- 種族
- 鳥竜種(竜盤目 鳥脚亜目 鳥竜下目 耳鳥竜上科 クック科)
- 別名
- 青怪鳥(あおかいちょう)
- 英語表記
- Blue Yian Kut-Ku
- 危険度
- MH4・MH4G:★4
- 登場作品
- MHG, MHP, MH2, MHP2, MHP2G, MH4, MH4G, MHF, MHST, MHST2
目次
生態・特徴 
- 極稀に確認されるという怪鳥イャンクックの亜種。
うっすらと緑がかった青色の外殻が特徴で、《青怪鳥》とも呼ばれる。
その青い甲殻は木々の生い茂る場所では保護色となり、肉眼で捉えづらいのが特徴。
芸術品のような複雑な色合いの鱗は染料としての需要もあり、
青いイャンクックの目撃例自体が稀であることもあって、
固有の素材は通常種のそれと比べるとやや高値で取引されている。
- 基本的な能力や生態は通常種と然程変わらず、性格もやはり臆病。
生息域も通常種とほとんど変わらないと言われているが、通常種よりも多少ながら寒気や冷気に強いらしく、
そのような性質故か、渡りによって通常種が一時的に姿を消す寒冷期などに目撃される例が多い。
基礎的な生命力も通常種より強く、また興奮時には通常種以上に狂暴化する傾向があり、
ハンターズギルドによっては通常種よりワンランク上の危険性を持つと認識されている。
- なお、そこからやや遅れてこの亜種とはまた異なる紫色の外殻を持つ、
非常に凶暴なイャンクックらしき大型モンスターの目撃情報が聞かれるようになったが、
詳しい調査を行った結果、それはイャンクックに似た姿の別種のモンスターである事が確認された。
派生作品の種・個体
- 特異個体
- 青みがかった耳と大きく発達した嘴が特徴の特異な亜種個体。
特に嘴は通常のイャンクックとは異なり、まるでシャベルのような形状となっている。
この嘴を巧みに使って地面に穴を空け、獲物を突き落として動きを封じるという非常に独特な戦法を取る。
さらに地面ごと抉り返すように嘴を振るうなど、積極的に嘴を武器として用いる。
また、半ば固形化した状態の火炎液を吐く事があり、これは地面をバウンドしながら転がって行く。
概要 
- 世にも珍しい青いイャンクック。
通常種で赤かった部分が青色へと代わっている他、
通常種では青かった翼膜が人間の肌色に近い色味へと変わっている。
独特の深い青色の鱗や甲殻はおもに染料として使われ、高額で取引される。- 寒色のやや地味な甲殻に加え、森丘や密林などの鬱蒼とした森に登場するクエストが多く、
それらフィールドでの狩猟の際には見失ってしまいがちである。
- 寒色のやや地味な甲殻に加え、森丘や密林などの鬱蒼とした森に登場するクエストが多く、
- 基本的な行動は通常種と同じだが、攻撃力、俊敏性、体力が格段に上がっており、
高い体力に起因して通常種よりも怒り状態でいる時間が長いこともあり、
「たかがクック」と思って挑むと痛い目に合う。- その割に装備の性能は(シリーズにもよるが)通常種と大して変わらず、少し釣り合わない。
MHP2(G)上位、G級の「森丘素材ツアー」では突然登場してエリア内で暴れ、
「奇面族を探し出せ!」でもやはりハンターを妨害する。
愛嬌のある通常種とは違い、少し嫌な奴。
- その割に装備の性能は(シリーズにもよるが)通常種と大して変わらず、少し釣り合わない。
- 肉質に関しては当初こそ通常種と変わら無かったものの、
MHFやMH4(G)など近年の作品では通常種と異なる肉質が設定されている。
弱点属性については水と氷で差異があるものの、作品によって弱点か否かは変わる。
詳しくは後述。
各作品の変遷 
MHG 
- 初登場。この作品とMHPでは「青イャンクック」と呼ばれる。
イャンクックの金冠を獲得すると、オンラインのG級クエストにランダムで登場する。
- モーション面での通常種との違いは「後方へ飛び退く」という行動を有する点。
後方に向かって滞空しつつ、徐々に高度を落とし最後には着地する。
単に距離を取るだけの行動であり、後方に壁があると引っかかって隙だらけ。
攻略本では「閃光玉を投げて落とすチャンス」と書かれていたりもする。
- 肉質は通常種と一切変わらず、体力故にタフになっている。
このため、対通常種用の装備であれば特別対応に困ることはないだろう。
MHP 
- MHPでは村クエストや集会所ノーマル・ハードにも登場するようになった。
