MH4(G)に登場する新たな装備の形態の一つ。
お守りやさびた武器の発展形とも言える、同作のエンドコンテンツである。
目次
概要
- MH4(G)では探索やギルドクエストを通じて「発掘装備」という、ここでしか入手できない装備が手に入ることがある。
装備の発掘と言うと、お守りやさびた塊を連想する方もいるかもしれないが、
それらとはまた違った装備群であり、また防具も存在する。
- 主に青い採掘ポイント(お宝エリアに多い)からの採掘か、
ギルドクエストの報酬で「傷ついた防具」「歴戦の武器」などを手に入れた後、
お守りやさびた塊と同じようにクエスト終了後に鑑定することで入手できる。- ちなみにこれらの「傷ついた防具」「歴戦の武器」などは売却時の値段が設定されており、
報酬画面で確認できる。ただし、未鑑定品は回収していなくても全て鑑定されてしまうため、
鑑定前に売ることは出来ず、売却価格に特に意味はない。
- ちなみにこれらの「傷ついた防具」「歴戦の武器」などは売却時の値段が設定されており、
- 発掘装備はそのままの状態では使用できず、ナグリ村に持ち寄って研磨してもらう必要がある。
研磨には大地の結晶や「研磨材」と呼ばれる専用アイテムを用いる。
また、不必要な発掘装備は、リサイクルすることが可能。
この場合、旅団ポイントと上記の研磨材に交換してもらうことになる。
- MH4のプレイヤー間では、素材から製作される通常の装備は
この発掘装備と区別するために「生産武器/防具」と呼ばれることが多い。
- 発掘段階では「傷ついた武器」「歴戦の武器」「栄光の武器」の順にレアであり、
その順でクリア後に性能が高い武器になる可能性が高くなる。対照は以下の通り。- 「傷ついた武器」クエストLv.1以上、レア度1~3の武器
- 「歴戦の武器」クエストLv.31以上、レア度4~5の武器
- 「栄光の武器」クエストLv.86以上、レア度6~7の武器
- 「封じられし武器」クエストLv.126以上、レア度8~10の武器(MH4G限定)
- 次回作であるMHXからは存在自体が抹消され、防具デザインはEX防具などに割り当てられることとなった。
性能・特徴
- 武器も防具も名称や見た目は通常の装備と同じだが、従来のモンスターの装備とは性能が全く異なる。
また、鎧玉を用いて強化することが出来る。- 武器の場合は、強化で上昇するステータスは基本的に攻撃力のみ*1であり、
斬れ味やスロット数、属性値や弾の装填数などは一切変化しない。
- 武器の場合は、強化で上昇するステータスは基本的に攻撃力のみ*1であり、
- レア度が高い装備の中には発光する(正確には明滅している)ものがある。
武具が光り輝いているのは格好いいが、「落ち着かない」「他の防具と組み合わせると浮いてしまう」
といった声もある。
- スロットは空いているほか、外せない装飾品が詰まっていることがある。
怒や刀匠などといった役に立つ装飾品もあるが、
護石収集や強欲など使いづらく割とどうでもいい複合スキルの珠が詰まっていることも多く、
優秀な装飾品以外は毛嫌いされる傾向が強い。
- 掘りまくっているとハズレ装備が余りまくるが、売却価格はたった数十~数百ゼニー。
なぜここまで安いのかは謎。というかその辺に生えている木の実の方が高い…。
いくら使い物にならないからってあんまりである。
後述のハズレ性能のレア7(レア10)を引き当てた人は「2000(4000)ポイントおめでとう」などと言われるのが常である
武器
- 見た目が出現モンスター(2頭の場合左のモンスター)で決まる=性能が一切見た目に関与しない為、
見た目だけで性能を判断するのは不可能である。
凍刃を掘り当てたら火属性でした、ゴールドマロウを掘り当てたら龍属性でした、
など武器名と性能が一致しない事態が日常茶飯事である。
また、属性だけでなく、狩猟笛なら音色、ガンランスなら砲撃、ボウガンなら装填可能弾、
弓なら溜め段階など武器に関わる要素のほぼ全てがランダムに決まる。- 詳しい説明は省くが、音色やボウガンの装填速度・反動、弓の溜め段階などのステータスも
一定の法則性によって決まっている。
- 詳しい説明は省くが、音色やボウガンの装填速度・反動、弓の溜め段階などのステータスも
- 武器の説明文も本来の物と異なっている場合がある。
例えば元が火属性で説明文に「炎」「燃やす」等と言った言葉が使われている武器の場合、
属性が連想されない別の単語、または文章に差し替えられている。
前述の通り属性もランダムである都合上、説明文との矛盾を生じさせないための措置と思われる。- フロストエッジ等、武器の製造方法に関する説明は特に改変されていない。
- 大きな特徴の一つとして、生産で手に入る武器とは色合いが異なっており、
赤、青、橙、黄、緑、紫のカラーバリエーションが存在する。
このうちどの発掘武器にも種類ごとに5色のバリエーションがある。
