青魔法・敵の技/【エアロガ】

Last-modified: 2023-08-14 (月) 13:42:48

風属性攻撃魔法「エアロガ」には青魔法バージョンが登場する作品も存在する。


関連項目
エアロ系エアロ/エアロラ/エアロガ/エアロジャ
トルネド
→エアロ系(青魔法):エアロ(青魔法)/エアロラ(青魔法)/エアロガ(青魔法)


FF5

攻撃力140、消費MP24。
単体・全体に対象変更できるが、リフレクで反射される。
下位のエアロ共々青魔法に移り、FF5でエアロラも青魔法として初登場している。


ファイガなどは攻撃力185。エアロガは他のガ系魔法より攻撃力が低い。
消費MPはガ系黒魔法より1だけ低い24。

  • 下位魔法のエアロは、ファイアなど他属性の下位魔法より攻撃力が高い。
    エアロラは他のラ系攻撃魔法と互角の威力である。
  • エアロは消費4で攻撃力20、三色ア系は消費4で攻撃力15。ラ系は全て消費10で攻撃力50。
    エアロガは消費24で攻撃力140、三色ガ系は消費25で攻撃力185。

比較するとエアロガだけ攻撃力が低く設定されていることが分かる。
その代わり、三色ガ系魔法と同時期に購入できるエアナイフさえあれば、ジョブを問わずよりこれらより属性強化の恩恵を受けやすい魔法になる。
エアナイフは短剣であるため、モンクと白魔・予言士以外のどのジョブでも三色ガ系魔法を超えた威力のエアロガが撃てる。
無論、魔道士系ジョブの場合は各種ロッドで強化した三色ガ系魔法の方が強いのは言うまでもないが、こちらはジョブを選ばないという利点がある。

  • エアロガを習得できる頃にはエアナイフも購入可能。最速ラーニングになるとほんの少しズレる程度。属性強化エアロガは攻撃力210。

最も早くラーニングするには、ギードの祠旋風魔神に変身したメタモルファから。
メタモルファが旋風魔神に変身するパターンが出るまで待たなければならず、変身したとしても単体がけしかしないため、少々面倒である。

  • せんぷうまじんには地下二階と地下三階でしか変身しない。変身パターンが違う個体の場合はどれだけ待っても無駄。
  • イフリート/ワイバーンに変身する個体が旋風魔神に変身するパターン。
    当たりパターンで初回変身がハズレならリターンを使えばよい。
  • ピクセルリマスター版ではメタモルファの変身した旋風魔神の使うエアロガが全体化されたので多少ラーニングが楽になった。出会うまでの手間は変わらない。

拘りがないなら、クリスタル(風)の方が強制戦闘であり、全体化してくるので楽。


第三世界ではシルドラ(全体攻撃力165、属性強化時247)に代用される事も多くなる。
シルドラとの差別化として、青魔法はミュートの影響を受けない点と、単体のボス敵相手に味方全員でデルタアタックすればかなりの威力が出る点がある。4人反射は2倍撃なので強化エアロガ4人反射は攻撃力420。

  • デルタアタック戦法を行うなら青魔法のホワイトウインドが必須に近く、エアロガも使う機会がある。
    黒魔法より風属性の方が強化しやすいので、元々の攻撃力で勝るガ系黒魔法と使い分ければよい。
  • 第三世界では風属性弱点の全てを知る者に強化エアロガを良く使う事になるだろう。

FF5の青魔法には攻撃魔法が少ないため、「青魔法に属する」という意味では価値がある。
マインドブラストもあるが単純な火力で見ると物足りないし、属性強化も全体化もできない。
 
この魔法が属している「青魔法」自体が、どんなジョブにつけても活躍できる優秀なコマンドであるのも大きい。
大半のジョブで装備可能なエアナイフ属性強化できるため、ジョブを選ばないという利点もある。
手の空いた支援役などに使わせる攻撃手段としてはなかなか有用。

  • ミニマム回避率を上げる戦法を使いたい、
    でも小人状態でダメージが通る魔法アビリティを覚えていない。
    そんな時は青魔道士にしてエアナイフを装備させ、エアロガを使うといい。
  • 青魔法でこれ以外の攻撃手段としては、物理ダメージのゴブリンパンチ
    有効な敵が限られるレベル3フレアデスクローなどがあるが
    どれも一癖あるものばかり。
    もっとも手軽かつ安定して多くの敵にダメージを与えられる手段が、エアロガだろう。
  • 黒魔道士に使わせて属性魔法の種類を1つ増やすのも良し。属性強化も容易に出来るため悪くない。
    白魔道士は相性はあまり良くないが、2つのガ系魔法で回復と攻撃を両立出来て、FF3気分も味わえる。

味方が使う分には比較的便利という程度だが、敵が使うと非常に厄介な魔法に化ける。
GBA版の最終盤を除き、FF5では仕様上風属性への耐性を付けることが出来ないため、被ダメージ軽減は魔法防御力上げとシェル頼みとなる。
低レベルプレイの場合は発動が死とほぼ同義。使う敵が少ないのがせめてもの救い。


アポカリョープスが未修得の青魔法の1つ。
ラーニングさせた後からこれを使って来るように。


同エフェクト色違いにテールスクリューがあるが、テールスクリューの方が早くお目にかかる事になる。
テールスクリューはエフェクトの緑色部分が青色に変わっている(下位魔法のエアロラの色違いも同様)。

