【地形ダメージ】

Last-modified: 2021-01-29 (金) 14:58:09

概要

環境により、一帯に立ち入るだけで受けるダメージのこと。RPG的な観点で言えばダメージトラップとも。
DQシリーズにおいては【毒の沼地】【バリアー】あたりがメジャー。
 
これらはいずれも非戦闘・戦闘状態を問わず影響を受け、更に毒の沼地以外は【ドルボード】に乗っていても影響を受ける。
【トラマナミスト】を使うと60分間影響をシャットアウトする事が可能。
今作では原則的にダメージエリア内で立ってるだけでも影響を受け続けるため、旧作とは違い移動をしなくてもしっかり影響を受ける。
敵やサポート仲間は一切の影響を受けない。また、蘇生時の無敵を貫通する。
 
なお、【マグマ放出】など敵が発生させるダメージ床については【設置型】項を参照。
敵が発生させるダメージ床はトラマナミストでは無効化不可能で、サポート仲間も影響をしっかり受ける。
 
地形ダメージを受ける地形の種類は以下の通り。

毒の沼地(魔瘴溜まり)

DQ1から登場しているメジャーな地形。【呪われた大地】【賢者の隠れ家】など【魔瘴】の影響が強いエリアや【影の谷】など様々な場所に設置されている。
今作では立ち入るだけで毒のエフェクトと共に【毒】状態となり、約5秒に1ずつのダメージを受けるようになる。
先述したようにドルボードに乗っている間は影響を受けない他、既に毒・【猛毒】状態だった場合は立ち入っても何も起こらない。
また、【キラキラポーン】でも防げない。
 
【竜王の城】では上記のものとは別に立ち入ってる間約1秒間隔で1ダメージを受けるものが登場。
ダメージ判定発生のタイミングで毒のエフェクトと効果音が連続して鳴る。
旧作の仕様になるべく近くした調整と思われるが、DQ10の元々の仕様の関係で

  • 沼地の上で棒立ちしていてもダメージを受ける
  • 戦闘中であっても毒の沼地でダメージを受ける
  • 特別ゲスト(サポート仲間)は影響を受けない
  • 戦闘中は毒の沼地のダメージでHPが0になる事はあるが、非戦闘時はHPが1より下にはならない。

といったところに差がある。
 
本作では、アストルティアに存在するものに関しては、液体の魔瘴が窪地に溜まったものと言う設定。

溶岩・灼熱の海底

DQ2初登場の地形。
【炎の領界】の各地には溶岩や高温の床があり、それらに立ち入ると一定間隔で10ダメージを受ける。
【赤熱の荒野】【業炎の聖塔】付近などにあるどう見ても10ダメージでは済まなさそうなマグマそのもののタイプと、【烈火の渓谷】【フェザリアス山】等にある地面に赤い網目状のヒビが入って湯気を出している高温の床のタイプがある。
フェザリアス山では上下左右が高温状態となっている道もあり何気に壮観。
また、【オーフィーヌ海底】では広範囲が高温の床になっている場所がある。
 
熱気がすごいのか徒歩はもちろんドルボードに乗っていても、戦闘中でもダメージを受ける。
ただ移動するだけなら大した問題にならないが、溶岩の上で戦闘する場合はバカにならないダメージとなるため可能であればトラマナミストでしっかり予防したいところ。
Ver.4からは【カルデア溶岩帯】にもマグマが追加された。

猛毒の胞子

【闇の領界】各地に生息する草花から吹き出される胞子。「毒の胞子」とも。
闇の領界に住む【竜族】を悩ませる存在となっておりストーリーにも関わってくる。
 
闇の領界のあちこちにある紫色の植物に近寄ると紫の胞子が吹き出し、胞子が吹き出した辺り一帯がダメージエリアとなっている。
1回吹き出した胞子はその辺を漂っているという扱いになっているためか、どんなに時間が経過しても胞子が吹き出した場所はダメージエリアのまま。
影響を受けるエリアに立ち入ると毒のエフェクト・効果音と共に一定間隔で10ダメージずつ受けるようになる。
 
範囲はあまり広くはないのだが、胞子が吹き出す演出が消えた後はダメージを受ける場所が見た目ではやや分かりづらいため、戦闘中なんかにいつの間にか立ち入ってしまう事がしばしばある。

胃酸

【ブオーンの体内】のあちこちに水たまりの如く点在している胃酸。
ダメージを受けるのは黄色の胃酸で、水色のものはダメージを受けない。ダメージを受ける際の演出は上記の溶岩と同じ。
他作品ではシンボルモンスターが溶けて別のモンスターになるという人によっては軽くグロいととられる演出がある作品もあったが、今作ではただのダメージトラップとして存在する。

落雷(電流)

【迅雷の丘】で受ける地形ダメージ。
雷を誘き寄せる装置が置かれており、常に円形に電流を走らせている。トラマナミスト無しで踏み込むと頭上から落雷が落ちてきて定期的に10ダメージ。
範囲自体はあまり広くないが、装置のすぐそばに置かれているキラキラから高額素材である【烈風石】が稀に拾えるため、ダメージ覚悟で拾いにいくケースは少なくない。
この装置以外で発生する落雷そのものは演出であるためダメージはないが、近くに落ちると轟音が鳴り響くため少しびっくりする。

業風

毒を含んだ紫色の風で、【嵐の領界】に済む竜族達を悩ませる現象。遠くから一見すると毒の沼に風が吹いているような見た目。
【天ツ風の原】では広範囲でこれが吹き荒れており、ひと度範囲内に入ると定期的に10ダメージ受け続けるだけでなく、霧のようなものが発生して視界が遮られてしまう。
 
プレイヤー達が訪れる前に【ムストの町】には特に猛烈な業風が吹いたらしく、町を壊滅させる一因を作った。

バリアー

初出はDQ1。期間限定イベント【大魔王ゾーマへの挑戦】で初登場。
透明なベールに電流が走る床、といった表現がなされている。
上に乗っている間、ジリリという音と共に約3秒毎に10ダメージ。

トゲ床

【ゼクレス城・宝物庫】に仕掛けられている。
床の上に乗っている間、床に開いた小さな穴からトゲが連続して飛び出し続け、約0.5秒毎に100ダメージを受ける。
宝箱を発見し、思わず近づくと作動し、手痛いダメージを食らう。宝箱の中身は【うまのふん】というオチまでついている。
どう見ても物理的な機構によるダメージなのだが、これもまた他の地形ダメージ同様、トラマナミストで無効化できる。原理は謎。

関連項目

【ダメージ床】(DQ大辞典)