- 種族
- 古龍種(古龍目 滅龍亜目 ネルギガンテ科)
- 別名
- 滅尽龍(めつじんりゅう)
- 英語表記
- Ruiner Nergigante
- 登場作品
- MHW:I
目次
生態・特徴 
- 「古を喰らうもの」として知られる滅尽龍ネルギガンテの特殊な個体。
新大陸全土で発生した古龍の異常活性に伴って各地で痕跡が発見されていたが、
「大いなる存在」を追って淵源の孤島を訪れた新大陸古龍調査団の前に姿を現し、その存在が正式に確認された。
数多の死闘を制し続けて生き永らえている極めて強大な個体であるとされ、
対峙した存在を悉く殲滅する者として「悉くを殲ぼすネルギガンテ」と通称される。
- 外見上の特徴及び通常の個体との差異として、
ネルギガンテを象徴する巨大な角が根元から黒く変色している。
また、全身の棘の一部が通常の個体には見られない、
短いながらも強度と鋭さを増した「金剛棘」と呼ばれる特殊な棘に置き換わっている。
それだけに留まらず、悉くを殲ぼすネルギガンテは未熟な金剛棘が生える部位を地面に打ち付け、
その部位に生える全ての棘を破却する大技を行う事で、金剛棘の完全なる生成を促進させる。
そして破損した部位から成長する金剛棘はより野太く、通常の棘を遥かに上回る頑丈で攻撃的な凶器となる。
つまり、悉くを殲ぼすネルギガンテは種として元来有している圧倒的な再生能力に加え、
身体の部位を意図的に破損することにより強力かつ鋭い棘を新たに生成する自己強化能力をも有しており、
その性質から戦闘が進むにつれ破壊力と危険性が加速度的に増大していくという恐るべき特性を持つ。
- 通常個体と同様、途轍もない怪力と全身の棘を駆使した荒々しい肉弾戦を主体とするが、
更に極まった膂力と驚異的な破壊力を誇る金剛棘の存在から、その戦闘力は通常個体の比ではない。
金剛棘は強烈な衝撃に伴ってまさに爆散も同然の勢いで炸裂する性質を持ち、
悉くを殲ぼすネルギガンテは強大無比な怪力でもって各部位を各所に叩きつけ、
その衝撃とともに生え揃った金剛棘を爆裂させて対象を屠り去るという凶悪な攻撃を得意とする。
剛腕の一撃は硬い地盤を深々と穿ち、地面を容易く抉り取りながら対象を吹き飛ばすほどの威力を持っており、
直撃を受けた場合は言うまでもなく、単に攻撃の余波に巻き込まれた場合であっても命の保証はない。
度重なる攻防を経たネルギガンテはその総身に巨大な金剛棘を纏うに至るが、
この状態では巨大な翼の金剛棘を地面に突き立てながら外敵を蹴散らし、
地形さえも破砕しながら、まさに悉くを殲ぼすが如く暴れ回る。
- 長年に及ぶ古龍渡りの研究と並行する形で度々ネルギガンテと遭遇した新大陸古龍調査団は、
ネルギガンテの性質やこの特殊個体との遭遇を経て、ある一つの仮説を立てるに至った。
古龍種に属するモンスターの多くは、一般の生態系を逸脱するほどの驚異的な能力を秘めており、
その影響力は出現地域を中心とした環境や生態系に様々な形で作用する。
しかし、あまりにも強大すぎる力を持つ古龍種がその力をありのままに振るい続ければ、
最悪の場合は生態系の崩壊さえも招きかねないほどの「脅威」と化してしまう。
それほどの「脅威」を抑制する役割を担う存在が、他でもないネルギガンテ。
ネルギガンテが捕食を目的に古龍種を仕留める事でその影響力を遮断し、
結果的に過剰な被害が発生する事態を抑え込み、実質的に自然界のバランスを保つのである。
この役割についてはあくまでまだ仮説の域ではあるが、これが正しいとすれば、
ネルギガンテは大自然の持つ「自浄作用」の化身とも言える。
上記の仮説を完全に立証するには更なる調査が必要と考えた新大陸古龍調査団の面々は、
今後も新大陸に留まりネルギガンテの追跡調査を続けていく事を決定。
今日も多くの謎や大自然の神秘を解明すべく活動している。
- このような経緯により悉くを殲ぼすネルギガンテの調査を率先して行っている調査団からは、
爆鱗竜バゼルギウスの爆撃を全く意に介さず一方的に撃墜せしめたという報告のみならず、
古龍に匹敵するとされる生物や強大な大型古龍種を相手に互角の争いを繰り広げ、
互いに調査団ハンターとの死闘などを経て消耗していた状態ながら、
生態系を根源から壊滅させる力を持つ巨大古龍に強襲を仕掛け、
激しい抵抗を押し切って討ち倒してのけたという信じ難い報告も提出されており、
推察される「自浄作用」の化身としての性質も含めて、その脅威性および戦闘力は計り知れない域にある。
概要 
- MHW:Iで登場した、滅尽龍ネルギガンテの特殊個体。
物語上ではラスボスの前座として相見えることになるものの、
同時に本作における実質的な裏ボスも担っている、極めて特殊な立ち位置のモンスターである。- やや難読だが、読み方は「
悉 くを殲 ぼすネルギガンテ」。
