- 種族
- 飛竜種(竜盤目 竜脚亜目 重殻竜下目 角竜上科 ブロス科)
- 別名
- 黒角竜(こっかくりゅう)
- 英語表記
- Black Diablos
- 危険度
- MHP3:★7, MH3G・MH4G:★5
- 登場作品
- MHG, MHP, MH2, MHP2, MHP2G, MHP3, MH3G, MH4G, MHWorld, MHW:I, MHF, MHSP, MHST, MHST2,
MHXR, MH-R, MHNow
目次
生態・特徴
- その危険性から「死神」とまで称される、漆黒の外殻に身を包んだ角竜ディアブロス。
長らく性質の異なる近縁種だと考えられていたが、
厳密には産卵前後のホルモンの変化で黒く染まった雌の個体であり、生物学的な亜種ではないことが確認された。
この体色の変化は同種の雄個体に対してこれ以上のアプローチは受け付けないというアピールとなり、
同時に他のあらゆる生物に対して自身の危険性を知らしめる警告色としての意味合いがあると考えられている。
外敵に対する警戒心や縄張り意識は平時にも増して高まっており、
それに由来する通常種とは段違いの気性の荒さと戦闘力を持つことから、
ハンターズギルドでは(生物学的な亜種ではないことが判明した現在においても)亜種という表現を用い、
《黒角竜》の通称で雄個体や平常時と区別して取り扱っている。
基本的には地下深くの洞窟などに身を潜めており、可能な限り外界との接触を断っているが、
摂食時や何らかの異変を察知した際には地上に姿を現す場合もある。
- 繁殖期になると番と見られる2頭のディアブロスが同じ縄張りで確認されることがあるが、
あくまで一時的に同じ領域内に居る事を許しているだけといった程度の仲であり、
リオス種のような番としての意識はまるでない。
それどころか、相手が必要以上に縄張りに鎮座しようものなら排撃に打って出る場合もあり、
時には角竜種にとっての象徴である角が損傷するほどの熾烈な縄張り争いにまで発展するという。
上記のような関係性から雌雄で協力して子育てをするような生態は持ち合わせていないと見られ、
卵を産み落とした雌個体も積極的な子育てはしておらず、
雌個体が本能的に凶暴化した結果、卵や幼体が守られているに過ぎないという見方もある。
幼体もある程度の大きさになるとすぐさま母親に縄張りから追い出され、自分の縄張りを求めて飛び立つ。
ここでディアブロス種の子育ては一つの区切りを迎え、その後に雌の体色や気性は通常種のものに戻るという。
なお、通常のディアブロスは特に水分を多く含むサボテンを好んで食するが、
ディアブロス亜種は産卵に備えるためか、より栄養価の高いサボテンを優先的に食べる傾向があり、
そのようなサボテンを求めて縄張りを一層広げる。
- 通常種に輪をかけて荒々しい気性と強靭な躯体を活かした攻撃の数々は強烈無比で、
ハンターのみならず縄張りに侵入した他種のモンスターも容赦なくなぎ倒す。
とりわけ凄まじい怒気とともに繰り出される突進は「死の宣告」そのものと言えるほどの威力を誇り、
まともに食らえば熟練ハンターでも命の保証はない。
また気性の荒さに由来するものか通常種よりも目眩しの効き目が薄く、
強い閃光を浴びても早々に体勢を立て直して攻撃を続行する。
強靭な個体は地中突進を回避した敵に向かって即座に突進を繰り出して追撃するなど一筋縄ではいかず、
地中潜行の際に大地を揺るがすことで外敵の体勢を崩し、
その隙に地中から飛び出すことで敵を串刺しにするという一撃必殺の大技も会得している。
身の危険を感じるほど凶暴化するというディアブロス種の気性は繁殖期に突入した事で更に極まっており、
瀕死に陥ったディアブロス亜種は子と自らを守るべく、鬼気迫る勢いで怒涛の猛攻を仕掛けてくる。
生態系の破壊者と称され、圧倒的な強さを誇る恐暴竜イビルジョーですらもその猛攻に怯んで逃げ去る事もあり、
中でも数々の死線を潜り抜けた歴戦の個体ともなれば、古龍種にも匹敵する実力を持つともされる。
- 新大陸古龍調査団の調査によって新大陸での出現も確認されているが、
その報告からディアブロス亜種の警告色には然程地域差が存在しないと見られる。
地中から猛烈な勢いで飛び掛かって対象を吹き飛ばす大技を筆頭に、
突進後に直ぐさま地中へ潜行して身を隠す、ハンターの様子を窺った後に突如として突進を繰り出すなど
新大陸の通常種よりも更に戦いに長けており、現大陸の黒角竜同様に極めて危険な存在である。
特に構えを取り力を溜めた後に繰り出される突進は、通常の突進を遥かに凌ぐ桁違いの威力を誇り、
触れたハンターを確実に昏倒させるため、普段以上に行動を見極める事が重要とされている。
- その外殻には通常種のものとは異なる成分が含まれており、
その成分のために砂漠の熱風や砂嵐にいくら晒されようとも決して劣化しない程の強度を誇る。
硬度そのものも通常種のそれより高く、加工し身に纏えば高い防御力が期待できるだろう。
なお、その素材から作られた武器には黒角竜の荒々しい怒気が宿り、
持ち主は常に傍に黒角竜がいるかのような錯覚を覚え、その殺意に心を塗り潰されるという。
派生作品の種・個体
- 特異個体
- 左の角が著しく巨大化した気性の荒い個体。
特殊な発声法を用いて、空気の断層を生み出す程の強力な咆哮を行う。
地中に潜行しながら強力な振動を発生させて獲物の動きを止めることができる。
他にも、角を地面に叩き付ける、遠くの敵を一瞬で捕らえる極めて速い突進など、独自の攻撃を用いる。
概要
- MHGより登場した、角竜ディアブロスの亜種。
「亜種」と呼ばれているが、上述のように正確には亜種ではなく黒く変色した通常種の雌個体である。
繁殖期間のみの変化であり、ヒプノック繁殖期に近い存在と言えなくもない。
- ただでさえ難敵とされることが多いディアブロスの亜種だけあり、その戦闘力は非常に高い。
特に怒り状態になると、通常種をも上回るスピードとパワーでひたすら暴れ続ける。
しかも通常種とのタッグや亜種同士の同時狩猟クエストが毎回のように存在しており、
度々ハンターの前に立ち塞がっては絶望の淵に追いやっている。
- 前掲の解説通り、ディアブロス亜種は
「繁殖期に警告色として体色が黒くなった、雌のディアブロス」
であるため、生物としての亜種ではない。
一方で、ディアブロスは個体レベルでのバリエーションが多数登場しつつ、
希少種が登場したことのないモンスターであるため、
もし希少種相当の角竜系モンスターが今後登場するなら、それが初の亜種という事になるだろう。- ハンター大全には朱いディアブロスの目撃談が描かれ、
漫画版でこれをモチーフにした「ディアソルテ」も登場しているが、
これが個体レベルの変化なのか、種として受け継がれている形質なのかは明らかになっていない。
- ハンター大全には朱いディアブロスの目撃談が描かれ、
MHG~MHP2G
- 能力的には本当に「ディアブロス(通常種)をもう少しだけ強化した」といった程度。
しかし元々強いディアブロスのステータスが純粋に引き伸ばされ、
更にただでさえ攻撃テンポの早いディアブロスが怒り時にさらに早くなるため、
Pまでは最も難易度の高い最強のモンスターと評するプレイヤーが多かった。
- 作品ごとの変異や追加モーションなどは乏しかったが、
MHP2Gの村上位やG級クエストでは通常種は使ってこない新技を体得している。
翼を大きく広げる威嚇行動を取ってから繰り出される突進攻撃がそれであり、
攻撃力が通常の突進より高く、ガード性能+2付きランスでもノックバックしてしまう威力を持っている。
何より一番の違いは、通常時でも怒り時のとんでもない速度で突進してくることである。
では怒り時だと…と思うが怒り時も変化はなく、他の突進と同じ速度になる。
実に特殊な突進である。
もし怒り状態補正も乗る仕様だったら、1.96倍の速度で繰り出される突進になっていた。
この超突進はやってくる頻度自体がかなり低い上、
上記の速度の仕様のせいで怒り状態では殆ど通常の突進と見分けが付かない。
終盤のディアブロスは殆ど怒ってばかりであるため、これまたお目にかかるのが難しい。
モンスターの攻撃のバリエーションが非常に多いP2Gでも、レア行動の上位に食い込む技である。
- MH2においては昼夜問わずモンスターの強さに補正が掛からない。
通常種は昼間に上方修正、夜間に下方修正が掛かる場合があることを考えると、
