|CENTER:218|CENTER:80|CENTER:80|CENTER:80|CENTER:80|c
|>|>|>|>|~No.375|
|&attachref(./375.jpg,nolink,はい!長女ですから!しっかり頑張ります!);|>|Maestrale&br;(マエストラーレ)|>|Maestrale級 1番艦&br;駆逐艦|
|~|>|>|>|~艦船ステータス(初期値/最大値)|
//下記にもある通り、左側の初期値は改造直後の値とは異なります。
|~|~耐久|15|~火力|9 / 27|
|~|~装甲|7 / 18|~雷装|22 / 58|
|~|~回避|48 / 82|~対空|11 / 41|
|~|~搭載|0|~対潜|30 / 60|
|~|~速力|高速|~索敵|7 / 20|
|~|~射程|短|~運|14 / 74|
|~|>|>|>|~最大消費量|
|~|~燃料|15|~弾薬|20|
|~|>|>|>|~装備|
|~|>|>|>|[[120mm/50 連装砲>120mm/50 連装砲]]|
|~|>|>|>|未装備|
|~|>|>|>|COLOR(gray):装備不可|
|~|>|>|>|COLOR(gray):装備不可|
|>|>|>|>|~改造チャート|
|>|>|>|>|''Maestrale'' → [[Maestrale改]](Lv35)|
|>|>|>|>|~図鑑説明|
|>|>|>|>|LEFT:イタリア海軍マエストラーレ級駆逐艦、ネームシップのマエストラーレです。&br;結構一杯働いたのよ。船団護衛はもちろんだけど、水上艦隊戦力としても頑張ったんだから!&br;最後はね、ちょっと修理が間に合わなくって……。&br;えへへ。まあ、仕方ない、です!|
※初期値はLvや近代化改修の補正を除いた時の数値であり、最大値はLv99の時の最大値を指します。
#fold(CV:鬼頭明里、イラストレーター:じじ (クリックするとセリフ一覧が開きます)){{
CV:鬼頭明里、イラストレーター:じじ
#shadowheader(2,[[定型ボイス一覧>Maestrale/定型ボイス]])
#table_edit(Maestrale/定型ボイス)
~
#shadowheader(2,[[時報ボイス一覧>Maestrale/時報ボイス]])
#table_edit(Maestrale/時報ボイス)
~
#shadowheader(2,[[季節ボイス一覧>Maestrale/季節ボイス]])
#table_edit(Maestrale/季節ボイス)
~
}}
*ゲームにおいて [#game]
-2018年9月13日、イベント『[[抜錨!連合艦隊、西へ!]]』の[[E-4>抜錨!連合艦隊、西へ!/拡張作戦#area4]]報酬艦として実装。
--[[Libeccio]]からおよそ3年越しで実装された、Maestrale級駆逐艦のネームシップ。
--およそ1年後の2019年8月31日には妹の[[Grecale]]が、更に1年後の2020年11月28日に末妹の[[Scirocco]]も実装され、姉妹艦4隻が全員揃った。
-[[改造>Maestrale改]]すると、一部のボイスが変化する。
提督との距離が近くなっており、「です・ます」口調が減少してタメ口での会話が増加する。
**キャラクター設定について [#character]
-上記の通り先に実装されていたLibeccioの姉であり、Maestrale級の長女。服装・艤装に関してはほぼ同様なので[[Libeccio]]ページも参照のこと。
-スカートの個艦識別表記は「ML」。
--Libeccioと違い、改造前は中破してもパンツは見えない。改造すると見えるようになる。
---お尻への被弾を気にするが、これは機雷で艦尾を失った史実にちなんだものか。
~
-「''長女''ですから!」「''長女''だから!」と長女というワードを事あるごとに強調している。Maestrale級のネームシップであることに誇りと拘りがあるようである。
~
-桃井涼太氏の公式4コマでは216話において初登場。
--着任早々に、[[大東]]の落した爆雷で転んでしまい、お尻を怪我するという悲劇に見舞われた。
その際に、痔と勘違いされて円座を勧められることに…。
