読んで字の如く、モンスターが咆える動作のこと。
別名「バインドボイス」と呼ばれ、攻略本等ではこちらの呼び名が使われている。
- 間違えやすいが、「バウンドボイス」ではないので注意。
目次
概要 
- 威嚇のため、仲間を呼ぶため等で鳴き声を上げるモンスターは数多くいるが、
その中でもハンターが耳を塞がずにはいられないほどの大音量を発するもの。
主に、大型モンスターがハンターを完全に敵と認識した、若しくは怒り状態になった時に発する。
プレイヤーにとっては戦闘開始の合図のようなものである。
鼓膜が破れる程の爆音であるため、ハンターは無意識に耳を塞ぎ、一定時間体の自由を奪われてしまう。- 一説によると、モンスターの咆哮でハンターがすくみ上がるのは、
聴覚器官への刺激だけでなく、強烈な威圧感に本能的な危険を感じるためでもあるという。
つまり反射的にどうしても身体が勝手に動き、言うことを聞かなくなってしまうようだ。
いくら数十、数百の敵を倒してきたハンターも生き物である以上本能的な恐怖からは逃れられないのだろう。 - ババコンガがバインドボイスを発するのは、怒った時ではなく腹が減った時である。
嫌悪感ゆえに耳を塞いでいる可能性も無くはないか。
- 一説によると、モンスターの咆哮でハンターがすくみ上がるのは、
- 咆哮にはハンターに与える影響の強さに応じて「咆哮【小】」・「咆哮【大】」の区分があり、
無効化するにはそれぞれ「耳栓」「高級耳栓」のスキルが必要。
また耳栓スキルのほか「金剛体」によっても防ぐことができ、
MH3Gでは硬直時間が短い全ての咆哮を、MH4では「咆哮【小】」を無効化可能。- 実際の効果はさらに細かく設定されており、
モンスターの種類によって、咆哮動作の長さ・効果のある範囲・硬直する時間が異なる。
効果は基本的に一定時間の行動不可のみだが、中にはダメージ判定や吹き飛ばしが付加されている場合もある。
いずれにしても有利だった戦局が一転して劣勢になる危険性がある。 - MHRiseでは咆哮【大】より上の段階として「強咆哮」というものが追加された。
- また、MHFとMHXRでは咆哮【大】の上をゆく「咆哮【特大】」、MHFでは更に上の「超咆哮」が存在する。
- 実際の効果はさらに細かく設定されており、
- 咆哮のモーションを複数持つモンスターも存在する。 などが代表的。
- モーションによって効果は変わらないことが多いが、
バサルモスやグラビモスに関しては発見時は咆哮【大】、
怒り移行時は咆哮【小】となっており、拘束時間も大きく変化する。
また、ラージャンは乗り状態のハンターにだけ【大】の効果を及ぼす咆哮を行う(通常は【小】)。
ダラ・アマデュラは体勢によって3種類の咆哮を使い分け、
ティガレックス亜種及び希少種に至っては、発見時、怒り移行時、咆哮歩き、
そして切り札である"大咆哮"と計4種類もの咆哮を有しており、
オマケに前者はメテオでの追撃があり、後者はそれ自体が大ダメージの攻撃であるなど厄介極まりない。- また、特異個体のイャンガルルガやテオ・テスカトルなどは
単発の「咆哮」というよりも技の一環として放つモーションを持つ。
たとえば特異個体イャンガルルガは通常と同じく単発とバックジャンプ時のものに加え、
咆哮しながら突進する技や、咆哮と同時に飛び上がり
間髪入れず上空からブレスで爆撃する"超音波ブレス"など4種類もの咆哮技を持つ。
また、覇種UNKNOWNも通常のUNKNOWNから1つ増え、3種類の咆哮を持つ。
- また、特異個体のイャンガルルガやテオ・テスカトルなどは
- 単なる咆哮としてだけではなく、咆哮と同時にダメージなどの追加効果を発揮するものもある。
"フレーム回避"というテクニックと相性がよいためか、
特殊効果の付随する咆哮は特にMHFのモンスターに非常に多い。
- 咆哮モーション自体に攻撃判定を持つモンスターもおり、ウラガンキンやグレンゼブルが挙げられる。
前者は咆哮後にダメージ判定ありの顎を叩きつけ(MHP3~MHXXはダメージ判定無し)、
後者は咆哮の瞬間に振り上げる角にダメージ判定がある。
音そのものに破壊力を持つティガレックス種とはまた違った攻撃方法である。
- 発見時か怒り移行時に放つのが通例だが、
中にはバックジャンプと共にバインドボイスを繰り出すイャンガルルガや、
大噴火時に火山弾を大量に放出しながらバインドボイスを放つグラン・ミラオス、
バインドボイスでメテオを召喚するダラ・アマデュラなど、
特定の行動や攻撃に咆哮を絡めてくるモンスターも存在する。
また、ガララアジャラは"鳴甲"と呼ばれる特殊な甲殻の欠片をばら撒くが、
それにはバインドボイスの効果が付属している。
その他にも、地面に突き刺さった鳴甲の欠片を咆哮に合わせて破裂させ、
ハンターにダメージを与えつつ確定で気絶させるという、下記のギアレックスを髣髴とさせる攻撃を繰り出す。
MHFでは咆哮を伴いながら設置した粉塵を一斉起爆する「起爆咆哮」を行う特異個体テオ・テスカトルが有名。
クアルセプスは咆哮に反応する水晶を使用した攻撃を行う。
水晶を撒き散らした後に確定で咆哮、晴天時は小規模の閃光が発生、雨天時は爆雷針の如く雷を呼び寄せる。
- 対処法としてはスキル「耳栓」で無効化する、回避する(緊急回避含む)、ガードするなどがある。
ただし効果持続時間が長いディアブロス(MHP2G以前)などの咆哮の場合、範囲内にいる限り回避は無意味である。
MH3以降はこのタイプの咆哮は見られなくなったが、
ガムートの咆哮が似たような性質を持つ(判定時間が長く、緊急回避でも避けられない場合がある)。
- 殆どのモンスターの咆哮は、口を中心にして音爆弾のようなエフェクトがかかる見た目になっている。
そしてMH3とMH3G以降の作品においてはこれに加えて画面全体にブラーエフェクトが掛かる。
同エリア内で咆哮が発生すればプレイヤーが咆哮の範囲外に居ようと、場所が海のど真ん中であろうとも、
たとえ発生源がれうすのお面を被ったチャチャやカヤンバでもこのエフェクトがかかる仕様になっている。
更にMH3では、モンスターが咆哮を放つまで戦闘BGMが流れなかったため、
無音の中突如響き渡る咆哮のインパクトがなおさら引き立つことになっていた。
非常に迫力のある演出であり、MHP3で従来の見た目に戻されたことを残念に思うプレイヤーは少なくない。- その迫力故か、ブラーエフェクトが存在しないMH2の仕様を継承するMHFでも、
この仕様を実装を望む声は根強いものであった。
2017年に至るまでの間、それは実現しなかったが、
一方で強烈なエフェクトや真空波などが発生したりなど、
ブラーエフェクトを意識しつつ別の方向性を採ったエフェクトが用いられるようになってきており、
特に超咆哮は若干画面が暗くなる程のエフェクトが発生する。 - なお、ブラーエフェクト発生時に咆哮の判定が発生している。
これを逆利用することで、旧作よりフレーム回避のタイミングを掴みやすくなった。
ただし例外も存在し、ドボルベルクやゴア・マガラは
ブラーエフェクト発生よりもわずかに咆哮判定の発生が早い。
特にゴア・マガラは成体のシャガルマガラと判定の発生が異なるため、
咆哮対策を回避で済ませる場合は注意が必要である。
幸い、この両種は咆哮が終わってから動き出すので、怯んだところを襲われる心配はない。 - ちなみに、ティガレックスの咆哮には攻撃判定が発生するのは周知のとおりだが、
MHP3以前は咆哮時に従来の円形のエフェクトが発生する仕様で、
MH4で砂埃と共に強いブラーエフェクトが掛かる仕様となった。
他のモンスターは(咆哮が攻撃判定を伴うアカムトルムも)従来通りブラーエフェクトのみであるため、
ティガレックス独特の咆哮エフェクトとなっている。 - MHXではさらに演出に磨きがかかり、咆哮時には従来の高周波のようなエフェクト+ブラーに加え、
頭部を中心として、周囲の大気を震わせる巨大な球状のエフェクトが発生するようになった。
早い話が全ての咆哮がかつてのティガレックス種の使う大咆哮のような手の込んだ演出となった
(件の大咆哮も過去作よりさらに強烈に)。
なおこの変更により、今まで判別し辛かった(というよりほぼ不可能だった)咆哮の範囲が
ある程度は視覚的に把握できるようにもなった。
厳密ではないため過信はできないが、概ね球状のエフェクト内が咆哮の範囲となっている。
- その迫力故か、ブラーエフェクトが存在しないMH2の仕様を継承するMHFでも、
- MH4以降では、通信プレイ時に他ハンターが交戦開始したときなど、
同マップの別エリアで発せられた咆哮が、遠く離れた場所でも山彦のように聞くことができるようになった。
急いで駆けつけよう。
- 空中でバインドボイスを受けるとダメージが発生しないバインドボイスでも問答無用で吹っ飛んでしまう。