後述もするが、漢字自体も間違えやすいので注意が必要である。
- やや難読だが、読み方は「
- 通常個体と比較して巨大な角が黒ずみ光沢を帯びており、
全身に生え揃った棘の一部が龍結晶を思わせる特殊な棘に変じている。
この変質した棘は「金剛棘」と呼ばれる代物で、通常のネルギガンテに生え揃っていた棘に輪を掛けて鋭利かつ頑丈。
また、傷が付くと白い棘が再生し、時間経過で硬化するという特徴は通常のネルギガンテと同じだが、
悉くを殲ぼすネルギガンテは専用の大技を行う事で、身体の一部位に生える棘を意図的に全て破却、
破壊した部位に生える未熟な金剛棘を完全に成長させる。- 通常個体は飽くまでも黒をベースとした体色だったが、
悉くを殲ぼすネルギガンテは金剛棘の銀色が強く前面に出ており、
金剛棘への移行が進むと黒と銀を織り交ぜた美しい色合いへと変化する。
アイコンもこれを意識した配色となっており、通常個体との差異は瞭然である。
- 通常個体は飽くまでも黒をベースとした体色だったが、
- 金剛棘は通常の棘よりも射出範囲が大幅に拡大しているのみならず、接触すると裂傷状態に陥ってしまう。
射出される棘自体も極太化しているため、初見では驚かされること必至。 - 戦闘能力についても歴戦(王)個体を含む通常個体とは大きく異なる仕様が存在する。
体力が一定を下回ると形態変化を行い、それに伴って攻撃モーションが増加した通常個体に対し、
悉くを殲ぼすネルギガンテは体力値が一定を下回るごとに新技『不倶戴天』を繰り出し、
その度に凶悪な攻撃モーションが解禁されていく。
詳細は戦闘能力の項目でも後述するが、討伐間際には通常個体に輪をかけて激しい死闘を交わすことになる。
MHW:I 
- 紅蓮滾るバゼルギウスや死を纏うヴァルハザクと同じく、
マスターランクでは通常のネルギガンテが出現せず、入れ替わるようにこの特殊個体が登場する。 - ストーリー中盤から終盤にかけて、謎の「歌」による古龍達の活性化に呼応するように、
各地でネルギガンテのものらしき痕跡が発見されるようになる。- 痕跡のビジュアルはネルギガンテのそれと瓜二つだが、
いざ調べてみると「???の痕跡」と表示され、何かしら異質な痕跡であることが示唆される。
- 痕跡のビジュアルはネルギガンテのそれと瓜二つだが、
- その後も肝心の痕跡の主は姿を見せないまま、古龍調査は終了。
調査団は地脈の続く先に「歌」の発生源が潜んでいるとの結論に至り、
新大陸と渡りの凍て地を取り巻く地脈の果てに存在する「淵源の孤島」に赴く。
だが孤島の中心に辿り着いたハンターの前に現れたのは「大いなる存在」ではなく、
通常とは明らかに異なる姿の滅尽龍、悉くを殲ぼすネルギガンテだった。- ここで初対面となるのだが、登場ムービーなどは存在しない。
飛来した悉くを殲ぼすネルギガンテが咆哮する様子が専用のカメラアングルで映し出され、
そのまま受付嬢の台詞とともに戦闘に突入することになる。
ムービーがないためお馴染みの別名と名前が紹介される字幕も表示されず、
正式名称が画面右側の目的欄に小さく掲載されるに留まる。
いきなり狩猟開始となる仕様も含めて、イレギュラー感を強調する演出と言えよう。 - なお、そのままステータスやアイテムを引き継いでラスボスとの連戦になるという仕様故か、
この時点の悉くを殲ぼすネルギガンテはステータスがかなり抑えられている。
ランク相応の武具を揃えて全力で挑めばまず負けることはないだろう。
石ころやハジケ結晶が配置されている為、ぶっ飛ばしや怯みも積極的に狙える。
ただ、剥ぎ取れる素材も同じくそれ相応にランクダウンしており、
剥ぎ取りや落し物で固有素材と古龍の大宝玉を入手することができなくなっている。
- ここで初対面となるのだが、登場ムービーなどは存在しない。
- 辛くも悉くを殲ぼすネルギガンテを討ち倒したハンターだが、
直後に例の「歌」が響き渡り、それに呼応するように大規模な地殻変動が発生。
遂に「大いなる存在」、地啼龍アン・イシュワルダが姿を現わす。
地殻変動に伴ってそれまで狩猟の舞台となっていたフィールドは崩落し、
倒れ臥したネルギガンテも地割れに飲み込まれ姿を消す。- この時点では名実ともに「ラスボスの前座」という扱いで、
受付嬢からも大いなる存在の調査遂行のために退けなければならない存在と認識されている。
「主人公との激闘の末に討ち倒され、現れた真のラスボスの力に飲み込まれる」という流れは
まさしく王道の前座ムーブであり、この時点で誰もがネルギガンテの退場を確実視したことだろう。
- この時点では名実ともに「ラスボスの前座」という扱いで、
- だがしかし、悉くを殲ぼすネルギガンテは息絶えてはいなかった。
一度は討ち果たされながらも再び目覚め、調査団に襲い掛からんと雄叫びを上げる
