- 種族
- 草食種(鳥盤目 鎚尾亜目 地竜下目 トノス科)
- 別名
- なし
- 英語表記
- Aptonoth
- 危険度
- MH3・MHP3・MH3G・MH4・MH4G・MHX・MHXX:★1
- メインシリーズでの登場作品
- MH, MHG, MHP, MH2, MHP2, MHP2G, MH3, MHP3, MH3G, MH4, MH4G, MHX, MHXX,
MHWorld, MHW:I, (MHWilds)*1
- 派生シリーズでの登場作品
- MHF, MHOnline, MHST, MHST2
- 狩猟地
- 森丘, 密林, 旧密林, 沼地, 旧沼地, 雪山, 樹海, 塔,
孤島, 砂原, 水没林, 火山(MH3), モガの森,
遺跡平原, 地底洞窟, 天空山, 未知の樹海, 遺群嶺, 古代樹の森, 導きの地
目次
特徴・生態
- 主に緑が豊かで温暖な気候の地に大規模な群れを作って生活している草食竜。
後方に伸びるトサカのような発声器官、棘の生えた先端を持つ尻尾、肩から尻尾にまで張り出した背ビレが特徴。
草食種に分類されるモンスターの中では比較的大型で、雄は雌よりさらに一回りほど大きく成長する個体が多い。
資源の豊かな地に生息する個体は通常よりもさらにもう一回りほど大型化する場合もあり、
全長10mを優に超えるほどの巨体にまで成長した個体も少なからず確認されている。
- 前述のように草食種のモンスターの中では体格に恵まれており、
成体であれば小型の肉食竜程度ならば尾の一撃で絶命させるほどのパワーを有する。
しかし性質は基本的に温厚であり、積極的な攻撃行動を取ることは珍しい。
視界の広さや優れた聴覚により危険を察する能力に長けており、
何らかの異変を感じると発声器官を利用して群れの仲間に知らせ、一斉にその場から逃走を図る。
基本的に動きは鈍重だが、逃げ足に関しては見た目以上に素早い。
子煩悩な性格で、群れで子育てをする習性があり、
子供のアプノトスを守るように成体が囲い群れを成している様子がよく見られる。
特に群れの子供が襲われた際は体当たりや圧し掛かり、あるいは尻尾を振り回すなどして
格上の大型モンスターに対しても果敢に反撃を試み、
ときには自らを犠牲に子供を逃がすための時間を稼ぐような行動もみられる。
しかし、確かに暴れられれば一般の人々や小型モンスターにとってはそれなりの脅威となり得るが、
それでも単純な戦闘能力はモンスターの中ではかなり低い部類であり、
特筆して固い甲殻等を持っている訳でもない以上、強大な大型の飛竜種に対しては碌に太刀打ちできず、
襲撃されれば大した抵抗も出来ずに捕食されてしまう。
その性質上、自然界に於いては草食且つ、肉食モンスターに一方的に捕食される立場であり、
食物連鎖における第一次消費者を担う代表的な種ともされている。
- 温厚で人に慣れやすく、繁殖力も強い。
自然環境において群れで生活するため多頭飼いに向いており、
草地を柵で囲っておくだけの簡易的な放牧でも然程問題なく育つほど飼育が容易である。
その肉は霜降り状で非常に美味しく、酒場や食品店などの一般的な食肉を取り扱う施設において、
アプトノスの肉を見た事が無い者はいないとまで言われるほどにメジャーな食材である。
以上の要素から人にとっても利用価値が高い存在であり、広く家畜化されている。
大規模な家畜化も進んでおり、都市部では食を支えている。
ハンターが狩場でのクエスト遂行中に食事を摂る際には、
彼らを始めとした野生の草食モンスターを現地で狩り、得た生肉を焼き上げて食すことが定番となっている。
ランポスなどの鳥竜種に比べて危険度も低いため、初心者のハンターは食糧を調達する意味も兼ねて
彼らを狩ることでハンターとしての基本的な立ち回りを学ぶこともある。
また、温厚な性格と持ち前のパワーは労働力としても重宝されており、
農業地ではアプトノスが耕運機を引く姿もよく見られる。
大量の物資を一度に運搬する場合も、荷車に乗せてアプトノスに牽引させるのが一般的である。
ハンターが拠点と狩り場を行き来する際にも、アプトノスの荷車に乗って移動する事が多く、
捕獲された大型モンスターを狩り場から運び出す際にも
複数頭のアプトノスによって牽引される大型の荷車がよく用いられる。
ただし、運搬中にアプトノスや積荷を狙うモンスターに襲撃される危険性もあるため、
基本的にはそれらの脅威を退けるために武装したハンターやギルドの関係者も
何らかの形で同行するという場合が多い。
飼い馴らされているはずのアプトノスが急に暴れ出したり、怯え始めたりした場合、
周辺地域で何らかの異変が起きている可能性が考えられる。
概要
- 幅広い地域に生息している草食種のモンスター。
性格は温厚だが、大きな身体に似合わず臆病。
ただしモンスターの中ではかなり人懐っこい性格のようで、
逃げ出しやすいケルビと違いハンターを見てものんびりしている。 その大柄な体躯に見合ったパワーと体力を持っているようで、
各作品のムービー*2やゲーム中ではハンターや行商人たちの
荷物の運搬なども担っており、おびただしい量の荷物を運ぶ姿が見られる。
- ボス扱いの鳥竜種大型モンスター並の巨体であるが、
システム的には小型モンスターであるため、あらゆるステータスが最低クラスの値に設定されている。
