地啼龍アン・イシュワルダ素材から作られた防具シリーズ。
アン・イシュワルダの名前や武器のモチーフと同じく
一式装備すると豪華絢爛な古代インドの神々や菩薩像のような威容になる。
目次
概要
- その見た目は華美な装飾や刺繍が付いた布を纏った鎧となっていて、
αでは男女ともにアン・イシュワルダの顔を模したような仮面を着けており、
アン・イシュワルダの翼脚を思わせるような11本の細長い布を
背中からマントのようにたなびかせている。
翼脚だとすると布の数が1本多いが*1。
βは男が勇壮武人を思わせる男性の顔のマスク、女性は素顔が露出し、
背中には大きくて刃の付いた仏教の法具である法輪を背負っている。
女性用のβは顔の他にも腹や二の腕などαと比べ全体的に露出が増えている。- 解説文は
「(特徴的な要素)は【四字熟語】の証明。
大地は、常に○○である(頭のみ「常に此処に在る」)。」
という文体で統一されている。
- 解説文は
性能
MHW:I
EXアンガルダシリーズ
部位 | α | β | ||
---|---|---|---|---|
スキル | スロット | スキル | スロット | |
頭 | 体力回復量UP+2 | Lv3×1 Lv1×1 | 体力回復量UP+2 | Lv4×1 Lv2×1 |
破壊王+1 | ||||
胴 | 災禍転福+2 | Lv3×1 Lv2×1 | 災禍転福+2 | Lv4×1 Lv2×1 |
体力増強+1 | ||||
腕 | 超会心+2 | Lv1×1 | 超会心+2 | Lv4×1 |
災禍転福+1 | ||||
腰 | 体力増強+2 | Lv3×1 Lv2×1 | 体力増強+2 | Lv4×1 Lv3×1 |
体力回復量UP+1 | ||||
脚 | 破壊王+2 | Lv1×3 | 破壊王+1 | Lv4×1 Lv2×1 Lv1×1 |
防御+2 | 防御+1 | |||
一式 | 体力増強Lv3 | Lv3×3 Lv2×2 Lv1×5 | 体力増強Lv2 | Lv4×5 Lv3×1 Lv2×3 Lv1×1 |
体力回復量UPLv3 | 体力回復量UPLv2 | |||
破壊王Lv3 | 超会心Lv2 | |||
災禍転福Lv3 | 災禍転福Lv2 | |||
防御Lv2 | 防御Lv1 | |||
超会心Lv2 | 破壊王Lv1 | |||
シリーズ スキル | 地啼龍の神秘 4部位以上:大地縫纏 5部位以上:真・大地縫纏 |
- シリーズスキルである地啼龍の神秘は4部位で大地縫纏が発動する。
その効果は、
装衣を装着している間、耐震Lv3・風圧耐性Lv3・耳栓Lv3・ひるみ無効の効果が同時に発動する
というもの。
しかも耳栓や風圧耐性は重複可能でスキルで補えば耳栓Lv5、風圧耐性Lv5にすることも可能。
5部位装備した際には真・大地縫纏となり、その効果も耳栓がLv5に、風圧耐性が風圧完全無効に変更される。
装衣を纏うことで行動を阻害するモンスターの咆哮や風圧を防ぎ、
スーパーアーマーまで付属すると強力な効果となっている。- ただし、公式で説明されている場所が少ないが、
いずれかの効果が発動するたびに、装衣の効果時間が減少するという仕様が存在し、
長時間効果を発揮する装衣を身に纏っても頻繁に咆哮や風圧を発してくる相手には
すぐに時間切れになってしまう弱点が存在する。
特に風圧完全無効が欲しいモンスター代表のクシャルダオラ相手には
大地縫纏ではカバーしきれず、属性やられも繰り出して来ないので災禍転福も活きづらく相性が悪い。
アン・イシュワルダの氷属性弱点なところがこういう部分にも響いているのか……?