亜種については夜間でも活動的になっていると言えるか。
MHP3
- MH3では亜種モンスターが一切登場せず、ディアブロス亜種も例外ではなかった。
しかしMHP3では待ってましたとばかりに復活、通常種と同じくモデリングが少々変化している。
角度によっては黒の中にすこしだけ赤や青のテカリが入り、若干メタリックな印象を受ける事がある。
MHP3の時点では同作の通常種と行動内容はほぼ同じで、ステータスが少し強化されていると言った内容。
要するに、MHP2以前と同じ仕様である。
MH3G
- MH3Gでは通常種以上に強化されている。
特に恐ろしいのが凶悪なまでのコンボ攻撃。
怒り状態時にハンターの真下を潜行して震動を与え、
ハンターが動けなくなった所に地中から飛びかかり追撃するという必殺技である。
予備動作もなく頻繁に行うので、慣れていても一気に形勢が逆転してしまう可能性が高く、
怒り時故に威力も尋常ではないなど危険極まりない。
また、動きこそ地中強襲(強)と同じではあるが、速度は怒り状態の地中強襲(強)よりも遥かに速く、
さらに孤を描くような軌道ではなく、その速さの上低い軌道のまま遠くまで飛べるのである。
この軌道のため、しゃがむだけでは回避できないというなんとも恐ろしい攻撃である。- この強襲コンボは通常の地中強襲(強)と攻撃値が同じ80である。
G級ディアブロス亜種の攻撃倍率は5.9~6.0前後であるため、防御力600で体力150の約半分、
ガンナーの防御力350程度では一撃で瀕死という凄まじい威力の攻撃が
回避不可のコンボで飛んでくる。
一応ガード武器ならディアブロスが潜ったらガードし続けて、足元通過をガードした後に
即反転して追撃をガードすれば良いが、ガード不可能武器ではそうもいかない。
震動さえ避けたらよいではないかと思われがちだが、怒り時の速度、軸合わせの性能からして、
真横に走っていても避けられず、前転回避で辛うじて避けられるかどうかのレベルとなっている。
ならば緊急回避ならどうかと言うと、倒れ込んでいる所に容赦無く飛び込まれる。- ガード不可能武器で耐震スキルを付けていない場合は、
潜行動作を始めたらすぐさま壁際等のエリア端に逃げ込むのも有効。
僅かに震動が届かないため、後は上手く位置や角度を調整して緊急回避をすれば
なんとか突き上げを避けられる…こともある。
しかしながら、壁の形やサイズによっては安定せず、
回避もそれなりに難しく危険なので、出来る限り耐震を付けたほうが良い。
あくまでも対策をしていない場合の緊急手段である。
- ガード不可能武器で耐震スキルを付けていない場合は、
ガード可能な片手剣、大剣、ランス、ガンランス、シールド付きのボウガンは比較的まだ安全なのだが、
逆にガード不可能な双剣、太刀、ハンマー、狩猟笛、スラッシュアックス、弓は相性が悪過ぎる結果に。
ただし、狩猟笛に関しては耐震の旋律が吹ければ対処可能。
耐震スキル自体は5スロスキルのためスロットが5つあれば装飾品で、無ければ護石でも比較的容易に発動できるが、
ガード不可能武器は高級耳栓、回避性能、回避距離などもほぼ必須スキルとなってしまっているため、
防具やスキルの選択肢も含めて対ディアブロス装備の自由度を圧迫してしまっている。 - この強襲コンボは通常の地中強襲(強)と攻撃値が同じ80である。
- 上記のコンボの脅威で陰に隠れがちだが、他にも稀に威嚇をキャンセルして尻尾なぎ払いに繋げる
というフェイント攻撃を繰り出してくることがある。
通常種にも言える事だが、ディアブロスは威嚇や特定の攻撃のタイミングに何かしら法則があるため
単体で威嚇(足で地面を引っかく動作)をする素振りが見えたら、間違いなくキャンセル攻撃を疑った方がいい。
- その一方で亜種はG級通常種の持つ超追尾突進を行わないため、突進で警戒すべきはそのスピードだけ。
とはいえG級補正が掛かっており、さらに怒り状態だととんでもない速さで突っ込んでくるため、
ガード不可能武器にとってはやはり頭の痛い存在である…
どころかスタミナが無限でないとガード可能武器ですらスタミナを一気に持っていかれるので、
上位でも使用して来た3連突進の際は
「1回目の突進をガードしたら直後に2回目の突進を爆速でかまされ、
咄嗟にガードしてもスタミナが足りなかったのでそのまま吹き飛ばされた、又はガードが間に合わず吹き飛ばされた」
なんて事が起こりやすい。
あくまでガード可能武器は『ガード不能武器より比較的安全に戦える』だけであり、
油断していると上位個体のそれまでとは違うパワーで瞬殺される。
気を緩めずに戦おう。
- この様に過去作と比べても大幅なモーションの変化が加えられており、
今作で猛威を振るった爆破武器を使用してもソロではかなりの苦戦を強いられることになる。
ブラキディオスや魔物といった強力な新入りの影に隠れがちだが、
上記のモーションにより今作屈指の強敵と認めるハンターも少なくない。
それでも一部武器種が覚醒を発動させる事でブラキ武器を超える性能となる為、
それら求めて泣く泣く周回するハンターが後を絶たなかった…。
MH4G
- MH4にて通常種と共に身を引いていたが、MH4Gにて砂漠フィールドが復活した事に追従して再登場。
主に夜の砂漠のクエストにて出現する。
- 本作では通常種がMH3で追加された角振り回しと地中飛び出し【強】がオミットされ、突進バカになったため、
MH3シリーズからの技は亜種専用のものとなっている。
そのため、従来の感覚でも戦えるだろう。
ただし、下記の新技も追加されているため、既存の亜種モンスターの中でも特に違いが多いモンスターとなっている。- 特筆すべきは、地中突進(強)で飛び出したかと思うと、着地と同時に即座に反転して突進してくる新技。
たとえ真後ろであっても器用に即反転してくるため、飛び出しを緊急回避で避けたプレイヤーや
真正面から飛び出し部分をガードで受け止めようとしたランサーを容赦なく轢き去っていく。
おまけに突進で遥か向こうまで走り去っていくため、ガンナーであっても反撃は厳しい。
- また、亜種はその場で脚で地面を一回かいてからの突進もしてくる。
この突進はハンターの移動先を見越した偏差突進となっているため、
通常の突進の感覚で予備動作を見てから同じ方向にダッシュして避けようとすると、
自ら突進に轢かれにいく格好となってしまう点に注意。
裏を返せば、横に移動しつつ突進開始と同時に立ち止まるだけで、勝手に急カーブを描いて外れていってくれる。
そのため、実力的にはMH3Gの時より明らかに戦いやすくなっていると言える。 - 特筆すべきは、地中突進(強)で飛び出したかと思うと、着地と同時に即座に反転して突進してくる新技。
- 今作の亜種は歩いてハンターに接近して来たかと思うと、
そのまま下顎を軽くぶつけて通り過ぎると言う行動を取るようになっている。
大してダメージも入らず、ハンター側も尻餅を付くだけでさほど脅威ではないのだが、
フルチャージを採用している場合はこの技で潰されることが多い。
- 通常種は極限個体登場という恐るべき境地に到達したが、
亜種は狂竜化こそすれど、極限化はしないおかげで通常種に比べれば遥かに狩りやすい。
怒り時こそ普通にやる分にはあっちへこっちへ暴れ回り手をつけにくいものの
罠も閃光玉も普通に効くので通常のプレイングの延長で楽しく狩猟できると評判。
体力もLv140時点でも1万程度とそれほど伸びず
報酬の量こそ通常種より僅かに劣るもののそれでも十分高いほうであり、
ディアブロス亜種を含んだ2頭クエストは人気のあるクエストの一つである。
MHWorld
- 事前情報こそなかったがなんと登場。
亜種モンスターの先駆けであるリオレイア亜種を倒した後、探索で発見するとクエストが受注できる。
その性質上、一切倒さずに任務を進行させることも可能ではある。- 場合によっては一切会わずして調査クエストが出現する場合もある。
あるいは他人のクエストで遭遇してもOKなので、相手をできる自信があるならその方が手っ取り早い。
- 場合によっては一切会わずして調査クエストが出現する場合もある。
- 新大陸の設定上、亜種モンスターが見つかるのは非常に珍しいことで、
ストーリーで大きくクローズアップされたリオレイア亜種の発見については調査団内で大きな騒ぎとなった。
しかしディアブロス亜種は繁殖期になれば自然と出現しうる生態を持っているため、
