防具/エスカドラシリーズ

Last-modified: 2024-10-17 (木) 03:11:38

黒き太陽、煌黒龍アルバトリオンの防具シリーズ。
光を喰らう深淵の具現にして、猛火暴水豪雷厳氷の力を宿す神秘なる防具。

目次

概要

  • シリーズのラスボス(裏ボス)ポジションを務める煌黒龍の素材を用いた防具。
    逆鱗やその集合体である堅逆殻を使用しているため、鋭く刺々しい外見をしているのが特徴。
  • どうやら防具そのものから超常的な能力が発露しているようで、
    闇を纏い災厄をもたらす」「必殺の一撃に天災の力が付与される
    挑む剣はひしゃげ、噛みつく竜の牙は砕け散る」など、防具らしからぬ凄まじい解説文が多々見られる。
    一方で、「触れる者を傷つけずにはいられない」「持ち主の肉を喰らい精神を侵す」
    力を与える代償に持ち主の命を求める」など、物騒な噂もチラホラ。
    強大な力と引き換えに呪い染みた効力が発揮されるという点は、ドラゴンシリーズを彷彿とさせる。
  • 「闇の底に棲む煌黒龍の化身」とされる通り、一式装備したときの姿は擬人化されたアルバトリオン。
    男性用装備は全身を鋭利な逆鱗で覆ったかのような厳ついデザインなのに対し、
    女性用装備はゴスロリ風、おまけに胸の谷間が強調されたけしからんデザインである。
    しかも穿いているものが白いため、腰がスカートなのもあってどうしてもパンツに見える。
    • ただし、剣士用の頭装備は、性別問わずあのス〇夫ヘアー独特のを模しているため、やや好みが分かれる。
      中には悪魔のようなデザインであるガンナー用に換装するというハンターもいるとか。
      女性用もデザイン画ではそれほど悪くはないので、
      ガンキン装備等と同様ゲーム用ポリゴンの作成時に調整が上手くいっていなかった可能性が高い。
  • 属性耐性がパーツごとに違い、それぞれの防具の耐性値が相殺し合っている。
  • また、この防具の頭、腕以外の何らかの部位を装備して歩き回った時は、
    他の武具にはない、鈴を鳴らしたような不思議なサウンドエフェクトが鳴る
    アルバ武器を振るった時にも似たような音が響き渡るところを見ると、
    アルバトリオンの武具には何かしらの特殊な力が宿っているようである。

性能

MH3

  • 未強化でも下位防具の最終強化時に匹敵する高い防御力を持つ。
    流石はラスボスポジションと言うべきか。
    回避距離UPに加え、固有スキル「逆鱗の護り」が発動し、スキル的にも優秀。
    また剣士なら覚醒、ガンナーなら連発数+1も発動するため、
    各種属性攻撃を仕掛けてくるアルバトリオンの特徴が活きている。
    スロットは少なくはないが3個空いた物は無いので多いとも言えない。
    マイナススキルの体力回復量DOWNは装飾品で補うか敢えてそのまま放っておくか悩み所。
  • 剣士装備は意外な事に雷属性以外の属性耐性は全てマイナスである。
    それ故リオレウスベリオロス等のブレスを食らうと他の防具と同等以上のダメージを負う事も多い。
    オリジナルに効きにくい各種属性がこれなのに、同じく効きづらい龍属性は更に酷い。
    前作のミラルーツシリーズと同じく、恐るべき-25である。
    防御力が高すぎるため即死は無いものの、イビルジョー龍ブレスなどを食らおうものなら、
    「ラスボスの防具」の文字が一瞬で消し飛ぶ。まあ消し飛ぶのはハンターのほうなのだが。

MHP3

  • MHP3ではスロットが変動している。
    頭部スロットが消滅、引き換えに腰と足が3スロットになっているため増えたと見ることが出来る。
    また、作成難易度は落ちたもののそれでも入手しづらい素材も必要になってくる。
    P3では各種属性攻撃強化スキルが追加され、多くの防具はそちらのSPを持っている。
    それに伴い、こちらでの専用スキルは属性やられ無効(逆鱗の護りと同一効果)、
    属性攻撃強化となっている。
  • 剣士用は龍耐性-20、雷耐性5、他0と上方修正。
    更に高い防御力のおかげで大体の敵にはびくともしなくなった。
    同作シルバーソルシリーズほどではないが、シルバーソルが攻撃の汎用型とするならば、
    こちらは守りと属性の汎用型ともいえる一式である。
  • ガンナー用装備は属性弾と相性が良く、お守り次第では一式のままW属性速射の装備にすることも出来た。
    また、手、腰、足のパーツは回避距離のスキルポイントが高い上にスロットが多いため、
    回避距離装備によく組み込まれる。
    ただし、やはり龍耐性が-10とやや低めであることに注意が必要。

