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Fulmar

Last-modified: 2018-03-22 (木) 21:51:02
No.249
weapon249.pngFulmar艦上戦闘機
装備ステータス
火力+1雷装
爆装対空+3
対潜+2索敵+1
命中+2回避+1
戦闘行動半径4
装備可能艦種
駆逐艦軽巡洋艦重巡洋艦戦艦
軽空母正規空母水上機母艦航空戦艦
備考
開発不可、改修不可
Ark Royal改の初期装備
紅茶の国で開発された複座艦上戦闘機です。
偵察や攻撃も可能な多用途運用を目指しましたが、運動性能や速度に難があり、
空中戦で優位性を発揮することはできませんでした。
機動部隊の零戦隊にも圧倒されることになり、徐々にその姿を消していきます。

ゲームにおいて Edit

  • 2017年8月12日にArk Royal改の初期装備として実装された艦戦。
  • 性能は旧式かつ複座機ゆえに九六式艦戦に毛が生えた程度。
    • 命中2が付く艦戦は零式艦戦21型(熟練)零式艦戦53型(岩本隊)に次ぐ3例目。加えて火力1があるため砲撃戦の貢献はそれなり。
      ただし零式艦戦21型(熟練)の量産が比較的容易なので、命中目的にこの機体を採用する意義は薄いと思われる。
    • ちなみに戦闘機初の対潜値付き装備だが、水偵の対潜値同様対潜攻撃力には寄与しない。*1
      • 瑞鳳改二乙で先制対潜可能ライン(対潜65)に僅かに届かない…という場合には一応使えなくもない。4スロ目に装備すれば対空の低さも然程気にならない。