過去に目撃例があっても不思議ではない、との声もある。
- 今作の目玉要素でもある縄張り争いに於いては、なんとディアブロス通常種と争うこともある。
生態ムービーや4Gの通常種登場ムービーのように角をぶつけ合う姿を間近で見ることができる。- 勝敗はランダムのようで、亜種が勝つこともあれば通常種が勝つことも。
しかし勝率はディアブロス亜種の方が高いらしく、その勝率は2/3とも言われている。 - 特殊闘技場でも縄張り争いが発生する。闘技場が縄張りなのだろうか
ディアブロス通常種と亜種の討伐の闘技大会クエストもあるため、縄張り争いは有効に活用したいところ。
- 勝敗はランダムのようで、亜種が勝つこともあれば通常種が勝つことも。
- 行動、仕様は基本的にディアブロス通常種のものを継承しているが、亜種特有の行動としては
- 過去作でも行った地中強襲は亜種専用モーションになった。
- 4Gのモノブロス亜種のようなクラウチングして突進をする強突進。
予備動作こそ少し長いものの軸合わせは強く、更になんと確定で気絶。
追撃を貰えばその攻撃力から力尽きてもおかしくはないため注意が必要。
頭の部分に判定が集中しており、以前のように亜空間判定気味ではなくタイミングさえ合わせれば回避はできる。
ちなみに角を両方とも破壊すると威力とともに気絶値も下がり、確定気絶ではなくなる。
ただし、それでも80と極めて高く、なにかしらの追撃を貰うとほぼ確実に気絶する。- この行動の注意すべき点は尻尾が掠っただけでも大ダメージ+気絶を食らうこと。
壁際などでこの行動をされると、ガード可能な武器種でもガードした後に振られた尻尾が当たることがある。
突進は蟻塚に誘導すると角が刺さり大きな隙を誘発できるが、
なんとこの強突進は蟻塚を一撃で破壊したうえで突進は止まらない。
角を刺すつもりで突っ立っているとほぼ確実に被弾するため、
予備動作を見たら蟻塚を破壊されないよう速やかに離れる必要がある。 - なお、この突進の終わりのモーションは地中強襲のものを流用している。
- この行動の注意すべき点は尻尾が掠っただけでも大ダメージ+気絶を食らうこと。
- ゆっくりと様子を探るようにターゲットの周囲を歩きまわり、
突如として向きを変え猛烈な突進で撥ね飛ばす、通称「フェイント突進」を使う。
緩急のついた動きに惑わされるハンターも多い。
ただし、そのまま岩などに衝突して勝手に気絶状態になる事がしばしばある。 - 地中急襲にはなんとフェイントを織り込んでくるが、急襲後のスキも大きく、チャンスにもなり得る。
通常種の変更点も引き継がれているため、武器による相性もきつくなっている。
フル強化の上位装備でも連撃を食らえば力尽き、
ガードできない武器は通常種以上に何もできずにキャンプ送りにされることもあるので、油断は禁物。
幸い音爆弾はちゃんと効くので、鳴き袋も持ち込んで活用すれば有利に戦える。- その他、通常種も使用するバックステップを高頻度で行うようになった。
軸合わせに使用する他、正面からのこちらの攻撃をスカすように使ってくる。
- 肉質は過去作や通常種より若干硬くなっているが、氷属性の通りは相変わらず良い。
なお、どういうわけか本作では亜種のみ龍属性が全く効かなくなっている。
- 今作初登場のシステムである歴戦の個体も登場。
素でも高かった火力はなんと歴戦の古龍に迫るレベルの凄まじいものとなっており、
凄まじい火力で高いホーミング性能を持つ技を猛烈なスピードで矢継ぎ早に繰り出す恐るべき強敵。
ガードできる武器でも何か一発引っかかった瞬間死が目前に迫るために一切の油断が許されず、
ガードできない武器では冗談でもなんでもなく本気で歴戦の古龍より強いと感じることが珍しくないほど。
- 亜種装備を表すUが使われなくなり、防具は新たに「ディアネロ」の銘を冠している。
リオソウルやモノデビルといった前例に則った形となった。- この「ネロ」の由来は2つ考えられる。
まず「ネロ」はイタリア語で「黒」を意味しており、ストレートに亜種の色を表現できている。
そして、凶暴なディアブロス亜種のイメージからは
暴君の代名詞として伝えられるローマ皇帝「ネロ」も想起できるだろう。
どちらであってもディアブロス亜種に相応しいものであり、これ以上ない銘であろう。
仮に皇帝であった場合、こちらは雌個体だが……
- この「ネロ」の由来は2つ考えられる。
- 今作では金冠サイズを狙いやすい連続狩猟系イベントクエスト、
通称「音楽用語クエスト」が各フィールドごとに配信されたのだが、厄介なことにこのディアブロス亜種、
イビルジョーや古龍を除けば大型モンスターの中で唯一音楽用語クエストに登場せず、
金冠確定のイベントも無いため金冠を狙う場合は調査クエストを回す他は無い。
アップデートで追加されたイビルジョーと違って勲章を獲得する条件に含まれているので、
MHWorldにおいてはコンプリートを目指すハンター達の高い壁として立ち塞がっていた。
MHW:I
- マスターランクにも登場、特にストーリーに関わることはない。
ただし、不動の装衣・改の解放クエストが歴戦ディアブロス亜種の狩猟である「黒炯々」となっている。- ちなみにクエスト名に含まれる「炯々」だが、「けいけい」と読み、ものがきらきらと光りかがやく様子を表す。
歴戦個体ということもあり、黒く光沢を放つディアブロス亜種を表現しているようだ。
- ちなみにクエスト名に含まれる「炯々」だが、「けいけい」と読み、ものがきらきらと光りかがやく様子を表す。
- 生態の欄に記述されている通り、
歴戦のディアブロス亜種はあのイビルジョーをも撤退させる覇気を放ち、
それに相応しい戦闘力を磨き上げている程に凶暴な存在なのだが、
リミッターが外れて狂暴性が加速した特殊個体相手ではそれでも分が悪く、
縄張り争いが発生すると通常種と同様の末路を辿ってしまう。
無論、重要なダメージ源として有用なのには変わりないが…黒ディアが可愛そうである
- 亜種専用行動となった地中強襲は、動作終了をキャンセルしてさらに潜るようになり、
マスターランク行動である潜行突き上げからスムーズに各種攻撃に派生する行動と使い分けるようになった。
通常種と違い複数回(3回まで確認)で潜るのでこちらが手を出せるチャンスは少ない他、
亜種は相対的に突進系の行動が多いためそれを選択することが多く、
ターン制を無視した非常に厄介で明確な隙潰し行動になっている。- 極端にいえば、狩りの間ほぼ突進と潜りだけを繰り返し、
半永久的に攻撃の時間を全く与えてくれないことも頻繁に起こる。
このループをされると、ガード武器のカウンター系の攻撃くらいしかまともに当てることが出来ない状態となる。
潜りは飛行と違い、今作の狩りの要となるクラッチクローも強制的に振り落とされるので、
尚の事時間稼ぎの側面が目立つようになっている。 - 音爆弾や罠による拘束で多少はマシになるほか、閃光ひるみ中はこのコンボを使ってくることはない。
地中はどのみち視力関係ないはずなのだが
まさに「あるものはすべて使え」の精神で、スリンガーアイテムは欠かさずポーチに入れておきたい。
特に音爆弾は鳴き袋も持ち込みショートカット調合まで設定しておけばかなり戦いやすくなるはずである。
強化撃ちができる武器種であれば納刀せず咄嗟に打ちやすい。
今作からオトモダチ探検隊で鳴き袋が大量に手に入る様になっているため、
他に欲しいものがなければ普段から派遣調達しておくのも手である。*1 - ガンナーはこの間でもお構いなしに攻撃できる。
特に、クリティカル距離が長く超適正距離も調整できるスコープ付きの貫通運用ヘビィは、
他人が狙われている間のこのコンボ中でも最大火力を発揮しやすい。
スコープ操作や見越し射撃の練習に担いでみるのもいいかもしれない。 - また強力なガードを持つランス、ガンランスもオススメ。
単発の攻撃が多いためしっかり受ければ対処できることが多く、どちらもリーチが長いため弱点を狙いやすい。
という時は一度落ち着いてモドリ玉でキャンプに戻るのも一考。
ハンターを見失えば潜ることも無くなる上、アイテムの補充中に怒りが切れる場合もあるため有効である。 - 極端にいえば、狩りの間ほぼ突進と潜りだけを繰り返し、
- 亜種限定の新技として、小さく咆哮して突進する剛突進を使用するようになった。
咆哮のようなエフェクトまで見えるが、実際にハンターが耳を塞いでしまうわけではない。
