MHXから登場した骨系素材の一つ。
概要
- 一部のモンスターの中には、
一般的な同種個体とは一線を画す強大な力を秘めた特殊な個体が確認される場合がある。
そのようなモンスターは、圧倒的な戦闘力や特徴的な容姿から特別な二つ名が与えられ、
他の個体とは明確に区別され、特定の条件を満たしたハンターにのみ狩猟が許可されている。
俗に「二つ名持ちモンスター」と呼ばれる彼らからは、通常の個体のそれとは異なる特殊な素材が得られる事があるが、
その中の一つ、多くの二つ名持ちモンスターから共通して得られるのがこの「異形の骨」と呼ばれる骨素材である。
普通の骨とは色も形状も異なり、独特な雰囲気を発する特異な骨は、貴重な武具の素材として重宝されるという。
より強度を増したものは「異形の堅骨」と呼ばれ、
近年では堅骨以上に強度を増した「異形の重骨」と呼ばれるものも確認されている。
- 二つ名持ちモンスターが登場するクエスト、即ち特殊許可クエストの成功報酬として入手できる素材。
基本的に確定報酬となっており、二つ名持ちモンスターを狩猟すれば1~2個はほぼ必ず手に入る。
ただしクエストが一定以上のレベルに達すると、上位素材扱いの異形の堅骨に置き換わる。
異形の骨が必要ならば、多少クエストのレベルを調節しつつ二つ名持ちモンスターに挑まなければならない。
尤も、異形の堅骨が入手できるくらいの実力があるなら、異形の骨の入手はもっと簡単だろう。
- 説明文には「貴重な武具の素材となる。」と書かれており、
実際この素材をベースとしている「異形シリーズ」という防具も存在する。
また、二つ名武器の強化にも必要とされる事もあり、決して無用の長物などではない。
しかし、竜骨などの一般的な骨素材と比べると用途の幅がかなり狭く、
そんなに頻繁に要求されるものではない。
流石になぞの骨などよりは使い道があるが、必要に応じて集めておくくらいの気持ちで良いだろう。
- メインシリーズでは獣骨と竜骨は明確に使い分けられるのが通例であったが、
この異形の骨や異形の堅骨については例外の様で、
例えば紅兜アオアシラのクエストで入手したものでも、黒炎王リオレウスのクエストで入手したものでも、
全く同じ素材として利用する事ができる。
また、矛砕ダイミョウザザミのクエストでもさも当然のように入手できる。
もしや本体だけでなくモノブロスの頭骨までもが変質してしまっているのだろうか?
- 説明文によれば色合いも通常の骨とは異なるらしいが、アイコンの色は白色である。
しかし、異形シリーズの防具は全体的に赤黒いカラーリングとなっている。
どちらかが正しいのか、あるいは加工によって変色してしまうだけで元々は別の色なのか、その他詳細は不明。
- 一般的な骨素材と異なる点の一つとして、武具の生産や交換によって入手できる端材は
「骨の端材」ではなく「異形の端材」というものになる。
端材と言えど異形の力が内包されているらしく、
これを用いて作成された武具は従来のものとは一味も二味も違う性能を秘めるという。
また、異形の堅骨を端材にすると「異形の銘端材」になる。こちらも専用の端材である。
そしてMHXXからは異形の重骨を基とした「異形の真端材」も登場した。- 異形の端材シリーズは異形の骨シリーズからしか入手できないため、オトモ装備素材としてはかなりの貴重品。
そして、オトモ用二つ名装備の大半で要求されるため、こちらは本当に貴重な武具の素材として重宝される。
- 異形の端材シリーズは異形の骨シリーズからしか入手できないため、オトモ装備素材としてはかなりの貴重品。
- 「二つ名持ちモンスターからのみ得られる骨」という認識でも間違いは無いが、
二つ名モンスターの骨全てが「異形の骨」として扱われる訳ではない。
紅兜や大雪主からは堅牢な骨が剥ぎ取れるし、紫毒姫や黒炎王の報酬に竜骨が並ぶ事も珍しくない
(岩穿からは厳めしい頭骨も取れる)。
この事から異形の骨は、二つ名モンスターの骨の中でも変異が著しい物を示している様だ。- 矛砕や鎧裂の場合は外付けの頭骨が変異していると思われるが、
何か分泌液でも出ているのだろうか?
鎧裂には「重竜頭殻」という固有素材も存在する。
- 矛砕や鎧裂の場合は外付けの頭骨が変異していると思われるが、
余談
- MHW:Iではよく似た名前のアイテムとして「異形の狂骨」が登場している。
主に導きの地の瘴気エリア群で発見できる特殊な採取アイテムである。