黄金宮殿

Last-modified: 2024-04-05 (金) 14:49:14
ドワーフの地下帝国には黄金の宮殿がある。
ドワーフたちの力と繁栄の象徴として知られているその黄金宮殿には神魔が住んでいるという情報を得た。
※[黄山]クリア後に行けるエクストラ・ダンジョンです。
通常魔性宿った伝説恐ろしい壊れた
推奨LvLv75Lv121Lv161Lv???Lv???Lv
攻略LvLv85Lv136Lv182Lv???Lv???Lv
階層数4F
探索判定回数
(1階あたり)
踏破前:18回 踏破後:6回(4F以外)・12回(4F)
進行(踏破前)250秒280秒330秒400秒550秒
進行(踏破後)187.5秒210秒247.5秒300秒412.5秒
探索時間(踏破前)05:00:0005:36:0006:36:0008:00:0011:00:00
探索時間(踏破後)01:33:45
(5625秒)
01:45:00
(6300秒)
02:03:45
(7425秒)
02:30:00
(9000秒)
03:26:15
(12375秒)

※時短無し・探索時間等倍での数値

出現モンスター

1Fフロアボス

迷宮称号の地底戦士×2
+ランダムな基本編成

2Fフロアボス

迷宮称号のドワーフ僧侶×2
+ランダムな基本編成

3Fフロアボス

迷宮称号のゴールドナイト×2
+ランダムな基本編成

◆ダンジョンボス

無称号のみ2連戦になる。
敵はいずれも迷宮称号

レアアイテム

ダンジョン内イベント

入り口

ドワーフの地下帝国には黄金の宮殿がある。

ドワーフたちの力と繁栄の象徴として知られているその黄金宮殿には神魔が住んでいるという情報を得た。

冒険者たちは黄金宮殿へ向けて坑道を進んだ。

坑道にはいつも居る陽気なドワーフたちは、見当たらなかった。

2F

ドワーフたちはその誰もが武器を持てば立派な戦士であり、専用の軍隊は必要ないと言われていた。

しかし、宮殿に近づくにつれて現れるのは本格的に武装したドワーフ兵であった。

3F

坑道の脇にある谷、その底に辿り着いた。

そこは財宝で埋め尽くされていた。

足を踏み入って良いのか躊躇いが生じる、黄金の大地だ。


前方に黄金の宮殿が見える。

4F

黄金宮殿は地下にあるとは思えないほど明るく輝いていた。

周囲には赤や青の宝石の煌びやかな輝きも見える。

一体どれほどの宝石が使われているのか。

帝国の王であろうとこれほどの贅沢を尽くせば国が傾くだろう。

黄金宮殿はまさにドワーフたちの繁栄の象徴と言える。

遠巻きに見るだけでも圧倒されるその黄金宮殿に、冒険者たちは足を踏み入れようと近づいた。

ダンジョンボス戦前

眼の眩むような黄金の輝きにようやく慣れた頃、冒険者たちは宮殿の前に辿り着いた。

そこに居たのは体中に宝石が埋め込まれた一匹の怪物。

そしてその怪物を足下に伏せさせている、黄金の鎧に身を包んだ男がいた。

黄金宮殿よりも更に目立つ輝きを放つその鎧は、ただ美しいだけの鎧では無いだろう。

宝石の怪物はこちらに宝石の瞳を向けて警戒を示している。

しかし男はこちらを見ていない。

黄金の鎧を着た男は、冒険者たちなどまるで意に介さぬかのように、黄金の杯を投げ捨てて叫んだ。

ギルガメッシュ
「ドワーフどもよ、地下を掘れ!

 地の底が黄泉へ通じているなら
 そこまで攻め込んでみせろ!

 征すべきは地上ではない!黄泉の国よ!」

ギルガメッシュはドワーフたちに命令を下していた。

坑道にドワーフたちが居なかったのはこのためだろうか。


そこでようやくギルガメッシュは冒険者たちの方を向いた。


ギルガメッシュ
「…お前たちは何をしに来た?
 黄金に目がくらんだ欲の亡者か?

