MH3で初登場した、ボルボロスの素材を加工して作られた防具。
MHP3から登場する亜種を用いた防具もここで紹介する。
目次
概要 
- ボルボロスの頭殻のように、かなりゴツイい見た目の装備。
甲冑のようなデザインで、G級になるとどこぞの王族の様な風貌になる。- なぜか下位、上位の女性用ガンナーはネコ耳のようなデザインになっている。かわいい。
- MH3公式サイトの武器紹介では、ハンマーの紹介にフルボロスシリーズのハンターが用いられている。
- このイラストのおかげか、MHP3の下位装備ではハンマーと相性の良いKOのスキルが与えられている。
- シリーズ毎の変化が大きいが、攻撃力や防御力が高まるスキル構成である。
序盤ではそれなりに活躍するだろう。
- ちなみに通常種防具は各部位ごとで火、水属性耐性が異なる。
3Gのノーマル剣士で例を出すと、胴で火-4、水4だが、足は火4、水-4 という風に、
なっているが、部位ごとに打ち消し合い、一式にすると属性値は両方0になる。
これらはボルボロスの泥を纏うと弱点が変化する性質を再現しているためと思われる。
亜種の場合は一貫して火属性に弱く、氷耐性が高い。
- MH4ではボルボロスの不参戦によりリストラ…と思いきや竜人問屋での素材交換でまさかの続投。
ボルボロスの素材は村☆4のクエスト「沈黙、狡猾、暗殺者の調べ」クリア後に
下位ゲリョスの素材と引き換えで入手可能。
MH3 
下位 
- 剣士、ガンナーともに発動スキルが変わらず、
攻撃力UP【小】、ランナー、火事場力+1、見切り-1と攻撃的なものが多く付くようになっている。
同ランクのモンスターと比べて高い攻撃力、走り回るスタミナ、
そしてマイナス会心とポイントを押さえている。- この時点で生産できる装備では雷耐性がトップクラスに高い。
汎用性の高いスキル構成もあり、対ラギアクルス用に生産したハンターも多いようだ。
- この時点で生産できる装備では雷耐性がトップクラスに高い。
上位 
- ボロスGが作成可能。火事場力が+2になった以外は変更点は無し。まさに上位互換となっている。
火事場+2が発動するため、火事場部屋ではボロスとジョーを組み合わせた装備がよく用いられていた。
ブラックレザーパンツが登場するまでは。
MHP3 
下位防具 
- スキル内容が変わり、剣士用はランス向けの防具に変わってしまった。
剣士防具の発動スキルは剣士用でKO術とガード性能+1と体術-1。
ガード性能はおいしいが、シールドバッシュでしかスタン値を溜められないランスにKO術は微妙。
片手剣も微妙。そもそも体術-1が付いているので回避主体の戦法ができない…
KO術を生かすには狩猟笛かハンマーだが、そうするとガ性が…と、どちらにせよ使えない。
- ガンナー用ではブレ抑制+1と通常弾・連射矢UPと体術-1が発動する。
こちらはボウガンに嬉しいスキル構成である。防御のスキルポイントもあるので
その気になれば防御力UP【小】の発動も可能。
この使いやすさを剣士にも分けてくれれば…- 腕装備は通常弾強化+3、精密射撃+2、攻撃+3にスロット1と優秀で、
上位になってからもたまに用いられることがある。
今作はデフォルトでブレ小のガンが多く、防御力の低さを差し引いてもなかなか有用。
- 腕装備は通常弾強化+3、精密射撃+2、攻撃+3にスロット1と優秀で、
上位防具 
- ボロスS
- 原種防具であるSシリーズの発動スキルは、
剣士用で体術+1と火事場力+1とガード性能+1と腹減り倍加【小】。
打って変わってかなり有用なスキル構成である。下位とはなんだったのか。
何故か体術がマイナスだったのにいきなりプラスになる。
スロットも6個空いており、攻撃のスキルポイントも持つ。
これならば胸を張ってランス用と言えるだろう。
ガンナー用なら火事場力+1と反動軽減+1と通常弾・連射矢UPと腹減り倍加【小】である。
相変わらず嬉しいスキルが勢ぞろいで、下位防具そのままの運用が期待できる。
- ボロスU
- 亜種防具であるUシリーズの発動スキルは、
剣士用で防御力UP【小】、KO術、火属性攻撃弱化。装飾品を使えばスタミナ奪取が付く。