MH2とは異なり、村クエストに姿を見せるリペイントモンスターは多くない。
登場時期がかなり早いため、一番最初に戦うリペイントモンスターという扱いになる。
やっとイャンクックを倒せたぐらいの初心者がその勢いで青イャンクックに挑むと
思いのほかのタフネスと、怒り時の行動速度1.4倍で思わぬ苦戦を強いられる。- ただし、キークエストのみ進めた場合は翠ガノトトスの方が先となる。
集会所★6のGランククエスト「挟撃のイャンクック!」がキークエストに設定されているため、
どの道イャンクック亜種を倒さずに進行することは不可能ではある。
- ただし、キークエストのみ進めた場合は翠ガノトトスの方が先となる。
- 村や集会所ノーマル・ハードランククエストでの登場に伴い、非G級素材が追加されている。
「青怪鳥の軟殻」「青怪鳥の小耳」がそれで、特に後者のネーミングはユニークである。
MH2 
- MH2ではオン・オフ問わず亜種モンスターが登場する*1。
イャンクック自体の登場時期が早いこともあり、狩猟解禁時期も亜種中最速である。- 季節の概念があるMH2では寒冷期・温暖期に登場し、繁殖期には現れない。
通常種は繁殖期・温暖期に姿を見せるが、寒冷期には登場しない。 - また、夜のクエストではモンスターレベルにマイナス補正が掛かる。
通常種はそれに加えて昼にプラス補正が掛かるのだが、亜種にはプラス補正がない。
- 季節の概念があるMH2では寒冷期・温暖期に登場し、繁殖期には現れない。
- 氷属性が登場したMH2だが、こちらでも通常種と肉質に差異はない。
素材体系も見直され、固有素材であった耳が通常種と共通素材に変更されている。
MHP2(G) 
- 村★3クエストから登場。やはり亜種中最速で現れる特性は変わらない。
ただし、同ランクにはゲリョス亜種やガノトトス亜種が控えているため、
実感としてはあまり感じ辛い。
村上位の★7に至ってはゲリョス亜種がいるのにイャンクック亜種は登場しない。
結果的に村上位という括りでは登場時期がゲリョス亜種より後になってしまっている。
MH4 
- 通常種ともども復活を果たし、上位以降のクエストに登場する。
MH4では通常種同様、未知の樹海にのみ出現するモンスターである。
- 通常種とは異なる肉質が設定されており、特に弱点属性に変更が入っている。
通常種には有効だった氷属性にやや抵抗を獲得しており、最大40通った所が30まで下げられている。
一方で水属性への耐性は通常種より脆く、全体的に通りやすくなっている。
とはいえ、どちらも通る部位には通るのでそこまで意識する必要性はない。- MHFでは先んじてイャンクック亜種が個別の肉質を獲得していたが、
そちらでは「通常種より氷が効く代わりに水属性が殆ど効かない」設定になっている。
MH4系とMHFでは真逆の設定になっているため、混同に注意が必要となる。
- MHFでは先んじてイャンクック亜種が個別の肉質を獲得していたが、
- 亜種固有のモーションとして、大きく頭を振りかぶった後、嘴を地面に叩き付ける攻撃が追加。
イャンガルルガの行うものと似ているが、あちらと比べると動作が大振りで、攻撃範囲も狭いため、
回避すること自体は容易。ただ、怒り時は複数回連続で繰り出して来たり、
使用後についばみなどの他の攻撃につなげてくることがあるため注意。- ちなみに、この叩き付けのモーション中に大きくジャンプするが、
このジャンプはしっかり空中にいる判定となっているようで、途中で怯ませることに成功すると墜落する。
前述の通り叩き付けはギリギリでも十分避けられるため、積極的に狙ってみてもいい。
- ちなみに、この叩き付けのモーション中に大きくジャンプするが、
MH4G 
- 拡張版であるMH4Gでは上位クエストで遺跡平原に出現するほか、
G級イベントクエスト「小さな挑戦者たち」でも極小個体が登場し、
ギルドクエストを入手しなくてもいつでも好きな時に戦闘できるようになっている。
先にテツカブラ亜種を狩る必要があるが同時ではない。
体力も2体のクエストに合わせて少なくなっているので、ギルドクエストより楽に感じるかもしれない。
- G級ではリオレウスの一部モーションが新モーションとして追加されており、
4で追加された毒爪強襲のモーションでハンターに連続で蹴りかかってきたり、
その終わり際に滑空攻撃(リオレウスが低空飛行時に使用するもの)を仕掛けてきたりするなど、
