無印からMHP2G、MH4(G)、MHXX、MHW:I、及びMHFに登場する防具。
目次
概要・性能
- 黒龍ミラボレアスの素材から作られる防具一式。
どの作品でも「ドラゴン」の名に相応しい防御力の高さを持つ。
- 黒龍素材のほか、リオレウスやリオレイアのレア素材も必要になる。
それ故か、頭のパーツと角の色を除けば、
見た目はほとんど初代レウス防具と同じになっている。
無印
- ミラボレアスが出現するのはハードランクのクエストのみだが、
防具としてはハードランクを表す「G」の付かないノーマル版のみ。
ダメージ高速回復、攻撃力UP【小】、風圧無効の3つのスキルが発動するうえに
防御力はラオシャンロン防具と並ぶ最大値という、
作成難易度に見合った高い性能を誇る。- 攻撃力UPが【小】止まりなのは一見してラスボス装備としては物足りなく見えるが、
当時は小で倍率+3だった一方で大でも+5しか効果がなかったため大差はない。
- 攻撃力UPが【小】止まりなのは一見してラスボス装備としては物足りなく見えるが、
MHG・MHP
- MHGとMHPでは、集会場緊急として出る最終も最終のはずの黒龍素材が
ノーマル・ハード・Gクラス*1のように3種類にわけられており*2、
それに応じてドラゴン、ドラゴンG、ドラゴンSシリーズが作れるようになっている。
外見はどれも同じ。- 前者2つは作製難度の割に性能が見合わず、作る価値は低い。
一応、イベントで上鱗堅殻までの素材を出す黒龍クエがハード、つまり集会所★5相当にあるが、
ミラボレアスはGクラスと同じ強さで、しかも50分一発勝負仕様。
ハードの装備でソロ撃破は現実的ではない。
- ドラゴン一式を装備すると無印同様のスキルが発動する。但し風圧は小まで。
その他、地味にノーマル級最強の防御力を持ち、また前作から防御力も変わらず一部位24。
その為、無印オンラインでドラゴン装備を作っていた人は懐かしめるかもしれない。
が、精々その程度である。- ただしMH無印から引き継いでいた場合は、ノーマル級防具として見れば
スキル・防御ともに豪華なのでハード級における優秀なスタートダッシュ防具の候補にもなりうる。
奇しくもこの立ち位置はMHP2→MHP2GのドラゴンSと一致する。
とはいえG防具もこぞって引き継げるので、他のG防具も持っていれば一気に微妙な立ち位置になるが…
特に一部位30、腰に匠SPまであるグラビドGシリーズあたりを揃えていれば目も当てられない。
- ただしMH無印から引き継いでいた場合は、ノーマル級防具として見れば
- G一式については、風圧小無効が風圧大無効にまで強化された。
また、防御力も一部位34と、護符爪さえ持てばG級中堅クラスの防御力にはなる。
…のだが、他のプラススキルが攻撃力UP小しかない上にほかは腹減り倍加と防御ダウンと、
やはり入手難易度に見合わない。
一部位毎のスキルポイントも隔たりがないため、防具パーツとしての価値も低め。
スキル構成的に、風圧SPを持つものの防具自体が腕までしかない
ディアブロ系統と組み合わせるのが精々といったところだろう。
さらに言えば製作難易度自体も火竜の逆鱗などが要求されやけに高いし、
当時のミラボレアスはハード級の時点で立派なG級クラスのステータスを持つので
適正ランクではそもそも倒すのすら難しい。
- 前者2つは作製難度の割に性能が見合わず、作る価値は低い。
- では、Sではどうかというと一式で攻撃力UP、業物、ダメージ回復速度+1、気絶倍加が発動する。
防御力は当時最強の一部位44、耐性も龍以外全て0以上とここまでは優秀。ここまでは。
…が、MHPでは業物に「斬れ味の消費が通常の場合1/2で0」の効果がなく、
心眼に「はじかれたときの斬れ味消費を半分に抑える」効果があった上、
気絶スキルのマイナスが-19と冗談のような数値で、「3箇所も装備すれば気絶倍加がつく」のもあって
攻撃と回復速度目当てのパーツとしてすら使い道が少ない装備。
後年のMHW:IBでは気絶無効が発動しているとは思えないSPである
攻撃力UPの数値も当時は小で3しか上がらない、中で5、大でも僅か10という控えめな数値であり
その性能は悪い意味で推して知るべし。
攻撃、業物が今と同じ性能であれば当時の水準としてはなかなかだったのだが……- なお、MHGでは攻撃力のSPが14なので攻撃力UP【小】止まりだったが、
MHPではSP16で【中】になる。どんぐりの背比べレベルではあるが。
ガンナーではデフォルトで装填速度+2が付くほか、
被ダメージの大きいガンナーにうれしい精霊の加護も発動するなどそこそこ優秀。
耐性も龍以外全部10以上と非常に高い。
防御-15も発動してしまうが、この際目をつぶろう。
剣士が超優秀だがガンナーが残念というミラバルカン装備とは対照的にも思える。
もっともあちらはマイナスになるスキルしかないというこちらより輪を掛けて酷い、
足枷同然の装備となっているが - なお、MHGでは攻撃力のSPが14なので攻撃力UP【小】止まりだったが、
MH2
- ドラゴンシリーズ、および派生先のドラゴンSシリーズが登場。
ちなみにドラゴンシリーズLv3からはミラバルカンシリーズにも派生できる。
- ドラゴンシリーズのスキルは剣士用一式で麻痺無効、毒無効、気絶無効。
どういうわけかMHG・MHPで気絶倍加が発動していたのとは一転して気絶無効が発動するようになっている。
後の護法に繋がる伏線なのだろうか?
