【バトルマスター】

Last-modified: 2024-03-22 (金) 14:01:20

職業

【戦士】-【僧侶】-【魔法使い】-【武闘家】-【盗賊】-【旅芸人】

-【バトルマスター】-【パラディン】-【魔法戦士】-【レンジャー】-【賢者】

-【スーパースター】-【まもの使い】-【どうぐ使い】-【踊り子】-【占い師】

-【天地雷鳴士】-【遊び人】-【デスマスター】-【魔剣士】-【海賊】

マスタークラス

-【ガーディアン】-【竜術士】

概要

守りを捨てて攻めるアタッカー。
両手に武器を持つ二刀流もできる
片手剣・両手剣・ハンマーを装備可

習得呪文

なし

取得スキル

解説

Ver.1.3実装の職業。読んで字の如く、戦闘の達人。
本作では攻守のバランスに優れた前衛の戦士に対し、守りが薄く時には自分にデメリットを課す代わりにトップクラスの物理火力を誇るピーキーな職と位置付けられており、過去に無い能力を携え帰ってきた。
使用武器は両手剣、片手剣、ハンマーの3種。
 
【パラメータ】面では全職業で一番【ちから】が高い反面、Ver.6.2時点では僧侶より【みのまもり】が低い。
【武器スキル】はおろか【職業スキル】ですら物理攻撃技と自己強化技を中心に習得する生粋のアタッカー。
最大の目玉として、シリーズ初の【二刀流】の能力を持つ。詳細は当該項目を参照。
会心に特化することで極端な高守備・高回避の敵に強く隙も小さい片手剣、デバフや妨害を兼ねながら攻めることができるハンマー、二刀流はできないもののバトマスの武器では最も攻撃力が高く、単体・範囲共にその攻撃力でねじ伏せられる両手剣と、扱う武器はどれも長所がはっきりしている。
これに【無属性】高倍率かつ多段でダメージキャップに引っかかりにくい【天下無双】で高水準の火力を発揮できる。
また、攻撃力アップやかなりレアな効果の【移動速度上昇】効果付きの【クイックアーツ】を始めとした自己強化に長けるためある程度単体で完結しており、補助特化の味方がいなかったりうまく連携が取れない状況でも火力が低下しにくい。
テンション使いとしての側面も持ち、必殺技【テンションブースト】【テンションバーン】【ミラクルブースト】によりテンションを得ることが可能。
特にミラクルブーストを使って攻めながらテンションをため、同時に活用できる点が強力である。倍率が高めの特技が多いため、上がったテンションも活かしやすい。
しかしながら、テンションに依存しきっているわけではないため【攻撃力上昇】以外にバフが無い状態でも火力が低下しにくく、戦闘不能になってもクイックアーツ一つで即戦線復帰できるためにリカバーが利きやすい。
攻撃技についても天下無双の性能の高さから【CT】技に依存する必要がほとんどなく、劣悪な環境でも継続的に火力を出すことができる。
範囲火力も全職業中トップクラスの高さを誇る。フィールド狩りや乱戦コンテンツでは、二刀流による【ギガスラッシュ】【ランドインパクト】が役に立つ。
 
一方で弱点もはっきりしており、攻撃力の高さと反比例して耐久力が低め。
装備は鎧系と比べて【守備力】が低い(Ver.6.0までは自己強化技が【守備力低下】のデメリットがある【すてみ】だったため、特に低守備力を晒しがちだった)。魔剣士やガーディアンに加えて、Ver.6.5前期までで火力にテコ入れされた戦士やパラディンといった鎧系を着込んで耐久も兼ね備えた火力役が台頭してきたことで鎧系と比較してのその弱点が目立ってきている。
とはいえ、レベル110以降はレベルアップによるHPの伸びが大きくなった関係で耐久面の低さは改善されてきており、レベル120時点では【まもの使い】よりも耐久力が高く、前衛職としては【武闘家】に次ぐ。
MPも武闘家と並び全職中最低で、天下無双の燃費の悪さもあり連発していると息切れも早い。
また、職業スキルの特技は自分にもダメージが及ぶ【もろば斬り】や硬直が非常に長い天下無双など、デメリットの大きいものが多いため、使い方を誤れば自殺行為となりかねない。特に【ミラクルもろば】は多大なデメリットと引き換えに高DPSを出せるコンボであったが、Ver.6.1で実用的戦術ではなくなってしまった。詳細は当該項目を参照。
加えて、武器や固有特技など攻撃手段の選択肢が非常に多く、テンションや会心などやや複雑なギミックも含むため、天下無双の連打から一歩進んでより火力を突き詰めようと思うとそれなりに仕様の理解も要求される。
天下無双という分かりやすく強力な非CT技があるという点では初心者向けの職だが、同時にやり込むと上級者向けになる職といえる。
 