空中だと踏ん張りが効かないためだろうか。咆哮やられのみでも一応は攻撃判定として扱われているのだろう。- なお、モンスターの眼前で硬直するよりは吹っ飛んだ方が危険性が少ない
(吹っ飛び中~起き上がり時に長い無敵時間が発生するため追撃を受けにくい)ため、
バインドボイス直前に敢えてジャンプするハンターも結構多かったりする。
特に対ダラ・アマデュラ戦では、咆哮の直後に降り注ぐメテオに対処しやすくなるため有効。 - MHRiseでは空中で咆哮を受けた時の専用のリアクションが用意されており、
通常の吹っ飛びではなく背中から地面に叩きつけられ、転がらなくなった。
- なお、モンスターの眼前で硬直するよりは吹っ飛んだ方が危険性が少ない
- 変わり種としては、MGSPWに登場するギアレックスが挙げられるだろう。
ギアレックスは時折周囲に自分の体に生えている棘をばら撒く。
ギアレックスの棘は咆哮などの大きな音に反応して音を発するという特殊な性質があり、
咆哮すると周囲に落ちた棘が共鳴して大きな音を発する。
そのため、咆哮の範囲外にいても容赦なく硬直させられてしまうという事態が往々にして発生する。
- イャンクックやナルガクルガなど、音爆弾で怯むモンスターは
他モンスターの咆哮を受けても同様の反応をする。
デルクスなどの音爆弾に反応がある小型モンスターも同様なので、
モンスターの咆哮時に音爆弾と同様の判定が発生しているのだろう。
その後、何故か無関係なハンターに対し理不尽にも怒りを向けてくるのはご愛嬌…
というかこの世界ではよくあることである。
- ちなみに「咆哮」というタイトルのBGMも存在し、リオレウスのテーマ曲となっている。
MHWorld 
- MHWorldでは、リオレウスやドス古龍等、今まで「咆哮【小】」までしか使用しなかったモンスターの咆哮が、
数多く「咆哮【大】」に強化されており、軽減・無効化には耳栓Lv4以上が必要なケースが多くなっている。
咆哮を食らってしまってもちょっとだけ動く事が可能に。
とはいえ、本当にほんの僅かであり後の追撃をかわせそうな範囲にすら逃げられない。
さらに同じエリアに2匹以上モンスターがいると威嚇のためかお互いに咆哮を連発する時もあり、たまに厄介である。
今作では二種類以上の咆哮のパターンを持つモンスターが多く、
発見時、またはエリア移動開始時に戦闘中に行わないほうの咆哮を行う場合が多い。
ブラーエフェクトはあるものの、今までよりは控え目。
MHRise 
- MHRiseではMHWorldで咆哮【大】に格上げされていたモンスターが概ね【小】に戻されており、
全体で見れば【小】と【大】を用いるモンスターは大体半分くらいずつとなっている。
例外として旧作で【小】だったクシャルダオラとテオ・テスカトル、
そしてラージャンは本作でも【大】に据え置かれている。
また、アンジャナフの咆哮は【小】から【大】に格上げされている他、
ジュラトドスが咆哮【小】を用いてくるようになった。
MHWorldからのハンター諸氏は頭の片隅に置いておくとよいだろう。- その他の環境面での違いは、MHWorldではエリア移動時に咆哮してきたが
本作では行わなくなったため、モンスターを追いかける際に足止めを食いにくくなっている。
また多くの武器種でカウンターや無敵行動の手段が増えており、
咆哮自体が攻撃チャンスになる場面も如実に現れるようになってきた。
他にもMHRiseでは回避行動の無敵時間が少なくなっていることが話題となっているが、
過去作では回避困難だったディアブロスやフルフルの咆哮が要練習ながら回避性能なしで回避可能である上、
後述の強咆哮も同様に回避可能であり、判定時間自体もかなり少なくなっていると見られる。 - また、ちょっとだけ動く事が不可能になった。
- その他の環境面での違いは、MHWorldではエリア移動時に咆哮してきたが
- また、咆哮【大】より上の段階として「強咆哮」というものが追加された。
ヌシモンスターやイブシマキヒコ、ナルハタタヒメだけが発せられる強力な咆哮であり、
咆哮中はブラーエフェクトの他にモンスターから黒い波動のようなエフェクトが放出される。
これは耳栓Lv5でも防ぎきることはできず、拘束時間の短縮のみとなる。
と言っても、それ以外は拘束時間が特段長い訳でもなく、近くにいたらダメージを受ける訳でもなく、
ガード不能だったりする訳でもないので単にスキルでの対策が難しくなった咆哮というだけ。
ハイパーアーマーの付く攻撃やカウンター技で回避することも可能である。
また、操虫棍の白橙エキス効果は強咆哮含むすべての咆哮を無効化できる。- 強咆哮が追加されたお陰か、耳栓Lv2で咆哮【小】を、耳栓Lv4で咆哮【大】を防げるようになっている。
- また耳栓5を付けた場合、強咆哮に伴うSwitchのバイブレーションが起きなくなり、通常の咆哮と挙動が同じになる。
このことから、耳栓5による強咆哮の軽減はただ効果時間を削っているというだけでなく、
MH4シリーズにおける風圧【大】の仕様*1のように
「強咆哮」を低レベル相当の咆哮に置き換える効果なのかもしれない。
- オトモの防音はハンターのものと異なり強咆哮も防ぐことが可能。
しかし今作ではなぜかオトモが咆哮やられを解除してくれなくなった。
これは不具合ではなかったようでVer3.0でも修正されてはいない。- 防御動作は防音の無効より優先されるため、回避上手を付けると防音の恩恵が薄くなる。
マタタビ玉の効果中に至っては防音の効果は完全に失われる。
- 防御動作は防音の無効より優先されるため、回避上手を付けると防音の恩恵が薄くなる。
- 空中で咆哮を受けるとダメージは無いが吹っ飛び、普通に受けるよりも拘束時間が短くなるという小技が存在したが、
MHRiseでは過去作よりもリアクションが激しくなっており、
ちょっと浮いて耳を抑えながら吹っ飛ぶようになった。
このため空中で咆哮を受けた時の拘束時間は過去作よりも遥かに長くなっている。
おまけに通常の吹っ飛びと異なり無敵時間が存在しない。
さらに今作では翔蟲受け身によって吹っ飛びをキャンセルしてすぐに復帰できるが、
この咆哮による吹っ飛びは翔蟲受け身が使えないという特徴がある。
つまり今作において地上で硬直した場合はあまり発生しない「咆哮による硬直中に攻撃が飛んでくる」状況が
空中で咆哮を受けた場合往々にして発生するという明確なデメリットがある。
モンスターとの距離も大して開かなくなってしまったので、今までのように空中で受けるのは危険性が非常に高い。- ジャンプ攻撃は威力の高さや操竜蓄積などのメリットばかり注目されがちなのもあって
こう言ったデメリットもお構いなしに耳栓なしで不用意に飛ぶハンターも少なからずいる。
特に咆哮が来ることが容易に予想できる出会いがしらに空中攻撃を使用するのは控えた方が無難である。
あのスキルでリアクションがMHW:I以前に戻れば良かったのに - 例外として、ガルクに騎乗したままZRでジャンプしている際に咆哮を受けると、
硬直を少し怯むくらいまで少なくすることができる。
エンエンクでモンスターを誘導する時にこの小技を有効活用しやすい。
- ジャンプ攻撃は威力の高さや操竜蓄積などのメリットばかり注目されがちなのもあって
- 咆哮と共に発生するブラーエフェクトについては、MHRiseではある意味廃止された。
その代わり、視覚的にわかる音波エフェクトが導入され、
その範囲内にいると画面が若干ぼやけて見える…と言った形に変更されている。
そのため、ブラーエフェクトのあるなしについては人によるだろう。
MHR:S 
- 基本的な部分は概ねMHRiseと変わっておらず、
ショウグンギザミやライゼクスを初めとする復活モンスターについても、
使用する咆哮の大きさは概ね変わっていない。- 例外として、MHW:Iにおいてはリオレイア希少種、リオレウス希少種が「咆哮【大】」を使用してきたが、
本作に於いては咆哮の効果が「咆哮【小】」に引き下げられている。
また、ナルガクルガ希少種の咆哮も「咆哮【小】」で据え置きになっている為、
現状、希少種に関しては咆哮への対策が容易となっている。 - 前作で追加された強咆哮については、ラスボスのガイアデルムが使用してくる。
しかも持続時間が非常に長く、無敵で抜けようとすると片手剣の風車ですら足りない。
とは言え、追い打ちで攻撃を仕掛ける事は無い上、そもそも強咆哮は耳栓のみでは防げない為、
耳栓スキルの優先度は低めか。
- 例外として、MHW:Iにおいてはリオレイア希少種、リオレウス希少種が「咆哮【大】」を使用してきたが、
- 今作においては、咆哮でハンターを嵌めて強烈な一撃を見舞うモンスターは殆ど居ない為、
安全重視やTA、周回目的で無ければ必要に応じて対策する、という認識でも良いだろう。- 対策面では新たに顕如盤石が登場し、レベルに応じて咆哮を含めた耐性が付く。