体力に至っては自身より体格で劣るルドロスやジャギィノス未満である。
攻撃力も低く、トゲ状の骨が四方に伸びたハンマー状の巨大な尻尾を持つにもかかわらず
自身より圧倒的に小さいジャギィやオルタロスとほとんど変わらない。- これはアプトノスに限った話ではないが、
いかに巨大な身体を持っていたとしてもゲーム的には序盤の小型モンスターでしかない。
特に大人しい小型草食種は、積極的に攻撃してくる小型肉食種よりも
前の段階で登場する敵として位置付けられているため、
初期防具や裸の初心者ハンターでも楽に狩猟する事が出来るよう、ステータスが著しく抑えられているのだと考えられる。
勿論、世界観的にはあの大きな尻尾で打ち据えられればひとたまりもないだろう。
そこはゲームとしての描写・構成の都合である。
- これはアプトノスに限った話ではないが、
- 前述の通り臆病な性格で、群れの仲間が傷付けられると我先にと逃げ出してしまう。
ただどの作品でも"視界"が設定されている様で、視界の外であれば関心を示さない。
それゆえ、他の個体が気が付かないように仲間を狩った場合は何事もなかったかのように草を食み続ける。
側面に目が付いているから、その"視界"は広い筈なのだが…。- なぜか大型モンスターが落とし穴にハマった場合や乗りダウン中は狙ったのように
わざわざハンターとモンスターの間にタイミング良く(悪く?)割り込んで巻き添えを食らう事故も多いとか…。
無論、ガンナーが居た場合は流れ弾に当たって死んでしまう事もある。 - MHP2G以前の作品では、交戦状態にある同種がいると逃げ出す設定であったため
一撃で即死させた場合は知らん顔であった。
目と鼻の先で仲間が瞬殺されているにもかかわらず、全く気にも留めないシュールな光景が見られた。
一旦先のエリアに着けば平静を取り戻し、ハンターが追いかけてきても
再び仲間が傷付けられるまでのんびりし始める*3。
加えて、小型の個体が攻撃されると大型の個体がそれを守るようになった。
さらに超大型の個体は守り行動に出るだけでなく、自分が攻撃されたときにも積極的に反撃する。
今までたまにいた好戦的な個体は、実はこの超大型個体だったのかもしれない。
常識的に考えてあの大きさで暴れられたらランポスやジャギィなんかよりよっぽど脅威になるハズなのだが。 - なぜか大型モンスターが落とし穴にハマった場合や乗りダウン中は狙ったのように
- 数多く生息しているのか、他のモンスター達が一定数狩ると出現しなくなるのに対して
アプトノスは不思議な事にいくら狩っても隣のエリアから無限に湧いてくる。
また背景として登場することも多く、森丘のエリア1、孤島のエリア1においては
ハンターが侵入できないエリア外の丘の上にも無数のアプトノスがいるのが確認出来る*4。
- 作品にもよるが、小型の個体はボスモンスターが来てもなかなか逃げず、
かといって攻撃してくるわけでもなく、右往左往していることもある。
子供故か急な状況の変化にパニックになっているのかもしれない。
これらの子供は無事逃げ切れることもあるにはあるが、
肝心の親アプトノスは子供などお構いなしに逃げていくことも多い*5。
なお、MH4以降のシリーズでは小型の個体は若干逃げ足が早くなっている。
- MHFではアプトノス60頭討伐という
虐待クエストがあり、
またナンバリングタイトルであるMH4においても、あるお得なイベントクエストのサブターゲットとして、
クエストをマラソンするハンター達にひたすら狩られまくるという憂き目に遭っている。
MHX(X)
- MHX(X)にも当然のように登場したが、特に変わった点は無い。
ただ、本作の登場ムービーの仕様から、無暗にムービー内にて大型モンスターに襲われる事は無くなった。
少なくともアプトノスにとっては吉事であった事は間違いない。- 見栄えはバッチリな筈だが、意外にも古代林への進出はない。
当フィールドには固有のリモセトスに加えて、リノプロス、ガーグァ、ケルビが登場する。
草食種ばかりいても仕方無いと判断されたのかも知れない。
この"雰囲気は合うが登場しない"という処遇はアプケロスも同様。
え、ケルビやガーグァの代わりに入れればいいって?
- 見栄えはバッチリな筈だが、意外にも古代林への進出はない。
- 「好戦的でないためほとんどハンターに攻撃をしない」
「そのためハンターや他の危険と出くわすと他のエリアへ真っ先に逃げ出す」
「その場合は各エリアごとに決まった場所からしか逃げようとしない」
というAIが設定されているため、森丘3番にハンターと大型モンスターが来た時などが顕著だが
自分のすぐ後ろにある出口から逃げればいいものを、
わざわざハンターとモンスターがにらみ合っている前をゆっくり通ってその先の出口へ逃げようとするという
自殺したいのか、自分の体を張ってハンターの邪魔をしたいとしか思えない行動をする。
後ろの方はハンターしか通れないような断崖絶壁や洞穴だったりするのだろうか?
当然ハンターやモンスターの攻撃が意図せず当たったりこちらの視界をふさぐ結果になりやすい*7。
エリアの片隅で見守るだけの小型肉食竜の方がずっと邪魔にならないし巻き添えで死ぬ危険も少ないのだが、
恐怖にかられたパニックゆえの行動なのだろうか…?
