概要 
DQ7で初登場し、その後モンスターズにも登場したカエルのモンスター。
【フロッグキング】の色違い。
ガマガエルを表す「ガマ」に神を表す「デウス」をくっつけたことで、無駄に語呂のいい名前になった。
DQ10には【アモデウス】というモーツァルトを元ネタにしたモンスターが登場しているが、名前が似ている以外の関連性は無いだろう。
英語版での名前はPS版DW7ではGamadius、3DS版DQ7ではMossferatu。
DQ7 
過去【コスタール】編のボスとして初登場。何故か土佐弁を使う。
【ホビット族の洞窟】の奥に生えた【ひかりゴケ】を食べ、【ホビット】に迷惑をかけていた。
主人公達が【大灯台】に行く時の照明としてひかりゴケを採取しに行くことになり戦うことになる。
戦闘においては打撃、【氷の息】、【猛毒の霧】、【ザオリク】を使う。
ザオリクを使うことで分かると思うが、こいつには厄介なお供が2匹いる。
シードラゴンズはこの時点では初見、たつのこナイトは海底都市バージョンよりも強化されている。
こちらのHPは多くの場合150弱~200強だが、激しい炎・氷の息の連発はかなり痛い。
さらにこちらより素早く、1回は耐えても次ターンの先制ブレスで壊滅することも多い。
【賢者の石】、【ハッスルダンス】等の全体回復手段があれば少しはラクになるが、それでも猛毒の霧・甘い息・焼け付く息といった状態異常まで兼ね揃えており、回復役が潰されると一気に窮地に陥る。
元々の息の使用頻度が高く、さらに意外な落とし穴はこいつらの【判断力】の高さ。
ガマデウスとたつのこナイトは判断力中程度、シードラゴンズは判断力最高。
よって【スクルト】や【たたかいの歌】で守備力を上げてしまうと打撃を控え、ブレスの使用頻度が上がり、逆に全滅の危険性を高めてしまうわけである。
攻撃力もたつのこナイトは110、シードラゴンズは90と、お供とはいえボスにしては非常に低い。
これが思わぬ伏兵で、守備力を200程度まで上げると、ブレス使用率が跳ね上がってしまう。
ゆえに戦法としてはスクルトは控え、補助は【フバーハ】と【マジックバリア】程度に留める。
これらの呪文を覚えていない場合、耐性を持つ装備品や【ウールガード】で対処するしかない。
あとは
- 手下から倒す
逐一ガマデウスがザオリクで蘇生するため効率は悪い。ただし逆に言うと、蘇生に手数を割く=攻撃頻度が減るということでもある。ガマデウス本体にもダメージを与えられるよう、全体攻撃を仕掛けた方がいい。 - 状態異常を仕掛ける
シードラゴンズには状態異常は完全無効だが、残りの2匹には眠りや1ターン休みが比較的有効。とにかく相手の手数を減らしてしまうのが吉。また、ガマデウスには猛毒がきくので、猛毒状態にした上で【アストロン】を唱え続けていれば安全に倒すことができる。 - たつのこナイトを消す
たつのこナイトには【ザキ系】や、【風神の盾】や【つきとばし】も効く。風神の盾や突き飛ばしに対してはザオリクが効かないため特に有効である。
など、自分に適した方法を模索していこう。
ストーリーの流れからしても、一見何の変哲もないただの中ボスなのだが、いざ戦ってみるとビックリするくらい強い。
その不意打ち的な強さから、プレイヤーによってはあの【ヘルクラウダー】先生並みに印象に残っているボスだろう。
ただ、なぜか公式での扱いは悪く【モンスター大図鑑】では、なぜかDQ7のボス敵の所ではなく通常敵の項に置かれている(逆になぜかシードラゴンズがボス枠で記載されている)。
たしかに他作品でもDQ3の【ボストロール】、DQ4の【アンドレアル】や【ヘルバトラー】などはボスではなく通常敵の方に載せられているが、彼らは元々後半の通常敵が前倒しで中ボスを務めていたり、初出作品では中ボスでも以後のシリーズでは通常敵として出てくるなど、理解の材料もある。
DQ7初登場後現在までの本編で再登場のない彼が、なぜこちらに置かれているのだろうか……
倒した後、散り際に「まだまだおまんらが考えもつかぬようなごっつい大物が…ぐはっ!」と言う。
それは【バリクナジャ】のことかもしれないが、どう考えても集団で全体攻撃や状態異常をかましてくるガマデウスの方が手強い。そもそもひかりゴケを食っていただけでガマデウス自身がバリクナジャの配下のようなイメージもない。
一応手下なしのタイマン勝負ならガマデウスの方が弱いが。
ただし、こちらには猛毒の霧があるのでPS版ならガマデウス側にも十分勝機はあったりする。
DQMJ2P 
その後の作品では登場していなかったが、JOKER2のプロフェッショナル版で再登場。
魔獣系のSランクで、【ほうらい大王】と【ギガミュータント】の配合で生まれる他、クリア後の海岸でも霧が出ている間のみいざないの扉のあるエリアに登場する。
ただ、後者は同じエリアに現れるドラゴンを倒した後にごくまれに出現するので、いなかった際は別の敵と戦った後再度ドラゴンを倒す必要がある。
Sランクだけにかなり手強いので、スカウトするならテンションを上げるなり【ルカニ】や【バイキルト】を使うなりして、ちょっとでも確率を上げよう。
ステータス面は「どく攻撃」と「どくブレイク」を持ち、相手を毒状態にするのが得意。能力値ではHP、賢さ、攻撃力が高く、それ以外もまずまずの値。
素で自動MP回復もあるので、強力な特技でガンガン攻められる攻撃役に最適。魔道士の様な見た目をしているが、意外にも賢さよりも攻撃力の方が高い。
所持スキルは【ためいき】。
テリワン3D・イルルカ 
野生では出ないので工面が面倒に。
特に特性などに変化は無し。だが大王つながりか、ほうらい大王ではなく【大王イカ】でもよくなった(ただこいつも野生では出ない)。
イルルカでは【新生配合】でメガボディを得ると「AI1~3回行動」、ギガボディを得ると「しっぺがえし」の特性が追加される。
図鑑での豆知識は
「音楽をこよなく愛するカエルの王様。アタマの中では自作の曲が常に流れ続けている。」
という説明文になっている。こちらではモーツァルト要素が強いようだ。
なおテリワン3Dから上司のバリクナジャも参戦したが、何故かこいつより格下のBランクである。