しかし麻痺と毒を両立するモンスターなど当時は皆無であり*3、
すべてのモンスターでなんらかの死にスキルが発生してしまう。
- ドラゴンSシリーズは剣士用は見切り+2、業物、斬れ味レベル-1。
……斬れ味レベル+1ではない。-1である。
シリーズを通して唯一、一式装備で匠のマイナススキルが発動する防具となっている。
見切りは現在より効果が低く、当時の業物は実質ガンランス専用スキルとなっており、
強烈なマイナススキルに見合う性能は全くといっていいほどなかった。
もっとも、当時のガンランスは元から弱小の武器種だったが…
ちなみにフル強化しても一式での空きスロットは3つである。匠のマイナスを打ち消すのがやっと。- 一応当時の見切りには今で言う心眼の効果が複合されていたため、
運用意図としては「見切りで硬い部位を殴り、業物で斬れ味消費を軽減する」なのだろうが、
実際には、当時の仕様で心眼効果ではじかれを無効化した時点で
斬れ味消費は通常通りになっているため
業物は実質無意味であり、ちぐはぐな組み合わせ。
それに対する代償がマイナススキルである斬れ味レベル-1と凄まじいデメリットになっている。
そして、やはりフル強化しようともスロットは一切開かない。
スキルに一切の調整が効かないため、せっかく追加したところで徹甲榴弾を無反動で撃てないのである。 - 一応当時の見切りには今で言う心眼の効果が複合されていたため、
- MH2当時の防具強化システムの都合上、レベルアップごとに各種素材が必要となるのだが、
ドラゴン・ドラゴンSシリーズにおいてはこれが想像を絶するほどのレア素材のオンパレードであり、
夫婦や古龍連中の逆鱗や宝玉などといったレア素材を
1回強化するたびに複数要求してくるという壮絶なマゾ仕様となっていた。
当然部位ごとの要求であり、一式揃えようものなら要求量は5倍。
特にドラゴンシリーズLv5で要求される雌火竜・火竜・老山龍の3大紅玉要求は目を疑う。
そこまでして作ったところで、上記の通りあまりにも完成品の実用性が低く、実際に作成したハンターは皆無だったと思われる。
MHP2(G)
- 上位装備のドラゴンSシリーズとG級装備のドラゴンXシリーズに分けられる。
ドラゴンSシリーズ
- 剣士だと業物と心眼、ガンナーだと通常弾・連射矢威力UPと自動装填が発動する。
どちらも攻撃的なスキルだが、マイナススキルが見切り-1と悪霊の加護の2つも発動してしまう。
また耐性も龍耐性以外にマイナスはないが、肝心の龍耐性は致命的なまでに低い。
さらに空きスロットは全パーツ合わせて4個しかなく、
武器スロットも使わなければ砥石高速化すら発動できない。
典型的な「悪くはないがもっと作り易くて良い装備がある」という例である。- なお、ドラゴンSシリーズの外見はとても鎧には見えず、
きぐるみやらトカゲのバケモノなどと言われているフシもある。
ちなみにミラバルZとミラルーツZの見た目は色違いのドラゴンSであり、
つまりは色違いのトカゲのバケモノ。
通常のミラバルカンシリーズとミラルーツシリーズがそれぞれスマートでかっこいい見た目だったのもあり、
一纏めにされているのは残念である。
- なお、ドラゴンSシリーズの外見はとても鎧には見えず、
ドラゴンXシリーズ
- フル装備でレアな複合スキル、護法が発動する。
これひとつで毒、麻痺、気絶、睡眠を完全防御できるため、対ゲリョスなどでは非常に役に立つ。
他は剣士だと業物、ガンナーだと貫通弾・貫通矢威力UPが発動し、共通で回避距離が付く。
ドラゴンSとは異なり空きスロットもそれなりにある点も特徴。
しかし致命的な龍耐性の低さだけは相変わらずで、剣士装備だと-25である。
さらにマイナススキル龍耐性-10により、最終的にはなんと龍耐性-35。
この装備でティガや古龍に挑むのは無茶を通り越して自殺志願だと思われても無理はない*4。- ただ、逆に言えば龍耐性以外に目立った欠点が無いとも言える。
発動スキルも攻守ともにバランスが良く、多くの相手に安定した狩りができるだろう。
仮にマイナススキルを消しても元が-25と絶望的な数値のため、無視してもよい。
- ただ、逆に言えば龍耐性以外に目立った欠点が無いとも言える。
- ドラゴンXシリーズの外見は一言で言うならば、悪魔である。
翼の影響で胴体は大きなシルエットなのだが、全体的にかなり細身であるため、
若干バランスに違和感を覚えるかもしれない。
とはいえ、中には翼のついた胴装備を他の装備と組み合わせてオシャレ装備として着こなしている者もいる。
男性用と女性用では翼の角度が違う。また、ガンナー用では翼が少したたまれ、手足に爪が付く。
ガンナー用ドラゴンSの腰とドラゴンXの胴体を組み合わせると、翼が背と腰の計四枚というドエライ事に。
