- 種族
- 魚竜種(魚竜目 有脚魚竜亜目 砂竜上科 ガレオス科)
- 別名
- 砂竜(さりゅう)
- 英語表記
- Cephadrome
- 危険度
- MH4G・MHX・MHXX:★3
- 登場作品
- MH, MHG, MHP, MH2, MHP2, MHP2G, MH4G, MHX, MHXX, MHF, MHOnline, MHST, MHST2
- 狩猟地
- 砂漠, 旧砂漠
目次
生態・特徴
- 砂漠地方でのみ確認される、ガレオスの群れのボス的な立場にある個体。
生物種的には一般のガレオスと同じだが、通常のガレオスより二回り以上も大きい体躯を持つ。
また、寿命も通常の個体より2倍近く長いということも判明しており、
これ等の点からガレオスの変異体であると考えられている。
ガレオス共々《砂竜》という別名で呼ばれることがあるが、
特にハンターズギルドがこの別名を用いる場合はドスガレオスを指す例が多い。
- 年季が入ることで外皮は全体的に黒ずみ、鱗は厚く硬化している。
大型化したことで体内に取り込める砂の量が非常に多くなっており、
発達した体内器官により砂ブレスを連射するなどの芸当も見せる。
また、優れた体格を活かした肉弾攻撃も得意としており、侮っていると痛い目を見る。
ガレオスに比べて知能も高く、獲物の真下に潜り込み、勢いよく飛び出して仕留めにかかることもある。
砂中に潜んでいる間は優れた聴覚に頼って外界の情報を得ているため、
強烈な爆音を発するもので刺激すると、驚いて地上に飛び出してくる点はガレオスと同様。
- 通常の個体に比べて行動範囲が広く、通常ならばガレオスをあまり見かけない岩場で鉢合わせることもある。
広大な砂漠に点在するガレオスの群れを回ることもあるらしく、
それら群れの先頭に立って狩りを行い、獲物を倒した際には最初にありつくという。
ドスガレオスの出現自体は比較的稀ではあるが、戦闘能力は通常のガレオスよりもはるかに高く、
群れを守るために自ら前線に立ち、積極的に外敵を攻撃する傾向があるため危険である。
時には、ハンターと交戦中の角竜ディアブロスに攻撃を仕掛けるという、一見無謀にも思える行動を見せることもある。
これが自らの群れを防衛するための行動なのか否かは不明だが、
自身を大きく上回る巨体を持つ飛竜種にすら襲い掛かる辺り、本種の潜在的な攻撃性が窺い知れる。
派生作品の種・個体
- 特異個体
- 頭部にトサカのような器官を備えた突然変異個体。
肺活量と群れの統率力に非常に優れており、ハンターが竦み上がるほどの咆哮を上げつつ
周囲のガレオスに攻撃をけしかけるなど、従来の個体からは考えられない戦法を習得している。
なお、その際には配下のガレオスも普段は見られない行動に出るという。
概要
- ガレオスの中でも特に大型かつ知能が高い個体で、ガレオスの群れのリーダー。
色は黒っぽく見えるが、それは体表についた砂の色であり実際の鱗の色は水色。
外見からは見分けは付かないが、まれに紫色の鱗をもつ個体もいるらしい。
- 動きはガレオスに酷似しているが、大型のためガレオスよりも大量の砂を蓄え吐き出すことができる。
ガレオスと同じく、音爆弾に代表される爆音に弱い。
- 弱点は首や腹だが、はっきり言ってどこもヤワ*1なので、
地上戦に持ち込めばあっという間に討伐できてしまう存在だった。
ガノトトスと違って背中も柔らかいので、遊泳中の背ビレに大振りの一撃を食らわせればたまらず飛び出す。
背ビレも壊せて一石二鳥。
もっとも怒り中の攻撃力アップが1.5倍とドエラいため、クエスト攻略や緊急クエストで戦う場合は即死に注意。- 全身の肉質が柔らかめなお陰で、散弾が特に効果的なモンスターでもある。
MHP2G以前では散弾の地形無視効果も相まって、砂中からあっさり引き摺り出されてしまうことも。 - ドスガレオス戦では、むしろ周囲を取り巻くガレオスが面倒となる。
背ビレだけを出しながら移動するためドスガレオスと見間違うことが多く、
タフであるため先に掃討するのも時間が掛かる上、作品によっては次々と新たな個体が現れる。
ドスガレオスの休眠場所にはなぜかガレオスが配置されないことが多いため、
そうなってしまうとほぼ消化試合だと感じるハンターも居るとか。
- 全身の肉質が柔らかめなお陰で、散弾が特に効果的なモンスターでもある。
- 無印から登場しているにもかかわらず、しばらくの間、
ドスガレオス素材をメインにした近接武器はほとんど登場していなかった。
そのため、ヒレや鱗はガノトトスの大剣など他の武器に使用されていた。
一方、ガンナーの方はドスガレオス素材で作ることができるライト/ヘビィボウガンがきちんとある。
特にヘビィボウガンはリロードが速めで、装填できる弾の種類も豊富となかなか高性能で、
ガンナー初心者でも比較的扱い易い一丁として人気が高い。- MHFにはドスガレオスの素材で作れる近接武器、狩猟笛のトイビュサンがある。
攻撃旋律を持たないため、大した人気はなかったが、
G級で攻撃旋律を持つサブールビュサンとして帰ってきた。詳細はリンク先を参照。
- MHFにはドスガレオスの素材で作れる近接武器、狩猟笛のトイビュサンがある。
MH~MHP2G
- 無印では村クエスト★4への緊急クエスト「大地を泳ぐモンスター」の相手を務める。
