カプコンにより公式に配信されているクエスト。
プレイヤー間では『イベクエ』と呼称されることが多い。
目次
概要 
- 通常状態では受注することができず、特定の期間のみ、
あるいは特定の期間中にオンラインに接続することでのみ受注できるクエスト。
- イベントクエストでしか戦えないモンスター、手に入らないアイテムがある。
モンハン以外の作品や、各種ゲームメディアとコラボした特別なクエストが配信されることもある
(ダウンロード方法は同じ)。
配信形式はハードによって異なり、
据え置き機作品はクエストが配信されている間にオンラインの街や集会エリアで受注でき、
携帯機作品ならば、インターネットに繋げられる環境にあればいつでもダウンロードできる。- メインシリーズでは久しぶりの据え置き機での展開となったMHWorldでは、
アイスボーンのVer15.10アップデートまでは配信クエストの入れ替えは基本1週間毎だったが、
全てのイベントクエストが一斉配信されるアステラ祭、セリエナ祭の場合や、
他作品とのコラボとなっているイベントクエストでは期間が2週間になることもあった。*1
Ver15.10アップデート以降は多くのイベントクエストがほぼ全て開放された状態になり、
マム・タロト、ムフェト・ジーヴァの関連クエストとアステラ祭、セリエナ祭が引き続き入れ替え制になっている。 - 現在はオンラインサービスが終了しているが、かつての据え置き機では、
1ヶ月分のスケジュールが公開されて3日ごとのローテーションが通例だった。
- メインシリーズでは久しぶりの据え置き機での展開となったMHWorldでは、
- 各種HD版やiOS版MHP2Gといった移植作品の場合、
イベントクエストの扱いも若干変わってくる。
大抵は初めから収録済みとなっているが、キャラクターモノのコラボになると
版権の関係でオミットされているケースもある。
- 携帯機シリーズの場合は基本的に毎週金曜日に新たなクエストが配信される。
少年ジャンプコラボやファミ通コラボのような週刊雑誌、あるいはその掲載作品とのコラボの場合は、
その雑誌の発売される曜日にコラボクエストが配信される事が多い(少年ジャンプなら月曜日)。
また、レアケースだがそうした事情とは関係なく、
前日まで何の予告も無しに突発的にイベクエが配信された例も存在する。
- 超サ◯ヤ人2×2の鬼畜クエのような熟練者をも唸らせる超高難度クエストから、
猫駆除クエストのように初心者向け(?)ネタクエストのようなものまで、
様々な形式のクエストが存在しており、言ってみれば延命・救済処置としての役割も持っている。
その他通常個体を遥かに上回るステータスを持つモンスターが登場するクエストや、
普段の狩りでは絶対出会えない特殊なモンスターが出現するクエスト、
強力な武具を作るためのレア素材やコラボ武具用のアイテムが手に入るクエストと、
熟練者御用達クエや救済クエなどのプレイヤーのニーズに合わせたクエストが多いのも特徴と言える。
一方で、特に最近のメインシリーズに顕著だが、イベントクエストにしか登場しないモンスターがいる場合も少なくなく、
そのせいで一部の強力な装備が生産・強化できず、ハンター達から不満の声が上がる事も多い。- また、古龍などは通常のクエストと異なり時間経過による撃退がないこともあり、
その場合は制限時間内での討伐を狙う必要がある。
攻撃力や防御力は高めに設定されているが、体力は低めになっているため、
ソロでも充分に一戦討伐を狙えるように調整されており、
それを利用して称号集めのための討伐数稼ぎに使うプレイヤーもいる。
- また、古龍などは通常のクエストと異なり時間経過による撃退がないこともあり、
MHW(:I) 
- 本作ではイベントクエストのシステムが大きく変わり、ゲーム機にダウンロードするDLC方式ではなく、
PS2・Wii時代のシリーズ作品同様、毎週のコンテンツ更新によって配信されるシステムとなっている。
そのため、受けたいクエストが期間外で受けられないといった事態も起きやすかった。- しかし、深緑のブルースや荒れ野のボレロなどといった
金冠がでやすい5頭連続クエという救済クエストやHRにボーナスがかかるクエストなど、
常設ではないからこそ出せるクエストが多数配信された。 - 一方で、受けたい時にクエストを受けられないのは全員同じである。
それは即ち再配信時にも一定程度の需要があるということであり、
初回配信時から一定程度時間が経っても人が集まりやすいという利点もあるため、
一概にどちらが配信形式として優れている、という訳でもなかったりする。
- しかし、深緑のブルースや荒れ野のボレロなどといった
- 今作は世界同時発売タイトルになり、ローカライズの手間や版権の承諾がより厳しくなった都合上、