- MHXXのイビルジョー単体狩猟クエスト「暴飲暴食ご用心」では、「アプトノス愛好家」なる依頼主が登場。
沼地に現れたイビルジョーによりアプトノスが全て食べられてしまうことを心配している。
……のだが、その真意は(自分が)沼地産のアプトノスを食べられなくなってしまうのを恐れているから。
そっちの愛好家か。
モンスターだけでなく、どうやら一般人にも食べられてしまっているらしい。
MHWorld
- MHWorldにも続投。
リオレウスやアイルーと共に無印からのシリーズ皆勤賞記録を更新中である*8。- なお、PV第一弾ではリオレウスよりも先に画面に映っており、
事実上他のどのモンスターよりも早く続投が判明していた……のだが、
同じ画面上に新モンスターである蛮顎竜アンジャナフが大きく映っていたためにほとんど目立たず、
多くの視聴者にはスルーされてしまっていた。というか、存在にすら気付いてもらえなかった。
その後、同PVでも大きく映る事はできたのだが、
よりによってこれまた新規のモンスター、賊竜ドスジャグラスに丸呑みにされるシーンだった。
悲しいかな、新大陸でもやはり生態系上のアプトノスの立ち位置は変わらないようだ。
- なお、PV第一弾ではリオレウスよりも先に画面に映っており、
- 幅広い地域に生息していた本種だが、今作で確認できるのは古代樹の森の個体のみ。
未開拓の地域にはもっと生息しているのかもしれないが、出現フィールド数は歴代最少である。
調査団によって役畜として飼い慣らされている描写もなく、少々影が薄いだろうか。
ちなみに、今作で人間に飼い慣らされているモンスターは新顔のメルノスである。
- とはいえ、今作では単に穏やかな
生肉用草食モンスターに収まっていない。
まず、他の草食種と同じくレアな環境生物の出現ポイントとしての役割が与えられた。
アプトノスに関しては、稀にフワフワクイナという環境生物が背中に乗っているのが確認できる。
古代樹の森の初期キャンプを出てすぐのところから双眼鏡(頑張ればそのまま目視)でいるかどうか確認できる。
ただし、確認後にモタモタしていると大抵ドスジャグラスが乱入して両者とも逃げるので注意。
そして、今作の食材ではアプトノスの肉がいくつかラインナップに並んでいる。やっぱり生肉用じゃないか
部位の名前を見る限り、空席だった牛肉に近い扱いを受けているようである。
今まで「美味しい」以外の味の詳細が分かっていなかったが、MH世界の食生活がより鮮明になったと言える。
- 「ウィッチャー3 ワイルドハント」とのコラボクエストでは、ゲラルトが情熱の生物調査員の元へ行くと
傷だらけのアプトノスの死体を発見するが、そのままクエストを進めると、
なんと犯人が狂暴化したニクイドリの群れであったことが分かる。
このニクイドリは異世界からやってきた怪物に操られ格段に強化されており、怪物退治のプロである
ゲラルトさえ苦しめる戦闘力を持つため、ただの草食モンスターのアプトノスがやられてしまうのも仕方ないのだが
それにしてもまさか環境生物にさえ負ける日が来るとはアプトノス自身も思いもしなかっただろう。
MHW:I
- MHW:Iの新フィールド、導きの地では主に森林エリアで登場するのだが、
下層の森林地帯に行くと瘴気の充満したエリアが隣接している。
そのためか、場合によっては瘴気に冒されたアプトノスという衝撃的な光景が見られる。
もちろんこの時はアプトノスですら気が立って好戦的になるのでちょっかいを出される。
戦闘中でも探索中でも厄介なのでさっさと始末しておきたいところ。
また、他の小型モンスターと同様に背中に乗ることが可能だがあまり役に立つものでもない。
MHR(:S)
- MHRiseではなんと登場しない。
これまでメインシリーズ皆勤賞かつMHSTでは大型モンスターと同じ
オトモンという土俵にも立った名脇役だっただけに、
陰ながら今作の雰囲気を過去作から一変させている大事件と言える。
かつて生息していたはずの砂原や水没林にも姿は全く無い。
草食モンスターは大社跡ならガーグァ、寒冷群島ならポポといったように、
今作も各地に対応したモンスターがそれぞれ登場しているため、
剥ぎ取り回数1回のモンスターの比率が増えたものの生肉の供給にはさほど問題ない。
しかし、モンハンシリーズの草食種代表格とも言えるアプトノスが、
唐突にリストラされたことに驚いたプレイヤーも多くいただろう。
たまには狩られることに怯えずゆっくり休んでもらいたいものである。
- 拡張版のMHR:Sで追加された城塞高地では新顔のメルクーが、
かつての生息地である密林ではガーグァがその立場を取って代わり、
結局アプトノスが日の目を見ることは無かったのだった…。休めて良かったと思うかは人次第である。
MHWilds
- MHR(:S)でようやくお暇を頂いていたアプトノスだが、MHWildsでは見事に復活。
初代から生態系を支え続けた草食モンスターの堂々たる凱旋である。
- しかし、今作の舞台となる禁足地において、今のところ野生のアプトノスの姿は見られない。
今後野生で登場する姿が見られる可能性もなくはないが、
もしかすると禁足地にはアプトノスは棲息していないのかもしれない。
派生作品
MHST
- これまでゲーム中のムービーなどでハンターのサポートをしてくれていたアプトノスたち。
