化け鮫が口を一杯に開いたかのような大弓。
未熟な者が扱えば自らの手も鮮血に染められる。
目次
概要
- 化け鮫ザボアザギルの素材で製作できる弓。
弓の内側に化け鮫の鋸歯がずらりと並んでおり、説明文の通り鮫の口のような形状をしている。
弦を引き絞る行為はおろか、弓を畳むだけでも手が血だらけになりそうである。
これも説明文の通りといったところか。
- MHFや発掘装備を除けばシリーズ唯一の氷属性の中で曲射が爆裂型の弓。
コールドアイスライトまで強化すると、怒り状態のザボアザギルの如く外側に氷の棘が追加される。
性能
MH4
- 生産段階のブルーリーライトIの性能は、
- 同ランクの武器と比較すると比較的高い攻撃力168
- 溜め段階は貫通2-拡散2-連射2(-拡散4)
- 氷属性値はやや低めの60。
- 対応ビンは強撃・接撃・減気・ペイント
- フリージングライトに強化すると
- 攻撃力228
- 溜め段階は貫通3-拡散2-連射4(-拡散4)
- 氷属性140
- スロット2
- 唯一の氷連射弓なので、活躍する場面は多い。
特に頭を集中攻撃できるため、ラージャンとは好相性。
他のザボア武器と異なり、クシャル弓とは射撃タイプで差別化できるのがありがたい。
MH4G
通常種武器
- MH4Gではフリージングライト改を経てヘイルストームという強化先を得た。
攻撃力と属性値は順当に強化されたが、その他の性能はほとんど変わっていない。
亜種武器
美しくも獰猛な牙を持つ虎鮫の弓。
僅かでも隙を見せれば、敵味方の区別なく喰い掛かる。
- MH4Gではフリージングライトからの派生強化、または一発生産でクォーツライトを入手でき、
さらにクリスタルルードへと強化が可能。
デザインは形はそのままに虎鮫のような砂色に変わる。
- クリスタルルードの性能は
- 属性は無くなってしまったが、高めの攻撃力348
- 溜め段階は拡散4-拡散5-連射4(-連射5)
- ビンは強撃、毒、麻痺、減気、ペイントに対応し、さらに麻痺ビン強化付き
- スロットは3に増加
- さりげなく溜め2が拡散5になっており、状態異常蓄積値は溜め3の連射4とほぼ変わらない。
パーティープレイでは味方を巻き込むため曲射が使いづらい。
手早くモンスターを麻痺させたいならば溜め2を連打するのも良いだろう。 - また、増弾で出る溜め4が連射5になっている。剛射弓ではないので無理に増弾する必要はないが、
ありし日のイケメン的な運用が可能になるので、良いお守りがあるなら一考の余地はあるかもしれない。
- 今回は無属性連射弓の強力なライバルが多いが、
スロ3による高い柔軟性や麻痺ビン強化という個性を持つので差別化は可能。
また、G級にあがって比較的早い段階で作れる上、強化で入手する場合は最後までレア素材は不要なため、
攻略段階においては頼れる一本になるだろう。- 直接的なライバルはガルルガ弓になるだろう。
あちらはG1に入った直後に最終段階まで強化が可能かつ高い防御ボーナスを持つという強みがあるが、
スロットの多さと装填できるビンの種類から汎用性ではこちらに分がある。
- 直接的なライバルはガルルガ弓になるだろう。
- 使う機会があるかは分からないが曲射は爆裂型。
敵味方の区別なく喰い掛かるという説明文通り、味方を吹っ飛ばしてしまうため注意しよう。
MHX
- 今回は亜種が不在なので通常種武器のみ続投。
ザボアザギルが上位からの登場となるので、この弓も生産できるのは上位から。
一発生産か六花晶弓LV3からの派生強化で入手可能。
- ブルーリーライトからそのままの形で強化する「レイン・ザ・ブルー」、
獰猛個体の素材を使用し「コールドアイスライト」に派生してから
最終強化した「フリージングライト」の2種類が存在する。
- それぞれの最終性能はこちら。
武器名 攻撃力 氷属性値 会心率 溜めレベル 対応ビン 曲射 スロット レイン・ザ・
ブルー200 14 0% 貫通2→拡散3→連射3
(→拡散4)LV1強撃・LV1属性強化・
接撃・ペイント・減気爆裂型 なし フリージング
ライト220 10 0% 貫通2→貫通3→連射4
(→連射4)LV2強撃・LV1&LV2属性強化・
接撃・ペイント・減気集中型 なし