アン・イシュワルダの傍らの地面を突き破って突如出現。
一気に高高度上昇して狙いを定めると、そのまま地表目掛けて猛烈な勢いで突進、
なんとアン・イシュワルダに激突してその巨体を押し倒し、強引に抑え込んで喰らい付く。
そして揉み合いながらも頸部の一部を喰い千切ると、なおも自らを跳ね除けんと暴れる
アン・イシュワルダに渾身の滅尽掌を叩き込んで引導を渡し、死闘に終止符を打つのだった。
その後は天に向けて咆哮を轟かせ、調査団を見遣ると何処かへと飛び去っていった。- ちなみに、これは(悉くを殲ぼす)ネルギガンテが古龍を喰らう様子が描かれた唯一のシーンである。
その後の調査団とのやりとりでは「大いなる存在を喰らって満足した」ことを示唆する台詞があるので、
あれが所謂「古龍を捕食する行為」であったことは間違いないだろう。- ただこのシーン、どう見てもひと齧り分程度しか食べていない。
流石に通常の摂食行為で肉をひと齧りしかしないとは考え辛いので、
恐らくはアン・イシュワルダの保有する生体エネルギーが極めて強力であったために
ほんの一欠片で十分なエネルギーを得られ、満足して飛び去ったという流れだと思われる。
もしくは、調査団の強豪が揃っている状況でゆっくり食べるのは無理だと判断したのだろう。
- ただこのシーン、どう見てもひと齧り分程度しか食べていない。
- ハンターとの闘いで倒れ臥したはずの悉くを殲ぼすネルギガンテが生きていた、
ひいてはアン・イシュワルダに襲い掛かることができるほどの余力を見せたのは、
ネルギガンテが有する「自己再生能力」の賜物ではないかという考察がある。
絶命しない限り数秒で棘を修復できるほどの驚異的な再生能力をもってすれば、
ハンターと地啼龍が死闘を繰り広げている間に先の戦闘で失われた体力と傷を癒し、
超巨大古龍を襲撃できるだけの余力を取り戻すことも確かに可能かもしれない。
"数多の死闘を制し生き延びてきた"とされる悉くを殲ぼす個体ならば尚更である。- ただし、ネルギガンテ種について「部位の欠損(棘の破損)を再生できる」という設定は存在するものの、
「失われた生命力そのものを回復(治癒)できる」ことを示す設定や描写は現時点では確認されていない。
また、ネルギガンテが古龍種を襲うのは部位の再生と強化に莫大なエネルギーを要するためという設定から、
自己再生にあたってネルギガンテは多大なエネルギーを消費することが分かっている。
よって仮に再生能力に由来する擬似的な自己治癒が可能であったとしても、
この時点の悉くを殲ぼすネルギガンテはやはり相応に消耗していたと思われる。
- ただし、ネルギガンテ種について「部位の欠損(棘の破損)を再生できる」という設定は存在するものの、
- ネルギガンテが生きていた、という展開には細かい伏線がある。
実はこの時点でネルギガンテを倒しても、バウンティの「古龍種の討伐」や
「大型モンスターの狩猟」にカウントされないのである。
- ちなみに、これは(悉くを殲ぼす)ネルギガンテが古龍を喰らう様子が描かれた唯一のシーンである。
- エンディングにおいて、調査団の主だったメンツによる会話で
「ネルギガンテは自然の自浄作用だったのではないか」という仮定が挙げられる。
件のアン・イシュワルダは地脈に影響を与え、生態系を乱す正に"大いなる力"を有していたが、
対してネルギガンテは莫大な古龍のエネルギーを求め捕食する生態を持っているため、
つまり結果的に生態系に甚大な影響を及ぼす古龍を捕食し、被害の拡大を防ぐことが可能なのである。
無論、当のネルギガンテにとっては善悪や生態系のバランスなど全く関係ない、
ただ生きるために偶々そのような生態を獲得しただけである。
生態系というものが、生物たちが意識するわけでもなく
「ただ生きて、食う食われる」という関係だけで結果としてバランスが保たれているように、
マクロ的な観点で見ると大自然がストッパーを用意したとも言い換えられるかもしれない。- とはいえ、如何に大自然が誂えた"自浄作用を担う存在"と言えども、
悉くを殲ぼすネルギガンテが単独でアン・イシュワルダに抗し得たかは定かではない。
大団長の「調査団の活動も、あるいは自浄作用の一部だったのかもしれない」という言葉からは、
調査団とネルギガンテが(結果的に)共通の大敵を討ち倒すべく行動したからこそ、
「大いなる存在」の脅威を抑制できたのだというニュアンスも汲み取れる。
- とはいえ、如何に大自然が誂えた"自浄作用を担う存在"と言えども、
- エンディング後、導きの地を探索する過程でストーリーにて発見された個体が再び登場する。
挿入ムービーでは導きの地に辿り着いた主人公達に襲い掛かったバゼルギウスを強襲。
爆鱗の爆発を至近距離で浴びながらも幾度となく齧り付き、