--前述の通り「長女」への拘りが非常に強いため、[[暁]]と比べられたものの、[[深雪]]からは「[[一人前のレディー>暁]]ほどお子様ランチが似合うタイプじゃなさそー」と評された。
~
-[[改造後>Maestrale改]]は時報が実装される。
--料理が得意なようで、色々な種類のパンやコーヒーを振る舞ってくれる。
---作るだけではなく「食べさせること」も好きなようで、12時から14時にかけて提督の胃を物理的に破壊しようとする。
---更に「食べること」も好きで、13時や19時の時報ではモグモグ食べながら喋りまくる。&color(Silver){食べるか喋るかどっちかにしよう};
--16時の時報で発覚するが、イタリア大型艦のうち何故か[[Roma]]だけ呼び捨てとなっている。
このことは上述の公式四コマでも触れられており、Romaの密かな悩みとなっていた。
~
-日本艦の中では、鎖繋がりで[[村雨]]・[[夕立]]と仲が良いようだ。
--それぞれ「サメさん」・「ポイさん」とニックネームで呼んでいる。
--彼女たちとの関係は、時報や放置ボイスの他、公式四コマなどにも登場する。
**[[期間限定グラフィック>艦娘カード一覧(期間限定グラフィック)]] [#graphic]
-2018年12月21日のメンテナンスで、期間限定グラフィック【Xmasmode】が実装された。
--お姉さんだからか、大胆に肩の露出したドレスのような服装。方位盤もヒゲと帽子でおめかし%%という案の定の謎ムーブを披露%%している。
&color(silver){肩の日焼けの跡、そしてそれ以上に中破時のあられもない姿はじじ氏の担当グラフィックで一番ヤバいと言われているとかいないとか…};
-
#fold(限定イラスト:Xmasmode){{
限定イラスト:Xmasmode
&attachref(./375_Xmas.jpg,nolink,あーザラさん、今年も大変そう。リベ、食べ過ぎはダメだからね! さぁ、わたしも楽しもうっと!);
}}
-2020年7月31日オンメンテナンスで期間限定ドロップと共に【水着mode】が追加された。
改と異なり、新規書下ろしのワンピース水着。運営からは何度もリテイクを食らったことが示唆されている。&color(Silver){当然か。};
中破絵は中破というよりオイルマッサージ中(?)な姿。&color(Silver){ゴクリ…。};
-
#fold(限定イラスト:水着mode){{
限定イラスト:水着mode
&attachref(./375_Summer.jpg,nolink,じゃじゃん~!というわけで、私も買ってみたわ、水着! どう?リベ、提督? 長女の力、思い知った?);
}}
-2021年2月5日のアップデートで、【バレンタインmode】のグラフィックが実装された。今回はちゃんと厚着している。
--昨年実装の二女から一気にマエストラーレ級4隻のバレンタイン限定グラフィックが揃うことになった。
-
#fold(限定グラフィック:バレンタインmode){{
限定グラフィック:バレンタインmode
&attachref(./375_Valentine.jpg,nolink,Ciao、提督! これを……。はい! この国の風習のようですので。はい。割と、よく出来たと思います。);
}}
-2022年10月14日のアップデートで、【ハロウィーンmode】のグラフィックが実装された。
--バレンタインに続いてマエストラーレ級4隻のハロウィーン限定グラフィックが揃った。
--天使の輪付きカチューシャと白い翼を着けた天使風の衣装で、右手にお菓子の詰まったバスケット、左手にハートのステッキを持っている。
マエストラーレ級恒例の主砲用方位盤型の帽子のお化けも天使風に。
--中破絵は、仰向けに倒れた彼女のお腹の上に落ちたステッキのハートと、足下に転がるお菓子の小袋が……&color(silver){ビジュアルイメージ的に色々とヤバい。};
それらに隠れているが、脇腹の辺りが普通に見えてるのも中々。
--運営曰く、「[[(…少し色々と実装が危ぶまれましたが…何かの戦いの結果)>https://twitter.com/KanColle_STAFF/status/1580904576588267520]]」らしい。&color(silver){中破絵を見るとさもありなん? なお、作者であるじじ氏のツイッターアカウントは実装と同時期に何故か凍結された末に新アカウントに移行、これも関連が?};