Lv5なら耳栓では防げない強咆哮すら無効化するが、モンスターが怒り状態でないと発動しないため、
遭遇間もなく発せられる咆哮には無効ということに注意。
- 対策面では新たに顕如盤石が登場し、レベルに応じて咆哮を含めた耐性が付く。
- MHR:Sから参戦したモンスターのみだが、
ブラーエフェクトが復活した。
なお、MHRiseから続投してるモンスターについては
ブラーエフェクトは採用されてない。
MHF 
- MHFでは、「咆哮【特大】」、通称「特大咆哮」などと呼ばれるものがあり、
ラヴィエンテやUNKNOWN、多くの特異個体が用いる。
これをまともに受けると、あまりの刺激に耳を塞ぐばかりかその場で倒れこんでしまう*2。
高級耳栓では防御不可能で、無効化には「超高級耳栓」のスキルが必要。
なお本家シリーズでこの区分が存在しないのは、耳栓というスキル一つに多くのSPを割きすぎる
(=他のスキルに回すべきSPの余裕が無くなってしまう)ことがあっては困るためだと思われる
(MHFは他シリーズと比べてSPの確保が非常に容易である)。
- 咆哮【特大】の更に上位の咆哮として「超咆哮」が存在する。
MH3以降のようなブラーエフェクトとはまた別のベクトルで凄まじいエフェクトが特徴である。
元はグァンゾルムのみが扱う咆哮として実装されたが、
その後MHF-Z以降、辿異種モンスターやゴア・マガラなど、その使い手は増えている。
超咆哮は超高級耳栓さえも貫通し、食らってしまうとダメージを受け、
そして倒れ込むどころか長時間ハンターが悶絶してしまい、多大な隙ができる。
また、硬直モーションそのものを変えることも可能で、
極み襲うボガバドルムの超咆哮はリアクションとなる硬直モーションが膝崩れやられになっている。- ダメージは基本的には微量で済むのだが、
唯一ケオアルボルだけは大咆哮クラスの威力となっている。
また、超咆哮判定と攻撃判定が同時に発生するが、
それでいて攻撃判定が優先される辿異種ティガレックスなどの場合も、
事実上はケオアルボルクラスの威力を持っていると言える。
- ダメージは基本的には微量で済むのだが、
- 対処法としては、辿異スキル「耳栓強化」を使用すること。
これにより聴覚保護スキル段階が超高級耳栓を超えた場合のみ、無効化が可能となる。
それができない場合は範囲外へ逃げるか、回避・ガードなどで対処するしかない。- なお、超咆哮は更に2種類の型に分けられる。
従来までの咆哮と同じように自身を中心として球状の判定を発生させる型と、
ソニックブラストを更に高密度にしたようなウェーブエフェクトを放つ型である。
後者はグァンゾルム、辿異種エスピナス、ゴア・マガラなどが扱い、
指向性があるためにいったんは回避・ガードできても、
戻ってきた咆哮判定により耳をふさいでしまうことも少なくない。
咆哮時に顔を左右に動かすゴア・マガラなどに如実。
ウェーブエフェクト本体にさえ当たらなければ問題はないのだが、
辿異種エスピナスのように球状判定も複合しているモンスターもいるので注意。
- なお、超咆哮は更に2種類の型に分けられる。
MHXR 
- MHXRでは完全新規モンスターモルドムントの実装を機に咆哮【超大】が追加された。
以降は完全新規モンスターだけでなく特殊種やラージャンのような
ナンバリングからの輸入モンスターであっても使用することがある。
対策スキルは高級耳栓【超】。
しかしMHFの姉妹作で吸血スキルはそのまま導入したのに何故わざわざ呼び名を変えたのだろうか…
MHST 
- MHSTでは戦闘中のスキルおよびオトモンのライドアクションとして登場。
- スキルのほうは、敵1体に対し音爆弾と同様の効果を与え、中確率で1ターンダウンさせる。
敵ではフルフルが使ってくる。序盤に遭遇する上、その頃オトモンになっているであろう
イャンクックやアオアシラは音に弱く、行動を阻害されやすい。
逆にライダーには、常に高級耳栓でも発動させているかの如く全く効かない。
また、フルフル遺伝子の固有スキルなので継承することも可能である。
上位のスキルとして全体版+ダメージの「大咆哮」がある。- 他に咆哮と名の付くスキルには、味方単体のHPを回復する「癒しの咆哮」「治癒の咆哮」、
絆ゲージを溜める「太陽の咆哮」、相手全体の補助効果を消す「月輪の咆哮」がある。
これらは補助技であり、相手をダウンさせる効果は無い。
- 他に咆哮と名の付くスキルには、味方単体のHPを回復する「癒しの咆哮」「治癒の咆哮」、
- ライドアクションのほうは、フィールドでのライド中にBボタン(アプリ版は画面のボタン)を押すことで
咆哮を上げ周囲を威嚇し、弱いモンスターを追い払う。
ただしオトモンのレベルが低い場合、またはモンスターの巣の奥・タマゴが入手できるエリアでは
相手モンスターが逃げるどころか、逆に立ち向かってくるので注意。
その割には寝ている巣の主を起こすことはできない、何故だ
とはいえ最大のレベル99であれば、上位ラージャンすら追い払えるので戦いたくないときに便利。
スキルのほうはフルフル通常種のみ使えるが、ライドアクションであればグラビモス、ディアブロス、
ブラキディオス、フルフル、モノブロス、ラギアクルス、テオ・テスカトルが使用できる。
なお、亜種も同じライドアクションとなる。
- スキルのほうは、敵1体に対し音爆弾と同様の効果を与え、中確率で1ターンダウンさせる。
MHST2 
- 引き続き登場するものの、スキル・ライドアクションともに変更が加えられている。
- スキルの方は凄まじい強化が施されている。
「相手全体にダメージを与え、尚且つ音爆弾の効果も与える」という、前作での大咆哮の強化版となった。
音での全体ダウンも非常に危険だが、ダメージも洒落にならない大きさになっている。
しかも前作での大咆哮のように「ダウンしなかったからダメージも無し」なんてこともない。
そして敵モンスター*3が使う場合、ノータイプのため真っ向勝負にも持ち込めないため、
使われた時点でこちら全体に大ダメージが確定してしまうのだ。- 一応、頭部を部位破壊すれば本来使うタイミングで通常攻撃させることは可能。
今作では並みのオトモンと同じ程度にダウンしてしまうようになっている。
MHSTシリーズには耳栓スキルなどもないため、咆哮の使い手は非常に厄介な相手となっている。
特に本作でのフルフルの異常な強さはこの咆哮の強化も原因の1つである。- 敵が使う咆哮が厄介な反面、味方が使えるようになればとても心強い。
オトモンの場合はパワー攻撃で、全体にダメージを与えつつダウンさせることもできる。
取り巻きごとまとめて攻撃しつつ、音に弱いモンスターであれば確実にダウンを奪えるし、
「グラウンドダイブ」で地中に潜ったモンスターを引きずり出すこともできる。
ただしオトモンに咆哮を指示するには前作以上に絆ゲージを消費するため、気軽には使えない。
フルフルから遺伝子を伝承すれば誰でも使えるため、素早いオトモンや
無属性攻撃を得意とするオトモンに覚えさせよう。
- 一方、ライドアクションの方は大きく弱体化し「モンスターの動きを一定時間止める」効果となった。
追い払うことが不可能になり、咆哮中はアイテムを拾ったり宝箱を開けたりすることもできないなど
不便な仕様になってしまった。
特に宝箱を開ける際は動きを止められてしまう関係上、
「咆哮終了後に開ける→復帰した野生モンスターに後ろからエンカウントされ不意打ち」
という流れになりやすい。- 咆哮時間が短めのブロス系統やラギア系統なら、宝箱を開けた直後に再度咆哮することで
エンカウントを防ぎやすい。
一方、咆哮時間が長いガムートは宝箱を開けられるまでの時間も長く、
その間に復帰した野生モンスターに背後からエンカウントされやすいので注意。
ナルガクルガなどが使える「隠密移動」の下位互換になってしまっている感じは否めない。
一応、咆哮の方は相手に見つかってしまっていても一時的に動きは止められるが。
やはり巣で寝ている主を起こせないのも同様。耳元で騒がれたら起きろよ - 咆哮時間が短めのブロス系統やラギア系統なら、宝箱を開けた直後に再度咆哮することで
- スキルの方は凄まじい強化が施されている。
モンスター毎のバインドボイス 
甲虫種 
- 現実世界でも、コオロギやスズムシのように音を発する虫がいる事はよく知られている*4が、
意外にもモンハンの世界には、そのように大音量を放つ甲虫種モンスターは長らく存在しなかった。
…だが、彼女がついにやってくれた。
甲虫種史上初のラスボスモンスター、アトラル・カは、なんと咆哮を会得しているのである。- 遭遇時や怒り時、最初の墟城形態移行時に、両脚の鎌をもたげつつ咆哮を放つ。
幸いにも拘束時間は短く、耳栓無しでも追撃を喰らう心配は少ないが、
虫が咆哮するというインパクトは十分にデカい。
どうやって鳴いているんだろう…?