イャンクックより一回り大きな体格で
暑い砂漠の砂中から引き摺り出さねばまともに戦えないドスガレオスは、
ドスランポスやクック先生を倒して狩りに慣れつつあるハンター達に、
クーラードリンクによる暑さへの備えや音爆弾による牽制といった
戦術構築や持ち物の準備の大切さを改めて思い知らせる関門となる。- この「大地を泳ぐモンスター」と言うクエスト名はその後もMHP2Gまで常連として毎作連続で登場しており、
その後MHXでも一時的に復活している。
どこに居るのか判らず奇襲されたハンターもいたとか。 - この「大地を泳ぐモンスター」と言うクエスト名はその後もMHP2Gまで常連として毎作連続で登場しており、
- MHPでは背びれのグラフィックにちょっとしたバグがあった。
自己休眠しているときにはたまに寝息に合わせて背ビレだけが巨大化する。
背びれを伸び縮みさせながら寝ているドスガレオスの姿は非常にシュールで一見の価値あり。
- MHPまでは同一エリア内のポイントを規則的にグルグル回るだけだったのが、
MH2からは泳ぎの軌道が不規則になったので待ち伏せがしづらくなった。
一応「一定のポイントに向かって泳ぎ、
ポイントをいくつか通過すると止まって様子見(ハンターがいれば攻撃)」というのは共通しているのだが。- ポイントで待ち伏せて爆弾を起爆等すれば引き摺り出せるが、大体の場合、
ガレオスによる華麗なる妨害で儚く散る。絶許。- MHP2の訓練所ではドスガレオスが相手となる特別訓練があるが、
一部の武器ではこの引き摺り出しを想定したのか爆弾が所持品に含まれている。
…だが、やはりガレオスに妨害されやすいためあまりこの使い方は推奨できない。
さらに、ライトボウガンは回遊中に徹甲榴弾を使って引き摺り出すことも想定したような構成になっているが、
これまた爆発を当てるのが非常に難しいため非推奨である。
何なら公式ガイドブックですら徹甲榴弾はブレスの隙に撃つことを勧めている。
- MHP2の訓練所ではドスガレオスが相手となる特別訓練があるが、
- 大タル爆弾の術を覚えたオトモに突撃して勝手に自爆してくれる事もあるが、
やはり音爆弾を持ち込んだ方が楽な相手。
- ポイントで待ち伏せて爆弾を起爆等すれば引き摺り出せるが、大体の場合、
- ガノトトスと同じく這いずりアタックをしてくるが、あちらと違い両ヒレの下がり始めるタイミングが遅い。
この挙動のせいかヒレ部分は攻撃判定の発生が遅く、ヒレに触れてもノーダメージだったりする事が多々ある。
- MHP2Gでは他のドス系と一緒にG級クエストからハブられてしまった。
昔は他のドス系と違って飛竜(ワイバーン)で、
「全飛竜種20体ずつ討伐」の条件の中にドス系から唯一組み込まれていたはずなのだが……
他のドス系と別格だったのはもはや過去の栄光なのかもしれない。
ちなみに、他のドス系と違い攻略本では大型モンスターとして扱われている。
MH4G
- MH4GのPVにてついに復活が発表。
陽光に照らされて鱗が反射しており、非常に美しいグラフィックになって帰ってきた。- ファミ通のインタビューによると、MH4Gにて旧モンスターを復活させる際、
ドスガレオスは当初参戦させる予定ではなかったらしい。
しかし、「ドスガレ復活させたい」という藤岡Dの一言で復活したという。
- ファミ通のインタビューによると、MH4Gにて旧モンスターを復活させる際、
- 7/17に更新されたMH4G公式サイトでの紹介ページでは、何故だか飛竜種のカテゴリーに分類されていた。
その後しっかり魚竜種と明記されたため、公式の誤植だと思われる。
- グラフィック向上のせいなのか、目がおぞましい程に気持ち悪くなっている。
この目だけで言えば歴代のホラー系モンスターとも肩を並べられるかもしれない。
- MH4Gでは、MHP2Gでは登場しなかったG級への進出も果たしている。
- G級クエスト「サンドのメシよりドスガレオス」は、
ドスガレオスを2頭狩猟するクエストなのだがこれがなかなかの曲者。詳細はこちら。- その後、ドスガレオスの単体狩猟クエストである「モンハン部・砂漠の応援特訓」が登場した。
こちらは所謂極小個体が登場するクエストで通常の個体ならば破壊しづらい尻尾の破壊も容易であり、
ステータスにも目立った変化がないため、比較的狩猟しやすい。
- その後、ドスガレオスの単体狩猟クエストである「モンハン部・砂漠の応援特訓」が登場した。
OP
- MH4Gで復活したは良いが、他の復活モンスターのインパクトが尋常ではなかったことから、
4Gでも再び分相応の日陰者ポジに収まってしまうかと思われていたドスガレオス。
…だが奴は…ハジけた。
いよいよ公開されたモンスターハンター4Gのオープニングムービー、
なんとそこにはフルCGで躍動するドスガレオスの姿があった。
初代モンスターハンターでのデビューから10年以上、常に地味な立場に甘んじており
OPどころか生態ムービーとすら縁の無い存在と思われていた彼の突然の大抜擢に、驚愕したハンターは多いだろう。
だがしかし、ただの出演に留まらず、奴は更にハジけた。
OPに出演したとなると気になるのはその扱いだが、噛ませ犬などと思うなかれ。
ハンターに向かって猛進するディアブロスに側面から頭突きをかまして突き飛ばすという、