MH3G

エスカドラシリーズ

  • MH3Gでは上位クエストのアルバトリオンがG級に匹敵するほど強い為、
    まともに討伐できる装備を整えたころには、エスカドラシリーズは型落ち同然の状態になっている。
  • 肝心の性能はというと、一式で属性やられ無効、力の解放、属性攻撃強化、回避距離UP、気絶倍加。
    ご覧の通りなかなかに玄人向けのスキル構成であり、その上空いているスロットが一つもないため、
    G級クラスの装備が整っているであろう討伐時点ではどう足掻いても出番はない。
    遺憾ではあるが、当防具の作成はコレクションの一環しかならないだろう。
    しかし腐っても裏ボスの防具。やはりそれだけでは悲しいので後述するG級装備を作るまでの繋ぎとして時々クエストに着ていってあげるも良いかも知れない。

エスカドラXシリーズ

  • MH3GにてG級アルバトリオン登場クエスト神の再臨が解禁されたことにより、
    満を持してG級アルバトリオン防具「エスカドラXシリーズ」が作成可能となった。
    最強とも称される古龍のG級個体の素材で以って作成される防具ということもあり、
    全国のハンターたちは大いに期待していた。
  • エスカドラシリーズと比較すると、各部位の刺々しい装飾がより巨大になっている。
    • また、シンボルカラーを変更出来る面積が非常に大きいのも特徴
      (実物を見て頂ければ分かるが、白色の部分は全て色が変わる)で、
      カラチェンによってはまるで別防具のような印象を与える。
  • なお、エスカドラシリーズで不評だった頭防具の角らしき装飾は角の配列が変わっただけで、
    男性剣士用以外はむしろ刺々しさが増している。
  • 女性剣士の胴装備は、過去の見事な谷間が嘘のようなぺったんこ巨乳好きからすればまさに「ふざきんな!!!11」
    この特徴は近作におけるEX、Rシリーズにも引き継がれることになる(ノーマル版に採用されていた
    追加テクスチャーが何故か削除されていたのが原因)。
  • 肝心の性能は以下の通り。
    • 剣士用、ガンナー用一式共に、素の防御力としてはMH3Gトップの540/300
      フル強化でトップタイの600/330 となる。
    • 耐性は剣士用一式で水・龍-10、他0、ガンナー用一式であれば水・龍-5、他5。
    • スキルは共通でフルチャージ属性攻撃強化回避距離UP気絶倍加
      加えて剣士は覚醒、ガンナーは属性やられ無効が付与される。
    • 頭1、胴2、腕1、腰2、脚2の計7スロット。
    防御力は文句の付けようがない優秀さである。
    耐性値も突出した点はない代わり目立った欠点もなく、
    耐性が極端に上下することが多いG級一式装備の中でも、万遍なく耐性を備えた防具と捉えることもできる。
  • ご覧の通り、全体的に玄人向けのスキル構成となっている。
    特に気絶倍加は気絶した場合のフォローがかなり困難になる、意外と厄介な代物。
    攻撃を食らいやすい剣士では致命的な状況を呼びこんでしまう可能性も高いため、
    プロハン並みの腕でもない限り、打ち消しておくのが無難である。
    空きスロットは7つとなり汎用性は向上したが、気絶のSPは-13ポイントであるため、打ち消すと結局5つになる。
  • 剣士用としてはやや不遇な装備となっている一方で、ガンナー用装備の評価は良好。
    もともと被弾しないことが前提のガンナーとフルチャージ・回避距離は相性がよく、
    気絶倍加が足を引っ張ることも少ない為、場合によっては放置という選択肢も有りうる。
    また、属性強化もライトの属性速射、弓には非常に有効である。
    • 4色しゃがみ撃ちでき、滅龍弾にも対応している神滅弩アル・エリア
      エスカドラX一式の組み合わせは、スキルの面でも見た目の面でも相性が良く、愛好者も多い。
      ただしこの場合、武器も含めた6部位分のG級アルバ素材+αを集めなくてはならない
    • また、お守りと合わせて連発数+1を発動させる事で、属性強化・連発数+1・フルチャージ・回避距離と、
      属性弾を主に用いるライトボウガン装備の中でも屈指の性能を発揮出来る。
      難点としてはガンナー(パチンコを除く)でG級アルバを討伐するのが非常に困難であるということか。
  • 上記の通りそれなりに優秀な性能を誇るエスカドラXシリーズだが、作製難度は非常に高い。
  • まず、アルバトリオン防具ということで、当然の如くあのG級アルバトリオン素材を大量に要求される
    誰しもが認める強敵であるG級アルバトリオンを狩猟するだけでもハードであるのに、
    その部位破壊素材やらG級レア素材やらをかき集めなくてはならないと言うのだから、
    既にこの時点で作成難易度は相応に高いと言える。
  • …しかし、エスカドラXの素材集めはここからが本番である
    なんとこの防具、天鱗天殻といった、所謂激レア素材を各部位毎に要求されるのだ。
    • エスカドラXワイズ/エスカドラXサジェス:雌火竜の天鱗
    • エスカドラXソウル/エスカドラXゼーレ:火竜の天鱗
    • エスカドラXアムズ/エスカドラXアルマ:爆鎚竜の天殻
    • エスカドラXマイト/エスカドラXフォルス:海竜の蒼天鱗
    • エスカドラXスケル/エスカドラXスクレ:恐暴竜の滅鱗+瑠璃色の龍神玉
    …ここまでレア素材が並べば、かのセンサーが反応するのは必至であろう。
    こうしてみると、上記の性能で満足していいものかは少々疑問…あれ?アビス?誰それ?