まあコオロギみたいな音色を奏でられても反応に困るが
- 遭遇時や怒り時、最初の墟城形態移行時に、両脚の鎌をもたげつつ咆哮を放つ。
- 余談だがスズメバチなどは巣に近づく外敵に対して、威嚇としてアゴを鳴らす習性がある。
羽音に混ざって「カチカチ」と言う音が聞こえてきたら、すぐにその場を離れないと危険である。
アトラル・カのそれはアゴを鳴らしている様には見えないのでまぁ別物だろう。
甲殻種 
- 甲殻亜門や鋏角亜門といった節足動物をモチーフにしている甲殻種なのに、
バインドボイスを放つモンスターなどいるのか。
いるのである。蠍型モンスターのアクラ・ヴァシムとアクラ・ジェビアが該当する。- 怒り移行時に放つことはなく、体液の成分を変化させて形態移行をする際に放つ。
両爪を地面に突き刺し、頭を振り上げて天高く絶叫。
その姿からは想像もできないほど凄まじい音量らしく、防ぐには高級耳栓が必要となる。
- 怒り移行時に放つことはなく、体液の成分を変化させて形態移行をする際に放つ。
魚竜種 
- えら呼吸の生物は咆哮はおろか鳴き声さえ殆ど発しない。
声帯や、空気呼吸する生物のような強力な肺を持たないためである。
しかしMHの魚竜種はそれには当てはまらない。
魚類ではないため肺呼吸で、更に巨大な体躯を持つ場合も多い。
そんな訳でか、咆哮を放つ魚竜種も少なからず存在する。- ただ、あくまでも魚モチーフという点に準拠してか、
長らくは咆哮というアクション自体と無縁の種族であった。
しかし現在では、確認されている大型魚竜種のおよそ半数ほどが
咆哮を扱うようになっている(元々の総数が少ないというのもあるが)。
- ただ、あくまでも魚モチーフという点に準拠してか、
- ドスガレオスは特異個体がダメージ及び吹っ飛び効果が付与された特大咆哮を放つ。
それと同時に子分のガレオスが大量に飛び出してくる。
あまりの音量に耐えられないのか、それとも攻撃指令なのかは不明。
地中では聴覚に集中しており音爆弾など突然の高周波が有効だが、単純な大音量を自分で出す分には問題ないようだ。
- 辿異種ガノトトスも超咆哮を放つようになっている。
どうやらエラを震わせることで咆哮を放っているようだが、
ドスガレオスも同じような理屈なのだろうか。
発達部位である頭を破壊すると超咆哮を発することはできなくなるが、
それでも普通のバインドボイスは行う。
- メインシリーズでは長らく咆哮を発する魚竜種は存在しなかったが、
MHW:Iにてブラントドスが登場した。
また、ジュラトドスはMHWorldでの初登場時点では行わなかったものの、MHRiseにて咆哮を放つようになった。
牙獣種 
- バインドボイスを放つ牙獣種は大きく4種類に分けられる。
猿型牙獣種 
- 一般的な大型牙獣種のババコンガ、ドドブランゴ、ラージャン、ケチャワチャ、
ビシュテンゴ、ガランゴルム、ヴォージャンが該当。- 前述の通り、ババコンガのバインドボイスは雄叫びではなく、腹の虫。
放つ頻度は少ないが、それゆえにいきなり繰り出されると反応できないため、
耳栓がない場合は多少なりとも警戒が必要だろう。
しかしMH3以降ではモンスター側にもスタミナのシステムが導入され、
MH4でのババコンガはスタミナの減りが非常に早い。つまり今までとは比較にならない程腹を鳴らす。
おまけに前述のようにブラーエフェクトがかかるようになったため、
単なる腹の音なのに派手な演出が入るというシュールな場面に何度も出くわすことになる。 - ドドブランゴは発見時は腕を地面につけたまま威勢よく雄叫びを挙げ、
怒り移行時には上半身を持ち上げて怒り狂ったように絶叫する。
怒り移行時の咆哮は既述したように、咆哮を合図に部下のブランゴを多数呼び出す。
さらに、ボスの雄叫びによって飛び出した子分たちは怒り状態となり、
雪玉投げという専用の技を繰り出すようになる(MHXでは平常時でも使用するようになったが)。
また、牙をへし折るとバインドボイス効果がなくなり、部下も現れなくなる。 - ラージャンは作品によってバインドボイスの特性が異なる。
初登場のMH2とMHP2、およびMHFでは通常のバインドボイスであるが、
MHP2Gのみダメージ無しで弾き飛ばす仕様になっている。
状況にもよるが、より危険なのはその場でしゃがみこんで無防備となってしまう前者だろう。
後者は吹き飛ばされてから起き上がるまで無敵時間が存在する。
その後、MH4では再び通常のバインドボイスに変更された。
普段は咆哮【小】だが、乗り状態のハンターに対しては咆哮【大】に変貌するので注意。
また、MHW:I以降では闘気硬化時に行う咆哮にダメージ無しの吹き飛ばし判定が付いた。
MHRiseでは他の咆哮とは異なり、たとえ空中で受けても翔蟲受け身での離脱が可能である。 - ケチャワチャも怒り移行時にバインドボイスを繰り出すが、
跳ね回りつつ両耳で目を覆った後に絶叫するというもので、
モーションはドドブランゴやラージャンのものとはかなり違う。
また、ツタにぶら下がった状態でも咆哮を行うことがある。 - ビシュテンゴはハンター発見時には軽くその場でジャンプした後、甲高い咆哮を行う。
また、尻尾で直立している際に怒り状態になると、専用のモーションで咆哮を行う。 - 王域三公の1体であるガランゴルムはハンター発見時、怒り移行時での咆哮はドドブランゴやラージャンの咆哮モーションと酷似しているが、
形態変化の際には両腕や頭部を地面に叩きつけてから直立して吠えるという専用の咆哮モーションを持っている。 - MHFに登場するゴウガルフは、怒り移行時に音圧付きのバインドボイスを繰り出す。
いわゆるファイティングポーズを取りつつ咆哮するものでラージャンのものとは異なっている。
また、攻撃判定の発生するタイミングが見た目よりも気持ち遅めであるため注意。
- 前述の通り、ババコンガのバインドボイスは雄叫びではなく、腹の虫。
狼型牙獣種 
- ノノ・オルガロンとカム・オルガロン、その亜種のミドガロンが該当。
- オルガロンやミドガロンの放つ咆哮は音圧も強烈。
周囲広範囲のハンターを弾き飛ばす攻撃範囲もさることながら、
怒り時の咆哮では赤いオーラが発生し、大半の弾/矢を弾き返してしまう。
カム・オルガロン特異個体は二連棘飛ばしを行った後、
威嚇をするかと思いきやフェイントで咆哮をお見舞いしてくる。 - ミドガロンは形態変化をする際に咆哮を放つほか、
数歩闊歩してから前方へ跳び、真空波状の風を伴うバインドボイスを放つ技も持ち合わせる。
- オルガロンやミドガロンの放つ咆哮は音圧も強烈。
熊型牙獣種 
- 二つ名付きの2種は、いずれも威嚇時にバインドボイスを発する。
通常個体ではただの攻撃チャンスでしかなかった威嚇だが、
二つ名では耳栓がないと攻撃を中断させられてしまう。
ただし硬直時間は短いので反撃はそうそう喰らわないだろう。- ヌシ・アオアシラは少しポーズが異なり、両前脚を下げた状態で咆哮する。
- MHRiseで登場したゴシャハギはアオアシラ系統の威嚇モーションではなく、
天に向かって叫ぶような動きで咆哮する。
象型牙獣種 
鳥竜種 
- 威嚇として雄叫びを上げる鳥竜種は多かれど、
バインドボイスとして咆哮を放つ鳥竜種モンスターは少ない。
イャンガルルガ、クルペッコ亜種、ホロロホルル、プケプケ、アケノシルム、
トリドクレス、辿異種ヒプノックが該当する。- イャンガルルガはバインドボイスの扱いに長けており、狡猾。
威嚇でハンターをおびき寄せて咆哮、さらにはバックジャンプと同時に咆哮といった芸当までこなす。
また、閃光玉で視界を潰された場合も反撃として連発する。
なお、立ち上がりながら天に向かって咆哮するモーションはイャンガルルガ専用のものである。
特異個体は咆哮しながら突進を行ったり、
飛び上がると同時に咆哮してハンターの動きを止め、そのまま炎ブレスを打ち込んできたりする。
また、特異個体は特大咆哮となっている上、まともに受けると約5秒と極めて長時間拘束され、
その上やたら吠えるため超高級耳栓が必須に近い。
ガードしてもHCクエストの補正でスタミナをすべて持っていかれてしまうのでガードは得策ではない。