-
#fold(限定イラスト:ハロウィンmode){{
限定イラスト:ハロウィンmode
&attachref(./375_Autumn.png,nolink, ベ、あんたその格好……ちょっと可愛いわね。 え、私? 私はいいわよ。 その……長女だから! ね?);
}}
-2026年01月01日のオンメンテで、【巫女】modeが実装された。
--今回は運営の勝利との事。アブナイところは無い…ハズ。
-
#fold(限定グラフィック:巫女mode){{
限定グラフィック:巫女mode
&attachref(./375_Nenshi_2026.png,nolink,提督、新年ですね。ことしもイタリア水雷戦隊の指揮、ご指導、よろしくおねがいします! 私も、がんばります!);
//中破絵は無しで
}}
*小ネタ [#neta]
**設計 [#design]
-マエストラーレ級駆逐艦は、1930年代に入り建造されたイタリア海軍の艦隊型駆逐艦である。同時期の日本では初春型が建造されている。
-前級のフレッチア級の設計を基礎とし、船体の拡大、艦首、艦尾の構造を変更、上部構造物の配置を変更して重量配分を適切な物にする事で、フレッチア級で問題となっていた復元性と凌波性を向上させている。
--さらに主砲を新開発の[[OTO社製の砲>120mm/50 連装砲]]へと変更する事で戦闘力を向上させており、本級はこれ以降のイタリア海軍の駆逐艦の設計のベースとなる。
--また本級の図面は当時イタリアから技術提供を受けていたソ連に提供され、同国の代表的な艦隊型駆逐艦である7型(グネフヌイ級)のベースにもなっている。
-船体を拡大した結果、基準排水量がフレッチア級の1200トンよりも400トン以上増加し1600トン以上に大型化((資料によってはマエストラーレ級の基準排水量を1400トンとする物があるが、[[これは計画時での数字であり、実際に建造されると1600トンを超えてしまった。>http://www.navypedia.org/ships/italy/it_dd_maestrale.htm]]))したものの、船体が延長されているためフレッチア級と同じ機関(44000馬力)のまま速力を落とす事無く、逆に公試では前級の38ノットを越える最大速力41ノットを記録している。
--もっとも、イタリア海軍は公試速力を計測する際に積載物を減らし機関に過負荷をかけて計測しているので、戦闘時と同じ積載量で計測した場合、実際の速力は大幅に落ち、マエストラーレ級の実戦での速力は最大32ノット程とされる(しかしフレッチア級は復元性と凌波性を修正した結果、最終的に実戦速力が30ノットまで落ちてしまったのに比べると、やはり優速である)。
---この事に関しては[[島風]]の項でも触れられているので知っている提督もいると思われる。
-武装は先述の通り新開発のOTO製120mm砲を2基4門、533mm3連装魚雷発射管を2基搭載、建造時の対空兵器には世界中に流行し日本も採用した%%けどすぐ見限った%%[[あの機銃>毘式40mm連装機銃]]と国産の13mm機銃を採用している。
--ちなみにネームシップのマエストラーレは1942年、二つの魚雷発射管の間に存在する機銃を撤去し、120mm単装砲を増設して火力を増加させている。
-マエストラーレ級は全て、イタリアに吹く風の名前から艦名がつけられている。そのため、"Classe Venti"「風級」の別名も持つ。
--マエストラーレ(Maestrale) - 北西から吹く冷たい風。「主となる(風)」の意。フランスの地中海沿岸に吹く北風「ミストラル」と同じ言葉で、ミストラルが地中海を越えてイタリアまで届いた物。
--[[グレカーレ(Grecale)>Grecale]] - 北東から吹く風。「ギリシャの強風」の意味
--[[リベッチオ(Libeccio)>Libeccio]] - 地中海性の湿った南西から吹く風。「リビアの(風)」の意味
--[[シロッコ(Scirocco)>Scirocco]] - アフリカから吹く暑い南風。アラビア語の「東風(sharqi)」が語源
--%%メキシコに吹く熱風という意味のサンタナ(Santana)というのは関係ない%%