MH4(G)

エスカドラシリーズ

  • MH4(G)では竜人商人との素材交換でダラ・アマデュラの素材と引き換えに素材を入手することができる。
    一部位あたりの防御力はミラボレアスのドラゴンシリーズをも凌駕する86/43
    フル強化一式で605/340となり、最終的にはG級防具すら超える鉄壁の防御を得られる。
    これらの数値は生産防具としてはミラバルシリーズと並びトップタイである。
  • 発動スキルは剣士ガンナー共通となっており、
    力の解放+1属性やられ無効回避距離UP属性攻撃強化気絶倍加
    やはり玄人向けのラインナップなのは否めないが、
    MH3Gから一転して一式スキルが壊滅しているラスボス級防具が多い本作では頑張っている方と言える。
  • しかしこの装備、MH3Gの呪いを引き継いでしまったのか、スロットが全く無い
    新しいスキルを加えたり気絶倍加を消したりする場合、全て武器スロ・護石頼りという事になる。
    自力で発動できるスキルには決定打と言えるほどのものは無く、
    火力は力の解放+1での会心率UP頼みとなるだろう。
    スロットが無い以上、組合せて使用するのもおすすめ出来ないので、一式以外での運用は無理だと思って良い。
  • 耐性値は火・氷・雷は一律0、水・龍は-10。まずまずと言えばまずまずである。
    属性やられへの抵抗力は全くないが、スキルのお陰で属性やられ自体ならないので、さほど問題はないだろう。
  • なお、アルバトリオンの素材を交換可能にするには、
    まずHR100で出現する超強化を施されたダラ・アマデュラのクエストをクリアする必要がある。
    更に素材を交換するにはダラ・アマデュラの素材の他に希望の証Gが必要であり、
    これを入手するには前述のダラ・アマデュラ討伐クエストの他に、
    裸でイビルジョーを2頭討伐、かの黒龍ミラボレアスを討伐と苦難の道を歩まねばならない。
    HR100以上というハードルの高さ、素材集めの面倒さを考えると、
    上記の性能で満足していいものかは少々疑問である。
  • 今作では発掘装備でもエスカドラシリーズを入手可能。
    新規のデザインのレアバージョンもしっかり存在しており、
    全体的に白っぽい配色の占める割合が増加しているのが特徴。
    その他、女性剣士用は若干スカートの丈が短くなり、男性ガンナー用は顔が露出するようになった。
    MH4Gにおいて(公式には「特別」版と記載される)G級レア版が追加されている。
    男女共に胴装備に巨大な翼が付く一方、全体的にスマートなデザインになっている。
    剣士とガンナーでデザインが共通になっているが、各部位毎のデザインの旧版との親和性は高く、
    混合装備化して好みのエスカドラ装備のデザインを追求するのも乙な物である。
    男性装備はロボ装備と言っても通用するデザインである。
    また、女性用の胴装備は胸の露出する面積こそ減ったものの、ボリュームは増強されており、
    谷間の部分のみをはだける事でより魅力を増している特徴が有る。ノースリーブなのも高ポイント。