気絶こそしないが、予備動作が短い故に対処が難しく、なによりガード強化がなければガード不可。
そして、この技も突き上げキャンセルの対象である。- 今までディアブロス亜種の攻撃でガードするのにガード強化が必要な攻撃はなかったため、
何が起こったか分からないまま轢殺される初見の盾持ちハンターが後を絶たない。 - 発売前のCMにおいて、ディアブロス亜種がガードを貫通している映像が流れ、
ガード不可攻撃追加か、とランサー達の間で話題になったのだが、それがこの技である。
しっかりとガード強化スキルを付け、CMのハンターのようにはならないようにしよう。
- 今までディアブロス亜種の攻撃でガードするのにガード強化が必要な攻撃はなかったため、
- 角の肉質がかなり固くなっており、迂闊な攻撃は弾かれてキャンプ送りになること必至。
幸いぶっ飛ばしによる破壊は有効なので、うまく使って破壊したいところ。- ただし、打撃肉質だけはかなり柔らかい。
通常種にも言えることだが、通常時は弱点特効が発動しないものの
クラッチクローで傷をつければ発動対象となりダメージがよく通るようになる。
特にハンマーは溜めている間に音爆弾で強化撃ち→(強)溜め3→
クラッチクローで張り付き武器攻撃の流れが一通り入るためかなり相性がいい。
また同じく打撃属性で音爆弾同様の演奏効果が使い放題の狩猟笛は相性抜群。
角素材を集めたいならこれらの武器の作成も一考である。
通常種にも言える事だが、片手剣なら音爆弾の強化撃ちからジャストラッシュに派生して
比較的肉質の柔らかい腹部を集中攻撃する事も可能である。
- ただし、打撃肉質だけはかなり柔らかい。
- MHWorldのディアブロス亜種の狩猟時の報酬画面において
「背中を部位破壊したのに部位破壊報酬が発生しない」という問題が報告されていた。
ゲーム内のモンスター図鑑によると、背中破壊により角竜の延髄が入手できると記されている。
しかし実際に両角と背中を破壊して討伐してみると、
報酬画面には両角破壊による部位破壊報酬のみしか貰えないのである。
発売から1年以上経ち、アップデートが何度も行われたが修正されることはなかった。
さすがにMHW:Iでは修正されるだろう…と思われていたが、
なんとアイスボーンでもこの問題は修正されておらず、
後のアップデートVer.13.00にてやっと修正が告知された。
さすがにマスターランクで新たに部位破壊報酬を設定する際に
発生する報酬がない事に気づきそうなものなのだが…。
- MHWorldでは金冠救済クエストである音楽用語クエストに登場していなかった為、
コンプリートの壁の一つとして立ちはだかっていたが、
MHW:Iにおける金冠救済クエストの一つ「泥など温しヘヴィメタル」に本種も登場。
未だに金冠が埋まっていない、特にMHW:Iから始めたハンターはこれを利用するといいだろう。
派生作品
MHF
- MHFにおけるディアブロス亜種の第一弱点属性は雷属性となっており、
逆にメインシリーズにおける弱点属性である氷属性は全く効果がない(厳密に言えば背中に10だけ効くが)。
これは他シリーズの経験者ほど引っかかりやすい。注意しよう。
- MHFのディアブロス亜種と言えば、同時狩猟クエスト「死神」が非常に有名。
二頭クエだからといって一切体力は減っておらず、むしろ上位でもかなり強い個体が登場する。
このクエストが狩人祭のボーナス試練(通称シクレ)に初登場した際は、
G級武器や秘伝防具はおろか、貫通超速射も無ければ
ヘビィボウガンの電撃弾の威力も非常に低かった時代であり、
阿鼻叫喚の地獄絵図になったのは言うまでもない。
その後、「死神49魂確認」はボーナス試練のガセネタとして長い間シクレ検証を(悪い意味で)賑すこととなる。
運営もそれをリスペクトしたのか、
第72回ではクエストランクとは場違いに旨いクエが入っていた日曜朝に投入し戦慄を走らせることになった。
また、G級ディアブロス亜種が解禁された際のイベントでは
「死神再臨」という名のイベントクエストが配信された。
クエスト内容はもちろん、ディアブロス亜種2頭の同時狩猟。それも特異個体である。
奇種
- フォワード5にて実装された。
厳密には"亜種"ではないディアブロス亜種だが、やはり凄腕ランクでは奇種としての登場となる。
- 肉質としては、頭の打撃肉質と尻尾の弾肉質が大幅に硬化したこと以外は上位までとほぼ変わらない。
なお、尻尾の弾肉質に関しては元々80という激烈な柔らかさであったのが50となっただけであり、
ガンナーにとっては一番の弱点部位であることに違いはないのだが。
また水属性が僅かながら通りづらくなっている反面、雷属性に関してはやや通りやすくなっている。
- 体力や各種状態異常耐性なども上昇しているが、上位までと同じ感覚で戦えるだろう。
しかし特異個体化すると一転、下記のような悪鬼が如く実力を発揮する。
特異個体
- 見た目の変化
- 右角は未発達だが、逆に左角は異常な程大きく発達している
- 眼が水色
- 翼膜が禍々しい灰色に変色している
- 尻尾が黒ずんでいる
- フォワード.2より実装された。
片方の角が短く、尻尾や頭の突起が大きくなっているなど見た目にも違いがある。
地面潜行~地中急襲までが異常な程高速化し、地面を移動している間は振動を発生させ続ける。
追加されたモーションは猛突進しながら大ジャンプし、その勢いで角を地面に突き刺して穿つ突進・改、
素早く角を振り上げ、間髪入れずに尻尾で周囲全方向を瞬時に薙ぎ払う攻撃、
周囲の空間を歪め、大ダメージ&吹き飛ばし効果付き咆哮など。
中でも危険なのはバランスを崩したような姿勢で突然繰り出す新モーションの突進。
見た目よりも攻撃範囲が広く、さらにホーミングも強いが、
威力は低いので被弾して満身創痍にはならないので安心できる。
この突進の厄介な点は急加速して一気に離れてしまう点にあり、
その後の追いかけっこや突進・改→潜行のいたちごっこになりやすいという副次的な要素にある。
さらには潜行時に振動を発生させ、モノブロス特異個体のモーションまで使用してくる。
そのため、厄介点を封じるという意味でも閃光玉を使っていきたいところ。
ちなみに、左右の角の長さを変えることで新技を編み出した悪魔超人がいるが、
それとはあまり関係が無い。
むしろ短くなった角を使った攻撃は存在しない。
- 亜種の特異個体は、追加されたモーションの数が多く、今までよりも多彩な技を使いこなす。
奇種個体はそれに加えて火力が非常に高く
(下位で1.2倍、上位で1.3倍だった攻撃力補正が1.9倍にまで跳ね上がるため最終的な攻撃力は10.1にもなる)、
阿鼻叫喚の惨劇が起こりうることもしばしば
(それでも覇種真っ青と語られることもあるフルフル奇種に比べればまだマシであるが)。
幸いにも、耐久力がかなり落ちているので短期決戦に持ち込んで、速攻で討伐したいところである。
咆哮・風圧・震動と、HCクエスト補正を受ける行動を3種全て使ってくるため
(それぞれ「超高級耳栓」「龍風圧無効」「耐震+2」が必要)、
剣士で挑む際には立ち回り以前に上記3つのスキルを発動させた
対策装備を用意する時点で非常に苦労する難敵である。
G級
- 原種に続いてMHF-G8では亜種もG級へ進出が決定。
PVやプレビューサイトでは同アップデートで追加された新フィールドの「白湖」で活動している様が見られる。
また、原種と違い特異個体にも対応している。
- 尻尾を振り回す攻撃が強化され、尻尾を地面に打ち付けた際に三日月状の土砂を飛ばす。
後ろに陣取っていると土砂による反撃を貰いがちなので注意。
なお、原種のようにショルダータックルで砂の津波を起こすことはしてこない。
- もちろん新技も身につけている。
一度地面へ潜り、やや離れた場所から飛び出て高く空を舞い、無数の石礫を降らせる。
その後、ディアブロス亜種は着地と同時に再び地面へ潜り、潜行突き上げを行ってくる。
この石礫は多段ヒット攻撃で、被弾してしまうとスキル等で対策をしていなければ確定で気絶してしまい、
ディアブロス亜種はその気絶した隙を狙って潜行突き上げを繰り出してくるため非常に危険。
この攻撃の予備動作として、咆哮をした後石礫が飛び散るエフェクト付きで地面に潜る。
逆に、G級ディアブロス亜種は咆哮の後ほぼ確定でこの攻撃を使用する。
位置取りでも回避可能だがかなり広範囲に石礫を降らせるので慣れないうちは緊急回避が無難である。