--これらは中世以来、トラモンターナ(北風)、レヴァンテ(東風)、オストロ(南風)、ポネンテ(西風)などと共に羅針図(コンパスローズ)に方位を指し示すものとして刻まれることが多く、地中海の船乗りにはお馴染みの風と言える。
**戦歴 [#career]
-イタリア海軍のマエストラーレ級駆逐艦1番艦として、アンコナのリウニーティ造船アンコナ造船所にて1931年9月25日起工され、1934年4月15日進水、同年9月2日に就役した。
-1940年6月のイタリア参戦時、マエストラーレは X Squadriglia Cacciatorpediniere (イタリア語で第10駆逐隊。マエストラーレ級4隻で編成)の司令艦であった。
開戦初頭の第10駆逐隊は、主にリビアへ向かう船団の護衛や偵察任務、機雷の敷設などの任に就いた。
***1941年 [#u338e792]
-1941年11月8日、マエストラーレはドイツアフリカ軍団への補給物資を積んだデュースブルク船団((ドイツ商船デュースブルクを始めとする輸送船7隻))と共に、ナポリからトリポリへ向けて出港した。
--この船団の護衛には6隻の駆逐艦(マエストラーレ、グレカーレ、リベッチオ、フルミネ((フォルゴレ級。名前は[[雷]]の意味。フォルゴレ級は姉妹艦全員が「[[雷]]」、「[[稲妻>電]]」にちなんだ艦名を持つ。))、エウロ((トゥルビネ級。名前は南東風という意味。ちなみにトゥルビネ級もマエストラーレ級同様、艦名が「風」で統一されている。))、アルフレード・オリアーニ((アルフレード・オリアーニ級1番艦で、マタパン岬沖海戦の生き残りの1隻。姉妹艦で唯一戦争を生き延び、戦後はフランス海軍に引き渡されデスタン(D'Estaing)に改名され54年まで在籍した。)) )が付き、それに加え重巡トレント、トリエステ、駆逐艦4隻からなる部隊も援護のために出撃した。
だがこの動きはイギリス側に把握されており、同日夜船団は英海軍K部隊(軽巡オーロラ、ペネロピ((アリシューザ級(2代目)の4番艦と3番艦。[[阿賀野]]の小ネタも参照))、駆逐艦ランス、ライヴリー((L級。[[Ark Royal]]の最期を看取ったリージョン、ラフォーレイの姉妹艦。)) )の襲撃を受けてしまう
(''デュースブルク船団の戦い'')。
--英海軍はイタリア艦隊に無いレーダーによって先手を取り、5,500ヤード(5km)の位置から砲撃を開始、次々と輸送船を撃沈していった。
---この戦闘でマエストラーレはペネロピからの砲撃で通信アンテナを損傷、グレカーレはオーロラらの砲撃で航行不能に陥り、
フルミネは必死の反撃でライヴリーに損傷を与えるものの、ランス、オーロラ、ペネロピからの砲撃を相次いで受け轟沈してしまった。
--この海戦で7隻の輸送船は全滅し、輸送作戦は完全な失敗に終わった。
---グレカーレはオリアーニに曳航されてトラーパニへ退避し、マエストラーレはリベッチオ、エウロと共に漂流する生存者の救助に当たる。
--だがまだ悲劇は終わらなかった。
救助作業の最中、リベッチオが英潜水艦アップホルダーの雷撃を受け艦尾を喪失したのである。
---エウロがリベッチオの曳航を試みるも浸水の増加により断念され、生存者はエウロとマエストラーレに移乗。午前11時18分にリベッチオは沈没した。
&br;
-その後も、マエストラーレは船団の護衛・輸送任務に努めた。。
--11月19日には先日共に戦ったオリアーニや、その妹であるヴィンチェンツォ・ジョベルティ((こちらもマタパン岬沖の生き残り。1943年8月9日英潜水艦シムーンにより撃沈([[G.Garibaldi]]の小ネタ参照)。))と共にアルファ船団(輸送船2隻)がトリポリからナポリに戻るのを護衛した。
--12月1日から2日にかけて、マエストラーレはジョベルティと共にリビアのデルナへ石油50トンを輸送した。
&br;
-12月13日、マエストラーレは戦艦カイオ・ドゥイリオ、重巡ゴリツィア、オリアーニ、ジョベルティと共にM41補給作戦に参加した([[Littorio]]の項目を参照)。
そして12月17日には第1次シルテ湾海戦が発生するが、マエストラーレはこの戦闘において特別な役割は果たさなかった。
***1942年 [#i706ac92]
-1942年1月3日、マエストラーレはナポリを出港し、メッシーナ・タラント・ブリンディジの3港からトリポリに船団を送るM43作戦の間接的な護衛にカイオ・ドゥイリオやシロッコ、オリアーニらとともに参加した。そして船団到着後(5日)、部隊は1月6日に帰投した。
