槍のこと。「スピア」とは、一般的には長さ3m以下程度の槍全般を指す。
- FF12では「スピアー」と語尾に伸ばし棒のある表記。
FFシリーズではFF2から初登場。
FF2
バフスクの町で売られている、ジャベリンの次に弱い槍系武器。
FF2では、槍系武器は剣や斧に比べて攻撃力で劣っているため、使える武器が出てくる中盤までは軽視されがち。
よってこれをわざわざ買うプレイヤーは少ない。
ゴードンの初期装備でもある。
- バフスクはストーリー的にはミスリルをアルテアに届けた後に向かうことになる町なので、普通ならより強いミスリルスピアが買えるようになってから登場する武器となる。
従ってますますこの武器は使われないであろう。- バフスクの町には序盤においてかなり優秀な防具である銀の胸当ても売っているため、そちらを早期入手するためにミスリルの入手より先に訪れる価値は十分ある。
その際に金に大分余裕があるなら、ミスリルスピアよりも先に買われる可能性はあるかもしれない。
- バフスクの町には序盤においてかなり優秀な防具である銀の胸当ても売っているため、そちらを早期入手するためにミスリルの入手より先に訪れる価値は十分ある。
武器の詳細な性能は攻撃力11・命中率55・回避率1・魔法干渉40。
店ではバフスクの町でのみ購入可能で、FC版~PS版までの値段は1個500ギル。
- FC版~PS版までは最弱の斧のアクス(攻撃力10・命中率55・回避率1・魔法干渉50)や2番目に弱い杖のメイス(攻撃力9・命中率60・回避率1・魔法干渉20)と同値段。
- 命中率はミスリルスピアと並び全ての槍の中で最下位。
FC版は剣と同様に「斬る」武器。
刺すイメージでいると違和感を感じる。
攻略本によるとこのスピアは、ジャベリンと同じく本来は投擲用。
ジャベリンより長く重いのでジャベリンより強い。
何気にPSP版の追加ダンジョンの秘紋の迷宮内では一切入手できなかったりする。
もちろん、あくまで迷宮内では手に入らないというだけでバフスクの町では普通にいつでも購入可能なため、ゲーム攻略面ではもちろんのことコレクターの場合ですら困ることは全くないが。
- ゴードンの初期装備として手に入る1個以外にもさらに欲しい場合には絶対にバフスクで購入する必要があるという、ある意味レアなアイテム。
FF2(GBA版以降)
GBA版以降から追加されたゲーム内の説明文は「さきが きんぞくせいの スピア」。
GBA版以降からは500ギル→200ギルへと半額以上の大幅値下げがなされ大分購入しやすくなった。
- 一方でPS版までこの槍と同じ500ギルだったアクスは100ギル・メイスは150ギルと、どちらもこの槍よりも安くなっている。
SORには登場しない。
しかし、槍使いは槍の熟練度はかなり高いので、これやジャベリンを使って熟練度を上げる必要はなく、「W盾で空振りしまくる→上げたい武器で攻撃する」でいい。
FF4
カインの1回目の初期装備の槍。
攻撃力はかなり低いが、ミストドラゴンを倒すには十分な強さ。対空性能もある。
離脱する前に外しておけばそれなりの値段で売れる。
非売品かと思いきや、実はアガルトの村で売ってたりもする。
- 全然それなりの値段じゃない。買値60ギル。
矢を除けば最も安い武器。(次点は「きづち」の80ギル)
攻撃力は9(命中率99%)。夢の竪琴や癒しの杖が8である事を考えるとかなり低い。
カインは良くこんな武器で戦ってたと思う。 - 槍の中では命中率が一番高い。何と、リメイク版で追加されたランスオブアベルを含めて最高値である。
この武器に限ったことではないが、カインは本来突くためにあるはずのこの武器で何故か斬る。
初のSFCソフトということで、グラフィックが未熟だったのかも知れない。
DS版では恐らく突いているはずである。
- 槍というのは獲物の長さを使っての斬撃や打撃も行うものだが。
特に突き刺してしまうと抜くのに手間が掛かるため、斬撃や打撃に使った方が良い場合も多々ある。
槍は決して突くためだけのものではない。 - 攻略本によると、スピアは基本的に突く用。
現実のような叩く使い方はモンスター相手とかにはあんまり有効じゃないかもしれない。
一方、グングニル、ブラッドランス、ホーリーランスなどの強い槍は挿絵に斬るための刃が付いていて、説明文でも突く以外に対応してることが解説されている。- スピア自体引き抜きやすい作りになっているとはいえ、人間より大型だったりするモンスター相手に全部突き刺してたら槍が何本あっても足り無そうだ。