紫水晶のようなナナ=トリ、角部分が赤く染まった殲滅と破壊の剛弓など
中々に格好イイ色違い武器も多数あるので、お気に入りの色違い武具を探すのもまた一興。
ただ、逆もまた然りで、刀身の上半分ほどが緑のナナ=ハウルなどは、
コケ=ハエルという愛称で皆に親しまれているハズレの扱いを受けることもしばしば。- ちなみに装備の種類はカラバリでカウントされているらしく、
同じ色の装備は同じ装備として扱われ、装備ボックス内で○○×3などと表示される。
- ちなみに装備の種類はカラバリでカウントされているらしく、
- 上記の仕様上、通信相手の装備している発掘装備がどんな性能なのかを知ることは困難。*2
- MH4における装備の理想型はこの発掘装備であると言える。
最高性能の栄光の武器にもなると、スロット3、匠不要で斬れ味白、
さらに未強化の大剣で攻撃力1152&属性持ちというG級そのものな代物も確認されている。
ちなみに一定以上の武器倍率だと、強化しても攻撃力が上がらずマイナス会心が改善されるだけになる。
この超性能はもちろん大剣のみならず操虫棍とチャージアックスを除く他の武器種全てに
出現し、武器とモノによっては前作の下手なG級武器を総合性能で超えていたりする。
また、発掘武器には全ての属性・状態異常が付与される可能性がある。
爆破属性も当然の様に付与されるため、高性能の発掘爆破武器だと3Gでのブラキ武器を
彷彿とさせる活躍が見込める。当のブラキ武器は今作でかなり弱体化したが…
ただし、発掘武器が生産武器にどれほど勝るかという所は武器によってかなり差がある。- ガンランスは発掘武器でのみ砲撃Lv5の武器が手に入るため、
性能談義は発掘武器が大前提で語られることが多い。
中でも拡散Lv5の発掘武器は砲術マスターと組み合わせるとまさにG級火力となる。 - 一方狩猟笛は、生産武器にない属性と音符の組み合わせが出さえすれば、
生産武器と容易に差別化できるため発掘武器を一線で活躍させられることが多い。
また狩猟笛は自分強化による心眼効果があるため斬れ味が実質的に攻撃力にしか影響しないため、
他の近接武器に比べて斬れ味を厳選する必要が少ないのも大きな強みである。
攻撃力、斬れ味、音色、属性の全てが噛み合った武器を発掘しようとなると
途方もない数の鑑定が必要になるが。 - 片手剣は属性重視のため、属性値の上限が低い発掘武器は生産武器に劣ると思われがちだが、
実際には最高性能の発掘武器の方が強い。
しかし、上記の特性上他の武器種では妥協できるような性能の発掘武器でも生産武器に劣る場合が多い。
それどころか、属性特化でなくとも素でそこらの発掘武器並の性能を持つ武器もいくつもある。
そのため、生産武器を超える発掘武器を粘る場合は他の武器種よりも苦行を強いられることになる。
もっとも、生産武器に満足できず発掘に精を出す片手剣ユーザーも少なからずいるのだが。 - 弓は実質「拡散剛射」さえあれば他の弓は一切いらないとまで言われるほどの超性能武器が存在する。
生産武器では拡散弓の攻撃力や属性値は抑え気味なのだが、発掘武器にはそれが無い。
更に散弾強化は他より倍率が高く1.3倍もの強化が得られるため凄まじい攻撃能力を得ている。
更に更に、その上強撃ビン、麻痺ビン、睡眠ビンまで使えるという万能ぶり。
今作のバランスブレイカーと言われる程である。 - その一方で、ライトボウガンの発掘武器はかなり控えめ。
もともと生産ボウガンに武器倍率200以上の物がゴロゴロしているため、
攻撃力は会心率20%程度の差でしかない。
さらに装填弾種や装填数に至っては軒並み生産武器の方が優れていることが多いほど。
高攻撃力の水冷速射や氷結速射対応のボウガンは発掘の強みと言われているが、
それも属性弾以外一切使えない程の偏りようである。
使いどころはかなり限られている。
ヘビィボウガンに比べると、生産武器の反動やリロード速度が優秀で
「優等生」な武器が上位を占めているのも発掘武器には苦しいところ。
「発掘ライトは茨の道」と取るか「炭鉱夫にならずにすむ」と取るかはプレイヤー次第。
- 「モンスターを狩るより掘った装備の方が強いなんて…」という意見も出ているが、
これらの装備の性能は受けたギルドクエストのレベルに比例するため、
このレベルの装備を手に入れるのはそもそもHR8以上(集会所ラスボスクリア)になる必要がある。
また、ギルドクエストごとに入手できる装備が固定されている以上、
1つの装備のためにG級クラス、あるいは剛種クラスとも言われるまでに強化されたモンスター、
それも狩る度にさらに強化される化け物たちを何度も何度も狩る必要があるのである。
実際そこまでして厳選するのに掛かる時間と天殻や天鱗求めて連戦する時間を比較したら…
普通のハンターならそこまで頑張らなくとも、
一般的なモンスターから作れる装備で十分攻略できるバランスである。
発掘装備の厳選・収集はあくまでもより強いモンスターを制し、
