システム/環境生物/マキムシ

Last-modified: 2021-05-11 (火) 18:19:04

MHRiseにて登場した環境生物の一種。
頭部が撒菱の様に尖ったツノゼミの様なムシ。

概要

  • 大社跡寒冷群島砂原などに棲息する環境生物。
    猟具生物に該当し、フィールドから採取して好きな場所で使用する事が出来る。
  • フィールド上の木の枝などに集団で止まっており、一見すると背の低い木の様にも見える。
    頭部には三つに分かれた大きな突起が生えており、非常に鋭利な印象を与える。
    全身は緑色の甲殻に覆われており、蝉に似た翅と橙色に染まった目を持つ。
    大きく特徴的な突起は、現実に存在するヘルメットの様な角を持つ昆虫、ツノゼミを思わせる。
  • マキムシを使用すると、ハンターの周りにマキビシのように散って散開。
    身を縮ませて背中の鋭い突起を突き立てる防衛行動を取る。この状態ではまだ何も起きない。
    が、モンスターにマキムシを踏ませると、ダメージを与えると共に確定で怯ませる効果がある。
    ……以上。1回効果が発動するとマキムシは地面に潜っていなくなってしまう。
  • 与えられるダメージが低く、数ある環境生物の中でも地味な効果だが、使い道が無い訳では無い。
    むしろ効果的に使用すれば、狩猟を有利に進める事が出来る。
    マキムシはモンスターが何をしていようが、踏ませれば確定で怯ませられる為、
    ボルボロスやティガレックスなどの突進、ナルガクルガの尻尾叩き付け、ディアブロスの地中強襲、アンジャナフの蛮顎突進、
    ジンオウガのボディプレス、果てはマガイマガドの必殺技である回転鬼火突進すら
    確定で中断させ、2秒程度怯ませる事が出来る。
    つまり、モンスターの大技を一回だけ不発にする安全地帯となるのだ。
    閃光玉や音爆弾の様に狙いを定める必要もなく、ただ地面設置するだけと言う簡単さも魅力。
  • その他の使用法としては、移動しようとするモンスターを怯ませ、
    移動をキャンセルさせるということも可能。
    特に砂原などエリア間が遠く高低差があるフィールドの場合、
    移動が面倒なエリアまで行かれると大幅な時間のロスになってしまうが、
    マキムシで怯ませればそのまま戦闘を継続する事が出来る。
    また、溜めが必要な大剣やハンマーなど、
    一瞬の隙が欲しい武器の場合にも活躍の場があるだろう。
  • 小型モンスターに対しては発動しても地面に潜らず、継続して使用する事が出来る。
    そのくせ行動キャンセル性能と微小ダメージは据え置きなため、
    デルクスは音爆弾でかち上げてからマキムシを撒いて当てる事で死ぬまで跳ね続けさせる、なんて芸当もできる。
  • 閃光玉などのように翔蟲の照準を利用して投げることも可能なほか、空中では大タル爆弾のように、真下に投擲することもできる。
  • 因みに罠の様に地面に設置するが罠型生物ではなく猟具生物扱いである。
    元ネタの撒菱も携行して使用する事もあるので、ある意味当然ではあるか。

余談

  • 名称と使用法から、元ネタは撒菱(まきびし)ではないかと考えられる。
    撒菱は忍者が使用していたとされる道具で、
    その尖った形状から追手などに踏ませて追跡を止め、
    自身の逃走の成功率を上げる為などに使用される。
    元は水草であるオニビシの実やヒメビシの実が使用されており、
    その後木製の木菱や鉄製の鉄菱などが開発されたと言う。
    MHRiseはカムラの里や翔蟲のアクションなど随所に忍者のモチーフが忍ばされているが、
    マキムシもそうした一環で世界観の演出に協力していると言えるだろう。
    現実では植物だが、こちらでは虫を使用すると言うのもモンハンらしい。
    因みにマキムシはヒメビシの実の形状に似ている。
    • 現代の創作もので撒菱というと鉄製のものが一般的だが、
      史実では鉄製が発明された後もヒシのみを使った物が一般的だったとされる。
      理由は、昔は鉄含め金属が貴重品且つ高価だったこと、
      鉄だと重くて携帯に不便だったなどもあるのだが、
      最たる理由は人工の撒菱を持っているのがバレるとそれだけで素性を怪しまれてしまうためである。
      水草のヒシの実はデンプン質が豊富なため昔は食料とされており、
      ヒシの実の撒菱は所持していることがバレでも携帯食料や非常食だと言い訳できたため便利だったとされている。
      無論、忍者自身がヒシの実を食料として使うこともあったようだ。
    • 植物を乾燥させただけの物と言うと効果に疑問を持つ人も居るかもしれないが、
      当時の履物は草鞋等のあまり厚いとは言えないものであり、
      また乾燥させたひしの実の棘は下手をすると現代の靴の底部であっても貫通しかねない強度と鋭さを持つため、
      わざわざ重く、嵩張る鉄製でなくとも効果は非常に高かったと思われる。
    • 忍者の道具のイメージから、日本独自の道具のイメージがあるだろうが、
      同様の用途と形状をした道具は世界各地で発明されており、
      欧米でこの手の道具は「カルトロップ」と呼ばれている。
  • もう1つの元ネタは、バラノトゲツノゼミの仲間だろう。(リンク先昆虫注意)
    リンク先を見ていただければ分かるが、木の枝に密集する姿はマキムシそっくりである。
    このように木の枝に集団で止まることで、名前の通りバラなどの植物の棘に擬態していると考えられている。
    また、その中でも、特に棘が鋭い種類は、刺さると痛いらしく、マキムシとの共通点が感じられる。
  • 大型モンスターより遥かに小さなマキムシが
    大型モンスターを怯ませる事が出来るというのは不思議に思うかもしれないが、
    現実でもこうした例は存在する。
    サイズ差は違えどもヤマアラシの棘はライオンを寄せ付けず、
    例え手出しされても手痛い反撃を喰らわせる事ができる程鋭い。
    また、植物に目を向ければ(本来は移動用だが)種子の先端に鋭い鉤爪を持ち、
    ライオンが口に引っ掛けてしまったが最後あまりの激痛でエサが採れず、
    最後は餓死してしまったという俗説からその名もずばり『ライオンゴロシ』なる植物もある。
    棘のあるイバラに鳥が止まれないように、
    基本的に捕食者は鋭いトゲに対して非常に弱いのだ。
    大型モンスターの跋扈するモンハン世界においても
    拳大のトゲを持つマキムシは十分な防御力を持っていると言えるだろう。
  • 尖った緑色の葉を持つ低木などをマキムシに見違えるハンターが続出している。
    特にサンゴモミジの様な枝分かれした葉を持つ背の低い植物は
    木の枝に止まっているマキムシそっくり。
    世界観的に考えるとそうした植物に擬態しているのだろうか。
  • 実に昆虫らしい見た目とその大きさから、
    虫嫌いユーザーからは気持ち悪いという意見もある。
    まぁハンターの拳大もある昆虫が群がっているのは少し恐ろしいかもしれない。
    なぜマキムシが密集しているのかという点については、
    上記の通り擬態と自己防衛の為に集まる習性があるのか、
    はたまた食性がツノゼミと同じなら集まっている木の枝の樹液が大好物なのかもしれない。とまっている木は棒切れレベルだが。

関連項目

システム/環境生物