MH2から登場した骨系素材アイテム。
概要
- 名前の通り、比較的大振りで太い骨素材。
やや大きすぎてそのまま使うのは難しいが、
素材としての加工の難度は低く、適度な大きさに切り出されて活用される場合が多い。
中でも高い剛性を持つ物は「堅牢な骨」、
骨の概念をくつがえす程の強度を持つ物は「重厚な骨」と言われより重宝される。
- 骨系素材の中ではレア度は中間よりちょっと下くらいの微妙な立ち位置に存在する素材。
すごくシンプルな名前のせいで入手は簡単に思えるが、狙うとなると地味に相手を選ばなくてはならない。
と言うのもこの素材、大きければどんなモンスターの骨でも構わない、なんてことは一切なく、
牙獣種や甲殻種のモンスターをターゲットにした方が入手しやすい。
逆に基本的に「竜骨」は対象外で、飛竜種などに関連するクエストではほとんど入手できない。
どうやら「大きな骨」は、基本的には獣骨の中でも一定以上の大きさのものを指すらしい。
ポポやガミザミなどの小型モンスターから直接剥ぎ取って入手できる事もあるが、確率的には低め。
序盤の骨武器の強化などによく利用されるので、計画的に集めておくと吉。
- ショウグンギザミの背負っている巨大な巻貝を破壊した報酬として入手できる事もある。
「骨じゃないじゃないか」という突っ込みを入れたいところだが、
貝殻は基本的に動物の骨と同じカルシウムを主成分としており*1、材質的に近いものがあるのかもしれない。
- 武具の素材としての用途が主だが、MH2、MHFでは調合素材として利用する事もできる。
ババコンガから得られる極彩色の毛と調合する事で「メインマスト」が作成できる。
しかし非常に用途が限られたアイテムなので、基本的に必要になった時にだけ調合され、
それ以降は忘れられた存在と化してしまう。
ちなみにメインマストは必ずしも大きな骨を用いなければ作れないというわけでもない*2。- どの部位の骨なのかは不明(頭骨以外の汎用骨素材は概ねそう)だが、
マストに使われるとなると形は棒状の様だ。
現実で大きい骨といえば「頭骨」か「寛骨(骨盤)」だが。
- どの部位の骨なのかは不明(頭骨以外の汎用骨素材は概ねそう)だが、
- MH3では登場しない。
同様に獣骨も登場しない事も考えると、ロックラックでは獣骨はあまり重用されないのかもしれない。
そもそも牙獣種や甲殻種のモンスターが他の地域に比べて少ないのも原因かもしれないが。- MHP3やMH3Gでも獣骨は登場しないが、大きな骨は再登場を果たしている。
普通の獣骨よりは素材としての価値が認められているようだ。
- MHP3やMH3Gでも獣骨は登場しないが、大きな骨は再登場を果たしている。
- MH4で獣骨が復活した事でめでたく共演。
牙獣だけでなく、新たに追加された竜ではない種族からも取れる様になり、
より竜骨との住み分けが明確化されたと言えるだろう。
- MHX(X)でも獣骨と共に続投。大きな骨そのものの役割は特に変わっていない。
評価値は竜骨【大】やなぞの頭骨と同じ3。
堅牢な骨・重厚な骨もそれぞれ骨素材上位3・G級3で共通している。- どうやら竜骨と違いモンスターが獰猛化してもこれといった変化を起こさないらしいが、
その一方である特殊な個体たちの報酬の中から竜の骨と同一視される物が発見される事に。
- どうやら竜骨と違いモンスターが獰猛化してもこれといった変化を起こさないらしいが、
- MHWで大型モンスターは竜と古龍
と木のオバケしか現れないためまたしてもリストラ。
拡張版DLCの『モンスターハンターワールド:アイスボーン』では、
牙獣種のラージャンが復帰したが、その骨が素材として扱われることは無く、
「頑丈な骨」という採取できる骨素材の名前に面影がある程度に留まった。
- MHRiseではラージャンの続投に加え新規の参入、過去作からの復帰も行われた結果、
「大きな獣から取れる巨大な骨」というくどい解説文の後輩「大きな硬骨」も引っ提げて帰ってきた。
上位素材の堅牢な骨も現場復帰を遂げており、こちらにも「堅牢な巨骨」という弟分が出来ている。
拡張版DLCの『モンスターハンターライズ:サンブレイク』では重厚な骨が「堅牢な重骨」を連れて復活、勢揃いした。
ちなみに「重厚な竜骨」という重竜骨紛いな物も誕生している。
その一方で同門の獣骨は復活しなかった。