EXエスカドラシリーズ

  • MH4Gに登場する、アルバトリオンのG級素材から作成できるEXシリーズ。
    G級素材を用いるものの、名称からも分かる通りEX装備扱いとなっており、
    正規のG級装備というわけではないようである(発掘レアのデザイン流用)。
  • MH4Gでは竜人商人との素材交換で蛇帝龍ダラ・アマデュラ亜種の素材と引き換えに
    アルバトリオンのG級素材を入手することができる。
    やはり、エスカドラの宿命として各部位ごとにレア素材を山ほど要求される。
  • EXエスカドラワイズ/EXエスカドラサジェス:瑠璃色の龍神玉(=天剣の龍神玉+覇王の証)+大竜玉
  • EXエスカドラソウル/EXエスカドラゼーレ:砕竜の天殻
  • EXエスカドラアムズ/EXエスカドラアルマ:崩天玉
  • EXエスカドラマイト/EXエスカドラフォルス:覇導玉
  • EXエスカドラスケル/EXエスカドラスクレ:海竜の蒼天鱗(=火竜の天鱗)+古龍の大宝玉
  • また、作成に必要な素材はダラ・アマデュラ亜種の素材を交換で得る必要があり、
    その数もなかなかハードルが高い。
    上で述べた瑠璃色の龍神玉=天剣の龍神玉+覇王の証のほか、
    煌黒龍の天鱗=蛇帝龍の厚鋼皮を20
    煌黒龍の凶爪=蛇帝龍の剛鉤爪+覇王の証を14
    特に部位破壊以外に出づらい剛鉤爪が曲者で、
    人によってはこちらを集めている間に龍神玉が余りまくった、なんてことも有る。
    腕と腰に覇導玉と崩天玉を要求されるのは、かつての三界繋がりからだろうか。
  • スキルは共通で属性やられ無効回避距離UP気絶倍加(SP-13)
    剣士では更に奥義(覚醒+属性攻撃強化+状態異常攻撃強化)、
    ガンナー用では弾導強化(クリティカル距離の長さを延伸)が発動する。
    スロットはMH4のエスカドラと違い、頭1、胴2、腕1、腰3、足1と3スロを含む8穴が付いている。
    幸いというか、MH4Gではお守りのスキルポイントやスロット数がぶっ飛んでいる事が多いので、
    フォローすれば十分実用圏内である。
  • エスカドラシリーズ、エスカドラXシリーズは登場作品中トップの防御力を誇っていたが、
    本作ではG級素材を使うにもかかわらずEX装備=上位のEX版となってしまっており、
    防御力は一式で560→760と生産防具一式では2位タイになってしまった。
    作中最高の防御力がメリットの一つでもあったエスカドラにとって、この仕様はやや痛い。
  • なお、女性用は胸部装甲が微妙に薄い(ペッタンコに近くなった)。
    何故わざわざこのような変更が為されたのかは定かではないが、ある意味好みが分かれる変化である。

MHX

エスカドラシリーズ

  • アルバトリオンの復活とともにその象徴たるエスカドラも続投。
    防具のデザインも特に変更はなく、男用は見事な天をつらぬく角、女性用は見事な胸部装甲を備える。
    ただし、下記のR装備と比較すると、デザインはほとんど変わらないにもかかわらず、中身のサイズが増量されている。
    詰めたのか?*1
  • 今作においてアルバトリオンは最後の裏ボスポジションに就いており、
    彼のクエストを受注するには基本的にHR80以上が必要となるため、生産できるタイミングはかなり遅くなる。
    一応MH4(G)の時とは違い、PT参加やイベントクエストという抜け道もあるにはあるが、
    HR解放直後にアルバトリオンに挑むのは、余程自信が無い限りは避けた方がよいだろう。
  • 一式スキルは属性やられ無効属性攻撃強化に加え、会心撃【属性】が新たに追加された。
    高威力の属性攻撃を会心の一撃でもってハンターに重傷を負わせるアルバトリオンのイメージにピッタリ。
    今回ではエネルギーチャージ、スピード蟲、会心の刃薬など、会心率を底上げする手段がかなり増えたこと、
    見切り、痛撃の仕様がP3時代の仕様に戻ったことなどによって会心率を引き上げる事が容易になったため、
    アルバ武器の龍属性の力を更に底上げできるようになり、正しく神をも滅する龍の力を我が物にできるだろう。
  • また、マイナススキルの気絶倍加も消失したため、純粋に拡張のみにお守りとスロットを使用できる。
    エスカドラシリーズのスロットが一律0なのが悔やまれるところではあるが。
  • 今作では煌黒龍素材のほか、巨獣、潜口竜、恐暴竜、轟竜、砕竜の「頭殻」を2~3要求される。
    一見簡単に集まりそうだが、一部は下位レア素材と呼ばれる素材であり、
    頭部破壊でも確定報酬ではないことも手伝って思わぬストッパーになることも。
    また恐ろしいことに、最終強化する際重鎧玉に加えて瑠璃色の龍玉
    部位ごとに1つ要求されるという前代未聞の鬼仕様と化した。
    防御力は一部位138、耐性値は一律化し龍-4、他0と高い水準なのだが、最終強化への道は果てしない。