- 攻撃力はデフォルトで剛種を凌駕する6.0、
同じランク★4、同じ攻撃倍率で怒り補正が大きく落とされていたG級ガノトトス原種とは違い、
こちらは怒り状態の補正も1.8倍と相変わらず高いため油断すると一瞬で叩きのめされる。
HC化するとデフォルトで1.2倍の攻撃力補正が追加されるため、最大火力は12.96にもなる。
- 耐久力に関しては体力15000、全体防御0.45と劇的に上昇しているわけではない。
もともと亜種・奇種の段階でかなりのタフネスを誇るモンスターであったため、
体感的な耐久力はそこまで高く感じることはないだろう。
更に弱点部位の尻尾裏が亜種・奇種よりも軟化しているためG級の火力インフレもあって
弱点を的確に狙っていけば素早く討伐できるモンスターとなっている。
MHSP
- 03弾にて登場。
通常種を上回る初期狩力46は古龍及び限定モンスターを除く全モンスター中トップ、
攻撃力に至ってはクシャルダオラ龍風圧をさらに上回り単独トップとなっている。
成長段階も幼体Lv4・未成体Lv4・準成体Lv4と改善された。
雷属性も相対的に弱体化し、いよいよディアブロスの時代がやって来るかに思われたが……。 - やはりというか、相変わらずの属性攻撃一切無し。
しかも本作では同期となった火・毒属性の使い手であるリオレウス亜種の存在が非常に重くのしかかる。
そして相変わらずブラキディオスが自重しない為、結局亜種も通常種と似たような立場になってしまった。
しかも、第三弾でまさかのディノバルド参戦で更に肩身の狭い思いをすることに…- なおPVでは特殊攻撃と思われる角かち上げ攻撃を披露しているのだが、
この時吹っ飛ばされているモンスターはなんとディアブロス通常種である。
酷い夫婦喧嘩に見えるが、もしかしたら繁殖期ではない雌の可能性もある
- なおPVでは特殊攻撃と思われる角かち上げ攻撃を披露しているのだが、
- 因みに幼体は通常種と比べて若干黒ずんだ甲殻となっているが、まだ完全な漆黒色ではない。
これは本来「ディアブロス亜種の黒色は産卵前後における警戒色だから」であろう。
- 特殊攻撃は双角粉砕突進撃(Lv1)・爆裂突進乱舞(Lv2)。
ディアブロス亜種の武器と言えば、覚醒で爆破属性を得る3Gのレイジングテンペスト*2が有名だが、
本作のディアブロス亜種のLV2特殊技は(名前からしてそうだが)爆発性粉塵と思しき金色の粉が舞い、
どう見ても素で爆発している。
本編で使ってこない事を祈ろう……- とか言っていたらMHXXにて、鏖魔ディアブロスが本当に使ってくるようになった。
水蒸気爆発というやや違う形の爆発だが。
- とか言っていたらMHXXにて、鏖魔ディアブロスが本当に使ってくるようになった。
MHST
- 通常種ともども砂漠にて登場。フィールドで徘徊する他、サブクエストのターゲットにも設定される。
- フィールドで徘徊する際は、ダイミョウザザミ、ネルスキュラ亜種とランダムで配置される。
通常種を差し置いて亜種が配置されるが、通常クエストに亜種討伐クエストは無く、
通常種討伐クエストしかない、というカプコンの地味な嫌がらせ罠がある。
その為、いつまで経ってもサブクエストから「受注中」の文字が消えない、というライダーが続出する。
- おおむね本家通りの調整であり、通常種よりも更に攻撃的で、全体攻撃の「全力グレートホーン」を連発する。
ただ、この技は確定で自分自身がダウンするため、追撃は絶対に来ない。
一撃即死のレベルでなければ、後手での対応でも充分間に合う。
逆にこちらの被害が少なければ反撃のチャンスにもなるため、高い火力は怖いが、対応できないほどではない。
ターン制バトルの中でも更にターン制の戦いになるという妙な構図だが、それ故に対策も容易で、
本家でひたすら追いかけっこになっていた時とはまるで異なる良調整となっている。- また、怒り状態になると、通常攻撃を繰り出されると確定で反撃してくるようになる。
亜種が怒り状態になったのを確認したら、通常攻撃を繰り出すのは控え、
特技技を主体とした戦法へと切り替えよう。
- また、怒り状態になると、通常攻撃を繰り出されると確定で反撃してくるようになる。
- とはいえ痛いものは痛いので、生半可なパーティや装備で挑むと返り討ちにされる。
幸い、ゲームシステムの特性上、氷属性であれば弱点部位など関係なくどんな攻撃であっても効く。
氷属性の打たれ強いモンスターも容易に手に入るため、持久戦にはなるが「戦いづらい」とは感じないだろう。
- 総合して、真っ正面からド直球にぶつかって来るパワーモンスターという本家の力強さを完全に再現しつつ、
こちらもストレスを感じずにパワー勝負を楽しめる、非常に戦い甲斐のある調整が施されている。- 黒角竜素材を集めたところで武器は作れないので、戦ったところで素材面ではさして美味しくないが……。
- 経験値としては破格なので、レベル上げのお供としてお世話になったライダーも多いことだろう。
オトモン
- 敵として戦ったときの強さはオトモンとしても非常に有用。
通常種以上の圧倒的なパワーと少し下だがなお高めの耐久性により、フロントメンバーとして大活躍する。
特に、無属性のパワー系と言うのは非常に珍しい。対テクニック用のオトモンとして、十二分以上の働きを見せてくれる。
敵を選ばずに高い物理火力を叩き込めるのは、このモンスターならではの立ち位置となるだろう。
- 他にも、その強さを更に尖らせるのであれば属性を付与するのも手である。
その属性を弱点とする敵には、それこそ悪魔並の火力を見せてくれる。- 耐性のある敵に軽減されたとしても、そもそもの優れた物理火力によりゴリ押しできてしまうという一面も。
- 全力グレートホーンの頻度が高いため、パワー系やスピード系を相手にしてもある程度戦える。
ただし、使うと確定で自分自身がダウンする弱点は、当然ながらこちらにとっても大きな弱点となる。
特にレベルが低いうちは、ダウン中のクリティカルが致命傷になりかねないので、
運用するのであれば「苦肉の策」程度に考えておいたほうがいいだろう。
固有遺伝子なので不安なら外すのも手。
- 総じて、パワー系モンスターとしては非常に高いパフォーマンスを発揮してくれる。
ストーリーにおいてもラスボスまで第一線で活躍してくれるため、是非とも仲間に入れておきたい一頭である。
- ライドアクションと絆技は通常種と同じ。地中移動と咆哮、ブロスサイクロンが使える。
- 黒い色は産卵前後の警告色という設定ではあるが、ゲームの都合上、卵からいきなりこの状態で生まれてくる。
オトモンが産卵することもないし、そもそもオトモンに雄雌の区別すらないので仕方ないと言えば仕方ないが。
幼体をすっ飛ばして生まれてくる種もいることだし深く考えてはいけない。
MHST2
- もちろん本作にも通常種ともども続投。
砂漠地帯であるラムル地方にあるラムルの塔にてストーリー上のボスとして戦う機会が来るほか、
同地方の古代巣や通常の巣にも現れる可能性がある。- なおラムル地方の砂漠地帯で最後に戦う相手になるのだが、
凶光化個体でないからかモンスター図鑑のボスのページには記されない。
というかボスのページには砂漠地帯のストーリーで登場するモンスターが一体もいない。
ラムルの塔の前に凶光化ディアブロスとも戦っているのにこちらも載らない。
ストーリーはレウスの奪還が主軸なのである意味仕方ない事ではあるが……。
- ではラムル地方そのものの大ボスはいないのかというとそんな事はなく、
次に訪れるポモレ花園が一応ラムル地方に含まれているため、
ラムル地方のボスは凶光化タマミツネという事になるのである。
- なおラムル地方の砂漠地帯で最後に戦う相手になるのだが、
- 今作の角竜種共通の行動として「グラウンドダイブ」で地面に潜り、
音爆弾で引き摺り出さなければヘル・トゥ・ヘルやホーン・フロム・ヘルなどの
強力な地中強襲攻撃を繰り返し、こちらの攻撃は全く当たらないと言う状態に陥る事がある。
非常にダメージが痛いので音爆弾は雑貨屋で大量に買い占めていて良いだろう。- 音爆弾で引き摺り出すと罠はまり状態になり、殴る隙にはなるものの
クリティカルになる訳でもなく1ターンしか続かないので大きな隙とはなり難い。
その上連発してくる事もあるのでいちいち音爆弾を投げ続けなければならないのが面倒くさいところ。
- 音爆弾で引き摺り出すと罠はまり状態になり、殴る隙にはなるものの