コラボクエストに関してはロックマン、SF、バイオハザード、DMCなどの自社コラボが主となり、
大型コラボに関してもファイナルファンタジー、ウィッチャー3などのゲームタイトルのみとなっている。
残念ながら漫画やアニメ作品等とのコラボクエストは一度も実現していないが、
こればかりは仕方のないところであろう。
MHR(:S) 
- Switchが携帯ハードの側面を持つことやオンラインプレイの方式がMHXX以前に近いものになったためか、
イベントクエストも以前の携帯機タイトルと同じくダウンロード方式が採用されている。
毎週金曜日に日本標準時での午前9時*2に随時追加され、郵便屋のセンリに話しかけるとダウンロードが可能である。- なお、センリに話してダウンロードコンテンツの受け取りを行う際、毎回新規コンテンツの有無の確認が行われる。
煩わしいようにも思えるが、特にSwitchではゲームを起動したままの運用がされることが一般的のため、
起動中にイベントクエストなどが追加された場合に、
そのコンテンツをダウンロードするために必要な確認となっている。 - この郵便屋が依頼主となるコラボクエスト依頼文はメタ過ぎることで知られており、
なんと作品名がまるまる入っている。何者だ…。
- なお、センリに話してダウンロードコンテンツの受け取りを行う際、毎回新規コンテンツの有無の確認が行われる。
- MHRise独自のシステムとなる百竜夜行のイベントクエストも配信されている。
- また、本作ではイベントクエストの報酬にジェスチャーやポーズセット、チャット用スタンプが用意されていることも。
称号についても過去作ではそれ単体の配信(MHWorldではアステラ祭/セリエナ祭参加など)で無条件入手可能だったが、
本作においてDLC称号はイベントクエストをクリアすることでしか入手できない。
- なお、本作におけるマルチプレイの方法の一つである参加要請はイベントクエストにも対応しているが、
通常のクエストと違いクエストを指定せずランダムに参加することは不可能となっている。
特に本作では携帯機系の集会所システムが復活しているものの、マルチプレイは参加要請が主流であり、
自分が行きたいクエストを受注して参加できるΖ順のような文化も薄れている。
そのため旬の過ぎたイベントクエスト、特に1回行けば十分なポーズやスタンプ関係のクエストや、
面倒な複数狩猟クエストなどは人が集まりにくくなってしまうため、
マルチプレイを利用したい場合はできる限り早めに行っておきたい。
- いつも通り強化クエストも配信されているが、その中に混じって
本作ではなんとイベントクエストとして「高難度:」と付くクエストがシリーズで初めて登場した。
- MHR:Sからは毎週木曜日の午前9時に変更されている。
新拠点であるエルガドの郵便屋さんからダウンロードできる。
- MHR:Sの大型アップデート第3弾からは盟勇を
通常のクエストや傀異クエストにも連れて行けるようになったのだが、
イベントクエストに関しては同行させることは不可能なままである。- 盟勇を同行出来ない仕様を逆手に取ったのか、
難易度の高いシリーズ物のクエスト群が次々と配信されている。
- 盟勇を同行出来ない仕様を逆手に取ったのか、
MHF 
- MHFは完全オンラインの運用であったため、この系統のクエストは非常に多い、
というか、ほぼ毎週に渡って新しい武具が入手可能なイベントクエストが配信されていた。
MHFのイベントクエストは基本的に専用武具や普段は受注できない特殊なモンスター、
普段より高効率で魅力的な報酬ありきと言える。- というのは、ただ既存モンスターを並べただけの無意味なクエストを配信しても、
他シリーズとは異なって殆ど受注されない可能性が高い。
そんなクエストをプレイするくらいなら、通常のコンテンツのほうが優先されるのは目に見えているからである。
他シリーズのような、「少し強いモンスターが出現して報酬でレア素材が入手しやすい」
というようなクエストは、MHFではイベントクエストではなく、
フロンティアクエストに分類されていたため、それぞれ扱いにも明確な違いがある。
- というのは、ただ既存モンスターを並べただけの無意味なクエストを配信しても、
- 水曜日の定期メンテナンスを区切りとして配信クエストを一週間ごとに変更しているが、
一週間の中でも日時が限定されたクエストが配信されることもある。
- かつては期間限定クエストのリストアップページが存在していたが。
MHFではイベントクエストの区分の仕方が他シリーズと異なると前述した通り、
それは厳密にはイベントクエストのリストではない。
本来のイベントクエストのページは公式メンバーサイトのトップページにリンクが張られて直接宣伝がされている。