ムービーを通して最大クラスの見せ場を作っているのである。
これでバランスを崩したディアブロスは岩盤に激突し、その岩盤の上に乗っていたアーチャーが転落するなど、
ドスガレオスの乱入により狩猟場が大混乱に陥っている。
その後は音爆弾とランポス装備のランサーの活躍により撃退されてしまったが、
ともかく彼がドス系モンスターとして最高の活躍を歴史に刻んだのは間違いないだろう。- なお、なぜあのタイミングでディアブロスに突っ込んで行ったのかは不明。
突進した時点でディアブロスは既にハンターの爆弾によって手傷を負った状態だったとは言え
それを差し引いてもディアブロスは古龍を除けば砂漠の生物のほぼ頂点に位置する存在。
倒して漁夫の利を狙うには、ドスガレオスにとっては些か以上に強大すぎる相手である。- ただし相手が誰であれ、ドスガレオスは群れを脅かす存在に対して
先陣を切って戦いを挑む性質があるため、恐らく近くに自身が率いている群れがいたのだと思われる。
ディアブロスがただサボテンを食べていただけなら干渉しなかったかも知れないが、
派手な音を立てる爆弾でドンパチやり始めたら見逃すわけには行かなかったのだろう。
- ただし相手が誰であれ、ドスガレオスは群れを脅かす存在に対して
- 動画サイト等では、上記の活躍ぶりから一部の動画サイトなどではドスガレオスコメが連投される珍事も発生し、
現実世界にもカオスな状況をもたらしていた。
- なお、なぜあのタイミングでディアブロスに突っ込んで行ったのかは不明。
戦闘能力
- 全体としてミラボレアスもかくやというレベルの仕様変更がなされた。
動きがアグレッシブになっており、はっきり言って過去作のドスガレオスとは全く別物である。
- 過去作ではほぼ常時砂中を泳ぎ続け、音爆弾が無ければまともに戦うことが出来なかったが、
行動パターンに大幅なテコ入れが施され、戦闘の煩わしさがかなり改善された。
相変わらず潜っている時間はかなり長いが、それでも今までよりは大幅に短くなっている上、
一定時間ハンターから逃げた後、長時間砂の中で止まるパターンが追加。
逃げている時から追いかけ続けていれば、背ビレや尾ビレを狙える様になっている。
更に、潜っている時もこちらに攻撃しようと迫ってくる頻度が大幅に上昇している。
過去作と比べて各エリア自体も狭めになっているのも大きい。
- 一旦地上に出たらまず立ち位置を変えなかった(=ガンナーの的だった)過去作とは異なり、
MH3Gのガノトトスのように、こちらが距離を離していると積極的に距離を詰めてくる。
更にこの距離を詰める行動、身体を水平にしてドテドテと小走りで走ってくる新モーションであり、
走りに巻き込まれると尻餅+中ダメージと地味に厄介。魚竜、走る走る!
なお、距離を詰めた後はそのまま尻尾回転に移るため、ギリギリで避けた場合はもれなく尾の餌食になる。- ちなみに、MH3Gのガノトトスに近い骨格となっていることからも窺えるが、
尻尾回転時の尻尾は異様なほどしなる(ドスガレオスの側面に居たのに被弾するなどザラ)。
尻尾回転の頻度は過去作と変わらないので、意識して立ち回らないと翻弄されやすい。
- ちなみに、MH3Gのガノトトスに近い骨格となっていることからも窺えるが、
- ドスガレオスの特徴でもあった「砂から半身を出してのブレス連射」はオミット、
代わりに地上で立ち上がった状態で首を振るいながら砂ブレスを3連射する攻撃に変更された。
いわゆる3Wayブレスだがリオレイア等が繰り出すものとは勝手が異なり、
正面→斜め→真横といった感じで左右どちらかに偏った方向に飛ばしてくる。
この攻撃は当然地上にいる扱いになっているため、ブレス連射中に猛攻を仕掛けて砂から引き摺り出す、
という従来の戦法は使えなくなったほか、音爆弾で怯ませても大ダウンを奪えないなど、隙が減っている。
思いっきり首を振るため、ブレス自体も着弾点が判別しづらく危険。
足元がお留守という点は同じなので、大きく上半身をもたげる予備動作を見たら腹下に潜り込みたい。
通常の単発ブレスも強化されており、首をひねって発射の直前まで軸合わせするようになった。- なお、手下のガレオス共々吐いてくる砂ブレスには水属性やられの効果が付いた。
激しく動き回るようになったドスガレオス相手にスタミナ不足はキツイので、
ウチケシの実で解除しておきたいところ。
- なお、手下のガレオス共々吐いてくる砂ブレスには水属性やられの効果が付いた。
- また特筆すべき大技として、砂に潜ってそのままハンターの真下まで移動、
一瞬だけ頭を出してハンターをこかし、そのまま間髪入れずに地中急襲をかましてぶっ飛ばすという
G級ディアブロス亜種も真っ青のコンボを獲得している。
頭を出した後は1秒も経たないうちに飛び出してくるため、実質こかされた時点で被弾確定。
地中急襲の威力はドスガレオスの攻撃の中でも指折りとなっており、
G級個体ともなれば上位ウカムのボディプレス以上の大ダメージを食らう。
初見でマトモに食らって「コイツ本当にドスガレオスか?」と懐疑の念を抱いたハンターも多いかもしれない。
- 他の復活モンスターと同じく部位破壊出来る部位が追加され、新しく頭と尻尾が部位破壊できるようになった。
