【デスマスク】

Last-modified: 2025-11-30 (日) 11:14:58

・伝承合成

【悪霊の仮面】【魔犬の仮面】→【デスマスク】

概要

開戦時たまに
必殺チャージする
迫力満点の仮面
部位基礎効果
顔アクセしゅび力+6 さいだいHP+4 さいだいMP+4 おしゃれさ+6
すばやさ+4 きようさ+4 こうげき魔力+4 かいふく魔力+4 おもさ+4
開戦時10%で必殺チャージ
売値合成効果
5000G必殺チャージ時 バイキルト必殺チャージ時 魔力かくせい
レア度必殺チャージ時 聖なる祈り必殺チャージ時 早詠みの杖
A必殺チャージ時 スカラ2段階必殺チャージ時 魔結界2段階
必殺チャージ時 心頭滅却必殺チャージ時 ピオラ2段階
必殺チャージ時 弓聖の守り星必殺チャージ時ホップスティック
必殺チャージ時10%で聖騎士の堅陣必殺チャージ時 牙神昇誕
必殺チャージ時 暴走確定必殺チャージ時 まもりのきり
必殺チャージ時 聖女の守り必殺チャージ時 会心ガード

詳細

【デスマシーン】の討伐報酬。
デスマシーンの腹部にある大きな顔の上半分を模した仮面。
【魔犬の仮面】の上位にあたる第三世代アクセ。
 
基礎効果は魔犬の仮面と同じで、伝承することで必殺チャージ時の効果を最大4つにすることができ、その種類も増えている。
新規で追加された効果は、牙神昇誕、暴走確定、まもりのきり、聖女の守り、会心ガードの5種類。
 
この内の暴走確定とは、要は【げきりんのさとり】などの呪文暴走が確定化する効果【ミラクルゾーン】などの火力増強系の必殺技と合わせて火力増加が見込める。
短剣【魔法使い】【踊り子】などの【超暴走魔法陣・零】を使えない職や、サポート仲間および【ねこまどう】ら仲間モンスターといった陣を活用できないAI操作の呪文アタッカーにとってありがたい効果。
…と言いたいところだが、確定暴走バフの例によってたった12秒と効果時間が短いのが難点。
加えてモーションが長い必殺技との抱き合わせという本アクセの性質とも噛み合いが悪く、呪文関係の必殺技を併用しようにも呪文1発程度にしか暴走バフを載せられないこともザラで、モタモタしていると最悪暴走バフが先に切れて無駄になってしまう。
特にAIは必殺チャージが起こり次第、第一・第二必殺技ともに(【メドローア】【天恵の光】など呪文火力と無関係なものも含め)優先して使いたがるため、暴走バフを活かしづらい。
このため呪文職でも別に必須というほどではなく、そもそも自操作の杖持ちなら不要のため汎用性も高くない。
採用するならCT呪文1回だけのために使う、強敵相手で回復呪文の強化のために使うなど、割り切った使い方をするといいだろう。仲間モンスターの場合は【歌姫の祈り】など作戦次第で使用しない必殺技を持たせるのもあり。
 
【牙神昇誕】、つまり【攻撃力プラス】の効果は物理職にとっては貴重なもの。
特に【バトルマスター】【テンションバーン】のCTが本家牙神昇誕よりも短いこともあり、必殺チャージ率次第では戦闘中に永続させることも夢ではない。【テンションブースト】も相まってそちらの方でも火力増加が見込め、ただでさえ高いDPSを更に上げられる。
また、【竜術士】【隠者】との相性も悪くない。それぞれ【ドラゴラム】変身時と【スピリットブラスト】の火力の底上げになるため、この二職のゾーン技を使い回したいならば是非とも持たせてあげよう。
なお、名称こそ牙神昇誕とはなっているが、ツメ180スキルや宝珠「果てなき牙神昇誕系」による延長効果はあくまで「特技の牙神昇誕(改)による攻撃力プラスの効果時間を延長する」ものであるため、ツメ装備の有無にかかわらずこれによる攻撃力プラスの効果時間を延長することはできない。
 
