毘式40mm連装機銃

Last-modified: 2021-11-30 (火) 14:25:09
No.092
毘式40mm連装機銃対空機銃
装備ステータス
火力雷装
爆装対空+6
対潜索敵
命中回避+1
射程
装備可能艦種
駆逐艦軽巡洋艦重巡洋艦戦艦
軽空母正規空母水上機母艦航空戦艦
備考
開発不可、改修可
大鯨春雨の初期装備
改修更新
毘式40mm連装機銃*1 QF 2ポンド8連装ポンポン砲★+1
英国ヴィッカース社より導入した対空機銃です。
射撃時の音からポンポン砲とも呼ばれ、国内でライセンス生産もされました。
徐々に後発の国産対空機銃に更新されていきました。

ゲームにおいて

  • 2014/06/06アップデートで実装された大鯨の初期装備として登場。その後春雨も初期装備として持ってくるようになった。
  • ☆1でありながら超レアな上、自身を駆逐した張本人で☆2の25mm三連装機銃と同性能という謎の武器。
  • 本装備の改修は最初から共食い式。改修更新までに本装備が最低11個必要。
  • 毘式にしても25mm三連装にしても改修はともかくわざわざ更新するかというと微妙なところだが...

更新履歴

  • 2014/06/06アップデートで実装された大鯨の初期装備として登場。
  • 2014/08/08アップデートで実装された春雨も初期装備として持ってくるようになった。
  • 実装時は機銃系で3.7cm FlaK M42の下位ではない唯一の武器だった。
  • 2014/09/12のアップデートで対空が+1された。
  • 2014/09/12のアップデートで他の国産対空機銃にも回避+1が付いた為、唯一ではなくなった。
  • また、25mm三連装機銃は改修工廠での強化・更新が可能となり、こちらの優位性は一切なくなってしまった。
  • 2020/09/17アップデートでこちらにも改修と改修更新先が実装されたため一応追いついた。

対空機銃上位早見表(装備最大値/対空機銃上位早見表/テーブルより転送)

長いので折りたたんでいます

No対空機銃-装備名火力対空加重
対空値*2
艦隊
防空値*3
命中回避装甲入手方法改修特殊機銃備考追加
173Bofors 40mm四連装機関砲111662.2121初期、イベント、ランキング編集
191QF 2ポンド8連装ポンポン砲110602初期装備、イベント、改修英国艦・金剛型改二に専用対空CI有編集
13125mm三連装機銃 集中配備9541.81初期装備、改修、任務編集
0853.7cm FlaK M4218481.61初期--編集
27412cm30連装噴進砲改二8481.6131改修、任務、ランキング-伊勢改日向改武蔵改に専用対空CI有
特定艦における対空噴進弾幕トリガー装備
編集
05112cm30連装噴進砲8481.6初期装備、任務、開発-編集
30120連装7inch UP Rocket Launchers7421.42初期装備、ランキング--編集
0842cm 四連装FlaK 387421.41初期-編集
04025mm三連装機銃6361.21開発、改修-編集
092毘式40mm連装機銃6361.21初期装備-編集
  • 特殊機銃:一部艦娘の専用対空CI or 高射装置なしの汎用対空CI発動を可能とするトリガー装備で、素対空9以上の装備
  • 対空噴進弾幕:詳細は12cm30連装噴進砲改二参照。
  • 加重対空値・艦隊防空値については対空砲火参照。
  • 薄い色は海外艦装備