見ての通り、ハンマー用の防具である。おまけで氷属性攻撃強化のスキルポイントも付くが、
ハンマーの運用では無視していいだろう。
というよりも剣士の属性強化スキルは片手剣、双剣でもない限りほぼ空気である。
ガンナーの方の発動スキルは貫通弾・貫通矢UP 、防御力UP【小】、火属性攻撃弱化となっている。
KO術のスキルポイントは全部で5と減っているが、曲射でスタンを狙うような戦法でない限り問題はない。
代わりに氷属性攻撃強化は発動しやすくなっている。
MH3G 
- 通常種防具
- 下位・上位では共通して攻撃力UP【小】(上位は中)、防御力UP【小】、腹減り倍化【小】が付く。
そして剣士はガード性能+1、ガンナーはブレ抑制+1が発動するため、
剣士ならランス&ガンランス、ガンナーならボウガン向けに特化した防具と言える。
序盤・中盤としては攻撃力と防御力の底上げが可能ないいスキル構成であり、
耐性も部位毎の数値が打ち消し合い、極端な弱点を持たないので扱いやすい。
下位はスロット数は4つ、上位なら6つとマイナススキルを打ち消し、
新たなスキルを発動させやすい。砥石使用高速化等がベストだろう。
しかし、下位と上位ではスキルポイントの割り振りが若干変更されており、
順当な強化とは言い難い。それでも十分な性能なので新たに作製しても損は無い。
- G級のボロスXシリーズでは、防御力UP【小】が体術+1に変更された。
ガードやステップのスタミナ消費量を減らせるので、ランスとの相性は更に良くなったと言える。
しかしながら、ガード性能の装飾品には体術のマイナスポイントがついているので
体術を維持しつつガード性能を+2にするにはお守りがほぼ必須なのが悩みどころ。- お守り抜きでも装飾品を駆使すればできないこともないが、スロットをほぼすべて使わないといけない。
体術を+2にするだけなら特に問題なく行える。
- お守り抜きでも装飾品を駆使すればできないこともないが、スロットをほぼすべて使わないといけない。
- 防御力もやはり高く、作製難易度もレアな素材を使わないおかげで難しくはない。
一応スタミナや属性解放などのスキルポイントもあるにはあるが、
優秀なお守りでもない限り、一式での発動は困難。スロット数も上位と変わらず。
スキル自体も悪くは無いが、流石にG級後半までくると少々物足りなくなってくるので、
剣士はランス&ガンランス向けに特化したガンキンZ、またはアグナZまでの繋ぎにするのが良い。
- 亜種防具
- 共通して火事場力+1、防御力【小】、氷属性攻撃強化+1、火属性攻撃弱化が付く。
G級のボロスZシリーズでは、更に耳栓が発動して氷属性攻撃強化+2と強化される。
しかし上位のボロスUシリーズがスロット数7つだったのが、ボロスZでは4つに減少。
装飾品で強化しようにもスロット数がこれだけでは運用が難しく、
火事場こそ強力だが、非常に相手を選ぶスキル構成の為、やはり魅力が薄い。
P3時代とはうって変わって、余りお呼びの掛からない不遇な防具になってしまった。
MH4 
- 今作にボルボロスは登場しないが、下位ゲリョスの素材とボルボロス素材を交換することで作成できる。
- 剣士用では攻撃力UP【小】、ガード性能+1、腹減り倍加【小】、
ガンナー用ではガード性能の代わりにブレ抑制+1が発動する。
また、発動には至らないが防御のSPが剣士用には8、ガンナー用には9付いている。
地味ながら攻撃のSPも共通して12となっているので攻撃力UP【中】への強化もし易い。
スロット数は合計4つと少ないものの、下位装備ながら攻撃と防御の両立が出来るのは大きい。
- 剣士装備はランス&ガンランスを使用するなら下位はこの装備で十分制覇できる。
MH4G 
- 前作では下位装備のみの登場だったが、今作ではG級フルフル素材との交換でG級のボロスXシリーズを作成可能。
共通して攻撃力UP【中】、体術+1、腹減り倍加【小】が発動し、
さらに剣士用はガード性能+2、ガンナー用はブレ抑制+2が発動する。
スロットは下位から微増して合計5つとやっぱり寂しいが、ガード強化のSPが合計で4ポイント付いており、