MH4(G)
ミラボレアスの復活に合わせて防具も再登場。
ドラゴンシリーズ
- 下位装備が存在しない他の防具に合わせて、名前は『ドラゴンシリーズ』となっている。
一式で生産しようとすると黒龍の角を大量に要求されるため、結構大変。
- 一部位84という相変わらずの高防御力、そして龍耐性の残念さを誇る一方でほかの耐性は優秀……
と思いきや耐性はほぼ劣化。剣士では龍耐性は一部位-6になり、火耐性も-3に。
更に従来プラスであった氷耐性も-1になってしまう。
雷と水は一応+2だが、これは前と全く変わらない数値。どうしてこうなった……
一方、ガンナーは全部位剣士+1となっている。- ちなみに、MH4Gではミラバルやエスカドラのようなドラゴンよりも防御力が高かった防具も
軒並みドラゴンと同じ防御力に調整されている。
- ちなみに、MH4Gではミラバルやエスカドラのようなドラゴンよりも防御力が高かった防具も
- スキルはというと、痛撃に業物/貫通弾・貫通矢UP、見切り-1。
そしてスロ3が頭と腰にあるスロット10と拡張性が高い。
幸い、剣士・ガンナー共にスキル構成がほとんど変わらないシルバーソル防具が今作でも続投している。
混合防具にすることで、マイナススキルを打ち消しつつスロット10を温存し、属性耐性も安定する。
このあたりのスキル構成を目指すのであれば一式より混合防具での運用が望ましいだろう。
- 外見はシリーズ初期のもので今作でいうEXレウスに酷似したもの。
MHP2Gではブラックシリーズとして扱われているデザインであり、
このデザインがドラゴンシリーズに使われるのは実にMH2以来となる。
ドラゴンXシリーズ
- MH4の時点では発掘装備限定でドラゴンXシリーズが登場した。
デザインはP2Gのものの流用と新たに用意されたレアデザイン版がある。
続編のMH4GではG級対応に伴い生産防具も復活した。
- 発掘装備レア版
- 男性用はP2GのドラゴンXのデザインを踏襲しつつ、
腕や脚、尾を模した意匠がよりリアルになっており、非常に人気が高い。
一方の女性用は臀部とふとももが露出するようになっており、
悪魔っ娘的な外観も相俟ってエロいと話題になっている。
- G級発掘装備レア版
- 4Gにて新たに用意されたG級限定のレアデザイン版で、
デザインは剣士、ガンナー共通で上位ドラゴン寄りのデザインになっており、特徴だった翼も無い。
また、頭防具の見た目が非常に不気味であり、好みが分かれるデザインである。
ぶっちゃけ上記のかっこいいドラゴンXを求めていたハンターにとっては一種のハズレである。
- 生産防具
- 発動スキルは上位防具を順当に強化したものであり、
業物/貫通弾強化を筆頭に、弱点特効が無慈悲に強化され、新たに納刀術が発動する。
マイナススキルは見切り-1の代わり*5に雑念が発動する。- なお、一式で無慈悲が発動する唯一の生産防具となっている(詳しくはこちら)。
加えて、匠/装填数のスキルポイントが+6ポイントあり、その気になれば業物/貫通弾強化との両立も可能。 - 大剣や弓などの雑念がそのまま戦闘に影響する武器種とは相性が致命的に悪い一方で、
片手剣やボウガン系などの武器種には全く影響が無いので、
使用武器を選べば実質マイナススキルなしで運用できるのが嬉しい。
また、ハンマーでは溜め2メインの運用方ならプラススキルにもなりうる。
スロットは各部位1つずつ減らされてしまったが、より攻撃的な構成になった。 - 納刀術や無慈悲がついているので、納刀が遅く弱点をピンポイントで攻撃できるランスとの相性が良く、
雑念も効果が無いので、これにガード性能などをつけるとランス装備として使える。
他のランス装備と比べてしまうと決して強いとは言えないが、
後述するこの装備の見た目が気に入っているならやってみる価値は十分あるだろう。 - 作製難度も高く、黒龍の素材を山ほど使うのはともかくとして、
頭に鎧竜の天殻×1、胴に火竜の天鱗×1、腕に雌火竜の天鱗×1、
腰に火竜の紅玉×3、脚に雌火竜の紅玉×3を使う。
一式でなければ無慈悲の発動は難しいので揃えたいところだが、
面倒なら胴だけ作って他を胴系統倍加にするという手もある。
その場合、一式と比べて匠のSPが1減ってスロットが1つ減り、雑念のマイナスが2増える。
一式の下位互換になるが、スキルは全て発動するので十分ではある。
一応、頭以外は山菜ジイさんに交換してもらうという手もある。 - ちなみに、この防具の見た目はP2(G)のドラゴンSシリーズの流用となっている。
…もう一度言うが、ドラゴンXではなくドラゴンSである。
つまり例のトカゲのバケモノ再臨。