あのバゼルギウスに一方的に悲鳴を上げさせるという圧巻の光景が展開される。
最終的にバゼルギウスの翼に喰らい付いた状態で共に森林地帯に落下していき、
主人公たちの周りは再び静寂に包まれる。 - 導きの地に入った後はしばらく姿を晦まし、再び登場するのはなんとMR99になってから。
「愛しの君とこの世のはたて」というクエストが解放され、本格的に相まみえることとなる。- 「はたて」とは漢字に直すと「果たて」や「極」そして「尽」と変換され、
「極まる」や「果て」という意味がある。
ストーリー中に何度も追いかけた滅尽龍ネルギガンテに相応しいクエスト名である。 - なお、ただ漫然とMR99まで上げても任務クエストは発生しない。
導きの地の地帯レベルの合計値を一定以上まで上げておく必要があるため、
導きの地そっちのけで装飾品集めに勤しむハンターでも少しは調査に手を回さなければならない。
- 「はたて」とは漢字に直すと「果たて」や「極」そして「尽」と変換され、
- 見事討伐に成功すると、MR100以降のキャップが解放されて自由に上げられるようになる。
以降は地帯レベルを満たすと導きの地で悉くを殲ぼすネルギガンテが出現するようになり、
それに伴って調査クエストも入手できるようになる。- 武具の作成の為の素材が欲しい場合は導きの地で出現を待つよりも
調査クエストを発生させる方がいいだろう。
その他のモンスターと同様に調査クエストは調査レポートから入手できるが、
受注条件がMR100以上となっている為、他人の調査クエストを利用して
悉くを殲ぼすネルギガンテを予習し、彼の武具を用意して任務に向かう、という手は使えない。 - フリークエストで出現しない事もないが、MR200の最終クエスト「新大陸の狩人達よ」でしか戦えない。
MHW:Iの集大成のクエストであり歴戦のテオ、ナナ夫妻及びイヴェルカーナも相手しなければならないので、
素材目的に戦うのはどだい無理がある。
素材目当てでもそうでなくても悉くを殲ぼすネルギガンテと連戦したいなら調査クエストか導きの地しかない。- 2020年3月6日に配信されるイベントクエスト「殲滅の主はまた鐘を鳴らす」は
悉くを殲ぼすネルギガンテの単体討伐クエストとなっており、
期間中に限るが安定して連戦する手段が登場する。
クリアできれば大霊脈玉も手に入るお得なクエストだが、
歴戦の個体が相手なので気を引き締めて戦おう。
- 2020年3月6日に配信されるイベントクエスト「殲滅の主はまた鐘を鳴らす」は
- 武具の作成の為の素材が欲しい場合は導きの地で出現を待つよりも
- MR99で最後に対峙する裏ボス的なモンスターでもあるためか、当初は歴戦の個体が存在しなかったが、
2019年12月5日のアップデート第2弾にて歴戦の個体が追加された。
導きの地にて地帯レベル7以上のエリアでランダムで歴戦の個体が出現するようになった他、
氷雪地帯では確定で歴戦の個体が出現する。
- 縄張り争いは通常個体同様のドス古龍に加え、本作のメインモンスターであるイヴェルカーナや、
古龍以外の相手として怒り喰らうイビルジョーや(激昂した)ラージャンとの間で確認されている。- イヴェルカーナとの縄張り争いはクシャルダオラとのものがベースになっており、地面に叩きつけるまでは同じだが、
イヴェルカーナが至近距離からブレスを直撃させ、悉くを殲ぼすネルギガンテを怯ませて終了となる。
また、悉くを殲ぼすネルギガンテがダメージを受けるタイミングが滑空からブレスに変更となっている。- この争いに関し、当初はイヴェルカーナ側がダメージが受けない場合があるという不具合があった。
現在はアップデートVer.12.01にて修正済み。
- この争いに関し、当初はイヴェルカーナ側がダメージが受けない場合があるという不具合があった。
- イヴェルカーナとの縄張り争いはクシャルダオラとのものがベースになっており、地面に叩きつけるまでは同じだが、
戦闘能力 
- 通常のネルギガンテは体力の減少に伴って、翼を軽く広げ基本姿勢の変化を行うという特徴があったが、
悉くを殲ぼすネルギガンテは狩猟開始時点で形態変化後の姿勢を維持している。
一方で、体力減少に伴って強化されるという特徴もまた大幅な仕様変更が行われたうえで続投しており、
攻め手を緩めれば苦戦は免れない。
- 肉弾戦を主体とし、荒々しく暴れまわる戦法は通常個体と同様だが、
悉くを殲ぼすネルギガンテは『金剛棘』と呼ばれる巨大な棘を生成することを可能としており、
金剛棘を破壊しながら広範囲にばら撒く範囲攻撃を得意とする。- 金剛棘は後述の専用モーションによって各部位の棘を破却することで生成される特殊な棘で、
通常の棘とは全く異なる部位として扱われる。
また、この破却→生成の流れは不可逆であり、金剛棘が通常の棘に戻ることはない。