 もはやこんな財宝に興味は無い。

 だが、貴様らの死が
 黄泉への道しるべとなるかもしれん!」

ギルガメッシュは咆哮のように叫びを上げて襲いかかって来た。

冒険の手記(全9)

ほら吹きドゥガン1

『銃』という遠距離武器を知っているだろうか。

遠距離から侍のような強力な一撃を加える事が出来るという。

そんな『銃』を追い求めた、一人のドワーフ技士が居た。

彼の名はドゥガン・バズゥ。

ほら吹きドゥガン2

古代史には『銃』が幾度も登場する。

ドゥガンは遺跡より発掘される残骸を集めて、銃を作り出した。

出来上がった銃は爆発力で鉄のつぶてを飛ばす武器であった。

それは後に『短銃』と呼ばれるようになった。

ほら吹きドゥガン3

古代史に載っている『銃』は脅威の兵器として怖れられていた。

短銃』は確かに一撃の威力は高いが、弓とは違い、重く、連射が効かなかった。

そんな不自由なものを一丁もっていても、一発射った後に動けず、モンスターの餌食となるだけであった。

多くのドワーフたちは笑った。

「銃など古い、おとぎ話の玩具だ!」

しかし、ドゥガンは銃の力はこんなものではないと、諦めず研究を続けた。

ほら吹きドゥガン4

ドゥガンは遺跡の残骸の中に、細長い筒状の金属が多々ある事に気がついた。

彼は砲身の長さが銃の威力に関わるのではないかと考えた。

そして短銃を改良して『長銃』を造り出した。

それを見た周りのドワーフたちはドゥガンを笑った。

「ドゥガンが鉄の棍棒を作った!あれで殴ったら痛そうだ!ワッハッハッ!」

そんなドワーフたちにドゥガンは言い返した。

「この銃でドラゴンを狩ってみせよう!」

憤慨したドゥガンは仲間のドワーフたちの制止を振り切り、長銃を持って一人、レッドドラゴンに戦いを挑んだ。

ほら吹きドゥガン5

ドゥガンは小柄で力も弱く、戦闘が苦手なドワーフだった。

仲間のドワーフたちは、ドゥガンはレッドドラゴンに喰われるだろうと考えた。



しかし、ドゥガンは帰ってきた。

ドワーフたちは言った。

「おお、勇士ドゥガンよ!レッドドラゴンを倒したのか!」


ドゥガンはそれを否定した。

長銃レッドドラゴンに喰われてしまい、ドゥガンは命からがら逃げ帰ってきたのだ。

ドワーフたちは笑った。

「銃とは棍棒ではなく、竜のエサだったのか!」

ほら吹きドゥガン6

ドゥガンは諦めなかった。

長銃レッドドラゴンを一撃で倒す事は出来なかった。

その後、動きの鈍ったところを襲われた。

古代史の銃は向けられるだけで必殺の恐怖を与える兵器として描かれていた。

ドゥガンはもっと銃の威力を上げる方法を探し、世界中の古代遺跡を巡った。

そしてある古代遺跡で銃を持つ機械兵に遭遇した。

機械兵の持つ銃は、ドゥガンの作った長銃よりも長かった。

それでいながら速く、威力も高かった。

ドゥガンは確信した。

銃にはまだ可能性がある、と。

ほら吹きドゥガン7

ドゥガンは銃の爆発力を高める方法を考えた。

それは魔法を利用する方法、魔法使い最高位の呪文『ニュークリア』の爆発を利用できないか、と。

その形は長銃からは大きく変わり、爆発に耐える為に砲身は分厚く大きくなり、巨大な筒状のものとなった。

抱えるような太い筒を見て、ドワーフたちは目を丸くして笑った。

「ドゥガンが竜のエサを太巻きにした!あれは喰いでがありそうだ!ワッハハハッ!」

ドゥガンはそんな声を無視して、太い筒を抱えながら再びレッドドラゴンに戦いを挑んだ。


そしてレッドドラゴンを一撃で倒してしまった。

ほら吹きドゥガン8

ドワーフたちはその威力に驚いた。

しかし、誰よりも驚いたのはドゥガン自身であった。

ドゥガンが『短銃』を改良して作り上げた『恐ろしいバズーカ砲』はとてつもない威力であった。


ドゥガンは恐怖した。

「これが量産されたら世界に恐ろしい争いが起こる……!」


ドゥガンはその技術を残すことなく姿を消してしまった。

ほら吹きドゥガン9

ドワーフたちはドゥガンを探したが結局、見つけることは出来なかった。

ドワーフたちは言った。

「赤竜を一撃で倒したなど嘘だ!ドゥガンは嘘がバレないように逃げたのだ!」

そして多くのドワーフはドゥガンを「ほら吹きドゥガン」と呼び、いつしかこの話は忘れ去られていった。


しかし、この話を信じて『短銃』を研究しているドワーフはまだ少数ながら居る。

手記コンプリート報酬

魔性の短銃


*1 必ず1部隊あたり4体で出現する