P2GのドラゴンXの再来を期待して落胆したプレイヤーも多い。
- なお、一式で無慈悲が発動する唯一の生産防具となっている(詳しくはこちら)。
MHXX
- ミラボレアスの復活に際して登場。
ミラボレアスがG級でのみ登場するので、防具もドラゴンシリーズのみである。
- 一式での発動スキルは、共通で久方ぶりの護法、
剣士は業物と斬れ味レベル+1、ガンナーは通常弾強化と貫通弾強化。
龍耐性は-20と低いが、火耐性は-5とかなり改善され、
以前はマイナスだった氷耐性は0、雷と水はそれぞれ剣士が+10、ガンナーが+15となった。
スロットは8つあるが、3つ空いている部位が無いため意外と拡張性はない。
共通スキルの護法は基本的な状態異常を無効にしてくれる強力なスキルではあるが、
気絶はまだしも他3種の状態異常が1クエスト内で飛んでくることがまずないので、
特性を活かすのはかなり難しい。- 剣士防具は匠と業物を一式で両立できる数少ない装備だが、
斬れ味レベル+2と業物を両立した上で他の火力スキルも盛れるグギグギグや、
グギグギグの弱点である雷耐性で差別化しようにも、真打搭載で雷耐性の高いミラルーツシリーズの存在、
護法自体が被弾前提のスキルであるなど、一式運用においてはライバルも多い。 - ガンナー用は通常弾と貫通弾の双方を強化できる強力なものだが、
同時狩猟や連続狩猟、獰猛化や二つ名モンスターのような
弾切れを起こしやすいクエストに挑む場合でなければ長所を活かしづらい。
さらに、被弾しないのが基本となるガンナーでは護法が剣士以上に活きにくいことに加え、
剛弾と見切りまで付いてくるガンナー版ミラルーツシリーズの存在もあって、
一式よりも2種類の弾を使うスキル構成を組む時にパーツでの運用で呼ばれることが多い。
とはいえ、気絶無効で雷属性やられの対策をするついでに麻痺も扱う雷属性モンスターを相手にする場合や、
睡眠以外が全て飛んでくる紫毒姫狩猟依頼G5など、クエストを選べば十分活躍できるだろう。
- 剣士防具は匠と業物を一式で両立できる数少ない装備だが、
- Xシリーズの慣例として究極強化には一部位ごとに激レア素材が要求されるが、
この装備では邪眼で勘弁してくれる温情仕様。古龍の大宝玉だったりしないのはありがたい。
- ちなみに今までの無印ドラゴンの見た目は既に使われているが故か、
こちらの見た目はまた例のトカゲのバケモノになってしまっている。
だが、防具合成のシステムがあるので、デザイン面で悩むという事は無いだろう。
ただし、オシャレ装備と名高いP2GのドラゴンXや
4(G)の発掘装備レア版の見た目のものは残念ながら存在しない。
幸いな事にガンナー防具はそれなりにカッコいいので、
ブラックシリーズ等と組み合わせれば近い見た目にする事は出来る。
イベクエ解禁で製作可能になったGXミラバル・ミラルーツシリーズも例のトカゲのバケモノだったため、
P2G以来のトカゲのバケモノ揃い踏みとなった。
誰得…と言いたいが、中にはこの見た目の方が良いという人もいるようだ- 剣士用の腰部位は、腰に巻くというよりも穿く形に近い特殊なデザインをしている。
女性用キリン脚のように、何がとは言わないが際どいものと合わせると凄いものを見られるため、
あえてトカゲのバケモノデザインを活かした防具合成をしてみるのも面白いかもしれない。
- 剣士用の腰部位は、腰に巻くというよりも穿く形に近い特殊なデザインをしている。
MHW:I
- Ver.15.01で、ミラボレアスとともにEXドラゴンシリーズα・βとして再登場。
これまでの登場作品と比較してもかつてないほどに強力なこのモンスターに挑み、
素材を揃えた者のみに製作が許される装備。
何よりデベロッパーズダイアリーや公式Twitterでの発言から、この装備に期待するハンターも多かった。
そして気になるスペックはと言うと...部位 α β スキル スロット スキル スロット 頭 気絶耐性+3 Lv3×1
Lv2×2気絶耐性+3 Lv4×3 ガード性能+3 胴 弱点特効+1 Lv4×2
Lv3×1弱点特効+1 Lv4×3 回避性能+2 回避性能+1 腕 弱点特効+1 Lv4×1
Lv1×1弱点特効+1 Lv4×3 匠+3 腰 見切り+3 Lv4×1
Lv3×2見切り+2 Lv4×3 弱点特効+1 脚 回避性能+1 Lv4×2 回避性能+1 Lv4×3 匠+2 一式 匠Lv5 Lv1×1
Lv2×2
Lv3×4
Lv4×6気絶耐性Lv3 Lv4×15 気絶耐性Lv3 見切りLv2 見切りLv3 弱点特効Lv2 弱点特効Lv3 回避性能Lv2 回避性能Lv3 ガード性能Lv3 シリーズ
スキル黒龍の伝説
2部位以上:継承(全極意解放)
4部位以上:超越(真・業物/弾丸節約)