「金剛」とは最も硬い金属を指し、ダイヤモンドの漢字表記でもあるが、
名称とは裏腹に、黒い棘と違って生えた部位の肉質を大幅硬化させる効果はない。*4
金剛棘の最大の特徴はその攻撃性で、
金剛棘が完全に生え揃った部位は基本攻撃に伴う棘飛ばしの範囲が大幅に上昇するのみならず、
発射された金剛棘に被弾した場合、大ダメージに加えて裂傷状態に陥ってしまう。
高火力の攻撃を矢継ぎ早に繰り出してくるネルギガンテ相手に悠長にしゃがんだりしている暇はない為、
アステラジャーキーやサシミウロコを持ち込むかスキルで対策しておこう。 - 傷ついた部位から再生する、従来の白い棘と硬質化した黒い棘も健在であり、
金剛棘が生え揃った後も、部位に傷をつければ金剛棘の隙間を縫うように再生する。
この関係上、白棘を集中して攻撃して棘破壊による確定転倒を狙うことも可能だが、
逆に白棘が再生した時にもたもたしていると、黒棘と金剛棘が同時に生え揃う。
一度でもこの状況に陥ってしまった場合、後述の仕様と合わさることで、
「ネルギガンテが金剛棘を乱射する一方でハンターの攻撃は碌に通らない」という地獄絵図となるため、
悉くを殲ぼすネルギガンテを狩猟する時は、狙いを定めた1部位を徹底的に攻撃するように心がけたい。
- 金剛棘は後述の専用モーションによって各部位の棘を破却することで生成される特殊な棘で、
- 新モーションとして右腕で地面を抉り取りながら突進する攻撃や、
滅尽掌と少し似た素早いモーションで地面に腕を打ち付け、
一息ついてから腕で地面を貫き金剛棘を大量射出するというフェイントじみた技など、
出が早く強力な攻撃が多く追加されている。- 特殊個体であるためか、歴戦王ネルギガンテの象徴的な大技だった低空跳躍前脚叩き付けは使用しない
(ただし後述する歴戦個体は繰り出してくる)。
歴戦王と比較すると威力や範囲が大幅に増した大技級の攻撃を矢継ぎ早に繰り出すが、
突然の把握し辛いピンポイント攻撃や位置取りを乱される必殺技に晒されるようなリスクは減ったと言える。
- 特殊個体であるためか、歴戦王ネルギガンテの象徴的な大技だった低空跳躍前脚叩き付けは使用しない
- 通常のネルギガンテの棘と同じく、金剛棘は破壊可能である。
棘飛ばし攻撃自体を封印することは不可能であるが、
棘飛ばしの攻撃範囲やダメージ、被弾リアクションを大幅に弱体化させることができる。
裂傷状態については完全に封印することこそできないが、やはり蓄積値を大幅に軽減することができる。
夥しい量の金剛棘を幾度となく射出するなど、
通常個体を凌ぐ圧倒的な再生能力を持つ悉くを殲ぼすネルギガンテだが、
金剛棘の破損と同時に再生機能にも障害が発生するのだろうか。
なお、金剛棘を部位破壊した後も通常の棘は再生する。
通常の棘が生えている場合でも、攻撃判定は弱体化した金剛棘で行われるため安心だが、
黒棘に移行すると肉質が極端に硬化するのは相変わらずのため注意。- ちなみに、この部位破壊は通常個体と違って正式な部位破壊であり、ちゃんと部位破壊報酬も貰える。
さらに棘が生える部位全てに個別に設定されているため、
角を含めて全て破壊すると7箇所分も部位破壊報酬を貰うことができる。
- ちなみに、この部位破壊は通常個体と違って正式な部位破壊であり、ちゃんと部位破壊報酬も貰える。
- 弱点属性は通常個体とやや異なり、
雷属性から龍属性が第一弱点となっている。属性武器で挑む場合は注意されたし。
ただ雷属性も通常個体ほどではないにせよ有効であり、
龍属性の通りの方がいいのは角、頭(棘なし)、前脚(黒棘)、翼(棘あり)、尻尾(黒棘)程度なので、
ネルギガンテ戦の基本である白棘状態の頭や前脚をひたすら狙う戦法をとるならさほど気にしなくていいだろう。
龍属性が最も有効なのは、肉質の硬い''角と黒棘’’であり、
双剣や弓などを用いて龍属性攻撃に特化した攻撃を行う場合には、
該当部位に傷をつけた上であえて硬い部位を狙う、といった戦法が有効になるだろう。
- Ver12.00からは待望の歴戦の個体が実装された。
元から高い攻撃力が更に上昇しており、如何なる防具であろうとほぼ全ての技で体力を半分以上削られてしまう。
大技のオンパレードではあるが、通常個体同様に俗にいう一撃技の類はなく、
体力増強Lv3を付けていれば余程のことがない限り一撃は耐えられるため、対策としては有効。
通常個体より裂傷になる頻度が高いため、慣れていない場合は裂傷無効スキルも検討したい。- 前述の通り、歴戦王ネルギガンテの低空跳躍前脚叩き付けを使用してくる。
こちらは少しだけ動作が緩慢になっている一方、
着地後にそのまま前脚を深く叩きつけ金剛棘を飛ばす強化が施されている。
