概要
3DS版DQ11で初登場の【ボス級モンスター】。【おにこんぼう】、【ギガデーモン】、【バルザック+】の色違い。
【冥王ネルゲル】(【冥獣王ネルゲル】)をイメージしたギガデーモン型モンスター。ただ、手に持っているハンマーが異なり、DQ10での【ギーグハンマー】が持っているものに近い。
英語版DQ11Sでの名前はNelgelas。なおDQ10は英語圏には進出しておらず、彼の台詞の中の「冥王ネルゲル」はNelgelとそのまま訳されている。
DQ11(3DS版)・DQ11S
【追憶の神殿】3層の2戦目で【メガトンギオス】と共に戦うことになる、
【冒険の書の世界】では【エテーネの村のおはなし】に関連する場所しか荒らしてないが、本作発売の一ヶ月後ぐらいに「ドラクエ11を終わらせちゃった人たちへ」「終わらないドラクエ」というDQ10のプロモーションがあったので、ネタバレに気を使ったとも受け取れる。
一方、【転生大王】やらをけしかけて主人公の転生自体を阻止するという侵略の手口は、歴史を歪める者らしい活躍である。
HPが12000もあり、【時の破壊者】に次ぎ、【無明の魔神】と同じHPを持つ。
技は【しゃくねつ】、【衝撃波】、【テールスイング】、【いてつくはどう】、【暗黒のきり】、【めいそう】、【巨大な火炎】と色々あるが、一番恐ろしいのはこちら一人を超高確率で即死させる【闇をまとった巨大なハンマー】攻撃と、570程度のダメージになる痛恨の一撃。後者はレベル70の【グレイグ】や主人公が耐えられるかというレベルである、他のキャラはお察し、耐えても他の技のダメージで死ぬのが大抵だろう。
幸い【聖賢のサークレット】装備の【セーニャ】等即死に完全耐性を持つ組み合わせはいろいろあるのだが、即死耐性にこだわり過ぎると相方のメガトンギオスが扱う状態異常(【1ターン休み】、【麻痺】、【魅了】)への耐性が甘くなるのが厄介。
と言うか、これら全てに完全耐性を得る装備の組み合わせは存在せず、【聖女の守り】や【キラキラポーン】で対処しようとしても、いてつくはどうを頻繁に使うので直ぐに剥がされてしまう。
いっその事、即死耐性は諦めて【命の石】を全キャラに複数個持たせた方がいいかもしれない。
行動パターンはランダムなのか、同じ行動を1ターンに二回選択する事もあり、強さにかなりムラがある。大したダメージがない中でめいそうを連発する事さえあり、めいそうを連続で実行した場合は完全に無害である。
一方、運が悪いと毎ターン闇をまとった巨大なハンマーやいてつくはどうを使って来たり、2回連続で痛恨を使ってくる恐れもある。
これにより、「何か1つでも補助を掛けるとそれに反応して即座に波動で消してくるのでは?」と勘違いして補助を控えてしまい余計に苦戦する恐れも(「何か1つでも補助を掛けるとそれに反応して即座に凍てつく波動を使う」という行動パターンはリメイク版DQ4の【デスピサロ】やDQMJ3の波動持ちの敵全員などの前例があるので尚更)。
しかし逆に言えば、なにか1つだけ補助をかけておけば、相手は1手をかけてその補助をわざわざ消しに来るわけなので、敵の攻撃の手を緩めることに繋がる。手が空いたら何か1個、補助をかけておくと良いだろう。キラポンか【スクルト】あたりが良い。
素早さがかなり中途半端で、レベルが低いと先行後攻が安定しない為注意。なお、相方は超素早い。
また、相方のメガトンギオスと【れんけい】して【ダークネスブレス】【ジゴエクストリーム】【バーンラッシュ】といったれんけい技を使用する。
メガトンギオスを倒し残り1体になると3回行動になり、行動パターンもローテーションになる。
この時の行動パターンはいてつくはどうorめいそう→暗黒のきりorテールスイング→全てを焼きつくす巨大な火炎or闇をまとった巨大なハンマーとなっている様子。
相方を落としたら即死耐性の防具に変更すればそれ程怖くはない、残すとしたらこっちだろう。
【すべての敵が強い】
縛り効果でやはり攻撃力が増加。元々570だった攻撃力が、【セルゲイムーア】と同じ推定800に。
その攻撃力からの【テールスイング】が強烈で、全体240前後のダメージを受ける。
【痛恨の一撃】や【闇をまとった巨大なハンマー】は、文字通り即死である。
【マダンテ】が無いので一気に壊滅させられることは少ないが、やたら一撃死する場面が多くなるので常に死者を抱えることになりやすい。
炎属性の攻撃技が2つあるので、アクセサリー枠に余裕があれば【竜のおまもり】を装備しておきたい。
合わせて相方の【メガトンギオス】共々、【ヘナトス】で攻撃力を下げておくと、強烈なテールスイングも無力化できる。【ベロニカ】を選出し、【シルビア】の【レディファースト】を最大限活用したい。
【マヌーサ】には中耐性を持っておりやや効きにくい。
死者が出た時は、ザオリク→HP回復の流れをよく意識しておくこと。ヘナトスとどちらを優先するかも重要。
光が1.1倍弱点、炎と闇が弱耐性で0.75倍。相方は光が大弱点なので、光属性で攻めると効率が良い。
相方の方が打たれ弱いので、倒すならアチラからにしよう。
相方さえ倒してしまえばこちらのもの。3回攻撃になったところで、攻撃力を下げておけば全く脅威ではない。
ヘナトス連発で骨抜きにしておけば、【グレイグ】の【におうだち】で全攻撃を受けても十分に耐えられる。
たまに即死ハンマーが飛んでくるが、死んでも蘇生が簡単に間に合う。
ここまで来ればあと少し。【幻惑】されたら都度治療するなどで態勢を維持しつつ、【ルカニ】や【バイキルト】を入れて物理で削っていこう。