純粋な攻撃役であるということは、火力がトップクラスでなければ他職の劣化と言われてしまうということでもあるため、他職の調整による相対的なものも含めてアップデートによる浮き沈みが激しい職でもある。
現状としては、純粋な前衛火力職としては他に武闘家、まもの使い、【魔剣士】がおり、それらと比較すると平時の火力においては他の追随を許さず、運が絡むが【テンションブースト】により【行雲流水】【ウォークライ】【闇のヴェール】のようにダメージを大幅に引き上げる事ができる為、起用出来る場面ではかなり優位に立っている。
また範囲火力も他の火力職よりも優れており、Ver.6.1で強化された片手剣スキルの【ギガスラッシュ】【ギガブレイク】は広範囲の敵に守備力無視の大ダメージを与えられ、ハンマースキルは「二刀の極意II」の習得でハンマー技の威力が実質的に2倍となり、更に様々な妨害をこなせるため、他の前衛職との差別化は図られている。
大抵の状況に対応出来るが、他の味方への補助技が一切無いため、そこを補えるかでパーティーへの入りが変わってくる。
 
サポート仲間としては自己バイキができる点や火力の高さからかなり有能な部類に入る。
が、攻撃を連発してほしい状況でもテンションバーンやミラクルブーストを使いたがるのが困りもの。
【作戦】【ガンガンいこうぜ】/【ガンガンいくわよ】ならミラクルブーストは使わなくなるので、攻撃に集中させたいなら作戦を変えておこう。
また、会心率の改善された天下無双の存在からサポとしては【メタル系】を狩りやすい方でもある。
とはいえ、片手剣の会心特化型以外は会心率がさほど高くならず、手数によって会心と1ダメージの判定を増やしてゴリ押しているに過ぎないので、高HPの【メタルキング】が相手だと取り逃しやすくなる。
 
必殺技はテンションブーストと【ラッシュバーン】
テンションブーストは自身を【スーパーハイテンション】にし、更に30秒間テンションを消費しない状態になる。
ラッシュバーンはVer.6.3から追加された必殺技で、対象とその周囲にいる敵にランダムで4回(二刀流時は追撃有り)攻撃する。合計倍率が他に類を見ないレベルで高く、条件を整えた状態でのダメージは他の追随を許さない。
 
ちなみにエルフ♀は片手剣使用時に居合い斬りのようなモーションになる。しかし二刀流でも両手共に居合い、しかも左を使う時はわざわざ右の剣を納めてから使う。

所持スキル考察

以前は武器によって格差が大きく、バージョンによってメイン武器が変わりやすかったが、現在では調整が進み、どの武器にも利点がありどれを使っても活躍が可能。Ver.6.1からは全武器種が独自仕様となったことでより個性が強まった。
バトルマスターにおいては、天下無双の会心率マイナス補正が緩和されたことと古今無双にはマイナス補正が無いことから、片手剣以外の武器種でも会心率盛りが選択肢に上がる(ハンマーでは加えて状態異常の面でも恩恵がある)。
ただし、二刀流で特技を使った際の左手攻撃には会心判定が存在しない関係で、Aペチ型を除いて片手剣・ハンマー時の左手武器に会心率錬金を付与しても意味が無いため注意。

