粘着

Last-modified: 2021-10-17 (日) 05:02:40

悪質なチムプ(チームプレイ)のひとつ。
その名の通り、特定の一人の相手にのみしつこくガリ、ブロック等を繰り返す行為。
車体だけで行うものや、ペナガリを合わせたペナガリ粘着等いくつか種類がある。

 

2人対戦ならそれだけで済むが、3人以上の対戦になると粘着を繰り返しているうちに上位とのアドバンテージがどんどん増えていき、追い付くのが困難になる。(数百メートルからひどい場合だと1km以上離されることもある。)粘着をする人は標的とした人に嫌がらせをする事が目的で、レースで勝つ事は目的外である。こうなってしまうとされた側が勝利する可能性は絶望的となる。残り数キロで、した側が粘着をやめて真面目に走ったとしても、トップに追いつくまではブーストが、粘着した側とされた側の両者に同じくらいかかるため順位の変動は見込めない。トップに追いつかないまでも粘着した側の前に出られればマシな方だと思われる。

 

店舗によっては、マナーが悪いと制裁と称して粘着の標的にされる事もある。だからといって、粘着をしていい理由にはならない。むしろ粘着もマナー違反である。
悪質なパターンだと、特にマナーが悪くなくても何となく気に入らない等で常連でない遠征者に対して粘着を行い、追い出すということもある。

 

大手動画アップロードサイトにも「ネタ」動画として粘着されている動画がある。この手の動画は身内でやっているか、相手への了承を事前に取っている

 

身内対戦で楽しんだりふざけたりするならまだしも、上記のパターンはこれを逸脱する行為であるので絶対にやめましょう!

 

また、分身対戦において、リターンが見込めない格下の相手やリターンしてこない相手などに執拗に何度も挑むことも嫌がられる粘着行為である。なお、同一店内での分身対戦の場合、別な車で挑んだとしても相手がプレーヤーを覚えている場合は粘着と捉えられることもある。
ただし元々サンドバッグ分身用に作られていたもので、相手の了承を得ているなら問題無い場合もある。

 

余談だが昨今は粘着と似たような例として、実車でもあおり運転やあおった末に進路を塞ぐといった行為が社会問題となっている。当然だが、深刻かつ重大な事故を引き起こしかねない危険運転である。飲酒運転同様厳罰化されており、一発で免許取り消しとなる。死亡事故に繋がったり、あおられた側がドラレコ撮影および動画公開したりする事で一生取り返しがつかなくなるので絶対にやらないように!!