FF5(GBA版以降)

追加モンスター勢ではダークエレメント(全種)が使用する。
オメガ改を撃破しフォースシールドを入手するまで「風属性は耐性をつけられない」点を突いた攻撃パターン。
Exダンジョンで頻繁に複数で登場するうえ魔法倍率がかなり高いため、連発されるとネオエクスデス討伐後のパーティーでも全滅しかねない。

FF6

ストラゴスの「おぼえたわざ」の1つ。本作でも青魔法である。
使うと敵全体に風属性のダメージを与える。効果値125で単体がけは不可能だが、全体がけの時は自動で効果値が1/2となり、敵単体時は等倍となる。
他のガ系魔法と同じくヒット値は150で非必中。消費MPは41。


同じ「おぼえたわざ」の中に大技のクエーサーグランドトラインがあるためイマイチ影が薄いが、エアロガは青魔法中では基礎攻撃力が最も高い。非必中かつ魔法防御は無視できないので、魔防無視・必中のクエーサー・グランドトラインには実ダメージで劣る。


習得可能になるのは崩壊後。
使用者はマルコシアスバセジアータなどの鳥系モンスター。
ストラゴスが復帰した時点で飛空艇とリルムが確実に加入しているので、コーリンゲン周辺のマルコシアスか、恐竜の森周辺の平原のスプリンターをスケッチするのが一番手軽に習得できる。

  • スプリンターの通常行動は物理攻撃のみなので要スケッチ。

マルコシアスとバセジアータは通常行動でエアロガを使うが、スケッチで使ってくれるのはマルコシアスだけ(発動率75%)。「あやつる」ならどちらも使わせられる。
マルコシアスは4ターンある行動中2ターン目に1/3の確率で使用し、バセジアータは3ターンある行動中2ターン目に1/3の確率で使用するので、通常の使用を黙って待つよりスケッチしよう。

青魔法のエキスパートであるブラックフォースも使うが、6ターン目に1/3の確率なので習得目当てでは非推奨。
あばれる」ではスプリンターとマルコシアスで使用可。


ボスの使用者はストームドラゴンデスゲイズ鬼神

  • ゾゾ山のストームドラゴンはHPが減少して攻撃が激しくなった時に使うので、対策は万全に。
    またストラゴスの復帰はリルムが必要なので、飛空艇入手後の次に自動で移動するゾゾ山攻略時に在籍しているかは攻略順にも左右される。
    ストームドラゴン自体が強力なボスなのでラーニングを狙う必要性は薄い。

エアロガは威力が高いのでアイスシールドの装備中弱点となり、痛撃となりうる事に注意。
デスゲイズに遭遇した際に、夢幻闘舞で最もダメージが期待出来るマッシュが装備していたために即死、なんてことも。


エアロガの基礎効果値125の高さは「おぼえたわざ」の一覧のページで比較するとわかりやすい。

グランドトライン(消費MP64)やクエーサー(消費MP50)と違って魔法防御無視ではないが、消費MPも考慮すると結構有用かも。
参考までに普通の攻撃魔法はファイガが121、ブリザガが122、サンダガが120等となっている。

  • 単純な数値だけならアルテマ(150)やメルトン(138)に次ぐ(エアロガは魔防の影響を受けるので実ダメージはかなり目減りする)。

エアロガは魔法回避率の高い相手には躱されてしまうのが欠点。
同じ風属性攻撃の真空波かまいたちは威力はエアロガより劣るものの必中であるため、どちらが優れているとは一概には言えない。


FF6には風属性の下位魔法「エアロ」「エアロラ」が存在せず、この「エアロガ」だけが単独で登場している。
本作では青魔導士の登場が遅いので、エアロガの下位魔法があっても使い道が無いという事もあるのだろう。

  • もし下位魔法も登場させるなら、エアロガもろとも魔石システムで覚える通常の攻撃魔法に籍を移したほうがマシである。

海外版では"Aero"となっており、エアロガではなくエアロ表記である。


「エアロガ」のエフェクトは、激しい突風が吹き付けていくアニメーションなのだが、
敵側と味方側、どちらが使っても「左から右に突風が流れる」という向きで固定であった。
このため、味方がエアロガを使うと自分たちの方向に突風が吹き付けるという、少々不自然な見た目になっていた。

FF6(ピクセルリマスター版)

ピクセルリマスター版だと、敵側と味方側とで突風の流れる方向が変わるようになったのだが、
何故か「使用者の側へ向かって突風が流れる」という演出になっており、
つまり敵が使うと右から左に、味方が使うと左から右に風が流れる。結局、不自然な見た目のまま、

FF6(GBA版以降)

追加敵では以下のモンスターが使用する。

FFEX

青魔法の1つ。巨大な風の渦を発射する風属性の魔法攻撃。終盤のラムウなどからラーニング可能。

  • エアロ系は魔法射出系の攻撃だが、射程限界か障害物に接触するまで敵を貫通する。

FFRK

ストラゴスの英雄専用アビリティ「エアロガ【VI】」。
カテゴリは黒魔法で、対象単体に6回連続の風属性魔法攻撃。