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【カザーブ】

Last-modified: 2019-04-06 (土) 09:45:07




DQ3 Edit

【ロマリア】の北にある村。【アリアハン】大陸脱出直後から訪問可能。
名前の由来はカザフ草原、ないしはカザフ民族(現在のカザフスタン周辺の元遊牧民)だと思われる。
なお、カザフは原語ではカザクと言い、コサックと同一語源である。
SFC版【公式ガイドブック】での英語表記はCaserb。英語版での地名はNES版ではKanave、GBC版ではKazave、スマホ版ではKhoryv。
 
主人公たちは、北に逃げたという【カンダタ】を追って、この村にたどり着くことになる。
のどかな集落であるが、周囲には【まひこうげき】が脅威な【キラービー】の出現率が高い。
また、ロマリアからここに来る道中は山地になっており、敵の出現率が高いので、いざないの洞窟を抜けてきたばかりの戦力だと途中で力尽きて全滅することも少なくない。
主人公たちと同様、カンダタを追ってここに来たという戦士がいる。
 
ここには熊を素手で倒したことがあるという武闘家の墓がある。
彼の強さにあやかろうとして墓参りに来ている男までいるが、夜に墓を訪れると彼の【幽霊】が出現して、実は【てつのつめ】を使っていたと教えてくれる。
実際この村の武器屋でも売っている。
墓参りに来ている男はこれを知ったら落胆するだろうが、当の武闘家本人は

*「しかし じつは てつのつめを つかって いたのだよ。わっはっは。

と自身の死後の名誉についてはあまり気にしていないようだ。
この世に未練があるというわけでもなさそうなのだが、何が悲しくて化けて出るのか…。
他には、【おやめくださいませ! しゅじんがみていますわ!あら いやだ。 ねぼけちゃったみたい……。】という思わず主ターゲットである青少年を興奮させるようなセリフも聞くことができる。
 
道具屋では非力な【魔法使い】のための武器である【どくばり】を売っていたというウワサを聞くことができるが、昼に訪れて店の品揃えを見ても見当たらない。
夜になると道具屋の店主が寝てしまい、店頭に置いている宝箱を取ることができるので、そこから入手可能。
 
また、村の北東に【酒場】があるが、ド田舎のためか、夜になると閉店している。
一応、ドラクエシリーズにおける初の「【ルイーダの酒場】以外の酒場」なのだが。
 
このようにアイテム関連ではちょっとしたイベントが用意されているが、ストーリー進行で訪れる必要は無い村である。
さらに言えば、北の【ノアニール】関連のイベントと、FC版では西の【シャンパーニの塔】にも訪れる必要が無いため、そもそもロマリア以北に行く必要自体がない。
もっとも、【アッサラーム】方面に行くとモンスターがかなり強く、ロマリアに到着した直後にそちらに行くと大体はに返り討ちにされる。よって、ほとんどのプレイヤーは修行とイベントを兼ねてこの村を拠点として行動することになるだろう。
シャンパーニの塔を攻略するにせよ、先にアッサラーム方面へ向かうにせよ、まずはここである程度レベルを上げつつ、装備を整えてから行く方が無難である。
この村の武器屋の品揃えはロマリア以上で、【はがねのつるぎ】に加えて、【てつのよろい】【てつのたて】といった正統派な装備が充実している。
また、鉄の爪・【ぶとうぎ】の両方を売っているため【武闘家】の強化が見込める。
おかげで、これまで素早さぐらいしか取り柄のなかった武闘家が一気に主戦力に変わる。
さすがは偉大なる武闘家の郷である。

付近にはロマリアで出現する【アニマルゾンビ】【キャタピラー】【こうもりおとこ】【さまようよろい】に加え、【ぐんたいガニ】とキラービーが出現。
また、周りにHP50のモンスターもいるのにまだHP10ちょっとの【じんめんちょう】が出現する。
単体でははっきり言って場違いな弱さだが、マヌーサでかく乱してくるので地味に厄介。
 
なお、この村から少し北や東へ進むと、ワンランク上のノアニール周辺の敵が出るため、レベルが低いうちはむやみに村から離れない方が無難。
さらに、東の山地を抜けたところにある川付近では、川の向こう側の【竜の女王の城】周辺に出現する敵の出現テーブルが川沿いのごく一部の範囲でカザーブ側にもはみ出しているため変人などこの時期には絶対に遭遇するべきではない完全に規格外の強敵が出現する。
これらはカザーブ周辺どころか、アッサラーム方面に出現するモンスター達と比較しても全く相手にならずこの時期のレベルでは全く太刀打ちできない。
何の事前準備も予備知識もないとまず間違いなくあの世行きの相手ではあるが、この周辺には何もないので、うっかり足を踏み入れるという事態はほぼない。
むしろ、情報を仕入れたプレイヤーたちが、怖いもの見たさで来る、あるいは逆にこれを討ち取って高い経験値を稼ごうとすることで有名。この場合は上記3種ではなく、の毒殺狙いとなる。

リメイク版 Edit

ロマリアと同じく、武器屋ではがねの剣が買えなくなった他、鉄の盾も【うろこのたて】(性能はFC版の鉄の盾と同等)に差し替えられている。
【すごろく場】を利用しない場合、勇者や戦士のカンダタ戦時点での最強の単体攻撃武器が【てつのやり】にランクダウンしたことになる。
一方、新たに【チェーンクロス】が売られており、【盗賊】【商人】がパーティにいる場合にはこちらも大きな戦力アップとなるだろう。
 
また、墓参りをしている武闘家にはDQ6に登場したモブ武闘家の姿が流用されている。
本作で同グラフィックが使われているのは彼のみで、パーティが【へんげのつえ】でモンスターに化けたり、【透明】になったりした上で話しかけると、インチキ中国語を喋る。
【オルテガ】にはこれらの状態に対応したセリフは用意されていないというのに、ただのモブキャラとは思えない扱いである。
 
シャンパーニの塔でのカンダタ打倒後、彼を追っていた冒険者のセリフが変化するようになった。
 
上述の敵出現エリアのはみ出しだが、【ふしぎなちず】システムの導入により、侵入できるギリギリの範囲をなぞりながら地図を描くプレイヤーが少なからずいる影響で、事故る確率がやや増えたといえる。
 
スマホ版以降ではすごろく場廃止の影響か、再びはがねの剣が武器屋に並ぶようになった。

知られざる伝説 Edit

毒針に関するエピソードは、この村の道具屋の一人称で語られる。

小説版 Edit

戸数300あまり。
村人達は義賊であるカンダタを尊敬しており、彼の隠れ家を余所者に教えようとしない。
 
こことノアニールとの間に「モサ」という村が設定されており、小説版のヒロインである【魔法使い】のリザはそこで仲間に加わる。

ロトの紋章 Edit

東にある隠れ里・拳王の里が存在した。
【ヤオ】が生まれ育ったが、里は【魔剣ネクロス】に操られていた【サーバイン】の手によって滅ぼされる。

余談 Edit

上述の通り、この村の名称は実在のカザフという地名を連想させるが、現実のカザフの場所とは大きくかけ離れており、むしろスイスに近い。
一方でマスターズクラブのインタビューでの【すぎやまこういち】の発言によると、製作段階ではヨーデルの曲が流れるスイスの村が存在したが没になったらしい。
もしスイスの村を配置するとしたら、ロマリアの北が妥当な位置となるため、カザーブは元々はもっと東、【世界樹】の付近に配置する予定だったのかもしれない。
なお、モンスターの出現エリアがそのままだとすると上述の通り当該地域には正式に熊が出る。この想定だと鉄の爪の販売場所としては遅すぎるが。