破壊すると砂と鱗が剥がれ、白い体表が露出する。- 尻尾を破壊できるのは魚竜種では初である。
破壊すると背ビレと同じ感覚で尾ビレが破ける。
ただ、若干高めの位置にあり、通常時は狙いにくいため、
足の怯みや乗りダウンなどで転倒したところを狙うとよい。
耐久値もそれほど高くないため、転倒させてしまえばそこまで破壊には苦労しないはず。
- 尻尾を破壊できるのは魚竜種では初である。
- 忘れられているが復活した砂漠の面々同様に落とし穴が有効になっている。
砂地を自由に泳ぐドスガレオスが半分埋った状態になる事は、
今まで無かった光景であり、過去作を知る人にとっては中々新鮮な絵面であろう。
落とし穴の高性能化の賜物である。
- 一応狂竜化個体はドスガレオスにも存在する。
狂竜化個体特有の不安定な緩急と、攻撃に狂竜ウイルス付与効果がつく。
普通のガレオスよりも黒ずんで見えた体色が余計に黒くなりグラビモス亜種みたいになる。- いるのだが、如何せん影が薄い。
抗竜石を2つ持てるようにするためにクリアが必要なクエスト「高難度:大脱走はお静かに」に
狂竜化ドスガレオスが登場するので、誰しもが必ずは1度は戦う事になるのだが、
残念な事にそこ以外で狂竜化ドスガレオスが登場する可能性が非常に低い。 - これ以外で狂竜化ドスガレオスに出遭う事があるとすれば、
G★2以上の旧砂漠<昼>を舞台にした他のモンスターのクエストに乱入が発生し、
それがドスガレオスであり、確率で狂竜化個体に当たった場合のみである。
そしてG★2でドスガレオスが乱入するクエストと言えば
「サンドめのネルスキュラ亜種」と「真昼のディアブロス」だけで、
両者とも旅団クエストに単体クエストがあるので、
ソロでの素材集めならばこれらのクエストをプレイする必要性が特に無い。
こんな有様なので、ドスガレオスに狂竜化個体がいるという事を忘れてしまっている人もいる。 - 肝心の確定登場クエストはもう片方がゲネル・セルタス亜種なので同時狩猟になる事がなく*2、
分断の心配をする必要が全く無いこと、狂竜化という事でいつもは鬱陶しい子分ガレオスが
ドスガレオスに触るだけでバタバタ死んでいってくれるので、ドスガレオス自体はむしろ楽。
難易度的にも大して記憶に残らないクエストになってしまっている。
- いるのだが、如何せん影が薄い。
MHX(X)
- MHXでも旧砂漠の続投に伴い引き続き参戦。
MH4Gと比べると劇的な変化はないものの、最大の脅威であった転倒→地中急襲のコンボが若干低速化しており、
こかされても何とか回避行動を取れるだけの猶予が与えられるようになった。
しかし、飛び出し前に予兆として巻き上がっていた砂煙が見えなくなってしまったため、
一瞬の予備動作を見逃すと訳も分からないまま急襲を喰らう可能性がある。- また、砂中からブレスを吐いたり飛び出したりする際に、周囲の砂がまるで液状化を起こしたかのように
激しく波紋を発生させるというド派手な演出が取られるようになった。
- また、砂中からブレスを吐いたり飛び出したりする際に、周囲の砂がまるで液状化を起こしたかのように
- 砂ブレスの発射速度がかなり速くなっている点も見逃せない。
吐き出してから一瞬のうちに着弾するほどの速さで飛んでくるようになったため、
今までよりも素早く対応しないとあっさり被弾し、もれなく水属性やられを発症することになる。
- 村下位に限定すると、戦えるようになるのはまさかの最序盤となる★2。
キークエストのドスマッカォを下し、せいぜい他のドス鳥竜やアオアシラ位しか経験していないだろう
新米ハンターにとっては(実質的に)初の大型モンスターとなる。
尻尾回転やタックルといった避けにくい攻撃の数々、更に暑く高低差の激しい旧砂漠ということもあり、
せいぜいドスマッカォに毛が生えた程度と侮った多くのハンターがまたしても彼の前に沈むこととなった。
村クエストなので体力、攻撃力共にランク相応の低さな点がせめてもの救いか。
- 下位はまだマシだが、上位以降になるとあからさまに潜行頻度が上がる。
怒り中で特に顕著になり、怒り状態が終わるまでずっと地中からの攻撃を繰り返すことも珍しくない。
何も出来ない時間が非常に長くなるため、徹甲榴弾や音爆弾等を持ち込んでおこう。
- 前回のOPムービーに引き続き、戦闘能力以外の面でも今回も大躍進を遂げている。
それはドスガレオス素材の近接武器が2つも追加されているという点。
やっとボウガン以外の武器仲間ができたのである。
また、古参ガレオス武器のライトボウガンは万能銘銃として名を馳せている。
重い方は砂煙に巻といて下さい。- 防具も上位ではS装備だけでなくEX装備の2種類が存在する為、
武具のレパートリーは砂竜史上最多である。
- 防具も上位ではS装備だけでなくEX装備の2種類が存在する為、
- MHXで大量にある依頼クエストの対象になっていない数少ないモンスター1種で、ドス系では唯一である。
村・集会所共にキークエストにはなっているので全く絡まない訳ではないが。
ちなみにMH4Gでのトラウマクエストも続投しているが、キークエストでは無いのでそこまで阿鼻叫喚ではない。
他に該当する中型モンスはウルクススとアルセルタスがいる。- ウルクススは二つ名が存在し、アルセルタスはゲネル・セルタスのクエで登場する機会があるので