  • 【とうこん】
    どの武器を扱うにしてもこれにスキルポイントを振っていなければ話が始まらない。
    【クイックアーツ】【天下無双】【テンションバーン】【ミラクルブースト】【古今無双】とバトルマスターの火力を支える要素が詰まっている。
    クイックアーツは【攻撃力上昇】2段階と【移動速度上昇】を付与できる自己強化技で、移動速度上昇により敵の範囲攻撃を避けやすくなり、更に戦闘不能になっても他職のバフに頼らずに即戦線復帰できる、他の物理職にはない大きなメリットとなる。
    天下無双はバトルマスターの主力技であり、【CT】が設定されていない特技としては最高クラスの火力を持つ。
    【灼熱とうこん討ち】は火力不足のためセットしない運用が多い。
    共通パッシブの面では、全職業スキルの中で唯一1つのラインの中に15ポイントものちから補正が入っている。ゆえに、物理職志向のプレイヤーにとっては職業クエストの優先度が高め。
  • 【両手剣スキル】
    バトルマスターが装備できる武器ではもっとも攻撃力が高くなる。
    範囲攻撃が【ぶんまわし】【フリーズブレード】【ビッグバン】【大旋風斬り】と選択肢が豊富で、【プラズマブレード】以外はすべて単発攻撃のため、テンションとの相性が非常に良い。
    高火力を持ちながら【ブレードガード】により武器ガード率を上げて生存率を高めることができるのも魅力。
    更にVer.6.1からは「特技ダメージ+」のパッシブスキルが追加され、180以上にセットすると+60と高い数値を持つ。とうこんスキルの「特技ダメージ+」と合わせると最大+80と非常に高い数値となり、多段攻撃の天下無双やプラズマブレードの威力を大幅に引き上げ、全物理アタッカーの中でも群を抜く単体火力を発揮する。
    一方で単体攻撃技の【渾身斬り】【全身全霊斬り】は天下無双の壁があまりにも厚いため、ほとんど使う場面が無い。一応後者はテンション消化用と見ることができるが、それでもテンションが50以上で打たないと天下無双とダメージが大差ない。
    両手剣を持つ職では共通のことだが、高レベルの炎属性武器【フューリーブレード】【業炎の大剣】の存在も強みで、【輝石のベルト】【戦神のベルト】やプラズマブレードの炎耐性低下と組み合わせることで、炎耐性を持たない相手に対しては他の武器と比較して一歩抜き出た火力を出すことができる。
  • 【片手剣スキル】
    他の武器種と比べて隙が小さめの特技が揃っている。
    隙の少ない【はやぶさ斬り】系統を主軸に敵の大きな隙に天下無双を叩きこむ型、攻撃力を重視し【かえん斬り】&【アルテマソード】に特化させた型、【パーティ同盟】で力を発揮する【はやぶさの剣改】二刀流の通常攻撃特化型などがある。
    どれも強みがあり甲乙つけがたく、プレイヤーの好みによって分かれるだろう。当然だがAペチやはやぶさ斬りを軸とする場合は会心率を底上げしておきたい。
    ミラクルブーストに加えて二刀流【ミラクルソード】で高い自己回復能力を発揮できる点も見逃せない。そのため、強敵のソロ撃破というやり込みプレイに使われることもある。
    範囲攻撃は【ギガスラッシュ】【ギガブレイク】が存在し、以前は威力の不足からあまり見向きもされなかったが、Ver.6.1からは威力が底上げされ、宝珠で強化しておけば【二刀流】の追撃と併せて十分な威力となる。
    天下無双は高火力単体多段攻撃かつある程度会心も狙える技であるが、エンドコンテンツにおいては隙の大きさから常用し難いため、小回りの利くはやぶさ斬り等の片手剣技の需要は現在でも高い。
    そのため、性質が被るからといって片手剣バトマスが不要になるということは全くなく、むしろ天下無双と片手剣技を使い分けることで手を緩めることなく攻められることが強みである。
    Aペチ特化型は他の型とは大きく性質が異なり、モーションの長い二回攻撃武器二刀流による通常攻撃が主軸となる関係で硬直の面でアドバンテージを持たない代わりに、ダメージキャップを気にせずに攻撃できるため、他職の補助を重ねる同盟コンテンツでは高い爆発力を発揮できる。
    また、はやぶさ斬り型とAぺチ型は【会心の一撃】を主なダメージソースにするために高守備力の敵に強いという特徴があり、【バイキルト】が無くても火力が落ちにくいことから【ゾンビ戦法】のアタッカー枠に起用されることもある。
    Ver.6.1からは【行動間隔短縮】と「会心時ダメージ+50」、更に「特技ダメージ+」のパッシブスキルが追加。クイックアーツの移動速度上昇と併せてヒットアンドアウェイ戦法が更に強力になり、より隙のない戦闘を展開できるようになった。
    更に「二刀の極意」のパッシブスキルを習得させると二刀流時の左手のちからの補正が50%から75%になり、宝珠の補正の高さもあって火力が大きく上昇するようになる。
  • 【ハンマースキル】
    上記二種の武器と比較すると範囲攻撃に長け、サポート寄りのスキルも数多く揃っている。
    【ランドインパクト】【プレートインパクト】【アースクラッシュ】は土属性攻撃のため耐性持ちには弱いが、ランドインパクトとプレートインパクトは攻撃範囲が広く、対象を指定しないタイプの特技なのでフィールド狩りや【アストルティア防衛軍】【万魔の塔】など乱戦コンテンツで特に有効。上記の炎属性両手剣装備時と同じく属性ベルトで火力を伸ばすことができるメリットもある。
    【キャンセルショット】【スタンショット】で敵の行動を妨害できるのは大きな魅力。特にスタンショットは一時的とはいえ敵の動きを止めることができるため非常に強力。
    また、二刀流で【シールドブレイク】やプレートインパクトを放つことにより、【守備力低下】【呪文耐性低下】といったデバフの付与にも長ける。
    敵によっては【MPブレイク】でMPを枯渇させる戦法も有効。
    単体高火力特技は種族特効の【ドラムクラッシュ】【デビルクラッシュ】しかないが、バトルマスターはそこを天下無双や古今無双で補えるため全く問題ない。
    なお、Ver.4で実装されたハンマーは守備力を増やす効果も備わっており、武器ガードできる両手剣や片手剣とは違う形で耐久力を補うことができたが、Ver.5実装のハンマーからは守備力補正が失われてしまった。
    Ver.6.1からは「特技の効果範囲+1m」のパッシブスキルの追加により範囲攻撃が更に使いやすくなり、更に片手剣と同様に「二刀の極意」が追加。
    片手剣との違いはこちらは2段階あり、Iは片手剣と同じだがIIをセットすると左手のちからの補正が100%になる。これにより単体特技の火力が実質的に2倍となり、物理範囲技の火力は全アタッカー中でもトップクラスに。天下無双も実質的に7連撃となるため、両手剣や片手剣にはやや劣るが単体火力も十分なものを持ち合わせる。
  • 片手剣とハンマーの併用
    【達人のオーブ】の仕様上、右と左で異なる武器種を持つと宝珠の効果が左手分に適用されずに武器スキルで習得する特技の火力が下がってしまう(特に宝珠倍率の高い片手剣で顕著)。
    しかし、職業スキルの特技に関してはそうした問題がなく、職業スキルによる攻撃の頻度が高いバトルマスターにおいてはデメリットがあまり気にならないため、武器の特殊効果やスキル効果を目的に併用することも十分選択肢に挙げられる。
    まず、攻撃力以外の武器スキルのパッシブは両手に同じ武器を持っても重複しないが、異なる武器種で二刀流すると両方有効になるため、片手剣スキルの「行動間隔短縮」と、ハンマースキルの「特技の効果範囲+1m」やHP補正を両立できる。
    武器の効果については、例えば右手ハンマー+左手【輝天のつるぎ】なら、ハンマー技を使いながら(武器特技限定ではあるものの)輝天のつるぎの「攻撃時CT短縮」の効果を受けることができる。
    また、右手片手剣+左手【疾風怒涛】なら、片手剣技を使いながら疾風怒涛の「行動時ピオラ2段階」を得られる。
    ただし、「二刀の極意」は右手に装備している武器とセットしている武器スキルが一致している場合にのみ適用される点に注意(右手に片手剣、左手にハンマーを装備している場合、片手剣スキルにセットされている「二刀の極意」の効果は適用されるが、ハンマースキルにセットされている「二刀の極意」は効果を発揮しない)。

