武器/【鞭】

Last-modified: 2024-04-06 (土) 23:56:03

全般

捕虜や動物などに、致命傷にならない範囲で苦痛を与えることを目的とした道具。
本来は武器としての役割を持たないが、RPGでは武器としての出番が比較的多い。
FFでは総じて麻痺の追加効果を持つことが多い。


FFでは魔物使い的なポジションのキャラクター・ジョブが使用することがままある。
女性が装備していることのほうが多い。

  • やはりスタッフにあんなイメージを浮かべる者がいるという事だろうか……。

FFTシリーズには未登場。
前身に当たるタクティクスオウガではと同じ射程2の武器(貫通はしないが)として登場していたので、FFTにも登場していれば使い勝手の良い武器になっていたと思われるが……。

FF4

シリーズ初登場。
リディア専用の武器系統で、復帰時の初期装備でもある。
全てのものに麻痺の追加効果があるが、確実性を求めるならストップか砂時計の方が良い。
命中率が総じて低く、リディアの非力さも相まってあまり使えるとは言いがたい。
有効に使うなら麻痺効果を期待するか、竜の髭をドラゴン狩りに使うなどが考えられる。
ちなみに機会はないが、設定的には一応幼少期でも装備可能となっている。

  • 裏技を使えば一応幼少期にも装備可能。
    とはいうもののダンシングダガーの方が強いためわざわざ鞭を使う事はまずない。
  • 最弱の「鞭」が命中率50%で、一つ上の武器になるごとに命中率が5%ずつ上昇している。

では制し切れない幻獣を調教するための指導用武器でもある。
リディアが復帰した際に所持していたのは、おそらくこのため。

  • ミストの村で売られているのもそれが理由だろうか。
  • DQでもそうだけど鞭は魔法使いタイプが使うイメージがあるからでしょう。
  • 調教と言っても鞭で直接幻獣をしばくわけではなく、地面をぴしりと叩いて音を出して威嚇するくらいだと思う。でないと幻獣と心通わせるという設定に反してしまう。
    • 実際に制御できなくなった(というか制御を奪われた)TA4では鞭を使う様子は特に描かれなかった。
  • 上位の鞭は装備すると知性・精神が下がってしまう。
    そのため上記の設定に反して召喚魔法使用時の装備には向いていないという欠点がある。
  • 復帰したリディアは、杖を装備できない。

後列から攻撃しても攻撃力・命中率が落ちないという特徴がある。

  • SFC版では後列武器バグにより復帰時のリディアは以後強制的に後列攻撃可能になる。
    • 子供時代でも弓矢を装備させれば同様のバグが発動するので復帰後のみの特権というわけではない。

「鞭」の攻撃力はわずか20なので、ダメージは期待出来ない。買う必要はないだろうが、値段も3000ギルと結構高い。

  • そもそもリディア専用であり、彼女が復帰時に初期装備として持ってくるので(上記のバグを使わない場合は尚更)買うメリットはない。

賢者の杖の効果が混同されていたのだろうが、攻略雑誌などでは「使うとレイズの効果がある」と間違った説明がされていた。
鞭でどうやって戦闘不能者を回復させるのか、想像すると意外と怖い。

  • 文字通りの意味で死者に鞭打つ。

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FF4(DS版)

麻痺・後列可能などの特徴はそのままに、攻撃力・命中率が大幅に上昇。
デカントを利用してリディアの力を上げれば、前衛キャラに迫る攻撃力を手に入れられる。

  • 命中率は竜の髭を除く4つが85%に。竜の髭のみ90%となった。
  • 竜の髭以外の物に全て魔獣系特効・耐性が備わっている。勿論、竜の髭には今作の仕様の関係で竜耐性も得られるようになった。
    • 魔獣系に関しては、該当モンスターがソードラットしかいないので、殆ど皆無な感じ。