それらに比べるとやはり目立てていない感はある。前回OPではしゃぎ過ぎたか。
- ウルクススは二つ名が存在し、アルセルタスはゲネル・セルタスのクエで登場する機会があるので
- ちなみにMH4Gにて恐ろしい目つきとなっていたドスガレオスだが、
本作では過去作同様の、真っ白な魚竜種特有の目に戻っている。
やはり気持ち悪すぎたのだろうか。
- 続編のMHXXではセクメーア砂漠が復活したことに伴い、そちらにも再登場を果たした。
また、ド派手な砂の波紋エフェクトのせいで姿が見づらいと不評だったのか、
MH4G以前の作品同様に砂が巻き上がる程度にまでエフェクトが軽減された。
地中急襲の際の砂煙は相変わらず非表示のままなので注意。- MHXで2種類増えた武器は
ガノトトス武器を乗っ取ってさらに1種追加された。
防具はX装備、そして派生品もGX装備に名を変えて続投。
最多記録を更新中である。
- MHXで2種類増えた武器は
- 両作品共に、中型モンスターと同様に扱われているためか獰猛化しない。
派生作品
MHF
特異個体
- 見た目の変化
- ヒレが肥大化し、桃色に染まっている
- 頭部にトサカがある
- 眼の周りが赤くなっている
- 今まで特異個体が実装されていないせいか、
MHFの中でも影が薄いモンスターの一匹に入っていたが、G3にて遂に実装。
昔からネ実などで突然のビックリネタにされ続けたドスガレオス特異個体が実現した。
- 通常個体との違いとして、魚竜種でありながら音圧付きのバインドボイスを扱う。
しかもよりによって特大咆哮である。近くに居れば音圧で吹っ飛ぶだけだが……。
また、尻尾で周囲を一薙ぎする新技もある。
- 最大の特徴として、子分であるガレオスに高度な指示を出せる様子。
ミサイルの遠隔操作か何かだろうか
咆哮を合図としてガレオスが次々と飛び出し、ハンターにぶつかるという技や、
ガレオスと連れ立って砂原を飛ぶように泳ぎ、やはりハンターにぶつけてくるという技もある。
なお、このガレオスに当たると確定で麻痺してしまう。
挙句の果てに複数のガレオスとともに周囲様々な方向から同時にビーム状砂ブレスを吐くこともある。
その様相はクロスビームどころの騒ぎではなく、
群れのど真ん中にいるとあちらこちらからブレスが飛んでくるので回避が非常に難しい。- 攻撃に付随する形で登場するガレオスたちは、普段行わないような行動も平然としてくる。
天高く跳ねたり、ビーム状の砂ブレスを吐いて来たり…。
彼らも特異個体なのだろうか。それとも、通常個体でもこれほどのスペックを隠し持っているのか…。
なお、これらのガレオスは攻撃後に消えてしまい、フィールドには残留しない。
常に地中に待機しており、合図されたときのみ攻撃を仕掛けるという直属の部下たちだろう。
- 攻撃に付随する形で登場するガレオスたちは、普段行わないような行動も平然としてくる。
- ハンターを発見するとまず、足元に移動して地中から突き上げつつ飛び出す技を繰り出すため、
従来のドスガレオスとは異なり、音爆弾がなくても引きずり出せる、
というより、自分で地上に出てきてくれる頻度が大幅に上がっているのでストレスは解消されている。
そのため、音爆弾を忘れても普通に戦うこともできる。- なお足元に移動している最中は音爆弾が効かない。
そのため音爆弾で打ち上げてビタンビタンしているところを集中攻撃するという戦法がやりにくい。
- なお足元に移動している最中は音爆弾が効かない。
G級
- MHF-G3にて特異個体より少し遅れる形で解禁された。
受注ランクは★2。当然ながら上記の特異個体化にも対応している。
P2Gでは大型モンスターながらG級からハブられてしまっていたが、
遂に念願のG級となって帰ってきたのである。
- やはりというか、お約束のステータス超強化は遺憾なく発揮されているため、
たかがドスガレオスと舐めてかかるとあっという間にBC送りになる。
体力10000、全体防御率0.45、怯み値は殆どの部位が原種の3倍以上になっている。
特に首は、怯みハメを防ぐための対策なのか、600という高耐久を誇る。
これは原種・変種の8倍強の数値である。- 攻撃力も非怒り時で6.0と剛種真っ青の火力を誇るので油断できない。
怒り状態の補正は1.5倍と下がってはいるものの、元が元なので十分驚異である
特異個体になるとさらに上昇し、怒り時には10.9と覇種並の超攻撃力になる。
- 攻撃力も非怒り時で6.0と剛種真っ青の火力を誇るので油断できない。
- 幸いにも、毒ダメージが跳ね上がっており、720も削ることができる。
そのため毒属性の武器があると狩猟が楽になる。
ただし耐性も初期値、上昇値ともに350と跳ね上がっているので過信は禁物である。
- 新モーションは、力を溜めた後、大ジャンプと共に地面を波立たせるという大技。
魚竜種で大ジャンプというとあの溶岩竜が思い浮かぶが、
あちらとは違いドスガレオスのそれは、飛び上がり時にも判定がある。
しかしこの時の攻撃力が半端ではないほど高い。
もしかしたら飛び上がり時の方が威力が高いのでは?と思えるほどダメージが大きい。
動き自体もボディプレスというよりは回転しながら突き上げ攻撃をしているように見えるため、
もしかしたらドスガレオス流のサマソなのかもしれない。