その他3つの新合成効果は【聖女の守り】【まもりのきり】【会心ガード】といった防御系。
聖女の守りは相手の攻撃技が単発であれば自身の装備に関係なく致命傷を防ぐことができ、防御系新効果の中では汎用性が高め。同じくこのアクセで付与できる【聖騎士の堅陣】と比較すると、防げる範囲に違いはあるが1枠で付与率100%にできる点で勝る。
まもりのきりは【心頭滅却】込みでもブレス耐性100%にできない状況や、状態異常のみのブレスを受ける状況でもブレスを無効化できる。ただし既存効果の中でも不人気寄りの【弓聖の守り星】【ホップスティック】と同じく特定攻撃を1回のみ防ぐという対応範囲の狭さが難点。
会心ガードは痛恨・暴走持ちを相手にした時に手動更新の手間を減らせるが、バフ側の仕様上盾を装備していないと効果がない。よって仮想敵のピンポイントさに加えて盾を持てないと効果が腐る点が汎用性を下げている。

また上記のデスマスク限定の合成効果にこだわりがなければ、それらの効果をつけずにつけられる効果が1つ増えた魔犬の仮面として運用する選択肢もある。
 
これまでの第三伝承アクセは合成効果を作りこむ前から乗り換えもしくは即伝承してもプラスになるものばかりだったが、その性質上伝承前と同じく完成させてから使うことが前提となるこれに関しては話が別。
今まで使っていた魔犬の仮面を無合成のデスマスクにいきなり伝承させると以下のデメリットが生じるため、すぐ伝承させてはいけない。必ず完成させてから伝承させること。

  • 魔犬の仮面の合成効果は1個しか伝承できないため、必殺チャージ時バフが3種から1種に減って純粋に弱体化する。
  • (堅陣埋めの場合を除き)元々使っていた魔犬の仮面は合成効果が3枠ともバラバラのはずなので、そのまま伝承すると第二伝承枠がランダムになってしまう。
  • 伝承を行ってから合成を行うと、効果が被った際の無駄が大きい(デスマスクの消費個数を余計に増やすか、第一伝承込みで伝承元を作り直す羽目になる)。

 
効率を考えるならば、元々使っていた魔犬の仮面は一旦そのまま使い続け、欲しい効果4種のうち3種をデスマスクの合成枠で確保した後に魔犬の仮面を残り1種の埋め尽くしに作り直して伝承させるのが理想となる。
また長期的に見ると伝承枠は特に書き換えが面倒なので、魔犬の仮面から伝承させる枠は後々微調整で入れ替える可能性の低いバフを割り当て、合わせて第一伝承も必殺チャージとパラメータのどちらを求めることが多いか改めて考え直すとよい。
しかしこれがため魔犬の仮面からデスマスクへの移行期間中は、伝承元の作り直しも含めコインボスと合成屋へ通う手間・時間・費用や作りかけのアクセによる装備品所持枠の圧迫など、プレイヤーに結構な負担がかかる。
元々のプレイスタイルにもよるが、本格的に着手する前に装備枠を大きく整理する(必要数の多さもあり、そうでなければ小まめに迷宮と合成屋を往復する羽目になりやすい)とか、まとまった数が揃うまで製作開始せずに破片で保管するといった工夫を強いられるプレイヤーも少なくないだろう。
シチュエーション別に作って使い分けるのが前提のアクセであること(例えば単に「物理攻撃用」「呪文攻撃用」「回復用」と使い分けるだけでも完成形が3個必要)もこの問題に拍車をかける。
 
…ということで、【デスマシーンコイン】が最新ボスコインである時期に本アクセを作り込んだプレイヤーは合成~乗り換えの手間に加えて福引券やゴールドの出費もそれなりに強いられたことだろう。
そこまで完成を急がないプレイヤーは、デスマシーンコインがオーグリード大陸ふくびきの2等以下に落ち、バザー価格が暴落して集めやすくなるのを待つのもよいかもしれない。

余談

「デスマスク」とは本来は一般名詞であり、死者の顔を石膏などで型取りしたものを指す(生きた人間から作った場合は「ライフマスク」と呼ばれる)。
ブラウザなどで単に「デスマスク」で検索すると、これか、某人気漫画の蟹座のキャラが引っかかる可能性が高い。本作のデスマスクについて調べたい場合は「DQ10」などの語句を検索ワードに追加するのをお忘れなく。
本作のデスマスクがデスマシーンのデスマスクである可能性は……さすがに無いだろう。そもそも大きさが違いすぎる。
 
また、顔アクセサリーとしては貴重な牙が目立つものであるため、ドラクエ以外の他作品を含む、モンスターのキャラクター風のコスプレドレアのパーツとして地味に人気を博している。
ただ、メガネとマスクの2つの要素を持ち合わせていて、共存できる顔アクセサリーはピアス・耳飾り系か、顔に貼る系か、髭系のどれかしかないため、ドレアのセンスが試される。