しかしストーリーズではついにオトモンとしてライダーと共に冒険できるようになった。
これまでせいぜい縁の下の力持ちといった存在だったアプトノスだが、
いよいよ大型モンスターたちを押しのけて大々的に活躍できるチャンスが回ってきた…かもしれない。
- 野生個体はボルデの丘やコベニー峠などに群れを作って生息している。
パワー攻撃か無駄行動である様子見しかしない上にステータスも低く、
ライダーを見かけると逃げていくため先制攻撃を食らうことは絶対にないと、
強さとしてはいつも通り最低レベル。
倒すといつも通り生肉が手に入るほか、
ここにきてついに実装されたアプトノス固有素材「アプトノスの尻尾」が手に入ることもある。- 上位個体であれば草食種汎用素材の「草食種の堅骨」の入手が狙える。
- とある場所では特殊な個体が中ボスとして立ちはだかることになる。
普通のアプトノスと比較してかなり能力が高くなっている上にまさかの炎ブレスまで使ってくるため、
油断せずにこちらも戦うように。
それにしてもアプトノスがボスになるとは、誰が予想できただろうか。
- また、シナリオ攻略中のある一時期に限り、ボルデの丘に生息する個体が全て特殊な状態に陥ってしまう。
行動パターンこそ変わらないものの能力値は非常に高いため、戦う際は決して油断しないように。
- 仲間になったり、固有素材があったり、中ボスになったり、強化個体がいたり、3DS版パッケージの表に載ったりと、
ある意味本作のアプトノスはシリーズ通して最も目立てていると言える。
それが彼らにとって幸せなことなのかはまた別だろうが。- Switch版パッケージでは残念ながら、アプトノスの姿は確認できなくなってしまっている。
オトモン
- モンスターの巣からタマゴを取ってくるチュートリアルで一体入手出来る。
ライドアクションは植物探知。フィールド上にある植物やキノコ系のアイテムを探索する能力である。
勿論いざとなれば他のモンスターと戦う事も可能。
- パワー中心にたまにテクニック攻撃を行なうという攻撃傾向を持つ。
能力はあまり高くないが、固有技である観察が使えるため、
双眼鏡を使わずに相手の情報を知ることができる点がセールスポイントと言えるか。
その他、道草採取や山菜採取に癒しの咆哮と言う、回復系統のスキルが複数使える…が、
癒しの咆哮以外の2つは回復量があまりにも少なすぎて実用性に乏しい。
回復に関しては少し後に加入が狙えるポポなどの方がまだ使いやすく、アプトノスの出番は正直あまりない。
- 絆技は「スリッピングダイブ」。
バナナを踏んで身体が宙に浮くほど盛大に転び、その勢いのまま相手に激突するという…何とも言えない技である。
こんな技のためにわざわざライドオンする必要あるのか?
まぁアプトノスの巨体が勢いよく飛んでくるというのは、考えてみれば確かになかなか恐ろしい技ではあるが。- 技が決まると、当たった相手もアプトノス自身も確定でダウン状態になる。
上手く使えば戦局をひっくり返すこともできる…かもしれない。が、逆にピンチになる可能性もある。
- 技が決まると、当たった相手もアプトノス自身も確定でダウン状態になる。
- ナビルーのamiiboを使うと、特別なオトモンである「ナビルーのアプトノス」のタマゴが手に入る。
このアプトノスはなんと絆遺伝子のロックが最初から9つ全て解放済みとなっている。
当然ながら、通常プレイではこのような個体は「草食種の目覚め」をつぎ込みでもしない限り入手不可である。
それでも能力は普通のアプトノスと同じで頼りないため実戦で使っていくのはやや厳しいが、
本作の通信対戦では草食種限定という対戦ルールもあるため、持っている人はぜひ活躍させてあげよう。
- アニメ版では、リュートの先輩ライダーであるノールや同期のミルのオトモンとして登場している。
MHST2
- 本編であるMHRiseではまさかのリストラを食らうも、MHST2ではしっかりと登場。
野生モンスターとしてハコロ島に大量に出現し、オトモンにすることも可能。- 前作同様にステータスは低め、強さとしてはいつも通り最低レベル。
シリーズを通して序盤の雑魚敵枠のモンスターで、生肉調達用の草食獣と言えばコイツだろう。
戦闘ではパワー攻撃しかしない上に、たまに何もしない無駄行動「様子見」も行う。 - フィールド上では、ライダーを見かけると一目散に逃げていく。
よって先制攻撃を食らうことは絶対にない…と思いきや、
ドスランポスのジャンプ等で飛び越すなどして逃走経路に回り込むと、
アプトノスに背後から突っ込まれ、不意打ちが発生することもある。
- 前作同様にステータスは低め、強さとしてはいつも通り最低レベル。
- 序盤こそ雑魚敵の代名詞、戦闘が可能な環境生物みたいなものであるが、
やりこみ要素の勲章集めを目指すライダーにとっては途端に恐ろしい強敵と化す。- 勲章の一つに下位・上位すべての野生モンスターと戦闘して図鑑を埋めるものがあり、
下位だけでなく上位のアプトノスとも戦闘する必要があるが、これがどこにもいない。- 比喩でもなんでもなく、下位の頃はハコロ島にわんさか生息していたはずのアプトノスが
上位個体を探すとなるとどこをどう探そうと一切見つからないのである。 - ではどうすれば上位のアプトノスと戦闘できるのかと言うと、
