MHWorldで登場したクルルヤックの双剣。
目次
概要
- MHWorldで初登場となる、掻鳥クルルヤックの素材を用いた双剣。
- ツインダガーIから派生し、1回強化するだけで派生ツリーに登場。
見た目は鉱物武器系統ということもあってか、
ツインダガーにクルルヤック素材を貼り付けたようなもの。所謂「皮ペタ武器」。 - クルルヤックが初期に出会うモンスターとあって、かなり早く製作が可能。
性能
ビークダガー
MHWorld
- 下位ではビークダガーIIIまで強化可能。強化にはクルルヤック素材以外にも、
瘴気の谷で登場するラドバルキンやオドガロンの素材も要求される。 - ビークダガーIII時点での性能はご覧の通り。
- 攻撃力182
- 会心率15%
- 斬れ味:緑70
- スロットはもちろん無し
下位であれば、斬れ味緑でも十分。双剣ということもあって斬れ味の長さも欲しいが、
70もあればこれまた十分機能する。
- 上位に上がると、ビークダガーIIIからアルカナリアIへと強化。
それに伴って、要覚醒ではあるが属性が付与される。属性は睡眠属性。 - アルカナリアもビークダガーと同じく、強化には他のモンスター素材が要求される。
そのモンスターはビークダガーと同じくオドガロン、そしてネルギガンテ。
まさかのメインモンスターである。 - では、最終強化であるアルカナリアIIIの性能はというと
- 攻撃力238
- 会心率20%(+5%)
- 斬れ味:青50(匠5で青70+白30へ)
- 属性:睡眠属性120(要覚醒)
- スロット無し
その性能は、しかしはっきり言って微妙。 - 微妙な点としては以下の3つ。
- 1つは攻撃力。238は強いかと言われるとそうでもない。一応覚醒しなければ無属性は搭載できるものの、
そうするのであればブロス双剣を使った方が火力は出る。 - 2つ目は斬れ味。素で青50とそれなりにはあるが、シリーズスキル「達人芸」や「業物」も発動しなければ、
あまり長くもたず、すぐ緑に落ちてしまう。
では匠を載せるかという、Lv.5で白30とわざわざ搭載するほどでもなかったりする。載せるならLv.3まで。
また匠を搭載するとなるとスキルが重い。 - 3つ目は属性。属性値は睡眠属性としては妥当ではあるが、そこまで高いわけではない。
しかも覚醒が必須となると、前述の匠も相まってスキルが圧迫されてしまう。
- 1つは攻撃力。238は強いかと言われるとそうでもない。一応覚醒しなければ無属性は搭載できるものの、
- さらに付け加えるなら、睡眠属性双剣には「フワフワの慈愛」なるものが存在する。
この武器は見た目はネタだが、アルカナリアIIIの上位互換となる性能を持っており、
そのためアルカナリアIIIがお呼びになることはまず無い。
MHW:I
- アイスボーンでマスターランク実装に伴い、
この武器も新たに強化先が追加された。その名も「ネスルアーセファー」。 - 見た目はツインダガーの新たな姿「クロムクロス」にクルルヤック素材が着けられたもの。相変わらずの皮ペタ。
- 強化についてはWorldと同じく、他のモンスターの素材を用いる。今回はナルガクルガ。
- Worldでは微妙過ぎたクルルヤック双剣、アイスボーンではその性能はどうかというと…
- 攻撃力364(パーツ強化で375)
- 会心率20%(パーツ強化可能)
- 斬れ味:白50+匠5で白50
- 属性:要覚醒で睡眠属性210(パーツ強化可能)
- スロット無し
- 一方上位互換であったフワフワの慈愛の強化「フワフワ天国」はと言うと…
- 攻撃力364
- 会心率0%
- 斬れ味:白90+匠5で白50
- 属性:睡眠属性180
- スロット無し
- 前回とは一変、ネスルアーセファーの方が上となっている。比較ポイントは大まかに以下の3つの点。