(加えて、常時体力とスタミナ上限+100。同系統の効果と重複不可)
強すぎる。
- 最終環境において最強のモンスターを倒したハンターのみに許される装備だけあって、
特段の理由がなければそれ以前の防具を全て不要としてしまうほど圧倒的な性能を誇る。
- まずスロット数がおかしい。αシリーズでも他防具のβシリーズ以上のスロット、
βシリーズに至っては全部位がLv4スロット×3というどこぞのカマキリもビックリな異次元の拡張性を獲得。
スキルに関しても気絶耐性、弱点特効、回避性能、見切りが共通で発動し、
αシリーズで匠とガード性能が追加されるという汎用性の高い構成である。
ガードを多用しない・使わない武器ならば頭をβにし、ガンナーならば腕と脚もβにすると良いだろう。- スキル構築の際、優秀なスキルを持つレベル2・3の装飾品を
レベル4のスロットに入れることが多いので、少々もったいない気がしないでもない。
他の防具からすれば贅沢すぎる悩みなのだが… - 大抵の場合は複数部位での運用になるが、一応部位別に見てみると
特に優秀なのが見切り3・弱特1に加えてLv4・Lv3×2のスロットを持ち、作成時に邪眼を使わずに済むα腰。
α頭も気絶耐性3に加えガード性能3が発動するため、
汎用性は勿論シールド付きヘビィボウガン等のピンポイントな需要にも対応できる。
- スキル構築の際、優秀なスキルを持つレベル2・3の装飾品を
- 次にシリーズスキルだが、2部位で発動する『継承』の全極意解放は、
文字通り全ての極意スキルを解放するという効果。
公式発言の際は「解放されたとしても解放分までスキルを積めるのか」という懸念の声もあったが、
2部位で発動、その上で防具の性能自体も優秀すぎたため、完全な杞憂に終わった。
- さらに4部位装備で『超越』が発動。
真・業物/弾丸節約に加え、クエスト開始時、及び力尽きた時に最大体力とスタミナが+100されるようになる。
体力・スタミナは200で頭打ちなので、事実上の必須スキルだった体力増強を切れるのは勿論、
弾持ちのために拡張性の低いEXナルガ装備を使うか、
護石の枠を割く必要のあったガンナーにとっては特に朗報と言える。
スタミナ消費の激しい武器種にとっても管理の負担が軽くなるので非常に有り難い。
- こうした恩恵により得られる力はまさに「伝説」そのもの。
例として頭~腰までβ一式、脚にEXマムガイラαを採用し、達人の護石Vを装着。
黒龍武器と防具の豊富なスロットを装飾品で埋めれば、
攻撃・見切り・弱点特効・超会心・挑戦者
耳栓・フルチャージ・気絶耐性・精霊の加護
これら全てを極意分含めた最大Lvで両立させて尚Lv2スロットがまだ余るという、群を抜いて凄まじいスキル自由度を誇る。
その上でシリーズスキル『超越』で実質的に体力増強Lv3とスタミナ上限突破、
真・業物/弾丸節約を同時に発動するのだから非の打ち所が無い。- 当然、そのスキル自由度は「他の防具よりも装飾品への依存度が高い」ことの裏返しでもある。
アップデートで装飾品の入手手段やレア装飾品の排出率もマシになったとはいえ、
EXドラゴンシリーズをフル活用できるか否かは
他の防具以上に「質の高い装飾品を引き当てられるか」に懸かっている。
とはいえ、並の装飾品を詰めるだけでもそれまでの装備より充分強力になりうるので、
まずは 一式作成してから装飾品を随時更新する形でも全く問題ない。
- 当然、そのスキル自由度は「他の防具よりも装飾品への依存度が高い」ことの裏返しでもある。
- 一式最終強化時には防御力1090と最高値を更新。
一方、耐性の方は1部位につき水と雷が+2、氷が0、火が-1、龍が-4と、
目立って弱点となるのは使用者が少ない龍属性くらい。
MRストーリー中のモンスターは水・雷・氷属性が多いので、
耐性スキルLv3で無効化して黒龍武器でお礼参りするのも良いだろう。- 一方、龍耐性は一式で-20と貧弱なので、アルバトリオンには武器共々相性が悪い。
武器は属性特化の覚醒武器や皇金武器を採用しよう。
高い防御力と体力増強効果は保険として機能するが、
一番マズい龍属性やられを防ごうにも龍耐性Lv3で漸く耐性値を0に相殺するレベルの貧弱ぶりなので、
諸々の理由でアルバトリオンに挑むなら、属性やられ無効Lv3を発動させて何とか誤魔化そう。
回避性能もオマケで付随するので、いっそフレーム回避も視野にいれて属性耐性を切ってしまうのもアリ。 - 一式では使用モンスターの多い火耐性もマイナスになるが、一部位につき-1と軽微である為、
火耐性4以上の装備を1部位混ぜれば相殺でき、火耐性Lv3を発動すれば火属性やられを無効化出来る。
特に超会心Lv2(+フルチャージLv1)を備えるEXマムガイラ脚αが優秀であり、