なおイベントクエストに限らず、運営が大々的に宣伝したいものの大半はそこに並べられる。
- ちなみに、以前は求人区においてほとんどのイベントクエストが配信されていなかった。
それにより求人区の過疎化が始まったとも言われていたが、
F.5以降は再びイベントクエストが求人区で配信されるようになった。- また、実質的には常時配信のイベントクエストも多数存在する。
余談 
- Pシリーズを初めとする携帯機の場合、インターネットに繋げられる環境の無い人を考慮しているのか、
イベントクエストクリアでのみ作成可能となる武具の大抵は性能が低い、
若しくは既存武器の下位互換に近いものとなっている。
しかしその難易度は総じて高いorめんどくさいかであり、当たり外れの差が非常に大きい。
但し稀に既存武具を凌駕するものがあったり、大胆なコラボ武器など
性能以外の面で非常に嬉しい要素があったりもする。- なお、金曜日が祝日の場合は配信が前倒しされる。
2012年5月4日(金)がゴールデンウィークの祝日であるため、
直前の平日である5月2日(水)に「神の再臨」が配信された。
- ちなみに、MH3Gの港★8の通常クエストには
MHP3のイベントクエストと全く同じorよく似た内容のクエストがかなり多く見受けられる
(「規格外の大口」「氷泥舞踏曲」「塵雪の乱気流」「カウンターバランス」など)。
イベントクエストをダウンロードできない、またはできなかった人への配慮、
若しくはMHP3をやってない人への配慮なのかもしれない。 - シリーズを追うごとにコラボ含めイベントクエスト産の武具は増えていってたのだが、
MHRiseではイベントクエストで生産できる武具が極端に減っている。
というのも防具は基本的に性能を持たない重ね着装備のみの登場が多く、
性能を持つ防具は2022年1月現在で合計4種類(単品3つ、フルセット5つの計8つ)のみ。
武器に至っては理由は不明だが2022年1月のUSJコラボの太刀と弓の追加まで、
1種類も存在しなかったという程である。
- なお、金曜日が祝日の場合は配信が前倒しされる。
- MHPではクエストがひとつのメモリースティックにつき3つまでしか保存出来ず、
MHP2(G)で増えたとはいえそれでも6つしか保存できなかった。
それ以上を新たにダウンロードするには保存してあるクエストと入れ換える必要があった。
(入れ換えて消去したクエストでも、再度ダウンロードは可能)
このことから、最終的にどのクエストを残すか悩む人は少なくない。
それ故、彼らはMHP3で全てのクエストを保存できることに安堵したようだ。- ちなみにメモリースティックを複数用意したり、PC上に保存することで、
全てのイベントクエストをいつでも受注できるようにすること自体は(面倒ではあるが)可能。 - また、MHP2GのiOS版では実装されている全てのクエストをいつでも遊べるようになっている。
- ちなみにメモリースティックを複数用意したり、PC上に保存することで、
- データ引き継ぎのある作品では、基本的にイベントクエスト、及びチャレンジクエストは引き継ぐ事は出来ない。
ただし、殆どのクエストは引き継ぎ先の作品でも配信されているので、あまり心配する必要はない。
- MHX・MHXXでは、クリア済みのクエストの依頼書に付く「CLEAR」マークが
イベントクエストにも適用されるようになっている(MH4Gでもエピソードクエストならば付いていたが)。
ただし、全てのクエストをクリアしてもイベントクエストの項目そのものには付かない。
なお、MHWorldでは再び付かなくなったが、MHRiseでは再度付くようになった。
おそらくはイベントクエストの配信形式の違いによるものだろう。
- MHFではデータごとアップデートできるという長所を生かしているため、マンネリ化は少ない。
具体的に言えば、正月のイベントクエストということにちなんで、
独楽の如く超高速での回転ジャンプ攻撃を仕掛けてくるダイミョウザザミ激個体が新しく実装される、
4月1日にはあり得ない内容のクエストが受注できる、
等遊び心が満載なクエストも多数ある。
当然だが正月やクリスマス等季節イベントは毎年必ず配信される上、
生産出来る武具が毎年増えるのも、アップデートのあるMHF独自の長所だろう
(既存のイベント武器も同イベントをプレイすれば、
より強力な性能の武器に強化できるようになってきている)。
勿論前年の武具もイベントをクリアすれば問題無く生産出来るので、新規に始める場合でも安心して欲しい。
関連項目 
クエスト/期間限定クエスト
モンハン用語/強化クエスト
モンハン用語/救済クエスト
システム/エピソードクエスト
ゲーム用語/コラボレーション
ゲーム用語/ダウンロードコンテンツ