| No.615 | ||||
|---|---|---|---|---|
![]() | Wasp(ワスプ) | Essex級 6番艦 正規空母 | ||
| 艦船ステータス(初期値/最大値) | ||||
| 耐久 | 65 | 火力 | 37 / 57 | |
| 装甲 | 43 / 79 | 雷装 | 0 | |
| 回避 | 39 / 62 | 対空 | 54 / 90 | |
| 搭載 | 96 | 対潜 | 0 | |
| 速力 | 高速 | 索敵 | 51 / 82 | |
| 射程 | 中 | 運 | 44 / 88 | |
| 最大消費量 | ||||
| 燃料 | 75 | 弾薬 | 80 | |
| 搭載 | 装備 | |||
| 36 | F4F-4 | |||
| 36 | SBD-5 | |||
| 18 | SBD-5 | |||
| 6 | 未装備 | |||
| 改造チャート | ||||
| Wasp → Wasp改(Lv50) | ||||
| 図鑑説明 | ||||
| Essex級航空母艦6番艦、Waspです。そう、あの空母の名前を継いだ、あの戦い最強の量産型正規空母の一隻。日本の本当に本土近くまで進出して攻撃を実施したわ。もちろん、反撃も凄かったけど。 現代では強力な戦力を投射する強襲揚陸艦にその名は継がれているの。 | ||||
※初期値はLvや近代化改修の補正を除いた時の数値であり、改造直後の値とは異なります。
最大値はLv99の時の最大値を指します。
CV:久保田ひかり、イラストレーター:未発表*1
定型ボイス一覧
| イベント | セリフ | 改装段階 | 備考 | 追加 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|
| W a s p | W a s p 改 | 追加 | ||||
| 入手/ログイン | Hi! Essex class航空母艦、6番艦! Waspよ!貴方がAdmiral?いいんじゃない? I kindly request you! | ◯ | 編集 | |||
| 編集 | ||||||
| 母港*2 | 編集 | |||||
| 母港1 | 詳細 | A new wasp's stinger can inject pain.*3 Ok? | ◯ | 編集 | ||
| 編集 | ||||||
| 母港2 | そうよ、私の艦名は日本の潜水艦に倒された先代様への鎮魂の継承の意味があるの。Got it? | ◯ | 編集 | |||
| 編集 | ||||||
| 母港3 | 最新最強のUSSの大型量産空母、Essex Class! その6番艦が私ってわけ。よろしく頼むわね。そうよ、私の一刺しは痛いわよ?Stingerって呼ばれているのは冗談じゃないの。Shall we do our best?*4 | ◯ | 編集 | |||
| 編集 | ||||||
| ケッコンカッコカリ | 反転ボイス | 編集 | ||||
| ケッコン後母港 | 反転ボイス | 編集 | ||||
| 放置時 | The japanese fleet's aircraft is not to be underestimated.*5 I must have had many close calls.*6 | ◯ | 編集 | |||
| 編成出撃 | 編集 | |||||
| 編成 | 任務部隊、このWaspが指揮します。Ready? 艦隊のみんな、準備はいい?OK?じゃっ、行きましょうか!Weigh anchor*7! | 編集 | ||||
| 編集 | ||||||
| 出撃 | Essex class CV-18 Stinger Wasp! 出撃します。 | ◯ | 編集 | |||
| 編集 | ||||||
| 開戦・攻撃*8 | 編集 | |||||
| 戦闘1 | 昼戦開始 | よし、敵を捕捉したわ。航空打撃戦は先手必勝!Wasp's Squadrons! 発艦、始め!Go! | ◯ | 編集 | ||
| 編集 | ||||||
| 戦闘2 | 昼戦攻撃 | 私はEssex class Stingerよ!思いっきり、痛くしてあげる! | ◯ | 編集 | ||
| 編集 | ||||||
| 戦闘3 | 夜戦開始 | さーて夜か、夜間作戦機で追撃したいところね。Go! keep on attacking!*9 | ◯ | 編集 | ||
