モンスター/【ゴルベーザ四天王】

Last-modified: 2024-02-11 (日) 13:00:51

FF4

ゴルベーザに仕える、強大な力を持つ4体の魔物。
それぞれ「土のスカルミリョーネ」「水のカイナッツォ」「風のバルバリシア」「火のルビカンテ」を名乗り、
その名の通り、クリスタルと対になるかのような四大元素の力を持っている。
一度は主人公達に倒されるが、元締めであるゼムスによって復活し、
バブイルの巨人においてゼムス直属の部下として再度主人公達に戦いを挑んだ。
戦いを挑んでくる順番は以下の通り。

  • SFC・PS・GBA・PSP:スカルミリョーネ、ルビカンテ、カイナッツォ、バルバリシアの順番。
  • DS・ピクセルリマスター版:かつて倒した順番のとおり。
  • ゲーム上は「してんのう(ピクセルリマスター版等は「四天王」)」名義。

弱点を突いた攻撃ならばあっという間に倒せる。ガ系の魔法がお勧め。
スカルミリョーネはファイガで、ルビカンテはブリザガで、
カイナッツォはサンダガで、バルバリシアもサンダガ(又はホーリー)で。


一応HPは合計で110000あるが、残りHPの数字によって次のメンバーに交代していくのでそれに準拠する。
スカルミリョーネ HP20000 攻撃×4→呪い→∞
ルビカンテ HP29000 ファイラファイガ火燕流(全体)→∞
カイナッツォ HP20000 攻撃×4→大津波→∞
バルバリシア HP30000 攻撃→指先→攻撃×2→ミールストーム→∞
攻撃力は前者二人が128×10、後者二人が132×10。結構高いのでこちらにも注意すべき。

  • イージータイプでは攻略本に104000と表記されている。

補足としてそれぞれの属性の相性は(全て巨人での再戦時)

  • スカルミリョーネ:冷気・雷・暗黒・聖・飛び道具吸収、炎弱点(4倍)、アンデッド種族
    (ケアルガで大ダメージ可)
    • (備考)ホーリーは普通に効くが、なぜかメテオは吸収する。聖弱点・吸収のどちらでもないのに…
    • 聖属性も吸収する。だからエクスカリバーの威力が鈍る。が、ホーリーは例外という謎の仕様。
    • ホーリーはアンデッド特効の魔法。ゆえに属性吸収ごと叩き割る。
      • その為、形態変化毎に矢を持ち替えるつもりならば、聖なる矢も有効。
      • 聖なる矢よりも、炎の矢の方が効果的。
    • 高い攻撃力で通常攻撃を連発してくるので弱体化したルビカンテ形態より死ねるが、
      アンデッド耐性を持つ防具によってダメージを大きく軽減できる。
      上手く進めればローザとリディアは光のローブ着用だろうし、
      セシルは司祭の帽子か付け替え可能な光の盾で。
      フースーヤは初期装備が上の2つなのでそのままでも良い。エッジは…ブリンクをかけるか分身で。
  • ルビカンテ:炎・雷・暗黒・聖・飛び道具吸収、冷気弱点(4倍)、魔法使い種族
    • メイジマッシャー+氷の爪のエッジなら、ウ○ーズマン理論な特大ダメージを叩き出す。
      エッジ程ではないがエルフィンボウ氷の矢のローザでも同様。
    • 前の戦いで「アイス系を装備したセシル・カイン以外は受けると即死」と脅威だった
      火燕流を全体化Ver.しか使わない、マントを閉じて冷気系を吸収することもない、
      上記種族弱点追加など、大幅に弱体化し戦いやすくなっている。
  • カイナッツォ:炎・冷気・暗黒・聖・飛び道具吸収、雷弱点(4倍)
  • バルバリシア:聖弱点(GBA以外は雷属性も弱点)
    • セシルはエクスカリバーを入手して大幅にアップした攻撃力に浮かれて、
      「武器はこれ一本で行ける!」と他の武器を預けてバブイルの巨人に入ると、少し困った事態になる。
      このバトルでは、フレイムソードアイスブランドがあれば大幅に楽になる。
      エクスカリバーが真価を発揮するのは、バルバリシアでようやくである。
    • エッジは爪の装備換えで全ての形態で弱点を突ける上に素早いので、メイン火力として大活躍出来る。

ゴルベーザ配下時代に四天王がゼムスの存在を知っていたかどうかは不明。
そのため、復活時にゼムスに洗脳されて鞍替えしたのか、それとも自らゼムスに忠誠を誓ったのか、
はたまた初めからゼムスの部下だった(この場合ゴルベーザは中間管理職?)のかは
各人の解釈次第といったところだろうか。
なお、半熟英雄や、FF1・2アドバンスにも友情出演(?)している。
【完熟四季王】