火力と耐性の一石二鳥ぶりから、汎用防具テンプレでは『ドドドドマ』が普及している。
- 一方、龍耐性は一式で-20と貧弱なので、アルバトリオンには武器共々相性が悪い。
- これまでの(ゴールとしての)テンプレ装備と比べても、装飾品さえあれば極意前提のものはもちろん、
冰気錬成、龍脈覚醒、達人芸等の人気スキルの防具に部位単位で採用する余地も十分にある。
結果として、5部位発動の真・龍脈覚醒や、極意を使用しない5部位固定のテンプレ装備以外の
ほぼ全てのテンプレが更新される事態に。
過去作でも類を見ない自由度・拡張性は、もはや防具のバランスブレイカーと言っても過言ではない。
あまりに優秀すぎたせいで、ミラボレアスを倒すためにスキルシミュを回したら
検索から外し忘れたEXドラゴンシリーズが大量にヒットした、なんてこともザラ。
どこかで聞いたような話である
ミラボレアスが最後の追加モンスターということなので、
MHWおよびMHW:Iを制覇した、ここまで遊んでくれたハンターへのご褒美・公式チート的な意味合いもあるのだろう。
- スキルをふんだんに積めるので、黒龍武器との相性は抜群。
もっとも、これだけの性能ならあらゆる武器と噛み合うのだが。
あちらの短めの紫ゲージを匠と真・業物で、マイナスの会心を見切りと弱点特効でカバーできる。
武器側のLv4スロット2つも活用すれば、全極意解放をフル活用できるだろう。
- 作成難易度も相応に高く、本編クリア後に解禁されるクエスト「暁の凱還」にて
前座レベルに体力が落ちてしまったアルバトリオンを制することで挑戦可能となる*8。
更に、今作のミラボレアスはこれまでとは段違いの難敵に仕上がっているため、
生半可な装備と立ち回りではクリアどころか最終形態に移行させるのも困難な事も作成難易度に拍車をかけている。- ちなみに、オトモのぶんどり刀で厚鱗、重殻、重胸殻、かなり低確率だが邪眼も手に入るので、
砲撃手Lv2と破壊王Lv3を発動させた上で大砲と移動式速射バリスタ+ぶっ飛ばしで
翼と角も破壊していけば、凄まじく非効率ではあるものの、一度も討伐せずに作成可能。
どうしても倒せないが防具だけでも欲しい場合は文字通り猫の手も借りるしかない。
討伐が出来ないのに先に装備が出来てしまったという嘆きの声もある。
- ちなみに、オトモのぶんどり刀で厚鱗、重殻、重胸殻、かなり低確率だが邪眼も手に入るので、
- 頭部破壊すらも困難であれば、邪眼と角以外の素材4種で腰と脚を作成し、
『継承』を発動させて装備を再構築してリベンジする選択肢も一応ある。
というか『ミラボレアス倒したい?ならドラゴン作れ』と目的と手段が逆転した提案を大真面目に提示されるので、
未討伐ハンターは今日も頭を抱える。
先述の通りやろうと思えば本当にミラを倒さずに作れてしまうのだが……
- α装備のデザインは初期のドラゴンシリーズをベースとしている
のでMHXシリーズで大剣使いだった人は既視感があるかもしれないが、
独特の紋様が入った金属鎧、甲殻ではなく翼をあしらった腰装備など、
もはやレウス装備の色違いとは言えないほどデザインが変更されている。
β装備は基本的にはα装備を踏襲しつつ、翼が背中に移っているなど、
MHP2GのドラゴンXシリーズや、それを基にした発掘装備などに近いデザイン。
つまり、今回は珍しくトカゲのバケモノだけがいない。- 重ね着防具にも対応。重殻を15個と数を要求されるが、邪眼などのレア素材は要求されないので存外良心的。
ぶっちゃけ重ね着を作らなくとも遅かれ早かれほぼ全身ドラゴンになるのだが
- 重ね着防具にも対応。重殻を15個と数を要求されるが、邪眼などのレア素材は要求されないので存外良心的。
- 地味ながら、抜刀するとβ胴装備の翼が広がったり、
頭防具と胴防具の黒龍の邪眼がカメラワークに合わせてこちらに向くなどの視覚系ギミックがいくつか存在する。
ドラゴンシリーズというゲーム的な意味でも呪われた装備を
ワールドエンジンの技術で再現してくれていると言えるだろう。
- これまでの「使えなくは無いが、より低い作成難度で近いスキル構成にできる」
「痛すぎるマイナススキルが足を引っ張る」等の
癖がある装備から一転、バランスブレイカー級の装備に大出世を果たした。
そして実際に呪いをかけた
MHF
- MH2当時から存在するドラゴン・ドラゴンSに加え、凄腕汎用素材と祭典の思い出で派生できる
ドラゴンLシリーズが実装されている。- ドラゴンシリーズは、MH2の麻痺無効・毒無効・気絶無効に加え、剣士用は斬れ味レベル+1が発動する。
なんとMHFサービス開始時点では唯一の匠装備であった。スロットも最終強化で10個と大幅に増量されている。