- 怒り状態ではお馴染みデンプシーを繰り出してくるのだが、
これがダメージも大きい上、全体攻撃なのでかなり痛い。
怒り状態で真っ向勝負にならない場合、大抵はこの攻撃なので絆技などで止めておきたい。- また、前作における全力グレートホーンはマックスホーンと名を変えて存在しており、
こちらもダメージが非常に大きい全体技となっている。
ただし使用後にダウンする性質もそのままなので落ち着いて体勢を立て直そう。
- また、前作における全力グレートホーンはマックスホーンと名を変えて存在しており、
- エンドコンテンツである『竜の拠り地』ではボスとして登場するのだが、
これが非常に厄介な強敵となっている。
当然上位モンスターなのはさておき、彼女が出現する階層はターン制限があり、
規定ターン以内で倒せなければ問答無用で失敗となるのである。
また、この個体は適切な武器種・属性で攻撃しなければまともに攻撃が通らず、
元がどれだけ凄まじい威力を誇る絆技でも20ダメージちょっとしか通らないと言う事もザラに起こる。
よってどれだけ攻撃しても全く体力が削れず、場合によってはほとんど削れないまま失敗となってしまう事もある。- 対策としてはもちろん適切な攻撃系統・属性で攻撃するのが一番である。
角は打撃、脚・尻尾は斬撃が通るので狙う部位はしっかり定めて攻撃しよう。
武器ももちろん氷属性武器で行くと良いが、オトモンの属性を氷にするのも有効。
ディアブロス亜種はパワー主体なので、氷属性でスピード系統のレイギエナやベリオロスが適しているだろう。 - また、共闘パートナーもベリオロスであるヒョウガと
狩猟笛や大粉塵などで適切なサポートをくれるアユリアにしていくとより楽。
アルマもレイギエナであるシハクを連れているが、
弓を使う関係上アルマ自身の攻撃が通りづらいのでやや不利かもしれない。- 身も蓋もないことを言えば、尻尾に斬撃が通るということはリヴェルトの攻撃には一切支障がないため、
相性も何も考えず彼の火力に頼るだけでもどうとでもなったりする。
- 身も蓋もないことを言えば、尻尾に斬撃が通るということはリヴェルトの攻撃には一切支障がないため、
- しっかり対策をすれば規定ターンである15ターンどころか
10ターンでクリアする事も普通に可能なので対策をしっかり練って行こう。
この後にも同じく適切な攻撃を行わないと全くダメージが通らない相手が
大ボスとして出てくるのでオトモンの能力で力押ししてきたと言う人も
一度モンスターごとの傾向を見極めてみるのも良いだろう。
- 対策としてはもちろん適切な攻撃系統・属性で攻撃するのが一番である。
オトモン
- 前作と変わらずパワータイプで、ライドアクションは地中移動と咆哮。
- アクティブスキルは大咆哮遺伝子【小】の咆哮、
全力遺伝子【特大】のマックスホーン、そしてチャージ遺伝子【中】のパワーチャージを持つ。
確定で持っている絆遺伝子は3種類だが、そのすべてが彼女固有のものではない。
類似した特徴は他にイャンクック亜種やボルボロス亜種も持っている。- 咆哮はパワータイプの全体無属性小ダメージ攻撃で、低確率でダウンさせる。
絆消費はやや重いが便利な全体攻撃。この遺伝子を持っているのはフルフル。 - マックスホーンはパワータイプの全体無属性特大ダメージ攻撃。
絆消費が38の割には威力が中々高いが、代わりに反動で自身にもダメージが入りダウンしてしまう。
しかも他の「マックス○○」系特技と異なり、ダブルアクションで反動を強引に無視することはできない。
ただ、前作の全力グレートホーンと異なり、こちらが指示を出さないと使用しないのが救い。
この遺伝子を持っているのは通常種。 - パワーチャージは1ターン力を溜め、次のターンの自身の全属性攻撃力を特大アップさせる。
この遺伝子を持っているのはドスファンゴと通常種。
- 咆哮はパワータイプの全体無属性小ダメージ攻撃で、低確率でダウンさせる。
- パワータイプの全体攻撃しか所持しないため、活躍させるなら単体攻撃や他タイプの攻撃技を持たせたい。
幸い無属性の攻撃技は、各種状態異常付与や高会心率と選り取り見取り。
攻撃範囲が広がった彼女は、悪魔どころか死神の如く大暴れしてくれるだろう。 - 絆技は「ブロスサイクロン」。特に前作や通常種との変更点は無い。
MH-R
- 後述の実写映画版の公開記念として討伐戦イベントが実施された。
- イベント名は「黒のファランクス」。
MHP2Gにて登場したディアブロス亜種の2頭クエストの名称だが、
こちらでも決戦クエストになると2頭のディアブロス亜種が登場するようになる。
幸い、決戦クエストはほとんど自己満足の領域なので、必ずしもクリアする必要はない。
- 弱点属性は、水(-50%)、雷(-25%)、氷(-100%)の3つ。
また、状態異常には全体的にある程度の耐性を持つが、
ずぶ濡れと氷雪やられは0%なので付与確率そのままで通る。
ディアブロス亜種は氷雪やられでない場合に攻撃と防御が15%上昇する特性効果の「黒角竜の闘魂」を持つため、
弱点かつ氷雪やられを付与できる氷属性のPTで挑むことになる。
- 他にも、3の倍数ターンで速さランクを2段階上げ、かつ2回行動する「黒き暴君」、
こちらの攻撃ランクアップを無視してダメージを受ける「ブラックライオット」といった強力な特性を有する。
しかし技自体はごくシンプルな無属性技を複数有するだけなので、
3の倍数ターンにダメージ軽減や防御ランクアップを付与するなどをして堅実に戦っていけば、
攻略はさほど難しい相手ではない。
オトモン
- オトモンとしては、ターゲット状態を駆使して火力を出していく無属性アタッカー。
オトモン技のひとつに、敵単体へ65%の確率でターゲット状態を付与する「激震黒咆」があり、
更にタッグ技にはターゲット状態の相手へのダメージが15%増加する威力420の「砂塵角墜」がある。
他にも、気絶値を蓄積させられる技がいくつかあるのだが、
蓄積値は少なめなのでディアブロス亜種単体で気絶を狙うのは現実的ではない。
こちらは他のタッグの補助役程度に留まるだろう。
- 属性耐性は敵の時と同じ。
特に氷属性相手での運用には注意が必要である。
- 無属性オトモンらしくステータスも優秀なのだが、
欠点はタッグ特性がディアブロス亜種自身の性能と噛み合っていないこと。
なんと水属性技を強化する攻撃強化・水である。
第一ではないとはいえ水弱点なのに……。
一応、メインシリーズでは原種武器で覚醒を発動させることで、
MH3では水属性、MHWorldだと氷属性が発現するという、似たような例は以前からあるにはある。
だからと言ってそれで納得できるかというのはまた別の話だが。
MHNow
- モンハン初となる位置情報ゲームであるMHNowではリリース時に通常種のディアブロスは登場していたものの、
本種を含めて亜種モンスターは一体も登場していなかった。
しかし、開発陣から早い段階で亜種モンスターが登場するであろう事が明かされ、
更に本作はMHWorldに登場したモンスターで固められていた為、
MHWorldにも登場していた本種への期待は高まっていた。
- そして本作の配信開始から僅か1週間弱が経過したばかりである2023年9月23日~24日に開催された、
本作初のイベント「ディアブロス襲来!」にて、なんと通常種のディアブロスに混じって
黒いディアブロスが出現している事が発覚。ディアブロス亜種が告知無しのサプライズ参戦を飾る事となった。
通常種のディアブロスはメインビジュアルへの抜擢やミュージックビデオへの出演など、
本作の顔として様々なところで活躍していた故、初の亜種登場に選ばれたのだろう。- 同イベントは13:00~16:00の間に砂漠エリアでディアブロスの出現率が増加すると告知されていたもので、
その中にごく低確率でディアブロス亜種が配置されていたようだ。
リリース直後で熱も冷めやらぬ内にサプライズ参戦とあってハンターらも大いに熱狂したが、
出現率は極めて低かったようで3時間フルに探し回っても出逢えない事も多かった様子。
期間が短かった事もあり、1体遭遇できるだけでも運が良いと言われるほどだが、
運が上振れて装備を揃えられるくらいに狩れたハンターもいたようだ。- 本イベントと同じ様に期間限定で亜種が初登場するイベント「リオレイア亜種・リオレイアウィーク」も開催。