高い飛行能力を得ている。
これでイャンガルルガから逃げやすくなったであろう。- MH4GのG級通常種が使用するクンチュウ投げは亜種も当然使ってくる。
だが、どういう訳か通常種のように直接ハンターを狙って来るわけではなく、
イャンクック亜種から見て右の方に向けて放り投げる。
正面に立っていればまず当たらない……と思いきや、
投げられたクンチュウはまるでブーメランのような軌道を描き、
大きくカーブしてイャンクック亜種側へと戻ってくる。
通常種と同様に、技後のクンチュウはその場に残って突進攻撃を仕掛けてくるため、
背後からの不意打ちが頻発する。
そしてPT戦の場合はさらに凶悪性が増し、理解不能の角度からの奇襲を連発されることになる。
威力は大したことはないが、とにかく鬱陶しい。
イラついたところに超威力の火炎液をブチ当てられると目も当てられないので、
冷静に対処することを心がけよう。
- MH4GのG級通常種が使用するクンチュウ投げは亜種も当然使ってくる。
派生作品 
MHF 
- MH4系に先んじて肉質に変更が入り、イャンクック通常種とは弱点属性が異なる。
物理肉質が全体的に硬化しているが、通常種があまりにも脆いため妥当な範囲内である。
問題は耐属性の方で、あろうことか通常種の弱点であった水が火属性並みに効かなくなっている。
通常種では首に80通ったのだが、亜種ではたったの10。最早弱点属性ではない。
代わりに氷属性の通りが全体的に良くなったため、雷を上回って最大の弱点になっている。- 奇種も実装されており、属性弱点も概ね亜種と同じである。
特異個体 
- 見た目の変化
- 眼がオレンジ色
- 耳が青い
- 顎がしゃくれて巨大化し、赤みを帯びている
- 翼膜の色身が明るい
- 翼爪が少し大きめになっている
- 亜種は通常種特異個体よりも変化が多く、一部の攻撃を受け継いでいる。
- 火炎液から跳ね回る火炎弾へとランクアップ。バウンドしながら前方へと飛んでいく。
その様子はラヴィエンテのミートボール火山弾によく似ている。 - 肥大化したクチバシを活かしイビルジョーの如きデンプシーロールを繰り出す。
特異個体イャンガルルガを連想させなくもないが、技後には勢い余ってひっくり返る。
妙に愛嬌があるのはイャンクック亜種のキャラクター性ゆえか。 - 挙句の果てにはクチバシで地面をえぐって即席の落とし穴まで作り上げてしまう。
もちろんハンターが引っかかると埋まり、しばらく無防備になる。
スタミナが25以下の状態でハンターが落とし穴にかかると、頭からまっさかさまになって落ちる
(ちなみに女性ハンターの場合、スカート状の防具を着用しているとパンモロしてしまう)。- 実装当時は「ハンターのように自分で罠を作る」モンスターなど過去に前例がなかったため、
多くのプレイヤーを驚嘆させた。
- 実装当時は「ハンターのように自分で罠を作る」モンスターなど過去に前例がなかったため、
- 火炎液から跳ね回る火炎弾へとランクアップ。バウンドしながら前方へと飛んでいく。
- のちに奇種特異個体も実装されたのだが、こちらの攻撃倍率も最大16.64と
覇種を超える破滅的な攻撃力を持っていた。
しかも恐るべきことに、ハンターが落とし穴にハマっている間は根性スキルが発動しない。
もし落とし穴に落ちている間にパニック走りを繰り出されたら……。
G級 
- G9.1より登場。難易度は原種よりワンランク高い★2となる。
- G級通常種が行っていた爆発を起こすついばみは使用せず、従来通りの立ち回りが十分通用する。
G級からの新モーションは、地面を抉り岩を3つ飛ばす攻撃と、
翼を2連続で振り回して青色を帯びた衝撃波を飛ばす攻撃の2つ。
どちらも予備動作は分かりやすく、凶悪すぎるほどの強さではないが、
前者はクチバシの地面抉りに直撃すると打ち上げられてしまい、
後者はスーパーアーマー状態で受けると大ダメージを受けかねないため、決して油断はできない。
また、通常種と違い★2ということでG級クエストの防御ダウン補正が始まる点にも注意。
- G級武器は片手剣、双剣、ハンマー、ヘビィボウガンの4つ。
属性は火と龍の複属性である炎属性。
また、斬れ味ゲージが青と紫で真っ二つと、何やら凄いことになっている。
- 防具は「ククスGシリーズ」。
剛撃や痛撃、炎寵などのスキルポイントが付与されており、極めて攻撃的な構成となっている。