より強い装備を手に入れるためのやり込み要素と捉えておいたほうがいい。- とはいえ、発掘武器が生産武器の存在意義を食いかねない存在になっていたのは事実であり、
一部のプロハンの間では、「高HRでも生産武器使っているヤツは地雷」という風潮まで生まれてしまい、
ギルドクエストをこなすのが難しいプレイヤーや生産武器を使用しているプレイヤーとの間に
軋轢を生み出してしまうことにもなった。
開発側もさすがにこれはまずいと思ったのか、続編のMH4Gでは後述する
極限強化というシステムを導入することで、発掘武器と生産武器の差別化を図っている。
ただし、極限強化【攻撃】が武器倍率+20と、攻撃大と同じ効果であり、
効率が求められる高レベルギルドクエストでは、【防御】や【生命】の強化だと蹴られることも多い。
- とはいえ、発掘武器が生産武器の存在意義を食いかねない存在になっていたのは事実であり、
- 武具の強さとモンスターの強さを見て分かる通り、最終的にやっていることはG級クエそのものである。
むしろLv96超でMHFの剛種並と、Gでも無いのにナンバリングのG級すら超えることになる。
- ガンランスは発掘武器でのみ砲撃Lv5の武器が手に入るため、
- なお、4の時点ではチャージアックスと操虫棍については発掘装備は存在しない。
最新鋭武器だから埋まっていないのだろうか。
操虫棍が虫ごと化石化されてても困るが…- 新武器種に限っては性能の良い武器を求めて炭鉱夫生活をする必要は無いようだ。
しかし逆に言えば、高火力の発掘武器と比較すると、
この2種の武器はどうしても性能的に見劣りするということでもある。
ただ、チャージアックスにはHTNやヘルメスイクサ、操虫棍にはヤマタといった
下手な発掘装備涙目な高性能武器が用意されているので、
武器種別最強候補らの性能に関してはぶっちゃけトントンと言えなくも無い。
もしかすると、これら破格の性能を持つ武器はオンラインで新武器の肩身が狭くなることを防ぐための
救済措置的な役割があるのかもしれない。- しかしHTN、ヤマタ共に十分な白ゲージを持つものの武器倍率200止まりに会心率0%であり、
実用性のある栄光の武器と比較すると物理期待値は低め*3。
スロットもヤマタが1つだけ、HTNは1つもないなど空きスロ3も有り得る発掘武器と比べて厳しい。
そのため生産武器としては破格ともいえるこれらの武器でも、
単純に数値だけを見れば中堅以上の性能を持つ栄光の武器には及ばず、
最高性能を得た栄光の武器と比較すればやはり大きく遅れをとってしまう。
ただし当然武器種毎の違いもあるので、盾斧や操虫棍が弱いなどというような話ではなく、
特に操虫棍に至っては手数に対してモーション値が異常に高いため、
むしろ発掘武器を使った他の武器にすら勝るほどの武器も存在する。
さらにヤマタの場合は優秀な爆破属性値が与えられているので、
数値ですら完全に劣っているわけではない。 - ちなみに、他の武器種にも発掘装備に匹敵する性能を持つと言われる武器は僅かながら存在する。
特に、斬れ味の存在しないガンナー武器においては、
発掘武器が生産武器を大きく上回るのは、
生産武器の性能が控えめになっている剛射対応の弓くらいで、
その他の武器を求める場合、「全てが理想性能の発掘武器ならば、生産をわずかに上回る」
といった程度になっている。
また、発掘武器の最高倍率を大きく上回る武器倍率250を誇る衝弓【虎穿】や、
同じく発掘超えの武器倍率220+会心率10%の衝重砲【怒頭】といった、
発掘武器でも届かない性能のものも存在する。
その他、発掘武器の状態異常属性値は最高のものでも生産に大きく劣っていたり、
発掘狩猟笛は旋律が限られていたりと、発掘武器より優先して選択される生産武器は少なくない。
- しかしHTN、ヤマタ共に十分な白ゲージを持つものの武器倍率200止まりに会心率0%であり、
- 新武器種に限っては性能の良い武器を求めて炭鉱夫生活をする必要は無いようだ。
- なおレア度は、武器の攻撃力・斬れ味・属性・スロット各々に設定されている変数の合計から決定される。
当然、性能がよいほど変数が大きい。
一見すると優秀な武器ほどレア度が高いように思えるが、ひとつ落とし穴がある。
それはスロットに関する変数が大きいということ。他の要素は最大で変数が2であるのに対し
スロットは3スロット装飾品が付いているだけで4ポイントになる。
つまり武器スロットにゴミ装飾品が嵌っているだけでレア度が上がってしまう。
掲示板などでレア7なのに弱いという報告を目にするのはこれが原因である。- 近接武器の場合、レア7でも斬れ味ゲージが黄色止まりの恐るべきなまくらが発掘されることすらある。
一応匠により一気に白ゲージまで伸びるものの、
その白もわずか10しかないので維持は極めて難しく、産廃性能であることに変わりはない。
あれ?この斬れ味の構成見覚えがあるような…?