ただどうしても死にスキルの発生が避けられないこともあり人気は低調で、
シーズン1.5にて登場するシルアカテンプレに匠装備としての立場を譲っている。
ちなみにガンナー用で匠に変わって発動するのは連射。つまりボウガンにとっては使い物にならない。 - ドラゴンSシリーズは体力+30、防御+30、龍耐性+20、火事場。
火事場は剣士用は+2まで届くのに対し、ガンナー用はなぜか1pt足らず+1止まりである。
見ての通り火事場を発動しつつ防御力を高め生存性を高める、という方向性の防具なのだが、
そもそもMHFにおいて火事場スキルとは剛力珠で発動させるものという認識が定着しており、
わざわざ防具側で底力のスキルポイントを稼ぐ必要が皆無だったために普及しなかった。 - ドラゴンLシリーズは体力+30、防御+30、龍耐性+20(剣士)/+30(ガンナー)、
火事場+2、龍王剣+2(剣士)/装填速度+2(ガンナー)が発動。
概ねドラゴンSシリーズの正統強化であり、つまり評価もお察しの通り。
祭典の思い出や古龍種汎用素材を注ぎ込むほどの価値は……。といった感じである。
ちなみに強化しても一切スロットがドラゴンSから増えないため、正直最終強化まで持っていく意味は薄い。
当時の強化素材には例の剛翼が当然のように混ざっていたりもした。
- ドラゴンシリーズは、MH2の麻痺無効・毒無効・気絶無効に加え、剣士用は斬れ味レベル+1が発動する。
- 後のMHF-Gにて、極限征伐戦にて登場したG級ミラボレアスのドラゴンGシリーズが登場。
ドラゴンGシリーズには固有スキル黒ノ命脈が付与されており、
更にGXまで強化すると共通で頭は回避距離、胴は属性攻撃、
頭、胴の順で剣士は剣術、溜め威力、ガンナーは装填数、射手のスキルポイントがかなり高くなっており、
防具スロット0ながら、達人のスキルポイントも極めて高くなっているという、
ピアス装備のような感じになっている。
他の部位もスキルにバラつきがあるもののポイントは高く、更にスロットも最終的に2個開く。
- しかし、剣士側は匠、ガンナー側は剛撃のスキルポイントがマイナスになっており、
驚くなかれ、一式で-16である。
まるでMH2のドラゴンシリーズが持っていた、匠マイナスのリスペクトのようである。
もしも、今日のMHF-Gに斬れ味レベル-1のスキルがあったのであれば、
一式装備は最悪だと言われていたであろう。
- このドラゴンGシリーズには当たり前のようにG級ミラボレアスの素材が要求され、
更に上位のミラ3種の素材も要求されるため、作製難易度はそれなりに高めである。
- MHF-GGにて、ドラゴンGシリーズのリデザインが行われている。
見た目はまさしく極征ミラボレアスのそれであり、水色の発光も再現されている。
オトモ装備
ドラゴンネコシリーズ
- MHXXにてようやく登場した黒龍ミラボレアスの素材を用いたオトモ用装備。
- 見た目は旧作のハンター版ドラゴンシリーズをそのままオトモ用に縮小したようなデザイン。
ミラボレアスが裏ボスとして登場するためか、
防御力は同作ラスボス装備のネセトネコシリーズよりも優れている。
というか、これより防御力が高いのはミラバルカン、ミラルーツ装備とごく一部の二つ名装備だけである。
属性耐性も火・水・雷・氷の4つは頭部は一律3、胴体は一律2となっており汎用性も高い。
一方、5つ目の耐性である龍耐性は壊滅的で、胴防具のドラゴンネコメイルは-5、
頭防具のドラゴンネコヘルムに至っては-10と
かなり悲惨な事になっているので、イビルジョーなど龍属性使い相手には注意。
龍耐性以外は優秀なため、オトモの装備を変更するのが手間だと感じるなら、
とりあえずこれを装備させたままにするのも悪くはない。
- 黒龍の角と瞳を用いた剣「黒龍ネコ眼剣」は
武器説明文によれば"伝承で語られた黒龍の剣" だという。
それ以上の説明は無い為、どのような伝承なのかは不明。
高めの攻撃力に龍属性45(近接)の代わりに会心率-25%、斬れ味青と少々癖が強い。
尚、オトモ用武器ながら端材の他に剛角と邪眼を要求される。
- 防具は頭用防具の「ドラゴンネコヘルム」と、胴用防具の「ドラゴンネコメイル」の二つ。
前述の龍耐性を除けばいずれもそこそこの耐性を持っているので防御力重視ならば採用の余地はある。- 防具の説明文には、
"どこか黒龍を感じさせる"、"身体が何かに呑まれる感触がある"等、
ハンター用装備程ではないが着用者に少なからず影響があることが記されている。
それでも狂死したり、不幸に見舞われたといった現象が幸いにも無いのは
ハンター用装備に比べると素材をオトモ防具に用いる量が少ないからだろうか。 - 防具の着彩設定では頭防具の仮面の瞳部分と、肩当ての留め具のカラーを変更できる。