そしてMH4以降ではなんとバックジャンプと同時に咆哮、
滑空で高速接近しサマーソルトを放つというとんでもないコンボを習得した。
バックジャンプの風圧を喰らうと助かる可能性もあるが、
正面で咆哮を喰らうとサマーソルトへの被弾確率が跳ね上がる要注意攻撃である。 - クルペッコは亜種のみがバインドボイスを放つ。
拘束時間は長くなく防御も耳栓で事足りるが、
ハンターが怯んでいる隙に演奏を行ってくるなど、トリッキーな面もある。 - ホロロホルルも静穏なイメージに反してバインドボイスを使う。
飛竜種のように地上と空中の二種類の咆哮モーションを持っている。
ちなみに地上のバインドボイスはブラーエフェクトよりも若干遅れて判定が発生するので
フレーム回避する場合は注意。
トリドクレスも飛竜種と同様のモーションでバインドボイスを放つ。 - ヒプノックは辿異種になると怒り移行時の威嚇で超咆哮を放つようになる。
そもそもバインドボイスを放つ種族ではなかっただけに、初見では咆哮の対策が漏れがちである。
なお、嘴を破壊するとバインドボイスを放てなくなる。
- イャンガルルガはバインドボイスの扱いに長けており、狡猾。
飛竜種 
- モンスター総数が最多であることからもわかるように、
相対的にバインドボイスを放つモンスターも最多の種族。
ワイバーン型飛竜種 
- ここではリオレウスに代表されるような、発達した翼と一対の脚を持つモンスターを指す。
該当はリオレウス、リオレイア、バサルモス、グラビモス、フルフル、モノブロス、ディアブロス、
ライゼクス、パオウルムー、レイギエナ、バゼルギウス、
エスピナス、ベルキュロス、ドラギュロス、グレンゼブル、アノルパティス、ゼルレウス、メラギナス、UNKNOWN、
ヴァルサブロス、グレアドモス、ゼナセリスの22種。- リオレウスやリオレイア、バサルモスやグラビモス、ベルキュロスやドラギュロス、ゼナセリスは、
大きく息を吸ってから身体を前面に押し出すようにして咆哮する。
また、バサルモスやグラビモス、グレアドモスは、ハンター発見時や閃光玉による眩暈時には、
左右を眺め回すかのようにしながら重厚な雄叫びを放つ。
ベルキュロスなどは、怒り移行時には急降下大放電キックを行うため咆哮は行わないが、
唐突に放つ場合と、エリア移動からの着地時に放つ場合がある。
ほぼ常に空中を翔けるという特性上、ベルキュロスは空中でも放つことがあり、
MH3以降のリオレウスも空中で怒らせると、ホバリングしたまま咆哮を放つ。
岩竜や鎧竜、舞雷竜や冥雷竜の咆哮は高級耳栓でなければ防御できない。- モノブロスやディアブロスも、発見時に同様のモーションで威嚇を行うことがある。
ただし同じモーションで低く唸るだけであり、バインドボイスの効果は付随しない。
ただしMH4Gに登場する個体のみ、このモーションでバインドボイスを放つ。
- モノブロスやディアブロスも、発見時に同様のモーションで威嚇を行うことがある。
- 首を自在に伸ばすことができるフルフルは、やはり首を大きく伸ばしながら雄叫びを放つ。
高級耳栓を用意できない序盤ではかなり危険な技で、
身動きできないところに雷ブレスを浴びせられればあっという間にベースキャンプ送り。
MH4からは天井や壁に張り付きながら咆哮する姿も見せるようになった。
PVで披露していた行動でもあるので、印象に残っているプレイヤーは多いはず。
特異個体は翼を広げて天高く絶叫する技も持つが、
通常の咆哮が特大咆哮に強化されたのに対し、こちらはなぜか高級耳栓で防げてしまう。
辿異種のフルフルは超咆哮を放つようになっているのでさらに危険。 - モノブロスやディアブロス、ヴァルサブロスは、天を振り仰ぐかのように首を大きく動かし絶叫する。
登場ムービーでは必ずと言ってよいほど咆哮を行い、
実際、広い効果範囲は高級耳栓を持たないハンターにとって脅威となる。
判定時間も長く、MH3以前の仕様のディアブロスやモノブロスは緊急回避でも回避不可能である。
MHW以降はハンター発見時にもこのモーションで咆哮を放つようになった。
MHFのG級ディアブロスは咆哮とともに地中へ潜り、大急襲攻撃を仕掛けてくる技を持つが、
通常の咆哮が高級耳栓で防げるものであるのに対し、このときの咆哮だけ特大咆哮となっている。
ヴァルサブロスの場合はダメージつきの吹っ飛び効果の咆哮なので必ず回避すること。
激個体のディアブロスやその亜種は、気絶効果が付与された咆哮に変化しているので注意。
また二つ名モンスターの鏖魔ディアブロスは咆哮をキャンセルしながら高威力の突進を繰り出してくる。
そのため、基本的には高級耳栓がほぼ必須スキルである。 - エスピナスは、平時はハンターなど気にすることもなくのんびりしているが、
逆鱗に触れると、翼を広げて大音量の咆哮を合図に暴れ始める。
この咆哮は効果範囲が少々特殊で、エスピナスの周囲はもちろん、前方の帯状の範囲にも効果が及ぶ。
この範囲の地面からは砂埃が巻き上がるエフェクトが起こり、さらに咆哮と同時に風圧も発生する。
このような咆哮を持つモンスターは今のところエスピナスと、同種族とされるメラギナスしかいない。
エスピナスの辿異種もフルフルと同様に超咆哮を行い、角を破壊されると咆哮を放てなくなる。- ちなみに、メラギナスは咆哮の際に周囲の岩盤が砕ける。
しかし見た目に反し、なぜか攻撃判定はない。
- ちなみに、メラギナスは咆哮の際に周囲の岩盤が砕ける。
- グレンゼブルはハンターを発見した際はリオレウスなどと同じような咆哮を放つが、
上位以上にのみ存在する怒り状態となると、
周囲の天候が急激に荒れはじめ、角を勢いよく振り上げて天高く絶叫する。
振り上げる角にも攻撃判定があるため、頭付近にいるハンターは注意。 - UNKNOWNもハンターを発見した際はリオレイアと同様の咆哮を行うが、
特徴的なのはディアブロスのような動作で行う「オーラ咆哮」。
詳細はモンスター/UNKNOWNやゲーム用語/形態変化でも言及されているため割愛する。
リンク先を参照されたし。
なお、覇種UNKNOWNは第7形態移行時にオーラ咆哮ではなく、専用の咆哮を放つ。
両方の脚で地面を砕くほどの強烈な足踏みを行い、
周囲にドーム状の空気断裂を発生させるほどのバインドボイスを繰り出す。
この咆哮にバインドボイスとしての効果はないが、
音と音圧も限られた範囲で強烈になっているらしく、
受けると大ダメージと共にハンターは膝崩れやられとなってしまう。
当然、至天征伐戦に登場する個体も例外ではない。 - ゼルレウスの咆哮はUNKNOWNのオーラ咆哮と同じモーションで行ってくるが、
使用するのはハンターと対峙した最初の1回のみである。
ただし、剛種であっても放たれるのは特大咆哮なので、
超高級耳栓が無い場合は近づいても咆哮で立ち止まっているところを攻撃チャンスにはできない。
極み耀くゼルレウスは超咆哮を使用するが、コンボ技の始動として用いるため、
被弾した時点で続く打ち上げ→ピンポイント爆破への被弾が確定する。
- リオレウスやリオレイア、バサルモスやグラビモス、ベルキュロスやドラギュロス、ゼナセリスは、
原始的骨格型飛竜種 
- 具体的には前脚が歩行機能に特化しており、翼が完全発達していない飛竜種を指す。
ティガレックスやアカムトルム、ナルガクルガ、ウカムルバス、パリアプリア、ギギネブラ、ベリオロス、
デュラガウア、オディバトラス、ヒュジキキ、ミ・ル、ディオレックス、ポボルバルム、ボガバドルムが該当。
四足でしっかりと大地を捉えることにより、強烈なバインドボイスを放つ種が多い。- ハンターを発見した際のティガレックスや、ナルガクルガ、パリアプリア、ミ・ルは、
地面に這いつくばるような姿勢で咆哮を放つ。
MHFの特異個体ティガレックスの場合は「バインドウェーブ」という指向性を持った音圧を放つ技を持ち、
これを受けると微量のダメージとともに気絶してしまう。
また、覇種(渇喰)パリアプリアが放つものは落石を発生させる。 - 怒り移行時のティガレックスやディオレックス、覇種(渇喰)パリアプリア、パワー形態のミ・ルは、