- 1つ目は素の期待値。
ネスルアーセファーは攻撃力はそこまで高くは無いものの、会心率の高さ故に、
素の期待値は中堅クラスよりは上。
後述するパーツ強化を攻撃力に全振りした際には、期待値はトップクラスになる。
一方フワフワ天国の期待値は高くない。具体的に言うと、下から数えた方が速いレベル。 - 2つ目は強化のポテンシャル度。
今作では、通称「皮ペタ武器」と呼ばれる武器群には、
貼り付けられた素材のみを強化するシステムが適用されている。これが「パーツ強化」。
パーツ強化は著しいものではないものの、
微弱ながらも痒いところに手が届くという意外な一面を出す時がある。
そして皮ペタであるネスルアーセファーは、この恩恵を受けることになる。
その点フワフワ天国は固有のグラフィックを持つため、パーツ強化は適用外。
更にレア度に関しても、ネスルアーセファーはレア10、フワフワ天国はレア11となっている。
これはカスタム強化に影響が及び、低レアなほど多く、高くポテンシャルを強化できる。
そのため、低レアであるネスルアーセファーの方がポテンシャルは高い。 - 3つ目は斬れ味。
ネスルアーセファーは最終強化で白50と微妙な性能。アルカナリアIIIと同じく、50では意外とすぐに消耗する。
一方フワフワ天国は白90と優秀。生産武器では最良のネルギガンテ武器に匹敵する。
匠で紫は出現しないが、どちらも驚異的な長さの白ゲージが出現する。
- 1つ目は素の期待値。
- 以上の点を踏まえると、前回では上位互換として存在したフワフワ天国を、
斬れ味を除いてネスルアーセファーIIが下すことになった。 - …ただ、ここまでネスルアーセファーIIを読んで、「強そうではあるけど微妙…」
という評価をする方もいるだろう。実際に期待値に関しては、
見切り等会心率を積めるスキルを搭載してしまえば、ほとんど大して変わらない。
更に赤龍武器の登場により、この武器よりも火力が出る睡眠双剣装備を組むことができる。
それ故、Worldと同様に日の光に当たることはないように思われる。
…………しかし、ネスルアーセファーIIはまだまだ魅せていない。 - 実はネスルアーセファーIIには、前述のポテンシャル強化で、今作双剣の中で屈指の睡眠属性値を叩き出す。
まずパーツ強化で50まで上がる。そしてカスタム強化の「属性・状態異常強化」をフルに強化すると+120。
これらの合計値は+170。故に属性値は驚異の380。
そこに睡眠属性強化をフルに積むと504となる。
会心撃【特殊】でブーストをかけると、とんでもない属性値を相手に与えることになる。- 更に言うと、カスタム強化で状態異常値をフルで強化しても尚、おつりが出る。
回復カスタムを積めるおつりが。
- 更に言うと、カスタム強化で状態異常値をフルで強化しても尚、おつりが出る。
- さて、この高い属性値を最大限に活かすには、如何様に運用すべきか。
それは対「怒り喰らうイビルジョー」戦である。
イビルジョーは状態異常全般がとても効きやすい。そのためよく眠る。バンバン寝る。
それは特殊個体であっても例外ではなく。歴戦個体であっても同様。
スキルは、会心率上げに弱点特効と見切りを、より寝させるために睡眠属性強化、
属性攻撃無効対策とダメージ軽減のための龍属性耐性、斬れ味補強用に匠をいくつか。
後はランナーを入れたりして安定性を向上させたりすればOK。
シリーズスキル「会心撃【特殊】」が入れられれば尚良し。 - これらスキルを整えれば、怒ジョーの蹂躙可能。個体にもよるが、初撃数発で眠り、
寝た後は吹っ飛ばしを狙い、通常では狙いづらい胸部を攻撃し続ける。
カウンターが来たら、突進連斬で迎撃すれば、ほぼ無被弾でカウンター返しが可能。