--1月22日にはタラントからトリポリへの兵員輸送作戦T34に参加。船団は24日にトリポリに到着するも、そこで爆撃機2機の空襲に合い、兵員輸送船1隻を失った。
--2月21日にはシロッコ含む駆逐艦4隻と共にK7作戦に参加。ギリシャのコルフ島を13時30分に出港、輸送船団を護衛し、その後トリポリに到着した。
&br;
-この年、マエストラーレには大きな改装が施された。
--改装では主砲の換装の他、2つの魚雷発射管の間に120mm単装砲を新たに増設し、更に照明弾用の旧式の120mm榴弾砲を撤去し20mm機銃に置き換えた。
他にも艦橋付近の機銃の換装や対潜装備の新調が行われた。
--[[Maestrale改]]はこの状態と思われる。
-3月23日、末妹のシロッコが第2次シルテ湾海戦からの帰投中に嵐に遭遇し沈没。残る姉妹艦はグレカーレのみとなった。
&br;
-8月11~13日にはペデスタル作戦([[Jervis]]の小ネタ参照)の迎撃に参加。
--降伏寸前のマルタ島を救うべく総力を挙げてきたイギリス艦隊に対し、イタリア海軍もこれを迎撃すべく重巡3隻(ゴリツィア、トリエステ、ボルツァーノ)、
軽巡3隻(エウジェニオ・ディ・サヴォイア、ライモンド・モンテクッコリ、ムツィオ・アッテンドーロ)、駆逐艦11隻からなる部隊を出撃させる。
---だがマルタ島や護衛の空母からの空襲を恐れたことや、ドイツ空軍が航空攻撃による船団撃滅を望んだために港へ退避、交戦する機会はなかった。
---撤退の最中、ムツィオ・アッテンドーロとボルツァーノが英潜水艦アンブロークンの雷撃により大破、2隻が再び戦場に戻ることはなかった((ムツィオ・アッテンドーロは42年12月4日、完全な修理のためにナポリに停泊中だった所を米軍機の空襲に受け沈没。))((ボルツァーノは修理が進まず、イタリア休戦後ドイツに接収されるも放棄され、44年6月22日に連合側となったグレカーレから発進した特殊潜航艇チャリオットにより撃沈された。))。
--イタリア海軍は潜水艦や魚雷艇で輸送船団に多数の損害を与えたもののマルタ島は降伏の危機から脱し、地中海の戦いは転回点を迎えることになる。
&br;
-8月15日、マエストラーレはジョベルティと共にモーター船ロゾリーノ・ピーロ((http://conlapelleappesaaunchiodo.blogspot.com/2016/03/rosolino-pilo.html、2018/10/07確認))の護送を行った。
ロゾリーノ・ピーロが英潜水艦ユナイテッドの雷撃で沈没し、ジョベルティが航空攻撃で損傷している間、マエストラーレはトラーパニに戻ったのち、駆逐艦ランツェロット・マロチェッロと共に沈没時点に戻り、ロゾリーノ・ピーロの乗員を救助した。
--11月4日にはナポリを出港、グレカーレ、オリアーニ、ジョベルティ、水雷艇アニモソ((チクローネ級水雷艇。戦後はソ連海軍に賠償艇として譲渡され、ラードヌイ(Ладный)と改名、60年に解体。))、クリオ((スピカ級水雷艇。主な戦果に英潜水艦トリトン撃沈(機雷による沈没説有)などがある。後述のH船団の護衛も務めていたが生き延び、戦後は新生イタリア海軍に59年まで所属。))、そして新鋭の駆逐艦ヴェリーテと共に輸送船団を護衛した。
空襲が続くにもかかわらず、この船団はリビアに無傷でたどり着いた最後の1つとなった。
--同月12日~16日にかけて、別の部隊が行っていたチュニジアへの兵員輸送に同行。
--11月28日の昼、ビゼルトから出航、駆逐艦フォルゴレ((フォルゴレ級のネームシップ。名前は「[[稲妻>電]]」の意味。デュースブルク船団の戦いで撃沈されたフルミネの姉。))、水雷艇アニモソと共に武装商船チッタ・ディ・ナポリを護送したが、22時40分に突如ナポリは艦首から爆発を起こし、約50分後に沈没。
マエストラーレは僚艦と共に対潜攻撃を行うも敵を確認できず、ナポリ沈没の原因は機雷によるものと考えられた。マエストラーレとフォルゴレは生存者を救助した。
&br;
-11月30日、マエストラーレはグレカーレ、駆逐艦アスカリと共にシチリア海峡への機雷敷設任務を行っていた。
そして任務を終え帰投する最中にB船団の護衛強化の要請を受け、その護衛に就いた。
