モンスター/【マジックマスター】

Last-modified: 2024-03-02 (土) 18:48:02

アクセサリ/【マジックマスター】


FF6

MagicMasterff6.png

Lv68、HP50000、MP50000、種族:人間。魔法生物
攻撃力1、防御力250、命中100、素早さ90。
回避率100、魔力25、魔法防御100、魔法回避0。
弱点・吸収・無効化属性:バリアチェンジで変化する。
有効な状態異常:バーサク、プロテス、レビテト、シェル、ヘイスト、リフレク。
行動:
通常時

  • 1ターン:ファイラ/ブリザラ/サンダラ
    2ターン:ファイガ/ブリザガ/サンダガ
    3ターン:二連続行動。(ファイガ/ブリザガ/サンダガ)x2
    4ターン:二連続行動。(ファイガ/ブリザガ/サンダガ)x2
    5ターン:ファイガ/ブリザガ/サンダガ
    6ターン:二連続行動。(バイオ/デス/サイレス)x2

ダメージ/回復カウンター

  • バリアチェンジ

自分がリフレク状態

  • 自分にファイガ/ブリザガ/サンダガ

ファイナルアタック:アルテマ

操る:不可。スケッチ:たたかう/たたかう。あばれる:不可。
盗み:通常枠エリクサー/レア枠クリスタルオーブ。落とすアイテム:ラストエリクサー(100%)。変化:不可。
魔法修得値:10。


狂信者の塔に登場するボスモンスター。
魔導研究所ナンバー024と同系統で、ナンバー024は首飾りが赤く、マジックマスターは緑色。
ケフカのお宝であるソウルオブサマサが入った宝箱の正面に立つとフラグが立ち、部屋を出ると戦闘になる(ソウルオブサマサを装備して戦闘可能)。


行動は魔法のみ。守っているアイテムとの関係なのか、頻繁に2連続で攻撃してくる。
非常に素早い(90)上に、攻撃するとカウンターのバリアチェンジで弱点・吸収属性を変えるのも厄介。

メテオ、アルテマなどの無属性魔法で攻撃するのが正攻法になる。
倒せば魔法修得値10と、必ずラストエリクサーをドロップする。


コイツはファイナルアタック(FA)アルテマを撃ってくる(ダメージは6000前後)。
マジックマスターは魔力が25とアルテマバスターケフカの3倍もあり、レベルも68と高いためここまでの威力を出す。ブラキオレイドスは魔力こそ同値(25)だが、レベルが77とマジックマスターより更に高いため、攻撃力はこいつを上回る。
高レベルでもないと、まともにくらえばこのアルテマで全滅してしまう初見殺し。
アルテマ対策には以下のような方法がある。
 
1:リレイズの再復活を利用する。
FAのアルテマで全員戦闘不能になっても、リレイズを掛けておけば直後に復活して生き残ることができる。
確実性は高いがリレイズの習得に手間がかかるのがやや難点。
とはいえ、通常攻略だとこのリレイズを活用することになるだろう。
 
2:ラスピルアスピルでMP切れを誘ってアルテマを封じる。
ただし、50000もMPがあるので非常に時間がかかる。
バーサクをコイツにかけてバリアチェンジを発動させなくすると効率よくMPを削れる。
リフレクトリングを装備していればアルテマ以外は反射できるため、相手にも魔法を使わせるためにあえてバーサクをかけないのも手。
但しこの場合、反射ダメージでHPをゼロにしてしまうことがあるので注意。

  • ちなみに、マジックマスターは魔法生物なので、MPがゼロになると同時に倒すことができる。

3:ケーツハリーで集団ジャンプしてトドメを刺す。
空中に1人でも残っていれば、アルテマを受けず無傷で戦闘終了となる。
上手くトドメを刺せるようHPの調整が必要だが、全属性有効な初期状態のうちにバーサク化させて行動を封じた後、ライブラで残りHPを調べながら減らしていけばそこまで難しくはないはず。

  • ケーツハリーはゴゴにものまねさせ続ければ何度でも召喚できて便利。
  • ケーツハリーを選択したキャラが詠唱中のわずかな時間に、他のキャラがコマンド入力しておくと、そのままソニックダイブのジャンプで落下した直後、さきほど入力したコマンドも発動して二連続行動できる。
    つまり、ジャンプの落下ダメージ自体で倒すのを狙わなくてもよく、例えば「ジャンプ+メテオ」みたいに二撃目に大ダメージを与えて仕留めるほうが楽。
  • マジックマスターはやたら硬い(物理防御力が250と非常に高い)ので注意。
    防御力無視のアルテマウェポンバリアントナイフイカサマのダイスなどが有効。
  • ダイス系のダメージは安定しないが、少なくとも普通の武器で攻撃するよりはまともなダメージになる確率は高い。
    SFC以外での3人旅ではバリアントが拾えないため、この戦術では必要不可欠。
     