これらを繰り返し行えば、歴戦個体でも意外とあっさり逝く。
もし危険度3を攻略したい場合、この武器を手に取ってはいかが? - また、睡眠属性は今作では導きの地でぶっ飛ばし回数を増やす役割もある。
導きの地で運用するのであればこの武器も視野に入るだろう。
ピコ・メリス
- MHRiseに登場した、新たなクルルヤック双剣。
見た目はツインダガーにクルルヤックの素材を張り付けたもので、上記のビークダガーと同じ。
名前が変更されただけなので、実質続投と言えるかもしれない。
MHRise
- ツインダガーIからの派生で生産することができ、ピコ・メリスI→ピコ・メリスIIと強化される。
上位序盤で最終強化を迎え、ピコ・プリメリスと名が変わる。
強化にはクルルヤック素材と鳥竜玉しか要求されないため、作成の手軽さが魅力。
気になるその性能は、- 低めの攻撃力160
- 高めの会心率20%
- 無属性
- 斬れ味は素で青ゲージ30。匠は青が伸びるだけ。
- 地味に嬉しいスロット1-1-1
- 百竜強化は「攻撃力強化II」「会心率強化III」「人魂鳥倍化」
- 上位序盤で強化が止まってしまうこともあって少し物足りない性能。
しかし会心率やスロットは優れており、また作成難易度が非常に低いことから、
攻略段階では出番があるかもしれない。
特にスロット1-1-1は防御珠や耐絶珠を入れることが出来るため、
防御力に不安がある時には利点となる。
MHR:S
- MR実装に伴い強化先のピコ・プリメリス改、
そして最終強化であるピコ・カトリスメリスが実装された。- 攻撃力310
- 会心率20%
- 斬れ味ゲージは紫10
- スロットLv4×1、Lv1×2
- 百竜スロットLv1
- ライバル・・・と言うより目の上のたんこぶとして、カムラノ傑双刃がいる。
- 百竜スロLv1で○○特効が積めず、素の状態では向こうに負ける。
しかし傀異錬成4スロで百竜スロを1→2に拡張し、○○特効を積むと、
同じく4スロで攻撃Lv2を積んだカムラノ傑双刃よりも期待値で上回る。 - しかし向こうには装飾品スロLv2×1があり、
そこに何らかの火力スキルを積まれると、再度逆転されてしまう。
斬れ味ゲージがこちらより優れていることを考慮すると、厳しいと言わざるを得ない。
- 百竜スロLv1で○○特効が積めず、素の状態では向こうに負ける。
- 一段階前のピコ・プリメリス改はMR★1から作成可能で、
性能は攻撃力240/青ゲージ/スロットLv1×3/百竜スロットLv1。
MR入門武器としてまずまず・・・と言いたいが、ここにもカムラの魔の手が。- カムラノ傑双刃の二段階前、カムラノ武双刃の方もMR★1から作成可能。
向こうは○○特効を積めるため期待値は横並びで、装飾品スロLv4を始めから搭載。
更にMR★3でカムラノ武双刃改に強化できるため将来性も優秀で、長く使っていける。 - 対し、こっちの強化先はクリア後までお預け。
流石にこれ一本でクリアまで突っ切るのは現実的ではなく、
作ったとしても、より強力な双剣ができ次第、倉庫にぶち込まれるのが運命だろう。
- カムラノ傑双刃の二段階前、カムラノ武双刃の方もMR★1から作成可能。
- 無属性武器としても繋ぎとしても微妙で、かなり不遇な立ち位置にいる。
無理やり使いどころを見出すなら、種族がバラバラの複数狩猟が挙げられる。- 種族が統一されていない複数狩猟では、いずれか一体にしか効かない○○特効より、
相手を選ばない「オトモへの采配術」の方が活躍できたりする。
その場合、百竜スロットLv1がデメリットではなくなるので、
ピコ・カトリスメリス本来の強みを活かすことができる。
- 種族が統一されていない複数狩猟では、いずれか一体にしか効かない○○特効より、