ちなみに、この技の後は魚竜種初の後退這いずりを行う。 - また、G級では特異個体限定のガレオス操作を、通常の状態で行ってくる。
上記の大ジャンプ攻撃では着地と同時に大量のガレオスが飛び出してくるので、
ドスガレオスの攻撃は避けたのにガレオスに当たって麻痺った、という事態が起こりやすい。
ガレオスが飛びかかる位置はドスガレオスを中心に決まっているため、
剣士、ガンナー共ドスガレオスからの自分の位置を把握して立ち回りたい。
- HC化すると上記の特異モーションとG級モーションを多用してくる。
おまけに体力と攻撃力に補正がかかり、更に手強くなる。
そのため、従来のドスガレオスとは根本的に異なる、と思って挑んだほうがいいだろう。
ネ実でも最早ドスガレオスじゃない別の何かとまで呼ばれている。
- ちなみにそのG級特異個体から入手可能なHC素材は「砂竜の逆鱗」。
言うまでもなく、史上初の逆鱗を持つ魚竜種であることが判明してしまった。
MHST
- RPG作品のMHSTにもガレオス共々登場している。
本作において大々的に登場する魚竜種は彼らだけ*3であり、オトモンにできるのはドスガレオスのみである。
- クバ砂漠では野生個体が出現する事があるが、ガレオスと比べると数は少ない。
ただし黒ずんだ体色とガレオスよりも大きな体格のために判別は容易。
戦闘においては砂塵ブレスによる目潰し状態、マヒカッターによるマヒ状態を狙う搦め手の名手。
実力ではこちらが勝っていても、運次第では苦戦を強いられる厄介な相手となり得る。
- ストーリー上ではある特殊な個体が中ボスとして登場する……のだが、
なんと「流砂の大渦」を巻き起こして主人公の目的地への進路を塞いでいる。
あるイベントを経由した後にこのドスガレオスと戦う事になるが、
通常は習得しない特技を覚えており、ボス枠だけあって一般の野生個体よりも体力が多く手強い。
しかもこのドスガレオスを討伐した直後には……。
ドスガレオスの狩猟で精一杯というレベルではその後の展開まで突破するのはかなり難しいので、
アイテムなども十全に準備した上で挑もう。
- 本作ではアニメ調のグラフィックになったことで、子分のガレオスたちは白い目がつぶらで可愛いと評判だったが、
一方のドスガレオスは赤い目に黒い体がやけに強調されており、ある意味MH4Gより怖い見た目になっている。
上述したボス個体に至っては更に不気味な見た目をしている。
オトモン
- 前述のように本作では唯一の魚竜種のオトモン。
野生個体はクバ砂漠から登場するが、そのクバ砂漠に入る前のモンソーネ平原でもタマゴが見つかる事があり、
レア度も低いのでその時点でオトモンとして連れ歩く事ができる。
- ライドアクションは「モンスター探知」と「地中移動」。
「地中移動」が使えるオトモンとしてはボルボロスと共に最も早い段階で登場する。
成長型が「早熟」であり、火属性や水属性に耐性を持っているので、
少し鍛えてやれば十分な戦力として活躍が見込める。
- 絆技はブラウンオーシャン。
地中から飛び出すと同時に砂の大波を巻き起こし、相手を呑み込んでしまうという大技。
前述の「流砂の大渦」も然り、本作のドスガレオスは砂の扱いに関しては古龍並みである。
巻き込まれた相手は3ターンの間、目潰し状態となってしまう。
ちなみに属性変化すると砂の波の色が変化するが、名前は変わらずブラウン(茶色、褐色)である。
- デフォルトでは意外にも水属性ではなく無属性となっている。
とはいえ水属性の攻撃ステータスは高めに設定されている他、火属性もほぼ同値であるため、
少し遺伝子を弄るだけで水か火のどちらかに変化させる事ができる。
本作の醍醐味の一つである属性変化を試すには打ってつけのオトモンであると言える。
MHST2
- 子分を引き連れて無事に続投。
前作とは違い同じ魚竜仲間のガノトトスとその亜種も登場したが、
相変わらずオトモンにできるのはドスガレオスのみ。
- 前作の見た目があまりにも怖すぎたからなのか、あるいは凶光化個体と被ってしまうためか、
目の色はメインシリーズと同様の白い色に変更され、無難な見た目になっている。
- 今回はラムル地方の砂漠地帯やモンスターの巣の中などに生息している。
前作よりも個体数は増えているため、そこまで探すのに手間はかからないだろう。
通常時はスピード系、怒り状態ではテクニック系の行動を行うようになった。
また、戦闘中は相変わらず目潰しやマヒを使った搦め手を多用するが、
今作では前作のボス個体しか使わなかった地中に潜ってからの強烈な一撃を与える行動も行う。
音爆弾の準備や咆哮などが使えるオトモンを連れて行くなどの対策が欲しいところ。
因みにこの潜ってから攻撃を仕掛けてくる行動パターンは今作の角竜種全員が行うので、
アルカラ大陸でモノブロスに戦いを挑んでいた人は対処法も分かりやすいだろう。
- ラムル地方のダンジョンである「砂漠の洞窟」のボスも務めるのだが
この個体、なんと作中でガノトトスとの縄張り争いの末に勝利し、追い出してしまったことが判明する。
基本的にガノトトスの方が格上とされることが多いので、登場した際に驚いた人も多いだろう。
MH4GのOPでもディアブロスにタックルをかましていたりなど格上に喧嘩を売る事も少なくないようだが、