ただ、腐っても栄光の武器なのでそこらの生産武器よりは強い場合も多いが。
- 近接武器の場合、レア7でも斬れ味ゲージが黄色止まりの恐るべきなまくらが発掘されることすらある。
MH4G
- MH4Gでは前作には存在しなかったチャージアックスと操虫棍にも発掘装備が追加され、
G級の発掘装備が登場した。
- まず前作までの発掘装備に関しては、理論値レベルの能力であれば
G級中盤位までは充分戦えるという評価を得ている。
一方で、ウカムル武器や一部ラージャン武器など
上位内でも最強格の発掘に肉薄出来る生産装備がちらほら登場した*4。
具体的には前作では倍率220程度に-10%程度の会心・白ゲージに高いとは言えない属性値が最高性能だったのに対し、
それらの武器も同様の性能か、倍率は250前後以上まで上がるが青ゲージまでに収まり結果的に同様の火力になり、
属性も高くて200程度と微弱ながら纏う……といった性能である。
前作でいう黒龍剣クラスの装備が別の属性・武器種にも与えられた、ということでもある。
また、G級序盤の時点で前作の理論値と同等以上の性能を発現させる生産武器が容易に作成出来るなど、
前作で高性能な発掘装備が掘れていなくても充分G級に対応できるように設計されている。- こうした設計は概ね評価としては悪くないものの、理論値クラスの発掘を入手する難易度、
そして理論値クラスでもやっとG級中盤程度までの活躍ということを考えると
「前作までのやりこみを裏切らない」という発売前インタビューの反映としてはやや弱いという声も一部に聞かれた。
尤も、上位武器でG級に乗り込むこと自体が本来縛りプレイのようなものではあるのだが。
- こうした設計は概ね評価としては悪くないものの、理論値クラスの発掘を入手する難易度、
- G級に関しても例によって最高性能のものは生産武器以上の性能になっているのだが、
前作と比べるとその差は小さくなっている。
というのも今作での発掘武器の最高基本性能は武器倍率340会心率-10%(武器種ボーナスによって変動あり)だが、
前作と違いその下はいきなり武器倍率310会心率0%となっている。
今作の生産武器の最高峰は素で武器倍率300前後+属性付き+匠で斬れ味紫であるため、
生産武器が極限強化(後述)でさらに強化できることを考えると、
最高倍率以外の発掘武器は生産武器と比べてもあまり強くない。
もっとも、それくらいでないと生産武器の存在価値がひどいことになるため、妥当とも言えるが。- 例を挙げると、片手剣なら武器倍率320(極限【攻撃】で340)、会心率-10%、匠で紫、雷属性の金獣棍【禁呪】や、
武器倍率290(極限【攻撃】で310)、会心率0%、匠で紫、龍属性の真・黒龍剣、
武器倍率290(極限【攻撃】で310)、会心率0%、匠で紫、毒属性(発掘武器の上限を超えている)のルナティックローズ
などなど、多くの属性に発掘武器と比べても遜色のない性能の武器があり、これは片手剣に限った話では無い。
やはり発掘武器と生産武器の差を埋める調整がなされているのだろう。
そのため前作ほどの発掘一強状態とは言い難い。 - さらにアカムト武器やアマデュラ武器、また今作で復活したウカムル武器といった
「武器倍率がやたら高い代わりに他の性能が酷い武器」は、今作でも素で発掘武器と同等かそれ以上の
ぶっ飛んだ攻撃力を誇っており、必ずしも発掘武器の劣化とは言えなくなった。
他の性能が酷いため結局実用性では最高性能の発掘装備に負けるが、
発掘武器を超える攻撃力の武器というのは前作ではほとんど見られなかった光景である。
なおそれらのモンスターの武器であっても、ペダンマデュラのように
攻撃力・斬れ味・属性の全てにおいて優れ、バランスよく発掘武器に肉薄する例もある。 - この他回避行動を取ることで近接武器の研磨やボウガンのリロードができるレギオス武器、
狂竜化の克服による狂撃化状態で会心率が大幅に強化される渾沌に呻くゴア・マガラ武器の特殊な機能が
発掘武器に付加されることはない。
- 例を挙げると、片手剣なら武器倍率320(極限【攻撃】で340)、会心率-10%、匠で紫、雷属性の金獣棍【禁呪】や、
- さらに、生産武器側には極限状態のモンスターを狩猟することで得られる素材を用いることで、
極限強化と呼ばれる更なる強化を施す事ができる。
詳細はリンク先を参照してもらうが、このうち【攻撃】の強化を施す事で武器倍率+20の効果を得る事ができ、
さらに【防御】や【生命力】も発掘武器には無い機能を付加する強化内容となっている。
(発掘武器には防御+50が付与されるものがあるが、極限【防御】は防御+60に加えて加護効果が付く)
そのため、これらの武器は特殊な機能があるということだけで発掘武器との差別化を図ることができる。
一方発掘武器はこの極限強化ができないため、これだけでも総合的に生産との差がほぼ無くなったといえるだろう。
- とはいえ、最高性能の武器倍率340に届く武器は極限強化【攻撃】込みの生産武器でも少なく、
さらに属性付き、良斬れ味、空きスロットまで来るとまず存在しない。
基準となる属性値は最高で500(片手剣などは370、大剣などは750)となかなか高く、
これに倍率期待値約330に紫ゲージが加わると、生産及び低倍率発掘武器より遥かに高火力な武器となる。
生産に勝てる発掘武器が少なくなった分、発掘マラソンがかえって辛くなったと感じる人もいるかもしれない。
ただし手数武器と違い大剣のような物理火力がものを言うような武器種は最高倍率と紫ゲージがあるだけで十分生産を超えられる。倍率、属性、スロット、斬れ味など全ての要素が完璧なものをひくの難しいが最高倍率程度ならそう難しくない。
