【魔王のいざない】

Last-modified: 2022-02-14 (月) 14:01:26

【うらない】

【アルカナ占い】-【ライトフリング】-【レフトフリング】-【リセットベール】-【エンゼルのみちびき】-【魅惑の水晶球】-【魔王のいざない】-【リバートハンド】

概要

うらないスキルの【180スキル】で修得できる特技。
消費MP0、CTはIで140秒(開幕70秒)、IIで130秒(開幕60秒)、IIIで120秒(開幕50秒)。

性能

SSSランクのタロット、すなわち【悪霊の神々】【伝説の三悪魔】【幻界の四諸侯】のタロットを手札に移動させる。
使用した場合、左から優先的に【アトラス】【バズズ】【ベリアル】【バラモスゾンビ】【バラモスブロス】【キングヒドラ】【アクバー】【デュラン】【ジャミラス】【グラコス】の順に並ぶ*1
手札に1~3枚持っていた場合は持っていない枚数分左側の手札を捨て、その分のタロットを引く。
サーチ対象となるカードが5枚以上入っている場合、持ってくるカードがランダムになる。
 
要は【エンゼルのみちびき】の悪霊の神々・伝説の三悪魔・幻界の四諸侯バージョン。
エンゼルのみちびきと比較した場合、あちらの2枚に対してこちらは同時に4枚呼び込める上に
それぞれのカード自体に特殊効果があるため、運用上こちらの方が強力。
だがIIIでもCTが120秒のため、エンゼルのみちびきより回転率は大きく劣る。上手く使いわけよう。
 
エンゼルとともに活用することで最大で1分間に6枚のカードを制御できるようになるため、各プレイヤー個人の好みや個性を強く出せるだろう。
ただし、エンゼル2枚、魔王4枚をデッキに入れている状態でエンゼルのみちびきとこれを連続して使うと当然ながら2枚溢れて捨てることになってしまう。
とはいえ、サーチした手札を使い切ることが全てではなく、2枚諦めてでも両方に割り当てたサーチカードを素早く使うべき状況もあるので結局はケースバイケースである。

デッキ構築について

サーチ対象のカード自体は10枚まで積めるが、そうすると前述の通り持ってくるカードがランダムになり、
それぞれのグループを揃えてオーラを狙う、狙ったカードを持ってくるというこの特技の強みが完全に失われてしまう。
悪霊3枚(+三悪魔or四諸侯1枚)、三悪魔3枚(+悪霊or四諸侯1枚)、四諸侯4枚のいずれかで構築するのが無難である。
どちらを揃えるかは好みの範囲でもあるが、悪霊の神々は瞬間火力や咄嗟の回復能力に優れ、三悪魔に比べて効果がわかりやすいので占い師を始めたばかりの人にも扱い易い。
伝説の三悪魔はこれと言って相性の良いアルカナが無い(どちらかといえば補助や回復系と相性が良い)ために汎用性に優れているが、悪霊と比べてメリット・デメリットがはっきりしており、更に悪霊よりもカードの作成難易度が高いことから上級者向けといえる。
なお、悪霊や三悪魔構築の場合、他から出張させた1枚はオーラを宿すことができない代わりに他3枚のオーラを消すこともないので、コンボ起点でオーラを維持したまま使いたいカードや、緊急時の蘇生札などコンボに関係なく備えておきたいカードを割り当てるといいだろう。
 
悪霊の神々3枚の構築の場合、魔王のいざないを発動した時点でベリアルの効果でテンションが上昇する。
そこからテンション維持効果を狙ってバズズを使い、さらに会心率の高いアトラスで追撃するというコンボができる*2
バズズ・アトラスはモンスター効果自体が攻撃的なため、この2枚にはできるだけ攻撃系アルカナを割り当てたいが、工夫次第で様々な運用ができる。
また、ベリアルのモンスター効果は魔王のいざないを発動した時点で終了しているので、攻撃に拘ることなく他のアルカナを割り当てるのも十分あり。
三悪魔構築に1枚出張させる場合、攻撃系アルカナを割り当てるなら会心率の高いアトラスが無難。
【リバートハンド】と合わせればベリアルの効果を2回発動できるため、運次第ではテンション1バズズ→リバートハンド→テンション2バスズ→テンション2維持といった芸当も可能。最悪でもテンションを乗せたオーラが2回放てる。
占い+バトマスや占い×2の構成で魔術師・恋人多用のテンションデッキを使うならバズズもあり。
一方、補助系を割り当てるならアトラス・バズズの効果は生きないので、【ゾディアックコード】使用時にオーラを宿してテンションを上げることのできるベリアルがいいだろう。
 