| 編集 | ||||||
| 戦闘4 | 夜戦攻撃 | 刺しにいくわ!Wasp's Squadrons! Attack! | ◯ | 編集 | ||
| 編集 | ||||||
| 戦闘時ステータス*10 | 編集 | |||||
| 小破 | きゃーー!もうっ! | ◯ | 編集 | |||
| いったー!!Shit! 許さん! | ◯ | 編集 | ||||
| 中破/大破 | きゃーー!痛いじゃない!あ、飛行甲板が…。Damage control! Hurry up! | ◯ | 編集 | |||
| 轟沈 | 反転ボイス | 編集 | ||||
| 戦闘終了*11 | 編集 | |||||
| 勝利MVP | このWaspにBattle Stars? ふふ、Thanks! ざっとこんなもんよ。また見てて。 | ◯ | 編集 | |||
| 旗艦大破 | いったー!!Shit! 許さん! | ◯ | 編集 | |||
| 装備・改修*12 | 編集 | |||||
| 装備1 | 改修/改造 | All right. 試してみるわ。 | ◯ | 編集 | ||
| 編集 | ||||||
| 装備2 | Thanks! やってみる。 | ◯ | 編集 | |||
| 編集 | ||||||
| 装備3 | 改修/改造/開発/バケツ/遠征/発見 | Just keep going!*13 | ◯ | 編集 | ||
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| その他 | 編集 | |||||
| 帰投 | We have returned*14. The mission was a success!*15 | ◯ | 編集 | |||
| 補給 | Thanks! 気合十分よ。 | ◯ | 編集 | |||
| 入渠(小破以下) | Sorry. Let me take a short break?*16 やれやれ…。 | ◯ | 編集 | |||
| 編集 | ||||||
| 入渠(中破以上) | ~。May I take a long break? この私がね…参ったわ。 | ◯ | 編集 | |||
| 編集 | ||||||
| 建造完了 | A new ship has arrived. | ◯ | 編集 | |||
| 戦績表示 | Situation report*17? It's here. | ◯ | 編集 | |||
時報ボイス一覧
| 時刻 | セリフ | 改装段階 | 備考 | 追加 | |
|---|---|---|---|---|---|
| W a s p | W a s p 改 | 追加 | |||
| 00 | × | ◯ | 編集 | ||
| 01 | × | ◯ | 編集 | ||
| 02 | × | ◯ | 編集 | ||
| 03 | × | ◯ | 編集 | ||
| 04 | × | ◯ | 編集 | ||
| 05 | × | ◯ | 編集 | ||
| 06 | × | ◯ | 編集 | ||
| 07 | × | ◯ | 編集 | ||
| 08 | × | ◯ | 編集 | ||
| 09 | × | ◯ | 編集 | ||
| 10 | × | ◯ | 編集 | ||
| 11 | × | ◯ | 編集 | ||
| 12 | × | ◯ | 編集 | ||
| 13 | × | ◯ | 編集 | ||
| 14 | × | ◯ | 編集 | ||
| 15 | × | ◯ | 編集 | ||
| 16 | × | ◯ | 編集 | ||
| 17 | × | ◯ | 編集 | ||
| 18 | × | ◯ | 編集 | ||
| 19 | × | ◯ | 編集 | ||
| 20 | × | ◯ | 編集 | ||
| 21 | × | ◯ | 編集 | ||
| 22 | × | ◯ | 編集 | ||
| 23 | × | ◯ | 編集 | ||
季節ボイス一覧
| 季 節 | イベント | セリフ | 改装段階 | 備考 | 追加 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| W a s p | W a s p 改 | 追加 | ||||
| 春 | 桃の節句 | 編集 | ||||