しかし装衣の持ち時間フルでこの効果が出せてしまうと、
ゲームバランスがおかしくなるくらい快適になってしまうので致し方ないところではあるのだが。 - 2段階発動する他のシリーズスキルに比べると、1段階目から4か所の装備を要求されるので比較的重い。
ここまで来ると真・大地縫纏まであと1部位なので、
完全一式装備にするかセミ装備にするか悩ましいところ。
後述するが超会心を備える割に会心率アップスキルに乏しく、
大地縫纏を活かすならば達人の煙筒も入れづらいので
入れ替えるなら会心率アップスキルを持つ防具がいいだろう。
- ただし、公式で説明されている場所が少ないが、
- 防御力は162で、一部のクリア後に戦えるモンスターの防具より高い。
また耐性は氷と水に弱く、雷に強い。
- 発動しているスキルは体力回復量アップ、体力増強、防御など防御的なものの他に、
状態異常の治癒が発動キーになっている災禍転福を持つため、
比較的被弾が多かったり、多少当たりに行ってでも攻めるようなスタイルの
ハンター向けの装備になるだろうか。- 災禍転福はアンガルダシリーズの他にはラヴィーナα、γ、ウーロンアームしか発動しない。
スロットも結構魅力的で、災禍転福を軸にした構成を求めるなら、
付け得な体力増強が付いているαもそれを削ってLv4スロットに強化したβも魅力的だろう。 - 破壊王は攻撃スキルとしては間接的なものであるが、
この先は部位破壊を積極的に行いたいモンスターが控えているので案外需要は高い。 - 腕の超会心Lv2は結構貴重なスキルではあるのだが、一式装備の場合
会心率アップスキルを一切発動していないのが最大のネック。
イシュワルダ武器も会心率0%の武器なので、一式装備でこのスキルを活かすには
スロットにどれだけ会心率アップスキルを積めるかにかかっている。
どちらかと言えば腕は混合防具向けだろうか。 - 腰のβも体力増強+2と比較的シンプルなスキルではあるが、
他の体力増強を持つ腰装備と比べるとスロットに優れ、一定の需要がある。
こちらも混合防具に向いた部位といえるだろう。
- 災禍転福はアンガルダシリーズの他にはラヴィーナα、γ、ウーロンアームしか発動しない。
- 生産難度はアン・イシュワルダそのものが強力なモンスターであるため低くは無いのだが、
追い討ちをかけるように全部位に様々なモンスターの天鱗や大竜玉などを要求される。
また、最悪それらをマカ錬金で解決したとしても地啼龍の顕玉以外にもう一つ
地啼龍の慈眼殻という素材がストッパーになりがち。- 慈眼殻は頭部の部位破壊1段階目で部位破壊報酬に低確率で、
2段階目の破壊によって剥がれ落ちた頭殻の一部から2回高確率ではぎ取れるのだが、
この2段階目の破壊の難易度が高い。
特にパーティプレイでは打ち合わせしたうえで極力頭部以外へのダメージを抑えながら
戦わないと剥がれ落ちる前に討伐ということもしばしば。
そうでなくとも比較的高いところに頭部がある上に正面は
アン・イシュワルダの強力な攻撃が飛んでくる場所でリスクが高い。
そして頭殻から慈眼殻ではなく顕玉が採れてしまう泣くべきか笑うべきか困る事もたまに発生する。
特に、腕は地啼龍の顕玉も同時に要求されるので一番製作難易度が高い。
しかも、武器にも要求されるので武器防具共に揃えようと思えば更に必要個数は増える。 - 慈眼殻は頭部の部位破壊1段階目で部位破壊報酬に低確率で、
ガルダネコシリーズ
- オトモ武具はガルダネコシリーズで、こちらも菩薩のような見た目になる。
「EXガルダネコ宝冠α」は装備するオトモに深遠なる智慧を授け、心の平穏をもたらすという。
「EXガルダネコ天衣α」は神秘の力で、身体を動かさずとも念じるだけで移動が出来るといい、
さらにかつてのマジンネコシリーズやゴアネコシリーズのように、
蓮の花の上で坐禅を組んで空中に浮いているように見える装備である。
加えて、頭と胴を揃えるとオトモが全身から神々しい謎の光を放つようになるギミックがある。
- 武器であるガルダネコ宝珠αも直接手で持っておらず、
まるで念力で球体を振り回しているかのような見た目になる。- オトモ装備には属性解放がないため素で龍属性が付いており、その値は300。
攻撃系統は打撃で、その他はハンターの武器とほぼ同じ傾向。 - 何でも優美に見えて重量は極めて高く、破壊力は隕石の衝突に匹敵するとのこと。
防具の方も念じるだけで移動ができるというので、こちらも同じ原理で操っているのだろう。
- オトモ装備には属性解放がないため素で龍属性が付いており、その値は300。
余談
- 装備のアンガルダについては、シュメール語にて『大いなる天より』を意味する
「アンガルタ(an gal ta)*2」という言葉、
あるいはオトモ装備の名前からインド神話に登場する不死の神鳥「ガルダ(Garuda)」に由来すると推測される。
アン・イシュワルダはストーリー中で「大いなる存在」と通称されており、
「アンガルタ」に関してはこの表現とも関連性を見出せる言葉である。
- β装備で背中に背負っている法輪は仏教の法具。
元々「法輪」というのは仏教の教義を信じることで煩悩が討ち払われる様を「輪(チャクラム)」に喩えた言葉で、
後にこの概念を表す車輪型の法具のことも指すようになった。
教えを八方に広める事や、釈迦が説いた八正道という教えを踏まえたからか、
法輪の軸は8本である事が多い。
関連項目
モンスター/アン・イシュワルダ
武器/イシュワルダ武器
防具/夜叉・修羅シリーズ - こちらも仏教をモチーフにしている。