【死神スライダーク】

Last-modified: 2023-03-31 (金) 17:21:14

概要

Ver.3.5中期(2017年6月7日)に実装された【コインボス】
BGMは【魔物出現】。倒すと【闇英雄スラッシャー】の称号を獲得できる。色違いに【彩虹の死剣将グロズ】【ウォータスライダーク】【無声の化身】がいる。
 
初出はDQMJ2
同作ではスライダーヒーロー(仮面ライダー的なスライムの仮面ヒーロー)やスライダーガール(Pro版から)のライバル的な位置づけのダークヒーロー。スライダークロボを所持している。
名前の通りドルマ系呪文や即死攻撃を得意とするが、これはDQ10のみの特徴で出張元のモンスターズでは攻撃力が高いことを除けば特に特徴のないモンスターである。
これらの一群は姿形は人型だが、人でなくスライム族の設定である。系統は【スライム系】
ナンバリング作は本作が初登場となった。
 
スライムをあしらった黒いボディスーツに身に包む二足歩行の人型モンスター。
エンカウント前はこちらに背を向け、男性版波止場ポーズに近い、床に刺した剣に片足を乗せた姿勢で黄昏れている。まさしくヒーロー物の世界観である。
なお本作未出だが、スライダーガールとの兄妹説がまめちしきで紹介されている。
 
討伐報酬がアクセサリのコインボスでは【キングヒドラ】以来となる「単体出現」かつ「仲間を呼ばない」ボスで、見かけによらず正統派。
ナンバリング未出で外伝作からの起用となったコインボスは、この死神スライダークが初めてである。なおコインボス以外のボス・強敵では【ダークキング】【キラークリムゾン】等がいる。
またコインボスが【スライムジェネラル】と続けて同種族になるのは初期の【アトラス】【バズズ】【ベリアル】以来である。
 
即死級の攻撃を多数持つという性質から、【自殺コイン】として利用できる。

おしゃれ装備

Ver.3.5後期では【隠れスライム フェスティバル】のトータルスコア報酬で【スライダークスーツセット】が手に入る。
2017年9月より便利ツールの福引の1等の景品として【スライダーククロー】が登場。
Ver.5.0の【モンスターバトルロード 協力チャレンジバトル】では【スライダークの大剣】が登場した。
全てを揃えてまもの使いになれば疑似的にではあるが再現可能。

攻略

ほとんどの特技が2連続攻撃かつ一撃一撃が即死級のダメージなので【聖女の守り】はあまり意味を成さない。
下記を参照に攻撃範囲をしっかり理解して回避優先に行動しないとスライダークの近くにいる人はがんがん死んでしまうため、相手の行動を見て後出しで攻撃するようにしたい。
2回行動するが、回避できる範囲攻撃→単体攻撃のパターンが多いので、範囲攻撃を回避してからの行動が基本。
焦って攻撃して死人が続出するとかえって討伐時間がかかるので、攻撃するより回避して生き残る事を優先した方が結果的に討伐時間も早くなる。
 
通常攻撃とカーズスラッシュで結構な頻度で呪われるので、呪い耐性はほぼ必須。
ギロチンカッターの即死はかわせれば必要はなくなるが、あればあったで有利になる。
属性は闇(か呪文)と雷に耐性があれば有利。
 
【金のロザリオ】があれば一応保険になるが、連続攻撃が多いためそこまで過信はできない。
現在はどちらかと言えば、後に実装された【竜のうろこ】の方が役に立つだろう。

職ごとの相性(一例)