エスカドラRシリーズ

  • 同じくMHXにて突如登場した、新たなエスカドラシリーズ。
    デザインがEXエスカドラのそれになり、全体的にスリムなデザインになった。
    • 女性用の薄くなった胸部装甲も上記EXエスカドラのままである。
  • 肝心の性能はと言うと、耐性・スキルはエスカドラ一式のそれと同じ
    Rシリーズの特徴か、属性攻撃が頭と腕に5ずつ属性耐性が胴4腰5属性会心が脚に5など、
    各部位のSPに強烈な偏りがあり、パーツ単位での運用も可能となっている。
    • 特にライトボウガンにて属性内蔵弾の運用を含めたW属性速射+αのスキル構成を組みたい場合は
      まず第一候補としてお呼びが掛かる防具となった。
      だだし、ガンナー用になると属性攻撃のポイントが頭部は6、腕が4となるため、
      剣士用の頭装備で防御力を確保しようとすると1ポイント足りなくなるので注意。
    • 龍の護石には「属性攻撃+5」というものが確認されているので、
      これと組み合わせるなら遠慮なく剣士頭を選択してお守りと頭だけで属性攻撃を発動できるようになる。
      もちろん剣士用装備に使いまわすことも可能。ただし頭装備は生産だけで天をつらぬく角を3本要求してくる。
  • スロットは胴体を除く4箇所に1ずつ。
    武器に1スロットでも空いていれば5スロスキルが装備できるようになったため、
    エスカドラシリーズと比較して拡張性がかなり向上した。
    一方で最終強化での防御力は一部位134であり、拡張性と引き換えに防御力が失われている。
  • 最終強化に瑠璃色の龍玉を要求されないため、強化難易度はエスカドラよりはマシ。
    ただ、代わりに作成・強化に
    モンスターの獰猛化個体の狩猟が必要な獰猛化蝕龍鱗を用いるほか、
    天をつらぬく角など準レア素材の要求数が増えている。
    またこれは全てのRシリーズ共通だが、獰猛化テツカブラの3頭連続クエストもクリアしなければ、
    素材が揃っても生産リストに出現しないので注意しよう。

MHXX

エスカドラXシリーズ

  • G級の登場により、やはりエスカドラXシリーズも登場した。外見は3Gの頃のエスカドラXに近いか。
    女性用胸部装甲は薄いままである……のだが、何故かガンナー用は若干サイズが増加している。
  • 一式スキルは属性やられ無効属性攻撃強化に加え、会心撃【属性】。……に更に剛撃が追加された。
    耐性次第で一撃死もあり得る属性攻撃の数々で、無慈悲にハンターを葬り去る姿をそのまま反映したのだろう。
    剛撃は4Gに登場した見切り+2&弱点特効という、文字通り無慈悲に弱点をいたぶるスキルである。
    しかもどちらもP3仕様の『会心率20%UP』『弱点肉質への会心率が50%UP』なので、
    弱点を殴れば会心率+70%と非常においしい。
    エスカドラシリーズのときに会心率を底上げする手段があれば……と言われていたが、
    今回自前で手に入ったことで格段に使いやすくなった。
    もちろん更に会心率を上げる狩技やアイテムで底上げするのも有効。
    • スロットは引き続き0だが、これだけスキルが揃っていれば護石と武器スロットでの追加分で十分戦えるだろう。
      匠いらずな上、強力な龍属性を持つアルバ武器との相性は相変わらず優良。
      特に神滅剣アル・ゾディアとは相性が良いだろう。会心の刃薬を使用すると夢の会心率100%に出来る。
  • MHXでは多数の頭殻をつかったが、今回も煌黒龍素材のほか、
    鎧竜、潜口竜、恐暴竜、砕竜、土砂竜の「頭殻、重頭殻、尖頭殻」を2つ要求する。
    予め狙っておかないとなかなか手に入れにくいので注意されたし。
    また、最終強化の際真鎧玉に加えて瑠璃色の龍神玉部位ごとに1つ要求されるのも変化なしである。
    防御力は一部位174(爪護符込みで一式901)、耐性値は一律化し龍-4、他0とやはり高い水準なのだが、
    最終強化への道もやはり果てしない。強化したい者は連戦を覚悟されたし。