デカントを駆使して力を上げ、「ためる」「あんこく」などと併用すればすごい威力になる。
攻略的にはあんまり意味はないけど。


素早さ、知性、精神が+1される。攻撃力は50と2.5倍に。命中率も85%となっている。


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FF4CC

「ピシピシッ」というひっぱたくような打撃音になっている。

FF4TA

リディアハルイザヨイが装備可能。


投擲武器と同様に後列可能武器なので‥‥アーシュラの片手に例の物を装備させると…。

  • 鍛え上げたモンク僧の手に掛かると、なまくらの鞭すら、弓と同射程のリーチを持つ達人の拳へと変える…。

乱れムチ」「コールミークイーン」という鞭専用バント技がある。
しかし威力は低い。残念


前作GBA版から登場した聖属性のミスティビュートが続投し、さらに氷属性のアイスウィップが新登場。
炎属性のファイアビュート、雷属性の電撃ムチと合わせて見事4属性制覇を達成した。


スマホ版だと攻撃力が50と初期装備にしては妙に高い攻撃力が表示されているが、実際には10しかない。
恐らくFF4から表記を使いまわしていて修正されていない為と思われる。


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FF5

魔獣使いの武器として登場。
攻撃力がそこそこに高く、後列から攻撃しても威力が落ちない。
さらにほとんどのものが50%という結構な確率で麻痺の追加効果を発動する。
FF5では麻痺が有効なケースが案外多く、うまく使えば有効に戦うことができるため、縛りプレイでも重宝される。
上位の鞭は種族特効や麻痺以外の追加効果も強力。


ダメージ計算時の攻撃力の振れ幅は「+0~3」。
また、「レベル×すばやさ÷128」が奇数の時、攻撃倍率が+1されるという変わった特性がある。
他の武器では短剣忍者刀弓矢投擲武器 が同じ特性を持つ。


SFC版で回避率80%のうみさそり相手に検証したところ、ビーストキラー竜の髭のみ弓矢や短剣と同じ回避1/2の効果を持つ。
電撃鞭の打撃部分、チェンウィップファイアビュートの打撃部分は回避半減効果がない。


FF5には近接・遠隔・白魔法・音波などの「カテゴリ弱点」が存在している。
鞭は弓矢と共に「遠隔」のカテゴリ属性を持っていて、空を飛んでいる敵などに必中2倍撃を与えるはずであった。
しかし、ミスにより全てのカテゴリ弱点が必中効果だけになっているため、本来の性能を発揮できていない。

  • ピクセルリマスター版で初めて修正された。
  • SFC版、旧スマホ版、ピクセルリマスター版で回避率90%・遠距離カテゴリ武器必中のシーアイビス相手に検証したところ、鞭の打撃部分は全て遠隔カテゴリ武器扱いで必中。

遠距離カテゴリ弱点敵:キラービー、スティールバット、モールドウインド、ゲイラキャット、コカトリス、アイスソルジャー、ズー、グラストートス、サイレントビー、モトルトラップ、ロンカナイト、フェアリーオーク、レッサーロプロス、プアゾンイーグル、ウィルム、マジックドラゴン、モータードライブ、エルムギガース、ピラミデライア、ミュカレ、シャドーダンサー、マーキュリバット、すいしょうりゅう、シーアイビス、きょだいちょう、ウイングラプター、エクスデス(ラストバトルの樹タイプ)、アルケオエイビス、アブダクター(孤島・バル城門どちらも)、メリュジーヌ(物理弱点時)、ガーゴイル、バハムート。


総合的な立ち位置としては、「忍者専用の弓矢」と考えて間違いない。
多くのジョブでは装備アビリティのスペックゆえに類似の性質を持つ弓矢の下位互換となってしまい、盾持ちジョブにとってはより強力な片手武器と競合する。
しかしそもそものスペックが高い忍者なら弓矢装備と鞭装備の能力差はゼロに等しく、それでいて二刀流によるダメージ倍化&麻痺確率上昇のアドバンテージを存分に活かせるため、軍配は鞭に上がることとなる。