今回のように縄張りを奪取出来る事もあるほどとは夢にも思わなかったはず。
この地域では二種の実力差があまり大きくないのか、
それとも部下の有無が響いたのか……真相が非常に気になるところである。
なお、MHST2でボスとして戦う両者の実力の差はほぼ無いため、実際にこの地域のドスガレオスはかなり強いようだ。
前作での巨大流砂に続き、MHSTシリーズのストーリー上におけるドスガレオスの謎の躍進は止まらない。- ちなみにこのドスガレオスとのボス戦闘は必ず不意打ちされた状態で始まるため、
あらかじめHPにある程度余裕を持たせておかないといきなり1乙させられる可能性がある。
- ちなみにこのドスガレオスとのボス戦闘は必ず不意打ちされた状態で始まるため、
オトモン
- 前作ではパワータイプだったが、今回はスピードタイプに変更された。
ライドアクションは前作と同じく「モンスター探知」と「地中移動」。
- アクティブスキルはマヒ遺伝子【中】の「パラライズスライド」、
目つぶし遺伝子【中】の「サンドショット」、そして追い打ち遺伝子Sの「オールチェイサーS」を持つ。- パラライズスライドはテクニックタイプの単体無属性小ダメージに加え、低確率で麻痺状態を狙うことができる。
前作のパワータイプ技「マヒカッター」がテクニックに変わっただけである。 - サンドショットはスピードタイプの単体水属性小ダメージに加え、中確率で目つぶし状態を狙うことができる。
サンドショットは水属性であるものの、ドスガレオス自身はやはり無属性である。
こちらも前作のノータイプ技「砂塵ブレス」がスピードタイプに変わっただけ。- 水属性では貴重なスピードタイプの単体攻撃技であり、これを除けば、
残りはボルボロスが持つ「マッドスプラッシュ」しか存在しない。
スピードタイプの技が存在しない龍属性よりはましだが…
- 水属性では貴重なスピードタイプの単体攻撃技であり、これを除けば、
- そしてオールチェイサーSはスピードタイプの単体無属性中ダメージ。
あらゆる状態異常に対して与ダメージが大アップし、状態異常を解除する。
- パラライズスライドはテクニックタイプの単体無属性小ダメージに加え、低確率で麻痺状態を狙うことができる。
- 絆技は「ブラウンオーシャン」。
今回は属性変化のシステムが存在しないためブラウンオーシャンがブラウンでなくなる事もない。
余談
- 頭部がまるで矢印のような独特のデザインをしているが、
実はとある実在の動物からそのまま持ってきたものだったりする。
それは「ディプロカウルス」というペルム紀に生息していた古代の両生類である。
その姿を文章で説明するならば「ガレオスの頭がついたサンショウウオ」と言ってしまっても一切の語弊がないほど。
画像検索でもすれば想像通りの姿を見せてくれることだろう。- ディプロカウルスよりは比較的メジャーなシュモクザメを思い浮かべる方もいるだろうが、
あちらは撞木状に張り出た頭部の先端部分に目があるため、ドスガレオスとはまた異なる。
- ディプロカウルスよりは比較的メジャーなシュモクザメを思い浮かべる方もいるだろうが、
- 性転換するという驚きの生態を持つが現実にもこのような生態を持つ魚類は意外にも多く、
身近な魚だとタイやクマノミは群れに応じて性転換を行う。
- ノベル版では何故か極めて凶悪なモンスターという印象を受ける演出が多い。
- 特に第一弾のフリーダの過去は割とあっさり書かれているものの、読んだ人によっては鳥肌が立つような、
下手をすれば軽くトラウマになるかもしれないようなエピソードである。
また、何故か第一弾ではゲーム中では使えないはずのバインドボイスを使っているらしい描写がある。
なお、それだけの活躍(?)の代償か、彼らは他のモンスターと比べると惨たらしい最期を迎えている。
- 第二弾では一巻の最後の敵として登場。
クルトアイズを負傷させ、キオを圧倒する強さを見せたが、
突然現れたあのモンスターにとってはドスガレオスは敵ではなく、一撃で倒されてしまった。
- 特に第一弾のフリーダの過去は割とあっさり書かれているものの、読んだ人によっては鳥肌が立つような、
- MHP2Gをはじめをした単語を組み合わせて称号を作ることが出来る作品では、
各フィールドのクエストを20回クリアするとフィールドに対応した称号が得られるが、
火山であれば「火山」なので、MHP2Gのドスガレオス100頭狩猟で得られる「地底」と組み合わせれば
MHP2Gにして“地底火山”を名乗ることも可能。
ただし、各フィールドのクエストをクリアすると称号が得られるのは地底火山が登場するMH4以降でも同じで、
しかも「地底火山」で1語なので、単独使用時の真似がMHP2Gでできるだけという話に過ぎない。- ちなみにMHXでは「地底」「火山」「地底火山」のいずれも使用可能。
他人がギルドカードを見ても見分けの付かない複数の設定方法が存在する単語になっている。
- ちなみにMHXでは「地底」「火山」「地底火山」のいずれも使用可能。
- 「砂漠に住む鮫(というより陸上に生息する鮫)」というものは実在しないが、フィクションでは比較的よく見られ、
モンハンではガレオス、ドスガレオスのほかにザボアザギル亜種がおり、
ポケットモンスターシリーズにも「ガブリアス」という陸上に住む鮫型ポケモンが存在する。