防具
- 防具に関しても、この見た目と実際の性能の無関係さは同じで、
例えばロアルドロス素材から作られるルドロスメイルが水耐性-2 雷耐性+3など、
過去にあった実際の性能とはまるで異なる性能になることがある。
またスキルについては普通のスキルポイントは付与されておらず、
最初から装着されている、特殊な外せない装飾品のみに付与されている。- この装飾品には下位装備でも刀匠や剛撃などといった、
様々な複合スキルのスキルポイントが付加されている。
ただし、代わりに通常のスキルのスキルポイントは一切付与されていないため、
胴系統倍化以外では上位終盤まで通常防具との組み合わせにはほとんど使えない。
実は下位の時点で、発掘武器と発掘防具4部位で複合スキルを発動させ、
残り1部位とお守りで最大2個のスキルを追加することにより、
合計実質4個以上のスキルが発動可能。
また、この関係上必須スキルの多い武器種や、複合スキルがそれ程欲しくならない武器種にとっては、
発掘防具はある意味使い物にならないと言える。 - 発掘装備専用の装飾品が詰まっているのではなく、普通にスロットが開いているものも出土する。
しかし、その場合でも防具自体には何のスキルポイントも付与されていないので、
武器と違って生産防具だとスキルポイントを持った上でスロットが開いているのが普通である事を考えると、
防具でこのパターンの場合は、防具自体の性能以前に完全なハズレであると言える。
- この装飾品には下位装備でも刀匠や剛撃などといった、
- ギルドクエストや未知の樹海の確認画面では、入手装備傾向の防具の欄に、
ドスシリーズやトライシリーズといった文字が確認できる。
これこそが、同じモンスターでもdosやtri仕様のデザインの異なる防具が発掘できることを示している。
しかし、例を挙げるとトライシリーズで手に入るのがフルフルシリーズだったり、
オリジナルシリーズで手に入るのがエスカドラシリーズだったりとあまりアテにならない。
- デザイン違いに関しては、本来のデザインと比べてなかなかお洒落なものも多く、
特に一部の女性用発掘防具は見た目を気にする紳士諸氏のご用達となっている。
このため、すれちがい通信などを駆使して頑張って一式作成しようとする人も多い。
ある種のコレクターアイテムとしての側面もあると言えよう。- なお、一部の発掘防具のデザインはEX防具のデザインと共通している。
このことから、発掘防具のことを「EX○○シリーズ」と呼称している人をたまに見かけるが、
EX防具と発掘防具はデザインこそ共通しているが全くの別物であり、この呼び方は誤りである。 - MH4Gでは、G級発掘防具のみ、レアデザイン版と通常デザイン版とで名称が異なっている。
このため、名前を見ただけでデザインが違うかどうかを瞬時に判別しやすくなった。
レアデザイン版の名前はある程度パターン化しており
そのせいで脚の防具にはラギアクルスという名前のものがある。
- なお、一部の発掘防具のデザインはEX防具のデザインと共通している。
- 防御力がかなり秀でており、剣士の最高性能のものに至っては最終強化で、
MH4なら124、MH4Gでは160というぶっ飛んだ数値をマークする。
そのため、所持している護石と組み合わせ次第では防御、見た目、スキルの3大要素を実現する事も可能だ。
しかし大量の鎧玉と旅団ポイントを要求される点には注意。
- MH4Gでは、刀匠などの一部を除き、複合スキルのSPが最大で+5付いたものが出るようになった。
これにより、防具2部位だけで複合スキルが発動するようになり、スキルの自由度はかなり上昇したと言える。
「護石収集」などのあまりいらないSPは最大で+6のものまで出土するため、お守りとの2パーツでの発動も可能。
- なお、そのギルドクエスト/探索に剣士装備で挑んだかガンナー装備で挑んだかによっても
出土する防具の比率が変わる。
剣士装備で剣士として挑むと剣士用防具が、ガンナー装備でガンナーとして挑むとガンナー用防具が出土しやすくなる。
剣士メインだった人がガンナーを始めてみたいからガンナーの発掘防具を探す…と言うような事は難しく、
まずは発掘防具に頼らずにガンナー装備を作り上げ、ガンナーとして発掘を行う必要がある。- 発掘装備専用の装飾品の中には剣士装備またはガンナー装備にしかつかないものが多く、
頭装備は共用できるからと言って、例えば剣士で剛撃のSP持ち防具を探そうとしても、
ガンナー防具を探しているのとほぼ同じであり意味が無い。 - 剣士でガンナー防具、ガンナーで剣士防具はまったく出ない訳では無いが、確率は極めて低い。
スキルの吟味や性能の厳選までするつもりなら、装備を一から作って転職してから
ギルドクエストに挑んだ方が間違い無く早い。
- 発掘装備専用の装飾品の中には剣士装備またはガンナー装備にしかつかないものが多く、
入手傾向
- モンスターには危険度が設定されており、これによって報酬内容が変化する。
発掘装備に関しては、最高性能を持つ装備を得られる可能性のある、
高いレア度の装備が出る『封じられし装備(栄光)』は高いレベル・危険度のモンスターほど出やすい仕様。
要するに、ドスランポスやイャンクックといった危険度の低いモンスターを回すよりも、
ラージャンやテオ・テスカトル、クシャルダオラと言った強大なモンスターを討伐するほうが
優秀な性能を持つ(可能性がある)発掘装備が報酬に並びやすいということである。
