ゲーム用語/キャンセル

キャンセル(cancel)とは
「解約・取消・撤回・消印」を意味する名詞キャンセレーション(cancel-lat-ion)を
動詞的に用いた英単語。キャンセレーションを行動に移したらキャンセルである。

概要

• ゲームにおいては主に以下の用法がある。
  • アイテムの購入や装備品の装備などを取り消してもう一度選択し直すこと
  • 直前の動作(モーション)を省略すること

• 前者に関してはジャンル問わず多くのゲームで取り入れられているシステムであり、
  モンハンで言えば装備の生産・強化を実際に行うかどうかや、
  説明を再度聞くかどうかなどで目にすることが多い。

• 後者は攻撃後の隙を回避や別攻撃コマンドでカットする事などを指す。
  もともとは格闘ゲーム「ストリートファイターII」に存在していたバグを仕様として取り入れたもので、
  後代の格闘ゲームやアクションゲームでもこのような行動ができるものは多い。

• モンハンにおいても同様に、狩猟笛での叩きつけや大剣の抜刀斬りなど
  攻撃後の隙の大きい技の直後に、回避行動を入れることにより硬直を解いて隙をなくす戦法や、
  ハンマーの溜めにおいてスタミナぎりぎりまで攻撃のタイミングが合わない時に
  回避行動をすることによって溜めをキャンセル、スタミナを回復させ次の攻撃チャンスを窺う…
  というものなどがある。

• MHGでは、ステップ中に攻撃入力等でステップそのものをキャンセルするという、
  「ステップキャンセル(通称：ステキャン)」というテクニックが存在した。
  しかし、あまりにも猛威を振るったために、以降のシリーズでは修正されて使えなくなっている。

• MHFの狩人珠スキル「刹那の守り」は、攻撃を受ける瞬間にガードを入力することで
  ガード時の反動を完全にキャンセルして回避やステップなどをすることができるスキルである。
  本来通常の回避では避けられない攻撃をあたかもステップだけで回避しているように立ち振る舞える。
  キャンセルを利用した強力なテクニックだが、この手のジャストタイミング式のアクションのなかでは
  受付時間が非常に短いことから自由自在に扱うのは極めて難しく、練習は欠かせない。

• モンスターも行動をキャンセルすることがある。
  有名なのは怒り移行時のカウンター咆哮で、
  攻撃を加えていると直前の動作を突然キャンセルして咆哮してくる。

関連項目

アクション/コンボ
アクション/ステップ
モンハン用語/隙潰し