 
昨今の環境では、どの職も万全のスペックを発揮するには【達人のオーブ】による補強が欠かせないが、ダメージを与えることに特化したバトルマスターの場合はそれが顕著である。
特に、両手剣のぶんまわしやプラズマブレード、片手剣のかえん斬りやはやぶさ斬り系統は効果が高いため必須級。
もちろんハンマーやとうこん技の宝珠も甘えるべきではなく、光と闇(特に複数種の武器を使う場合)両方を圧迫しがち。
Ver.4.3で石版の圧迫問題が多少解決され、Ver.5.2で石版が廃止され宝珠は職業ごとで保存できるようになったため、使う武器に合わせてポイントを適時切り替えて行きたいところである。

職業クエスト

特殊コンテンツでの扱い

以下のコンテンツでの扱いについては各コンテンツページを参照のこと。

変遷

Ver.1.4

左手の会心ダメージの守備貫通、スキル効果の反映と二刀流の使い勝手が改善。
両手剣やハンマーもレベル上限解放によってフルパッシブでも100振ることが可能となった。
 
タイガークローの弱体化に伴い、天下無双が物理最強の座に躍り出た事や、すてみと二刀流でMPをほとんど使わずに戦える手軽さもあり、バトマスをメインとするプレイヤーは増加傾向に。
MP消費の激しい天下無双やギガスラッシュを覚えていることはむしろ邪道という風潮もあった。
また、サポート仲間もすてみを使ってくれるようになった。ただし、格下レベルになると必要ないと判断するのか使ってくれなかった。

Ver.1.5

同格、格下レベルでもすてみを使った方が早く倒せると判断すれば使ってくれるように修正。これによってサポ狩りでの使い勝手は完全に【平田】を上回った。
しかし敵によってはすてみで1ターン消費するよりもタイガークロー連発の方が早く倒せるため、そのような敵を狩る場合にはMP消費も考えてどちらのサポを使うか選択することになる。
なお、【黒アイパッチ】の効果が発動するとすてみを使ってくれなくなるので、アイパッチ付きは避けたほうがいい。
 
【コロシアム】でも当然活躍が期待されたが、HPパッシブの無いバトルマスターはHPやみのまもりが低く、強力な特技は発動が遅く、ギガスラッシュはMPが少なく連発できず、すてみは1度につき攻撃力1段階上昇に弱体化されるなど前衛職の中では最弱という散々な評価を下されることになった。

Ver.2.0

【まもの使い】も両手剣のスキルを振れる為、やっと3職でスキルを振り分けられるようになり両手剣も使いやすくなった。

Ver.2.1

天下無双の発動時間が大幅に短縮された。加えて渾身斬りのダメージも上方修正。
これらが強い追い風となり、両手剣バトマスの地位がこれまでに比べて格段に向上。【エンパイアブレード】を担いだバトマスをあちこちで見かけるようになった。
以降は他の職を介さなくともバイキルト効果をかけられる点から単独物理系火力職のトップにのし上がり、他の職より圧倒的な勧誘率を誇るようになった。
一方で、範囲攻撃がほぼ固定ダメージ200前後のギガスラッシュにフリーズブレード、攻撃力依存でも等倍のぶんまわしに片手武器で1.3倍のランドインパクトぐらいしかなく、パンチ力に欠ける。
単体を相手にするボス戦では無類の強さを見せるが、集団戦になる【ピラミッドの秘宝】ではオノ戦士や魔法使いに劣る。
 
【どうぐ使い】実装でハンマーのスキルも振りやすくなった。火力こそ両手剣に劣るが、要所で持ち替えて特技を使うなど、戦術の幅が広がった。

Ver.2.4

ピラミッドでは単体特化した職傾向から需要が少なかったが【第九の霊廟】では単体相手の火力やスタンショットが有効ということで需要が増した。そこで【ハンバト】が注目され始めることになる。
 
後期に解放された【とうこん】150スキルのミラクルブーストが、「守りを捨てたアタッカー」という職コンセプトから大きく外れた効果であったため、バトルマスター愛好家達からの評判はいまいちの様であった。