前脚を強く踏み出し、上半身をもたげて全力の咆哮を放つ。
いずれも衝撃波となってハンターを弾き飛ばす威力を持ち、
覇種(渇喰)パリアプリアの場合はやはりフィールドの広範囲に落石を見舞う。
特異個体ティガレックスの場合は咆哮の範囲が超広範囲となり、
その場で噛み付きを2回繰り出した後、フェイントっぽく咆哮を放つことも。
ティガレックス亜種・希少種はドタバタ走り回った後に絶叫する「咆哮歩き」や、
その場で半身を引き、大きく息を吸う予備動作の後
周囲の水や砂埃を吹き飛ばし巻き上げる程の勢いで絶叫する「大咆哮」を繰り出す。
希少種や高レベルギルドクエストに登場する亜種は大咆哮の連発すら可能としており危険。
特殊個体である妖し化けるミ・ルは、パワー形態と全開放形態の際に
ハンターを握りしめて脱出不可能にし、7連パンチから音圧型のバインドボイスでトドメをさす技を持つ。 - アカムトルムやウカムルバス、オディバトラス、ポボルバルムは仁王立ちとなって放つ。
巨体から放たれる大音量の咆哮は当然の如くハンターを弾き飛ばし、
アカムトルムの場合は溶岩噴出、MHP3以降のウカムルバスの場合は落雪、
オディバトラスの場合は連続で襲い掛かる砂津波とともに、
地面から飛び出した無数の砂岩が放物線軌道を描いて降り注ぐ。
また、特異個体アカムトルムは前脚を踏みしめて特大咆哮とともにソニックブラストを放ち、
オディバトラスでのそれは超強力な一撃必殺威力の大爆発を引き起こす
(前者は厳密にはアカムトルムの通常個体から動作は存在するが、戦闘中に見る機会はほぼ無い)。 - ギギネブラやベリオロス、ヒュジキキは上体をもたげてバインドボイスを行う。
若干の違いはあってもギギネブラと後者2種でほとんど同じ動作のはずだが、
外見の気持ち悪さがギギネブラの放つ咆哮に一層の戦慄要素を加える。
ギギネブラ、ベリオロス共に、洞窟内では天井から氷柱を降らせる追加効果がある。 - デュラガウアは一際特殊な動作の咆哮を行う。
両前脚をそれぞれ1回ずつ地面へ叩き付けてから上半身を起こし、
大地を踏みしめてから頭を左から右へと曲げるようにしてバインドボイスを放つ。
動作にちょこちょこハンターを尻餅させる程度の攻撃判定があり、
スーパーアーマーに乏しいランスなどの武器種は妨害を受けやすい。
剛種クエスト以上のデュラガウアや特異個体では咆哮が冷気の衝撃波を伴い、
ハンターを弾き飛ばすとともに凍傷状態に陥らせる。 - ミ・ルは上で述べた2種類の咆哮に加え、
形態変化時にバックジャンプしてからダメージを伴う咆哮を放つ。
何度も何度も形態変化するという性質上、頻度が高いので注意。
また、形態ごとに行動速度が違うので、咆哮が放たれるタイミングも微妙に異なる点に注意。 - 極み襲うボガバドルムの超咆哮は他と異なり食らうと膝崩れやられを発症する。
ただし、無効化方法は従来の超咆哮と同じである。
- ハンターを発見した際のティガレックスや、ナルガクルガ、パリアプリア、ミ・ルは、
中間骨格型飛竜種 
- 地上時には原始的骨格型、飛行時にはワイバーン骨格型に近い動きをする飛竜種が該当する。
今のところセルレギオスのみが該当。- セルレギオスは翼を大きく広げて頭を震わすという、威嚇するようなポーズを取った状態で咆哮を放つ。
出が非常に早い上に割と範囲も広く、セルレギオスも素早く縦横無尽に動くモンスターなので危険かと思いきや、
MHXX以前はどのタイミングの咆哮も必ずハンターの方が先に硬直が解け反撃が確定するほどなので、
他の大型モンスターと2頭同時に相手にしている等でない限り、逆にサービス行動だった。
MH3以降のリオス種と同じく、空中で怒り状態に突入した場合は地上に降りずに滞空した状態で咆哮を行う。- MHR:Sからは咆哮の硬直時間が伸びたため、反撃するのはほぼ不可能になってしまった。
MHRiseからの共通の仕様で空中で咆哮を受けた際の隙も大きくなっているため、
以前よりも警戒が必要なアクションになっている。
- MHR:Sからは咆哮の硬直時間が伸びたため、反撃するのはほぼ不可能になってしまった。
- セルレギオスは翼を大きく広げて頭を震わすという、威嚇するようなポーズを取った状態で咆哮を放つ。
海竜種 
- バインドボイスを放つ海竜種はラギアクルス、アグナコトル、タマミツネ、
イソネミクニ、オロミドロ、クアルセプス、ポカラドン、辿異種バルラガルが該当する。- 首をもたげてから雄叫びを放つ。ラギアクルスの場合は水中でも咆哮できる。
アグナコトルは地中から上半身を出した状態で、オロミドロは上半身と尻尾を出した状態での咆哮も可能で、
イソネミクニは腹這い状態、背泳ぎ状態、とぐろ状態の3種類もの咆哮モーションを持つ。
また、アグナコトル亜種は咆哮で洞窟の氷柱を崩して落下させてくる。
ポカラドンは、両前足で拍手してから絶叫することで、ハンターを吹き飛ばすほどの咆哮を放つ。
辿異種バルラガルはいくつかの攻撃の前後に付随して超咆哮を放つ。
- 首をもたげてから雄叫びを放つ。ラギアクルスの場合は水中でも咆哮できる。
獣竜種 
- 現時点では、全ての獣竜種がそれぞれバインドボイスを放つ。
- ボルボロスや怒り移行時の(MH3Gではハンターを発見した)ブラキディオスは、
馬が蹄をかくような動作をしたのち、頭を持ち上げながら咆哮する。
その場からあまり動かないため、防護スキルがあれば攻撃チャンス。 - 巨大な「顎」を持つウラガンキンは、頭を持ち上げて咆哮してから、地面に顎を2回打ち付ける。
MH3とMHWでは攻撃判定が存在するため、近接武器を担ぐハンターには厄介な技である。- 当然ではあるが、乗り状態の咆哮でも顎を打ち付ける。
咆哮をスキル等で無効化しても顎攻撃は無効化出来ないため、
咆哮中または直後にザクザクしようとしたら顎打ち付けで乗りゲージを削られるので注意。
- 当然ではあるが、乗り状態の咆哮でも顎を打ち付ける。
- イビルジョーやドボルベルク、怒り移行時のブラキディオス、アビオルグ、ギアオルグは、
頭を大きく振り回すようにして天高く叫ぶバインドボイスを持つ。
高い位置まで頭が持ち上がってしまうため、この動作中は頭への攻撃が困難。- アビオルグやギアオルグは上記以外にも専用の咆哮があり、
息を吸ってから姿勢を低くするとともに、真空波を伴うバインドボイスを放つ。
強烈なエフェクトだが、幸いにもハンターを弾き飛ばしたりといった効果はない。
- アビオルグやギアオルグは上記以外にも専用の咆哮があり、
- ディノバルドは、後脚を踏ん張るように広げつつ頭を少し持ち上げてから咆哮する。
頭の位置があまり動かないため、ブシドーのジャスト回避後やブレイヴのイナシ後に頭へ反撃しやすい。
尻尾を擦り付ける動作もするため、運がよければ尻尾が赤熱化する。 - アンジャナフ、というかMHWorld以降の獣竜種はハンター発見時、その場で咆哮を放つ。
この咆哮、予備動作がほぼ皆無に等しいため、意識していなければまず避けられない。
また、アンジャナフやボルボロスは怒り時にも同様の咆哮を行うが、
ディノバルドやブラキディオス、イビルジョーは上記の怒り移行の咆哮を行う。 - ガスラバズラは、怒り状態への移行時に尻尾と腕を膨らませ、
一瞬間を置いて派手に砂煙を巻き上げつつ咆哮する。
咆哮のモーションはアビオルグなどと同じようなものだが、こちらには攻撃判定がある。
- ボルボロスや怒り移行時の(MH3Gではハンターを発見した)ブラキディオスは、
牙竜種 
- シリーズ初の牙竜種ジンオウガそしてその亜種及び二つ名の金雷公ジンオウガは、
ハンターを発見した際は咆哮ではなく周囲を見回す動作だが、
超帯電状態(龍光まとい状態)となり、さらに傷つけられて怒り状態となると、
後方へ跳び退いてから天を劈くかのように咆哮を放つ。
また超帯電状態(龍光まとい状態)でハンターを発見した場合も同様に咆哮する。
通常時は乗り攻防時のみバインドボイスを伴う咆哮を行い、それ以外の状況では一切使用しない。- バインドボイスを伴わない咆哮動作は多く、
虫を集める際には2回連続で(場合によっては1回)天に向かって咆哮し、