ハコロ島の上位モンスターの巣…つまり、クリア後に出現する赤色の巣の中に出現する。
金色の上位モンスターのレアな巣や上位モンスターの超レアな巣には出現しないので注意。 - 出現するのは道中ではなく、タマゴのある最奥の巣エリアのみ。
卵の前で寝ているので、コイツの目の前で卵を採取しまくって意図的に起床させる必要がある。
……というかこれ以外に戦闘になる方法は無い。 - 巣の奥で寝ているモンスターはランダムで配置される為、当然遭遇率は低く、
仮に寝ている個体に遭遇できても、アプトノスが起きる前にタマゴが枯渇し、
起床させる事が出来ないまま、トボトボと巣を出なくてはならなくなる事がある。
…というか、寝ている所はスキだらけなんだから、意図的に起こせるようにしてくれよ! - ちなみに、同様にハコロ島の上位モンスターの巣で、モンスターがいない巣を引き当てた場合、
タマゴをたくさん取った時に乱入で出現する事がある。
この場合はモンスターの出現率は高いものの、アプトノスの乱入率は低いので、
やはり寝ている個体と同じく、勲章の為にタマゴの柄も光も確認せずAを連打し、
乱入したモンスターがアプトノスでなかった事に落胆する事になるだろう。
「古龍より遭遇できねぇじゃねーか」とイラつくライダーの悲痛な悲鳴が今日も上がっている。 - 共闘探索クエストの★8「密林の巣」にも出現する事がある。
このクエストは、道中にモンスターの巣が3カ所あり、上記と同様の操作でアプトノスの乱入が狙える。
探索クエストはタマゴが枯渇しないので、アプトノスが寝ている巣を見つけるか、
モンスターのいない巣で卵を拾いまくれば、そのまま確実に戦闘になる。
10回以上挑戦して1回遭遇できるか程度に出現率は低いものの、
ハコロ島を巡らず、1マップで数ヶ所の巣を巡れる為、こちらの方が探索の苦痛度は少ない。
このクエストは余りがちなNチケットでも参加でき、「ビンの王冠」も多く入手できる為、
王冠集めのついでにアプトノス探しができるなど意外と建設的。
- 比喩でもなんでもなく、下位の頃はハコロ島にわんさか生息していたはずのアプトノスが
- 因みにポポも同じ憂き目に遭っているので、ハコロ島巡りが終わった後は
ロロスカ地方の巣を巡る旅に出なくてはならない。- なお、アプケロスはアルカラ大陸の上位モンスターの巣の道中に普通にいるため、
アプトノスやポポよりははるかに会いやすい。
幸い草食竜には固有素材が無い為、1回でも戦えば以降戦う必要は無くなるものの、
アプケロスだけは普通に遭遇できるのに他の2種の草食種だけ意図的に遭遇条件を難しくされていることに
どうにも納得がいかないという思いを抱いているプレイヤーは多い。
- なお、アプケロスはアルカラ大陸の上位モンスターの巣の道中に普通にいるため、
- 勲章の一つに下位・上位すべての野生モンスターと戦闘して図鑑を埋めるものがあり、
- 倒すとおなじみの生肉・竜骨【小】や固有素材のアプトノスの尻尾の他に換金アイテムであるトロ肉が手に入る。
が、生肉・トロ肉に関してはひたすらA連打するだけでOKの方法(ついでに金も貯まる)があるため、
骨や尻尾、タマゴ目的ならともかくわざわざ肉目的でアプトノスを狩る事は少ないだろう。
- ちなみに今回は帰巣率アップの条件が「ペイントボールの効果中に討伐」に変更されている。
よって、投げナイフで討伐したとしても必ず帰巣するわけではない。
前作の条件が序盤以外まともに狙えないのに比べればセオリー通りなのでいくらかマシだが。
オトモン
- 基本的には前作とほぼ同様の性能で、やっぱり回復が得意。
序盤に入手出来る上、草食種なのであまり期待せずに遺伝子を見てみると、そこにはこんな遺伝子が。- ハートギフト
- 絆ゲージ96消費
ライフを1つ回復する。上限以上は回復できない。
これによって前作よりも活躍の場が…オンラインのミラボレアス戦が登場するまではそれほど増えなかった。
理由としては、今作は相手の行動の揺らぎがほぼなくなっており、
慣れたプレイヤーならほぼ行動させずに完封することが出来るようになったこと。
これによって安定したバトルが出来るようになり、ライフの回復はアイテムで十分な場面が多い。
もう1つは、前作ではバトルポーチに設定出来るアイテムの数が決まっていたが、
今作は上限がなくなり、アイテムポーチから直接使う形に変更されたこと。
つまり気合のカタマリやいにしえの秘薬をいくらでも持てるということであり、
絆ゲージを100近く消費するか、ライダーが回復で1ターン使うかなら、
後者を選択するプレイヤーが多いだろう。
また、この遺伝子も他の遺伝子と同じく伝承できるため、
わざわざ基礎ステータスの低いアプトノスで使う意味はあまりない。
そして解禁レベルは30である。いくら何でも習得が遅くてどうしようもない。- そんなハートギフトだが、伝承の儀でわざわざLv30のアプトノスでチュートリアルさせてもらえるので、
いかなるオトモンにも中盤で習得の機会がある。
逆に言えばアプトノスでこれを覚えさせる必要は全くないと言う訳でもあり…。 - その一方で、今作はクルペッコが全体回復の「癒しの歌」を失ったため、
回復量の多い「癒しの声」、状態異常回復技だが、強化するとHP回復効果が追加される「治癒の声」は
回復技の伝承用としてそこそこ需要がある。
- 絆技も前作同様の「スリッピングダイブ」。