| 春の訪れ | 編集 | |||||
| ホワイトデー | 編集 | |||||
| 春 | 編集 | |||||
| 春本番 | 編集 | |||||
| 夏 | 梅雨 | 編集 | ||||
| 初夏 | 編集 | |||||
| 夏 | 編集 | |||||
| 盛夏 | 編集 | |||||
| 夏祭り | 編集 | |||||
| 秋 | 秋 | 編集 | ||||
| 秋刀魚 | 編集 | |||||
| 晩秋 | 編集 | |||||
| ハロウィン | 編集 | |||||
| 秋のワイン | 編集 | |||||
| 冬 | 冬 | 編集 | ||||
| 師走 | 編集 | |||||
| クリスマス | 編集 | |||||
| 年末 | 編集 | |||||
| 新年 | 編集 | |||||
| 節分 | 編集 | |||||
| バレンタイン | 編集 | |||||
| 周 年 | 周年記念 | 編集 | ||||
ゲームにおいて
- 2025秋イベント後段作戦『要撃!敵機動部隊捜索撃滅戦』E5にて報酬艦として初登場。
- Intrepidと異なり火力初期値が1以上のため夜間砲撃を行う。改も同様。
アップデート履歴
- 2025/11/10:イベント報酬艦として実装。
キャラクター設定について
小ネタ
- 元ネタはアメリカ海軍のエセックス級航空母艦「ワスプ」(CV-18)6番艦。起工、進水、就役の全てが6番目に完成した。愛称は動植物の針・棘を意味する「スティンガー(stinger)」。エセックス級の詳細についてはこちらを参照。
- 名前は「ホーネット(Hornet)」と同じくスズメバチを意味する「Wasp」から。Waspはアシナガバチなども含むスズメバチ上科の捕食性の大型ハチ類の総称で、Hornetよりも少し幅広い分類である。
- 「ホーネット」と同じく、「ワスプ」もアメリカ海軍では10代を数える伝統的な名前で、初代は1775年就役のアメリカ独立戦争時代のスクーナーにまで遡り、本艦は9代目にあたる。
- 名前は「ホーネット(Hornet)」と同じくスズメバチを意味する「Wasp」から。Waspはアシナガバチなども含むスズメバチ上科の捕食性の大型ハチ類の総称で、Hornetよりも少し幅広い分類である。
- 第二次世界大戦では「ワスプ」の名を持つCV-7とCV-18の2隻の空母が存在したが、本艦は後者(CV-18)である。※CV-7の艦歴等詳細は後述
- ヘレナ改の時報に度々出てくるワスプは本艦ではなく先代のCV-7の方である。同じ名前、艦種ながらヘレナが触れている娘とは別の艦娘が登場した訳だが、ヘレナの中の妖精さんも勘違いしてCV-7の方が実装されたと思ってコメントを出してしまっている。
なお、ヘレナは1943年7月6日に沈没しているので、同年8月17日に進水、11月24日に竣役している本艦とは面識は一切ない*18。CV-7の方のワスプが実装されるときはどう呼ばれるのだろうか…
- ヘレナ改の時報に度々出てくるワスプは本艦ではなく先代のCV-7の方である。同じ名前、艦種ながらヘレナが触れている娘とは別の艦娘が登場した訳だが、ヘレナの中の妖精さんも勘違いしてCV-7の方が実装されたと思ってコメントを出してしまっている。
ハルナンバーとエセックス級の「○×番艦」について
- 名前の横にある「CV‐○○」というのは「ハルナンバー」というもので、造船所への発注時に造船所ごとにまとめて割り振られるものである。CVは「航空母艦」を意味している*19。この番号はキャンセルされても存在し続け、あとで計画された艦に番号がスライドする事はない。
- また発注ごとで番号が割り振られるので艦級関係なく通し番号となる。なのでアメリカ最初の航空母艦ラングレー(こちらの先代)は「CV‐1」だが、次の航空母艦は建造中のレキシントン級巡洋戦艦から改装されたレキシントン、サラトガで、それぞれ「CV‐2」「CV-3」*20。次はアメリカ初の計画時から航空母艦として作られた航空母艦レンジャーで「CV-4」という具合に、艦級関係なく割り振られている。
- 注意しないといけないのは、このハルナンバーは日本を含め他国艦艇にもある同型艦の中での順番「第○×番艦」というのとは全くちがうものであるということ。あくまでも発注時に「A造船所さんはこの艦級をこんだけ建造お願いします」「B造船所さんはこの数で」と割り振りをした際の通し番号なので、実際に起工が始まる時期は造船所等の都合で変わったりするので、ハルナンバーが大きい番号の艦の方が先に起工して竣工してしまう事もある。「ハルナンバー=同じ艦級内の順番」ではないのだ。