こちらは無告知ではないがリオレイア亜種が初登場し、同時に通常種の出現率もアップしている。
- 本イベントと同じ様に期間限定で亜種が初登場するイベント「リオレイア亜種・リオレイアウィーク」も開催。
再びディアブロス亜種が期間限定で姿を現すこととなった。
そのうち24日~26日の特定時間帯ではディアブロス共々出現確率が大幅にアップする。
世間ではブラックフライデーということもあってかそれに掛けたイベントなのだろう
また、この直前である11月17日~19日には、ディアブロス亜種の弱点を突ける氷属性武器の生産・強化を行いやすい
レイギエナ出現確率増加イベント「レイギエナウィークエンド」が開催された。- 先のサプライズイベントで出会えなかった、または強さが足りずに勝てなかったというハンターも
リベンジに挑める良い機会であった……はずだった。
問題はラストスパートの最終日に発生。この日の13時~16時の間は亜種の出現確率が大幅に上がるのだが、
日曜日ということで全国のハンターがフィールドに押しかけ、サーバーがダウンしてしまったのである。
そのタイミングも残り2時間という最悪の状況であった。
サーバーダウン中はかろうじて狩猟できるが強制終了してしまう場合が多く、
そうなった場合は減少分の体力や回復アイテムが還元されないという事態に陥ってしまった。 - この重大な件に関して公式は後日改めてディアブロスイベントを追加開催。
12月3日の13時~16時の間に限りディアブロス亜種が再出現したほか、応急薬の追加配布も行われた。
総じて亜種のみの出現確率がアップしている。
これまでは通常種と抱き合わせになっていたために、遭遇する機会は少ない傾向にあった。
だが亜種がピックアップされた途端、砂漠エリア一区画に少なからず1体は出現するほど
大量発生するようになった。
更新頻度が3時間おきから1時間おきに短縮されるイベントでは、
ディアブロス亜種の乱獲がより捗るようになっている。 - 同イベントは13:00~16:00の間に砂漠エリアでディアブロスの出現率が増加すると告知されていたもので、
- そして、春の大型アップデート「春景裂く乱入者」でなんと待望の常設化となった。
これは同期のリオス亜種夫婦も同様である。
低確率で大連続狩猟のターゲットとして混ざっている他、リオス亜種夫婦を前座にして
Storyシーズン1のチャプター8「砂漠に待ちしは…」の緊急クエストで立ちはだかる。
これを討伐する事で、低確率ではあるが一般エリアにも出現するようになる。
更新頻度も常に1時間になったことから、遭遇する機会は少なくないのが現状である。
- 亜種素材をゲットすると本家同様のディアネロ装備が作成可能になる。
2023年時点では遭遇出来ること事態が幸運なレベルなので、
装備生産に取り掛かれたハンターは稀だった事だろう。
武器はハンマーのカオスシャッターと弓のゲイルホーンボウがラインナップされた。
圧倒的攻撃力が魅力だが、それと引き換えにマイナス会心が30%も付属するうえに、
属性偏重環境の今作で無属性武器は冷遇されがちであったため作成優先度は低い…と思われていた。
弓を除いては。- ゲイルホーン(黒弓)は本作最強と評される性能を誇っており、
装備スキルに破壊王が付いて溜め3で貫通矢Lv4を放ちまくれる。
ディアブロス亜種の攻略にも貢献でき、攻撃すべてがワンパン級なので被弾をゼロにしたい、
部位破壊を出来るだけ多くしたい、という場合は現環境だと破壊王ジャイロ黒弓が最適解になる。
そのため「黒ディアを楽に倒すなら黒ディアを狩るしかない」という状況に立つハンターも多い。- しかし本武器を戦線で活かせるレベルまで強化させるには、少なくとも百頭以上は討伐しなければならない。
出現イベント期間中は血眼になって黒ディアを追い求めるハンターが続出しているとか…。
- しかし本武器を戦線で活かせるレベルまで強化させるには、少なくとも百頭以上は討伐しなければならない。
特に腰装備は火事場とロックオンが付いているのだが、
このロックオンが付いている装備は他に頭と腕のみであり、腰装備では本防具しか無い。
近接では必須級と見做されるスキルなうえ、実装時点で本作の腰装備が作製優先度の低いものばかりであったため、
スキル構成の関係で採用される事が多い。 - ゲイルホーン(黒弓)は本作最強と評される性能を誇っており、
戦闘能力
- 初の亜種実装という事でその強さにも注目が集まったが、実力は亜種の名に恥じず極めて強力。
実装時点ではまず間違いなく本作最強、大型アップデートが重ねられた今でも最強格のモンスターと言って差し支えない。
「ディアブロス襲来!」では受注制限などは存在しなかった上にリリース直後という事もあり、
ディアブロスどころか★5モンスターにも到達していないというハンターも多く、
サプライズイベントに喜び勇んで参加しては亜種に挑んで死体の山を築くといった様相があちこちで展開されていた。- ディアブロス同様★5からの登場となっているが、当然の如く通常種を超える遥かな戦闘力を持っている。
ステータスも★1つ分ほどの差があり、★5のディアブロス亜種であれば、
★6のディアブロスと同等レベルの実力と見ていいほど。
通常種のディアブロスが倒せるからといって高を括ると痛い目を見るだろう。- 体力の上昇値はなかなかで、余裕を持ってディアブロスを倒せる武器でも亜種では手こずればジリ貧になる事が多い。
上述の通り★1つほど上のステータスを持つ為、
★6モンスターの強豪たちが倒せるレベルならば★5の亜種と良い勝負に持ち込めるといった様子。
弱点は通常種と変わらず氷属性だが、龍弱点は消滅しているので注意。
サプライズイベント時点では龍武器が存在しなかったので関係なかったのだが…。
レイギエナ武器があるならばそのまま流用可能だが、
不安なら強化を施したり氷属性強化のスキルを持つ防具を着けていくと良いだろう。
- 体力の上昇値はなかなかで、余裕を持ってディアブロスを倒せる武器でも亜種では手こずればジリ貧になる事が多い。
- ディアブロス同様★5からの登場となっているが、当然の如く通常種を超える遥かな戦闘力を持っている。
- もちろん通常種から追加・変更されたモーションもあり、初見では見切れず大ダメージないし乙を貰ってしまう事も起こる。
基本的にはメインシリーズの亜種に準拠したモーションなので、アプリゲーだからと気を抜かずに挑もう。- 固有モーションの中で最も脅威となり得る攻撃はあの強突進。
両翼を地面につけてチャージし始めたら合図で、その後急速に加速して高火力の高速突進をぶちかましてくるため、
死の宣告チャージが見えたらいつでも回避出来るように身構えたい。
SPスキルの無敵判定を使うのも良いが、なにぶん突進であるため
スキル発動中に通り過ぎてしまう事態も多いので、出来れば温存しておくのが吉か。
この恐ろしい技は初手で繰り出してくることが多く、
戦闘が始まるやいなやクラウチングの姿勢を取られて焦ったハンターも多いのでは。
- 更にもう一つ危険な技が、地上から飛び出し大きく角を振り回す地中からの強急襲。
通常種のディアブロスが使用する地中からの急襲は後方回避2回ほどで簡単に避けられる分、
こちらの広範囲・高速のモーションに対応しきれず即死する可能性があるため非常に危険。
地上から飛び出してくる速度も尋常ではないため、
緊急回避もなく機動性も低い今作では極めて脅威度の高い攻撃になっている。
回避距離UPやジャスト回避強化のスキルを発動させておけば被弾リスクは軽減されるだろう。
- 地中からの急襲も普通に使ってくるため、2回避で避けれる急襲と
遠くまで逃げる必要のある強急襲で危険な2択を強いてくる点も厄介。
防御力に不安がある場合は安全策を取った方が良いだろうが、そうなるとせっかくの攻撃チャンスを不意にしてしまい、
時間切れの恐れが出てくるのが悩ましいところである。
なんとこのディアブロス亜種、
各種モーションを出し終えるのと同時に終わり側の隙をキャンセルして即次のモーションへ移行する。
つまり隙をキャンセルしながら各種大技を矢継ぎ早に何度も繰り出してくるという動きになっており、
ディアブロス亜種の機嫌次第では対峙するハンターにとっては本当の悪魔のような時間を過ごす事になるのである。
無論いつまでもそのような行動を取っているわけではなく、威嚇や咆哮などを挟んでくれる場合も多いが、