下位と同じくランス&ガンランスと相性の良いガードに特化した構成になっている。- 因みに下位装備に存在していた防御のSPは無くなっている。
MHXX 
- ボルボロス復活に伴い再登場。下位装備は存在せず、上位がボロスシリーズ、G級はボロスXシリーズとなる。
今作では火耐性、水耐性共に0になっており、氷耐性のみがマイナスになっている。
その影響か、剣士とガンナーの属性耐性に差がない。- なおゲーム内では泥がある部位には水、泥が無い部位には火が有効だと知る術が無い為、
防具からボルボロスの弱点を察する事が不可能になっている(氷が効くのも間違いでは無いが)。
- なおゲーム内では泥がある部位には水、泥が無い部位には火が有効だと知る術が無い為、
- ボロスシリーズは一式で攻撃力UP【小】、ガード性能+1/特定射撃強化が発動する。
他に防御のSPが7点あり、スロットは4つある。
剣士の場合、実戦向けのスキルが3つ付くが、スロットの関係もあって全部を上位スキルに持っていくのは難しい。
攻撃のSPは12点あるのでとりあえず攻撃力UP【中】までは持っていき、
それ以外に関しては使用武器種と相談して伸ばしたい。
攻撃のSPが余分にあるので防御に不安がある場合は、
防御珠【2】を使用することで攻撃力UP【小】を残したまま防御力UP【小】を発動できる。
レア度4の装備としては高水準なスキル性能を持つので、
強化していけば上位の終盤やG級序盤まで持っていく手もある。
- ボロスXシリーズは一式で攻撃力UP【中】、だるま無効、ガード性能+1/特定射撃強化が発動し、
ガード強化/精密射撃のSPが4点付く。スロットは6つ。
剣士の場合、ガード強化のSPが付いたので、
ガード性能+2とガード強化を共存させてランス系と相性の良いスキル構成にできる。
勿論、ランス系以外の武器でもガード強化だけでも付けておけばとっさの時に使える。
ある程度の護石があればガード性能+2とガード強化を付けた上で攻撃力UP【大】まで引き上げて、
攻守両面で優秀な装備になる。
新たに発動しただるま無効はピンポイントで効果を発揮するスキルだが、
泡状態や雪だるま状態などを含め防ぐことができる状態異常は多いため、
意外と多くの相手に意味を持つスキルである。
それらの状態異常を使うモンスターは、全てG2以降に出現するので発動しておくと意外と便利である。
キークエだけに限っても、G2、G3で4体のモンスターに対して有効である。
但し、ボロスXシリーズは氷耐性-10なのでだるま無効が活きるからといって
雪だるま状態にしてくるドドブランゴやザボアザギルに対して使うと、
被弾した際のダメージが大きくなるため、普段以上に慎重な立ち回りが必要になる。
- 一方のガンナーは攻撃を除くスキルがどれも5スロスキルなため、好んで使われることはないだろう。
- 素材元のボルボロスがG2昇格の緊急クエストの対象なので、順番に回すなどして複数回狩猟すれば、
運が良ければそれだけで素材が揃う可能性があるのは魅力である。
防御力がやや心許ないが、スキルは強力なのでG級終盤まで持って行けるポテンシャルはある。
G3で登場するグラビモスのグラビドXシリーズが、
ボルボロスと同じくガードスキルと攻撃力アップスキルを持ち、
防御力も解放後まで使える水準にあるのでそこまでの繋ぎとして考えても良い。- ただしグラビドXシリーズのガード強化は複合スキルである盾持なため、
乗り換える場合は一式をまとめて作れる素材が集まってからにするべきである。
その素材集めに関しては幸いにも動きの遅いグラビモスに対してランス系は相性が良い。
ガード強化があれば腹下での熱放射もシャットアウトできる。
- ただしグラビドXシリーズのガード強化は複合スキルである盾持なため、
MHWorld 
- 上位のボロス装備は以下のとおり
- ストーリーの中で登場が早いモンスターということもあり、防御力やスキルもそれ相応の水準。
ガード性能はガード可能武器が、スタミナ奪取やランナーはハンマー向きではある。- しかし痛いのが殆どのスキルに強力な競合相手がいること。
- スタミナ奪取のスキルを持つのはボロス装備のみなのだがその装飾品である奪気珠は、