Ver.3.0

【踊り子】と共通で、二刀流時の特技のダメージ判定が+1された。
ミラクルブーストにテンション上昇効果が付属し、攻撃的な特技としても機能するように。また、テンションバーンのテンション上昇率もかなり引き上げられている。
とうこん討ちのテンション上昇率が大幅にアップし、かつ使用時にテンションを消費しなくなったことで、これまではほぼ不可能だった必殺技以外での能動的なテンションアップがようやく可能となった。
今まで散々微妙と言われていた範囲攻撃も、テンションを乗せられれば話は別。ある程度の集団戦もこなすことができるように。
特に連発可能なランドインパクト、一発火力のギガブレイクによる二刀流のダメージ判定+1が強力で、片手剣やハンマーの二刀流に再び注目が集まる。
範囲攻撃においてはハンバトの地位が両手剣を完全に上回ったと言ってもいいだろう。
 
総じて、単純に殴ってさえいればよかった今までと違ってかなりテクニカルな戦い方ができるようになった。
 
なお、【もろば斬り】の強化については、反射ダメージも増加したことから当初は全く意味がないものと思われていたがミラクルブーストの回復効果でデメリットを相殺できることが判明した。→【ミラクルもろば】
これにより単体火力ですら二刀流ハンバトが両手剣を上回ることになり、一時は両手剣がオワコンとまで言われる騒ぎに。
しかし、これは想定の動作と異なっていたとの事で反動ダメージが先に来るよう修正されてしまった。
結果、単体相手に気兼ねなく振るえる片手剣や両手剣の地位も再び向上してきている。
 
ピラミッドも【達人のオーブ】で強化された二刀流ハンバトなら、ほぼランドインパクトだけで道中のザコは倒せるようになった。第一から第六の霊廟まではバト3旅1という攻撃的なパーティによる高速クリアも可能。

Ver.3.3

新武器と【180スキル】の追加により、武器3種それぞれに強化がなされた。
 
片手剣には新特技【不死鳥天舞】と新武器【はやぶさの剣改】が登場。エコマスが高い攻撃力・高い会心率を獲得したことにより大きな地位の向上となった他、かえん斬りも大きく強化された。
 
両手剣には新特技【プラズマブレード】と新武器【フューリーブレード】が追加。状況を選ぶものの、炎耐性のない敵にはこれまで以上の火力を叩き出せる可能性がある。
 
ハンマーには新特技【デビルクラッシュ】が追加され、特定の相手のみだがテンションの乗った強力な単体攻撃を繰り出すことが可能になった。
 
どれを強化すべきか非常に悩むところとなった。

Ver.3.4前期

バトルマスター自体には調整は入っていないが、装備まわりの調整で相対的に強化された。
 
今Ver.で追加された防具の【トーテムケープセット】はセット効果が「かいしん率+1.0」「魔物へ会心と呪文暴走ダメージ+100」と正に会心率の高さが武器となる片手剣バトルマスターのための装備ともいえる性能である。
特に【はやぶさの剣改】二刀流のAぺチや【不死鳥天舞】【超はやぶさ斬り】等は全段会心が出れば実に+400もの追加ダメージが見込める。
ただしその分装備は高額であり、特に真価を発揮するためには武器と腕の会心率は妥協できないため資金面でのハードルが非常に高い。
また、バトマスの他の武器種や他にこの防具を装備できる職の特技は会心率にマイナス補正が掛かる関係で1つ前の装備の【風虎の道着セット】の方が有効に使えるので汎用性が無いという欠点がある。
  
もう1つは【両手剣スキル】の強化であり、前Ver.までは片手剣やハンマーに押されて使いどころがほとんど無かった両手剣が一気にそれらと並ぶ主力武器の座まで躍り出ることになった。
強化された【プラズマブレード】とフューリーブレードの組み合わせを一番活かせる職であり、耐性低下が入った場合【渾身斬り】ではダメージキャップに引っ掛かりやすいがバトマスには多段攻撃の【天下無双】がありその火力を余すことなく発揮できる。
ただ両手剣の使用の際には注意事項もあり、詳しくは【両手剣スキル】の項を参照。
 
だが、今Ver.はバトマスにとって大きな逆風が吹いたともいえる。
両手剣の強化の恩恵を最も受けたのが【戦士】であり、そして追加された【大戦鬼のよろいセット】のセット効果が発動した場合、一時的ではあるもののバトルマスターの火力を上回ってしまうようになってしまった。
そして耐久面では【真・やいばくだき】の効果もあって戦士のほうが遥かに上である。
 
しかし、バトマスは戦士と違ってミラクルブーストや二刀流による【ミラクルソード】など攻撃と回復を同時に行える手段が豊富にあるため、自己強化による高火力と高い回復能力の両立という点で戦士とは差別化ができている。
パラメータ的な守備面は弱いものの戦士やパラディン等とは別の方向で高い生存性を持ち、一撃で死ななければ上記の手段で延々と戦い続けることができるのは、他の職には真似のできない強みである。
 
単純な火力だけ見れば戦士より上なのでタイムアタックやエンドコンテンツの時間短縮の目的で需要はある。
しかし、真・やいばくだき要員が一人減って討伐難度があがるので腕に自信のある上級者パーティ向けである。
その為、安定性を求められる野良パーティでの雇用率は低い。