  • FF4TAでのバトル終了時にゴルベーザがいると感謝の意をあらわしているので、
    ゴルベーザがスカウトしてきたか直属の部下だったと思われる。
    (ex:スカルミリョーネ「私のことを認めて下さったのはゴルベーザ様だけ」)
  • ほかにもカイナッツォがもったいないお言葉…!とか感激してたり、4人揃ってやたら忠誠心が高い。
  • バブイルの巨人内で倒さなかったら、正気に戻ったゴルベーザと一緒に
    ゼムスに戦いを挑んでくれたと思われる。そう考えると倒したのがもったいない。
  • ↑巨人内部での戦闘時点で、一度死亡していたであろうところを「ゼムス様に新たな力を与えられ蘇った」と言っている。ゴルベーザのゼムスからの離反を知ってゼムスに鞍替えしていた可能性もあるし、そうでないとしてもゴルベーザに心酔しているスカルミリョーネはともかく、他の3人、特にルビカンテが義理を欠く行動(復活させてもらったのにゼムスを裏切ってゴルベーザにつく)を取るとは考えにくい。
  • ↑ゴルベーザの洗脳が解けたのは巨人での四天王戦の
    四天王戦の時点では単純にゼムス→ゴルベーザ→四天王という上下関係である。
    恐らくは、このとき四天王はゴルベーザが洗脳されているのを知らなかったと思われる。
    彼らがゼムスを様付けで呼んだのは「敬愛するゴルベーザ様の上司だから」くらいの理由ではなかろうか。

再戦時、他の3人が敵意剥き出しのセリフを吐いている中、前々からとはいえ爽やかなルビカンテ。

  • 土「ゼムス様より…」
    水「授かった命で!」
    風「お前達を殺す!」
    火「また戦えるとはな! だが前の戦いでお前達に教えられた。力を合わせるということをな…。 さあ回復してやろう」

FF4に登場した幹部ボス軍団。ライバルであるゴルベーザ直属の配下。
ゾンビを統べる「土のスカルミリョーネ」、気味の悪い亀人間である「水のカイナッツォ」、下着姿と長すぎる
髪が少年を狂わせる「風のバルバリシア」、武人のような雰囲気を持つ「火のルビカンテ」の4体。
序盤から中盤まで一体ずつ登場し、終盤では4体同時にセシル達に襲い掛かる。
戦闘BGMはそのものズバリ「ゴルベーザ四天王とのバトル」。威圧感のある名曲である。


RPGにしては珍しく、協力という言葉を知った幹部達。

  • 4人いっぺんに襲ってくるのかと思いきや、SFC版ではサイズがでかすぎなので、
    苦肉の策なのか一人ずつ戦って負けたらバトンタッチという作戦を考えた。
    そのために初戦よりは強くなっている必要があったのか、
    あの世で修行していたらしく若干パワーアップしている。
    が、初戦よりはるかにパワーアップしていたセシル達の敵ではなかった。
    本当に4人いっぺんに襲ってきたらマジ死ねたと思う。
  • やたら個性的で協調性無さげなこの4人がいっぺんに戦ったら同士討ちとか起こしそう。
    セシル達に休憩させる間も無く連続攻撃してくるのが精一杯の協力だったのだと思われる。
    • ルビカンテ、カイナッツォ、スカルミリョーネはどう考えても仲悪い。相性云々より性格的に。
      • ルビカンテとスカルミリョーネはともかく、カイナッツォは誰とも仲良くはなれなさそうだな…。
  • 次回作では四天王がやりたかったことを体現したようなボスもいる。
  • DS版ではリレーではなく融合という手段を取った。

システム内では4つの形態を持つ「四天王」というモンスター扱い。
要はFF5に登場するアルケオエイビスと似たようなものである。
スカルミリョーネとルビカンテ、カイナッツォとバルバリシアは同一モンスターとして扱われており、
そのため交代前に与えた過分ダメージは次の四天王に持ち越される。
まれに交代する寸前に戦っていた四天王の色が変になることがある。
噂ではこれを利用した低レベル攻略があるとか。

  • SFC版とSFC版移植作品では以下の通り。
    スカルミリョーネ+ルビカンテがHP60000、カイナッツォ+バルバリシアがHP50000。
    前者のHPが40000以下になるとルビカンテに、11000以下になるとカイナッツォ(HP50000になる)に、
    後者のHPが30000以下になるとバルバリシアにそれぞれチェンジする。
    • PSP版でスロウをかけると前半はルビカンテを倒すまでスロウを維持するが
      カイナッツォに変化するとスロウの効果が切れてしまう。

