スキル/災禍転福
Last-modified: 2019-09-27 (金) 12:33:21
MHW:Iで初登場した、特定の条件を満たすことで攻撃性能が強化されるスキル。
読み方はさいかてんぷく。
概要 
- 効果は「状態異常や属性やられを解除すると一定時間(90秒間)
基礎攻撃力、属性値、状態異常の蓄積値が強化される」というもの。
Lv1で基礎攻撃力+12、属性値+30、状態異常の蓄積値1.05倍、
Lv2で基礎攻撃力+15、属性値+60、状態異常の蓄積値1.1倍、
Lv3で基礎攻撃力+18、属性値+90、状態異常の蓄積値1.15倍という効果である。
- 状態異常関連のスキルとしては、他に死中に活が存在する。
こちらは状態異常時に回避時の無敵時間が大きく延長し、スタミナ消費量も減少するというもので
災禍転福とは相反するスキルであり、両立は不可能ではないが
状態異常を解除して再度状態異常になるという二度手間が発生する。
- 死中に活とは違い、状態異常の解除がスキル発動条件なので各属性やられとは相性がいい。
特に体力がガンガン減っていくため死中に活とは相性が悪いとされてきた火属性やられとの相性は破格の良さ。
他には、モンスターがガンガンばら撒くので状態異常にかかりやすく、火属性やられと同じく前転で解除できる
爆破やられも好相性だろうか。
- 死中に活では仕様上麻痺、気絶、睡眠、といった攻撃不能となる状態異常は意味がなかったが、
災禍転福では問題なく発動できる。
属性やられに比べると積極的にかかりに行くのがやや難しいのが難点だろうか。
漢起爆さながらにガスガエルのガスをモンスターと一緒に浴びるくらいか
- ちなみにこのスキルは、90秒以内に再度状態異常を解除すると効果時間が上書きされる。
そのため、前述のように定期的に状態異常にされ、アイテム無しで簡単に解除できる
火属性やられとの相性がかなり良く、常時攻撃力を上げることも不可能ではない。
状態異常の解除が条件であるので、アイテムを利用してすぐに解除できる状態異常が好ましいが、
麻痺や気絶はアイテムで解除できず、大きな隙も晒すため、そのまま災禍転福を積んだだけでは活かしづらい。
- ただし、スキルを使えば利便性は大きく上がる。
状態異常耐性のスキルは最大Lvが防止効果になっているが、
それ未満のスキルは状態異常の持続時間減少になっているものが多い。
つまりアイテムで解除できない麻痺や気絶も耐性Lv2で運用すれば
晒す隙を大きく減らし災禍転福の発動もしやすくなる。*1
特に気絶耐性はMHW:I発売後は効果が上昇し、Lv2では90%時間を短縮できるため、
被弾が多くて気絶耐性を付けているハンターなどでは
耐性のLvを意図的に下げて災禍転福を合わせる戦法もあり得る。
しかし、90%短縮とはいえ隙を晒すことに変わりはないので、
効果を得る前に追撃で乙る可能性があることも忘れないようにしよう。
- 当然、状態異常を防止してしまう耐属性の装衣、免疫の装衣、各状態異常の耐性スキルLv3とは相いれない。
まさか耐性スキルLv3と免疫の装衣にこのスキルを合わせるハンターはいないだろうが、
耐属性の装衣は属性ダメージそのものの軽減も担っているため、特に属性ダメージが痛いモンスターの戦闘には
災禍転福を活かすか多少死にスキルになっても安全性を重視するか悩ましいところ。
- 最も効果を発揮できるのは解除の煙筒だろう。
属性やられや状態異常になるたび解除すれば
最大150秒近く効果を得られる。
再使用までの時間も比較的短いので属性攻撃や異常を多用するモンスターには火力転化できる。
- 装衣の場合、着る前に状態異常や属性やられになっていれば、着た時点でスキルが発動する。
装衣の効果時間は長くても180秒なので半分ほどの時間は耐性を得つつ
災禍転福の効果も発揮できるので完全に相性が悪いというわけではない。
- またマルチプレイでは他ハンターによるバフで思うように運用できないこともある。
火事場と同じくソロで輝くタイプのスキルと言える。
余談 
- 一見実在しそうだが、「災禍転福」という四字熟語は存在しない。
似たような字面の四字熟語である「転禍為福」を捩った造語だと思われる。
災い転じて福と為す、と言えば分かりやすいか。
「降りかかった災難を上手く活用し、自分に役立つものとして利用する様」を意味し、
まさにこのスキルの効果を体現している。
関連項目 
スキル/逆上 - 条件下で攻撃力が上昇するスキル
スキル/闘魂 - 同上
スキル/無傷 - 同上
スキル/底力 - 同上