【過去のグレン城(ストーリー)】

Last-modified: 2021-01-04 (月) 18:19:43

【過去のグレン城(ストーリー)】

失われた破邪舟の技術

キーエンブレムを6つ集めた主人公は、【大陸間鉄道】の中で【賢者ホーロー】と再会した。ホーロー曰く、レンダーシアを魔瘴から解放するには【冥王ネルゲル】を倒さなければならないという。しかしネルゲルの本拠地・【冥王の心臓】【ランドン山脈】の断崖の先にあり、ホーローはそこに至る光の橋をかけようとするも途中で崩壊させられてしまう。別の方法として破邪舟を使うことを検討するも、その技術はとうの昔に途絶えてしまっており、破邪舟師の末裔の【フルッカ】はぐうたらになってしまっていた。
しかしホーローは過去に遡って破邪舟の技術を復活させればいいことに気づき、かつて兄弟に【時渡りの術】を使った主人公ならそれが可能と判断。だがそのためには主人公は人間の体を取り戻さなければならない。その体は【エテーネの村】に保存されている。そこでホーローは主人公の魂を村に飛ばした。そして主人公の魂は【アバ】の残留思念に導かれ、ついに人間の体を取り戻した。だが、そのことをネルゲルは感付いており、主人公を闇の炎輪で襲うも、アバは【テンスの花】を使用した。すると【カメさま】がペガサスにの姿に変わり、その力で主人公は光の神殿に逃れることができた。それを見届けたアバは静かに消えていった。そして光の神殿では、主人公の元の体の持ち主と対話し、天の声から姿を人間と5種族の体に自在に切り替えられるようになったこと、そして大地の箱舟が時を越えることができることを伝えられた。
ホーローの元に戻ると、彼は破邪舟の技術が500年前に途絶え、その時期に大災害が起きたことを突き止めていた。そして主人公は大地の箱舟に乗って過去へと旅立った。

破邪舟師の息子エルジュ

過去の世界では、地上を焼き尽くす偽りの太陽「レイダメテス」に人々は苦しめられていた。破邪舟師【ベルンハルト】はレイダメテスを破壊するために単身乗り込んでいったが返り討ちにあい既に死亡しており、現在は【シオドーア】主導の元、光の防壁を築こうとしていた。しかしベルンハルトの息子の【エルジュ】は破邪舟の術を継承しレイダメテスを破壊することを主張し、シオドーアと対立していた。一人で破邪舟の術を継承しようと四術師の元を訪れに行くエルジュに対し、召使いのカイは後をつけるよう主人公に依頼する。
東の荒野の集落に向かったエルジュはそこにいる四術師の一人【ヤクル】に継承の儀を依頼する。それに対しヤクルはそれを行うに足る人物か試すため、城の水を分けるよう要求する。しかしエルジュは継承の儀が先だと譲らない。見かねた主人公が城の水を持ってくると、ヤクルは主人公に免じて継承の儀を行った。
次にエルジュが向かったのは【ゲルト海峡】の海峡の岩屋。そこにいる四術師【フォステイル】は彼に氷鳥のはねを持ってくるよう要求。主人公が後を追うとエルジュは【ランドンクイナ】に苦戦していた。しかし彼は誰の手も借りないと主張。主人公は氷鳥のはねを手に入れフォステイルにそれを渡した。そこへはねを手に入れられなかったエルジュが戻ってきた。フォステイルは主人公に免じ継承の儀を行い、エルジュは一発で破邪舟を出現させることに成功。
しかし【ランドンフット】の集落にいる最後の四術師【ガミルゴ】は自分たちをグレン城から追い出した人間を憎んでおり、人間に対し戦争を仕掛けようとしていた。そして継承の儀を行うために城を明け渡すことを要求。しかしシオドーアは人間を守るために他の種族を追い出したと正当化、エルジュに対し自身への絶対服従という到底受け入れられない要求を突きつける。もはや城の返還は不可能だと悟ったエルジュは継承の儀をあきらめ、ランドン山脈の山頂からレイダメテスに破邪舟で主人公を突入させることを決意。そして山頂から主人公をレイダメテスに突入させた。

時を越えた約束

【神殿レイダメテス】の最奥部では【守護者ラズバーン】が冥王ネルゲルを生み出すべく死者の魂を集めさせていた。そして主人公をベルンハルト同様殺そうとするも返り討ちに合い倒された。すると神殿が崩壊、主人公は真っ逆さまに落下してしていくところを破邪舟に乗ったエルジュに助け出される。どうやらあの後エルジュはシオドーアに頭を下げて服従を誓う代わりにガミルゴ達との和解を求め、それによってシオドーアは自分の考えが間違っていたことに気づき、城を明け渡したため、エルジュはガミルゴから継承の儀を受けることができたようだ。そしてエルジュは主人公に破邪舟の術を500年後まで受け継がせることを約束し、主人公は元の時代へ帰っていった。