【レイピア】

Last-modified: 2021-04-28 (水) 16:28:43

概要

16世紀頃のヨーロッパで生まれた、斬ることよりも突くことが主体の細身の剣。
この時代は銃の発達により重装鎧による防御力が意味をなさなくなり、同時に重さで叩き切るような剣も不要になっていたので、軽装用の剣として広まった。
ただし実際の戦場では普通の形状の剣が用いられることも多く、レイピアは騎士や貴族が護身・決闘に用いるのが主だったようである。
(その際、普通の剣はレイピアに比べて幅広いことから「ブロードソード」と呼ばれた)
その後、戦場で剣が完全に廃れても上流階級の間で細身剣独特の剣術は受け継がれ、現代のフェンシングの原型になった。
そういったイメージから創作においてはレイピアは武器であると同時に、騎士や貴族等の上流階級を象徴する道具としても扱われたりする。
 
よく似た形状の武器はイメージイラスト等で過去作のキャラクターが所持していたこともあったが、実際にゲーム内の装備品として登場したのはDQ8からで結構遅い。
性能的には序盤の武器の一種に過ぎないが、騎士キャラの【初期装備】にすることで騎士っぽさを演出している。

DQ8

攻撃力17。【聖堂騎士団】所属の【ククール】の初期装備にして彼専用装備。
武器のカテゴリとしては剣だが、同じ剣士でも【主人公】はレイピア系の剣を装備することはできない。
ちなみに攻撃モーションは他の剣と同様に斬りつけているが、実際のレイピアも刃は付いているので斬撃は可能である。
…突き技が全く存在しないのは違和感が拭えないが。
 
初期装備なだけに攻撃力は少々不足気味。
ククールを【剣スキル】で育てる場合は、【トロデーン城】【テンペラーソード】を入手するまで攻撃力不足が辛い。
それまでは弓を持たせておくなど、臨機応変に対応しよう。【クロスボウ】なら錬金して売ればプラスになるので無駄がない。
 
【ドニの町】で300Gで販売されてはいるが、ククール専用なうえ、その彼が初期段階で持っているため購入する必要は零。
しかも今作ではこれに加えて【聖銀のレイピア】【堕天使のレイピア】【しっぷうのレイピア】とレイピア系の上位武器も登場し順に強化していくことが可能だが、普通のレイピアだけは錬金素材には一切関わらないので改めて入手する必要も無い。
敵では、【ナイトフォックス】(1/16)が通常枠で、【パプリカン】【マージリンリン】(両1/64)がレア枠で落とすが、当然のごとくまったくもって要らない。
使い終わったり偶然拾ったりしたら売っ払ってしまってよろしい。

DQ9

攻撃力19。【セントシュタイン城】の城下町で480Gで買える。
時期的にはとても妥当な価格と攻撃力。強い剣が欲しければ買っていいだろう。
【あやかしそう】3つと【ミスリルこうせき】を錬金すると【まけんしのレイピア】にできる。

DQ10

レベル7より装備可能な片手剣。基本攻撃力は12。
詳しくはこちらを参照。
上位武器として【ぎんのレイピア】【戦姫のレイピア】が登場している。
 
【勇者姫アンルシア】の攻撃モーションはレイピアに代表される刺突であり(他の片手剣を持ってもそうなってしまう。【名刀 斬鉄丸】のような日本刀であっても)、デフォルト装備も【王家のレイピア】である。

DQ11

【主人公(DQ11)】【カミュ】【シルビア】【グレイグ】が装備可能の剣。
うち直しに必要な宝珠は6つ。

できのよさ+0+1+2+3
攻撃力24262830
みりょく5678

 
【サマディー地方】(キャンプ地)、【サマディー城下町】【ダーハラ湿原】(キャンプ地)、【ダーハルーネの町】【ネルセンの宿屋】にて750Gで売っている。
同じような形状の【シルビアの剣】はレイピアより攻撃力が低くみりょくが高いが、+3では同じ攻撃力になる。
もっとも、片手剣が欲しい場合は【てつのつるぎ】で十分なので買う必要は無い。さらにダーハラ湿原では【ぎんのレイピア】のレシピが手に入るため、みりょくを兼ね備えた武器としても不要になる。
【ふしぎな鍛冶】もしくは敵ドロップで装備品を手に入れることが多い今作では、店売り限定でしか手に入らないレイピアは不遇な存在となっている。
せめてDQ8のようにモンスターからドロップできれば話は違ったが、残念ながら今作で細身剣を使う敵は【レディ・マッシブ】しかいない。

DQMシリーズ

ドラゴン系に強い武器として登場。攻撃力は18程度。

余談

明確に言及されているわけではないが、概要のように細身の剣を腰に下げているキャラはDQ8より以前から度々登場する。
【サマルトリアの王子】がイラストで装備しているのが広義でのシリーズ初登場と言える。
エニックス版ゲームブックでは初期装備でもあり、【こんぼう】未満の性能にも関わらず売却不可。
下巻スタート時には既に【てつのやり】を標準装備していて用済みのはずなのに大事に持っている。
上巻でラダトームの城を訪れるときの描写を見るに、騎士としての正装の一部であるようだ。
他には【ヘンリー】のイラストで幼少期・青年期ともに身に着けているのが印象深いだろうか。