪文耐性上昇】2段階40%の67%があればIIのコーラルレインでも800程度にまで抑えられる。
【魔結界】更新の手間を省くために魔結界をつけた【魔犬の仮面】【デスマスク】、行動時魔結界が付いた【ガナサダイのこころ】を用意するのも良い。
 
ギミック自体は仕組みが分かれば対処しやすいものが多いが、HPはIの時点で推定85万程度とかなり高い。隠者のスキルで体力を維持しつつ、高い火力を発揮することが求められる。
4人構成での主流は武闘家とパラディンを前衛に置き、ヒーラーとして隠者、残り1枠は火力を求めるなら海賊、安定を求めるならどうぐ使いが採用されやすい。
適切なデッキを構築できるなら【占い師】も有効。【戦車のタロット】を主力として攻撃に参加しつつ、多彩なタロットで味方の補助もできる。

つよさII

HP91万程度、全属性0.15倍、呪文耐性0.15倍(≒実質的な呪文ダメージ0.0225倍)。
Iと比較するとHPの上昇は控えめ。Iを8分以内に倒せるのなら火力は十分足りるだろう。
ただし行動間隔が短くなっており、一部の特技や呪文の準備時間も短縮されているため攻撃は苛烈。ある程度は敵の行動ローテーションを把握し、先を読んで対処をしていかないと追いつかなくなる。
特にメイルストロムの詠唱時間はかなり短くなっており、密着している状態だとツッコミ避けしなければ回避が間に合わない。
各種攻撃の威力も上がっているので耐えるために求められるステータスや耐性も上昇している。特にIであれば前衛二人で十分受けられた連撃やイオマータがそのままだと受けられなくなることがあるので注意。
またHP50%からイバラの牢獄を使用してくることがあるため、隠者は精霊力の管理により注意を払う必要がある。
 
勝利すると「燦滅の断罪者」の称号を獲得する。

変遷

Ver.7.5.1

実装。
不具合でノクゼリアの使用する「いてつく雷鳴」と「じひびき」に属性が設定されておらず(本来はそれぞれ雷属性、土属性が正しい)、実装翌日である9月17日の緊急メンテナンスで修正された。