超帯電状態(龍光まとい状態)に移行する際も稲光を迸らせながら絶叫する。
ジンオウガの狼のような咆哮が耳に残っているプレイヤーは多いだろう。- MHW:Iで復活した際に咆哮関連のアクションにもテコ入れが入り
発見時にも咆哮を放つ様になった上、
遠吠えしながら超帯電状態へ移行する際の遠吠えにバインドボイスが伴う代わりに従来のダメージ判定が消失し、
怒り状態へ移行する際の咆哮も超帯電状態移行時の遠吠えと同様のものに入れ替わった。
尚MHRiseでもジンオウガが登場したが、こちらはグラフィックや鳴き声共々従来の物に戻されている。
- MHW:Iで復活した際に咆哮関連のアクションにもテコ入れが入り
- MHFに遷悠種として登場するジンオウガは
雷光虫を全方位にばら撒いてから吠えて周囲へ電撃を炸裂させる攻撃を持つが、
このときの咆哮には吹き飛ばし効果付きのダメージ判定がある。範囲は狭め。
- バインドボイスを伴わない咆哮動作は多く、
- MHWorldでは、従来作のドス鳥竜に近いポジションからエリアの主クラスまで幅広い牙竜種が登場。
咆哮もバリエーション豊かになった。- 今作のドス鳥竜ポジ代表とも言える賊竜ドスジャグラスはバインドボイスを使わない。
のちに配信されたイベントクエストの巨大個体のみバインドボイス大を放つ。
痺賊竜ドスギルオスは、部下モンスターのギルオスへの指示として、
喉元を広げる独特なモーションで咆哮するが、これもハンターを拘束する効果はない。
逆に部下のいない岩賊竜ドドガマルは、厳つい顎で堂々のバインドボイスを披露する。 - 飛雷竜トビカガチは素早いモーションでのバインドボイスの他、発電時などに、
ガラガラ蛇の鳴らす音や蛇の威嚇音が混ざったような独特の咆哮を上げる。 - 惨爪竜オドガロンは、風鳴りと遠吠えを合わせたような不気味な咆哮が印象的。
洋館の窓を破って飛び込んで来そうな見た目で、
頭と尻尾を弓なりに反らせて放つバインドボイスはちょっとしたホラーである。
- 今作のドス鳥竜ポジ代表とも言える賊竜ドスジャグラスはバインドボイスを使わない。
- MHRiseのメインモンスターであるマガイマガドもバインドボイスを放つ。
発見時や怒り移行のバインドボイスの他、
鬼火を纏う時に出始めに一瞬だけ拘束されるバインドボイスの後に、
自ら大爆発を起こしながらやや拘束時間の長くなったバインドボイスを放つ、と地味にバリエーションが豊か。 - MHR:Sで初登場したルナガロンは、四足歩行時・二足歩行時で
それぞれ異なる咆哮を放つ。
四足歩行時は少し揺れるような予備動作の後、天に向かって咆哮する。
氷を纏って二足歩行時になると、二足歩行で揺れながら天に向かって咆哮する。
二足歩行時、かつ怒り状態になると大きく息を吸い込んだ後、
拘束時間の長い咆哮を放つ。
両生種 
- テツカブラとザボアザギル、ヨツミワドウが該当。
- テツカブラとザボアザギルは前脚で地面を踏みしめ、天を仰ぎながら力いっぱい咆哮する。
イメージとしてはジンオウガの超帯電状態移行時のモーションに近い。
乗り状態の際も同様のモーションで咆哮するが、予備動作が少ないため序盤は脅威となる。 - ザボアザギルの場合は発見時以外の咆哮の後、そのまま氷の鎧を纏って形態変化する。
- ヨツミワドウは発見時や怒り移行で威嚇はしてもバインドボイスは発しないが、
砂利を飲み込んで腹を膨れさせた後にだけバインドボイスを放つ。
- テツカブラとザボアザギルは前脚で地面を踏みしめ、天を仰ぎながら力いっぱい咆哮する。
鋏角種 
- ヤツカダキが該当。
発見時や怒り移行時などに両爪を展開して掲げ、絞り出すようにバインドボイスを放つ。
アトラル・カという前例はいるものの、やはり虫がバインドボイスを放つ姿はインパクトが強い。
一瞬だけ両爪を持ち上げて威嚇した後、もう一度高く振り上げた際にバインドボイスを放つ。
蛇竜種 
- ガララアジャラは咆哮の際、背中などにある共鳴器官が振動して声を増幅させている。
鳴甲を地面にばらまくこともあり、この時は狭い範囲ながらも高級耳栓が必要な咆哮を伴って飛んでくる。
咆哮や共鳴器官の振動、衝撃波ブレスによってばらまいた鳴甲から音を鳴らし、
最後に破裂させて確定で気絶させるという危険な攻撃も行う。
また、範囲こそ狭いが共鳴器官を震わせて溜めを行い、前方を音圧で吹き飛ばす攻撃も行う。
- ガララアジャラ戦ではバインドボイスが発生する場面が非常に多く、
かなりの頻度で拘束される上、バインドボイス→気絶確定攻撃というコンボも存在するため、
耳栓スキルの採用が推奨される。
古龍種 
- 種族自体の定義があいまいなため、様々な骨格のモンスターが入り混じっており、
中にはバインドボイスを放たないという古龍種も存在する。
四足ドラゴン型古龍種 
- クシャルダオラやテオ・テスカトル、ナナ・テスカトリ、ヴァルハザク、イヴェルカーナ、ネロミェール、メル・ゼナ、
ルコディオラ、レビディオラ、ガルバダオラ、イナガミ、ハルドメルグ、ドゥレムディラ、トア・テスカトラ、
グァンゾルム、アルバトリオンが該当。
いわゆる「ドス古龍骨格」に当たる古龍種が属する。- MH2で初登場のクシャルダオラ、テスカト種は共通の咆哮動作。
後ろ足のみで立ち上がりながら絶叫し、姿勢を戻した勢いで龍風圧を放つ。
またMH4ではこれに合わせて風の鎧、龍炎を発揮するようになるほか、
テオ・テスカトルは空中で咆哮とともに超規模爆破を行う、その名も「スーパーノヴァ」という大技も有している。
「暴風圧」が初めてハンターを襲ったのは特異個体テオ・テスカトルのこの咆哮動作でもあるほか、
咆哮に併せて周囲の粉塵溜まりを一斉起爆する「起爆咆哮」という荒技も持つ。
また、特異個体クシャルダオラではハンターを上空へ舞い上げ、
さらに腐食やられ状態(防御DOWN)としてしまう危険な攻撃となっている。 - イナガミも上の"ドス古龍"にぱっと見は似たような動きで咆哮するが、
骨格がキリンベースであるためか若干異なる。
動作が早い上にフィールドのほぼ全域に効果が及ぶので、
耳栓スキルが発動していない歌姫ストーリーでのクエストでは開幕のバインドボイスに要注意。 - ルコディオラ、レビディオラは上記と同じモーションのほか、
首を曲げてから天に向かって絶叫するモーションが存在する。
この時、膨大な磁力を放っており、どちらも弾、矢はそれによって弾かれ、
さらにレビディオラの場合は周囲の地面から瓦礫を浮上させる。 - 天廊の番人ことドゥレムディラは、被弾するとダメージと共に吹っ飛び、
更に確定で気絶する咆哮を放つ。
ここで気絶すると続けて放たれる必殺のオーラ突進の回避が絶望的になるため、なんとしてでも避けたい。
第二区ではボディプレスによってハンターを打ち上げ、ダメージつきの咆哮でトドメを指す技を体得。
また、極み傲るドゥレムディラは一部の技の前後に超咆哮を使用する。 - グァンゾルムが第2形態以降に放つのは、前述のとおり超高級耳栓をも貫通する超咆哮。
そのあまりの音量にソニックブラストを更に高密度にした、
専用のウェーブエフェクトがそれである。後に登場した辿異種も使用する種族がいくつかある。
グァンゾルムの場合、超咆哮を発しながら歩行し、
倒れこんでいる隙にジャンピングプレスをかます際に用いる他怒り咆哮、
閃光カウンターの浮上準備咆哮の際も発する。
極み統べるグァンゾルムは遭遇した段階ですでに超咆哮を放つようになっておるだけでなく、
超咆哮でハンターを動けなくさせてから即死技である光の大爆発をお見舞いしてくるコンボがあるため、
辿異スキルで超高級耳栓を超咆哮にも対応できるように強化しておくと非常に心強い。 - アルバトリオンも御三家とほぼ同じモーションで突如上半身を擡げ天に向かって絶叫するが、
この際、咆哮の影響でフィールドの三ヶ所に噴火が発生する。
同じ骨格のディスフィロアも最果ての地を変貌させるムービーで見せるが、
実際に戦闘中に(ハンターに影響を与える)咆哮を繰り出すのは至天征伐戦のみである。
この時のモーションは別の物で、特大咆哮+周囲に炎の竜巻+氷塔が発生しており、