まず賢者は必須。
放っておくと一気に壊滅しかねない【EXモード】を実装時点では唯一解除できる【零の洗礼】をもち、【マホステ】で連続ドルマドンの風除けになったり、【きせきの雨】で連続攻撃を耐えやすくしたりと八面六臂の活躍ができる。
特に今回は聖女の守りがまともに機能しないこともあり、【僧侶】の代わりに回復役として入れる構成が基本になっている。
しかし回復魔力を付けた装備や宝珠で補強しなければ【ベホマラー】の回復力に不安があり、さらに【天使の守り】のような技が無いため、賢者が死んだ場合のフォローの手段も用意しておく必要がある。
また、賢者は死んでしまうと自己強化のかけなおしに難があるので、賢者自身もブーメラン+盾に精霊王or賢哲を準備し、最大限死なないように立ち回る事も必須。
なお、Ver.5.1以降であれば、(本ボスの実装レベルを上回るものの)雷に加え闇耐性をも持つアビスセーラーセットが実装されたため、更に有利に戦うことも可能となった。
 
一方で火力面は立ち回り上まず武器を選ぶ形になるため、割と職ごとの自由は利く。
 
昨今の敵に比べて【真・やいばくだき】単体でも即死する攻撃が多いため、戦士は必須とまでは言われていない。
そもそも避けられる攻撃は避けるのが基本となるため尚更。
ただし下記の賢者と併せて安定性は高めることはでき、【チャージタックル】も有用なため相性が悪いわけではない。
スライダークの行動間隔は非常に短いため、迂闊に隙の大きい行動をとると回避が困難になることもある。
両手剣は隙が大きいため、隙が少なく、かつ盾も装備できる片手剣の方が立ち回りやすい。
ただし、戦士が2人だと火力が不足しがちになり、討伐速度が遅くなると結果的に安定性も落ちるため、入れるにしても1人までにした方が良い。
Ver.4.0からは真やいばが弱体化し、攻撃力低下にも高い耐性を持つことから戦士を入れる優先度は下がっている。
そういった点では片手剣枠で【バトルマスター】も有効、構成問わず自力でバイキできるのも強み。しかし【天下無双】は隙が非常に大きいため、使い時を見極めた上で使わなければならない。
Ver.5.4で追加された【魔剣士】【いてつくはどう】でEXモードを解除でき、片手剣と大盾を装備できることから高い火力と防御力を両立できるため相性が良い。ダークというだけあって闇属性の技も多いが、本人の闇耐性は別に高くはないので闇属性で攻めて問題はない。
 
【スタン】がそこそこ入る事とツメの強化によって【盗賊】の起用も目立つ。
【武闘家】【一喝】自体は有効だが入れる隙が少なく、回避できない大技を耐える上で繰り出す必要がある。
そのほかにも素早く周回したいプレイヤーによって【まもの使い】が活躍する場合がある。
安全性を求めるならば前衛を一人削って僧侶を入れるのもアリだが、時間がかかるので2戦以上するには不向き。
なお、EXモードは打撃完全ガードが入るのでゴールドフィンガーですぐに解除とまではいかない。ツメはあくまで主軸技がキャンセル可能かつ隙も少なめだから位の認識に留めておこう。
 
属性耐性は光以外0.9倍程、光自体も1倍と弱点は無いが耐性低下がよく通るので【フォースブレイク】が非常に有効。【プラズマブレード】【塔のタロット】等の属性耐性を下げる特技も有効。
攻撃を避けるのが苦手な人は占い師や弓魔法戦士等で遠距離攻撃メインで動くのも手。
特に弓魔法戦士なら【ダークネスショット】の光耐性低下もまず入るので、フォースブレイクと交互に入れることで(光)属性耐性低下状態を常に維持でき、討伐時間の短縮に繋がる。
 
単体出現かつ仲間を呼ばないという一見パラディン構成向きなコインボスなのだが、細身な外見に反して【スライムジェネラル】よりも僅かではあるが重く、更に前方範囲・長射程の技が多い上に、ターンエンド技がダメージが非常に大きい上に避けづらいギロチンカッターやソードリッパーになっている為、パラディンにかかる負担が非常に大きいので避けた方が無難。

有効な状態変化とその他特筆事項

先述した耐性低下の他では昨今の敵では珍しく行動間隔延長がよく入る。
死神スライダークはその場での行動が多いため、他の敵に比べると多少は延長効果が実感しやすい。
【EXモード】を使われると一気に効果が消されてしまうが、ギロチンカッター等を避けるついでにボミエをかけてしまうのもあり。
壁が有効にならず、かつ怒り時はEXモードの使用率が高いので怒りは即ロストアタックでしずめたほうが良い。
 