- これだけならお守りと大差ないように思えるが、完全に一線級の装備を目指す場合は
そこから更に自分が目標とする斬れ味、属性、スキルなど様々な要素を吟味する必要が生じるため、
理想の装備を得るための道は並大抵のものではない。
発掘装備に手を出す場合は、掛ける労力と性能を天秤にかけ、じっくり熟慮してから始める必要があるだろう。- 栄光装備の虜となった体験者曰く、モンスターを狩り続けて果てしない厳選作業を繰り返していく段階では
「まるで『MHFをやってるような気分』になる」とか。
カプコンはMHFのマゾ仕様を好評だと思っているのだろうか。
- 栄光装備の虜となった体験者曰く、モンスターを狩り続けて果てしない厳選作業を繰り返していく段階では
旅団ポイントと交換
- 未研磨の発掘装備は通常の武具と同じ様に売ってゼニーにするのみで、
先述の通り売っても数十ゼニーにしかならなかったりとスズメの涙だが、
研磨して使える状態にした発掘装備は逆に売り払う事ができなくなり、
代わりにナグリ村の研磨職人の所で旅団ポイントに交換する事ができる。
- 旅団ポイントに交換すると、レア度に応じた旅団ポイントの他、
同じくレア度に応じた「○○の結晶」の鉱石、研磨材の他、鎧玉が手に入る。
手に入るアイテムは武器でも防具でも共通だが、旅団ポイントは防具は同レアリティの武器の半分。- 発掘装備は武器・防具ともに鎧玉をつぎ込んで強化することができるが、
強化してある発掘装備を交換に出しても、未強化の研磨したてのものを交換に出した時と
同じもの・ポイントしか貰えない。
- 発掘装備は武器・防具ともに鎧玉をつぎ込んで強化することができるが、
- 基本的にいらなくなった発掘装備を処分するためのものだが、これを利用した旅団ポイント稼ぎが可能。
レア7の発掘武器であれば1個で2000ポイント、4Gでのレア10の発掘武器ともなれば4000ものポイントが得られるため、
いつものギルクエ回しで出たハズレ品を売り払わずに取っておくだけで簡単に旅団ポイントが補充可能。- 狙い目としては、MH4ではレア4の歴戦武器・防具が好まれた。
レア3から倍以上に増えた800というそこそこのポイントに加え、払い戻しアイテムで大地の結晶が5個貰えるため、
コストパフォーマンスが非常に良好。
レア5~6の武器も払い戻しアイテムの効率は悪くなるがポイントの単価が高いため、
ポイント重視なら価値がある。 - MH4Gでは最上位の「封じられし」からではなく「英雄の」以下から出たレア8の武具が狙い目となる。
研磨に極竜玉を使わない中で最も高ランクの武器であり*5、貰えるポイントも武器1個で2500ポイントと良好。
また、レア8は貰える鎧玉が採掘では手に入らない「真鎧玉」であるというのも地味な利点。
レア8を全てキープして研磨していると「星石の結晶」と「禍々しい狂竜結晶」が
物凄い勢いでなくなっていくので、常日頃からこれらの確保は忘れないようにしよう。
またレア7もしょっちゅう出るが、此方も別にポイント効率は悪くないので交換してしまって差し支えない。- たまにではあるが、「英雄の」からでもレア9が出土することがある。
要求素材は変わらないがレア8より高いポイントが手に入るので、言うまでもなく大当たりの部類である。 - コストパフォーマンスだけで言えばMH4時代のレア4武器研磨も良いのだが、
高レベルギルドクエストではレア度があまり低いものは出てこないので…。 - 全て「封じられし」からの出土になるレア8以上の物は先述の通り研磨に貴重な極竜玉を使うので、
貰える旅団ポイントはかなりの額になるものの、コストパフォーマンスが流石に悪すぎる。
レア10のものであれば払い戻しで極竜玉が1個戻ってくる上、貴重な天鎧玉が貰えるし、
更に得られるポイントも非常に高いので研磨・交換する価値はあるが、
レア8、9は極竜玉が戻ってこない上に貰える鎧石も採掘で採れる真及び剛鎧玉なので、実入りは少ないといえる。
- たまにではあるが、「英雄の」からでもレア9が出土することがある。
- 狙い目としては、MH4ではレア4の歴戦武器・防具が好まれた。
マラソン
- MH4では、最も効率良く高レベルの発掘装備を入手出来る方法はリタマラだと考えられている。
ギルドクエストのレベルを(モンスターや頭数にもよるが)栄光装備しか出なくなるLv91以上に上げ、
お宝エリアが出現するまでリタイアを繰り返しセーブ、そのあと採取装備に着替え、
お宝エリアで採掘した後自爆するなりモンスターに攻撃されるなどしてクエスト失敗、
鑑定画面で気に入ったステータスの装備が出ればセーブ、
出なければセーブせずにゲーム終了してやり直しを繰り返すのである。- もちろん、こんな方法では狩りゲーもへったくれもない。
ここまでして最強装備を揃える必要はというと、前述の通りあまりないのも事実である。
錬金屋さんのリタマラにも言えることだが、最強装備獲得に固執し過ぎず、
狩猟生活の息抜きとして行うくらいの心持ちでいたほうが良い、というか身のためである。
とはいえ、この方法による発掘武器集めの効率はかなり高く、
最も報酬量の多いラーラーを10~15分程度で回せてようやく並ぶほどといえばご理解いただけるであろうか。
- もちろん、こんな方法では狩りゲーもへったくれもない。
- レア7の発掘防具はそこそこ出るが、レア7の発掘武器となると出現率0.6%であるとの噂がある。
入手に固執しなければとてもでは無いが入手不可能な確率である。
更にレア7でも中途半端な性能になる可能性の方がかなり高く、