--B船団はナポリからチュニジアに向かう予定だった船団だったが、英海軍Q部隊(軽巡オーロラ、シリアス、アルゴノート、駆逐艦キベロン、クエンティン)出現の知らせを受け引き返してきたのだった。
--その後Q部隊は12月2日にシチリア海峡でチュニジアへ向かうH船団((兵員輸送船4隻、駆逐艦3、水雷艇2からなる輸送船団))を攻撃、船団を護衛していたフォルゴレが撃沈され、輸送船4隻が全滅した((https://en.wikipedia.org/wiki/Battle_of_Skerki_Bank、2018/10/07確認))。
***1943年 [#t5b4ceba]
-1943年1月9日、マエストラーレはニコラ・ベデスキー艦長の下、駆逐艦コルサロと共にチュニジアへの兵員輸送任務につく。
--だが夜8時、船団がビゼルトの40マイル東方に居たとき、突然マエストラーレの後部で大爆発が起き、艦尾を12メートルに渡って失い航行不能に陥った。
---ベデスキー艦長は魚雷が命中したと考えたが、実際はイギリスの機雷敷設艦アブディールが前夜に敷設した機雷によるものだった((http://conlapelleappesaaunchiodo.blogspot.com/2018/05/maestrale.html、2018/10/23確認))((https://it.wikipedia.org/wiki/HMS_Abdiel_(M39)、2018/10/23確認))。
--1隻の私掠船がマエストラーレの救援に向かうも2つの機雷に触雷、乗員187人と共に沈没した。
マエストラーレは深刻なダメージを受け動くことができず、このままではイタリアの機雷原に漂流してしまう危機に陥った。
--しかし、ベデスキー艦長は2つの錨鎖を結ぶことで350mの深さまで錨を下ろし、艦を何とか停泊させることに成功する。
---放置ボイスのセリフはこのエピソードが由来と思われる。
--その後救助部隊が到着、マエストラーレはビゼルテまで曳航され、2週間かけて仮修理が行われた。
その間、そばで米軍による空爆があったが命中しなかった。
-1月31日、一時的な修理の後、マエストラーレは水雷艇アニモソに曳航され、2隻のコルベットの護衛を受けつつ移動を始める。
だがコルベットの1隻が機雷に触雷、乗員24人と艦尾を失い3時間後に沈没した。ビゼルテから救助に来た水雷艇も同様に触雷し沈没し84人の死者が出る。
--マエストラーレとアニモソは代わりにトラパーニに向かい、そしてそこからナポリへ向かった。
&br;
***ナポリからジェノヴァへ。そして…… [#tc3be5ed]
-ナポリでの修理の後、4月1日にマエストラーレはナポリ港で被爆し艦首を失っていた駆逐艦コラッツィエーレと共に曳航されながら出航、3日にジェノヴァに到着し、本格的な修理を受けることになった。
-だが、乾ドックで修理中の1943年9月8日。イタリアは休戦。
--そしてその翌日、マエストラーレは同じくドックで修理を受けていたコラッツィエーレと共に、船員の手によって自沈されたのだった……。
&br;
-その後残骸はドイツ軍によって浮揚されるものの、およそ1年半後のドイツ降伏に伴い再度自沈。戦後スクラップとして解体された。
-マエストラーレは合計で157の任務(14の海軍活動、5つの機雷施設任務、2つの対潜戦、2つの爆撃に対する反撃、3つの輸送任務、52の護衛任務、24の訓練、そして回航等のその他55の任務)に従事し、
333日の活動の中で54,859マイルの海を駆け回った。
** その後 [#after]
-マエストラーレ級駆逐艦の艦名は、1983年以降就役したマエストラーレ級フリゲートで再び使われている。
1~4番艦は先代と同じ順番で、さらに4隻追加されている。
--アリゼオ(Aliseo) - 貿易風
--エウロ(Euro) - 南東風
--エスペロ(Espero) - 西風
--ゼッフィロ(Zeffiro) - 西風(春のそよ風)
-マエストラーレ級フリゲート1番艦マエストラーレは、1982年3月に就役し、2015年12月に退役した。
*この艦娘についてのコメント [#comment]
//#fold(過去ログ){{
//#ls
//}}
//コメント2以降への移行時に↑のコメントアウトを外せば改造完了
//新規作成時は下のコメントアウトを解除
#pcomment(./コメント1,reply,15)