ストーリー中でさほど非道な真似をしなかったり、バルバリシアが憧れのセクシー美女だったり、
ルビカンテが男の中の男だったり、最終的には力をあわせることを学んだりと、
悪役の割にはどうにも憎めない連中である。
最終戦時に彼らの間に芽生えた絆を思うと止めを刺すことがためらわれる…というプレイヤーも
少なくないのではないだろうか。

  • ↑カイナッツォはかなり非道な行為を繰り返してたと思う。
    • リディアにとっては母の仇、ギルバートにとっては元カノの仇、パロポロにとっては同胞の仇、そしてセシルにとっては自分を育ててくれた恩人の仇。
      少なくともカイナッツォだけはガチの悪。

いくら月の民の力とは言え、どうやって生き返ったのか地味に気になる。
実はもともと死んでいなかったのだろうか。

  • 復活した四天王はスカルミリョーネ以外、アンデッドではなかった。
  • 「新たに命を授かった」とのことだが、これがただの比喩表現なのか、それとも字面通り本当に死んでいたのかは定かではない。

各形態間の移行現象はカウンターによって発動する。カウンターを発動させなければ形態移行しない。
例えば、スカルミリョーネに対してリフレク反射利用で60000までダメージを与えると
ルビカンテはもちろん残り2人にも移行することなくそこで戦闘終了となる。
スカルミリョーネは比較的ダメージを与えやすい形態(ローザが攻撃参加可能)なので
誰か1人にリフレクをかけてケアルガ・ファイガを反射で連発すると…。
SFC版準拠の作品で可能。一応裏技に近いテクニックなのでご利用は計画的に。


DS版ではオープニングムービーにも登場するが、遠めのカットしかないのでよく見えない。


NTT出版「ファイナルファンタジーIV 戦闘解析編」のボスキャラフォーメーションには、“水や風や炎のマントでバリアを張ることはないのだ。” と書かれている。
…が、ルビカンテはともかくカイナッツォとバルバリシアは思いっきり水や風のバリアを張った状態で襲いかかってくる

  • ページの挿絵でも、カイナッツォとバルバリシアは思いっきり水や風のバリアを張った状態で描かれている
  • 「形態変化はしない」ということを言いたかったのだと思われる。
    ……それが「バリア張りっぱなしの形態で固定」なので結局攻略本の表記は間違いなのだが。
    (特にカイナッツォはかつてのバリア形態と同じ雷弱点である)

64階層バグでつれ回したヤンの武器は片方を猫の爪にして、もう片方を弱点突ける用に炎・氷・雷3属性の爪を準備してその都度、属性切り替えれば非常に頼もしい戦力である。

由来

元ネタはダンテの叙事詩『神曲』に登場する12人の悪魔集団「マレブランケ」のうちの4人より。
原典での役割はWikipediaを参照

FF1(GBA版以降)

燃え盛る火の大穴にて4体揃って登場。
5Fでスカルミリョーネカイナッツォのどちらかと、10Fでバルバリシアルビカンテのどちらかと戦う事になる。その為1度の突入では2体ずつしか戦えない。
まぁ初回はおそらくこっちの方が倒しやすいという理由でカイナッツォ、リボンの宝箱を守っているルビカンテの順番で倒すことになるだろう。
にしても炎属性のルビカンテはともかく炎が弱点なアンデッドのスカルミョーネ、どう見ても背景とは似合わない水属性を操るカイナッツォ、
かなりの薄着の為飛び散った炎や溶岩が肌に直接付着する可能性が高そうなバルバリシアを炎や溶岩が溢れる洞窟に配置とか酷な事を…。

FF14

黒衣の騎士ゴルベーザが従える四体の大妖異。元々は異界ヴォイドに棲む一妖異にすぎなかったが、月竜アジュダヤのエーテルを授けられたことで強大なモンスターへと変貌した。
パッチ6.2にてスカルミリョーネバルバリシア、パッチ6.3にてカイナッツォルビカンテとのバトルが実装。


基本的に喰うか喰われるかの世界出身、かつ成り上がり者ばかりのためかスタンドプレーが目立つ。今回は協力という言葉とは縁が無さそうである。

TFF・TFFCC

BMSのモンスターとして4人とも登場。
ゴルベーザ四天王とのバトル等、主にFF4関連の楽曲で出現する。
4人一緒に登場することもままあり、その場合はルビカンテがボスモンスターであることが多い。

FFRK

ルビカンテバルバリシアのジョブ。

FINAL FANTASY ALL THE BRAVEST

FF4発売から20年以上、携帯ゲームの時代になってとうとう協力ということを覚えたらしい。
参考動画(1:05~)