また部位によっては剣神や氷界創生、巧撃などのスキルも付与され、非常に強力なものとなっている。- ちなみに氷界創生が付与された防具としては、剛種系防具を除けばこのククスGXが初。
装飾品精錬を行ってもポイントが残るため、これまた初の氷界創生持ち装飾品となる。
- ちなみに氷界創生が付与された防具としては、剛種系防具を除けばこのククスGXが初。
MHSP 
- 02・03弾に参戦している(通常種は01弾登場)。
亜種はMH4で見せていたクンチュウを武器とする行動が特徴的。
- 特殊攻撃は「クンチュウ火炎爆破撃」。
口にクンチュウを咥えたのちに着火、ボウリングのように転がす。
燃え盛るクンチュウは左右にぶれつつも相手に向けて転がり、ダメージを与える。
哀れクンチュウは丸焦げに……と思いきや、もうもうと黒煙を上げつつも歩き去っていく。
丸まっている間は不死身ということか
MHST 
- 通常種と共に参戦。序盤からレアな巣のタマゴを守っておりオトモンにできる上、
ストーリーを少し進めるとボルデの丘を徘徊するようになる。
性能は通常種と殆ど同じだが一部覚える技が違っている。
- 固有遺伝子に設定されているのは「火炎球」。タイプはテクニック。
序盤から使える時期の早さが魅力的。流石に後々使える炎技群にダメージで見劣りするだろうが、
それまでのつなぎとしては十分でありタイプの関係で伝承の際にお呼びがかかったりと実は割とお世話になる。
- 絆技とライドアクションは通常種と同じ。
MHST2 
- 今作でも登場し、オトモンに加えることも可能。
今回はアルカラ大陸周辺に出現する。
戦闘では通常時はテクニックを、怒り時にはスピードを繰り出してくる。
ちなみに突タイプの武器で頭部を破壊すると帰巣率がアップする。
オトモン 
- 前作と変わらずテクニックタイプで、ライドアクションは「モンスター探知」と「岩砕き」。
能力的には原種より気持ち火属性攻撃力が高い。
- アクティブスキルは爪刺遺伝子【小】の「ピークスパイク」、
全力遺伝子【小】の「マックスアタック」、そして火球遺伝子【中】の「火炎球」を持つ。
確定で持っている絆遺伝子は3種類だが、そのすべてがイャンクック亜種固有のものではない。
類似した特徴は他にボルボロス亜種やディアブロス亜種も持っている。- ピークスパイクは追加効果のないテクニックタイプの単体無属性小ダメージ。
この遺伝子を持っているのは通常種。 - マックスアタックはスピードタイプの無属性攻撃中ダメージ。
絆消費が10の割には威力が若干高いが、代わりに反動で自身にもダメージが入る。
この遺伝子を持っているのはドスファンゴ。 - そして火炎球だが、これは現状極めて貴重な単体火属性テクニック技。高確率でやけどを付与することができる。
強力な火属性オトモンがパワータイプに偏っていることもあり火炎球の遺伝要員としても活躍してくれる。
この遺伝子を持っているのはイャンガルルガ。
- ピークスパイクは追加効果のないテクニックタイプの単体無属性小ダメージ。
- 絆技は「リバースボール」。特に変更点は無い。
余談 
- 「イャンクックの亜種」と言えば当然ながらこの青いイャンクックを連想するハンターは多いだろう。
だが、実は登場初期のイャンガルルガについて記したモンスターリストには
という文面があり、イャンクック亜種の立つ瀬がなかったりもした。黒く硬い甲殻と長いたてがみを持つ姿から、
【黒狼鳥】と呼ばれるイャンクックの亜種。
同様の説明文はランポス種やブロス科飛竜にも見られるものであったが、
あちらはMH2にて該当の説明文が変わっている一方、ガルルガの文面はMHP2Gまで据え置きである。
この辺りの経緯は「イャンガルルガがイャンクックと混同されて狩猟依頼を出されていた」という
世界観設定が絡んでいるのかもしれない。- MH4(G)以降のモンスターリストでは「イャンクックに近い種とされる」と解説されており、
ようやくイャンガルルガの解説から"イャンクックの亜種"という文面がなくなることとなった。
また、メインシリーズでは初めて亜種モンスター個別のモンスターリストが設定されており、
イャンクック亜種の説明文ではきちんと「青い甲殻に身を包んだイャンクックの亜種」と記載されている。
- MH4(G)以降のモンスターリストでは「イャンクックに近い種とされる」と解説されており、
