MHFに登場する剛種武器。
山の如き巨龍を模した史上空前の巨大大剣で、リーチ極長の大剣の一つ。
目次
概要
- 老山龍ラオシャンロンの大剣であり、ラオシャンロンの巨体に違わぬ巨大な刀身が特徴。
リーチ極長ということもあり、初見ではその巨大さに圧倒されるだろう。
ただ構造としてはいわゆるフレーム構造であり、そこまで極端な重量感はない。
- 最初期の剛種武器、非常に目立つ極長リーチ大剣ということもあり、
MHFでもかなり有名な武器ではあるが、後述の理由から現在狩場で見かけることは殆どなくなってしまっている。
性能
- ラオシャンロンの武器らしく龍属性を備える。
- 攻撃力は1296と必要水準を越えているが、会心率-15%があるため実際はやや低め。
- 龍属性320と低めだが、大剣は一撃重視なのでさして気にはならない。
- デフォルトで白ゲージ、斬れ味レベル+1で延長。
- そして何より特筆すべき極長リーチ。
- 極長リーチの大剣は、現在では特定の用途で非常に光る武器となっている。
ただし見切りで容易に打ち消せるマイナス会心はともかく、紫ゲージが無いのは痛いところ。
実装当初の剛種大剣は紫ゲージが無かったりあっても攻撃力が極端に低いものばかりであり、
白ゲージでも十分高火力だったという経緯はあるが、流石に今となっては型落ち感が否めない。
- また、古参の剛種武器ということで作成難度も現在のものに比べると非常に高かった。
これについては2016年3月17日のリファインで改善されており、素材要求量などは激減している。
- 極長リーチの剛種大剣は、これ以外だとアビオルグのアッシェ・レベルか、
ヤマクライの浮峰大剣【麓】がある。
アッシェ・レベルはある意味この武器以上に作成上厄介な点を抱えてはいるが、
攻撃力1396という高さに加え、紫ゲージがあるのが特徴。
浮峰大剣【麓】は攻撃力1224とオリンポスより低いが、こちらも紫ゲージがある。
しかも大剣と相性の良い睡眠属性まで備え、更に天嵐武器の強化先もある。
余談
- オリンポスは当時の剛種武器としては作成難度が低い方だったため、作成者はかなり多かった。
だが剛種ラオシャンロン戦では実装から長い間狩猟笛+ガンナー3名構成が主流だったことから、
「狩猟笛で寄生すれば楽に作成できる」という点が着目されてしまい、
同時期に実装された剛種テオ・テスカトル戦*1などで、
広大範囲のなぎ払いや斬り上げを多用し味方を妨害するプレイヤーが後を絶たなかった。
更に当時は極長リーチ大剣を有効活用できる局面はそれほどなく、
大剣自体の立ち位置などもあって極長リーチ大剣自体が使いどころが無い、とすら言われていたことから、
残念ながら地雷御用達の武器としてオリンポスが一躍有名になってしまったという経緯がある。
現在では作成者の減少に伴いそのような見方自体はされなくなったものの、
ピックアップされることもなくなってしまった。- なお、ソロでの挑戦を強制されるナナ・テスカトリの中でも特に剛種クエストの個体には
逆にオススメの武器として挙がることが非常に多かったことも事実である。
これは元からかなりの素早さを持つ剛種ナナ・テスカトリの行動速度が怒り状態では1.3倍と常軌を逸しており、
極長リーチでやや距離を保った状態で振り向きざまに振り下ろしを一撃入れ、
突進や飛び掛かりで向かってくるまでに横方向へ回避する戦術がとれたためである
(ただし斬りかかるタイミングの見切りが甘いと回避が間に合わないこともある)。
- なお、ソロでの挑戦を強制されるナナ・テスカトリの中でも特に剛種クエストの個体には
- 剛種ラオシャンロンの武器は神話に関係する山などの名前が取られている。まさに動く霊峰。
「オリンポス」はギリシア最高峰の巨山を指す。
なぜアジア圏の山の名前に混じって、この武器だけがギリシャ神話なのか、
と思う方もいるかもしれないが、実はアジア圏の仏教神話と、欧州圏のギリシャ神話は無関係ではない。
余談中の余談であるため、詳細は割愛するが、これはシルクロードを通じて東西が交流を行った結果であり、
たとえば仏教に関する出土品には明らかにギリシャ神話の意匠を感じさせる装飾も少なくなかったりする。- 因みに我々が良く知る法隆寺のエンタシスも元はギリシャから来た物である。
ギリシアの山の名前をそのまま持ってきたために同じ名前になっただけではあるものの、
今となってはオリンポスと言えば人によってはこっちのイメージの方が強いかもしれない。
太陽系最大は伊達ではなく、その高さは火星の地表から約27キロメートル(富士山7個分ほど)にもなる。
関連項目
モンスター/ラオシャンロン
武器/ラオ武器
武器/封龍剣
オトモ/オリンポスネコシリーズ - 名前の由来が同じ、オトモアイルー用上位装備