概要
イルルカで初登場したモンスターで、戦を司り世を太平に導くという女神様。
多くのプレイヤーが待ち望んだであろう美女系モンスターの新顔であり、同時に参戦した妖魔ジュリアンテと合わせて「早く仲間にしたい!」と思った人も多いはず。
正統派な和装美女ということもあってか気品溢れる出で立ちながら、なにげにヘソ出しなのがナイス。首回りの装飾で分かりにくいがそれなりに胸もある。
足は裾からは見えないが、裾が長すぎて隠れているのか、幽霊のようにそもそも足がないのかは不明。これは、【ウィッチレディ】や【妖女イシュダル】も同様。
ただし、DQMSLの4コマ劇場ではちゃんと足がある。
後述の賀正バージョンでは袴の切れ目から腰のあたりが見えており、少なくとも大腿くらいまでは存在が確認できそうだ。なぜ和風の袴にチャイナドレスのような切れ込みがあるのかは不明だが、残念ながら素足ではなく振袖と同じ色の何かを履いている様子。
ちなみにイルルカまでに参戦したモンスターのうち、神や魔神(邪神)にあたるモンスターとしては14柱目。
【シドー】(【ジェノシドー】)、【しんりゅう】、【マスタードラゴン】、【神さま】、【ギスヴァーグ】、【ラプソーン】、【闘神レオソード】、【海王神】、【破壊神フォロボス】、【フォロボシータ】、【魔戦神ゼメルギアス】、こいつの14柱を邪神、闘神に分けると15柱)。
ついでに女性モンスターで3枠なのは【マガルギ】、フォロボシータ、【カンダタレディース】に続き4人目。
(カンダタレディースの構成員も数に入れると6人目)
何者かに封印でもされていたのか「【九神将】に宝玉を集めさせ、遂に復活を果たした」とのことで、九神将や彼女(とクニクズシ)には何やら壮大なバックストーリーがありそう……だったが特になにもなかった。
スラ忍ゴールド↔シルバーと同じように「地域限定配信モンスター」の配合で誕生するモンスターであり、【武神クニクズシ】と対になる存在。
エリアの都合上、北海道&東北・北陸・近畿・関東・中国だとこいつ、東海・四国・九州&沖縄だとクニクズシができる。
モデルが何であるのかがわかりづらいが、可能性の一つとして福岡県にある「砥上(とがみ)神社」が挙げられる。
初代天皇・神武天皇の妻である神功皇后が新羅討伐に向かう際、この地にて剣を研がせたという伝承があるとのこと。
神功皇后は武家にとっての神であり、かつては広く信仰された。
しかし、戦前に日本の朝鮮統治の正統性の根拠とされたため、戦後は神功皇后の伝承があまり語られなくなった。
その名前については、髪の毛をウサミミ状に結っていることから、ぶっちゃけ「兎髪姫」に掛けているのだろう。
しかしこれもカタカナで表記しているので、何のことだか分かりにくい。
複数のアナグラムが示唆されているガナサダイのように、これも「ヒトミガメ(瞳亀/人見亀)」だの「ヒトガミメ(一噛み目)」だの、いかにも誤読を誘発しそうな名前である。
日本では古くから兎は月の模様としても知られるので、和風の姫であるデザインは、月にゆかりのある「かぐや姫」を意識したものと思われる。後述のバリエーションを見ても、ウサギや月に関係したものが多い。
台湾版スーパーライトでの表記は「軍神十神姫」なので、九神将に続くもの、もしくは九神将+武神クニクズシで十神ということだろうか。
さらに中秋節の期間限定として、月夜公主、究極転生で月神公主が登場している。こちらでは首回りの装飾がないぶん、明らかに巨乳だとわかるデザイン。ただし腹部は隠れている。
DQMSLでは、亜種として【竜宮神オトヒメ】がおり、ランキングクエストの報酬で仲間になる。
また、ウォークでは四天王のひとりで雷を司る「迅雷天ミカヅチ」が登場している。
イルルカ
???系のSランク。
【神将シオン】の相方に、【神将ベニヒ】、【神将ゲッパク】、【神将コガネ】、【神将セイラン】のどれかを配合すると生み出せる。
【スラ忍シルバー】みたいな立場だが、スラ忍とは違って神将は全員♂♀半々なので、どれと配合しても特に問題はない。
彼女自身は基本♀固定。
特性はギガボディ、AI2~3回行動、れんぞく、マホキテボディ、呪文会心でやすい。
配合+値25以上でひん死で呪文会心、+50以上でいきなりインテ、+★でメタルボディ。
対の【武神クニクズシ】はまだ分かるがこちらがメタルボディとはどういうことなのだろう?
