MHFに登場するスラッシュアックスF。
目次
概要
鎧竜の素材を用いた剣斧。
持ち主は溢れ出る活力を持つ。
《辿異武器》
- 辿異種グラビモスの素材を用いて作成するスラッシュアックスF。
何気にシリーズ初となる「グラビモスのスラッシュアックス」でもある。
岩漿とは「がんしょう」と言い、マグマの意味である。
- グラビモス武器らしく重厚感溢れるゴツゴツしたデザインが特徴的だが、
特に斧刃を収納する部分が大きく、剣モード変形時に斧刃を格納する部分がはっきり確認できる。
辿異種グラビモス武器は赤熱化した部分が印象的だが、
この武器の場合、斧刃が特に赤熱化が目立つようになっており、剣刃は少々地味。
ただスラッシュアックスFには「光剣モード」があるため、全体的なバランスは悪くない。
性能
岩漿鎧剣斧コスモ→岩漿鎧剣斧アメジー→岩漿鎧剣斧エメルド→岩漿鎧剣斧アンドラス
- 属性はグラビ武器らしく火属性だが、同時に爆破属性も有する双属性武器となっている。
リオレウス、ミドガロンの辿異剣斧が存在しないため、複属性を除くと初の火属性剣斧でもある。
内蔵されているビンはスラッシュアックスF独自の「スタンビン」。
頭を狙うことでスタンを誘発できるが、武器自体の火力を上げる要素がないため、
武器自体が高性能になっている傾向の強いビンである。
辿異スキルは《血気活性強化》。
- 岩漿鎧剣斧コスモの時点では攻撃力2781、火属性500、爆破属性250、
斬れ味レベル+1で短めの空色ゲージが出現する。
白ゲージは長いが、空色ゲージが短い(20)ため工夫しないと継戦能力に欠ける。
スタンビン自体は割とレアなビンではあるのだが、
GR200時点で作れる、火属性及びそれを含む属性のスタンビン剣斧としてはランドグリーズ、
炎角始剣斧【炎舞踏】があり、それと比較して弱いわけではないが決定的な利点も薄め。
ただ★1の辿異グラビモスはそこまで手ごわくないため、これから作る分にはこちらでよいだろう。
- アメジー、エメルドでは攻撃力、属性値、状態異常値のみが強化され、
最終段階の岩漿鎧剣斧アンドラスでは、- 辿異スラッシュアックスFの中では高水準の攻撃力3024
- 高めの火属性1200
- 爆破属性550
- 空色ゲージが延長される。斬れ味レベル+1で最大70。
- 2019.2現在、GR800段階を持つスタンビンの辿異剣斧は本武器を含め5本ある。
その内火属性を持つのは「覇斧フランシスカ(光・麻痺)」と「アルキミアの真理(天翔)」だが、
後者は天翔属性故に火属性値はほぼないものと考えてよい。
覇斧フランシスカは攻撃力・属性値共にこちらの上を行き、スタンビンと相性の良い麻痺まで持つ万能っぷりだが、
そもそも入手難度がいろんな意味で別格であるため、単純に比較するのは酷と言えるだろう。
ちなみにこれはアルキミアの真理も同じである。というかアルキミアの真理の方がもっとヤバい。
なお辿異スキルはどちらも《スキル枠拡張》である。
- 残り2本は毒属性の真チャチャブアイルー(《劇物強化》)と、
龍属性の絶極冥雷斧【嘴太鴉】(《閃転強化》)だが、
前者はイベント武器のため復刻が無い限りは入手は困難である。
岩漿鎧剣斧アンドラスを含めこれらは属性や会心率の有無、辿異スキルの違いから、全て持っていても別に損はしない。
一応、【嘴太鴉】と比較した場合、会心率次第だが、
あちらの武器倍率は閃転と閃転強化+1込みでもこちらの素の状態を僅かに上回る程度であるため、
素で会心率100%を達成できる様な状態なら、属性値や斬れ味含めて汎用性はこちらが勝っていると言える。
- 岩漿鎧剣斧アンドラスの辿異スキル《血気活性強化》は、
立ち回りやプレイスタイルによって機能するケースと機能しないケースがある。
そういう意味でやや癖が強いと言えなくもない。
- 爆破属性についてはMHF-ZZにてリファインされ、
正確な効果は検証されていないが、部位破壊に有用な局面が増えたことが明らかになっている。
本武器がスタンビンであることを考えると、特に頭部破壊をしたい場合に強く活きてくると言えるか。
「発達部位」が頭部で、
火属性が効くフルフル、ガノトトス、ドラギュロス、アノルパティス、バルラガルとは特に相性が良いだろう。
ただ、強異常ビンではない上に属性値自体も飛びぬけて高いわけではないため、
メインというよりは補助要素としてとらえるべきか。
余談
- 武器銘の後ろ半分は宝石が由来であると思われる。具体的には、
- コスモ:コスモオーラ
- アメジー:アメシスト/アメジスト
- エメルド:エメラルド
- アンドラス:アンドラダイト