【シナイジッチ教頭】

Last-modified: 2024-03-05 (火) 00:49:53

概要

【アスフェルド学園】の教頭先生。
【バウンズ学園長】とは正反対で教育者にあるまじき言動をするイヤミキャラ。
自身が問題を感じた生徒や先生を侮辱したり貶めたりばかりしている。
メガネとヒゲの同時付け以外は一般の人間男性・大人サイズのモブデザインのため、学園キャラと並ぶとちっちゃいオジサンに見えてしまう。
 
「不死のチカラを得るために暗躍する教育者」として見ると、本作では先に出ていた【師ハジカ】に次ぐ二人目のキャラクターと言える。
ただ、表面上は良き教師として振る舞い生徒から信頼されていたあちらと違い、シナイジッチに関しては根本的に性格に問題があるため、他教師はともかく生徒からの評判は当初から悪かった。
 
なお、「○○△ッチ」(△の部分の発音は日本語だとイ段)と言う名前は現実では旧ユーゴスラビア地域(スラブ系)の苗字によく使われている。

第4話

【ミラン】の家庭環境が【アラハギーロ王国】から学園への寄付金減少につながると危惧し、彼を強制帰省させようとした。

第5話

【フランジュ】【エリシャ先生】?に対して殺人犯だと迫った事が伝わり、フランジュを謹慎処分にした。
【シュメリア】先生が暴言だけで謹慎は処分が重すぎると抗議したが聞き入れられなかった。

第6話

【ルナナ】が現役時代、彼女が学園爆破を企てているとして退学させようとしていた。
実際は傷ついて今にも【メガンテ】しそうになっていた【ばくだん岩】を彼女が保護していただけであった。

第7話

石化事件の黒幕であることが判明。
実家が借金で困っている【クラウン】に、借金の肩代わりを条件として学園に転入させ、学園内で自分の手駒として使っていた。
さらに約束を反故にされないようクラウンに石化の呪いをかけていた。他にもオデット含め3人の生徒と1人の教師(?)を同様に脅しており、講堂では総員で戦闘をけしかけてくる。
戦闘前のカットインの表記は「教頭シナイジッチ」、戦闘中の表記は「シナイジッチ」。なおこの戦闘が7話最後の戦いとなる。
 
戦闘スタイルはムチ魔法使いといったところで、そこそこの戦闘力があり、他の生徒よりステータスが高い。
戦闘時は範囲攻撃のムチを持ち【スパークショット】【しばり打ち】も打ってくる。
また、取り巻き達も【メダパニ】【ラリホー】で状態変化を誘発させてくる。耐性を用意しにくい学園では危険なので注意しよう。
【メラゾーマ】【ドルモーア】も使用するため、マホステなどがあると便利。
HPが半分以下になると捨て台詞を吐きながら逃走し、そのまま行方をくらます。
一応【メタルトラップ】を使えば逃走を阻止する事は出来るが、HPが50%を切ると3回連続行動でひたすら逃げようとする上に逃走するようになる段階でHPが8000程度は残っているため、メタルトラップをかけ続けて倒すのは困難。
Ver4.5からはレベルを引き継いだままストーリーを1からやり直せるようになったので、仲間のレベルを限界まで上げる・スキルノートを厳選する等パーティを鍛えれば倒せなくはない模様。ただし、倒してもストーリーは逃げられた時と変わらないのであくまでやり込みのようなものだろう。
何気に【スタン】が全く通らないので足止めする手段は限られる。

第8話

湖の遺跡第一層の赤い彫像が集めた残留思念として登場。
バウンズ学園長が遺跡の願いのチカラで不老不死になっていると信じ、今までの行動が自分も不老不死になる目的であったと判明する。
その利己的な行動は、フウキメンバーのほとんどからクズ呼ばわりされることに。
この時、オデットが「友人の為の薬の材料の提供」を条件に教頭の手駒になったことが分かる。しかしその約束は果たされておらず、クズぶりを強調している。
それにしても、広大なアストルティアで弱みを握れそうな人物を探してくる情報収集能力は謎である(しかも学生になれる年齢の)。

第11話

7話の逃走後も学園に潜伏し【願いの少年】を追い続けており、ここで遂に追い詰めていたところをフウキの面々に阻止され、後に戦闘となる。
単独で逃走もしない以外は7話と基本的に同じだが、通常攻撃は範囲であり、呪文は【メラガイアー】【ドルマドン】【イオグランデ】とパワーアップしている。
普段は【地ばしり打ち】【しばり打ち】【スパークショット】で攻撃してくるが、押し合い反撃では【極竜打ち】を使って即死させてくるため、あまり押さない方がいいだろう。
回復や蘇生無しで勝てるほど甘い敵ではないので油断は禁物。
 
フウキとの戦闘に敗北後も石化の呪いを仕掛け形勢逆転するも、それに激昂した願いの少年によって逆に石にされてしまう。
石化した彼はバウンズ学園長に引き取られた。その後の末路については語られていない。
 
また、フランジュの師である【ザビアナ】?を狂わせてシュメリアと同士討ちをさせた犯人であることが本人の口から語られ、師匠の本当の仇は案の定こいつであった。
 
ストーリーの発端となった封印騒動は、願いの少年を逃がさないためにシナイジッチが学園内に仕掛けた高位の結界が、逆に乗っ取られてしまったことが原因だったと過去視の幻影によって明らかになっている。
一人の人間、教育者としてはともかく、呪術師としては超一流といっていいウデの持ち主だったことが学園長の発言などからもうかがえる。