4:アルテマをくらっても死なないくらいHPを上げる(大体6500以上)。
魔石バハムートのレべルアップ時HP+50%の魔石ボーナスを利用するのがお勧め。
レッドキャップマッスルベルトで最大HPを底上げするのもよい。

  • ちなみにアルテマは全体化の威力半減があるため、1人で挑むと9999のダメージを受けてしまう。

HPをゼロにするだけなら楽勝。
全員リフレクトリングを装備し、FF5の物まねし宜しく「何もしなければ」よい。
バリアチェンジはマジックマスター自身の行動へのカウンターとしては発動しないし、戦闘開始直後ではマジックマスターはどの属性にも耐性がない。
つまり何もしなければ、マジックマスターは反射した自分の魔法でダメージを受け続けて勝手に自滅する。
勿論上記のアルテマ対策のいずれかが必要。


どうしても属性魔法で戦いたい場合は、上記のようにバーサクにすれば良い。
バーサクは効くが倒れる直前に状態異常が解除されるため、FAのアルテマは普通に発動される。

  • ちなみにバーサク以外の悪性状態異常は全て無効。

攻略本には「リレイズをかけるためにリフレクトリングを外して戦え」とか書いてあった。
実際は攻略本のミスでありリレイズはリフレクトリングを貫通する。

  • そういえば某やり込みサイトにも「リレイズをかけるために一人だけリフレクトリングを外す」とか書かれていた。

GBA版公式コンプリートガイドの記述は正しく、「反射での魔法ダメージではバリアチェンジを使ってこないため、リフレクトリング装備がお勧め」として戦法が紹介されている。
その際の注意として「この場合でもアルテマ対策のリレイズは必須」と、リレイズがリフレク貫通であることを前提とした内容が書かれている。

  • 常時リフレクの魔法レベル90がリレイズを使用するのでリレイズがリフレク貫通であることに気づいた。

クリスタルオーブがまれに盗める(通常はエリクサー)。
だが、このモンスターの出現する狂信者の塔ではまほうアイテム以外の行動が不可能であるため、
盗賊のナイフバーサクなどのちょっとした工夫が必要となる。


戦闘中のグラフィックは人造人間ナンバー024の色違い。
二頭身グラフィックはこれとは異なり、魔列車内にいる幽霊と同じ。

  • オーディンと戦った魔導士が人造人間として復活したようにも見える。
    あるいはケフカに魔導の力を注入されたナンバー024なのかもしれない。
  • そのナンバー024自体、髪型はともかく顔の濃い化粧とか、ケフカの人造魔導師の経緯とか踏まえると、寧ろケフカをモデルに造られた人造人間のようにも思える。
    そのケフカを称える信者の建てた塔のボスに当てられたのも、その辺を意識されているのではなかろうか。
  • ナンバー024と配色がほとんど同じで、黄色の部分を暗くしたような地味な変化。
    比べてみないと色違いであることに気付かないかもしれない。
    • iOS版でも相変わらずナンバー024との見分けが付きづらいカラーリングをしている。
      襟元の色が緑色で全体的にくすんだ配色なのがマジックマスターだ。

アルテマ対策その2であるMP枯渇作戦の補足。
コイツは魔法生物なので、MPを削りきるとアルテマを封じられるのと同時に倒すこともできる。
MPが0になってもアルテマを使おうとするが、当然不発に終わる。

50000ものMPを削りきろうとすると、魔力が上がっていないとリアル30分以上かかることもある。
もしMPを削ろうとして、なおかつ魔力が低い場合は、長期戦を覚悟しよう。

  • 具体例を挙げると、まずラスピルでマスターのMPを攻撃し、こちらのMPが尽きてきたらアスピルでマスターのMPを奪い、そこからまたラスピル…という作業を延々と繰り返すことになる。
    • 仮に魔石ボーナスなしでも魔力の初期and装備補正量が高いリルムならウィザードロッド・神秘のヴェール(あればネコ耳フード)・ベヒーモスーツ装備で魔力60近くに到達するのでレベルをある程度上げるだけで安定攻略可能。
      実際したら10~15分ほどで削り切った。
      逆に魔力が低い仲間がラスピルなどを使うとかえって戦闘時間が延びてしまうので魔力が高い味方に任せる方が結果的に早く済む。

低レベル攻略でこの戦法を取る場合、魔法回避率を128以上にしたキャラを1人作って放置すればよい。
マジックマスターの攻撃魔法は、FAのアルテマを除き全て魔法回避率で回避可能なので。


使う魔法は基本三属性のラ系ガ系魔法バイオデス、死に際のアルテマ、以上。
マジックマスターを名乗るには少々レパートリー不足感があるが、増やしすぎちゃうと前作の全知の翁の二の舞になってしまう所なので、これはこれでいいのかも。