レア度6でぽんぽん出る上スロットのサイズも1とかなり手軽。
防御力の事を考えるともっと上位の防具の空きスロットに
奪気珠を入れた方がスキルも盛れてしまう。 - ランナー、気絶耐性はそれなりに需要のあるスキルでは有るものの、
ランナーはキリン装備、気絶耐性はマムガイラメイルと古龍の防具にも
同じスキルが存在している。また、気絶耐性はスタミナ奪取と同じく装飾品がかなり出やすい。
- スタミナ奪取のスキルを持つのはボロス装備のみなのだがその装飾品である奪気珠は、
- とはいっても、いずれの装備も作成できるのはかなり後半であり、
レア度6の装飾品が獲得しやすいのも危険度2、3の歴戦の個体であるため
攻略段階で使用するのであれば比較的優秀な装備である事には変わり無い。- また、ガード性能は装飾品が非常に出にくく、
同じく上位序盤で入手しやすい装備はバルキン装備くらいなので
ガード可能な武器にとっては選択されやすいところもある。
- また、ガード性能は装飾品が非常に出にくく、
- しかし痛いのが殆どのスキルに強力な競合相手がいること。
MHW:IB 
- 他のマスターランク帯防具に準じたEXボロスシリーズと名を変えた。
スペックは以下のとおり。部位 α β スキル スロット スキル スロット 頭 ガード性能+2 Lv2×1 ガード性能+2 Lv4×1
Lv1×1ランナー+1 胴 スタミナ奪取+2 Lv1×2 スタミナ奪取+2 Lv4×1
Lv1×1挑戦者+1 腕 ランナー+1 Lv3×1
Lv1×1ランナー+1 Lv4×1
Lv2×1ガード性能+1 腰 挑戦者+2 Lv1×1 挑戦者+2 Lv4×1 ガード性能+1 脚 気絶耐性+2 Lv3×1
Lv1×1気絶耐性+2 Lv4×1
Lv2×1
Lv1×1ランナー+1 一式 ガード性能Lv4 Lv3×2
Lv2×1
Lv1×5ガード性能Lv2 Lv4×5
Lv2×2
Lv1×3スタミナ奪取Lv2 スタミナ奪取Lv2 ランナーLv3 ランナーLv1 挑戦者Lv3 挑戦者Lv2 気絶耐性Lv2 気絶耐性Lv2
- 基本的には上位の装備のスキルとスロット数を増強したものとなっている…
…のだが、腰にあった泥耐性が挑戦者に置き換わってしまった。
もともと需要が少ないスキルであったが、
マスターランクで泥はまり状態を使うモンスターが増えたことを考えると、少々寂しい気もする。- なお、マスターランクの防具に泥耐性スキルをもつものは現状存在していない。
- αを一式で使おうとすると、ガード性能の需要とランナー&スタミナ奪取の需要が微妙に噛み合っていない。
一部をβに置き換えるか、パーツ運用が適しているか。
- βの脚は気絶耐性Lv2にスロット4・2・1と優秀。
ボロスシリーズは雷耐性が高いため、雷属性ダメージを軽減しつつ、
気絶耐性で実質的に雷属性やられを無効化できるので、採用に一考の余地あり。- 気絶耐性Lv2にスロット4・2・1という構成はディノバルド亜種の防具のβの腕部位と同じものである。
向こうと比べると、作成難易度の易しさや、制作時期、カスタム強化の時期でこちらが上回るが、
最終的な防御力では劣る。
属性耐性と装備部位が異なるため、そこで差別化できる。 - 雷耐性が高い脚部位として見ると、今作のテンプレとして名高いガルルガβの脚が立ちはだかる。
向こうは見切りLv2にスロット4・2・2で、レア度は11。
スロットの大きさと防御力では及ばない立ち位置になってしまっている。
スキルは保護スキルと火力スキルという差があり一概に比較できないものの、
昨今の達人芸環境における需要、見切りと気絶耐性のスキル上限レベルの差を鑑みると
少々厳しい相手と言わざるを得ない。
ガルルガシリーズがマスターランクのシナリオ終了後にならないと作成できないことを鑑みると、
作成時期に差を見出せるかが鍵となるだろう。
- 気絶耐性Lv2にスロット4・2・1という構成はディノバルド亜種の防具のβの腕部位と同じものである。
MHRise 
- ボルボロス続投とともにこの防具も続投。
- 下位では
- 頭:攻撃Lv1
- 胴:攻撃Lv1、防御Lv1
- 腕:滑走強化Lv1
- 腰:ガード性能Lv1