エスカドラXRシリーズ

  • エスカドラRもG級昇格を果たす。
    こちらはデザインが変わっており、4GのG級発掘装備のレア版と同じになっている。
    女性用は無印エスカドラ同等の見事な胸部装甲が蘇る。
  • 性能は多少ポイントが変動してはいるがエスカドラRと同じ。残念ながらXにあった剛撃のポイントはついていない。
    その代わりスロットは胴と腕に2個、頭と腰と脚に1個空いている。
    ポイントが増えた関係で一式装備すると中途半端にポイントが余るので、
    目的のスキルに合わせて適時パーツ単位で組み替えて使うことになるだろう。
  • 属性会心をスキルに組み込む場合、上位にも増してこの防具が使われることが多く、
    特に8ポイントに加えスロット1を備える脚部位はシミュレーターでヒットする確率が非常に高い。
    属性攻撃6(ガンナーは5)に属性会心2スロット2の腕部位もお呼びがかかることが多い。
    属性寄りの武器である片手剣や双剣などを使うならば、こちらの防具を是非作っておきたいところである。
    リーチの短い片手剣・双剣は肝心の素材元と相性があまり良くないのが難点か。

MHW:I

  • 大型アップデート第4弾にてアルバトリオンが登場。防具も解禁された。
    女性版は相変わらず胴の見事な胸部装甲が光り、脚のガーターベルトもなかなか蠱惑的。
    過去作のものと比べると、特にβが黒色の面積が広くなっている。
  • 作成には脚の古龍の大宝玉以外はアルバトリオンの素材しか要求されない。
    一応討伐せずともオトモのぶんどり刀を利用すれば作成可能だが、
    その場合角、翼、尻尾は破壊して持ち帰らなければならない。

EXエスカドラα・βシリーズ

部位αβ
スキルスロットスキルスロット
逆恨み+3Lv3×1
Lv1×1
逆恨み+3Lv4×1
Lv1×1
見切り+2見切り+1
体力増強+3Lv2×1
Lv1×2
体力増強+3Lv4×1
Lv1×2
逆恨み+2逆恨み+1
攻撃+3Lv3×1
Lv1×1
攻撃+3Lv4×1
Lv3×1
強化持続+3
攻撃+4Lv3×1
Lv1×1
攻撃+3Lv4×1
Lv1×1
龍耐性+3龍耐性+3
防御+3Lv2×3防御+3Lv4×2
Lv2×1
龍属性攻撃強化+4
一式逆恨みLv5Lv3×3
Lv2×4
Lv1×5
逆恨みLv4Lv4×6
Lv3×1
Lv2×1
Lv1×4
見切りLv2見切りLv1
体力増強Lv3体力増強Lv3
攻撃Lv7攻撃Lv6
龍耐性Lv3龍耐性Lv3
防御Lv3防御Lv3
強化持続Lv3
龍属性攻撃強化Lv4
シリーズ
スキル
煌黒龍の神秘
2部位以上:耐性変換【属性】
3部位以上:全属性耐性強化
 