演出といい効果といい、全く前作と変わっていない。そのため一見すると、引き続き使い勝手がいいとは言えない。- ただし、今作では共闘バトルと言うシステムが存在している。
たとえスリッピングダイブを使ったことで相手もアプトノスもダウンしてしまうのは同じだが、
ライダーだけでなく共闘パートナーにも何の影響もないため、状況を見て使えば前作以上に有利になりやすい。
また、ダブル絆技として使用した場合は本来の追加効果がなくなるため、相手もアプトノスもお互いにダウンしない。
元々ダメージに期待できるオトモンではないのでデメリットのほうが大きいが、
珍しい演出が見られるので一度はダブル絆技で使ってみてもいいだろう。
- 基本的にダウンしない一部モンスターもダウンさせることができる。
通常の絆技発動後はライダーのHP全回復&絆ゲージ0という状況で次のターンが始まるため、
ここで回避・防御系のスキルが発動できずに全体攻撃が直撃…という状況もままあるが、
スリッピングダイブの場合は両者のダウンにより1ターンの猶予が生まれるため、
いにしえの秘薬の使用などで危機的状況から戦況を持ち直すことが可能。
もちろん、そもそもアプトノスを使わなければ危機に陥らないケースもあるだろうが…- なおダウンはミラボレアスなどの一部を除いて怒り状態を解除出来る効果があり、
テオ・テスカトルや白疾風ナルガクルガのように怒ると危険な状態となるモンスターにこれをぶつけてやれば
起き上がった次の行動がまた非怒り時の最初の行動に戻る。
乗り人のオフダ、太陽の咆哮や真っ向勝負師や魂の絆などのスキルや
狩猟笛の絆の円舞曲など絆関連のものを付けて怒った時に絆技を切るを繰り返せば完封も夢ではない。
ライダーに会心撃・絆を付けるとダウン直後も太陽の咆哮が吹けて無駄がなくなるし、
絆技をひたすら使い回すので絆技強化で火力アップも図れる。
意外にも攻略が安定するので1体連れ回しても損はないかもしれない。
- なおダウンはミラボレアスなどの一部を除いて怒り状態を解除出来る効果があり、
- ライダーとアプトノスだけで活かしたい場合には弓を使用するとよい。
弓の仕様として、溜めた状態でライドするとライド中は溜めが維持され、
絆技を放ったターンの次のターンで剛射が発動する。
剛射によってダウン中に1発多く攻撃することができるため、他の武器よりはダウンを有効に活かすことができる。
- ただし、今作では共闘バトルと言うシステムが存在している。
- ちなみに、本作では技習得の仕様が変わった為すべての技をアプトノスに使わせる事が可能になっている。
それが真空波だろうが落雷だろうがスーパーノヴァだろうがはたまた破棘滅尽旋・天だろうが。
前作の某登場人物もビックリである
やろうと思えば襲い来る捕食者共をモノブロス亜種から授かったデスホーンでワンパンしたり、
無限の勇気を持つアプトノスによってかの伝説の黒龍をも打ち倒す…なんて事も不可能ではない。
バケモンかな?- というか、確定ダウンを奪える絆技を持っていることから、
ミラボレアスの共闘クエストの実装後は冗談抜きでアプトノスの需要が急上昇しており、
オンラインのミラボレアス戦ではパーティーにアプトノスを入れているケースが結構な頻度で見受けられる。
これまで非力な草食動物としか思われてこなかったアプトノスが、
二つ名や希少種といった名だたるモンスター達と共に最前線で活躍するようになる等
一体誰が想像できたであろうか…。
もっとも、特にこだわりが無ければより耐久力が高いポポでやった方がいいが。
- というか、確定ダウンを奪える絆技を持っていることから、
- 前作のように中ボス個体や強化個体は居ないしパッケージにも載っていないが、
上位個体の図鑑登録の件やまさかのミラボレアス戦での起用の件により、ある意味前作以上に目立っていると言える。
それが彼らにとって幸せなことなのかは(ry
武具
- 初代MHからほぼ皆勤で出続けており、ムービーへの登場もかなり多いアプトノスだが、
意外な事にアプトノスにまつわる装備は一切存在しなかった。
草食種武器が大量に登場したMHXでもまったく無い。
そもそもメインシリーズではアプトノスの固有素材がまったく無いので仕方ないと言えば仕方ないのだが、
武器はもちろんのこと防具もフェイク装備すら存在しない。
ケルビやモスですら武器防具がキッチリあることを考えると、少々不憫な気がしないでもない。
まあ、あったところで凄く弱いのは間違いないだろうが…。
- MHW:Iのイベントクエストにおいてようやくフェイク装備のアプトフェイクが登場。
ただ、リアルになったアプトノスの生首を被っているので見た目的には少々気持ち悪いか。
また、アプトフェイクは重ね着装備のみでの登場であり、性能は有していない。
そのため、アプトノス装備と言えるもの自体はまだ未登場といえる。
ムービーでの活躍
- ボルボロスの生態
- 沼地で二匹仲良く水を飲んでいたところ、今度はドスジャギィ達に襲われる。
さらに、騒ぎを不快に思ったボルボロスに、目の前でドスジャギィをブッ飛ばされるという
ショッキングな光景を見せ付けられることに。
新手のドッキリのつもりなのか。
- 他にも、無印のOPではランポスの群れに子供を食われ(しかもその子供はリオレウスに掻っ攫われる)、
MH3のOPでも最終的にリオレウスに仕留められている。