打撃で怯ませてから突き殺すとか絶対に肉に巻かれて武器を持って行かれたりしない技とか上手く技術でカバーするのが強いキャラなのか。
- スピア自体引き抜きやすい作りになっているとはいえ、人間より大型だったりするモンスター相手に全部突き刺してたら槍が何本あっても足り無そうだ。
槍では投げられる物とそうでない物とがあるが、これは投げられない。
FF4イージータイプ
イージー版での名称はそのまんま「槍」。ストレート過ぎる。
FF4(DS版)
相変わらずカインの初期装備。
イベントではこの槍を持っている。
- 戦闘グラフィックでは薙ぎ払いや突き、突き下ろしなど結構色んな動きを見せてくれる。
アガルトで売っている。一見すると購入する必要はなさそうだが、なげる可能な武器の中では群を抜いて安価という特徴がある。
基本威力は低いが、防御無視などの特性を生かせば活用できるはずだ。
攻撃力は10と微増したが、命中率は80%にダウン。
また槍全般に言える事だが、今作では空属性自体が抹消されている。
FF4TA
エッジ編のドワーフの城で購入可能。
しかし、性能が上のジャベリンやトライデントがその後すぐに拾えるので、コレクターでなければ無用の長物。
FF5
ジェイルベアからしか盗めないレアアイテムにして最弱の槍。
攻撃力25、装備すると素早さ+1。
第一世界の量産の槍にも威力が劣る、完全なコレクター用アイテム。
エクスデス城が変化すると盗めなくなるので、盗むならお早めに!
売値は50ギル。余談だが、同じくレア武器ながら攻撃力で遥かに勝るジャベリンも何故か同じ売却価格。
槍の中では最も攻撃力が低いが、特殊な縛りプレイではティラザウルスの素早さを追い越すために、素早さボーナス目当てで使われていた。
NTT出版の完全攻略編によれば、「見習い竜騎士に、槍の扱い方を覚えさせるために作られたもの」。
「また槍は、同時に盾を装備して、戦うことができるのだ」という説明がついている。
要は「両手持ち不可能」という事なのだろう。
FF7
シドの初期装備武器の槍。
メテオ後にはエルジュノンで1200ギルで購入可能になる。
攻撃力+44・魔力+8・命中率+97。マテリア穴は4個 連結穴2組。
FF10
キマリの槍で、どの条件にも当てはまらないものはこの名前になる。
キマリの武器には基本的に貫通が付いてくる(ダークエレメントが落とすものも含む)ため、なまくら刀と同じく現在のところ入手方法が不明である。
FF11
両手槍のひとつで、戦士・ナイト・侍・竜騎士が24レベルで装備可能。
店売りもされているが高いので、木工職人のプレイヤーが製作した物が流通している。
今作において両手槍という武器は、竜騎士専用のランス系と、戦士・ナイト・侍・竜騎士が装備できるスピア系に分類される。
スピア系両手槍はランス系に比べて、振りは速いが威力が低いという特徴がある。
詳細はこちら→スピア
FF12
表記は「スピアー」。
両手槍の1つ。攻撃力は36。一番槍に近い槍かもしれない。
『槍装備1』のライセンスで装備可能。
FF12RW
上と同じく表記は「スピアー」。
リュドが装備可能な槍で初期装備。
『地上でも広く使われている原始的な槍。』
物理攻撃20・魔法攻撃10・攻撃スピード60の無属性武器。
- イラストで見られる武器が「スピアー」なら、そこまで原始的には見えない。
FF14
槍術士がレベル8で装備できる長槍の一つ。
スピア系の特徴として、物理攻撃力と物理命中力が上昇する。
詳細はこちら→スピア
FFT
もっとも一般的に用いられている槍。離れたところを攻撃できるのが魅力。
Chapter2中盤で買えるようになる槍。攻撃力9、回避率10。
ジャベリンが無い状態でかつ、竜騎士を使うのであれば買うのもいいだろう。
DFF
最弱の槍装備。装備レベル2。1000ギルで買える。
普通にやれば買う必要もない武器だが、セフィロスならもしかしたら使われるかも。
彼は槍と刀しか装備できず、レベル1の時点では装備武器が無いため。
(刀の最弱「太刀」は装備レベル3)
- UT版では太刀の装備レベルが変更になったため、逆に使われることが無くなった。
DDFF
装備Lv1以上の最弱の槍。HP-86、ATK+8、DEF-2。
ショップで1140ギルで買える。
DFFOO
槍カテゴリの初期装備。レアリティは☆1。
ステータスは各種0で、CPのみ+1される。
所持品としては扱われず、装備強化も行えない。