拘束されると被弾する危険性が生まれる。 - イヴェルカーナは、開幕時の咆哮・氷纏いMAX時の咆哮の二種類の咆哮を使い分ける。
なんとどちらも新規モーションとなっており、前者は前方へ威嚇するようなもの、
後者はアルバトリオンの龍雷モード移行のモーションを短縮したようなモーションと共に発せられる。 - メル・ゼナは、開幕時には2足で立ち上がり、翼を広げて前のめりになりながら吠えるという独特のモーションの咆哮を行う。
血氣活性状態になった際の咆哮は別のモーションであり、直立状態で翼を広げ、頭を高く持ち上げながら咆哮を行う。
この咆哮の直後には、高確率で瞬間移動ことダークロードブリスを行なってから攻撃をしてくるので、注意が必要である。
- MH2で初登場のクシャルダオラ、テスカト種は共通の咆哮動作。
黒龍型古龍種 
- ミラボレアス種並びにグラン・ミラオスが該当。
二足歩行時は頭を引いて息を吸い、突き出すようにして叫ぶ。
四足歩行時は突如頭をもたげ、天に向かって絶叫する。
旧作の黒龍のそれは効果範囲も狭く動作も遅かったため大した脅威ではなかったが、
MH4の黒龍&紅龍のそれは大幅パワーアップし、広範囲の上に硬直時間が長く、
怒り時ターボにより拘束されたら次の攻撃に被弾確定の場面が出てくるなどかなりの脅威。
グラン・ミラオスのものはかなりの広範囲に及ぶ上、咆哮と共に翼部から火炎弾が吹きだすので注意。
- グラン・ミラオスは四足歩行時に溜め大噴火に併せてバインドボイスを放ってくる。
効果時間も長く、拘束されると大量の火山弾の餌食になってしまうので、緊急回避が推奨される。
紅龍も四足歩行時の溜めメテオ時に同様のモーションで吼えるが、此方はバインドボイスの効果はない。
- また、MHFのG級に登場するミラボレアスはこの咆哮をトリガーとして様々な攻撃を放ってくる。
ハンターのステータス上昇効果(攻撃/防御力UP、クーラー/ホットドリンクなど)を解除する咆哮も持ち、
特に紅ミラボレアス戦ではクーラードリンクが必要な状況で耐暑効果を強制解除されるので危険。
誰が言ったかいてつくはどう
なおこの咆哮は有効時間が極めて長く、フレーム回避による対処はできない。
海竜種型古龍種 
マガラ骨格型古龍種 
- ゴア・マガラ、シャガルマガラ、ネルギガンテ、六脚歩行時のゴグマジオス、バルファルクが該当。
共通のモーションとして、うつむくように力を溜めた後、上を向いて咆哮する。
発見時や乗り状態中、怒り移行時(シャガルマガラ以外)に使用してくる。
- なお、バルファルク以外は他にも独自モーションで咆哮するパターンを持っている。
- ゴア・マガラは発見時・怒り移行時の他、狂竜ウイルスにより感知能力が高まる度に軽く頭を上げて咆哮する。
なお、狂竜化の一段階前まで感知能力が高まった際の咆哮はその段階専用のもので、発せられる声も異なる。
さらに狂竜化した際には翼脚を展開しつつ狂竜ウイルスを撒き散らしながら咆哮し、
エリア全体が薄暗くなる特殊演出がある。
MHFに遷悠種として登場したゴア・マガラは、周囲には特大咆哮、
さらに正面を薙ぎ払うようにソニックウェーブのようなエフェクトで超咆哮を放つようになっている。
辿異スキルで超高級耳栓を強化していない場合は正面に立たないようにしたい。 - シャガルマガラは怒り時に、上空に舞い上がって翼を大きく広げ、
狂竜ウイルスを広範囲に拡散させながら咆哮する。
光輝く翼を広げた姿は非常に神々しいと同時に、
その身体から大量に放たれる狂竜ウイルスによる禍々しさも感じられる。
他と違い高級耳栓を発動させても剣士は攻撃し放題にはならないものの、
咆哮が終わって降りてくるときは閃光玉で叩き落とすチャンスである。
MHFに登場した遷悠種シャガルマガラのG級個体は、超咆哮により拘束したハンターに対し、
ピンポイント地雷で追撃する行動も行う。 - ゴグマジオスは直立歩行時に乗り状態となった時、ミラボレアス種のように頭を振りながらの咆哮を放つ事がある。
- ゴア・マガラは発見時・怒り移行時の他、狂竜ウイルスにより感知能力が高まる度に軽く頭を上げて咆哮する。
その他 
- ジエン・モーランやダレン・モーランは上体を持ち上げつつ咆哮するが、
咆哮が終了する際に下ろされる上半身に攻撃判定がある。
高級耳栓を発動させていない場合、
位置取りによっては咆哮を喰らった時点で押しつぶされることが確定してしまうので注意が必要。
- ダラ・アマデュラは尻尾を激しく振り回しながら大口を開けて咆哮を放つ。
シリーズ最大級のスケールを誇るだけあって、その効果範囲はエリア全域に及び、
さらに咆哮と同時に無数のメテオを降り注がせる場合もある。
しかし見た目とは裏腹に効果、硬直の時間はともに非常に短く、咆哮自体の危険度は低め。
また判定も一瞬であり、素でのフレーム回避も可能なため思い切って狙ってみるのもいいだろう。
印象としては一瞬遅れて降ってくるメテオの前座に近い。
メテオは最初の一発は高確率でハンターを狙ってピンポイントで降ってくるため
硬直が解けたらすぐに回転回避等でその場を離れたい。
範囲の広さゆえかどの方向を向いていてもガードが可能なので、
ガード可能武器はスタミナに余裕があればガード推奨
(スタミナが減っている場合、追撃のメテオでスタミナを削り切られてしまう場合がある)。
- オストガロアは、ハンター発見時、怒り移行時、索餌形態⇔捕食形態移行後に咆哮を放つ。
索餌形態でも咆哮は本体の口から放たれるため、
「双頭の骸」なのに巨大外殻を中心にエフェクトが出ている事に疑問を抱いたプレイヤーもいただろう。
怒り状態への移行時には咆哮と共にオストガロアの青い斑点が赤く変色、
同時にフィールド全体が発光し、地平の先までが青白く染まり、
ベースキャンプから見える景色さえ変わってしまう。
- ケオアルボルは、ティガレックスの大咆哮と同じものと、アカムトルムと同じものの2種類の咆哮モーションを持つ。
また、それ以外の攻撃に絡める形で咆哮を併用してくることもある。
- エルゼリオンは骨格が同じであるジンオウガと同様に咆哮を行う。
また極み灼き凍るエルゼリオンはとある攻撃の予備動作として超咆哮を行い、食らうと即死が確定する。
それなりの頻度で行ってくるため、なんらかの対策は必須である。
- イブシマキヒコとナルハタタヒメ(百竜ノ淵源ナルハタタヒメ)は海竜種と似た骨格を持っているが、
空中で一回転したのち咆哮しながら逆さまになるという独自モーションを持つ。
咆哮後は咆哮する前の体勢と同じになる。
分類不明 
- ミ・ルは飛竜種で、ゴア・マガラとドゥレムディラは古龍種で言及。
- ラヴィエンテの場合は大きく息を吸ってから全力で叫ぶという単純なバインドボイスだが、
効果範囲はやはりフィールド全域、さらにエリアのそこここに無数の岩盤隆起を引き起こす。
さらに、全モンスター中でも唯一、ガード性能+2がなければガード不可能という珍しい性質を持つ
(ただし凄腕級以降の環境で咆哮をガードする必要のある場面などほぼないため、
実質これが厄介となりうるのはHR2から挑める通常種のみである)。- 大討伐のフェイズ9、火山の決戦では咆哮を放って巨大な火山弾の雨を降らせる技もあるが、
距離が遠すぎるのでバインドボイス自体には気にしなくてもよい。 - また、G級のラヴィエンテ猛狂期の場合は、バインドボイスを放つと
上空からハンター全員に向けてピンポイントで超巨大な釘の如き岩が落下してくる。
この岩、落下の衝撃のみならず地面に突き刺さってから三度にわたって周囲に爆発を放つ性質があり、
ハンター全員を狙うこともあって行動範囲を大幅に制限してくるので、
咆哮を予備動作を確認した際は一度パーティーの陣形を密集させておくなど、工夫が必要になるだろう。
- 大討伐のフェイズ9、火山の決戦では咆哮を放って巨大な火山弾の雨を降らせる技もあるが、
関連項目 
スキル/聴覚保護 - 咆哮を無効化する「耳栓」が発動可能であるスキル系統
アクション/カウンター咆哮
アクション/大咆哮
アクション/風圧
アクション/水流
アクション/震動
BGM/森丘戦闘BGM - 曲名が『咆哮』