- 脚:ガード性能Lv1
- 一部位あたり防御力18、火-3水-1雷3氷-1龍0
スキル構成は全体的に従来のボロスシリーズを踏襲しており、火力とガード性能を兼ねた装備である。
全体的に耐性が低めなのは気になるが、火を扱う敵でなければ大した被害にはならないだろう。- 頭に関しては攻撃Lv1と平凡なSPだが、実は下位における火力だけを考える場合
これよりもスキル的に明確に強力と言える頭装備は存在しない。
防御力を上げたいならレウスかジンオウ、ガード性能が欲しいならディアブロ、
集中やKOが欲しいならジャナフ等といった選択肢はあるが、
レウス及びジャナフは逆鱗が要求され、ディアブロもやや入手率が低い大きな硬骨を要求される。
ジンオウのみレア素材が要求されないが、防御が上がる以外のメリットは薄め。
下位でじっくり武具を強化してから上位に進みたいのであれば別だが、
サクサクと攻略したい場合はボロスヘルムでもなんら支障がない。
- なお最終的に防御力48まで到達し、低めながらもなんとか上位でも通用する防御力を得る。
上位に入っても暫くは装飾品の恩恵が小さいため、
特に上述のボロスヘルムを強化しながら強引に進んだ人もいるかもしれない。
- 上位版のボロスSの性能は
- 頭:攻撃Lv1、防御Lv1、攻めの守勢Lv1、スロットLv2-Lv1
- 胴:攻撃Lv1、防御Lv2、スロットLv2
- 腕:攻撃Lv2、滑走強化Lv1、スロットLv1-Lv1
- 腰:ガード性能Lv2、防御Lv1、スロットLV1
- 脚:ガード性能Lv1、防御Lv1、攻めの守勢Lv1、スロットLv2-Lv1
- 一部位防御力50、耐性火-3水-1雷3氷-1龍0
基本的に下位のスキルを踏襲しつつ、よりガード武器を意識したスキル構成にチューンナップされた。
非ガード武器であっても頭及び胴はLv2スロットを持ちつつ攻撃SPを持ったり、
腕は攻撃Lv2を持つなどどれもなかなか有用である。
特に頭は胴・腕のレックス(S)や腰のスパイオS/スカルダSと競合しない為、
下位同様に攻略装備としての需要が高い。
胴も最終的にはLv3-Lv2-Lv1スロットを持つヴァイクSのほぼ下位互換だが、
攻撃珠に怨虎龍の逆鱗を使うためそこまでの繋ぎとして利用されることもある。
防御力も初期値こそ50だが、どうしたことか最大で防御力68と
レア度6に匹敵するレベルまで強化することが出来るなど数値の水準が高め。
部位によっては防御のSPがあるためさらに硬くなる。
装備構成によっては攻撃・防御ともに最大レベルまで引き上げることも冗談抜きで可能なため、
高い雷耐性も相まってラスボスまでこれを装備したプレイヤーも居るだろう。- 攻略はもちろんのこと、頭装備に関しては発売時点での最終装備にもなりうる。
攻撃のSPに加え貴重なLv2スロットを持っていることもあり、
攻撃を最大まで積もうとすると高確率でシミュレーターに引っかかってくる。
- ver2.00アップデートにより、更に防御力80まで強化することが出来るようになった。
これはレア度6の最大強化と全く同じ数値である。- これまでは防御力が割と軽視されていたが、ver2.00まではともかく
ver3.00で追加されたモンスターたちや高難度クエストは軒並み敵の攻撃力が高いため
胴部位は攻撃1-s2の構成で問題ない、という場合はヴァイクよりもこちらを優先的に採用するべきだろう。
単純に防御力が高いのもあるが、防御SPが2あるため余りがちなLv1スロットの1つ防御珠を入れるだけで
乗算効果が発動する防御Lv3に到達し、見た目以上の数値を期待できる。
龍耐性は0だが、ヴァイクと違い雷耐性が高いため
追加モンスターや追加クエストとの相性がいい場合も多めなのも嬉しいポイントである。
- これまでは防御力が割と軽視されていたが、ver2.00まではともかく
MHR:S 
- マスターランク解放に伴いボロスXシリーズが再登場。
- 順当に上位をパワーアップさせたスペックに、対オロミドロ戦で嬉しい泥雪耐性が加わっている。
ガード武器用の一式としては攻守ともに優秀な性能を持ち、今作でも最後まで頼れる着心地を誇る。 - パーツ見ていくと、攻撃2+Lv4スロットを備える胴と、
