【リカントマムル】

Last-modified: 2024-04-13 (土) 09:56:15

概要

DQ1で初登場したモンスター。
【リカント】の上位種、【キラーリカント】の下位種で、赤茶色の狼の様な獣人。
「マムル」と付くシリーズ唯一のモンスターである。
一応マムルの語源であろう英語の「mammal」は「哺乳類、獣」という意味である。
リカントの項で述べられた語源と併せるなら、「より獣に近い狼男」という意味だろうか?
シリーズ開祖の本作では他にも【スライムベス】【メトロゴースト】【スターキメラ】【キースドラゴン】【ダースドラゴン】というように、語源が不明瞭なものや以降のシリーズで省みられなかった単語を含むものが幾つも登場し、カタカナの文字種が厳しい中様々な印象に残るモンスター名を編み出した努力と苦労が偲ばれる。
 
なお、DQ1発売前の【週刊少年ジャンプ】1986年16号の掲載画面ではキラーリカントの配色になっていた。

DQ1

高い攻撃力に加え、【マホトーン】の呪文を操るようになった。
呪文が使えるためか、リカントよりも【ラリホー】の効きが悪い。
主に聖なるほこら周辺に出現するほか、【ガライの墓】内部、【ドムドーラ】周辺にも出てくる。
エリアによっては更に攻撃力の高い【キメラ】なんかも出てくるので、HPの回復はお早めに。
とはいえ、そもそもこいつと戦うような時期になってくると戦闘中の回復手段として【ホイミ】はほぼ力不足。
前述の通りラリホーの効きも悪い関係で結果的にマホトーンを食らってもほとんど意味はなく、実質サービス行動。
ホイミが鬱陶しい【しりょう】、HPが高い【ゴールドマン】と比べても戦いやすい割に経験値:20、ゴールド:最大80は結構お得。
【岩山の洞窟】に飽きてきたならこいつを狩りの対象にしてみるのも一興か。
なお、FC版では他の2匹と左右が逆になっている。
リメイク版ではラリホー耐性が無くなっているので、正面からの打開が厳しいようなら眠らせよう。
とはいえ、SFC版の公式ガイドブックでは死霊共々「レベル10以上で【はがねのつるぎ】を装備しているならそれほど怖い敵ではない」旨の記述をされている通り、基本的には呪文を使うまでもないだろう。

DQ7(リメイク版)

【トクベツなモンスター】No.012。
【けものたちの森】のボスとして登場する。
物理攻撃中心だが、いつの間にやら習得した【ベホイミ】を唱えて回復を図ることがある。
しかし、耐性面は穴だらけで正直どうにでもなるモンスターである。
落とすアイテムは【ぬののふく】
3DS版ではけものたちの森の石版が2019年11月28日をもって配信終了となったため、【ドラクエマスター】の称号を得る最大の壁の1つとなっている。
オンライン石版交換で「リカムル」「リムルン」「カンチ」のいずれかの名前が入っている自作石版、あるいはけものたちの森の石版が運良く流れてきたら忘れずになつかせるべし。

DQ9

【ビタリ海岸】【サンマロウ地方】(北の洞窟前の森)などに出現する。
攻撃手段は爪による強化打撃と雄叫びに、この系統のお約束となった【テンションバーン】
下位種も上位種もテンションバーン使いであり、この系統のアイデンティティーになっている。
中途半端な攻撃でダメージを蓄積させず、一気に倒しきってしまおう。
落とすアイテムは通常枠が【まじゅうの皮】、レア枠が【まよけのツメ】
 
クエストNo.097【ハオチュンの試練】では、「リカントマムルを【おたけび】で怯ませた直後に5匹倒せ」と要求される。
直後というのは、おたけびが命中し、なおかつ「リカントマムルは おどろきすくみあがっている」と出る前に倒さなければいけないということ。
パーティーの素早さを調整しないと運ゲーになってしまうそこそこ難関のクエストである。
とは言え、出現率が高く、必要な数もさほど多くはないので、運に任せて適当にやっていても達成できなくはない。
遅いキャラでおたけびを行い、素早いキャラでトドメを刺すのが一番確実。
 
服は着ているがズボンは履いていないスタイルが「グレーのミニスカワンピ」などと称され、
更には「青いベルトでアクセント」「ひっさつモテかわスタイル」などと、
戦歴のコメントの2ページ目で散々な書かれ方をした。
シンプルなかっこよさを教えるために蘇った下位種とはえらい違いである。

ビルダーズ1

2章に登場。旅のとびら・青の先の大陸に生息している。
また、同章の【竜王軍バトル】2戦目や【ヘルコンドル】戦で呼ばれて出てくる。

2章では最もブロック破壊力が高い敵で【木のカベ】でも破壊してくる。【白い岩】なら防ぐ事ができる。能力はリカントと大差ないが攻撃を受けると混乱してしまいため少々厄介。
リカントとは縄張りを巡って対立関係にあるらしく、攻撃を食らうと混乱するため、キラーリカントとその弟子達は困っている。
倒すと【毛皮】【きょうらんのツメ】を落とす。
 
その後、終章での【三賢者】救出の【エル】ルートで魔物の巣穴から出てくる。
巣穴から出てくる個体は耐久力がやたらと低いのだが、コイツだけは例外でややしぶとい。
また、コイツと戦う場所は足場が狭い上、高所のため混乱させられると転落死の危険性が高まる。
この時は毛皮しか落とさない。
 
ちなみにガイドブックによると、「病に冒されたリカント」らしい。狂犬病のようなものだろうか。
しかし爪に混乱毒がでるような病とはいったいどんなものなのか…。
なお、この病はストーリー進行に関係がない。

ビルダーズ2

【ムーンブルク島】【獣魔兵団】の一員として登場。
基本的な動きは同じだが、混乱効果があるのは力を溜めてからのジャンプ攻撃のみとなった。
同兵団の船で弱点を教えてくれるものは、【イエティ】から陰湿呼ばわりされている。
弱点は炎。【ほのおのつるぎ】【ギラタイル】で大ダメージを与えられる。
 
【ヒエヒエ島】では通常モンスターとして戦場跡地を模した場所に出現。
前作同様にきょうらんのツメや毛皮を落とすが、【鉄】を落とすことも。

ライバルズ

第7弾カードパック「光と闇の異聞録」にて実装。武闘家専用のノーマル。

2/2/1
召喚時&死亡時:
武術カード1枚を
手札に加える

【かくとうパンサー】よりコストが1高いが死亡時にも武術カードを手に入れることができる。
戦闘能力は同じだが死亡時にもさらに武術カードが手に入るので武術カードを使うコンボデッキには採用を検討できる。

ウォーク

2019/9/19~10/24まで開催された「DQ1イベント」にて特定のイベントクエストを受注している間のザコ敵として登場した。
こころの色は青でコストは35。グレードSでマホトーンを覚える。

タクト

魔獣系のCランク、こうげきタイプで登場。
使用とくぎは【しんくうぎり】/「はげしくきりさく」

ドラけし!

常設ステージ「ガライの町」の隠しステージに登場。
星3の黄属性で、スキルは菱形の範囲を物理攻撃する「きりさく」。