  • 一応「マスター」という名前がついてるんだし、隕石を落としたり熱風をぶっ放したり、回復・補助魔法を使ってもよかった気がする。
    かたや向こうはリフレクで対処できる魔法しか使って来なかった…はず。
  • 初見で頑張って倒して、FAでアルテマを使われてプレイヤーを驚愕させるとこが「マスター」なのかも。

コイツをリフレク状態にすると、サンダガ・ファイガ・ブリザガを反射して攻撃してくるというクリュメヌスや魔法レベル80と似た行動パターンを持つ。
しかしわざわざマジックマスターにリフレクかけることはないだろうから、この行動パターンはめったに見られないだろう


上記のように対策自体はたくさん存在するが、その対策や攻略情報を知らない初見プレイだとまず確実に詰ませてくる凶悪ボス。
FF6のボスの中でもトップクラスの凶悪さではなかろうか。

  • 仮にリフレクトリングで身を守るという発想に思い至ってこいつとの戦いまで来たとしても、バーサクが効くという発想に至らなければ結局バリアチェンジで攻撃が防がれる。
  • 当然、メテオ、フレア、アルテマ、ドレインを覚えていない場合はまともに攻撃を当てられず、手の打ちようが無くなってしまう。
  • この状態でも反射ダメージが運よく当たりつづければHPを減らすことは可能なのだが、この方法で運を天に任せて祈り、倒せたところでリレイズ無しだとアルテマで終了と言うオチ。
    • それでも諦めずに魔法生物と思ってラスピルで一時間以上戦い続けられたなら、MP切れにして突然表示される『アルテマ』の文字に仰天しながら生還できる。
  • FF6の初見実況プレイを見ていると、ほとんどの人がFAのアルテマで全滅してた。こいつを初見(勿論事前情報無し)で倒せた人は相当凄いと思う…。

ナンバー024の色違いとはいえ、コイツの持ってる剣の意味はあるのだろうか?

  • バーサクが有効なので、その時にこの剣で攻撃してくるのだろう。
    もっとも、そのダメージはたいしたことはないが。
    • よしんば攻撃力があの殺人カマキリ張りに馬鹿高くても、本作にはバニシュがあるので結局物理攻撃はたいしたことがなかったりする。
    • ロッド類の中には細剣扱いされている場合もある。
  • 前作の爺さんのページでネタにされている攻略本の罠攻略法がまるまんま使える(バーサクをかけてゴーレムを召喚)。
    こちらは罠ではなく安全確実。
    FAのアルテマのために一手間余計に必要だが、この攻略本の話を覚えていて流用したのは自分だけじゃないはず。
  • 画像を見る限りは手に持っているというよりは、手首に装着しているようだ。
    余談だが、実際に小手と一体化しているタイプの武器は存在している。

飛空艇バグでレオ将軍を連れまわしているなら彼にバーサクをかけよう。
その際、FAのアルテマに備えて事前にリレイズを全員にかけておくこと。

FF6(GBA版)

魂の祠の第8グループの7戦目でも戦える。
ここでは狂信者の塔と違って基本的にコマンド制限はないので、普通にアイテムを盗む事が可能。
ここに来る頃には普通にアルテマに耐えられるHPになっていると思われるが、魔封剣でFAのアルテマをしのぐ事も可能なので、攻略が大幅に楽になったと言える。


スケッチ」を実践可能となったが、発動するのは只の通常攻撃のみ。
脳筋程度の行動しか再現できなかったのだろうか。

FF6(ピクセルリマスター版)

初期verではマジックマスターのMPをゼロにして倒しても、FAのアルテマを放ってくるようになっており、またバーサク化させると魔法を封じられる上、FAのアルテマも使ってこなかった。
死に際にバーサクが解ける仕様が変更されていたらしい。
Steam版1.05で修正され従来通りの仕様に戻り、MP削りが再び有用な戦法になった。
同時にバーサク化ではアルテマ封じは出来なくなっている。

  • ver1.0.5でもバーサク化させると敵もコマンド入力不可となり、バリアチェンジを使わなくなる仕様は健在。
    ファイナルアタック時にはバーサクが解けアルテマを使ってくる。

Steam版1.0.5で全員にリレイズ→FAのアルテマで全滅すると、リレイズは発動しないのにゲームオーバーにはならず続行し、戦闘終了後はHP0の状態で動ける。

PFFNE

AREA13-6の3戦目に1体登場する。

FFRK

FF6からボスとして登場。ノーマルダンジョンでは「狂信者の塔 2」のボス。
攻撃を受けるたびにバリアチェンジで弱点・吸収属性を変える。
倒れる間際にファイナルアタックアルテマを使用する。

なお、イベントなどで【凶++】以上のボスとして登場した際にはファイナルアタック以外でもアルテマを撃って来る。

関連項目

モンスター/【すべてをしるもの】#FF5:FF5の似たようなボス敵。
キャラクター/【ティナ・ブランフォード】/DFF:DFFでのコンセプトが「マジック・マスター」。