【湖の洞窟】

Last-modified: 2024-04-10 (水) 19:32:02

概要

DQ2、DQ7、キャラバンハートに登場するダンジョン。
DQ2と、その後の時代であるキャラバンハートでは同一のものだが、DQ7のものは別物である。
なおDQ6の湖にある洞窟は【湖の穴】を参照。

DQ2

ローレシア大陸の西端にある洞窟。水路に囲まれた場所にある。
この洞窟の情報は、【ローレシア南のほこら】の老人から聞ける。
シナリオの順路としては、【サマルトリアの王子】を仲間にしたあとに訪れるであろう【ローラの門】で老人に話しかけると、ローレシア南のほこらの老人に会うように勧められ、そこで情報を得て改めてサマルトリアの西に向かうことになる。
要するにローレシア大陸を端から端まで何度も往復させられることになるのだが、メタなことを言えばこれは製作者側が加入直後のサマルをしっかりとレベルアップさせるきっかけとして長距離移動させていると捉えることができる。
もちろん話を聞かなくても自力で訪れることは可能。
挑戦するパーティーはプレイスタイルによって単独から3人まで選べるが、後述する通り2人で挑むことが多いだろう。
 
最深部にある【ぎんのカギ】を手に入れるのが目的であるが、銀のカギの項目にある通り、ガラケー版まで実は銀のカギ自体が入手必須ではないので、行かなくてもクリアすることは可能。
取るにしても、サマル王子を仲間にしたばかりの段階で急いで取ってもせいぜい【リリザ】の街で福引ができるようになる程度のメリットしかないので、戦力に不安があるなら後回しでも良い。
ただし、サマルを適正レベルまで鍛えながら装備を整えるにはちょうど良い機会なので、ここに挑戦して鍛えるのは悪くはない。
ここを後回しにして、ろくにレベルを上げないまま早々に大陸を渡った場合、次に行くであろう【ムーンペタ】方面の地獄の【マンドリル】地帯で地獄を見る可能性は高い(ある程度鍛えてから行っても地獄を見るレベルだが…)。
福引き所については、ムーンペタなら普通にカギなしで利用できるので、これは実質ほとんどメリットにはならない。
ローラの門を抜けてムーンペタまで向かう道中が辛いようなレベルではそもそもこの洞窟攻略もおぼつかないだろう。
もちろん、先に王女を仲間に入れてから挑戦して3人分の経験値を稼ぐのも決して間違いではない方針。サマルの育ち具合や己の逃げ運と相談して決めよう。
 
2層構造であり特に仕掛けはないが、この時点ではまだ【リレミト】は未習得だと思われるので、【やくそう】【どくけしそう】を多めに持っておくと良いだろう。【キメラのつばさ】は深部の宝箱に入っているため、一発で攻略する気ならば不要。
出現モンスターとしては【ラリホーアント】が初登場、洞窟までの道中で【ぐんたいアリ】なども出るため、パーティを組んでから行った方が安全。【キングコブラ】もこの辺りから頻繁に大量出現する。
また、地下2階では、ローレシア大陸では最強のモンスターであり、この時点ではかなりの強敵である【よろいムカデ】も初登場する。
作中でも二人パーティになってから訪れるように忠告されている。
 
なお、開発当初は【サマルトリア】がここに配置されていたが、一人で来るのは大変過ぎるということで、リリザの北側に変更になった。
何よりこの辺りのフィールドに集団で出てくるキングコブラとまじゅつしが一人旅の段階ではキツ過ぎる。

スマホ版以降

銀のカギがクリアに必須になるように変更があったため、いつかは取りにこないと行けないが、急いで取ってもあまり使い道が無いのは変わっていない。
しかも全体攻撃と化した【ギラ】【まじゅつし】が集団で現れて放ってくるようになったので、パーティを組んでいても危険になった(これはガラケー版から)。
【竜王の城】最下層の銀のカギの扉の奥の宝箱から【せかいちず】が削除され、一般アイテムとお金だけになったので、遅くとも【大灯台】に挑む辺りまでに入手すれば間に合う。
マンドリル地帯も実質消滅し、王女を仲間にする辺りまでならかなり楽になったので、3人パーティになるまでの後回しも簡単になった。