艦名 ハルナンバー 造船所 発注年月日 起工年月日 進水年月日 竣工年月日 エセックス CV-9 ニューポート・ニューズ造船所 1940年7月3日 1941年4月28日(1) 1942年7月31日(1) 1942年12月31日(1) ヨークタウン*21 CV-10 1941年12月1日(4) 1943年1月21日(4) 1943年4月15日(3) イントレピット CV-11 1941年12月1日(4) 1943年4月26日(5) 1943年8月16日(5) ホーネット CV-12 1940年9月9日 1942年8月3日(7) 1943年8月30日(7) 1943年11月29日(7) フランクリン CV-13 1942年12月7日(8) 1943年10月14日(8) 1944年1月31日(8) タイコンデロガ※*22 CV-14 1943年2月1日(12) 1944年2月7日(10) 1944年5月8日(10) ランドルフ※ CV-15 1943年5月10日(16) 1944年6月28日(14) 1944年10月9日(13) レキシントン*23 CV-16 ベスレヘム・スチール-フォアリバー造船所 1941年7月15日(2) 1942年9月23日(3) 1943年2月17日(2) バンカー・ヒル CV-17 1941年9月15日(3) 1942年12月7日(3) 1943年5月25日(4) ワスプ*24 CV-18 1942年3月18日(6) 1943年8月17日(6) 1943年11月24日(6) ハンコック※*25 CV-19 1943年1月26日(11) 1944年1月24日(9) 1944年4月15日(9) ベニントン CV-20 ニューヨーク海軍工廠 1941年12月15日 1942年12月15日(9) 1944年2月28日(12) 1944年8月6日(11) ボクサー※ CV-21 ニューポート・ニューズ造船所 1943年9月13日(17) 1944年12月14日(17) 1945年4月816日(16) ボノム・リシャール CV-31 ニューヨーク海軍工廠 1942年8月7日 1943年2月1日(13) 1944年4月29日(13) 1944年11月26日(14) レイテ※*26 CV-32 ニューポート・ニューズ造船所 1944年2月21日(20) 1945年8月23日(22) 1946年4月11日(21) キアサージ※ CV-33 ニューヨーク海軍工廠 1944年3月1日(21) 1945年5月5日(18) 1946年3月2日(20) オリスカニ―※ CV-34 1944年5月1日(23) 1945年10月13日(24) 1950年9月25日(24) ㇾプライザル※ CV-35 1944年7月1日(24) 1945年8月12日建造中止 アンティータム※ CV-36 フィラデルフィア海軍工廠 1943年3月15日(14) 1944年8月20日(15) 1945年1月28日(15) プリンストン※*27 CV-37 1943年9月14日(18) 1945年7月8日(20) 1945年11月18日(18) シャングリラ※ CV-38 ノーフォーク海軍工廠 1943年1月15日(10) 1944年2月24日(11) 1944年9月15日(12) レイク・シャンプレイン※ CV-39 1943年3月15日(14) 1944年11月2日(16) 1945年6月3日(17) タラワ※ CV-40 1944年3月1日(21) 1945年5月12日(19) 1945年12月8日(19) ヴァリー・フォージ※ CV-45 フィラデルフィア海軍工廠 1943年6月14日 1943年9月14日(19) 1945年7月8日(21) 1945年11月3日(23) イオ―・ジマ※ CV-46 ニューポート・ニューズ造船所 1945年1月29日(26) 1945年8月12日建造中止 フィリピン・シー※ CV-47 ベスレヘム・スチール-フォアリバー造船所 1944年8月19日(25) 1945年9月5日(23) 1946年5月11日(22) CV‐50 ベスレヘム・スチール-フォアリバー造船所 1945年3月計画中止 CV‐51 ニューヨーク海軍工廠 CV‐52 CV‐53 フィラデルフィア海軍工廠 CV‐54 ノーフォーク海軍工廠 CV‐55 ・艦名の※は艦首を延長する等の設計変更された長船体型*28のタイプ