中には斬れ味が黄色だったり、手数武器なのに無属性だったりと、とても実用に耐えない物まで存在している。
よって実用的なレア7の発掘武器を入手出来る確率は実際はもっと低い。
冗談抜きで息抜き程度にしないと終わりの見えない地獄を歩き続ける羽目になってしまうことは想像に難くない。- MHシリーズのファンであることで知られ、
公式イベントにも良く出演するお笑い芸人・次長課長の井上氏は、
モンスターハンターフェスタ’13でのトークにおいて
テオ・テスカトルを460体狩っているのにレア7の武器が出ないと発言している*6。
流石にここまで酷い例はそう多くはないと思われるが、
このエピソードはレア7発掘武器の罪深さ出現率の低さを如実に物語っていると言えよう。
- MHシリーズのファンであることで知られ、
- 続編の4GではG級解禁に伴い発掘装備のレア度も最高で10となった。
そして前作とは異なり、最高レア度のレア10がMH4のレア7に比べて遥かに出やすくなった。
…が、これは最高レアとなる点数が1点引き下げられただけだったりする。
なので「最高性能の最高レア武器」が入手出来る確率自体はMH4とそこまで変わっていない。
また、最高ランクの封じられし武器は、ギルドクエストのLv136以上ならば
お宝エリア以外でも青鉱石の採掘ポイントから入手できるのだが、
今回は採掘でも報酬でもワンランク下の英雄の武器も混じってしまう。
確率自体も封じられし武器の掘れる確率はお宝エリアの青鉱石で7%、それ以外ではたった4%であり、
採掘での効率は前作よりも落ちてしまった。
よって今作ではクエストクリアによる発掘装備集めが主流となっている。
ただ、それでも安定してLv140をクリアできる面子が集まらない場合は
お宝エリアで発掘マラソンをした方が効率は良かったりするが。
- 上記のリタマラが精神衛生上大変よろしくないので、
クエストクリアの報酬で発掘装備を得る方法を好んで使う者も増えてきている。
特に上でも述べたようにMH4Gではこの傾向が強くなった。
こちらなら採掘では入手できない真鎧玉や天鎧玉、更に歪んだお守りや刻まれたお守りも狙える。
基本的に危険度の高いモンスターの単体クエストをひたすら回すのが効率が良いと考えられているが、
ただ性能が良いというだけでなく、見た目も自分好みな発掘装備を求めるハンターからは
「右ラー」と呼ばれるギルドクエストの需要が高い。
詳細は項目を参照して欲しい。- しかし、こちらはこちらで如何に手早くモンスターを倒し、クエストを回すかを追求した結果、
結局ハメに落ち着くという、別の意味で作業化する事態が発生することもしばしば。
MH4Gでは発掘効率に優れるモンスターの多くが極限化することもあって
ハメによる作業化はより顕著なことになってしまっている。
もっとも、リタマラに比べればなにかしらの素材等が手に入るため、精神上楽だが。
- しかし、こちらはこちらで如何に手早くモンスターを倒し、クエストを回すかを追求した結果、
- ここまで散々書いてきたが、モンスター毎に入手できる発掘装備の種類が決まっているとはいえ、
それは飽くまで見た目の違いだけであり、レア度や性能については変わらないと考えられている。
そのため性能重視で見た目を全く気にしない(防具の場合その逆も然り)というハンターならば、
わざわざこれらの方法を用いる意義はあまりない。
余談
- ヘビィボウガンとライトボウガンが手に入るクエストは[弓/ボウガン]とひとくくりにされている。
「じゃあ目当ての武器が出るのは1/3の確率なのか…」というとそんなことは無い。
狩猟するモンスターの種類によって、どちらが出るかは決められているのである。
例えばシャガルマガラなら弓とヘビィだけ、クシャルダオラなら弓とライトといった具合。
これだけなら単に得意なモンスターと一致しないこともあるかもという程度だが、
その構成が物凄く偏っていることが問題である。
MH4における人気モンスターはおおむねシャガルマガラ、テオ・テスカトル、ラージャンといったところだが、
これらのクエストでは全部ヘビィしか出ない。
ライトボウガンが出るクエストは報酬量が少ないうえに手強いモンスターばかりなのである。
この点で「贔屓されている」と感じるライト使いは少なくない。- 続くMH4Gではさすがに露骨すぎると批判が多かったのか、
ラージャンとイャンガルルガは例外で弓・ヘビィ・ライトが3種とも全部出るようになった。
目当ての武器が出る確率は1/3になってしまうが、逆に言えばヘビィとライトでクエスト厳選する必要も無い。
基本的には右ラーが主流ではあるものの、ラージャン2頭クエストなどもかなり人気である。
- 続くMH4Gではさすがに露骨すぎると批判が多かったのか、
- 一方で剣士武器は基本的に2種類の武器種がセットで、完全に1/2の確率になる。
もちろんここでも炭鉱夫と同じく例のセンサーが反応するのはお決まりで、
「大剣使いなのに太刀ばかり出る」「最高性能の狩猟笛が出たけど1度も使ったことが無い」といった事態も。
ただしスラッシュアックスの場合は他の武器種が紛れ込まないので、少しは気分的に楽…なんてことは無い。
強撃ビン一択のスラッシュアックス界においては発掘武器でさえも例外ではなく、
強属性ビンという「外れ」が5割もあるので結局他武器種と大して変わらないのであった。
さらに4Gでチャージアックスと操虫棍が発掘出来るようになったためスラアク使い達は
[スラッシュアックス/チャージアックス]のギルクエになって他の武器と同じようになるだろうなあ…と