  • 攻撃や逆恨み、見切りといった火力スキルに、体力増強、防御といった防護スキルを高い水準で兼ね備えてスロットも多い。
    耐性の方も過去作とは大きく変わり、炎、氷、龍の各活性状態を使いこなすからか火と氷が+3、龍が+2となっており、
    その上で水や雷もマイナスではなく0で踏みとどまり穴が無いとかなり優秀。
    特に龍属性は過去作ではマイナスだったものがプラスに転じ、更に腰に付いた龍耐性スキル、
    そしてシリーズスキルも相まって一式ではかなりの龍属性耐性を誇る。
    • ただ、耐性が優秀だからか防御力は初期値で160、カスタム強化を含めても198、一式合計でも最大990と
      前後発の防具にチラホラと部位200・一式1000を超えるものが存在する環境からするとやや控え目。
      それでも並の生産防具より遥かに硬く、βの龍耐性や防御スキルを発動すれば、
      総合的にはEXマムガイラや特殊個体シリーズにも引けを取らない。
  • シリーズスキルは2部位以上装備で発動し、防具の属性耐性値合計によって武器の属性値を強化する耐性変換と、
    3部位以上装備で発動する全耐性強化を備える。
    • 耐性変換は強化される数値が固定値のため、属性攻撃に有利な手数武器で使ってやると良い。
      防具そのものの耐性では炎、氷、龍が高いが、これ単体では実感できるほどの強化には繋がりにくいため、
      (一式では)龍耐性が発動している龍属性以外は各種耐性スキルや野菜系ネコ飯の援護が欲しい所。
      また、実際に属性火力を上げる為には属性攻撃強化スキルにスロット枠を割かれるので、
      攻防一体のスキルといえど過信は禁物。
    • 3部位以上装備で発動する全耐性強化は全属性耐性を1.2倍に強化する。
      字面だけなら防御を重視したスキルであるが、
      同時に発動する耐性変換スキルにより、上昇した耐性値が物理火力に加算される。
      耐性変換を使う場合でも、できれば3部位以上装備して使いたいところ。
      エスカドラシリーズは耐性に優れる為いっそ一式装備でもいい。
    • ちなみに、脚に付いている防御のスキルだが、
      防御珠を1つ入れてLv4以上にすれば防御力に加え全耐性+3される。
      スロットの空き具合と耐性変換でどれほどの火力になるか数値と相談してみよう。
    • 武器の属性値向上と複数の属性耐性上昇の効果が最も輝く相手モンスターは素材元のアルバトリオンだろう。
      どうしても勝てない場合は、ぶんどり刀と部位破壊で素材を集め、防具作成後に改めて挑む手もあるか。
  • パーツ単位でもかなり優秀で、特に龍耐性がプラスのため、
    スキルを突き詰めた結果、古龍防具ばかりで悲惨になりがちな龍耐性を補強できる。
    龍属性を使ってくるモンスターとの戦いが幾分楽になるだろう。
    • 胴はα・β共に現環境で強敵に相対するには必須の体力増強を1部位で最大Lv3まで発動できる。
      同じ特徴を持つ防具はEXレックスロアアーム斉天の具足もあるが、
      部位が違うので装備の組み合わせが広がる上、
      小さいながらスロット3個を保有するのは他の2種にはない特徴。
      狩猟スタイル次第では逆恨みも視野に取捨選択したい。 
      アルバトリオンの後に控えているもう一体の禁忌と戦う際にも、この体力増強の恩恵は大いに活きるだろう。
    • αの腕はなんと強化持続Lv3を備えている。
      EXマムガイラαシリーズに続いて1部位で最大レベルまで発動できる数少ない防具の一つとなり、
      その上腐らない攻撃スキルLv3に、Lv3・Lv1スロットを1つずつ備えており非常に優秀。
      スラアク、チャアク、操虫棍使いには垂涎の逸品となっている。むしろもう他の腕装備は使えない。
      βも攻撃Lv3はそのままにスロットがLv4・Lv3と強化されている為、
      強化持続が必要ない武器種でも採用しやすくなっている。
    • 脚のβはスロットLv4を2つにLv2を1つと高い汎用性を誇る。
      かのEXガルルガグリーヴβと同等以上の拡張性といえばいかに優秀かが分かるだろう。
      胴と併せて生存性を重視するハンターには重宝されるだろう。
      火力スキルが無いと敬遠するハンターには候補に上らないかもしれないが。
  • 属性攻撃が主体となるため、物理火力特化と違い相手の耐性に合わせて属性を調整する必要があるが、
    属性の活かしやすい武器種で、高い属性値の武器があれば中々の火力は発揮できる。
    有用性の高いスキルを個々に備えているため、属性攻撃を想定しない場合でもパーツ運用に採用しやすく、
    総合的に非常に優秀な防具と言える。

エスカドネコシリーズ

  • MHP3、MH4(G)、MHX(X)、MHW:Iではオトモアイルー用のエスカドネコシリーズが存在する。
    ラスボス古龍の素材を使うだけあって、どの作品でも最高峰の防御力を持つ防具となる。
    武器のエスカドネコサイスは漆黒爪【終焉】のミニチュア版である。
    こちらも斬れ味、属性値共に申し分ない優秀な性能を持つ。
  • MHP3ではアルバトリオンの素材を端材に変えれば即生産できたが、
    MH4では煌黒龍の端材がモンニャン隊の強敵・アカムトルム狩猟クエストをクリアした際に
    20%という低確率で入手できるのみというレアアイテムになってしまったため、
    一転して製作難易度が跳ね上がった。
    ただ、必要な端材の数は一式(武器込み)で合計5つと少なめなのが幸い。
    スキル「お宝ゲットの術」を持つオトモを組み入れるなどして根気よく挑戦してみよう。
    MH4Gでは、テオ・テスカトル戦で入手できるようになったため、作成難易度は若干落ちた。
    MHXではMHP3と同じく素材を端材に変換できる仕様に戻ったが、
    煌黒龍の端材だけでなく覇竜崩竜の端材まで要求されるブルジョワ装備となっているのみならず、
    アルバトリオンの解禁自体がHR80と非常に遅いことから、やはり作製には精根を要する。
    MHW:Iではオトモ装備生産の大幅なシステム変更に伴い、各部位ともアルバトリオンの素材一つで生産可能に。
    防具は頭に天鱗、胴に天殻が要求され、武器には天を統べる角が必要となる。
  • これ等の装備は煌黒の騎士が神々に戦いを挑んだ際に身に着けていたものであるらしい。
    扱う者次第で世に終幕を招くともされる、ハンター用のアルバ武器に負けず劣らずの危険な代物である。
  • MHXXからは防具の着彩設定にも対応。
    頭防具の薄紫に煌めく部分、そして胴防具の白い部分がカラー変更に対応している。
  • MHW:Iでも「EXエスカドネコα」の銘で登場しているが、端材ではなくアルバトリオン素材そのものを要求される。
    但し天鱗・天殻を1つずつと難しくはなく、いずれもぶんどりや落とし物でも入手出来る。
    また全耐性が0以上、特に火・氷・龍の3種が+になっており、防御力も一部位128と2位タイで、
    オトモ用ながらアルバトリオンの武具に相応しい力を持つ。
    • 後に追加されたEX黒龍αは防御力も130とこちらより僅かながら高い全防具1位。
      が、氷は0である上火・龍の耐性がマイナス、特に龍は一部位-4と耐性面で大きく劣る。
      龍はエスカドネコと比べて10%以上異なることになるため、オトモ用防具ながら明らかに耐久に差がつく。
      一方でこの防具では耐性値0止まりの水と雷は一部位2ずつと見事な差別化がなされており、
      どちらかに絞るというよりもどちらも作って使い分けるのが理想だろう。
      スキルの差が付くとかはないのでどちらかに絞っても大きな問題はないが