・年月日横の()は項目ごとの完成順を表す - 表を見てみると同じ1940年9月9日に発注されたエセックス級のうち、レキシントン(CV-16)は1943年2月17日に竣役しているが、ハルナンバーが若いランドルフ(CV-15)はその時点では起工すらされておらず、1943年5月10日にようやく起工されている。これはランドルフが発注されたニューポート・ニューズ造船所が既にエセックス級を建造していた*29のに対し、レキシントンが発注されたベスレヘム・スチール-フォアリバー造船所ではこれが初のエセックス級の発注であった事が原因。ランドルフの方は起工するまで順番待ち状態であったが、レキシントンの方ではそれがなかったので発注後程なく起工を開始した結果、レキシントンが竣役してもランドルフはまだ起工すらされていない状態となったのである。もし「ハルナンバー=同じ艦級内の順番」であるのなら、姉が影も形も存在していない時に妹がもう完成しているという事になってしまう。
- ハルナンバーは現在も継続使用されており、例えば2025年現在横須賀を母港とするジョージ・ワシントンはCVN-73である。*30
- 注意しないといけないのは、このハルナンバーは日本を含め他国艦艇にもある同型艦の中での順番「第○×番艦」というのとは全くちがうものであるということ。あくまでも発注時に「A造船所さんはこの艦級をこんだけ建造お願いします」「B造船所さんはこの数で」と割り振りをした際の通し番号なので、実際に起工が始まる時期は造船所等の都合で変わったりするので、ハルナンバーが大きい番号の艦の方が先に起工して竣工してしまう事もある。「ハルナンバー=同じ艦級内の順番」ではないのだ。
- 以上の事からアメリカ海軍では同じ艦級内での序列は竣役順で数えるものとなっており、それで数えるならワスプは6番艦であり、実際図鑑説明でもワスプは6番艦としている*31。ハルナンバー順ではない。
戦歴
- 1942年3月18日、マサチューセッツ州クインシーにあるベスレヘム・スチール社のフォアリバー造船所で起工。フォアリバー発注分としては3隻目に当たる。
初陣~マリアナ沖海戦
- 竣役後は1944年2月までは大西洋で訓練に終始していたワスプはカリフォルニア州サンディエゴを経て4月4日に真珠湾に到着、5月14日、マーク・ミッチャー中将指揮下の第58.6任務群(指揮官:アルフレッド・E・モントゴメリー*33少将)に編入され、姉の「エセックス」及び軽空母「サン・ジャシント」と共にマリアナ諸島侵攻の露払いである南鳥島、ウエーク島への攻撃に向かった。
- 部隊は2手に分かれ、ワスプとエセックスは5月19日、20日の2日間にかけて南鳥島を空襲して大損害を与えた。21日は悪天候となったので2隻はこれをもって南鳥島への攻撃を中止、周辺警戒していたサン・ジャシントと合流して今度はウエーク島に向かった。
同島への攻撃は24日に3空母揃って行われ、ウエーク島も大損害を被り沈黙した。- マジュロ環礁に帰還したワスプは6月6日、引き続きモントゴメリー少将が指揮官を務める第58.2任務群に転属となり、今度は姉妹の「バンカー・ヒル」、軽空母「モントレー」「カボット」と共にマリアナ諸島攻略に向かう。6月11日、ワスプらはサイパン島及びテニアン島に攻撃をかけ撃劇に出た日本軍機およそ30機を撃退し、両島の日本軍飛行場を空襲して駐機する多くの日本機を破壊した。
15日にはサイパン島への上陸が始まり、ワスプらはその航空支援を実施、上陸部隊がサイパンの飛行場を占領し、陸軍航空隊が展開すると支援をそれに引き継ぎ、父島及び硫黄島を攻撃していた第58.1、58.4任務群と合流し、接近する小沢機動部隊と最後の空母決戦「マリアナ沖海戦」を戦った。
- マジュロ環礁に帰還したワスプは6月6日、引き続きモントゴメリー少将が指揮官を務める第58.2任務群に転属となり、今度は姉妹の「バンカー・ヒル」、軽空母「モントレー」「カボット」と共にマリアナ諸島攻略に向かう。6月11日、ワスプらはサイパン島及びテニアン島に攻撃をかけ撃劇に出た日本軍機およそ30機を撃退し、両島の日本軍飛行場を空襲して駐機する多くの日本機を破壊した。
- 部隊は2手に分かれ、ワスプとエセックスは5月19日、20日の2日間にかけて南鳥島を空襲して大損害を与えた。21日は悪天候となったので2隻はこれをもって南鳥島への攻撃を中止、周辺警戒していたサン・ジャシントと合流して今度はウエーク島に向かった。