攻めの守勢と攻撃を両立しつつLv2スロットを持っている腕が中々目を引く。- 胴装備は全体的にスロットが貧弱なため、Lv4スロットの価値が他部位に比べ高い。
Lv4スロットの装飾品が増えたこともあり、採用する価値も。 - 腕は装飾品がやけに重い攻めの守勢を持ち、ランスやチャージアックス使いから根強い人気を誇る。
しれっとLv2スロットも持っているので、拡張性も及第点というところ。
- 胴装備は全体的にスロットが貧弱なため、Lv4スロットの価値が他部位に比べ高い。
- レア8ということで、傀異錬成の出目次第では最終装備クラスにまで大化けする。
特に胴と腕が狙い目となる。- 胴はマイナス要素なしでスロット4-2-1(Lv2×1、Lv1×1の追加)を狙える他、
殆どのモンスター相手に不要な泥雪耐性を削ることが出来ればさらなる拡張が視野に入る。 - 腕は剣士・ガンナーそれぞれで死にスキル*1を持つため、
デメリット一切なしに大幅な強化を狙うことが可能。
実際にやってみると攻撃が下がったり、守勢が消える場合も多いのだが
- 胴はマイナス要素なしでスロット4-2-1(Lv2×1、Lv1×1の追加)を狙える他、
MHST2 
- 前作でボルボロス及び亜種とともに防具も登場しており、今回も続投。
- ボロス防具は「チャンスガード」「耐スキル封じ」に上位で「会心撃・絆」が追加、
ボロスU防具は「氷属性攻撃強化」「底力」に上位で「KO術」が追加、
というように概ねメインシリーズでのイメージに近いスキル構成となっている。
- 特筆すべきはボロスU防具の防御力だろう。
工房で装備を作成しようと確認してみると、見たこともない表記が目に留まる。
防御力 - 氷属性 60
弱点 - 無属性 32
この表記を見て「弱点属性がない!」と同時に「じゃあこの数字はなんだ?」と思うことだろう。
これは決して弱点属性が無い便利な防具などではない。
本作における「無属性」とは属性の一つであり、つまるところボロスU防具は
無属性攻撃が弱点となる前代未聞の耐性を持つ防具なのである。
ボロスネコシリーズ 
- MHP3で初登場となった、オトモ用のボルボロス装備。
- 冠のような形状の「ボロスネコヘルム」と、一見普通の衣類のようにも見える「ボロスネコメイル」、
そして武器としては土砂竜の端材の中でも特に頑丈な部分で作られた棘付き棍棒「ボロスネコメイス」。
一式揃えるとほんのり王子様風。手に持った得物は凶悪そうだが。
泥をかぶったり突進したりする姿はまるで本物の土砂竜の子供のようであるという。
- その装備は岩のように硬く、防御力は抜群だという。
しかし比較的序盤で入手できる装備なので、いずれは他の装備に後れを取り始めるのが残念。
また、オトモ用の武器でもやはり会心率がマイナス。
加えてハンター用のボロス武器と比べて攻撃力も落ち着いており、数値だけ見ると良くも悪くも普通レベル。
むしろ会心率マイナスのせいで若干使いにくい印象で、実際同ランクでこれ以上に使いやすい装備も存在する。
とは言え初期装備なんかよりははるかにマシだし、無骨な印象の土砂竜に反してデザインは悪くないので、
端材や資金が潤沢にあるなら作っておいても損は無いかもしれない。- 武器は基本的には無属性だが、
MHXXの獰端材から作られる「獰ボロスネコメイス」のみ水属性が付与されている。
- 武器は基本的には無属性だが、
- 防具の着彩設定にも対応。
冠の土台や襟巻き、宝石風の装飾などがカラー変更に対応している。
余談 
- ボロスX及びボロスZの胴装備の説明文には、ある意味で衝撃の事実が記されている。
なんとこの防具、あまりにも硬いボルボロスの素材をベースとしているため、
「加工に数ヶ月を要する」そうである。
MH3Gでは斬撃では破壊できないほど硬い重頭殻を三つも使用するので、
おそらくその加工に必要な時間なのだろう(MH4Gでは必要数は減ったが、説明文には変更無し)。
もしかして一式揃えるとするなら、下手をすれば半年近く、あるいはそれ以上に掛かってしまうのだろうか?
まぁ結局ゲーム内では素材と資金さえ揃えば一瞬で出来上がるのだが。