他にも「ビーチ・シャーク(原題は「SAND SHARKS)」というバカげたサメ映画も存在する。
素材
- 砂竜の牙
- ガレオスの持つ牙。ギザギザとした多層の歯が特徴で、
噛み付いた獲物に深く食い込み、そのまま砂中に引きずり込む。
より上質なものは「砂竜の鋭牙」、強靭な個体から入手できる最上質の物は「砂竜の重牙」と呼ばれる。
大型の甲殻種も容易く噛み砕く。
かつては「魚竜の牙」という名称で、小型モンスターのガレオスからも入手ができたほか、
ガノトトスの牙と同一の素材として扱われていたが、
近年では両者の素材は全くの別物として扱われるようになり、用途も異なっている。
MHF-Gの個体からは長い年月をかけて成長し、時間が経過しても風化しない「砂竜の偉牙」が入手できる。
- 砂竜の鱗
- ガレオスから剥ぎ取った鱗。
一見すると砂色だが、これは砂中での生活によって砂まみれになっているだけであり、
水で洗い流せば本来の美しい水色の姿を見せる。
保湿性が非常に高く、この素材で作られた防具はいかなる酷暑も遮断する。
より高い保湿性を持ち、色合いも美しいものは「砂竜の上鱗」、
さらに上質なものは「砂竜の厚鱗」と呼ばれる。
水分を多分に含んだそれは、不思議な触り心地でハンターに人気が高い。
稀に「砂竜の紫鱗」と呼ばれる美しい紫色の鱗を持つ個体がいる。
この紫鱗も砂まみれなので剥ぎ取って洗い流すまで正体がわからず、滅多に入手できない。
特性は通常の鱗と変わらないが、相場は小型モンスターの素材の中では破格となっており、
大型モンスターの上質な鱗より高値で取引される事もある。
MHF-Gの個体からは長い年月をかけて成長し、時間が経過しても風化しない「偉鱗」、
特異個体が持つ鱗は、摩擦が起きにくい構造をしている「盾鱗」、
深い青みを帯びており、武器や防具の装飾として用いられることが多い「藍鱗」、
表面が荒れた鱗だが、その強度は飛竜の甲殻に匹敵する「荒鱗」と呼ばれる。
またこれらのうち、砂漠の砂によって磨き上げられた絶品の手触りを持つものは「砂竜の瑠鱗」と呼ばれる。
- 砂竜のヒレ
- 刃物のように鋭いガレオスの鰭。
毒性などはないものの、取り扱いを間違うと怪我をする恐れがあるので注意。
より鋭さを増した上質なものは「砂竜の上ヒレ」と呼ばれる。
さらに上質なものは「砂竜の特上ヒレ」と呼ばれる。
初期シリーズでは「背ビレ」も登場しており、常に砂に研磨されたそれは、
非常に鋭い切れ味を手に入れ、岩をも切り裂く。
稀にうっすらとピンクに染まった「砂竜の桃ヒレ」と呼ばれるものを持つ個体が存在する。
特性は通常のヒレと変わらないが、紫鱗と同じくこちらもドスガレオスの素材の中では破格の値段で取引される。
観賞用としての価値も高い。
また、「砂漠の桜」と言われるほど美しい色をしたものは「桜ビレ」と呼ばれる。これも観賞用としての価値も高い。
MHFのG級個体から入手可能。
- 魚竜の顎
- ガレオスなど魚竜種が持つ強力なアゴの骨。
獲物に噛み付くがごとく、強力な骨大剣に加工される。
かつては武具の素材として流通していたが、現在ではあまりお目にかかれない素材。
- 砂竜の逆鱗
- MHF-Gの特異個体ドスガレオスから剥ぎとれる激昂するドスガレオスの鱗。
滅多にお目に掛かれない幻の素材。
- 魚竜のキモ
- ガレオスから剥ぎ取れる肝。
珍味として重宝されている他、万病に効くとも言われており、需要はかなり高い。
かつてシュレイド地方では武具の素材としても利用されていたが、
現在ではその方面での需要はほぼ無くなってしまっている。
名前に「魚竜の」と付いているが、魚竜の牙と違ってガノトトスなどからは取れない。
また、デルクスやエピオス、スクアギルなどから入手できる「モンスターのキモ」とも区別されている。
因みに錬金術によって龍殺しの実と調合すると狂走エキスとなる。
- なお、砂竜の(上/紫/厚)鱗、砂竜の(上/桃/特上)ヒレ、
魚竜の顎、魚竜のキモはガレオスからも入手することができる。- MH4Gでは、「砂竜の紫鱗」と「砂竜の桃ヒレ」はG級ドスガレオス専用の素材となり、
ガレオスから入手することはできなくなった。
MHXXでは「紫鱗」「桃ヒレ」ともに存在しなくなり、「砂竜の重牙」のみが専用素材となっている
もっとも厚鱗はともかく、ガレオスを特上ヒレの入手のアテにするのは現実的ではないが。
- MH4Gでは、「砂竜の紫鱗」と「砂竜の桃ヒレ」はG級ドスガレオス専用の素材となり、
関連項目
モンスター/ガレオス
武器/ガレオス武器
防具/ガレオスシリーズ
クエスト/サンドのメシよりドスガレオス
環境生物/ゲッコー - よく似た頭の"イキサキゲッコー"という種がいる。
登場人物/ランポス装備のガンナー - 因縁(?)の相手であるランサーについて記述あり。
モンスター関連
モンスター/ドスゲネポス - 砂漠のドスで麻痺の同期。
モンスター/ディアブロス - MH4GのOPで一騒動起こした同期。
モンスター/ザボアザギル亜種 - 麻痺と水属性で砂漠の鮫なモンスター。
モンスター/ボルボロス - 別名が土砂竜。後輩やディアブロスと騒動を起こす相手でもある。
モンスター/ジエン・モーラン - 鱗が砂に覆われており、本来の鱗の色は美しい青色という事が共通。