小ネタ

  • 元ネタは毘式四十粍機銃の連装銃架で英国生まれの機銃である。この時点で嫌な予感がした方、おそらくその想像は正しい
    • 「毘」はヴィッカースの「ビ」の宛て字。金剛を建造した英国ヴィッカース社である。妖精さんも影響を受けてかティータイム中。
    • イギリスでの名称は「ヴィッカース QF 2ポンド砲(Vickers QF 2 pounder gun)」。QFは"Quick Firing"(速射)の略である。
      図鑑にもあるように、独特の射撃音から「ポンポン砲(Pom-Pom Gun)*4」と呼ばれた。
  • 第一次大戦中の1915年に開発されたQF 2ポンド砲Mk.2*5が祖であり、第一次大戦中の英艦艇の艦載対空砲として広く用いられた。
    • 1925年に帝国海軍にMk.2タイプの物が導入され、当初はイギリスから輸入していたが、後に呉海軍工廠でライセンス生産されるようになった。
    • 後に英国海軍ではさらなる改良型であるQF 2ポンド砲Mk.8に発展。第二次大戦中にはメジャーな防空兵器の一つとして運用された。
      • このため、毘式40mm機銃と第二次大戦時の英国艦艇に搭載されたポンポン砲は厳密には同じ機銃ではない。
  • 濃密な弾幕を展開でき、また一発一発の威力が高いことが特徴で、開発後はこぞって各国が採用している。

    Q. …で、その実態は?

    A. 英国面でした。

    • 使ってみると弾丸の重さの割に発射速度が遅く、弾道特性も悪い(露骨に重力に負けて放物線を描く)、射程も短いと欠点が次々噴出。
      致命的だったのは給弾機構と機関部の不具合で、頻繁に弾詰まり(ジャム)を起こしていた。
      • 動画情報サイトに英国海軍のポンポン砲の射撃動画が上がっていたりする。
        しかし2カット目の右から4番目、1&3カット目の一番奥などで弾切れか故障か動かないこれを確認できる。
    • さらに曳光弾*6の生産が無く、ただでさえ当たりにくいのにどこ撃ってるかすらわからない。*7
    • 長門型や高雄型が装備していたが上記のように対空火器としては致命的な欠陥を抱えた砲だったため、
      日本海軍では早期に見切りをつけてより信頼性や射程に勝る25mm機銃に交換された。
      それでも大戦初期には初春型や五月雨以前の白露型に対空機銃として搭載されている(が、結局は撤去され、25mm三連装機銃に交換された)。
      • 実際に本銃による対空戦闘を体験した五月雨乗組員の感想は以下のとおり。
        「故障ばかりしている旧式の四十ミリ機銃は敵機を前に何らなすところがない。」
    • またスウェーデン海軍でもこれの代替のために自国のボフォース社が40mm機関砲を開発。
      • これが大傑作製品で、英国も最終的にはこの機関砲とエリコン社の20mm機関砲*8で挙動の怪しいポンポン砲を補い、
        第二次大戦を通して連合国で広く用いられることとなった。
  • ちなみに連射速度は
    毘式40mm機銃…毎分115発(ただし実用速度は60発*9
    九六式25mm…毎分230発(ただし実用速度は毎分150発*10
    ボフォース40mm…毎分120発
    3.7cm FlaK M42…毎分250発*11
    であり、8連装したものの連射速度は一応ボフォースの4連装程度はあった。

この装備についてのコメント


*1 新型兵装資材を1個消費
*2 対空機銃は倍率6倍
*3 対空機銃は倍率0.2倍
*4 「ポムポム砲」とも表記される
*5 Mk.1は弾薬互換性のない1.5ポンド(37mm)機銃
*6 弾頭後部に発光性物質を混ぜた弾丸。要は蛍のように尻が光り、光の尾を引く。弾数・弾道の確認ために数十発単位で混ぜられていることが多い。
*7 これは曳光弾の重さが発光体の燃焼・気化することで飛翔時間の経過と共に軽くなり、それによって弾道特性が変化するのでかえって射手に通常弾の狙いを誤らせる危険性があった為。(本末転倒である。ある意味で英国面の申し子である。)※設計や材質の改良により幾分かは解消されたものの、今現在製造されている曳光弾にもこの問題は存在する。
*8 日本海軍が航空用として広く採用した九九式二〇粍機銃と基本設計は同じだが、より高初速で重いエリコンSS。米英では20mm以上を機関砲(Autocannon)と称した。なお、現在でも使用される傑作である。
*9 英国の改良版の最終期は90発強
*10 装弾数15発の箱形弾倉式なので実際にこの速度で運用するのは不可能であるとの説と実用速度は弾倉交換の時間なども考慮した時の数値とする説がある。
*11 実用速度は毎分160発とする説もある。