DQ7

【ユバールの民】が探し求めていた、「神が封じられた祭壇」を擁する洞窟。
【ユバール族の休息地地方】【神の祭壇の湖】のほとりにある。

過去

初めて訪れるのは過去の時代。
神の祭壇は湖の底に沈められているため、その水を引く仕掛けを作動させるために【ジャン】とともに進入する。
 
【ユバール族の休息地】【キーファ】が永久離脱しているものの、そこまで強い敵は出現しない。
地下2階からは、【マヌーサ】使いの【ジャガーメイジ】が初登場するが、不意打ちでもなければ何とかなるだろう。
道中には初期のFFを連想させるような隠し通路や、【ロンダルキアへの洞窟】に見られたような【無限ループ】などの仕掛けも盛り込まれているが、石碑にわかりやすいヒントが書かれているためそこまで苦労はしないだろう。
地下3階には古代の壁画がある。
 
最深部に【大地の鈴】を捧げることで湖の水が引き、神殿への道が開く。
このときに途中の宝箱から【砂漠地方】用の【ふしぎな石版黄】が手に入るが、これはスルーしても後で自動的に手に入る。
また出口付近の宝箱は水が引いているときにしか取れないので注意。

リメイク版

途中にある石碑を調べることで、「過去の冒険」が追加されるので、気にする人は忘れずに読むこと。
正規ルートからは外れているが、宝箱が近くにあるのでほとんどの人は見ているだろう。

現代

DISC2冒頭のシナリオにて、現代の時代で【ヨハン】とともに再び入ることになる。
 
ここでは他のダンジョンと違って過去で取った宝箱は開いており、蓋の閉まったものは【ひとくいばこ】である。
仕掛けもバレてるし、サクサクと進んでいける。
石碑が3ヶ所あるのだが、いずれも経年劣化でかすれて読めなくなってしまっている。
出現モンスターは過去とは異なり、【首長竜】などが出現。場違いなイノブタマンやネイルビーストが低確率で集団出現する。
地下2階からは、出現モンスターの種類が減る。
なお、ここで大地の鈴をセットすると、その瞬間からラスダン出現までずっと【ルーラ】は使えなくなる【転職】【炎のせいれい】戦後までできない。
まだ済ませていない用事があるなら、この洞窟に挑む前に済ませておくべし。

リメイク版

モンスターの出現テーブルが1つに統一された。首長竜の出現率が若干下がっているが、捕獲には苦労しない程度。

キャラバンハート

DQ2と同じ場所にある。
サマルトリアにて王様の部下達の後を追うようにして【ローラの門】の鍵を求めて入る事になる。
そのため、【イクサス】がいないと中に入れない仕組みになっている。
入って最初のマップにて目撃するのは、王様の部下達が【ガーゴイル】に一蹴されているところだろう。
そしてそのまま初めてのボス戦となる。
何も知らないまま突っ込んで返り討ちに遭ったプレイヤーも多いはず。この辺りから転身しないとキツイ。
しかもこちらは2体しかガードモンスターを連れて行けないので、あらかじめ【フォズ】に会って転身し、誰かにホイミを覚えさせておくのも手。
この時点でホイミを習得するのはやや難しいため、大量に回復アイテムを買いそろえて挑んだ方が現実的か。
それでも勝てないのであれば、スカラやスクルトを何度か唱えておけば容易に突破できるだろう。
勝つとガーゴイルの心、3台目の馬車が手に入り、戦士クラスト、剣士ジュラ、騎士ゴードンが仲間になる。
クラストは戦士の割には軽いので、ストーリー中は長くお世話になるだろう。
RTAではこの3人は貴重な打点であり、この3人なしではキャラバンハートのRTAが成り立たないとまで言われる。
確定入手となる【ホイミスライム】の心もRTAでは利用価値がある。
 
後半は普通にダンジョンである。【ドロル】【ドロヌーバ】【ドラゴンキッズ】【スライムつむり】が登場する。
また、ここで初めて【メタルスライム】が登場するので、時間があったら狩っておこう。
 
地下3階でバルバルーのかぎを拾って用済みとなる。
 
しかしルプガナ地方から敵が妙に強くなるため経験値稼ぎは厳しくなり、メタルハンターのギルメを仲間にしてから経験値稼ぎのために戻るプレイヤーもいるとか。また、メタルスライム以外のモンスターもそれなりの経験値をくれるため、不安ならムーンブルク地方に行く前にここでレベル上げするとよいだろう。

ドラけし!

ステージ2。ここから盤面に【樽】が、高難易度版に強ステージが登場。
レア枠は【タホドラキー】で、隠しステージには【ラリホーアント】
ボスは【まじゅつし】。強ステージボスは【ゆうれい】