小ネタ Edit

  • 元となっているのはフェアリー・フルマー。ソードフィッシュと同様フェアリー・アヴィエーション社の手になった艦上戦闘機である。
    • もともとは同社が空軍向けに設計・製造していたフェアリー・バトル軽爆撃機の、後継機の競争試作に供された機体がベースとなっている。
      • 1937年1月に初飛行した当機はホーカー社の試作機*2に敗れ去ったものの、デンマーク海軍が興味を示し、ライセンス生産権を購入した。
      • 12機がコペンハーゲンの海軍工廠で製造開始されたが、ドイツのデンマーク侵攻時には全て未完成だった。
  • 空軍省が艦隊航空隊向けに艦上戦闘・観測機の要求仕様を提示すると、フェアリー社はこの試作機を改良して競作に応じた。
    • この仕様書で要求されていたのは艦隊防空を主眼とした長距離戦闘機だった。
      戦闘機ではなく爆撃機や雷撃機を主敵としており、機動力は妥協して重武装と航続力が重視されていた。
      また、長距離の洋上飛行でのパイロットの負担を軽減するため、航法・通信士の乗る複座機とされた。
      • 日米では機動力低下を嫌ってパイロットに洋上航法をさせていた。
        護衛対象の爆撃・雷撃機や先導機による航法支援が行われ、多くの場合これで問題はなかった。
      • しかし誘導機を付けて洋上航法を行った日米でもしばしば航法ミスにより不時着機や行方不明機を出していた。
        ミッドウェー海戦では空母ホーネットのVF-8所属のF4F-4艦上戦闘機10機がまでの航法を間違えてしまい、そのまま行方不明になってパイロット10名を一挙に失う大惨事を起こしている。
        特に日本では大戦末期になると搭乗員の確保を急ぐあまり新兵の訓練を短縮した影響とよって練度低下により各パイロットごとの航法技術は低下しつつあった。
        無論、六〇一空のように、部隊によっては洋上航法も追加訓練により習得していたようだ。
        しかしマリアナ沖海戦では米機動部隊に向かう際アウトレンジ戦法を取った為長距離の洋上航法を行うことになった。
        洋上航法において、島など目印になるものがあればいいのだが、無い場合は上空の風に流される中でまず風向・風速を調べ、速度*3と時間で距離を割り出し、方位を確認してだいたいここにいるだろう、と予測を立てるしかない。
        当然誤差もあるし距離が伸びるほど誤差も大きくなる。
        マリアナ沖海戦当日、攻撃隊が発艦し、米機動部隊へ向けて飛行していたのだが目標変更により飛行ルートが変わるという連絡を聞き逃したことに航法ミスを起こしてしまい未帰還機を出してしまう。
        さらに攻撃後も帰還時に誘導機からはぐれたり、航法ミスにより未帰還となった機体が多かったらしい。
      • ちなみに1943年のポートダーウィン侵攻時も零戦隊は事前に450海里*4ほど海上を飛ぶ為の洋上航法を猛訓練で会得したので、ティモール島のクーパン飛行場よろおよそ800~900kmという長距離飛行を行いながらポートダーウィンを襲撃、オーストラリア空軍を撃破して、さらに800=900km飛んで基地へ帰る、という超人じみたことを航法ミス無しで成し遂げている。
    • 文字通り洋上航法は命がけなのだ。艦これでは基地航空隊を筆頭に、妖精さんは洋上航法に関してはハトの帰巣本能に匹敵する精度で必ず帰ってくるため、あんまり心配しなくていい。
  • 当時まともな戦闘機を保有していなかった艦隊航空隊にとって緊急性の高い機体であったため、既に原型機の存在していた当機が採用され、早くも1938年半ばに最初の量産発注が行われた。
  • 量産機の初飛行は1940年1月で、同年7月から運用が始まった。
    • ほどなく地中海の戦いで、機動力を妥協したフルマーは単座の陸上戦闘機を相手取るには実力不足であることが明らかになった。
      • その自重はおよそ3.2t。なんと天山と同等であり、これをMk.1ではわずか1,080馬力のマーリン8、Mk.2でも1,300馬力のマーリン30エンジンで動かしていたのだ。
    • 一方で長距離性能は有用で、ビスマルク追撃戦でも触接維持に活躍した。また、マルタを出入りする船団護衛ではより軽快な枢軸軍戦闘機相手に(爆撃機の護衛任務という足枷がついていたとはいえ)勝利を収めている。
  • 1941年3月からは出力向上型のMk.2が配備され始めた。Mk.2は500ポンドまでの爆弾を搭載しての急降下爆撃も可能だった。
    • フルマーの基本的な主武装は7.7mm機銃8挺だが、Mk.2の最末期型では12.7mm機銃4挺に改められている。
      また、Mk.2には機上対空レーダーを搭載した夜間戦闘機型がある。
  • フルマーは1942年までには一線を退き、シーファイアマートレットといった単座戦闘機にその座を譲っていった。
    • しかしフルマーの飛行特性は良好で空母でも運用しやすく、航続距離も良好だったため、その後も様々な任務に投入された。
    • 夜間の船団護衛、CAMシップでの運用や長距離偵察、低空侵入での対地攻撃やバラクーダ雷撃機の練習機など、その任務は多岐にわたる。
  • 太平洋戦線ではMk.2を装備した海空軍の3個中隊がセイロン島を拠点に活動したが、圧倒的な戦力を誇る南雲機動部隊の前に大苦戦を強いられた。
    • このうち2個中隊は3月にフルマーを受領したばかりで、残る1個も2月に再転換を終えたばかりだった。
    • 1942年4月9日には空母ハーミーズ救援のために合計12機が出撃し、空軍の6機が攻撃隊と交戦したが、衆寡敵せずハーミーズを守ることはできなかった。海軍の6機は戦闘に間に合わなかった。
    • フルマーは少なくとも1機の被撃墜が記録されている。全体的な損害は不詳だが、各飛行隊の経歴を見る限り損失数自体はさほど多くなかったようだ。
  • 護衛空母搭載の夜間戦闘機型を最後に、フルマーは1945年2月8日に前線での運用を終了した。
    • フルマーは大戦を通じて112機を撃墜した。これは第二次大戦で艦隊航空隊が運用した戦闘機としては最多である。
    • 生産数はMk.1が250機、Mk.2が350機の計600機。Mk.2のうち100機弱が夜間戦闘機型のNF Mk.2に改修された。
  • 複座艦上戦闘機の後継としては、1943年から配備が始まったフェアリー・ファイアフライがある。
    • 純粋な戦闘機としてはやはり単座機に劣るものの、運用の柔軟性や大きな搭載量、航続距離をいかして強行偵察や船団/対地攻撃、対潜哨戒などで活躍した。