レイン・ザ・ブルーの方が属性値が若干高いがあまり差はなく、
それ以外の性能は全てフリージングライトの勝ちとなる。- フリージングライトの方は、装填数UPで出る溜め4が溜め3と同じ連射矢であり、
物理重視であるのも相まって装填数UPの恩恵が大きい数少ない弓である。
- フリージングライトの方は、装填数UPで出る溜め4が溜め3と同じ連射矢であり、
- だがここでやはり出てくるのが例のテオ弓。
こちらも決して悪くはない性能なのだが氷属性値はオマケみたいなもの、
スロットもなく拡張性が乏しいので「じゃあテオ弓でいいか」となってしまいがち。
そしてあちらも装填数UPでさらに高レベルの連射矢が出てきてしまう。
相手が非常に悪かった。
- 氷属性弓に限定して見れば、
凄く風化したクシャルダオラ弓や四天王の氷弓など、
それぞれ癖の強い性能で扱いの違いも千差万別のため、この弓が氷弓として立場を脅かされる事は無い。
強いて言うなら、ブランゴ一派の弓との使い分けが一番の悩み所だろう。
あちらは攻撃力180、氷属性27、属性特化の連射弓で
強撃ビンLV1&2、属性強化ビンLV2、毒、睡眠、麻痺、とビンの汎用性に優れ、何と言ってもスロット2。
作成時期や強化の難度などと相談しつつ、自分プレイスタイルに見合った方を選んで良い。
なお、獰猛化素材を用いた派生は物理特化のスロット2とは言え重射弓と変化するので、別物となる。
MHXX
- まず派生させずに強化したブルーリーライトの方から。
究極強化で「ザウンボア・ブルー」となる。
性能は、- 属性武器としては十分な攻撃力300
- 同じく十分な氷属性25
- 溜め段階は貫通LV2-拡散LV4-連射LV4-(拡散LV4)
- LV1強撃ビン、LV1属性強化ビン、接撃ビン、減気ビン、ペイントビンに対応
- 曲射は爆裂型
- あって損はないスロット1
さらに溜め3が獰猛派生と同等の連射4に格上げされ、おまけにスロット1まで付いたので
前作と異なり獰猛派生に食われることなく、十分差別化が可能になった。
これで獰猛派生のLV2属性強化ビンさえ貰えていれば、属性特化運用も出来たのだが…
エリアルや集中ブレイヴによる拡散バラ撒き運用も面白い。
- 獰猛素材を用いて作成するフリージングライトは、
究極強化で「ヘイルストーム」となる。
性能は、- 通常ザボア武器より10高い攻撃力310
- 低めの氷属性18
- 溜め段階は貫通LV2-貫通LV4-連射LV4-(連射LV5)
- LV2強撃ビン、LV1・LV2属性強化ビン、接撃ビン、減気ビン、ペイントビンに対応
- 曲射は集中型
- スロットはなし
相変わらず強撃ビンのLVで差をつけている事や、装填数UPで出てくる溜め4の連射5の存在などもあり、
多くの場合で期待値を上回るだろう。
曲射も集中型で、ブレイヴスタイルとも相性が良い。
- 気になるライバルの性能だが、氷属性の連射弓には他に2つ存在するが、
どちらも属性偏重武器であるため運用方法は異なる。一般的にはこちらの方が使いやすいだろう。- しかし、氷属性が弱点のモンスターは肉質が柔らかいことが多いため、
寧ろ無属性連射弓の方がライバルになることの方が多い。
- しかし、氷属性が弱点のモンスターは肉質が柔らかいことが多いため、
余談
- 上記の説明では『未熟な者が扱えば自らの手も鮮血に染められる。』と書かれているが、
構えたとこでダメージを受けないあたり、ハンターは少なくとも未熟ではない模様。
もし弓を構えたり矢を射ったりする度に体力が減ったりしたら、まともに扱えないどころの話ではない。
亜種武器に至っては、敵味方関係なく攻撃する。もう危ないどころじゃない。
地雷が拡散矢やら爆裂型曲射やらを考えもせず扱ったりすればある意味その通りになるが。- そんな事を言っていたら、MHXのフリージングライトの説明文において
『扱いを誤れば死は免れぬ危険な氷弓。』とまで表記されてしまった。
工房からの警告も虚しく、遂に死亡事故までも発生してしまった様だ。
早急に再発防止策を打ち出してほしいものである。
- そんな事を言っていたら、MHXのフリージングライトの説明文において
- ヘイルストームは「激しく降る雹」の意味。
同名のアメリカ発のロックバンドが存在するため、そちらでピンと来る人もいるのでは?