Ver.3.4後期

職業【180スキル】【灼熱とうこん討ち】が追加された。
テンションと相性の良い技を多く持つ両手剣とは相性の良い技ではあるが、ハンマーはともかく片手剣をメインで扱っている場合は若干イマイチである。
しかし同じ職業【180スキル】にある特技のダメージ+20と片手剣スキルや【天下無双】との相性が良いため、どれをメインで扱うかによってセットするスキルに悩むようになった。
被ダメージ軽減も180にセットすると10軽減されるため、耐久性に乏しいバトマスにとってはありがたいスキルとなる。

Ver.4.0

新コンテンツの【アストルティア防衛軍】で相性の良い職業の一つとなる。
大量に現れる【闇の魔鐘】【攻城隊長ガンザン】【物質系】のため、二刀流ハンバトのドラムクラッシュによる処理能力が非常に高い。
範囲火力も高く、両手剣のプラズマブレードで自身や【魔法使い】の火力の底上げも担えるため、大将討伐の際は声が掛かる職業の一つにもなっている。
特にはやぶさの剣改装備のエコマスは【フォースブレイク】【猛攻の書】らを合わせた際の火力は全職中でもトップクラスで、全段会心が出た際には計1万を超えるダメージを軽く叩き出すこともある。
 
12月に実装されたコインボスの【ギュメイ将軍】の討伐報酬【忠義の勲章】が片手バトマスと相性が抜群なアクセサリーだったこともあり、昨今は両手剣に押され気味であった片手剣が再び注目されている。
 
【ツメスキル】の強化以降【まもの使い】にはアタッカーとして劣っているとみられがちだが、実のところ瞬間火力でこそ劣るものの総火力では大差がない。
あちらの火力が【ウォークライ】等のバフ頼みであるのに対して、バトマスは然程バフに頼らなくても安定した火力を出せるのが利点となる。
しかし、【魔法戦士】が強化されて以降は瞬間火力が重視されるようになってきたため、自己回復ができるという点を差し引いてもかつてないほどまもの使いにはアタッカーとしては差を付けられた形となる。

Ver.4.1

チャンスとくぎの仕様変更により【災禍の陣】を扱えるようになったことで間接的に強化された。
災禍の陣の仕様変更の恩恵を最も受けている職の1つであり、ダメージ増手段が多い現状【はやぶさ斬り】でもカンストダメージが珍しくなくなってきたが、【はやぶさの剣改】のAぺチや【天下無双】でカンストダメージを気にすることなく攻撃できるのは他の片手剣使いには無い利点となる。
 
しかし昨今のボス戦において必須となってきている敵のバフを剥がす手段を持たず、ハンマー以外には敵にデバフを掛けたり妨害できる特技が無く火力との両立が厳しいという点が他の物理職と比べてマイナス点となっており、他の武器による平時の火力も他の職より際立って高いとは言えないため最近は大分不遇気味となってきている。
 
システム面の仕様変更や装備面ではバトマスにとってはかなりの追い風になってはいるが、ゲーム内の傾向では向かい風になっているのが現状と言える。

Ver.4.3

【聖守護者の闘戦記】第二弾【紅殻魔スコルパイド】で久しぶりにハイエンドバトルにお呼びがかかることになった。
スコルパイドはみかわし率が高いため、本戦闘においてはまもの使いよりも火力で勝り、耐久面も左手にハンマーを持つことが主体なのでそれほど低くならない。片手剣による会心狙いで然程バフに頼らなくても火力を出しやすいことや武器ガードにより比較的生存性が高いことが利点になる。
また、今回は【ミラクルもろば】のリスクも【HPリンク】及び【きせきの雨】で大きく軽減できるので本戦闘における主力攻撃となっている。
 
特にレベルIIIでは少しでも火力面を上げるために補助役を抜いたまもの使い×2・バトルマスター・回復役といった構築すらあり、この場合立ち位置としては【冥骸魔レギルラッゾ&獣魔ローガスト】戦における【キラーパンサー】に近い。
しかし、前衛が3人となる分範囲技の巻き込みやブラッド直撃による道連れが原因の事故死のリスクは中衛入り構成よりも格段に上がるため、操作難易度は高い。
特にメンバー同士の連携がとりにくい野良討伐では人によっては避けられる場合もあり、スコルパイド討伐に声がかかる職業のなかでは若干浮いているか。
とはいえ、現時点では野良でのIII討伐自体が非常に厳しいものがあり、代わりに中衛を入れる場合もどの道連携が取れていなければ今度は火力面が厳しくなるので、結局のところ火力面で余裕のあるこちらが選ばれることも多い。
 
昨今はレベルの上昇と【遊び人】のパッシブでHPが上昇したことで相対的に【ミラクルもろば】のリスクが低下、聖守護者の闘戦記開始以降は高守備力の敵に対しても会心のおかげでバフに依存せずとも比較的火力が出せるという点で注目され始めており、「守備力の高い敵に強いアタッカー」として独自の立ち位置を築きつつある。