上位歴戦王では多くの技から派生させハンターを苦しめてきたが、こちらでの使用頻度はかなり控えめで、
普段はワンツーと繰り出す猫パンチが片方で終わった際に派生させてくるパターンがほとんど。
跳躍叩きつけに次ぐ跳躍叩きつけで運ゲーと化すこともままあった上位歴戦王よりはマシではあるが、
モーションの出の速さは相変わらずな上、低確率だが連続で使用するケースもあるため油断は禁物。
敵に向いている状況で狙われた場合は、左側に回避することで、
追撃の金剛棘の範囲から逃れることが可能。 - 怒り状態では絶え間なく攻撃してくるが、疲労時などに見せる隙は引き続き存在する。
棘の状態次第では通常個体同様に部位破壊による連続ダウンも狙えるため、
やはり攻勢を掛けるタイミングと回避を優先するタイミングの見極めが重要である。
- 前述の通り、歴戦王ネルギガンテの低空跳躍前脚叩き付けを使用してくる。
変化・追加されたモーション 
- 以下、悉くを殲ぼすネルギガンテが繰り出す主な攻撃を抜粋して紹介する。
なお、攻撃名は公式ガイドブックに準拠する。
- 不倶戴天
- 新たな大技として、体力が一定量減るごとに『
不倶戴天 』を繰り出す。
両後脚にて直立姿勢をとり、低い声で雄叫びをあげる特徴的な予備動作を行ったのち、
一気に画面外まで飛び上がりターゲット目掛けて猛烈な勢いで急降下し地面に激突。
更に棘が生えた上半身の部位のうち1か所*5を思いっきり地面に突き刺す勢いで、
その部位の方向一帯に夥しい数の金剛棘を射出して追撃する。
攻撃後は地面に突き刺した部位を引き抜き、唸りながら当該部位に金剛棘を生成する。- 不倶戴天は最大の大技の一つだが、同時に一種の形態変化攻撃でもある。
悉くを殲ぼすネルギガンテは不倶戴天によって地面に突き刺した部位に金剛棘を生成するが、
以降は金剛棘を生成した部位を用いた新モーション(後述)が追加される。
また既に金剛棘が生成されている部位については不倶戴天の攻撃部位に選ばれず、
つまりは5回行う=上半身全ての部位に金剛棘が生え揃うと以降は完全に封印される。
不倶戴天を封印した悉くを殲ぼすネルギガンテは必然的に全身の部位が金剛棘化しているため、
金剛棘時限定の凶悪な新モーションを次々と繰り出してくるようになる。 - 棘の範囲も広く、かなり遠くまで攻撃判定があるため避ける方向を間違えるとかなり高確率で被弾するのだが、
実は予備モーションの咆哮時に振り上げた腕の方向に棘を飛ばすという法則があるため
これを利用して振り上げた腕と逆方向に逃げれば、余裕を持って回避出来る。
なお、正面に飛ばす場合は予備モーションで頭部を荒々しく振り回す。- 頭部を振り上げた時のみ、狙いを定めたハンターにホーミングして不倶戴天を繰り出す。
真後ろにいてもかなりの精度で攻撃を当ててくるので油断ならない上、
マルチだとどのハンター狙いなのかが分からない為、被弾はもちろんのこと
他のハンター狙いでも巻き添えを喰らわないように注意が必要。
- 頭部を振り上げた時のみ、狙いを定めたハンターにホーミングして不倶戴天を繰り出す。
- 不倶戴天は最大の大技の一つだが、同時に一種の形態変化攻撃でもある。
- 破棘豪撃
- 通常個体の切り札であった破棘滅尽旋・天はオミットされた*6が、
破棘滅尽旋・天に代わり黒棘の破却を担う新たな攻撃として、破棘豪撃が追加されている。
高く飛び上がり黒棘の生えた部位を地面に叩きつける大技で、
使用する部位によって叩きつけ後の追撃のモーションが変わる性質を持っている。
両翼の場合は乱暴に翼を薙ぎ払い、
両前足の場合は地面を抉りつつ対象に向かって突進する。
ダメージが高く、また最初の叩きつけに被弾してしまうと地面に叩きつけられる大ダウン状態に陥るため、
非常に凶悪な攻撃となっている。
特に前足のパターンで繰り出す突進はダッシュで逃げても引っかかるほどに誘導が強く、
ガード等の防御手段を持たない武器種には対処が困難。- 破棘豪撃に伴う硬化部位のリセットはハンターにとって大きなメリットであるのだが、
それ以上に棘を破壊できなかったことに対するペナルティという側面が目立つ。
黒棘を作らせないために棘の生えた部位を集中攻撃することを心がけよう。
- 破棘豪撃に伴う硬化部位のリセットはハンターにとって大きなメリットであるのだが、
- 両前足と両翼の4部位はこの破棘豪撃を繰り出すことで棘のリセットが行われるが、
頭部と尻尾には該当するモーションが無い。
つまり尻尾と金剛棘生成後の頭部に関しては自傷により黒棘が破壊される機会がなくなっている。
尻尾に黒棘が生えてしまうと部位破壊が非常に困難になってしまうし、
頭部の場合は狙いやすい弱点が消えてしまうため狩猟タイムに多大な影響を及ぼしかねない。
戦略上尻尾切断を狙う場合は邂逅直後に一気に切断してしまいたい。