  • 極めたすっぴんものまね師に使わせるには、りゅうのひげ+二刀流みだれうちでも飛竜の槍+二刀流ジャンプに威力では及ばないのがつらいところ。

電撃鞭とファイアビュートは、前作では属性付き物理攻撃+麻痺の追加効果だったのだが、今作ではなぜか無属性物理攻撃+属性魔法の追加効果となり、麻痺は発生しなくなっている。
ファイアビュートは追加ファイガが強力なのでどちらが良いとも言えないが、電撃鞭の追加サンダーは入手時期には頼りなく、プレイしていて前作と同じ仕様にしてほしかったと思った。

  • 電撃鞭は入手時期的に海上戦に用いられる可能性もあるので、火力船が健在の間はそれなりに頼れる。
    といっても大抵は三日月島に火力船を沈めに行く道中だけだが。

武器追加効果が麻痺の場合の発生率は一律50%、魔法攻撃の場合の発生率は一律33%。
SFC~GBA版では命中しないと追加効果は発生しないが、「たたかう」以外に「みねうち」「ねらう」でも発生しうる。
トドメとなるダメージを与えた後で麻痺のエフェクトが出ることもあるので、戦闘のテンポが損なわれると感じるプレイヤーもいる。


どういうわけか青魔道士に装備させる輩が後を絶たない。
しかも本来青魔は鞭を装備できないので、わざわざ「鞭装備」のアビリティを付けてである。


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FF5(iOS/Android版)

旧スマホ版では「鞭による麻痺」だけボス系耐性の影響を受けないように変更された。

  • SFC版では鞭による麻痺もボス系耐性で早く回復する。SFC版とiOS版1.1.3verにてスラグに竜の口付けを使い検証。

魔法剣サイレスでのみ沈黙状態がボス系耐性に影響されないのと似た現象。


旧スマホ版では鞭の攻撃が命中しなくても追加効果が発生する可能性があるが、「たたかう」でしか発生しない。ねらうなどでは不可。

FF5(ピクセルリマスター版)

ピクセルリマスター版から晴れて遠距離カテゴリ弱点の2倍撃が適応された。
敵の防御やプロテスは無視しないがフェアリーオークなど思わぬ敵に2倍ダメージが出る。

  • 遠隔弱点敵は多いので打撃系の鞭の必中2倍撃がかなり多く発動する。ゲーム進行的に同時期の剣などより強力な場合も。

カテゴリ弱点は種族特効とも重複するので、ゲーム終盤になるが竜のヒゲと竜の口づけのコンボが強力。


iOS版のver1.0.8までは打撃音が短剣と同じものに変更されていたが、ver1.1.0および家庭用ではSFC版と同じSEに戻っている。


麻痺にさせた時のエフェクトがなくなっており、麻痺発動の判別がしづらくなった。
iOS版ver1.1.0と家庭用でも確認したが、同様の仕様のまま。

武器名の鞭

この系統の最弱のもの。
攻撃力26。麻痺発生率50%。
マギサが落とす他、カルナックの町で1100ギルで購入可能(カルナック城爆発後から)。
最弱であっても第1世界ではこれと電撃鞭しかないので、長い間使える。


マギサから入手できるものはガルラ戦で、他ではイフリートビブロスタイタンなどに有効。

  • マギサから入手した時点では魔獣使いがいないのですっぴんに使わせるしかない。
    普通のプレイではなんらかのジョブに就くものなのでスルーされがちなのが残念。
    しかしこの時点での麻痺効果はかなりおいしいので、敢えてすっぴんで鞭を振るうのも案外悪くない。

ジョブ入手直後の魔獣使いの武器としてはまずまず。無料入手済みということで使いやすい。
同様に後列なシーフ円月輪より少し下くらいのダメージで、更に麻痺も頻繁に出る。
ダメージよりも麻痺を重視するなら、電撃鞭入手後も使い続けるだけの性能はある。
第一世界のうちにあやつるを習得したいなら、しっかりと役立ってくれる。