フィリピン方面の戦い
- マリアナ諸島占領後、休憩をはさんでワスプらは、9月9日にはモロタイ島、ペリリュー島、ウルシ―環礁の攻略支援のためフィリピン南部への攻撃に向かった。9日から13日にかけて行われたミンダナオ島及びビサヤ諸島への空襲は大成功となったが、日本側の反撃が殆どなかった事で、指揮をとったウイリアム・ハルゼー第3艦隊司令長官は南部フィリピンの防衛能力の弱さを報告、これが同地への侵攻を9月16日に開始予定だったミンダナオ島侵攻を中止してレイテ島への侵攻を優先するきっかけとなり、10月17日以降のレイテ侵攻及びフィリピン攻防戦のきっかけとなる。
- 10月10日より始まった南西諸島及び台湾の日本軍拠点への攻撃「台湾沖航空戦」では、ワスプはジョン・S・マケイン中将率いる第38.1任務群の1隻として姉妹の「ホーネット」および軽空母「カウペンス」「モンテレ―」とともに活動、13日夜には日本側雷撃機8機の空襲を受け僚艦の重巡洋艦「キャンベラ」が大破航行不能となる被害が出たが、ワスプには大きな被害はなかった。14日にはハルゼー機動部隊は3手に分かれ、第38.1任務群は台湾沖に引き続き展開して攻撃を続行した*34。
- 10月22日、第38.1任務群は補給を終えた第38.2及び3任務群と交代する形で前線を離れ、補給のためウルシ―泊地に向かう事になった。その後発生した「レイテ沖海戦」では、ハルゼーとキンゲイトの意思疎通の失敗などもあり、タフィ3(指揮官はワスプ初代艦長クリフトン・スプレイグ大佐であるのは前述のとおり)が栗田艦隊の矢面にたってしまうなど、アメリカ側は大きな窮地に立たされた。補給で移動していた第38.1任務群は混乱する現場を無線傍受で知り独断で補給を中止して救援に赴く。
結局タフィ3への救援は間に合わなかったが、突入を取りやめ北上する栗田艦隊を出撃したワスプらの攻撃隊が捉えて攻撃、能代を撃沈し別路退避していた熊野に損害を与えている。
- 10月22日、第38.1任務群は補給を終えた第38.2及び3任務群と交代する形で前線を離れ、補給のためウルシ―泊地に向かう事になった。その後発生した「レイテ沖海戦」では、ハルゼーとキンゲイトの意思疎通の失敗などもあり、タフィ3(指揮官はワスプ初代艦長クリフトン・スプレイグ大佐であるのは前述のとおり)が栗田艦隊の矢面にたってしまうなど、アメリカ側は大きな窮地に立たされた。補給で移動していた第38.1任務群は混乱する現場を無線傍受で知り独断で補給を中止して救援に赴く。
- 10月10日より始まった南西諸島及び台湾の日本軍拠点への攻撃「台湾沖航空戦」では、ワスプはジョン・S・マケイン中将率いる第38.1任務群の1隻として姉妹の「ホーネット」および軽空母「カウペンス」「モンテレ―」とともに活動、13日夜には日本側雷撃機8機の空襲を受け僚艦の重巡洋艦「キャンベラ」が大破航行不能となる被害が出たが、ワスプには大きな被害はなかった。14日にはハルゼー機動部隊は3手に分かれ、第38.1任務群は台湾沖に引き続き展開して攻撃を続行した*34。
沖縄方面の戦い
- 1945年3月18日、ワスプらは第5艦隊司令長官レイモンド・スプルーアンス大将の指揮のもと、日本近海に進出、九州や四国などの各地域を空襲、「九州沖航空戦」が始まった。
沖縄侵攻の為の露払いであったこの航空戦は呉軍港を始め日本側の拠点や飛行場を攻撃、これに対して日本側も特攻機69機を含む193機を投入、その大部分を失う大損害を受けるが、アメリカ側も「エンタープライズ」「ヨークタウン」「イントレピット」が小破、翌19日には室戸岬沖80キロまで進出した米機動部隊に日本側は激しく反撃、ワスプはここで初の被害を受ける。- ワスプを攻撃した機種は不明だが、500ポンド爆弾1発が飛行甲板を貫通して格納庫で炸裂し、乗員102名が戦死する大惨事となった。同じころには姉妹艦のフランクリンも陸爆銀河から2発の爆弾を受けて大破、此方の方が被害は深刻で戦死807名、負傷者は最低でも487名という大きな被害を受け撤退、終戦まで前線復帰する事はなかった。
- ワスプの方は即時離脱こそなかったが損傷は激しく4月7日の「坊ノ岬沖海戦」では攻撃隊を出すことはなかった。13日に前線を離れ本土に修理に向かい、7月になるまで前線復帰する事はなかった。