ベンチマークソフトでは、【絆】でランポスに捕食され、
【大討伐】では樹海に現れたラヴィエンテに群れごと丸呑みにされ、
さらには地割れによって地中深くへと墜落し、火山弾に襲われる。
- また、登場ムービーでモンスターに襲われて捕食されてしまうこともしばしば。
MHP3では何故かイビルジョーの待機している闘技場に放り込まれ、
しかもいったい何があったのか、この時に限って無謀にもイビルジョーに対して威嚇して、
それが気に入らなかったのか、突然怒り狂い始めたイビルジョーに投げ飛ばされて絶命。
登場ムービーに力の入れられたMH4でもやっぱりろくな目に遭わず、
まだ新米だったハンターに驚いて逃げ出したり、リオレウスには武器として生きたまま投げられた挙句、
雲より高い天空山の飛竜の巣から転落(その後の消息は不明)させられたりと散々な目に遭っている。
つくづく可哀想なやつらである。絶滅しないのだろうか…。
- このように、いつも捕食されたり理不尽な仕打ちを受けている気の毒なモンスターであるが、
MH3のOPにおいては、襲い掛かってきたジャギィを群れで踏みつけ、
背中に飛び乗った個体を崖から振り落としルドロスに食わせるという快挙を達成。
アプトノスが逆襲を仕掛けたのはこれが初である。
また、MHOnlineのベンチマークソフトにおいては尻尾でランポスを殴り飛ばしている。
- MHXの村エンドムービーにも登場。
悠然とPOPな曲調に乗せてのんびり草を食べてる所へ、あろう事か電竜ライゼクスから不意に急襲される。
ライゼクスと言えば火竜リオレウスとタメを張る狡猾で獰猛な飛竜、狙われればひとたまりも無い。
……が、狙い所の詰めの甘さに定評があるライゼクスはやっぱり攻撃を外したらしく
アプトノスは九死に一生、存命のまま無事に逃走する、と言う極めて異例の温情厚遇に救われた。
まあネコ嬢の踊ってる後ろで殺生なんかされても困るが。
- MHWorldでも噛ませ犬っぷりは健在である。
特別任務「食物連鎖の波に乗れ」では、受付嬢の集めた植物を食べているところをドスジャグラスに丸呑みにされ、
そのドスジャグラスはイビルジョーに噛みつかれ振り回されているなど、散々な扱いを受けている。
さらに。これだけでは新大陸の悲劇は終わらなかった。
ウィッチャー3とのコラボで追加されたレーシェンの調査の際には、
モンスターですらない環境生物であるニクイドリに襲われ、悲惨な状態になってしまっている。
余談
- モデルは中生代に実在した植物食恐竜パラサウロロフスだと思われる。
実際、両者を見比べてみると頭部の特徴的なトサカなどはほぼそのままであることがわかる。
ただ、棘のある尻尾はステゴサウルスなどの剣竜類に見られる特徴であり、
柱のような形状の四足歩行に特化した脚はアパトサウルスなどの竜脚類に近い特徴である。
恐らく、これらの様々な植物食恐竜の要素を組み合わせて誕生したモンスターなのだろう。- ちなみにMHP2G以前とMH3以降では少しだが外見が変わっており、
前者が比較的スリムな体格で鱗の質感がくっきりしているのに対し、
後者のアプトノスは太めのどっしりした体格で、あまり体表の凹凸が目立たない見た目となっている。
MH4以降はこれに加えて茶色がかった体色であり、MHX以降の森丘や孤島にも同様の個体が登場する。
この傾向は新旧共通のモンスターであるケルビやリオス夫妻、ディアブロスにも言えることである。- 後者のアプトノスに見慣れてしまうと、前者のアプトノスは鱗がはっきりし過ぎて
気味が悪く見えてしまうことがある。
特にトサカの辺りは鱗が整然と並んだボツボツとした模様であるため、
苦手な人には堪える見た目かもしれない。
- 後者のアプトノスに見慣れてしまうと、前者のアプトノスは鱗がはっきりし過ぎて
- 生態のモデルはおそらく牛であるとおもわれる。
現代ではもっぱら肉とミルクのおとなしい家畜のイメージだが、
野生では大規模な群れを作り力も強い。
中世では運搬や耕運の労働力としても重用されていた。
アプノトスのこんがり肉をいただく際は特大ビーフステーキを思い描くと、より美味そうに見えるかもしれない。
- ちなみにMHP2G以前とMH3以降では少しだが外見が変わっており、
- モンハンに登場している生物では、食物連鎖の最下位に近い位置にいるものと思われる。
MHP2G以前の作品では未発見状態ではレウスの横でおとなしく草を食むなど
生物として致命的な欠陥を抱えているようにしか見えなかったが、
近年の作品では大型モンスターが隣のエリアにくると警戒してそわそわし出すようになり、
アプトノスも一応生き物なんだなぁということが実感できるようになった。
ただし、種としての性格からか巨大な敵に対して反撃することは頭にないようで、
火竜や恐暴竜が捕食に来ても大した抵抗を見せず捕食される。
もう捕食されることは自らの定めだと悟っているのかもしれない。- もっとも、現実における草食動物も肉食獣を見たら一目散に逃げるというわけではない。
警戒してばかりでは水場にも近づけないし、満腹状態の動物は狩りを行わないこと、
何よりほとんどの狩りは不意打ちで行われる(=見えている肉食獣はさほど脅威ではない)ことから
天敵がいても平然としていたりする。
まぁ抵抗したら抵抗したで下記にある通りイビルジョーにブチギレられた上で叩き付けられて殺されるわ、