- 防具の説明文には、
黒龍ネコシリーズ(MHW:I)
- MHW:Iで再登場したミラボレアスに合わせ、
新たにオトモ装備としてEX黒龍ネコαシリーズが制作できるようになった。
が、その外見は大剣持ちハンターの人形を武器代わりに振り回す小さなミラボレアスという、
まさかのネタ全開な装備であった。
とはいえ見た目の割にワンセット防具ではなく、頭と胴を別々に装備可能。
おかげで頭だけソードマスターの兜の黒龍やらユラユラのツボから首を出すミラミラ黒龍などといった
黒龍の威厳をかなぐり捨てたネタ装備もお手の物である。- また、色彩変更が可能な部分が広く、白にすれば祖龍に近いカラーリングも可能。
逆に赤にすると赤龍に近いカラーリングになるので、紅龍に近いカラーリングは難しくなっている。 - なお、ハンター用の頭防具であるEXギンセンザルαと同様に、装備した状態ではギルドカード上でもまばたきをする。
- また、色彩変更が可能な部分が広く、白にすれば祖龍に近いカラーリングも可能。
- 防御力は全装備中最大の130、耐性値は一部位火-1,水2,雷2,氷0,龍-4と、黒龍装備らしいハイスペック。
龍耐性に気を付ければほぼ汎用装備と言っていい性能だが、
EXゴーストネコローブが火耐性4、他1に防御力も128と優秀なので、
火耐性を意識するならそちらを着ていくといいだろう。
- 武器であるEX黒龍ウェポンαは、ハンター用の黒龍武器と違って
会心率が+20%になっており、また高めの防御ボーナス+40もついてくる。
説明文によると、"強大無比な破壊力を目指した結果、狩人そのものの外見になった"らしい。
オリジンシリーズ一式に身を包み、リュウノアギトを担いだハンター人形*10が
コンベアで流れてくる様は出来のいいフィギュアの紹介のようで一見の価値あり。
おまけに可動式なのか、背中に乗って納刀している間は
剥ぎ取りナイフを振り上げ、抜刀すると大剣を握る芸細仕様となっている。
黒龍すらも単身屠るハンターさんはある意味最強の破壊兵器と言えなくもないだろうが……それでいいのか工房。
- Twitterでは新要素が出る度にMHW:I公式アカウントが手短な解説を添えて画像を投稿することが多いが、
英語版では、ミラボレアスの解説文がシュレイドの滅亡にチラッと触れている凝ったものであるのに対して、
オトモ装備の解説文は龍と猫の絵文字しか無いという、
文と呼ぶのもおこがましいほどシンプルな物であった。
余談
- 防具の説明文がやたらにおどろおどろしい。
「いもしない黒龍の視線に怯えて狂死したものもいる」(頭)とか
「時々黒龍の前脚が自分の腕に重なって見える」(腕)とか、
「脊髄から尻尾が這い出るような感覚がする」(腰)
「両脚を、常に黒龍に捕まえられているような感覚が襲う」(脚)といった、
呪われていそうな文言が並んでいる。
確かに、一式着てしまうと悪霊の加護など呪いのようなスキルが発動する。- ところで、初代MH、MHGとMHPにしかない『胸殻』という素材がある。
この胸部の装甲は黒龍に倒された兵士やハンター及び武器防具が溶けて胸に付着した物、
つまり黒龍の犠牲者達の成れの果てである。
黒龍の気配というより、彼ら犠牲者達の無念がマイナススキルとして発現しているのだろうか。
- ところで、初代MH、MHGとMHPにしかない『胸殻』という素材がある。
- 一応MHGでも存在する。見た目はブラックシリーズと同じ。
しかし、特に呪いを想起させる説明文は書かれていない。
- MHPでの説明文は、ドラゴン無印だと「これらを身にまとうハンターはもはや伝説級」
「全身にまとうものは龍の力を得ると言われるが…。」など、
なんとなく嫌な予感はするが普通の範囲内。
だが、ドラゴンGからは「あまりの力を実感したとき、得体の知れない悪寒が走る」
「暗雲立ち込める空の呼ぶ声が聞こえてくるような気がする」
「加工に携わったものが次々不幸に見舞われた」と言った不吉な話が説明文に載りはじめ、
ドラゴンS装備にもなると、前述の狂死をはじめとする呪いじみた現象へランクアップする。
- MHW:IBでも「幻影に怯え狂死した使用者も」「身につけた多くの者が悪夢を見る」
「長時間の着用には命の危険が伴う」等の物騒な説明文は健在。
何よりその圧倒的な性能から「ドラゴン装備以外着る気になれない」という、
まさしく黒龍に取り憑かれたようなハンターが続出。
性能、世界観両面から呪われた装備と化してしまっている。
関連項目
モンスター/黒龍 ミラボレアス
モンスター/黒龍 ミラボレアス/派生作品
防具/ブラックシリーズ
防具/ミラバルカンシリーズ
防具/ミラルーツシリーズ
スキル/黒ノ命脈