Ver.4.5前期

【戦士】【まもの使い】と比べて明確に勝る点が少なく、運営側からも不遇と思われていたため大幅な強化を受けた。

変更前変更後
【天下無双】通常攻撃の0.5倍程度の攻撃×6
会心率補正0.25倍
通常攻撃の0.8~1.0倍程度の攻撃×6
会心率補正0.3倍程度
【テンションバーン】ダメージを受けるとテンションアップダメージを受けるとテンションアップ
【攻撃力プラス】2段階上昇

どちらの変更もバトルマスターの火力を上昇させるものであり、特に天下無双は非【CT】の技としては合計倍率が破格の値になり、CT技を含めても【ライガークラッシュ】に次ぐものとなっている。
テンションバーンは天下無双を只管打つスタイルでは相性は微妙だが、エンドコンテンツ等では使える状況は意外と多いため、適時使えば火力をそこそこ高めることができる。
 
今回の調整でバトルマスター単体での火力はまもの使いと互角以上になった。
瞬間的な火力ではあちらの方に分があるが、一般的な【フォースブレイク】+【ダークネスショット】程度のダメージアップ要素なら効果時間内の総火力でひっくり返せるくらいに火力が上昇している。
これまでは火力特化職なのにその火力でまもの使いに負けているという状態だったので、ようやくその状態がひっくり返った形になる。
 
天下無双は非CT技故にダメージキャップが1999止まりという欠点があるが、たとえカンストしても12000ダメージは保証されるので決して悪いダメージではない。
しかし、隙が大きいという最大の欠点は変わっていないので、天下無双が使えないような小さな隙をどう埋めるかが重要になってくるだろう。
 
また、攻撃力プラスが付いた関係か【サポート仲間】もテンションバーンを使用するようになり、これによって【ミラクルブースト】の使用も合わせてターンを割くことが多くなったので戦闘のテンポが悪くなり、天下無双の燃費も悪さも相まってサポとしての使い勝手が少々悪くなっている。
短時間で済む戦闘ならばまだしも、長期戦になるとこの欠点が諸に響いてくるのでフォローは欠かさないようにしたい。
このためサポ用にテンションバーンを習得する130スキル以降を習得させないという構成も出てくるようになったが、この場合特技のダメージ強化や被ダメージ軽減といった有用な【180スキル】も習得できないため一長一短。
 
今期で追加された新防具の【レギオンメイルセット】はテンションに特化した装備であり、テンションを扱う機会の多いバトルマスターには良相性である。
 
しかし、これだけ強化されたにもかかわらず最新コンテンツに出番が増えたとは言い難く、同じく強化された【魔法使い】【聖守護者の闘戦記】第3弾【翠将鬼ジェルザーク】でメインを張れているのとは対照的な状況となっている。
ただし、これはジェルザークが高守備力かつ、ほぼ近接攻撃を否定する勢いで範囲攻撃を多用してくる、というのが大きい。

Ver.4.5後期

バトルマスターの装備できる武器の【200スキル】がテンションと相性の良い高倍率の技ということで純粋に火力が上昇。
【コインボス】【帝国三将軍】の報酬である【ガナン帝国の勲章】もバトルマスターとは非常に相性の良いアクセサリーであるため、前期から更に強化されたと言える。
ガナン帝国の勲章のおかげでHP700超えも容易になり、【天下無双】の威力もあってHP重視の装備でも他の前衛職より高い火力を発揮できるため、懸念だった耐久面の弱さも大分改善されることになった。
今期以降、戦士の【真・やいばくだき】【チャージタックル】が意味を成さないボスが多数登場したことで、戦士に代わるアタッカーとしても注目されてきている。
 
【翠将鬼ジェルザーク】とも当初は魔法構成が主流であったが、慣れれば魔法構成よりも討伐速度が圧倒的に早くなるため、周回勢を中心にバトルマスターを主力とした物理構成も数を増やしていった。

Ver.5.0

スキルシステムの変更により【盾スキル】を使用できなくなったため、盾を用いた戦法が不可能になり、防御面が弱体化した。
しかし本Ver.より実装された両手剣【業炎の大剣】があの【フューリーブレード】の上位武器の位置付けであり、火力面に関しては大幅に強化されたと言える。
 
新コンテンツ【万魔の塔】においては、対象非指定型の範囲攻撃を有するハンマー二刀流が優秀なため、同コンテンツの主役職の1つに名を連ねている。

Ver.5.2

職業200スキルとして【古今無双】が登場。
200スキルとしては倍率がやや控えめだが、会心率にマイナス補正が無いという特徴を持ち、会心率を高めることで高い火力を発揮できる。
一方、ぶんまわしとプラズマブレードの宝珠倍率が下方修正されたことで両手剣バトルマスターはやや弱体化した。
 
このバージョンから万魔の塔のサポート攻略の火力要員として【踊り子】が注目されるようになり、サポート仲間としてのハンバト需要は減少。
それでもプレイヤー操作の場合は依然としてハンバトが優位であった。
 
2020年の【ドラゴンクエストX 国勢調査】では、バトマスでの【常闇の竜レグナード】【海冥主メイヴ】のレベルIのサポ無しソロ討伐者がいることが判明しており、特にメイヴは討伐タイム上位10人中8人がバトマスでランクインしている(【ダークキング】も3年前からソロ討伐者が確認されている)。
現時点では【常闇の聖戦】3種全てのソロでの撃破が確認されている唯一の職である。