- MH4、及び同時期にMHFから移行したMHF-Gでは亜種固有のアイコンがゲーム内に登場した。
イャンクック亜種のものは通常種と色が変わっただけである。
- MHOにも青怪鳥は登場しているが、なぜかフィールドは寒冷地である。
通常種にはない踊るようなステップでハンターを翻弄してくる。
素材 
- 青怪鳥の鱗
- 世にも珍しい青いイャンクックの鱗。鮮やかな青色で武具を彩る。
特徴的な青色は、この鱗からでしか出せないと謳われる。
上質なものは「青怪鳥の上鱗」とされ、複雑な青みを見せる様は「信じられない程クール」なのだとか。
更に上質な「青怪鳥の厚鱗」は分厚さに加え、海のような深い青みを帯びた色味が特徴。
その様子は美しく、まるで芸術品のようである。
メゼポルタ周辺のG級個体からは「青怪鳥の偉鱗」と呼ばれる素材が入手できる。
長い年月を経て成長した個体ゆえに、青さに深みが増し、一層美しくなった鱗である。
なお、亜種の鱗は通常種のように「フィールドに落ちている」ことはない。
これは個体数が通常種より少ないことを示している。
- 青怪鳥の甲殻
- 青いイャンクックの甲殻。鮮やかな青色が人気の一品。
やや品質の劣る「青怪鳥の軟殻」は甲殻より安価に取引される素材だが、
それでも「怪鳥の甲殻」よりも売値は倍近く高いことから、その貴重さが窺い知れる。
甲殻よりも硬い部位から得られる「青怪鳥の堅殻」は様々な加工品に用いられる。
更に強力なG級個体からは堅殻をも上回る品質の「青怪鳥の重殻」が得られる。
その強固さは武具職人も目を見張る逸品だという。
メゼポルタのG級個体からは「青怪鳥の偉殻」が入手できる。
武具に青みを出す際に重宝されるのだとか。
- 青怪鳥の翼膜
- 青いイャンクックの翼膜。甲殻の色とは裏腹にやや地味な色をしている。
青怪鳥の甲殻と相性の良い、つなぎ用素材として用いられる。
固有素材としてはMHG~MHPでのみ得られる代物であり、
MH2以降は通常種の翼膜に吸収される形でなくなっている。
- 青怪鳥の耳
- 世にも珍しい青いイャンクックの耳。広がった端の部分がやや青く染まっている。
映える色合いは装飾にもよく使われる。
少々小ぶりだが素材としての価値が高いものは「青怪鳥の小耳」と呼ばれ、区別される。
小耳はMHPのハードランクでのみ獲得でき、Gランク素材の耳よりレア度は低い。
しかしながら売値は小耳が3337z、耳が2225zとなっているため、
なぜかハードランク素材の方が遥かに売値が高かったりする。
MH2以降は通常種の耳と共通素材として扱われ、以降のメインシリーズには登場しないが、
MHSTで久々に復活。さらに、上位素材の「青怪鳥の地獄耳」も登場した。
通常種のものより伸縮自在で扱いやすい。
- 青怪鳥の妖耳
- メゼポルタ周辺のG級個体から極稀に剥ぎ取れる、特徴的な耳。「ようじ」と読む。
若干の青みを帯びており、希少価値は高い。
MHFでイャンクック亜種の耳が固有素材になるのはこれが初である。
- 物々しいクチバシ
- 特異個体から剥ぎ取れる、通常のものよりひと回り大きいクチバシ。見た目に反して意外に軽い。
上位特異個体からは「仰々しいクチバシ」が得られ、言葉通りの存在感がある。
また、叩くと心地よい音が聞こえてくるという。
奇種特異個体のものは「麗々しいクチバシ」と呼ばれ、甲殻と同じく非常に目立つという。
- 忌々しいクチバシ
- 不吉な雰囲気をまとった青いイャンクックのクチバシ。
叩いてもほとんど音が出ないとされ、従来の素材とは性質が異なっているようだ。
上記クチバシ素材群とは異なり、HC素材ではなくG級個体の準レア素材として登場している。
「仰々しいクチバシ」と説明文が似ていることもあり、HC素材との勘違いに注意。
剥ぎ取りの他、頭部破壊や捕獲時にも低確率で入手可能となっている。
- 青怪鳥の鳴管
- 青いイャンクックの発声器官。G級特異個体から得られるHC素材である。
武具の風通しを良くするために使用される……という妙な使い道がある。
関連項目 
モンスター/イャンクック
武器/クック武器 - イャンクックの素材を用いた各武器へのリンクあり。
防具/クックシリーズ
アクション/落とし穴攻撃
モンスター/イャンガルルガ - イャンクックの分類学上の亜種。
モンスター/リオレウス亜種 - 本種と同様に青色の甲殻を持ち、飛行能力を持つ火属性使いの亜種。