- ワスプを攻撃した機種は不明だが、500ポンド爆弾1発が飛行甲板を貫通して格納庫で炸裂し、乗員102名が戦死する大惨事となった。同じころには姉妹艦のフランクリンも陸爆銀河から2発の爆弾を受けて大破、此方の方が被害は深刻で戦死807名、負傷者は最低でも487名という大きな被害を受け撤退、終戦まで前線復帰する事はなかった。
戦後
- 終戦後、ワスプは多くの同型艦と共に予備役入りとなり、1947年2月から退役、保管状態となるが、その後航空機のジェット機化に対応するための近代化改装を、姉のエセックスと共に最初に受ける事になり、改装を経て1951年9月に再竣役する。そしてワスプは中国で発生した「第二次国共内戦」で浙江省大陳列島の大陳島から住民約28,000名を台湾に避難させる大陳島撤退作戦に参加する。
- 終戦後発生した「第二次国共内戦」は、1949年に国民党が台湾に撤退した事で鎮静化していたが、西南部山岳地帯及び東南沿岸部の島嶼一帯では中国共産党に対する軍事作戦が継続されていた。だが1950年になると、舟山群島、海南島が中国共産党の人民解放軍に奪取され、また西南部でも人民解放軍がミャンマー国境地帯に進攻したため、国民党は台湾及び福建省や浙江省沿岸の一部島嶼のみを維持するに留まり、東シナ海沿岸での海上ゲリラ戦術で共産党に対抗していた。
- 6月になると朝鮮戦争が勃発し、共産党軍はそちらに戦力を割きだしたので一時的にこの方面は国民党軍の優勢になるが、朝鮮戦争が沈静化すると再び共産党側が攻勢に立ち、1954年5月15日に人民解放海軍東海艦隊の支援で華東軍区部隊が大陳島周辺の高島や頭門山島などの島々に上陸し、砲兵陣地や魚雷艇基地を建設、国民党側も海軍艦艇や空軍機を繰り出したが逆に損害が続出し、11月14日に人民解放軍の魚雷艇が国民党軍海軍の護衛駆逐艦「太平」(元アメリカ海軍エヴァーツ級護衛駆逐艦デッカー)の撃沈に成功し、制海権を掌握してしまう。
- 終戦後発生した「第二次国共内戦」は、1949年に国民党が台湾に撤退した事で鎮静化していたが、西南部山岳地帯及び東南沿岸部の島嶼一帯では中国共産党に対する軍事作戦が継続されていた。だが1950年になると、舟山群島、海南島が中国共産党の人民解放軍に奪取され、また西南部でも人民解放軍がミャンマー国境地帯に進攻したため、国民党は台湾及び福建省や浙江省沿岸の一部島嶼のみを維持するに留まり、東シナ海沿岸での海上ゲリラ戦術で共産党に対抗していた。
- 1955年1月18日、江山島が占領されたことで付近の大陳島は孤立してしまう。その他の諸事情*35から大陳島放棄が決定し、アメリカ第七艦隊支援の下、同島の戦力及び住民の台湾への撤退作戦「金剛作戦」が始まった。
- 支援に参加する第7艦隊はワスプ以下エセックス級航空母艦5隻に新鋭空母ミッドウェーの6隻、これに護衛として重巡洋艦3隻、フレッチャーなど駆逐艦25隻、その他揚陸艦など20隻が参加。2月8日より11日にかけて行われた輸送作戦は成功裏に終わった。大規模な艦隊を投入したため共産党側も攻撃する事はなく、無血での撤退だった。
- その後ワスプは1956年に対潜空母となる改造を受け、1962年のキューバ危機にも封鎖部隊の1隻として参加する。その後1972年3月1日にワスプの退役が発表され、7月1日に退役式典を実施、1973年5月21日にニューヨークのユニオン・ミネラルズ・アンド・アロイ社に売却され、その後スクラップとして廃棄された。
- ワスプは第二次世界大戦の戦功で8つの従軍星章を受章している。
- ワスプは第二次世界大戦の戦功で8つの従軍星章を受章している。
歴代のワスプたち
- 前述の通りワスプの名はアメリカ海軍で代々引き継がれている伝統的な艦名で本艦は9代目にあたる。図鑑の説明でも触れられている通り、現在は10代目となるワスプ級強襲揚陸艦「ワスプ」(LHD-1)が現役である。
- 初代は1775年に購入された元商船「スコーピオン」を武装化したスクーナー艦。独立戦争に向けて購入された。1776年3月のナッソーの戦いなどに参戦。6月にはタートルガット入り江の戦いにも参戦している。
1777年11月、フィラデルフィア陥落時に座礁し搭載している火薬が引火爆発し破壊された。 - 2代目は米英戦争初期に活動したスループ艦。1807年にワシントン海軍工廠で竣役し、1812年6月から始まった米英戦争では通商破壊に従事する。10月18日午前11時半、ワスプは6隻の商船団を捕捉し、護衛の英スループ艦「フロリック」と交戦し双方大打撃を受けるもフロリックの拿捕に成功する。だが直後に英戦列艦「ポワチェ」が救援に駆けつけ、大損害を受けているワスプは逆に捕縛されてしまう。