Ver.5.3

武器200スキルの【大旋風斬り】【アースクラッシュ】のCTと硬直時間が大幅に短縮され、非常に使いやすくなった。
しかし、【トライバルトップセット】【ガナドールスーツセット】のセット効果である攻撃時チャージタイム短縮が通常攻撃と武器スキルの特技以外では発動しなくなった。
片手剣やハンマー装備時は武器スキルの使用頻度が比較的高いため大きな影響はないが、天下無双を主力技として戦うことが多い両手剣バトルマスターは相対的に弱体化した。
 
また、今バージョンでムチスキルが独自仕様化したまもの使いにも大きく押される形に。
あちらは単体特化ではあるがこれまで差をつけていた平時の火力が大きく縮まっており、特にサポートにおいては凄まじい行動速度を持つためサポート仲間としての採用率が大きく上がっている。このことはVer.5.4アップデート情報でも触れられ、バトルマスターのサポート採用率が大きく低下したことが記されている。

Ver.5.4

ぶんまわし、全身全霊斬り、ランドインパクト、プレートインパクトに真髄系の宝珠が追加された。
バトルマスターはテンションが溜まりやすいため真髄系の宝珠と相性が良く、特にランドインパクト・プレートインパクトの真髄はアストルティア防衛軍や万魔の塔で有用な宝珠となっている。
 
一方、同バージョンで単体・範囲火力共に優れた【魔剣士】が実装され、万魔の塔のメインアタッカーは魔剣士に取って代わられた。

Ver.6.1

スキルライン調整により、とうこんスキル22ポイントで習得できる【すてみ】【クイックアーツ】に変更。【守備力低下】の代わりに【移動速度上昇】の効果が付いた。
移動速度上昇を任意に付与できるのはクイックアーツが初めて。
上昇量は10%と然程大きくはないが、昨今のボスモンスターが大抵は所持している設置系の攻撃を避けやすくなるのは大きな強み。
また、移動速度低下を受けた際の相殺用に使うという運用も可能。
 
更に各種武器スキルにも調整が入り、片手剣が手数型、両手剣が攻撃力特化型、ハンマーが範囲攻撃型とより長所が延ばされる形となっている。
また片手剣とハンマーのスキルには新たに「二刀の極意」が追加され、これにより【二刀流】時の左手のちからのマイナス補正が軽減されるようになり、攻撃面が大きく強化された。
 
【サポート仲間】としても特に片手剣バトが強化されており、片手剣スキルの【行動間隔短縮】や新防具の【聖域の闘衣セット】と合わせるとムチ装備【まもの使い】に匹敵する攻撃性能を発揮し、同じく強化された【ギガスラッシュ】【ギガブレイク】により属性の違いこそあれど鎌装備【魔剣士】並の範囲火力も持つようになっている。
このためギガスラッシュに特化させたバトマスを2~3人雇って【デスディオ暗黒荒原】【バザックス・強】を狩る【サポックス】が再びレベリングで注目されるようになった。
 
Ver.6.1.2で追加された【深淵の咎人たち】の第一弾【厭悪のルベランギス】では、久方ぶりに【テンプレ構成】入りを果たした。

Ver.6.3

必殺技として【ラッシュバーン】が登場。
合計倍率が約19倍という破格の威力を持った技で、相手の【しゅび力】にもよるが適当に打つだけでもダメージは5桁は下らない超強力な技となっている。
 
また、Ver.6.3.2で実装された【深淵の咎人たち】の第二弾【絶念のアウルモッド】でも第一弾に引き続きメインアタッカーとしてテンプレ入りを果たしている。

Ver.6.5前期

今バージョンでレベル130が解放され、レベル130、【特訓スタンプ】及びマスタースキルポイントを最大まで集めるとスキルポイントが402Pとなり、格闘以外のスキルを200Pまで振ることが可能になった。
 
また同バージョンで【戦士】の武器スキルに梃入れが入った結果、両手剣装備時の攻撃力で負けるようになったため、最高攻撃力の座は両手剣戦士に譲ることになった。
 
Ver.6.5.2で追加された【深淵の咎人たち】の第三弾【凶禍のフラウソン】は強力な呪文を頻繁に使用するため、極一部を除いて盾を装備できず、呪文耐性の確保が困難なバトマスのテンプレ入りは絶望的である…と思われたが、【MPブレイク】を用いてフラウソンのMPを削り切る戦術が発覚。そちらに戦術の主流が移って以降は、MPブレイク役兼メインアタッカーとしてテンプレ構成入りを果たした。

関連項目

NPC

本作では敵対または【NPC戦闘員】として味方に加わる人間・五種族のNPCに、二刀流や両手剣、あるいは片手剣一刀流で攻撃特化の戦い方をするバトルマスター風のキャラが非常に多い。
軽装備で二刀流や剣の両手持ちをして攻めるという、ファンタジーRPGとして非常に王道的な攻撃特化運用ができるためか、作中では物理アタッカー職の花形のように扱われているようだ。
以下に一例を挙げるが、この他にもバトマス風のNPCは多数存在する。

一方、花形ゆえかバトルマスターの称号を自称しながらも、詐称である可能性が高いNPCも登場する。