【キラービー】

Last-modified: 2024-02-26 (月) 00:41:49

概要

緑っぽい蜂のようなモンスター。【さそりばち】【ハンターフライ】の色違い。
一応サソリタイプのモンスターで初めて毒…というか状態異常攻撃を仕掛けてきたヤツなのではあるが、再登場の機会に恵まれず、しばらくは後発の【ヘルホーネット】、鼠の頭をした【フェアリーラット】なる類似モンスターに蜂系モンスターのお役目は奪われていた。
 
ちなみに同名のハチは現実にも存在しており、アメリカ大陸に生息するアフリカナイズドミツバチの別名となっている。
名前の通りミツバチなのだが、スズメバチに匹敵、いや、それ以上の凶暴さで生息地での被害報告も多い。詳細が知りたい人はインターネット等で調べてみるとよいだろう。

DQ3

さそりばちの上位種でハンターフライの下位種。
【カザーブ】【ノアニール】周辺の他【シャンパーニの塔】にも出現する。
 
シリーズで初めて【まひこうげき】をしてくるモンスター。
集団で出現することが多いため、さっさと数を減らさないと危険。特にマヌーサを唱えるじんめんちょうと組まれると危険度が増す。遭遇時期的に【キアリク】など覚えているはずもなく、戦闘中に治療しようと思ったらそこそこ高額な【まんげつそう】に頼らざるを得ない。
この手のモンスターは与えられる状態異常を治療できるアイテムを落とすのがお約束だが、コイツはまんげつそうは落とさない。落とすのはただの【やくそう】である。
 
麻痺は街中を歩いていても治るので、麻痺してしまったらすぐにカザーブの街中に避難するのも一つの手。
しかしカザーブは森と山に囲まれていてエンカウント率が高いので、周囲8マスをぐるぐる回っているのでもない限り、油断はできない。
「そのうち治るさ」とタカをくくってフィールドを歩き続けるのはもっと危険。麻痺したまま次の戦闘が始まることも多々あり、治るどころか被害者が増えて気が付けば【全滅】まっしぐら…なんてことにもなりかねない。横着せずに町に入ろう。
シャンパーニの塔で麻痺した場合はそうもいかないが、そもそもコイツ程度に苦労するようなレベルでは【カンダタ】討伐など無理。
カンダタを倒せる戦力ならば保険として満月草を一つか二つも持っていけばそれで十分だろう。
 
序盤にしては珍しく炎系に弱耐性を持つ上に、【ギラ】は当たっても一撃では仕留められないので、【ヒャド】と打撃で一匹ずつ仕留めていく方が無難。
安全を見るなら【マヌーサ】【ラリホー】で動きを止めるのも有効。
【ロマリア】である程度装備を整えてから適正レベルで来ればそこまで強力な敵ではない。
 
このようにパーティでの戦いなら何とでも対策のしようがあるが、【一人旅】を敢行中のプレイヤーにとってはまさに天敵だろう。
パーティ全員=自分一人が麻痺したらその時点で全滅扱いなので、通常攻撃のついでに気軽に即死攻撃が飛んでくるのと同義なのだ。
命中率を低減する装備なんて一切無い。出逢った瞬間から殺るか殺られるか運否天賦の世界である。
相当な数の勇者がコイツの手にかかってロマリアに送り返されたことは想像に難くない。
幸い、FC版ではロマリア以北は攻略が必須ではないので、全て無視するのもアリだ。

リメイク版

FC版に比べて格段に装備を整えやすくなったことや、味方パーティの序盤のパラメータが強化されていること、状態異常のかかりやすさの計算式が変更され麻痺する確率が若干下がったこともあって、脅威に感じることは少なくなった。
 
なお、ドロップアイテムが薬草から満月草に変わっている。
しかも1/8というランダムドロップの範囲では最高の確率。
そんなわけでコイツと戦っているとポロポロ落とす…と思いきや、大抵は真っ先に倒されてドロップ対象から外れるのであまりお目にかかることはない。
 
一人旅では逆に脅威度が増している。
なぜならシャンパーニの塔がストーリー上攻略必須になっているため、コイツの生息地域を通らなければならず、即死攻撃を掻い潜る運ゲを強いられる。
【複数攻撃武器】の存在で十分なレベルがあればキラービーに殴られる回数自体を大幅に減らせること、状態異常のかかりやすさがFC版に比べて低下していることから、FC版でキラービーに突っ込むのに比べたらマシではあるが…。
 
格闘場では【まほうつかい】【こうもりおとこ】との対戦で登場。
まほうつかいのメラやこうもりおとこに集中攻撃されなければ勝ち残ることが多い。
上手くマヒ攻撃がこうもりおとこに決まれば、9割強の確率で勝ち残る。

GBC版

キラービーそのものはSFCから変更はないが、状態異常のかかりやすさがFC版と同じに戻ってしまった。
そのためFC版仕様でキラービー地帯に突っ込むのを強制されている状態となり、一人旅における危険度が跳ね上がっている。
また、【モンスターメダル】を集める際にやたらと満月草を落とすのが非常に面倒くさい。
しかも最後まで残しているとしばしばこちらを麻痺させてくるのも厄介。

DQ10オフライン

【ランドンフット】【トガス岩道】【ギルザッド地方】【エピステーサ丘陵】【グルグ地下道】に生息。
最上位になった上、【アサシンアタック】を習得し、その名にふさわしい存在になった。
エスピテーサ丘陵には「ハニーレイク」と呼ばれる巨大な巣をつくるなど、ミツバチらしい生態も見せている。
盗賊クエスト【盗賊の心意気】では討伐対象になる。
通常ドロップは【小さなこうら】、レアドロップは【グリーンアイ】

Ver.2

偽りの【セレドット山道】にも生息。

DQ10オンライン

Ver.3では女王蜂的存在のボス、【紅蓮のクイーンビー】に強化版が呼び出される。
Ver.6のエリアにも生息しており、そこでのクエストでは蜂蜜を採る。
詳しくはこちらを参照。

DQM3

DQ10オンラインに登場したからか、今作でモンスターズ初登場。
【自然系】Eランク。
野生では出現せず、自然系とゾンビ系の系統配合、【はさみくわがた】【キラーコーン】の特殊配合で生み出される。
 
特性は【マヒ攻撃】【みかわしアップ大】(Lv20)、【きょうせんし】(Lv40)。
Lサイズ化で【2~3回行動】【マヒブレイク大】【ピンチで会心】?(Lv60)。
所持スキルは【むしのしらせ】
 
【スマイルリザード】との配合で【サンダーフロッグ】【ひとくいサーベル】との配合で【しびれだんびら】【ドロザラー】との配合で【ハニーイーター】【キラーマシン】との配合で【さそりアーマー】が生み出される。

ウォーク

メインストーリー2章8話~3章1話などで出現。マヒ攻撃とアサシンアタックを使う。
こころの色は赤でコストは29。グレードSでアサシンアタックを覚える。