この装備についてのコメント Edit

最新の15件を表示しています。 コメントページを参照

  • アークさんの落っこちやすいブルマーと聞いて -- 2017-09-05 (火) 00:31:26
    • くんかくんか・・・ -- 2017-09-05 (火) 13:41:32
    • 軽い気持ちで検索してみたら、何気に歴史ある衣服でびっくり >ブルマー -- 2017-09-08 (金) 18:05:11
      • 初期の「ブルマー」(19世紀頃)は「腰回りをきつく締めたりしなくていいダボダボなズボン」と言った感じ。ゲームなどでよく見るタイプに変遷したのは20世紀中期ぐらい。日本で取り入れられ始めたのが東京オリンピック(1964年)の「東洋の魔女」以降から。 -- 2017-09-09 (土) 00:32:41
      • 「天空の城ラピュタ」でシータがドーラから手渡されたやつだよね -- 2017-10-02 (月) 05:02:16
  • このイラストカッコ良くて好きだから機種転換とかで、せめて対空+10の装備になら無いかな… -- 2017-09-09 (土) 02:06:09
    • 対空+3が機種転換で+10にならないかって、まるで無印零戦21型が機種転換で震電改並にならないか、というのと同じような無茶な要求だぞ -- 2017-09-09 (土) 23:19:41
    • 其の程度の理由で使わないような奴を甘やかす理由は運営にもないと思うよ? -- 2017-09-11 (月) 12:39:27
      • まぁ、そうなるな・・・付随する性能は破格だから通常海域くらいならまだ使う余裕はありそう -- 2017-09-25 (月) 21:39:55
  • イギリスの艦爆に性能を求めるのはおかしいので普通に爆撃機出してほしいなぁ ランカスターとかね -- 2017-09-09 (土) 20:28:08
    • 書くとこ間違えたよ 無視してくれ -- 2017-09-09 (土) 20:29:00
    • モスキートだったらなぁ -- 2017-11-28 (火) 15:42:21
      • ステルス爆撃機 -- 2018-02-23 (金) 04:44:36
  • アークロイヤルにこれとソードフィッシュとsukaで英国カットイン -- 2017-09-13 (水) 01:25:55
  • 唯一無二の副座艦戦なんだし接触とかしてくれてもいいのに -- 2017-09-14 (木) 13:32:57
  • 捨てるなよ?こいつの夜戦型は新システムの改修負担、その救済策なのかもしれん。現状ネジ50以下で手に入る夜戦がない。 -- 2017-09-15 (金) 06:19:22
  • あーちゃん、ブルマ似合いそうだなあ、対空値いらないところなら普通に使いたいなと思っています -- 2017-09-25 (月) 21:36:52
  • 「九六式艦戦に毛が生えた程度。」ってことは、九六式艦戦はパ○パン…… -- 2017-09-26 (火) 19:20:10
    • 天才かよ -- 2017-09-29 (金) 01:38:30
    • ならば九六艦戦改とは.... -- 2017-11-28 (火) 15:41:25
  • 火薬式カタパルト実装して速吸から射出すればワンチャン(紅豚脳)と思ったが、コイツで強風に勝てる姿が想像つかん…実際対空値負けてるしw -- 2017-09-27 (水) 16:19:01
    • 強風は所詮水戦だからなぁ・・・ フルマーMk2なら多分普通に勝てると思う このフルマーはMk1だろうし強風は謎改造を施した強風改だから艦これの装備としては勝てないのは当たり前だと思うが -- 2017-09-29 (金) 01:44:34
      • MKⅠは最大速度は強風が圧倒的に上で上昇も負けてる、戦闘速度も加速もほぼ同じくらい(微妙に強風に負けてる)で運動性能に至っては強風が水上機だということを考慮してもどっちも同じぐらい低いみたいだし MkⅠじゃ強風には勝てなさそう MkⅡは軽量化して馬力が2割強上がったみたいだしMkⅡなら勝てそうだね 詳細なスペックは見つけられなかったので多分だけど -- 2018-02-21 (水) 14:47:29
  • こいつ夜間戦闘機仕様もあるのか…性能は求めないからぜひ実装してほしいな。 -- 2017-09-27 (水) 16:35:10
  • どうせif装備なんだからタイフーンとかテンペストとか欲しいぞ。 -- 2017-10-05 (木) 12:42:58
    • フルマーは十在運用してた艦上戦闘機でバリバリの史実装備なんですがそれは・・・  -- 2017-10-13 (金) 21:25:21
  • 英国兵器は予想の斜め下過ぎて対処に困るってどっかのチョビ髭が言ってた -- 2018-01-07 (日) 13:18:00
  • リランカで大鷹をLv60まで上げる際に地味ィィィィに便利だと今さら気付いた。改になったら使わなくはなるけど。。。 -- 2018-01-27 (土) 14:54:40
  • このフルマーのいい使い方の一つを教えよう!瑞鳳改二乙99と甲クリア報酬のソーフィIIIをお持ちの提督、その瑞鳳の装備の上から、好きな艦戦、99艦爆江草(脚が可愛い)、ソーフィ(シュー)、フルマーを載せると、ちょうど対潜が65になり、その瑞鳳は先制対潜と良い感じの制空補助と砲撃カットインを同時にこなすスーパーガールになれるぞ! -- 2018-03-20 (火) 02:18:39
  • 対空は正直しょぼいけど、微妙な制空調整する時に思いの他有用なんだよなあ -- 2018-03-21 (水) 14:57:45
お名前: URL B I U SIZE Black Maroon Green Olive Navy Purple Teal Gray Silver Red Lime Yellow Blue Fuchsia Aqua White




*1 http://ja.kancolle.wikia.com/wiki/%E3%82%B9%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%89:1390#38、2017年8月14日 (月) 17:06からの書き込み参照
*2 結局要求仕様の変更により標的曳航機として使われた
*3 航空機に積んである速度計は動圧と静圧の差を図る対気速度計である。高度計も基本的には気圧から計測するもので、天候により気圧が変化すれば当然速度ともども誤差が出る。INSやGPSが実用化された戦後ならば対地速度の取得は簡単になったが……。
*4 約833km