やや耐性があるが猛毒が、更に少々入りづらいが各種封印も通る。
特技封印を入れた場合は凄まじい勢いで不発が発生するようになる。
スタンも耐性はあるがそこそこの頻度で入るので【サプライズラッシュ】等の各種スタン技も有効。
スライダークは行動間隔が短いため、短時間の怯みであっても大いに役に立つ。
【デュアルブレイカー】を入れれば高確率で入るが、賢者一人だと終盤非常に忙しいので更新の暇があるかは微妙なところ。
できれば序盤の余裕のある内に入れ、効果時間4分の間に決着をつけてしまいたい。
マヒやおもさ減少も一応入るが、耐性が高いので戦術に組み込むのは難しいだろう。
一方攻撃力低下、守備力低下、幻惑、混乱、眠り、スタン以外の休みは完全耐性となっている。
 
スライダークの範囲攻撃は基本的に準備時間が長いため、サポート仲間は結構かわしてくれるのでサポートでの攻略は比較的たやすいが、HPが50%以下になるとソードリッパーを連発してくるので流れ弾に当たって一気に壊滅という事態も普通に有り得る。
特技の発動が長い前衛職は特に避けきれずに死亡しやすい(特に両手剣装備の戦士やバトマス)のでパーティ構成には注意が必要。

使用呪文・特技

※攻撃範囲の把握が特に重要な敵なので他の記事とは表示形式を変更している
※下表の対象指定について:対象指定がないものや自身を対象にする行動は構えまで最も近くにいる人に向きを変える。
構えから発動までの間に振り向くかどうかにも影響。詳細は【攻撃範囲】参照。

行動名範囲対象指定使用条件・備考
通常攻撃単体-最大HP大ダウンの呪いの追加効果
【ギロチンカッター】自身周囲無し即死効果、ターンエンドでも使用
HP50%以下では怒りかターンエンドでのみ使用
【デッドソード】正面帯状無しターンエンドでも使用
HP85%からはターンエンドでのみ使用
HP50%以下になると全く使わなくなる
【シャインソード】正面扇状無し光属性
【カーズスラッシュ】単体有り最大HP大ダウンの呪いの追加効果
【サンダーブレード】対象周囲有り雷属性、HP85%から使用
【連続ドルマドン】正面扇状有り闇呪文、HP85%から使用、怒り時必ず暴走
【ソードリッパー】正面帯状有りHP50%から使用、使用頻度が高い
HP50%以下になるとターンエンドでも使用
回避可能
【EXモード】自身-怒り時のみ使用*1

 

  • 特性
    • HP50%以下になると特技に反応して怒る
      • HP25%を切ると更に怒りやすくなる。また、怒り時はHPによる使用制限を無視して行動する
    • 2回連続で行動する(HP85%~)
      • HP85%を下回るまでは完全1回行動
    • 時々攻撃を武器ガードする

Ver.6.0.3

【せかいじゅの葉】【せかいじゅのしずく】の準備時間延長に伴うコインボスの調整対象となった。以下の点が変更されている。

  • 行動間隔が延長
  • 攻撃力が1036→836程度に減少
  • ギロチンカッターの準備時間が若干延長

討伐報酬

【死神のピアス】
【死神のピアスの破片】1or2個

攻略(プチ)

Ver.6.4で実装。
使用技は据え置きだが、HPは28000程度まで下がっており、攻撃力も大幅に下がっている。
 
相変わらずカーズスラッシュは頻繁に仕掛けてくるので呪い耐性はあった方が良い。守備力が高ければ【竜のうろこ】などでダメージをシャットアウトできるが、EXモードを使うこともあるので注意。連続ドルマドンも無対策だと200程度×3のダメージとなるので油断は禁物。



*1 パラディンガード等で怒らせるとHPに関係なく使う