結局ワスプは英海軍で名を変えて運用され、1814年にバージニア岬沖で消息を絶った。 - 3代目は1810年に建造されたスクーナー船。米英戦争勃発に伴い私掠船として海軍が買い上げ、1812年7月西インド諸島への私掠船作戦のため出航し、台風に遭遇して2本のマストを失うなどしたものの3隻の英国商船を拿捕する活躍をする。その後1813年秋には元の所有者に返還されている。
- 4代目は1813年夏にチャーターされた帆走スループで、米英戦争当時は補給船として運用されたが性能的に難があり、1814年初めには元の船主に返還されている。
- 5代目は米英戦争最中の1814年に建造されたスループ艦。マサチューセッツ州ニューベリーポートで1814年2月に竣役した。5月からイギリス海峡西側での通商破壊戦に向かい、6月の間に5隻の艦艇を拿捕、自沈させる大戦果を挙げている。7月も4隻を拿捕。自沈させるという戦果を挙げて帰還した。
それ以降も活躍を続けるが同年10月9日にリオデジャネイロからイギリスのファルマスへ向かうスウェーデンのブリッグ船アドニスと遭遇して連絡を取り合ったのを最後に消息を絶った。10月15日から19日にかけてバミューダで発生したハリケーンに巻き込まれて沈没したと考えられている。 - 6代目は1865年から1876 年までアメリカ海軍で運用された鉄皮外輪砲艦。南北戦争さなかの1864年に拿捕された南軍艦艇「エマ・ヘンリー」を海軍が引き取り、砲艦として運用した。初任務はは1865年5月17日に他の艦と共に南軍の装甲衝角艦ストーンウォールの捜索に向かったもので、エマ・ヘンリーは道中で他艦との衝突事故が起こしてしまい、旗艦サスケハナからの指示で北上し、ペンシルベニア州フィラデルフィアで修理を受けた。
- 因みにここで登場する「ストーンウォール」「サスケハナ」は共に幕末日本に大きく影響している艦艇である。
「サスケハナ」は幕末日本に開国を迫ったマシュー・ペリー提督率いる東インド艦隊の旗艦として日本に来た所謂「黒船」の1隻であり、「ストーンウォール」は南北戦争終結に米海軍を経て江戸幕府が買い取り、その後明治政府に渡って幕末戊辰戦争で政府軍海軍の主力となった装甲艦「甲鉄」(後に「東」と改名)である。 - 修理後、「エマ・ヘンリー」はここで艦名を「ワスプ」と改め、リオデジャネイロを拠点に活動する。1864年12月から始まったパラグアイ戦争でも活躍し、1876年春に退役、6月には売却されスクラップとなった。
- 因みにここで登場する「ストーンウォール」「サスケハナ」は共に幕末日本に大きく影響している艦艇である。
- 7代目は1898年に購入され武装化された武装ヨットで、米西戦争では哨戒活動に従事。第一次世界大戦時でもアメリカ沿岸の紹介業務に従事している。1919年12月に退役。
- 8代目はワスプ級航空母艦「ワスプ」(CV-7)。1940年に就役したワシントン海軍軍縮条約の制約下でアメリカ海軍が建造した航空母艦の一隻。同条約での空母建造用排水量枠でレキシントン級2隻、レンジャー、ヨークタウン級2隻の建造を経て、残った割当量14,500tを元にヨークタウン級の小型版として設計された艦である。
- 9代目が本艦
- 10代目はワスプ級強襲揚陸艦のネームシップ「ワスプ」(LHD-1)。第二次大戦後、アメリカ海軍はヘリコプターを活用した水陸両用作戦の中核となる全通甲板式の強襲揚陸艦の整備を進め、その一環として1985年に建造された艦。
- なお、歴代のワスプとしては認知されていないが、1910年にスーペリア造船会社で建造され、1917年6月29日に海軍に購入された鋼製船体のモーターボート「ワスプ」(SP-1159)も存在している。こちらは哨戒艇として五大湖で運用されていたらしい。
- 初代は1775年に購入された元商船「スコーピオン」を武装化したスクーナー艦。独立戦争に向けて購入された。1776年3月のナッソーの戦いなどに参戦。6月にはタートルガット入り江の戦いにも参戦している。
この艦娘についてのコメント
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下戸提とk小さい子供がいるからシャンメリーだけデス(泡 あと七面鳥も危険なので禁止 -- 2025-12-21 (日) 15:16:44