繁殖期に現実世界に引き摺り出されたからか、いつもより機嫌が悪い個体もまま見られるようなので…。- そして噛み合わせのいい事にディアブロス亜種はハンターの届かない遠くや地中へ行ってしまうモーションが
豊富であるため、必然的にディアブロス亜種を攻撃出来る時間が通常種と比べてかなり減ってしまうという厄介な点もある。
- 固有モーションの中で最も脅威となり得る攻撃はあの強突進。
- このように、余りにもつけ入る隙がないので行動パターンを熟知しなければ討伐は至難の業と言える。
開始直後は4秒程の威嚇をし、その後に必ず強突進or地中急襲の潜航モーションに移行する。
この往復大移動を距離をとってやり過ごし、停止後はディアブロス亜種の前方にいると角振り上げ、
後方にいると尻尾攻撃(薙ぎ払いorスタンプ)に派生する。
その後に大幅タイムロスとなる咆哮をしてくるため、
怯ませる余裕が無ければSPスキルの無敵時間でやり過ごすorガードが出来る武器ならガードすると良い。
あとは各武器種に見合ったモーション毎の攻撃チャンスを見つけ出そう。
- 結果として、サプライズかつ期間限定で登場するにはあまりにも強い性能を誇っており、
多くのハンターにまさしくトラウマを植え付ける事となった。
開発陣によればこの反応は想定していたものであったらしく、今の状態では倒せない強敵と対峙させる事で、
いずれこんなモンスターを倒せるようになりたいと思ってもらえる機会を作るためだったという。- 上述した通り、ディアブロス亜種は常設化している。
あの日挑んで敗けた、或いは挑めなかったというハンターも、ストーリーを進めて是非とも雪辱を果たしてやろう。 - 後のアップデートにより、緊急クエスト限定であるが
亜種モンスターの体力が下方調整された事でストーリーをより進めやすくなったのだが、
上記のように膨大な体力と潜行攻撃の多発や隙の少ない攻撃間隔に対しての処置の為か、
ディアブロス亜種のみ数値にしておよそ3割程度の体力減少という大幅な弱体化調整を受けた。
- 上述した通り、ディアブロス亜種は常設化している。
ハリウッド版モンスターハンター
- ハリウッド実写版のモンスターハンターでも登場。
本作は、砂漠をパトロールしていたレンジャーが突如としてモンスターハンター世界へと飛ばされてしまう、
というストーリーとなっているのだが、
そのレンジャーの一行へと地中から接近し、砂煙と共に雄たけびをあげて姿を現し、
更には軍用車両を自慢の角で軽々と吹き飛ばすなど、
ごく短いながらも『砂漠の暴君』に相応しい力強さも見せつけてくれる。
そしてあのねじれた双角の生えた頭部による攻撃が、実際どれ程危険なのかも教えてくれる。
- その後アルテミスが元の世界へ戻る為の天楼に行く為には、
辺りの砂漠一帯をテリトリーとするディアブロスを討伐する必要があると判明。
アルテミスは現実世界の戦い方を捨て、ハンターとしての戦い方を学ぶ……という流れになっている。
- 詳しくは劇場版を見て欲しいのだが、中盤の出番ではまさに悪魔のような大暴れを見せてくれるので、
ディアブロス亜種の大活躍(?)を観たい人は是非一度鑑賞してみよう。
余談
- ディアブロスはMHP2のコラボイベントクエスト「「マ)王 片角のマオウ」や、MHXXの鏖魔ディアブロスのように
角を破壊されたことが特徴になっている個体も有名だが、
亜種の角折れとしてはモンスターハンター エピソードに「黒猫」と呼ばれる個体が描かれている。
名前の由来は両角が折られた姿がメラルーに似ているからなのだという。
- MHWorldの公式設定資料集において、恐暴竜でさえも、本種の猛攻を受けて撤退することもあるとされ、
更に《歴戦の個体》の実力は古龍にも匹敵すると明言された本種だが、
縄張り争いでは魔物と化したイビルジョーに叩き潰され、
アンジャナフ亜種やディノバルド(亜種)相手では引き分けに持ち込まれ、
頻度が少ないとはいえ通常種に遅れを取ることもあるなど、ゲーム内の扱いは明らかに説明に見合っていない。
他モンスターの亜種・希少種が世界観設定と矛盾しないようにゲーム内で調整が行われている*3ことから、
ゲーム中では通常種と(歴戦個体を含めた)ディアブロス亜種の実力差は
他種モンスターとの縄張り争いの勝敗には影響しない程度に表現されているといえる。
そのため、歴戦個体のディアブロス亜種は古龍級生物の中でも特殊な事例として扱われることが多い。
次回作以降の活躍に期待したいものではあるが、MH4(G)の狂竜化及び極限化、MHX(X)の獰猛化と、
モンスターの強化要素がシリーズを跨いで継続した例はなく、
歴戦の個体という設定自体がMHW(:I)限定のものに過ぎない可能性は高い。
素材
- 黒角竜の甲殻
- 闇夜を連想させる漆黒が特徴のディアブロス亜種の甲殻。汎用性が高く、幅広い用途に使われる。
近年の研究によって通常の角竜の甲殻とは異なる成分を含み、
それによってより高い強度を得ている事が判明した。
中でも上質なものは「堅殻」「重殻」と呼ばれて区別される。
特に上質とされる黒角竜の重殻はずっしりと重く、圧倒的な密度と硬度を感じさせる。
またメゼポルタ地方の非常に屈強な個体は「壮殻」と呼ばれる甲殻を持ち、
この壮殻はあまりの強固さ故に取り扱いには細心の注意を要するという。
MHNowでは良質な素材として「黒角竜の良質な甲殻」が入手できる。
- 黒角竜の背甲
- 重厚にして鈍重なディアブロス亜種の背部の甲殻。硬い材質で、防具によく使われる。
通常の甲殻よりも高い強度を誇り、それ故に切り出す事も難しい。
より上質なものは「堅甲」、その中でも特に上質とされるものは「重甲」と呼ばれる。
その頑強さはいくら砂漠の熱風に晒され続けても劣化しないほど。
- 黒角竜の尻尾
- 黒鉄の巨鎚を思わせる、ディアブロス亜種から切り落とした尻尾。
特に強靭なものは「黒角竜の靭尾」と呼ばれ、その一振りは城壁をも容易く粉砕するという。
近年では需要が大幅に落ち込んでおり、ほとんど流通していない。
しかしMHSTでは久々に素材として復活。さらに上位個体からは「上尾」と呼ばれる素材を入手できるようになった。
- 黒角竜の壮牙
- メゼポルタ地方の非常に屈強な個体が持つ立派な牙。
無数の傷跡から、幾多の戦いを潜り抜けてきたことがわかる。
MHNowでは一般的な素材として「黒角竜の牙」が入手できる。
- 黒巻き角
- 鈍く黒光りする、雄々しさに溢れたディアブロス亜種の角。堅固な材質で武器によく使われる。
通常種のねじれた角よりもさらに高い硬度を誇り、突進攻撃の威力を一層高める凶器である。
より上質なものは「上質な黒巻き角」、そしてそれ以上に質の高いものは「堅牢な黒巻き角」と呼ばれる。
特に堅牢な黒巻き角は、角だけだというのに圧倒されるほどの猛々しさを滲ませている。
導きの地に生息する個体からは「暴君の黒巻き角」が入手できる。
その中でも歴戦の個体のものは「歴戦の黒巻き角」と呼ばれる。
メゼポルタ地方にて確認された、左角が異常に肥大化した特異なディアブロス亜種からは、
その激しいねじ曲がり具合が評価され、調度品としても愛されるほどの「格段にねじれた角」や、
普段は鈍い黒色であるが、丹念に磨くと美しい光を放つ「極度にねじれた角」、
更に凶暴性を増した奇種個体からは「激甚にねじれた角」が稀に剥ぎ取れる。
また、同地域のG級個体からは「超・ねじれた黒角」や「ねじれた黒双角」、
「派手にねじれた角」が入手できる。
- 黒角竜の骨
- ディアブロス亜種の骨。
MHXRで追加された固有素材。
- 黒角竜の角
- ディアブロス亜種の角。
MHXRで追加された固有素材。
前述の黒巻き角と思われるが、黒巻き角とは別の素材として扱われる。
- 黒角竜の土崩玉
- ディアブロス亜種が持つ玉石。
MHXRで追加された固有素材。
- 黒角竜の尾甲
- ディアブロス亜種の尾甲。
MHNowで追加された固有素材。
- 黒角竜の骨髄
- ディアブロス亜種の骨髄。
MHNowで追加された固有素材。
関連項目
モンスター/ディアブロス
モンスター/鏖魔ディアブロス
モンスター/ヌシ・ディアブロス
モンスター/ディアブロス/派生作品
防具/ディアブロシリーズ
武器/ディアブロス武器
システム/亜種
クエスト/黒のファランクス
クエスト/二色の双角・闘技場
クエスト/4本の角
クエスト/実写映画コラボシリーズ
モンスター/ヒプノック繁殖期 - 繁殖期の者同士