所持スキルは専用の【軍神トガミヒメ】。
特性の関係上HPは心許ないが、代わりにMPの値が非常に高く、本作の全モンスター中1位!
単純な数値は1枠モンスターのHPに匹敵する高さで、消費MP半分をつければもはや並みの特技連発程度では痛くも痒くもない潤沢なMPタンクができ上がる。
マダンテや呪いの鉄槌もすさまじい。
素のかしこさはそこまで高くないが呪文会心が出やすく、いきなりインテの特性もあるため、呪文主体で攻めることになるだろう。
が、ここで問題になるのが+★でつくメタルボディ。
メタルボディにAI複数回行動がつくと守備力、素早さが基本値で固定になる代わりに凶悪なマイナス補正がかかるので、守備の基準値が600の彼女との相性は相当悪い。
というかこいつの素の守備力上限は385と3枠ワーストのスッカスカ。
まああんな格好でマトモな防御力などあるわけないだろうが、マホカンタやアタックカンタ持ちでもないのに2000を切るHPと合わせ、耐性アップ&ダメージを大きく減らせる特性よりもHP激減のデメリットの方が遥かに大きい。
というわけでメタルボディは入れ替え候補筆頭。
なおこいつは新生配合するとMPや攻撃、賢さが通常時より下がってしまう点に注意。
メタルボディを返上すればHPは2200~2300くらいになるので、行動回数は2~3回で妥協することになるはず。
入れ替える特性は当然好みで決めれば良いが、火力を上げるなら全ガードブレイクか大賢者、耐性を埋めるなら全ガード+という前作の究極配合のような選択になるだろう。
ちなみにこいつはデメリット指数の低い特性が多く、素の指数はなんと-15。
目安として、今作イルルカでは1番デメリットがつきやすいパターンでも-8から+4で12上がるのが最も不利な特性がつきやすい組み合わせ(トガミヒメは、れんぞくの-6がいちばん低い)。
なので何を入れ替えようが絶対にデメリット特性がつかない。
まず全ガード+だが、本作の3枠は状態異常耐性が下がっているせいで激減止まり、無効にできるのはせいぜい2つ程度になっているものが多い。こいつの場合ザキ以外で無効にできるのは混乱・マインドの2つ。
毒や呪いはともかく眠り、マヒが刺さると非常に厄介なので、鍛冶で耐性をつけるのが面倒ならば最有力候補だろう。ただこれをつけてもルカニ、マホトラは激減止まりという点に注意。
次に大賢者。
特性が呪文向けなのにかしこさがさほど高くなく、コツもブレイクも一切ないこいつにはあつらえ向け。1段階しか下げられないのが惜しまれるが、代わりにデメリットも無いので効果的。
最後は全ガードブレイク。
大賢者と同じで1段階しか下げられない上にこちらは消費MPが増加してしまうのがネックだが、適用範囲が広いのでより応用が効くし、消費MP半分をつければ消費MPを3/4、強ガードブレイクでも等倍に抑えられる。
超ガードブレイクでは25%増しになってしまうが、これらはいずれも指数が同じ(+2)なので、どうせなら強ガードブレイク以上をつけてしまおう。
潤沢なMPを誇る彼女にとって、消費MPが多少増えたごときでは大した痛手でもないだろう。
ジョーカー3プロ
美女系がちょっと増えたが貴重な和装枠だったからなのか、九神将達や武神クニクズシを差し置いて復帰。
系統そのままにSSランクに格上げになったが入手もめんどくさくなった。