伝説の三悪魔3枚構築は、スウィートバックと同じ効果のバラモスブロス・バラモスゾンビに、オーラ中に威力・回復力強化のキングヒドラの構成となる。
ブロス・ゾンビの効果がうまく発動すれば長時間オーラを維持できるが、維持に失敗すればキングヒドラの性能がガタ落ちする。リバートハンドを使えば1回なら維持に失敗してもやり直せるので、どちらを優先するか、あるいは両方狙うかは構築の段階であらかじめ決めておきたい。ブロス・ゾンビはオーラやコンボに拘らず構築するのもあり。
悪霊構築に1枚出張させる場合、単体でも高性能なブロス・ゾンビを入れるといいだろう。
 
幻界の四諸侯は4枚一組である為、必然的に構成は統一となる。
アクバーとグラコスで自分のHPを回復し、デュランとジャミラスの効果を発揮させるという使い方になる。
魔王のいざない使用で自分のHPが回復する為、死ににくくなるのが長所。
ジャミラスはキングヒドラと比べるとHPが満タンであればオーラなしでも効果を発揮するが、強化されるのはHP回復系タロットの女教皇と太陽のみなので注意。
デュランは補助系にしても一回で完結する効果ばかりなので意味が無い為、攻撃系にするのが無難だが魔術師にして完全に補助回復に徹するという手もある。攻撃系で使う場合1回目で対象を倒してしまうと2回目が発動せず実質効果なしになってしまう。複数相手の時は瀕死の相手は狙わないよう気を付けたい。
リバートハンドと合わせればHPが満タンならオーラを4連打でき、ヒドラやバズズだとダメージキャップをオーバーしてしまうような状況でも強力。アクバーとグラコスの回復効果も2回受けられるため、多少なら途中でダメージを食らってしまっても問題ない。
悪霊・三悪魔に四諸侯から1枚出張させるなら、【モッツァレーラ】代替となるグラコスか、HP満タンを維持しやすい戦いでのデュランが候補となるだろう。
 
なお、エンゼルのみちびきはこちらと逆のの2枚を入れ替える。
手札に魔王のカードがない状態で魔王のいざないを使った場合の右1~2枚(=その後にエンゼルを使うと捨てることになるカード)はカード選択によって固定されるので、魔王とエンゼルを併用する場合はこの1~2枚に最悪捨ててもよいアルカナを割り当てるといいだろう。
言い方を変えれば、手札にキープする必要があるアルカナは左の2枚に置いた方がよい。
 
各デッキ構築で捨てるカードは、次の表の太字部分となる。
三悪魔構築は、出張枠を悪霊にするか四諸侯にするかで並び順が異なるので要注意。

1234
悪霊3枚アトラスバズズベリアル-
悪霊3枚+三悪魔or四諸侯1枚アトラスバズズベリアル三悪魔or四諸侯
三悪魔3枚バラモスゾンビバラモスブロスキングヒドラ-
三悪魔3枚+悪霊1枚悪霊バラモスゾンビバラモスブロスキングヒドラ
三悪魔3枚+四諸侯1枚バラモスゾンビバラモスブロスキングヒドラ四諸侯
四諸侯4枚アクバーデュランジャミラスグラコス

コンボ例

同時に4枚まで引けるのを生かし、タロット同士でコンボを組むのも容易。以下に例を挙げる。
ただし、2手目以降は当然ながらオーラの効果を得られないため、常にコンボの順に動くのがベストとも限らない。
1手目はオーラなしの4枚目を使うなど、結局は状況によってプレイヤーが臨機応変に対応するのがいい。

変遷

Ver.3.4後期

職業160~180スキルの一つとして実装。同時に悪霊の神々のカードが実装された。
当初のCTはIで120秒(開幕60秒)、IIで80秒(開幕40秒)、IIIで60秒(開幕30秒)。

Ver.3.5前期

SSSランクタロットに新たに伝説の三悪魔が加わった。

Ver.3.5中期

SSSランクタロットに新たに幻界の四諸侯が加わった。
パックは加わっていないので、既存のカードだけで作れる。

Ver.4.0

この特技からのオーラを連発するという、あまりに猛威を振るったツケが回ったせいか、CTがIで140秒、IIで130秒、IIIで120秒と大きく延長されてしまい、特にIIIにセットした場合に至ってはCTが2倍になり、エンゼルのみちびきともども使い勝手が大幅に悪くなってしまった。

Ver.5.2

直接の変更はないもののリバートハンドが【200スキル】に追加された。
I同士またはIIIとIIにセットすればCTが揃うため、基本的に強力な効果を持つ SSSタロットを再利用するのに使われている。

関連項目

【エンゼルのみちびき】



*1 悪霊の神々、伝説の三悪魔、幻界の四諸侯はそれぞれ、隣のカードにモンスターの絵柄が枠を超えて表示されており、この並びを前提としたデザインになっていると思われる
*2 ダメージ計算の都合上、【戦車のタロット】を使う場合のみ会心とテンションが合わさるとダメージ増加率が抑えられてしまう。