FF8

キスティスの装備するウィップ系の武器として登場。
設定によれば、「近くの敵だけでなく、遠くの敵に対しても、楽に攻撃することができる」とのこと。

  • 文字通り「教鞭」を振るっているのである。

強力な鞭はオチューモルボルの触手を用いて作られている。
あんなグロテスクな怪植物の触手が使われている事を承知で(?)使っているキスティスは
中々大物なのかもしれない。

  • だってダークマターとか平気で飲むネェちゃんだもん(´・ω・`)

帯電状態のブリッツに攻撃するとダメージを受けるので、
電気を通す材料でできているものと思われる。


戦闘開始時に一度地面を打つ。
その音はなかなか迫力がある、と思うのは自分だけだろうか。
他のキャラは殆ど無音だし。

  • 戦闘開始を告げるゴングのようで非常にカッコイイ。自分はこれの為にキスティスを愛用してた。

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FFL

すっぴんメモリスト以外では、召喚士レンジャー踊り子が装備できる武器。
すべての鞭には、装備すると攻撃時に隊列の影響を受けなくなる効果があり、
クイーンビュート」以外には、攻撃時に時々マヒを付加する効果もある。

  • クイーンビュートによる攻撃ではマヒの代わりに混乱を付加することがある。
  • 召喚士が鞭をデフォルトで装備できるのは、系統初登場のFF4以来である。
    これも過去作のオマージュの一つだろうか。

装備できるジョブの都合上、光の戦士よりも闇の戦士の方が使う機会が多いと思われる。
攻撃力はと同じくらいあるものの、命中率はと同じくらい低い。
マヒや混乱の追加効果を最大限活かしたいのであれば、「必中」を使って攻撃するのが良い。


最初に入手できる鞭として「ムチ」が登場する。
リーンの町などで購入できる他、セーラの初期装備となっている。
なぜか歓楽街ガーデンガーデンの酒場の控え室でも1つ入手できる。
鞭としての基本的な効果以外には特別な効果はない。

  • セーラは暁の章が終われば光側に移籍するが、上記の通りこの武器は闇側の方が活用しやすいので離散の前に闇側に残留するアルバあたりに渡しておいてもいい。
    と言っても当然その時点では専用ジョブがあるわけでもなく、レンジャー等の闇専用ジョブが手に入る頃には系統最弱のこの武器では少々頼りなくなっているのだが。

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FF零式

セブンの武器カテゴリで正しくは「鞭剣」。
新体操のような動きで鞭剣を操り、敵を攻撃する。
刃が連なってるもののため従来の鞭とは違い、殺傷力は高い。
鞭の特性も持ち合わせており、近接武器の中では広い攻撃範囲となっている。スタン値も高め。
またフックのように射出する形なので、使わない際はコンパクトである。
ただ重いのか、構えると移動が遅くなるのが難点。
鞭に属性を乗せられる辺り、伝導もいいんだろうな。

  • 所謂蛇腹剣、ガリアンソード。多少ムチ色が強めだが。
  • 回避移動で早く動けるので機動力の点では問題ない。

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FFRK

武器の分類の1つ。表記は「ムチ」。遠距離攻撃可能な武器。
攻撃力よりも魔力の方が高く上がる。
原作に登場した作品が少なく、FF4、FF5、FF8からしか登場していない。
装備可能なキャラもたったの11人しかいない。(3周年時点)


武器名称「鞭」の武器はFF4からレア2の「鞭【IV】」が登場している。
麻痺付与【低】の効果を持つ。


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DFFOO

イベント「ムチふるうバラムの教官」の開催とともに実装された、新しい武器種カテゴリの一つ。
登場済みのキャラクターでは、リディアキスティスセブンがこの武器種カテゴリに属している。


鞭カテゴリの初期装備としても登場する。レアリティは☆1。
ステータスは各種0で、CPのみ+1される。
所持品としては扱われず、装備強化も行えない。


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