余談

  • 何故か各パーツの生産費用は全て66666zである。ミラルーツZシリーズミラアルマシリーズと同額である。
    また一段階強化する毎に他の防具の数倍の強化費用が必要。
    とは言え性能は値段に見合う物ではある。
    • なお、キリスト教においての666は不吉な数字とされる。
      詳しくはリンク先記事を参照してもらいたい。
  • この防具のスケッチは書士隊の手にある。
    本来武器工匠の職人の元になければならない筈の武具のスケッチだが、
    老いた職人が「もうこれを作ることはない。作るようなことがあってはならない。」と言い残し
    偶然工房を訪れていた書士隊員に押しつけるようにして渡してきたらしい。
    • これが事実だとすれば、剣士防具のスネオヘアーイカした角はこの職人のデザインだったことになる。
      …職人のセンスを是とするか否とするかはプレイヤー(あなた)次第である。
  • 語源は恐らく「eschatology」(終末、終末論)+「dragon」(龍)だと思われる。
    終末論とは、キリスト教の神学の一つで、
    人と世界の破滅やそこからの救世主による再生を学ぶ学問である。
    実際、アルバトリオン自身やその素材、武器には「見るものに終焉を呼ぶ」、
    世界に終わりが訪れる」など「終末」を思わせる解説文が多数存在する。
    余談だが、アルバトリオン戦のBGMも、正式なタイトルが判明するまでは、
    プレイヤーから「終焉終末」と呼ばれていた。
    • スペイン語で盾をエスクード(escudo)、鎧をアルマドラ(armadura)という。
      エスカドラシリーズは鎧や盾という言葉が似合うデザインではないため、
      これが直接の由来であるとは考えづらいが、
      ダブルミーニングとして含まれている可能性はあり得るだろう。
      アルバトリオンほどの強大な存在であれば防具を総括するような名を冠していても不思議ではない。
  • 公式ガイドブック等の3Gの防具紹介では
    G級のアルバトリオンがまだ登場していない時期にエスカドラXが掲載されていた。
    まあ、その段階で載せなければ時期や場を逃してしまうだろうから、
    妥当な判断だったと言えるだろう。
  • 禁忌の古龍の防具」という肩書き、そしてHR100にならなければ生産出来ない貴重性からだろうか、
    MH4ではフルゴアと同様ふんたーに好まれる一式装備の一つである(MH3の頃からこの傾向はあったが、MH4でオンラインのハードルが下がってから顕著にみられるようになった)。
    しかし上記の通りMH4のエスカドラは到底ふんたー如きが使いこなせるような代物ではなく
    クエストのお荷物になる場合が多い(エスカドラシリーズの防御力はMH4の生産防具中トップであるため、
    ある程度強化されていれば即死される可能性が低いという点では他の装備よりはマシと言える)。
    • 一方で、その秀逸なデザインを評価し、神おまでスキルをカバーしたエスカ一式を採用している
      非地雷ハンターもそこそこ存在する模様(流石にギルクエにまで出張してくるプレイヤーはいないが)。
      実際、上述の通り一式でもそれなりのスキルが発動するため、御守り次第では実用圏内と言えなくもない。
      このようにまともに運用しているプレイヤーも中にはいるため、装備だけを見て地雷認定するのはやめよう。

関連項目

モンスター/アルバトリオン


*1 種を明かせば初登場時から伝統の追加テクスチャーが今回も続投している為である