特性はれんぞくと+25以上のひん死で呪文会心が入れ替わり、メタルボディが【スーパースター(特性)】になった。さすがにこの見た目でメタルボディはおかしかったか。
また、超ギガボディ化すると【星のまもり】が解禁される。
合体特性は【超ひかりのはどう】で、合体特技は【神の裁き】。
配合では入手できず、【魔王軍の残党】を倒すと手に入る「亡霊の古文書・上巻」と「亡霊の古文書・下巻」を【ルボロー】に渡すことで交換してくれる。
今回は配合素材にもなり、【竜王】、【ドーク】、【神さま】との4体配合で【神竜】ができる。
スキルは変わらず【軍神トガミヒメ(スキル)】。
DQMSL
「軍神トガミヒメ」「賀正のトガミヒメ」「賀正の兎神トガミヒメ」の3種類が登場。
「軍神トガミヒメ」
2016年12月8日「地図ふくびきスーパー 神獣フェス」にて【魔戦神ゼメルギアス】と共に登場。
???系SSランク。ガチャ限定。
「神獣」という特別枠のモンスター。下位種が居ないため、ガチャでは直接コイツが出る。
習得特技は【いやしの雨】、体技版全体【バイキルト】の【たたかいのふえ】、
【サンダーボルト】と踊り特技の「斬撃封じの舞い」を覚える。
特性も【じどうMPかいふく】、「つねに【みかわしきゃく】」と「つねに【マインドバリア】」の為、継戦能力も高い。
新生させると自動MP回復量が大幅に増え、更に全体バイキルトと【ピオラ】の効果を持つ体技「鬨のふえ」と、
バフ効果付きの蘇生踊り技「黄泉返りの舞い」といった強力な補助特技を習得できる。
ただし【メラ系】が弱点なので、その手の技を使う相手には【ほのおのたて】等を持たせる事がほぼ必須となる。
周りに紙の巻物が浮いているからメラ弱点なのだろうか?
その性能から【ダークドレアム】を始めとする物理系魔王パーティのお供に最適。
回復もこなせる為、序盤で貰える神獣交換券は彼女を選ぶのがオススメ。
もちろん、素早さアップだけを見越して呪文パに組み込んでも仕事は可能。
ちなみに上述した「鬨のふえ」は効果が強力な分消費MPは70と重めに設定されているのだが、
高い最大MPに加え、行動終了後に最大MPの1/8程度回復させる「自動MP超回復」のおかげで星なしでも70程度は余裕で回復できるため、実質消費MP0で吹き放題だったりする。
クエストでは【スラ忍軍団】関連のシナリオで強敵枠として出演している。
スラ忍達と直接的な関係は無いものの、和風繋がりでのカメオ出演と言った所だろう。
4コマ劇場でも登場。
得意のたたかいのふえで味方を鼓舞させているが、後に笛の音色ではなく「彼女のヘソ出しルックを見て鼓舞していた」というネタが描かれた。
「賀正のトガミヒメ」
「賀正の兎神トガミヒメ」の転生前。
???系Sランク。とくぎは「鮮烈な稲妻」
「賀正の兎神トガミヒメ」
2022年12月28日「地図ふくびきスーパー 迎春招福フェス」にて正月衣装のトガミヒメが登場。2023年の干支である兎【アルミラージ】を抱えている。
自然系SSランク まほうタイプ ウィンターモンスター。
リーダー特性「全系統HPとかしこさ+15%」
とくぎは「極光の魔砲」「暴風の魔砲」「兎神のふえ」
特性「AI2回行動」「自動MP回復」「3R目以降やまびこ行動」(3ラウンド目以降はAI2回目以降の行動時も選択したとくぎを繰り返す)「賀正の羽衣」(自分が受けるダメージが4分の3になり、自分が使用するとくぎの消費MPが1.2倍になる)「全属性のコツ」