6B2 body armor (Flora)

http://rusdarpa.ru/?p=1358 より
1979年に供給が承認された2番目のボディアーマー、6B2は、アフガニスタンのソビエト軍に装備するために開発されました。目的は破片防止であり、4.4～4.8 kgの重量で、400-600 mの発射範囲からの破片とアサルトライフル弾から保護することを目的としていました。その組成には、厚さ1.25mmのチタン合金プレートと30層のTSVMファブリック（高度にモジュール化された「特殊ファブリック」）含まれていました。このファブリックはケブラー繊維に似ており、ケブラー繊維より少し遅れて人工繊維研究所（VNIIV）の専門家によって開発されました。ちなみに、NATOが新開発の弾丸の貫通作用を評価するためにCRISATという名前で参考に採用したのはこのボディアーマーでした。

当時の考えでは、ボディアーマーの主な目的は、破片からの保護です。しかし、アフガニスタンは典型的な戦闘の場ではないことが判明したため、軍はすぐにこの概念を変更し、より強力な保護、つまりマシンガンからの保護を要求しました。NIistalはこの問題を緊急に解決する必要があり、すでに1979年の半ばに、マシンガンとライフル弾から保護された最初のボディアーマーがアフガニスタンに到着し始めました。(のちの6B3TM)