一部プレイヤーからは驚かれるわで、どの道アプトノスに難癖つけられる事に変わりは無い訳だが。
- もっとも、現実における草食動物も肉食獣を見たら一目散に逃げるというわけではない。
- ゆうきりん著のノベル版第一弾によれば、食肉を獲る目的で人工繁殖が試みられているらしい。
ギルドにも(味などの評価を知るための、試験的ではあるが)その肉が卸されているようだ。
その味は最初こそ脂が乗っていて美味しいと感じるものの、途中からその脂が重くなってくるとのこと。
脂の乗った日本産ブランド牛のような味わいなのだろう。- 現実では最初期の養殖マグロが「全身がトロ(=脂がのりすぎている)」と評されたと言われており、
参考にした可能性はある。
ちなみに現在は技術革新により、トロと赤身がしっかりと別れた肉質になったそうだ。
また同時に、幼体を狩ることは違法行為のようだ。
まぁゲーム中で幼体(と思われる小さな個体)をどれだけ狩っても、ペナルティはないのだが。
敢えて幼体から積極的に狩りまくってヒャッハー気分を味わうのも(周りの視線は痛いだろうけど)ナシではない。 - 現実では最初期の養殖マグロが「全身がトロ(=脂がのりすぎている)」と評されたと言われており、
- 固有素材を持たない事もあり、ほぼ全ての作品において
下位・上位・G級(マスターランク)で一貫して剥ぎ取れるアイテムが変わらないという非常に珍しい特徴を持つ。
剥ぎ取れるアイテムはもはやおなじみと言っていい生肉と竜骨【小】。- 例外はMHP2のトレジャーハンタークエストとMHP2GのG級で、
トレジャーハンタークエストではこんがり肉と竜骨【中】が追加され、MHP2GのG級では竜骨【中】が追加されている。 - また、MHWとMHW:Iでは竜骨【小】が剥ぎ取れなくなり、
アプケロス共々全難易度で確定で生肉が剥ぎ取れるようになっている。
いよいよもって公式からも歩く生肉としての扱いが定着しつつある。
この二種、およびMHW:Iで追加されたポポ以外の生肉を剥ぎ取れるモンスターからは
生肉を剥ぎ取れる可能性が低いため、生肉が欲しい場合は彼らを屠殺…もとい狩ることになるだろう。
- 例外はMHP2のトレジャーハンタークエストとMHP2GのG級で、
- MHWの受付嬢の発言を聞く限り、演技チェックミスなどメタ的な可能性を除き
「アプトノス」という名前の読みのイントネーションは実は一意に定まっていない模様。
現実に存在する言葉の範囲で言えば、例えば「アスペクト」等と同様に後半が高くなるように発音する場合もあれば
「イプシロン」等と同様に前半が高くなるように発音する場合もある。
素材
- 生肉
- 小型モンスターから剥ぎ取れる食用の生肉。
中でもアプトノスの肉は霜降り状で非常に美味しく、
食材屋で見かけた事が無い者はいないと言われるほどMH世界ではメジャーな肉であるという。
実際、初めて生肉を入手したのがアプトノスからの剥ぎ取りというハンターは非常に多く、
プレイヤー間でも「生肉=アプトノス」という認識を強める一因となっている。
一般市場では主に「アプトノスミート」と呼ばれる他、部位や質によって価値や呼称などが変わるらしく、
中でも「ビッグサーロイン」と呼ばれるものは高級品として有名。- サーロインの語源は「上の(sur)」と「腰部(longe)」を合わせた意味のフランス語「シュールロンジュ」。
その名の通りロース(腰のあたり)の肉で、基本には牛肉である。
鶏、豚肉でサーロインと呼ばれる部位はないが、羊や馬肉は呼ぶ事がある模様。
- サーロインの語源は「上の(sur)」と「腰部(longe)」を合わせた意味のフランス語「シュールロンジュ」。
- 特大サイズのフン
- 通常より大きく成長した雄のアプトノスが排泄したフン。
体格が大きい分たくさん餌を食べるため必然的に量も凄い事になっている。
はっきり言ってしまえばただ大きいだけの「モンスターのフン」だが、畑の肥料としては質も量も一級品。
またモガの農場の畑の強化にも使われる。
- アプトノスの尻尾
- アプトノスの大きな尻尾。身を守るために振るわれる。
MHSTで初めて追加された固有素材であり、一部の装備の材料に使われる。
- トロ肉
- MHST2で初登場した換金アイテム。草食種や牙獣種の小型モンスターから入手できる。
ごくわずかしか剥ぎ取れない貴重な肉で、とても美味しい。
上位個体からは「大トロ肉」が入手できる。
関連項目
モンスター/草食種 - 属する種族
アイテム/生肉 - プレイヤー達からは「歩く生肉」と呼ばれることも。
オトモ/アプトネコシリーズ - MHXにてついに登場したアプトノスのオトモ装備。
モンハン用語/肉屋 - 生肉と金のために乱獲されている。
クエスト/銀の匙・卵の試食パーティ - 思わぬ理由で再びハンター達に狙われる事になったイベクエ。
モンスター関連
モンスター/アプケロス - 大雑把ににている近縁種
モンスター/ズワロポス - あまりにていない近縁種
モンスター/ポポ - アプトノス同様代表的な草食種
モンスター/ケルビ - 最初のフィールドに出てくる被食者仲間その1
モンスター/ガーグァ - 最初のフィールドに出てくる被食者仲間その2
モンスター/ランポス - アプトノスの代表的な捕食者
モンスター/リオレウス - 同上