ただし後述の通り、龍属性攻撃の通りが最もいいのはこの黒棘のため、
傷をつけた上で双剣や弓といった龍属性に特化した攻撃を叩き込むのは極めて有効である。
- 両前足と両翼の4部位はこの破棘豪撃を繰り出すことで棘のリセットが行われるが、
武具 
- 武器は通常個体の武器をそのまま強化する形となる。
上位武器の銘をそのままに【〇】と漢字が一文字入る。
例えば大剣の「滅鬼の凶器」なら「滅鬼の凶器【断】」という感じ。
形状はより鋭く刺々しくなり、白棘は金剛棘に変化し全体的に鈍く輝いて見える。 - 攻撃力は全武器中トップクラスまで成長し、
近接武器では素で100を超える非常に長大な白ゲージを獲得。
斬れ味はすでにMAXなので、あらゆる斬れ味補強スキルが不要。
紫ゲージは出ないものの、MHW:Iの紫ゲージの倍率はMHXXの時と同じく弱体化しているままなので
出ないデメリットは薄く、高い攻撃力と継戦能力で十分お釣りが来る。 - 一方で龍属性の伸びは武器によっては誤差レベルであり、
属性補正に下方修正が掛かった武器種では実際の数値がアップデート前の上位武器よりも低いなんて事も。 - 防具は「EXゾークシリーズ」。
オーグシリーズよりさらに棘が増え重厚さを増し、白棘や角のようだった部分は
金剛棘のそれへと変化している。
上位までのスキルを概ね踏襲しつつ、上位よりも増加したスロットと
シリーズスキルが2部位で発動するようになった事が大きな特長。
その詳細は当防具の記事を参照のこと。
余談 
- 誤記されがちだが、正式名称は「悉くを滅ぼすネルギガンテ」ではなく「悉くを殲ぼすネルギガンテ」である。
なお「殲」という字は単体で滅ぼす、尽きるという意味を持ち、「滅」とほぼ同様の意味となる。
二つを重ねた単語として、滅ぼし尽くすことを意味する「殲滅」が存在する。
ちなみに、別名である「滅尽龍」の「滅尽」も、「尽 くを滅 ぼす」と読める。
この「滅尽」→「悉殲」という変化についてはモンハンフェスタにて市原Dも言及しており、
やはりというか、意識したうえでこの名前がつけられているようだ。
- 英語名の”Ruin”は「破滅」という意味で、”Ruiner"で「破滅させる者、滅ぼす者」となる。
ただし、"Ruin"は英語だと「遺跡、滅んだ跡地」という意味で使われる事の方が一般的である。- 因みに後に発売されたモンスターハンターストーリーズ2 ~破滅の翼~における、
副題の”破滅の翼”の英訳は”Wings of Ruin”となっている。*7
- 因みに後に発売されたモンスターハンターストーリーズ2 ~破滅の翼~における、
- 戦闘能力の項にあるように、悉くを殲ぼすネルギガンテは不倶戴天という大技を習得している。
訓読みは「倶(とも)に天を戴(いただ)かず」、
「同じ世の中では生きていけない、生かしておけない」という意味で、
由来である古代中国の儒学者がまとめた書物「礼記」では「父の讐(あだ)は倶に天を戴かず」と
(父の)復讐という用法で使われており、強い憎しみ、怒り、復讐心を表している。
ハンターによって傷を負わされた悉くを殲ぼすネルギガンテが、
本気で眼前の敵を排除しようという強い怒りと殺意を込めて放つ、渾身の一撃といったところだろうか。- 物語中で出会う(悉くを殲ぼす)ネルギガンテは主人公と幾度も相見え、
トロフィー曰く「宿命」、調査団リーダー曰く「腐れ縁」と評されるほど縁の深い相手。
さらに、新大陸調査団を襲って総司令の片足を奪った因縁の相手であり、
大団長が強い熱意をもって追いかけ続けたモンスターでもある。
大きな方針のひとつに「自然との調和」を掲げている調査団メンバーと深い関わりを持ちながら、
必殺技に「共に生きるつもりはない」という名を冠されているのは意味深である。
この技を名付けたのは誰なのだろう? - 劇中のネルギガンテは
「現在の生態系とは共存不可能な者を殺す」
という役割を演じることで、不倶戴天を体現してもいる。
- 物語中で出会う(悉くを殲ぼす)ネルギガンテは主人公と幾度も相見え、
- 通常個体の頃からネルギガンテの武器は咎人=罪人に対する裁きや赦しが説明文に記載されていたが、
MHW:Iでの本種にまつわる話から考えると、
生態系の破壊を罪と見立て、それに対して裁きを下す者としての表現だったと思われる。
- 初めて悉くを殲ぼすネルギガンテと本格的に相まみえる「愛しの君とこの世のはたて」では、
導きの地の荒地地帯を縄張りとしており、初期配置と寝床も荒地地帯の一角となっている。
通常個体を含むネルギガンテと荒地の環境で戦うのは、なんと無印β版以来である。
その後は調査クエストにて大蟻塚の荒地にも出没するようになり、その際にはエリア10の沼地にも移動する。
MHWorldでジュラトドスとの初戦闘に際して挿入されるムービーでは