思った人もいたはず。
しかし蓋を開けてみれば[アックス/操虫棍]という前作のボウガンと同じシステムにされてしまった。
さらに悪いことに入手傾向まで似通ってしまい、シャガル、テオ、ラージャンが全部チャージアックスに。
ちなみにラージャンでも、ボウガンのように3種とも出たりはしない。
一応は今作からギルドクエストに登場するイビルジョーでもスラアクが手に入り、
こちらは中々の報酬量と人気があるため前作のライトよりは幾分かマシかもしれない。
が、それでもかなりクエストの幅が狭いのは否めないだろう。
- なお発掘装備、とりわけ栄光の武器の高性能ぶりは上記の通りであるが、
現在のところ本wiki内の生産武器の項目については殆どがこの発掘武器を度外視した解説がなされている
(仮に「物理攻撃力は最高」などと書いてあっても、性能の高い発掘武器には劣るものがほとんどである)。
そしてこれは他の攻略サイトや各武器種のwiki等でも同様の場合がある。
そのため、ギルドクエストまで含めた攻略目的でこれらを閲覧する際には、
その記述が実状には即していない可能性があることには留意する必要がある。- 一方で、高性能なステータスになった発掘装備にすら並ぶ性能を持つ生産武器も一部ではあるが存在する。
そうした武具に関してはその高性能ぶりを強調する目的でも発掘装備まで考慮した解説がされる場合がある。
- 一方で、高性能なステータスになった発掘装備にすら並ぶ性能を持つ生産武器も一部ではあるが存在する。
- 4における栄光クラスの発掘装備については3GにおけるG級レベルの驚異的性能を持つのは前述の通りだが、
当然ながらこれは続編の4Gについては最高クラスというわけではない。
4GでのG級装備は3Gと比べてもさらに性能が上がっており、4において全項目が最強クラスという発掘武具も
蓋を開けてみれば大体G★1~G★2クラス程度の性能に落ち着いている。
そのため4でどんなに優秀な発掘装備を持っていても、G級中盤あたりで生産武器に乗り換えないと
性能的にきついかもしれない。
とはいえあくまで4での発掘装備の相対的な価値が下がるだけであり、
そこそこ以上の発掘装備であれば村上位やG級序盤くらいは快適な狩りを行う事は充分可能で、
性能的にバトンタッチすることになるG級中盤以降の装備の素材集めには十分に役立ってくれるだろう。
役目を終えたらこれまでの活躍に感謝しつつ、旅団ポイントに変えるかBOXの隅に眠らせておく事にしよう。
- MHXではギルドクエスト削除により発掘装備は登場しないが、
防具に関しては発掘版のデザインがR装備(及び一部のEX装備)へと継承されている。
外見が似ているのは、R装備の製法を伝えたのがナグリ村の村長だからかもしれない。
- ちなみに、これらの発掘装備の由来については全くもって不明。
なぜ未知の樹海に眠っているのか、なぜオリジナルとは全く違う性能および属性を有しているのか
といった具体的な理由や設定などは特に語られていない。
もしかしたら過去の時代に武具の改造(チートではなく世界観的な意味で)に手を出した者たちがいて、
そうして作られた武器がギルドの手によってまとめて樹海に廃棄されたのかもしれない。
実際、この発掘武器の事を知らないプレイヤーが見たら改造武器と勘違いしてもおかしくないし。
- 上記の通り発掘装備の装飾品は着脱不可であるが、内部データ的には武器防具と一体化しておらず、
不正な方法を使うと着脱可能な通常の装飾品として呼び出すことができる。
実際、オンラインでは普通の防具に発掘装備の装飾品を装着しているプレイヤーが存在した。
当然ながら確定でチート使用者であるため、一般のプレイヤーからは警戒されていた。- この仕様が仮に正規だった場合、スキル環境は根本から破壊されることとなる。
理由は単純で、強力な複合スキルが5スロスキル*7になることで、
真打・無慈悲・居合術【力】などが容易に発動できるようになってしまうからである。
それどころか、一部のスキルでは4スロスキルとなるものまで存在する。
それら以外でも内包スキルの一部だけが有用な複合スキル*8も多く、
単独発動より楽であるために雑に複合スキルを採用することすら可能となる。
この仕様を前提にしてMH4Gで人気だった装備を考えると、剣士の場合だけ考えても、
GXハンターとスターナイト*9以外はお払い箱というレベルで仕様の影響が大きいのである。
そう考えると、着脱不可仕様にも納得が行くものではないだろうか。
- この仕様が仮に正規だった場合、スキル環境は根本から破壊されることとなる。
- 着脱不可であるために注目されないが、発掘装備の装飾品には普通の装飾品とは異なり、
必要スロットが増えるほど1スロット当たりのスキルポイントが減るという特徴がある。
通常、例えば「1スロ1ポイント、2スロで3ポイント」の装飾品の場合、
1スロット当たりのポイントは「1→1.5」と増加している。
しかし発掘装備の装飾品の場合、一例として刀匠を挙げると、
「1スロ2ポイント、3スロットで4または5ポイント」であるため効率が悪化している。
理由は不明だが、なんとも不思議なものである。
関連項目
フィールド/未知の樹海
システム/ギルドクエスト
世界観/ナグリ村
アイテム/さびた塊
モンハン用語/スシロー
モンハン用語/蔦ラン
モンハン用語/右ラー
登場人物/武具好きハンター
発掘で入手できる装備一覧
武器
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