概要
状態変化の1つ。呪文詠唱にかかる時間が50%短縮される。
両手杖の特技【早詠みの杖】などによって発生する。発生手段によって効果時間が異なる(後述)。
ガイドブックにおける名称は【詠唱時間短縮】となっているが、主な発生手段の関係で「早詠み」の俗称で呼ばれることも多い。
効果が切れた際は「早詠みの杖の効果が切れた」と表示される。
Ver.2.1後期までアイコンが実装されていない状態変化であった。
この状態変化の効果は装備や宝珠の呪文発動速度○%アップ(正確には詠唱時間○%短縮)と合算関係にある。
つまり、基本詠唱時間×{1-(装備+宝珠+この状態変化による詠唱短縮)}=最終的な詠唱時間ということ。
ただし、呪文の詠唱時間は1秒が下限となっており、それ未満にはならない。
1秒未満にならない関係上、基本詠唱時間が1秒の【メラ】や【ホイミ】にはまったく意味がない。
詠唱時間の長い呪文を唱える場合にこそ真価を発揮する。以下に主要な呪文の詠唱時間と1秒で詠唱するために必要な詠唱短縮量を述べる。
上記の通り、元々の詠唱が長い呪文を1秒詠唱するためには、実用上は武器・腕防具や宝珠だけで賄いきれないほどの短縮量が必要となるため、このバフの50%短縮に頼らざるを得ないことが多い。
開き直って何らかの手段でこのバフを得ることを前提に、残りの詠唱短縮を装備などで確保するという選択肢もある。
具体的な話をすると、多くの主要呪文の基本詠唱時間は3~4秒であるため、早詠みによる呪文発動速度50%を差し引くと最短詠唱するためには残りの17~25%を賄えばよい。
これなら腕錬金の呪文発動速度埋め尽くし(+必要に応じて瞬き宝珠いくらか)で足りるため、早詠み前提なら最短詠唱するハードルは案外低いものである。
長詠唱の呪文を扱うものの常にそればかりというわけでもなく、装備枠についても呪文発動速度全振りが難しい中衛職においてはこうした考え方が特に有効となる。
尚、【神の息吹】とも共存可能だが、あちらは1秒で固定される効果を持っているので、事実上この状態は無力化されてしまう。
その他詳細は【早詠みの杖】項が詳しい。
発生手段
- 特技・必殺技
- 【早詠みの杖】
- 【ラピッドステッキ】
- 【神速シャンソン】
- 【竜の脈動】
- 【ミラクルゾーン】
- 【げきりんのさとり】
- 【もぐもぐタイム】
- 【まりょくのうた】(味方ドラキー使用時)
- 【プチっとかくせい】
- 【魔力ダンス】(フリーバッジで強化時)
- 【マカロンエンハンス】
- 【戦神の舞】
- パッシブスキル
- 装備効果
- 【万物流転の杖】(開戦時20%)
- 【エンシェントククリ】【双月のスティック】【エンシェントワンド】【ステラツイスター】(開戦時50%)
- 【クイックジャケットセット】【ソールワンド】(開戦時100%)
- 【機工博士のコートセット】【ドラゴンウィング】【エンジェルウィング】など(行動時5%)
- 【ワンダラーズマントセット】(開戦時100%、行動時5%)
- 【妖貴妃のおうぎ】【セーラスファン】(行動時10%)
- 【ムーンシューター】(必殺チャージ時100%)
- 【魔導将軍のゆびわ】(行動時最大で3%×4)
- 【神智のゆびわ】(行動時12%+伝承効果で1~3%/合成効果で開戦時60~100%)
- 【魔犬の仮面】/【絆のエンブレム極】など(必殺チャージ時/絆時100%)
- 風の宝珠「復讐の早詠みの杖」(味方死亡時最大で18%)
- フリーバッジ「きめんどうし・壱」
効果時間はラピッドステッキによって得た場合は60秒、他の手段で得た場合は120秒。
なお、闇の宝珠「果てなき早詠みの杖」の効果を得ていると、付与手段を問わず、両手杖装備時に早詠み効果がかかった時のみその効果時間が延長される。
両手杖装備時なら特技の早詠みの杖は勿論のこと、装備や宝珠によって得た早詠み効果も効果時間延長の対象となる。
一方、両手杖以外の武器を持っている場合はどのような手段で早詠み効果を付与しても効果時間は延長されず、この宝珠の効果は全く無意味となるので注意。
関連
【加速する世界】
【早詠みの陣】
【神速の空間】
【詠唱時間1秒】