シェルク
「スピア【VII】」。☆5のその他に属する武器。
シェルク専用EX武器かつ相性装備で、相性性能は「事象を書き換える力」。
装備時の性能(+相性)は下記。
Lv | HP | 初期BRV | 最大BRV | 攻撃力 | 防御力 | 最大CP |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 103(+20) | 150(+30) | 1113(+222) | 350(+70) | 55(+11) | 70 |
相性性能「事象を書き換える力」により、EXアビリティ『無式』を使用できるようになる。
アビリティの詳細は該当記事を参照。
加えて、限界突破効果により、以下のパッシブを習得できる。
- 1回目:無式パワー
『無式』の与えるBRVダメージ小アップ。 - 2回目:無式のシェルクロング
『無式』使用時、特殊効果「無式のシェルク」の2ACTION期間延長。 - 3回目:無式
『無式』のリキャストスピードを小アップ。
真化させることでEX+武器「スピア【VII】+」に変化する。
真化効果は「無式BRVヒットプラスフォースアドバンスバフプラス」。
『無式』使用時、以下の効果が発動する。
- BRV攻撃のHIT数が合計2HIT増え、合計BRV威力も極大アップ。
- 奪ったBRVを最大BRVを超えて加算する上限を小アップ。
- 自身に6ACTION「無色のツヴィエート」付与。
- 「無色のツヴィエート」は、シェルク固有の銀フレーム付強化効果。
自身の攻撃力と奪ったBRVを最大BRVを超えて加算する上限がアップする。
- 「無色のツヴィエート」は、シェルク固有の銀フレーム付強化効果。
加えて、限界突破効果により、以下のパッシブを習得できる。
- 1回目:事象を書き換える力エクステンドアタックブーストアップ
EX+武器「スピア【VII】+」またはパッシブ「事象を書き換える力エクステンド」装備時、自身の最大BRVと攻撃力を中アップ。 - 2回目:橙の双眸&無色のツヴィエートバフスタート
クエスト開始時、自身に6ACTION「橙の双眸」「無色のツヴィエート」付与。 - 3回目:無式BRVHPヒットプラスフォースBRVアップ++
- 「無式」使用時、以下の効果が発動する。
- 「4HIT近距離物理BRV攻撃+HP攻撃。その後、近距離物理BRV攻撃+HP攻撃を2回行う」が「4HIT近距離物理BRV攻撃+HP攻撃+与えたHPダメージの50%分自身のBRVをアップ。その後、2HIT近距離物理BRV攻撃+HP攻撃を4回行う」に変化し、合計BRV威力も極大アップ。
- 「橙の双眸」付与中、「通常BRV攻撃」「BRV攻撃+」が「BRV攻撃++」に、「通常HP攻撃」「HP攻撃+」が「HP攻撃++」に変化する。
- 「BRV攻撃++」は、5HIT近距離物理BRV攻撃。
- 「HP攻撃++」は、3HIT近距離物理BRV攻撃+HP攻撃。
奪ったBRVを最大BRVを超えて加算する。上限は自身の最大BRVの120%分。
- 「無式」使用時、以下の効果が発動する。
最大強化ボーナススフィアは「ブレイクヒットパワーアタックアップショート」。スフィアグループはA。
自身が対象をブレイク時orブレイク中攻撃時、自身の与えるBRVダメージが5%アップし、3ACTION自身の攻撃力が5%アップする。
FFL
最弱の槍。ちなみにFFLでは槍全般に風属性が付く。
PFF
PFFNE
槍装備のメモリアの初期装備。
FFRK
DCVII、FF12から槍として登場している。
- 「スピア【DCVII】」
レア5。FF7共鳴。雷属性強化【小】の効果を持つ。
シェルクのバースト超必殺技「SND」付き。修得ボーナスは攻撃力+10。 - 「スピアー【XII】」
レア1の最弱の槍。FF12共鳴。同じレア1の「ウインドスピア【V】」よりも攻撃力が低い。
ステータスは下記。()は共鳴時。Lv 攻撃力 命中 1 4(33) 83 3 8(37) 5 12(50) 10 21(78) 15 31(106)
シェルクの英雄神器「スピア【DCVII】」(槍)としても登場している。
固有効果は自身のクリティカル時ダメージをアップ。
スピア改
「スピア改【DCVII】」。レア7の槍。FF7共鳴。雷属性強化【小】の効果を持つ。
シェルクの真奥義「SND・極」付き。
2021/6/11、ステップアップ装備召喚(雷属性)で追加された。