主人公が沼地でネルギガンテに襲われたボルボロスを発見するシーンがあるが、
エリア10で暴れる悉くを殲ぼすネルギガンテを見て件の光景を思い出したハンターもいるかもしれない。
- 今作では、報酬画面で部位破壊報酬の素材にカーソルを合わせると
どの部位を破壊したことによる部位破壊報酬であるかが表示されるのだが、
「悉くを殲ぼすネルギガンテ」という長い名前の為に、金剛棘破壊時の部位破壊箇所の説明文が非常に長い。
例えば左前脚の金剛棘を破壊した時に表示されるのは
「悉くを殲ぼすネルギガンテの左前脚金剛棘破壊」と実に22文字という長さであり、口にすると33文字である。- それもそのはず、「悉くを殲ぼすネルギガンテ」は、
コラボ系を除く公式のモンスター名としては12文字で最長である*8。
同等の長さのモンスターには、メインシリーズでは猛り爆ぜるブラキディオス及び、百竜ノ淵源ナルハタタヒメがいるが、
読みで言うとこちらが16文字でやはり最長となる。 - そのあまりの名称の長さにより、悉くから「こと」、
ネルギガンテから「ネ」を取って「ことね(ちゃん)」などと呼ばれることも。
可愛らしいというのには前例が居たような…
もちろん某天の神様とも関係がない - ネルギガンテがもともとネギ呼ばわりされていたので、
それに倣って「ことネギ」、「コトネギ」などとも呼ばれている。
- それもそのはず、「悉くを殲ぼすネルギガンテ」は、
- 概要で述べた通りマスターランクでは通常の個体と入れ替わる形で登場するのだが、
MRの龍結晶の地では通常個体の歴戦ネルギガンテの痕跡が残されていることがある*9。
単純に上位で拾える歴戦個体の痕跡をマスターランクへ流用しただけかも知れないが。
- 調査クエストでは、通常個体と違い導きの地を除く新大陸の各地で本種を相手することが可能である。
本来、調査クエストの狩猟地は「対象となるモンスターの生息地」であるが、本種の生息地は
導きの地である為(地帯レベルの仕様上)調査クエストが出ることは無い。
だがそれでは先述した最終クエストまで素材集めが出来ないことを考慮して、メタ的に調査
クエストでは各地に出没させているようである。
因みに、導きの地を生息地とするモンスターは本種を含め導きの地以外での探索には出没しない。
- 先述したように本種の生息地は導きの地であり、その奥地にはかのモンスターが存在した。*10
通常個体のネルギガンテは龍結晶の地に生息し、その奥地にはかのモンスターの幼体が存在した。
明確に関係がある描写は存在しないが、ネルギガンテとジーヴァ種には何らかの繋がりがあるのかもしれない。- もっとも作中ではネルギガンテ種はゾラ・マグダラオス、アン・イシュワルダとも対峙しているため、
単に活動的な超大型古龍を狙っているとも推測できる。
あるいは受付嬢の台詞から察するに、ムフェト・ジーヴァを捕食する為に導きの地に向かったのだろうか。
- 一方、ネルギガンテ種自体には別の目的*11もあるため、
それの達成のためにジーヴァ種との関わりを持つのは、何らかの理があるという考え方も可能ではある。
実際、作中ではジーヴァ種の活動により古龍エネルギーが豊富にある龍結晶の地、導きの地での確認例が多い。
- もっとも作中ではネルギガンテ種はゾラ・マグダラオス、アン・イシュワルダとも対峙しているため、
- 公式における「導きの地で多く狩猟されたモンスター」のランキングにおいて、堂々の1位を飾っている。
レア度12のカスタム枠増加に素材を使う事、全地帯に出現して素材を落とす頻度も高い事、
特殊ダウンも含め比較的狩りやすい事などが理由として挙げられるだろう。
悉く殲ぼされるネルギガンテとか言わない。
素材 
- 名前が長いためか、通常個体の時点でシンプルだった素材説明文が更に
貧相簡素になってしまっている。
世界観的にどういった存在であるかという考察に大いに役立ちそうな素材もあるだけに残念である。
- 不滅の厚龍鱗
- 汎用性の高い素材。
- 滅尽龍の重殻
- 防具によく使われる。
- 無窮の新生殻
- 特殊な性質を持つ。
- ちなみに「無窮」は限りない、無限、永遠などという意味。
- 滅尽龍の剛爪
- 非常に鋭い材質。
- 滅尽龍の重尾
- 強靭な材質。
- 殲滅の大剛角
- 武器の素材に有効。
導きの地に出現する個体からは「生者必滅の大剛角」が入手できる。
関連項目 
シリーズ/モンスターハンターワールド:アイスボーン
モンスター/ネルギガンテ
モンスター/錆びたクシャルダオラ - メインモンスターかつ、古龍種の特殊個体繋がり
武器/ネルギガンテ武器
防具/オーグシリーズ - 専用防具「ゾークシリーズ」についての記述あり。
フィールド/淵源の孤島
フィールド/導きの地
モンハン用語/特殊個体